JP4010497B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、コピーやファクシミリやプリンタ、またはそれらの複合機などの画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、コピー等の画像形成装置の中には、記録媒体の表裏両面に画像を形成するものがある。この種の画像形成装置では、例えば図9に示すような反転再給紙装置(記録媒体収納装置)Rを備え、例えばジャム処理等を行うことができるように記録媒体の搬送方向fと直交する方向に画像形成装置本体に対して着脱自在としていた。
【0003】
反転再給紙装置Rは、作像装置で一面に画像形成済みの記録媒体を矢印g方向から送り込み、スイッチバックローラ1でスイッチバック搬送路2に矢印i方向に挿入してそこにいったん収納して後、スイッチバックローラ1を逆転して矢印j方向にスイッチバックし、反転ローラ3で180度反転して複数の搬送ローラ対4で搬送路5を通して搬送し、矢印k方向に送り出していた。そして、画像形成装置本体の中継ローラ6で再び給紙路7に戻し、作像装置に再給紙して他面にも画像を形成してから排出していた。
【0004】
ところが、このような反転再給紙装置Rでは、画像形成し得る最大長Pmaxの記録媒体にも両面に画像形成可能とするためには、図10に示すように、スイッチバック搬送路2の搬送路長Lを、画像形成し得る記録媒体の最大長Pmaxより長くする必要がある。このため、スイッチバック搬送路2の搬送路長Lが大きくなって画像形成装置全体が大型化する問題があった。
【0005】
そこで、従来の反転再給紙装置Rの中には、例えば図11に示すように、スイッチバック搬送路2の記録媒体挿入方向前方にリブ8を設け、スイッチバック搬送路2に矢印i方向に挿入した記録媒体の先端を矢印m方向に搬送して上方に持ち上げ、例えば中継ローラ6との接触を回避して反転再給紙装置Rの長さが短くなるようにしたものがある。
【0006】
しかしながら、そのような従来の反転再給紙装置Rでは、リブ8を設けた分、反転再給紙装置Rの高さhが高くなるから、画像形成装置本体から反転再給紙装置Rを引き出すことができるように、画像形成装置本体まわりに必要スペースを大きく確保しなければならない問題があった。
【0007】
このため、発明者は、図12に示すように、画像形成装置本体に取り付けたときには図中実線で示す上昇位置に回動し、画像形成装置本体から引き出したときには図中鎖線で示す非上昇位置に逆回動するガイド部材9を備える反転再給紙装置Rを提案した。このような反転再給紙装置Rでは、画像形成装置本体から引き出すとき、反転再給紙装置Rの高さhを小さくできるから、画像形成装置まわりの使用空間を狭めて画像形成装置まわりの必要設置スペースを小さくすることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、今日は、画像形成装置本体の小型化の要請とともに、その設置必要スペースをなお一層小さくすることが強く求められている。
【0009】
そこで、この発明の第1の目的は、画像形成装置本体を大型化することなく、かつその設置必要スペースをなお一層小さくすることができる記録媒体収納装置を提供することにある。
【0010】
この発明の第2の目的は、画像形成装置本体を大型化することなく、かつその設置必要スペースをなお一層小さくすることができる反転再給紙装置を提供することにある。
【0011】
この発明の第3の目的は、記録媒体を案内するとき、記録媒体との摩擦抵抗を大幅に低減し、記録媒体を上方へとスムーズに導くことにある。
【0012】
この発明の第4の目的は、上記各目的を有する記録媒体収納装置を備えた画像形成装置を提供することにある。
【0013】
この発明の第5の目的は、記録媒体収納装置の脱着操作性を向上するとともに、記録媒体を記録媒体収納装置に挿入するとき記録媒体の挿入方向前方を案内するガイド部材の回動操作忘れを防止することにある。
【0014】
この発明の第6の目的は、部品の共通化を図り、部品点数を削減してコストダウンを図ることにある。
【0015】
この発明の第7の目的は、各部品の寸法公差に余裕を持たせて製作を容易とするとともに、ガイド部材の回動角度を一定に保持することを容易とすることにある。
【0016】
この発明の第8の目的は、簡単な構成で、ガイド部材の回動とともにそのガイド部材に対して第2ガイド部材を連動して回動可能とすることにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
そのため、請求項1に記載の発明は、上述した第4〜6の目的を達成すべく、
画像形成装置本体に引出し自在に取り付け、記録媒体を挿入して収納する記録媒体収納装置を備える画像形成装置において、
前記記録媒体収納装置に、画像形成装置本体に取り付けるとき回動して上昇位置となり、画像形成装置本体から引き出すとき逆回動して非上昇位置に戻るガイド部材を、記録媒体挿入方向前方に備えるとともに、そのガイド部材の回動とともに該ガイド部材に対して回動して上昇位置となり、ガイド部材の逆回動とともにそのガイド部材に対して逆回動して非上昇位置に戻る第2ガイド部材を、ガイド部材よりさらに記録媒体挿入方向前方に備え
前記画像形成装置本体に対して前記記録媒体収納装置を脱着するとき、その脱着に連動して前記ガイド部材および前記第2ガイド部材を回動し、
前記画像形成装置本体に前記記録媒体収納装置を取り付けるときは、その記録媒体収納装置に係合して該記録媒体収納装置を前記画像形成装置本体内で位置決めする、前記画像形成装置本体に備える位置決め部材を用い、その位置決め部材で押して前記ガイド部材を回動する一方、反対に前記画像形成装置本体から前記記録媒体収納装置を引き出すときは、その記録媒体収納装置と前記位置決め部材の係合を解除して前記位置決め部材から離し、前記ガイド部材を逆回動する、ことを特徴とする。
【0018】
請求項2に記載の発明は、上述した第の目的を達成すべく、請求項1に記載の画像形成装置において、前記記録媒体収納装置が反転再給紙装置であり、作像装置で片面画像形成済みの記録媒体を挿入していったん収納し、スイッチバックして反転して作像装置に再給紙する、ことを特徴とする。
【0019】
請求項3に記載の発明は、上述した第の目的を達成すべく、請求項1または2に記載の画像形成装置において、第2ガイド部材の記録媒体挿入方向前方に第3ガイド部材を回転自在に備える、ことを特徴とする。
【0023】
請求項に記載の発明は、上述した第7の目的を達成すべく、請求項に記載の画像形成装置において、位置決め部材で押してガイド部材を回動するとき、そのガイド部材との間に弾性部材を介在する、ことを特徴とする。
【0024】
請求項に記載の発明は、上述した第8の目的を達成すべく、請求項1ないし4のいずれか1に記載の画像形成装置において、ガイド部材の回動とともに付勢力に基づき第2ガイド部材を回動する付勢部材を備える一方、ガイド部材の逆回動とともに第2ガイド部材を他部材に当てて付勢部材の付勢力に抗して逆回動する、ことを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ、この発明の実施の形態につき説明する。
図1には、この発明による記録媒体収納装置を備えるレーザ複写機における内部機構の全体概略構成を示す。
【0026】
図中符号10は、複写機装置本体(画像形成装置本体)である。複写機装置本体10内には、作像装置100を備える。作像装置100には、ドラム状の像担持体11を中心に設け、そのまわりに帯電装置12、現像装置13、転写・搬送装置14、クリーニング装置15などを配置する。
【0027】
それらの上部には、レーザ書込み装置16を設ける。レーザ書込み装置16には、レーザダイオード等の光源、ポリゴンミラーである走査用の回転多面鏡、ポリゴンモータ、fθレンズやミラー等の走査光学系などを備えてなる。
【0028】
クリーニング装置15の図中左側には、定着装置17を設ける。定着装置17には、ヒータを内蔵する定着ローラ18と、その定着ローラ18に下方から押し当てる加圧ローラ19を設ける。
【0029】
また、複写機装置本体10内の上部には、原稿読取装置20を備える。原稿読取装置20には、光源a、複数のミラーb、結像レンズc、CCD等のイメージセンサdなどを設ける。
【0030】
一方、複写機装置本体10内の下部には、反転再給紙装置(記録媒体収納装置)22と給紙カセット23を上下二段に備える。反転再給紙装置22および給紙カセット23からは、各々、再給紙路21を設ける。再給紙路21は、像担持体11の下方へとのびる給紙路24へと通ずる。反転再給紙装置22へは、定着装置17出口からのびる排紙路25の途中から分岐して反転路26が形成されている。
【0031】
そのような装置本体10の上面には、コンタクトガラス27を設置する。そのコンタクトガラス27を被うように、複写機装置本体10上には、自動原稿給紙装置28を開閉自在に取り付けてなる。
【0032】
ところで、複写機装置本体10の右側面には、手差し用紙(記録媒体)を給紙路24に案内する手差しトレイ29を開閉自在に設ける。他方、複写機装置本体10の左側面には、排紙路25を通して排出する用紙(記録媒体)を受けるソータ30を取り付ける。そして、複写機装置本体10を給紙テーブル31上に載置してなる。給紙テーブル31内には、給紙カセット23を多段に備える。
【0033】
さていま、このレーザ複写機を用いてコピーを取るときは、自動原稿給紙装置28に原稿をセットし、または自動原稿給紙装置28を開いてコンタクトガラス27上に直接原稿をセットする。そして、不図示のスタートスイッチを押し、自動原稿給紙装置28を駆動してコンタクトガラス27上に搬送した原稿を、またはあらかじめコンタクトガラス27上に原稿をセットしたときは、そのセットしてある原稿を、原稿読取装置20で画素単位で読み取る。
【0034】
同時に、適宜の給紙ローラ33を回転し、複写機装置本体10および給紙テーブル31内に多段に備える複数の給紙カセット23中の対応する給紙カセット23内から用紙(記録媒体)を繰り出し、給紙路24に入れて中継ローラ34で搬送し、レジストローラ35に突き当てて止める。そして、像担持体11の回転にタイミングを合わせて該レジストローラ35を回転し、像担持体11の下方へと送り込む。
【0035】
または、手差し給紙部にある給紙ローラ36を回転し、開いた手差しトレイ29上にセットした手差し用紙を給紙路24へと入れ、同じくレジストローラ35で像担持体11の回転にタイミングを合わせて該像担持体11の下方へと送り込む。
【0036】
他方、不図示のスタートスイッチを押したとき、同時に像担持体11を図中時計方向に回転する。そして、その像担持体11の回転とともに、まず帯電装置12で表面を一様に帯電し、次いで上述した原稿読取装置20で読み取った読取り内容に応じてレーザ光Lを照射してレーザ書込み装置16で書込みを行い、像担持体11の表面に静電潜像を形成し、そののち現像装置13でトナーを付着してその静電潜像を可視像化する。
【0037】
それから、上述したごとく像担持体11の下方へと送り込んだ用紙に、転写・搬送装置14でその可視像を転写する。画像転写後の像担持体11は、クリーニング装置15で残留トナーを除去して表面を清掃し、次の同様な画像形成に備える。
【0038】
一方、画像転写後の用紙は、転写・搬送装置14で搬送して定着装置17に入れ、定着ローラ18と加圧ローラ19とで熱と圧力とを加えて転写画像を定着する。その後、排紙路25を通してソータ30に仕分けして排出する。
【0039】
用紙の両面に画像を記録するときには、排紙路25から反転路26に入れ、反転再給紙装置22で反転して再給紙路21から再び給紙路24に入れ、転写・搬送装置14で用紙の裏面にも別途像担持体11上に形成した画像を転写して後、その転写画像を定着装置17で定着してソータ30に排出する。
【0040】
この例の反転再給紙装置22では、図9から図12で示す従来例と同様に、作像装置100で片面に画像形成済みの用紙をスイッチバックローラ40でスイッチバック搬送路41に挿入してそこにいったん収納して後、スイッチバックローラ40を逆転してスイッチバックし、反転ローラ42で180度反転して複数の搬送ローラ対43で搬送路44を通して搬送し、再給紙路21に送り出す。
【0041】
図2には、その反転再給紙装置22の用紙挿入方向(記録媒体挿入方向)Iの前方を示す。反転再給紙装置22の用紙挿入方向Iの前方には、ガイド部材50を備える。ガイド部材50は、図示するように、反転再給紙装置22の両側フレームで回転自在に支持する支軸51を両端に有する軸状基部52と、その奥側端部から下向きにのび、V型に折り曲げた板ばね状の弾性部材53を取り付けるレバー部54と、基部52に軸方向に間隔をあけて例えば図示するように3つ設け、それぞれ基部52から用紙挿入方向Iの前方に向けてのばすガイド部55とからなる。
【0042】
各ガイド部55の先端には、切込みを設ける。その切込みには第2ガイド部58の基端を入れて軸支し、各ガイド部55に第2ガイド部58を回動自在に取り付ける。図示省略するが、その取り付け部には、付勢部材を設け、第2ガイド部材58を反時計まわりに付勢する。
【0043】
そして、図2に示すように、反転再給紙装置22を複写機装置本体10から取り外した状態では、ガイド部材50は、重力でガイド部55を水平状態に保持してなり、このとき第2ガイド部材58も基端下部を他部材(例えば反転再給紙装置内に備える底板など)に当てて水平状態として、図3に示すようにガイド部55と第2ガイド部材58とを一直線上とする。
【0044】
ところが、この反転再給紙装置22を複写機装置本体10に取り付けると、その複写機装置本体10に備える位置決め部材60が、反転再給紙装置22のフレームにあけた長孔57を通して入り込んで係合し、図4に示すように反転再給紙装置22を複写機装置本体10内で位置決めする。同時に、その位置決め部材60が弾性部材53と係合してその弾性部材53を介して押して支軸51を中心としてガイド部材50を矢印P方向に回動し、図5に示すように複写機装置本体10に備えるストッパ部材62に当てて角度θ傾けた回動状態で保持する。
【0045】
またこのとき、ガイド部材50の回動とともに付勢部材の付勢力で第2ガイド部材58を矢印Q方向に回動する。そして、ガイド部材50を上昇位置とするとともに、基端下部Oを他部材に押し当てた状態のまま第2ガイド部材58をガイド部材50に対して角度φ回動して同じく上昇位置とし、第2ガイド部材58の先端を高さH上昇して両者で見かけ上、角度α傾けた状態とする。
【0046】
これにより、片面画像形成済みの用紙を反転再給紙装置22に挿入すると、その挿入方向Iの先端をガイド部材50により上方に向け案内し、続いて第2ガイド部材58でさらに上方に案内して、用紙を反転再給紙装置22に、用紙挿入方向Iの前方を高さH持ち上げた状態で収納する。よって、用紙の先端を持ち上げた状態で収納するので、反転再給紙装置22の用紙挿入方向Iの長さを短くすることができる。
【0047】
反対に、ジャム処理などに反転再給紙装置22を複写機装置本体10から引き出すときは、図2に示すように、位置決め部材60との係合を解除してガイド部材50を重力に基づき逆回動する。また、ガイド部材50の逆回動とともに第2ガイド部材58を、基端下部Oを他部材に当てているので、付勢部材の付勢力に抗して逆回動する。そして、ガイド部材50を非上昇位置に戻すとともに、第2ガイド部材58をガイド部材50に対して逆回動して同じく非上昇位置に戻して図3にも示す状態とする。
【0048】
これにより、引き出す反転再給紙装置22の大きさを小さくし、それを引き出すときの画像形成装置まわりの使用空間を狭めて画像形成装置の設置必要スペースを小さくすることができる。
【0049】
もし仮に、図12に示すような1つのガイド部材9を用いた従来の反転再給紙装置Rを用いて角度θで用紙の前方を高さH持ち上げるようにすると、図6に示すように、ガイド部材9の長さを、図2ないし図4に示すガイド部材50と第2ガイド部材58を連結した長さMよりN長くつくらなければならず、複写機装置本体10を小型化することができない。また、ガイド部材9の長さを短くして高さHを稼ぐようにすると、角度θを大きくしなければならない。角度θを大きくすると、ガイド部材9を非上昇位置に戻すときに時間がかかることとなる。
【0050】
ところで、第2ガイド部材58の用紙挿入方向I前方には、例えば図7に示すように、第3ガイド部材として小ローラ64を回転自在に備えるようにしてもよい。図7中符号65で示すものは、上述した例で図示省略した、第2ガイド部材58を付勢する付勢部材であり、第2ガイド部材58の支軸66に巻き付けて一端をガイド部55に掛け、他端を第2ガイド部材58に掛ける。符号67は、ガイド部55の先端にあけて支軸66を挿入する軸孔である。
【0051】
このようにすると、図8に示すように、用紙70を第2ガイド部材58でさらに上方に案内するとき、小ローラ64に接触してそれを回転し、用紙70と第2ガイド部材58との摩擦抵抗を大幅に低減して、用紙70を上方へとスムーズに導くことができる。
【0052】
なお、上述した例では、記録媒体収納装置が反転再給紙装置22である場合について説明したが、記録媒体収納装置は反転再給紙装置22に限らず、画像形成装置本体に引出し自在に取り付け、用紙・OHPフィルム等の記録媒体を挿入して収納するものであれば、給紙装置や排紙スタック装置などでもよい。
【0053】
【発明の効果】
以上説明したとおり、請求項1に記載の発明によれば、記録媒体収納装置を画像形成装置本体に取り付けるときガイド部材を回動して上昇位置とするとともに、そのガイド部材の回動とともに該ガイド部材に対して第2ガイド部材を回動して上昇位置とするので、記録媒体を挿入して収納するとき、その挿入方向の先端をガイド部材により上方に向け案内し、続いて第2ガイド部材でさらに上方に案内し、画像形成装置本体を大型化することなく、記録媒体挿入方向前方を従来に比し大きく持ち上げることができる。
【0054】
また、記録媒体収納装置を画像形成装置本体から引き出すとき、ガイド部材を逆回動して非上昇位置に戻すとともに、そのガイド部材の逆回動とともに該ガイド部材に対して第2ガイド部材を逆回動して非上昇位置に戻すので、画像形成装置本体から引き出すときの大きさを小さくし、画像形成装置まわりの使用空間を狭めて画像形成装置の設置必要スペースを小さくすることができる。
【0055】
請求項2に記載の発明によれば、記録媒体収納装置である反転再給紙装置を画像形成装置本体に取り付けるとき、ガイド部材を回動して上昇位置とするとともに、そのガイド部材の回動とともに該ガイド部材に対して第2ガイド部材を回動して上昇位置とするので、片面画像形成済みの記録媒体を挿入して収納するとき、その挿入方向の先端をガイド部材により上方に向け案内し、続いて第2ガイド部材でさらに上方に案内し、画像形成装置本体を大型化することなく、記録媒体挿入方向前方を従来に比し大きく持ち上げることができる。
【0056】
また、反転再給紙装置を画像形成装置本体から引き出すとき、ガイド部材を逆回動して非上昇位置に戻すとともに、そのガイド部材の逆回動とともに該ガイド部材に対して第2ガイド部材を逆回動して非上昇位置に戻すので、画像形成装置本体から引き出すときの大きさを小さくし、画像形成装置まわりの使用空間を狭めて画像形成装置の設置必要スペースを小さくすることができる。
【0057】
請求項3に記載の発明によれば、第2ガイド部材の記録媒体挿入方向前方に第3ガイド部材を回転自在に備えるので、記録媒体を第2ガイド部材でさらに上方に案内するとき、第3ガイド部材に接触してそれを回転し、記録媒体と第2ガイド部材との摩擦抵抗を大幅に低減して、記録媒体を上方へとスムーズに導くことができる。
【0059】
さらに、請求項に記載の発明によれば、画像形成装置本体に対して記録媒体収納装置を脱着するとき、その脱着に連動してガイド部材および第2ガイド部材を回動するので、脱着動作とは別にガイド部材および第2ガイド部材の回動操作を行う必要がなく、記録媒体収納装置の脱着操作性を向上するとともに、ガイド部材および第2ガイド部材の回動操作忘れを防止することができる。
【0060】
加えて、請求項に記載の発明によれば、画像形成装置本体内で記録媒体収納装置を位置決めする位置決め部材を用い、記録媒体収納装置の脱着動作に連動してガイド部材を回動または逆回動するので、位置決め部材を兼用して部品の共通化を図り、部品点数を削減してコストダウンを図ることができる。
【0061】
請求項に記載の発明によれば、位置決め部材で押してガイド部材を回動するとき、そのガイド部材との間に弾性部材を介在するので、その弾性部材で各部品の寸法公差のずれを吸収することができ、公差に余裕を持たせて製作を容易とするとともに、ガイド部材の回動角度を一定に保持することを容易とすることができる。
【0062】
請求項に記載の発明によれば、ガイド部材の回動とともに付勢力に基づき第2ガイド部材を回動する付勢部材を備える一方、ガイド部材の逆回動とともに第2ガイド部材を他部材に当てて付勢部材の付勢力に抗して逆回動するので、簡単な構成で、ガイド部材の回動とともに該ガイド部材に対して第2ガイド部材を回動することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による記録媒体収納装置を備えるレーザ複写機における内部機構の全体概略構成図である。
【図2】それに備える記録媒体収納装置の一例として示す反転再給紙装置の部分斜視図である。
【図3】その正面図である。
【図4】その反転再給紙装置を複写機装置本体に取り付けたときの状態を示す斜視図である。
【図5】その正面図である。
【図6】この発明の効果を説明する比較例の正面図である。
【図7】他例を説明する分解斜視図である。
【図8】その他例の使用状態正面図である。
【図9】従来の記録媒体収納装置の構成説明図である。
【図10】それが大型となることを説明する構成説明図である。
【図11】従来の改良例の構成説明図である。
【図12】従来のさらなる改良例の構成説明図である。
【符号の説明】
10 複写機装置本体(画像形成装置本体)
22 反転再給紙装置(記録媒体収納装置)
50 ガイド部材
53 弾性部材
58 第2ガイド部材
60 位置決め部材
64 小ローラ(第3ガイド部材)
65 付勢部材
100 作像装置
I 用紙挿入方向(記録媒体挿入方向)

Claims (5)

  1. 画像形成装置本体に引出し自在に取り付け、記録媒体を挿入して収納する記録媒体収納装置を備える画像形成装置において、
    前記記録媒体収納装置に、前記画像形成装置本体に取り付けるとき回動して上昇位置となり、前記画像形成装置本体から引き出すとき逆回動して非上昇位置に戻るガイド部材を、記録媒体挿入方向前方に備えるとともに、そのガイド部材の回動とともに該ガイド部材に対して回動して上昇位置となり、前記ガイド部材の逆回動とともにそのガイド部材に対して逆回動して非上昇位置に戻る第2ガイド部材を、前記ガイド部材よりさらに記録媒体挿入方向前方に備え
    前記画像形成装置本体に対して前記記録媒体収納装置を脱着するとき、その脱着に連動して前記ガイド部材および前記第2ガイド部材を回動し、
    前記画像形成装置本体に前記記録媒体収納装置を取り付けるときは、その記録媒体収納装置に係合して該記録媒体収納装置を前記画像形成装置本体内で位置決めする、前記画像形成装置本体に備える位置決め部材を用い、その位置決め部材で押して前記ガイド部材を回動する一方、反対に前記画像形成装置本体から前記記録媒体収納装置を引き出すときは、その記録媒体収納装置と前記位置決め部材の係合を解除して前記位置決め部材から離し、前記ガイド部材を逆回動することを特徴とする、画像形成装置
  2. 前記記録媒体収納装置が反転再給紙装置であり、作像装置で片面画像形成済みの記録媒体を挿入していったん収納し、スイッチバックして反転して前記作像装置に再給紙することを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置
  3. 前記第2ガイド部材の記録媒体挿入方向前方に第3ガイド部材を回転自在に備えることを特徴とする、請求項1または2に記載の画像形成装置
  4. 前記位置決め部材で押して前記ガイド部材を回動するとき、そのガイド部材との間に弾性部材を介在することを特徴とする、請求項に記載の画像形成装置。
  5. 前記ガイド部材の回動とともに付勢力に基づき前記第2ガイド部材を回動する付勢部材を備える一方、前記ガイド部材の逆回動とともに前記第2ガイド部材を他部材に当てて前記付勢部材の付勢力に抗して逆回動することを特徴とする、請求項1ないし4のいずれか1に記載の画像形成装置。
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