JPH11136436A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JPH11136436A
JPH11136436A JP9314433A JP31443397A JPH11136436A JP H11136436 A JPH11136436 A JP H11136436A JP 9314433 A JP9314433 A JP 9314433A JP 31443397 A JP31443397 A JP 31443397A JP H11136436 A JPH11136436 A JP H11136436A
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JP
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sheet
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JP9314433A
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Masaaki Saito
雅昭 齋藤
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シート原稿をガイドする透明シート部材の
傷、汚れによらず良好な画像を得る。 【解決手段】 スクレーパシート153の画像読取位置
部分に傷、汚れが生じると、そのスクレーパシート15
3を移動させて回転軸172に巻き取ると共に、回転軸
171からスクレーパシート153を引き出し、新しい
部分を画像読取位置に配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はファクシミリ装置、
複写機等に用いられる画像読取装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像読取装置としては、
例えばファクシミリ装置、複写機等に用いられるものが
あり、図10、図11に示されるようなものがある。
【0003】原稿台は固定タイプであり、読取系を固定
してその上面を読取スピードと同期させた速度でシート
原稿を搬送しながら読取る第1のモードと、原稿台ガラ
ス上に直接シート原稿を積載し、読取部を走査して読取
を行う第2のモードと、を持っている。
【0004】第1のモードにおいて、図10のように、
原稿台ガラスよりシート原稿を剥離するために剥離シー
トJが読取部Rから少しはずれたところに圧接されてい
るが、シート原稿先端がここに乗り上げて原稿台ガラス
から離れる時にシート原稿が引っかかり、ジャムが発生
したり、不送りとなったり、シート原稿に負荷がかか
り、ズレ、撓み、しわ、画像ぶれ等が発生し易い。
【0005】そこで、図11のように剥離シートTを読
取位置上流部に渡って反対側まで渡し、剥離シートTを
透明にした透明シート部材による構成がある。
【0006】また、シート原稿を原稿台ガラスと透明シ
ート部材Tに密着或は接近して、画像の焦点ボケを防止
するための押え手段Kが読取位置の真上に設けられてい
る。
【0007】また、透明シート部材Tは固定ボスFで固
定されて画像の焦点ボケがなく、シートの剥離は良好に
行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、画像読
取位置Rで透明シート部材Tは押え手段Kやシート原稿
に擦れて傷、汚れが発生する。
【0009】シート原稿は透明シート部材を通して読取
を行うため、透明シート部材の傷、汚れが画像に影響を
与え、画像不良が発生する。
【0010】本発明は上記の従来技術の課題を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、透明
シート部材の傷、汚れが画像へ影響することを防ぐ信頼
性に優れた画像読取装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、シート原稿を原稿台ガラス上の画
像読取位置に搬送させるシート原稿自動供給装置と、シ
ート原稿の画像を画像読取位置で読取る画像読取手段
と、画像読取位置で原稿台ガラスと搬送されるシート原
稿との間に介在してシート原稿をガイドする透明シート
部材と、を備えた画像読取装置において、前記透明シー
ト部材を移動する移動手段を備え、前記透明シート部材
の画像読取位置に対応する部分を移動させることを特徴
とする。
【0012】従って、発明によれば、透明シート部材の
画像読取位置に対応する部分に傷、汚れが発生すると、
透明シート部材を移動させて画像読取位置に対応する部
分を新しくすることができる。
【0013】前記透明シート部材は回転軸にロール巻に
巻回され、該回転軸の回転により送り出されることが好
ましい。
【0014】これにより、透明シート部材の新しい部分
が画像読取位置に対応することができる。
【0015】シート原稿の搬送枚数を検知するシート原
稿搬送枚数検知手段を備え、該シート原稿搬送枚数検知
手段により所定の搬送枚数を検知すると前記移動手段に
より前記透明シート部材を移動する制御を行うことが好
ましい。
【0016】これにより、透明シート部材の傷、汚れが
画像へ影響するまでは透明シート部材を移動させないこ
とができる。
【0017】前記透明シート部材の量を表示する表示手
段を設けたことが好ましい。
【0018】これにより、シート原稿搬送枚数検知手段
が検知する搬送枚数により前記透明シート部材の残量が
分かるので、透明シート部材の残量が表示できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載が
ないかぎりは、この発明の範囲をそれらのみに限定する
趣旨のものではない。
【0020】(第1の実施の形態)図1〜図8に第1の
実施の形態を示す。図1は画像読取位置付近の断面図、
図2は画像読取系の正面からの断面図である。図3は画
像形成装置装置全体の正面図(画像読取系は断面図)、
図4は左側図(画像記録系は断面図)、図5は外観イメ
ージ斜視図である。
【0021】まず、図2〜図5を用いて本発明の画像読
取装置を適用する第1の実施の形態について、画像形成
装置としてファクシミリ装置を用いて説明する。
【0022】101は画像形成装置、102はシート原
稿Sを複数枚積載することができるように構成された原
稿載置台、103はシート原稿Sの画像情報を読取る画
像読取装置、104はレーザービームプリンタからなる
記録装置本体、105は表示手段としての表示部105
xと入力キー等により構成される操作部、106はシー
ト原稿搬送部、107は押え手段としての白ローラ、1
08は密着型イメージセンサ、109はシート原稿排出
トレイ部である。
【0023】110はレーザースキャナ、111は画像
形成部、112はカセット供給部、113は画像形成装
置101の上面カバーに記録シートPを複数枚積載する
ことができるように構成された記録シート排出部、11
4はカートリッジカバー、115はADF(オートドキ
ュメントフィーダ)カバー、116は外シート原稿ガイ
ド、117は原稿台ガラス、118は内シート原稿ガイ
ド、119は画像読取装置103と記録装置本体104
との仕切部、120はファクシミリ装置の制御部、12
1はシート搬送部、123は排出カバーである。
【0024】原稿台は固定タイプであり、読取系を固定
してその上面を読取スピードと同期させた速度でシート
原稿Sをシート原稿搬送部で搬送しながら読取る第1の
モードと、原稿台ガラス上に直接シート原稿あるいはブ
ック原稿を載置し、ブックスキャナ部の読取部を走査し
て読取を行う第2のモード、をもっている。
【0025】画像読取装置103の第2のモードにおい
ては、イメージセンサ108をキャリッジ161により
移動して原稿ガラス上のシート原稿あるいはブック原稿
を読取る。
【0026】記録装置本体104は、制御部120から
出力される画像信号に基づいてレーザースキャナ110
のレーザービーム発振器110aから変調信号を射出
し、この変調ビームをポリゴンミラー110bによって
画像形成部111の感光体ドラム111aに走査光を照
射して、感光体ドラム111a表面に画像情報を形成
し、カセット供給部112から画像形成部111に給送
された記録シートPに画像情報を転写して定着した後、
記録シート排出部113に排出するように構成されてい
る。
【0027】感光体ドラム111aは1次帯電器111
bと現像ローラ111cとクリーニングブレード111
dと共に記録カートリッジ111e内に一体に組込まれ
ていて、装置本体101に対して着脱自在に構成されて
いる。
【0028】そして感光体ドラム111aの表面は1次
帯電器111bにより均一に帯電され、表面にポリゴン
ミラー110bから走査光が折り返しミラー110cで
反射して照射されると潜像が形成され、潜像が現像ロー
ラ111cから供給されるトナーによって顕像化される
ようになっている。
【0029】画像形成部111の感光体ドラム111a
部には転写帯電器111Fが配置され、また感光体ドラ
ム111aよりも下流側のシート搬送経路に熱定着器1
11g、排出ローラ111hが配置されている。
【0030】記録シートPは転写帯電器111fで感光
体ドラム111a表面に形成されたトナー像を転写され
た後、記録シート搬送部121に沿って搬送され、熱定
着器111gでトナー像を定着されて、排出ローラ11
1hにより記録シート排出部113に排出されるように
なっている。
【0031】記録シート搬送ガイド121aは、中央部
に搬送ベルト121b,121cをV字型に有してお
り、感光体ドラム111aの下流から熱定着器111g
までの記録シート搬送を補助し、かつ、感光体ドラム1
11aと熱定着器111gの搬送経路長よりも短い記録
シートPもトナー画像を乱すことなく搬送可能としてい
る。
【0032】カセット供給部112は、装置本体101
の底部に配設されている。
【0033】供給カセット112aに積載された記録シ
ートPは中板112eが中板バネ112fによって上方
に付勢され、半円状の給送ローラ112bと、一対の図
示せぬ分離爪112dによって1枚ずつ分離して(爪分
離方式)、この分離された記録シートPをカセット搬送
ローラ対112cにより搬送し、装置本体の骨格をなす
本体フレームの一部で構成される記録シート搬送内ガイ
ド124cとフロントカバー122に配置されたカバー
側Uターンガイド124dと、装置本体1に配置された
本体側Uターンガイド124eによって反転される。
【0034】さらに給送中の記録シートPはレジストセ
ンサ121fにより先端位置を検知され、感光体ドラム
101aに形成されたトナー像の先端と記録シートPの
先端が一致するように供給、画像出力タイミングを合わ
された後、転写帯電器111fと感光体ドラム111a
との間に搬送される。
【0035】記録シートPはシートサイズに合わせて移
動可能に装着された記録シート規制板112dによって
側端面、後端面を規制され斜行や不送りが発生しないよ
うになっている。
【0036】画像は供給カセット112aに積載された
記録シートPの下面側に記録される。
【0037】また、記録シートPのサイズや有無は図示
せぬカセットセンサ124により検知される。
【0038】カセット112aは記録シート積載可能枚
数は約250枚であり、装置本体101に対して前面方
向(図4では右方向)に引き出されるように構成されて
いる(フロントローディング方式)。
【0039】また、積載可能な記録シートサイズはA3
縦、A4横、A4縦、A5横、B4縦、B5横、LDR
縦、LTR横、LGL縦、LTR縦の10種類である。
【0040】フロントカバーを外し、MP(マルチペー
パー)トレイ125を付けることにより供給可能なシー
トサイズにハガキや、名刺を加えることもできる。
【0041】MPトレイ125の積載可能枚数は、約1
00枚である。
【0042】また、カセット供給部112とカセット供
給部112と同様の構成をもつ2〜4段目カセット供給
部113はそれぞれオプションとして分離、結合可能に
なっており、装置全体の記録シート積載可能枚数は約3
50枚から約1100枚まで可変することが可能になっ
ている。
【0043】装置本体101にはカートリッジカバー1
14が開閉可能に設けられていて、カートリッジカバー
114を開くことによって記録カートリッジ111eを
装置本体101の外に引出して交換できるようになって
いる。
【0044】また、カートリッジカバー114にはイン
ターロック機構が備わっており、カートリッジカバー1
14が開いているか、記録カートリッジ111eが装置
本体101にセットされていない場合は記録装置本体1
04が動作しないようになっている。
【0045】また、記録カートリッジ111eに設けた
ドラム感光防止シャッター111iは記録カートリッジ
111eの装置本体101へのセットと連動するように
なっており、カートリッジカバー114を開いて記録カ
ートリッジ111eを装置本体101へセットした時シ
ャッター111iが開き、記録カートリッジ111eを
装置本体101から取り出した時にシャッター111i
が閉じることで感光体ドラム111aの不必要な感光を
防止するようになっている。
【0046】また記録中にジャムが発生した場合、カー
トリッジカバー114、フロントカバー122、排出カ
バー123、のいずれかを開けることによって内部に滞
留している記録シートPを取り出すことができるように
なっている。
【0047】仕切部119は画像読取装置103と記録
装置本体104を分離するダクトとなっており、ここに
図示しないファンによって空気を流すことによって記録
装置本体104から発生した熱により画像読取装置10
3が悪影響を受けたり、記録シートPから蒸散した水蒸
気が結露して記録シートP上に滴下することを防いでい
る。
【0048】密着型イメージセンサ108は光源として
のLEDアレイからシート原稿Sの画像情報面に光を照
射し、画像情報面を反射した反射光をセルフォックレン
ズ(商標)でセンサ素子に結像して画像情報を読取るも
のである。
【0049】図6により第1の実施の形態に係るファク
シミリ装置の制御系300のブロック図の例を説明す
る。
【0050】読取部、記録部、操作部、通信制御部、L
CD(表示部)、スピーカ、CPU(中央演算処理回
路)、MPU、RAM、ROM、画像処理部で構成され
る。
【0051】301はファクシミリ装置全体を制御する
CPUであり、MPU311、MPU311の制御プロ
グラム等を格納するROM312、各種データ処理のワ
ークエリアや画像情報の一時的記憶部として使用される
RAM313、画像の変倍、解像度変換等を行う画像処
理部314等により構成されている。
【0052】また、CPU301には公知の構成からな
るカレンダ、時計機能などが備えられ、RAM313の
うちワンタッチキー宛先情報、ソフトウェアスイッチ情
報等の重要なシステム設定情報を格納する領域はバッテ
リーバックアップによって停電等の不慮の障害から保護
されている。
【0053】ファクシミリ装置の制御系は上述のCPU
301と以下の各要素302〜310をインタフェース
を通じて結合した構成をとるものである。
【0054】読取部304は、読取モータ等の駆動部3
21、画像の読取を行う読取センサ322、読取った画
像のシェーディングや2値化を行う画像処理部323、
原稿検知等を行う各種センサ324等からなる。
【0055】記録部305は記録モータ等の駆動部32
5、レーザースキャナや電子写真プロセスの制御等を行
う記録ユニット326、記録する画像のスムージング等
を行う画像処理部327、記録紙等の検知を行う各種セ
ンサ328からなる。
【0056】発呼、着呼、画像データの符号化等を行う
通信制御部306はMODEM、NCU等からなる接続
部329を持ち、接続部329には通信網307、ハン
ドセット308が接続される。
【0057】CPU外部インタフェース309はCPU
301から直接データの送受信を行うインタフェースで
あり、例えばRS232C、SCSI、LAN等の回線
を通じて装置外部のコンピュータと接続することで装置
を外部のコンピュータのスキャナプリンタ等として使用
する。
【0058】HDD310は大容量の不揮発性メモリと
して画像情報等の保存に使用される。
【0059】ここで、第1の実施の形態に係る画像読取
装置について説明する。
【0060】図2において、Sはシート原稿であり、1
03aはシート原稿搬送部、102はシート原稿Sを載
置する原稿載置台、102cはシート原稿Sを上下動し
て分離ローラに押圧するリフタ(シート押圧板)で、1
02dで回転自在に支持されている。
【0061】102eはリフタ102cを上方向に押圧
するリフタバネ(シート押圧バネ)、106bはシート
原稿Sを搬送して1枚ずつ分離する分離ローラである。
【0062】106aは分離ローラ106bに対向、接
触して配置される分離パッド、15は分離パッド106
aを保持する分離パッドホルダで、15aで回転自在に
支持されている。
【0063】また、15cはシート原稿Sセット時にシ
ート原稿S先端の位置を規制するシート原稿先端ストッ
パ部となっている。
【0064】7は分離パッド106aを分離パッドホル
ダ15ごと分離ローラ106bに対して押圧する分離バ
ネ、106dは分離ローラ106bと分離パッド106
aとで形成される分離部で分離された一枚のシート原稿
Sをこれよりシート原稿搬送方向下流へと搬送する搬送
ローラ、106cは搬送ローラと共同してシート原稿を
挟み搬送する搬送コロである。
【0065】118はシート原稿Sの搬送をガイドする
内シート原稿ガイド、116はシート原稿Sの搬送をガ
イドする外シート原稿ガイド、内シート原稿ガイド11
8と外シート原稿ガイド116でシート原稿Sを反転さ
せる反転パスを形成している。
【0066】106fは給送ローラ、106eは給送ロ
ーラ106fと共同してシート原稿Sを挟み給送する給
送コロ、108は画像を読取る読取り手段としてのイメ
ージセンサ、117は原稿台ガラス、153は移動する
シート原稿Sをガイドする透明シート部材としてのスク
レーパシート、スクレーパシート153はこれを通して
画像を読取るため、透明な部材で作られている。
【0067】107はシート原稿Sを原稿台ガラス11
7とスクレーパシート153に密着あるいは近接させる
白ローラ、154はブック原稿を押圧する押圧白地シー
ト、102aはシート原稿Sの幅方向の位置を規制する
スライダ、106hは排出ローラ、106gは排出ロー
ラ106hと協働してシート原稿Sを挟み排出する排出
コロ、109は排出トレイ部である。
【0068】また、21はシート原稿Sの有無とシート
原稿Sの幅を検知するセンサDS、22,23はシート
原稿Sの幅を検知するセンサDWSであり、シート原稿
Sのサイズに応じて2つ取り付けられ、24はシート原
稿Sの長さを検知するDLSである。
【0069】25はシート原稿Sの先端および後端を検
知するシート原稿搬送枚数検知手段としてのセンサDE
Sである。
【0070】26は圧板の開閉を検知するセンサBCV
Sである。
【0071】161はイメージセンサを移動するキャリ
ッジである。
【0072】画像読取装置103は、シート原稿搬送部
103aとブックスキャナ部103bで構成される。
【0073】シート原稿搬送部103aは、ブックスキ
ャナ部103bと開閉自在になっている。
【0074】以下に上記構成の画像読取装置の動作を図
1を用いて説明する。
【0075】原稿台は固定タイプであり、読取系を固定
してその上面を読取スピードと同期させた速度でシート
原稿Sをシート搬送部で搬送しながら読取る第1のモー
ドと、原稿台ガラス上に直接シート原稿あるいはブック
原稿を載置し、ブックスキャナ部の読取部を走査して読
取を行う第2のモード、をもっている。
【0076】第1のモードにおいて、シート原稿自動供
給装置は原稿載置台102上に積載したシート原稿Sを
分離パッド106aと圧接した分離ローラ106bで1
枚ずつ分離し、押圧バネにより押圧された搬送コロ10
6cと圧接した搬送ローラ106dにより、外シート原
稿ガイド116と内シート原稿ガイド118の一部で構
成されるシート原稿反転パスを搬送する。
【0077】さらに押圧バネにより押圧された給送コロ
106eと圧接した給送ローラ106f等で読取位置に
搬送し、白ローラ107で、シート原稿Sを原稿台ガラ
ス117とスクレーパシート153に密着あるいは近接
させつつシート原稿Sの画像情報をイメージセンサ10
8で読取る。
【0078】この時、イメージセンサ108はキャリッ
ジ161によって読取位置に移動されている。
【0079】その後、スクレーパシート153でシート
原稿Sを原稿台ガラスからすくい上げ、シート原稿Sを
押圧バネにより押圧された排出コロ106gと圧接した
排出ローラ106hによってシート原稿排出トレイ10
9に排出するようになっている。
【0080】この間、シート原稿Sは外シート原稿ガイ
ド116と内シート原稿ガイド118によりガイドされ
る。
【0081】原稿載置台102にはシート原稿Sの搬送
方向と直角方向(シート原稿Sの幅方向)にスライド可
能なスライダ102aが設けられていて、前記スライダ
102aによって原稿載置台102上に積載されたシー
ト原稿Sの両サイドを揃えることが出来るようになって
いる。
【0082】また、シート原稿Sが長尺シートの場合は
延長原稿トレイ102bを開くことによってシート原稿
Sの後端部が原稿載置台102からはみ出して垂れ下が
ることを防止することができる。
【0083】また、シート原稿Sの幅と長さをDS21
とDWS22,23とDLS24により検知して、シー
ト原稿Sのサイズを検知している。
【0084】ここで図1のように、シート原稿Sは矢印
S1,S2の方向に搬送される。
【0085】また、原稿台ガラス117よりシート原稿
Sをガイドするためにスクレーパシート153が読取位
置上流側から反対側まで渡した構成となっている。
【0086】また、シート原稿Sを原稿台ガラス117
とスクレーパシート153に密着あるいは近接して、シ
ート原稿Sの画像の焦点ボケを防止するための白ローラ
107が読取位置の真上部に設けられている。
【0087】このような構成では、スクレーパシート1
53が上流〜下流まで渡っているため、シート原稿Sの
原稿台ガラス117に接することはなく、白ローラ10
7により、シート原稿Sは原稿台ガラス117とスクレ
ーパシート153に密着あるいは近接されているため、
画像の焦点ボケがない。
【0088】ここで、画像読取位置では、スクレーパシ
ート153は白ローラ107やシート原稿Sにこすれて
傷、汚れが発生する。
【0089】スクレーパシートの傷、汚れはシート原稿
Sが挿通されればされるほどひどくなり、そのうち画像
に影響するようになる。
【0090】従って、スクレーパシート153に画像に
影響するような傷、汚れが発生しているかどうかは搬送
枚数により予測することができる。
【0091】DES25は、シート原稿Sの先端および
後端を検知するセンサであるが、これにより、シート原
稿Sの搬送枚数を検知する事ができる。
【0092】スクレーパシート153は回転軸171、
回転軸172に巻かれていて移動可能となっている。
【0093】図7に本発明の特徴的なスクレーパシート
153の動きを示す。
【0094】移動手段としては、回転軸171と回転軸
172に図示しない駆動モータから図示しない駆動系に
より矢印Q1、Q2方向に回転するように駆動が伝達さ
れる。
【0095】従って、スクレーパシート153は矢印Q
3方向に移動する。
【0096】これにより、図7(a)に示すスクレーパ
シート153の傷、汚れが発生した部分Xは、読取位置
RPから移動して図7(b)に示すように読取位置RP
では傷、汚れのない部分となる。
【0097】スクレーパシート153に画像に影響する
ような傷、汚れが発生する搬送枚数になった場合に移動
を行うことにより、白ローラ107の真下で発生した
傷、汚れを移動し、画像読取位置にスクレーパシート1
53の傷、汚れがない部分とすることができる。
【0098】これにより、スクレーパシート153の
傷、汚れが画像に影響しないようになり、良好な画像を
得ることができる。
【0099】さらに、スクレーパシート153に画像に
影響するような傷、汚れが発生する搬送枚数になった場
合に移動を行い、それ以外では移動を行わないこととす
ることで、スクレーパシート153の消耗量を少なくす
ることができる。
【0100】図8にスクレーパシート153の移動/移
動しないの制御のフローチャート図を示す。
【0101】通常は移動動作を行わず、シート原稿Sの
通紙枚数がある一定値(ここでは5千枚毎)になると、
スクレーパシート153は移動動作を行う(STEP
1)。
【0102】シート原稿Sの通紙枚数がある一定値(こ
こでは9万枚と9万5千)になると、表示部105xに
はスクレーパシート153の残り量(ここでは「残り1
万枚分」または「残り5千枚分」)を表示する(STE
P2)。
【0103】実験によると約5千枚のシート原稿Sが挿
通されるとスクレーパシートの傷、汚れが画像に影響す
る。
【0104】従って、本実施の形態では、5千枚で移動
するようにしている。
【0105】尚、この値はスクレーパシートの材質、表
面処理等により変化する。
【0106】また、第1の実施の形態では、スクレーパ
シートの容量を約10万枚としており、9万と9万5千
枚で残り量の表示を行っている。
【0107】また、シート原稿Sの搬送枚数を検知する
手段(DES25)を設け、スクレーパシート153に
画像に影響するような傷、汚れが発生する搬送枚数にな
った場合に移動を行い、それ以外では移動を行わないよ
うにして、スクレーパシート153の消耗量を少なくす
る。
【0108】消耗量を少なくすることにより、ランニン
グコストを低くし、交換回数を減らすことでサービス
性、メンテナンス性を向上する。
【0109】このように、シート原稿Sの搬送枚数に応
じてスクレーパシート153の移動/移動しないの制御
を行うことにより、画像ボケ、搬送不良等がなく、且
つ、良好な画像を得ることができ、さらに、ランニング
コストが低く、サービス性、メンテナンス性が良くする
事ができる。
【0110】更にまた、スクレーパシート153はシー
ト原稿Sの搬送枚数により移動/移動しないを制御して
いるので、スクレーパシート153の消耗量はシート原
稿Sの搬送枚数により決まってくる。
【0111】シート原稿Sの搬送枚数が一定の値による
とスクレーパシート153が消耗したことがわかり、操
作部105に表示部105xを設け、表示部に、スクレ
ーパシート153の交換時期を表示する。
【0112】交換時期を表示することにより、サービス
性、メンテナンス性をさらに向上することができ、これ
により、画像ボケ、搬送不良等がなく、且つ、良好な画
像を得ることができ、また、ランニングコストが低くで
き、さらにサービス性、メンテナンス性を良くする事が
できる。
【0113】(第2の実施の形態)図9に第2の実施の
形態を示す。図9は画像読取装置の画像読取位置付近を
示してある。
【0114】ここで第1の実施の形態との違いは、シー
ト原稿Sの画像の焦点ボケを防止するための回転体とし
て白コロ190が読取位置の真上部に設けられ、また、
回転軸172がなく、下流側は拘束されていない。
【0115】その他の構成に付いては第1の実施の形態
と同様であるので同じ符号を付して説明を省く。
【0116】回転体171は搬送ローラ106dが回転
すると矢印Q4方向に回転するように図示しない駆動系
で駆動伝達されている。
【0117】ただし、スクレーパシート153の移動量
は通紙枚数が1千枚で0.5mm移動するように構成さ
れている。
【0118】つまり、10万枚通紙すると50mm下流
側に伸びることとなる。
【0119】以上により、スクレーパシート153を移
動する手段により、スクレーパシート153を移動する
ことにより、白コロ190の真下で発生した傷、汚れも
移動し、画像読取位置では第1の実施の形態と同様にス
クレーパシート153の傷、汚れがない部分となり、ス
クレーパシート153の傷、汚れが画像に影響しないよ
うになり、画像ボケ、搬送不良等がなく、且つ、良好な
画像を得ることができる。
【0120】また、シート原稿Sの画像の焦点ボケを防
止するために、第1の実施の形態では白ローラ、第2の
実施の形態では白コロで構成したが、回転体であれば、
その材質、形態、表面処理などを限定するものではな
い。
【0121】また、透明シート部材の移動手段も回転軸
で構成したが、これを限定するものではない。
【0122】
【発明の効果】本発明は、透明シート部材を移動する移
動手段を備え、透明シート部材の画像読取位置に対応す
る部分を移動させれば、透明シート部材の画像読取位置
に対応する部分に傷、汚れが発生すると、透明シート部
材を移動させて画像読取位置に対応する部分を新しくす
ることができ、透明シート部材の傷、汚れが画像へ影響
することを防ぎ、画像ボケ、搬送不良等がなく、且つ、
良好な画像を得て、信頼性に優れることができる。
【0123】前記透明シート部材は回転軸にロール巻に
巻回され、回転軸の回転で送り出されることで、透明シ
ート部材の新しい部分が画像読取位置に対応し、透明シ
ート部材の傷、汚れが画像へ影響することを防ぎ、画像
ボケ、搬送不良等がなく、且つ、良好な画像を得ること
ができる。
【0124】シート原稿の搬送枚数を検知するシート原
稿搬送枚数検知手段を備え、所定の搬送枚数を検知する
と移動手段により透明シート部材を移動する制御を行う
と、傷、汚れが画像へ影響するまでは透明シート部材を
移動させないことで、透明シート部材の消費量を少なく
でき、ランニングコストを低くし、透明シート部材の交
換回数を減らすことでサービス性、メンテナンス性を向
上する。
【0125】前記透明シート部材の量を表示する表示手
段を設けたら、シート原稿搬送枚数検知手段が検知する
搬送枚数により前記透明シート部材の残量が分かるの
で、透明シート部材の残量が表示でき、サービス性、メ
ンテナンス性を良くする事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は第1の実施の形態に係る画像読取装置の
特徴部分を示す要部断面図である。
【図2】図2は第1の実施の形態に係る画像読取装置を
適用した画像形成装置を示す拡大正面断面図である。
【図3】図3は第1の実施の形態に係る画像読取装置を
適用した画像形成装置を示す正面図である。
【図4】図4は第1の実施の形態に係る画像読取装置を
適用した画像形成装置を示し、画像記録系を断面で示し
た左側図である。
【図5】図5は第1の実施の形態に係る画像読取装置を
適用した画像形成装置を示す斜視図である。
【図6】図6は第1の実施の形態に係る画像読取装置を
適用した画像形成装置の制御系300を示すブロック図
である。
【図7】図7は第1の実施の形態に係る画像読取装置の
特徴部分の動作を示す要部断面図である。
【図8】図8は第1の実施の形態に係る画像読取装置を
適用した画像形成装置の制御を示すフローチャート図で
ある。
【図9】図9は第2の実施の形態に係る画像読取装置の
特徴部分を示す要部断面図である。
【図10】図10は従来技術に係る画像読取装置の要部
を示す要部断面図である。
【図11】図11は従来技術に係る画像読取装置の要部
を示す要部断面図である。
【符号の説明】
25 センサDES 106e 給送コロ 106f 給送ローラ 107 白ローラ 108 イメージセンサ 117 原稿台ガラス 153 スクレーパシート 161 キャリッジ 171,172 回転軸 190 白コロ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート原稿を原稿台ガラス上の画像読取
    位置に搬送させるシート原稿自動供給装置と、シート原
    稿の画像を画像読取位置で読取る画像読取手段と、画像
    読取位置で原稿台ガラスと搬送されるシート原稿との間
    に介在してシート原稿をガイドする透明シート部材と、
    を備えた画像読取装置において、 前記透明部材を移動させる移動手段を備え、前記透明シ
    ート部材の画像読取位置に対応する部分を移動させるこ
    とを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 前記透明シート部材は回転軸にロール巻
    に巻回され、該回転軸の回転により送り出されることを
    特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 【請求項3】 シート原稿の搬送枚数を検知するシート
    原稿搬送枚数検知手段を備え、該シート原稿搬送枚数検
    知手段により所定の搬送枚数を検知すると前記移動手段
    により前記透明シート部材を移動する制御を行うことを
    特徴とする請求項1又は2に記載の画像読取装置。
  4. 【請求項4】 前記透明シート部材の量を表示する表示
    手段を設けたことを特徴とする請求項3に記載の画像読
    取装置。
JP9314433A 1997-10-29 1997-10-29 画像読取装置 Withdrawn JPH11136436A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002290667A (ja) * 2001-03-22 2002-10-04 Ricoh Co Ltd 画像読取装置
US7212320B2 (en) 2000-03-23 2007-05-01 Ricoh Company, Ltd. Image reading device
JP2009152656A (ja) * 2007-12-18 2009-07-09 Ricoh Co Ltd 自動原稿搬送装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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