JPH0644923Y2 - シ−ト部材送給搬送機構 - Google Patents
シ−ト部材送給搬送機構Info
- Publication number
- JPH0644923Y2 JPH0644923Y2 JP1987108981U JP10898187U JPH0644923Y2 JP H0644923 Y2 JPH0644923 Y2 JP H0644923Y2 JP 1987108981 U JP1987108981 U JP 1987108981U JP 10898187 U JP10898187 U JP 10898187U JP H0644923 Y2 JPH0644923 Y2 JP H0644923Y2
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- JP
- Japan
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- roller
- feeding
- sheet member
- sheet
- shaft member
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- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Manual Feeding Of Sheets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 <技術分野> 本考案は、シート部材送給搬送機構、更に詳しくはタイ
ミング手段を備えたシート部材送給搬送機構に関する。
ミング手段を備えたシート部材送給搬送機構に関する。
<従来技術> 例えば静電複写機におけるシート部材送給搬送機構とし
ては、当業者には周知の如く、送給搬送ローラ対と、そ
の下流側に配設された、例えばタイミング搬送ローラ対
から構成することができるタイミング手段とを備えたも
のが広く実用に供されている。かかるシート部材送給搬
送機構においては、送給搬送ローラ対及びタイミング手
段が作動制御され、まず送給搬送ローラ対によってシー
ト部材がタイミング手段に強制的に搬送される。その先
端がタイミング手段に当接することによってシート部材
の送給が停止される。一方、送給搬送ローラ対はシート
部材の送給が停止した後も幾分回動され、かかる送給搬
送ローラ対の作用によってシート部材の先端傾斜が修正
される。しかる後に、複写工程(例えば露光工程)の遂
行に同期してタイミング手段が付勢され、シート部材は
再び次の工程(例えば転写域)に搬送される。
ては、当業者には周知の如く、送給搬送ローラ対と、そ
の下流側に配設された、例えばタイミング搬送ローラ対
から構成することができるタイミング手段とを備えたも
のが広く実用に供されている。かかるシート部材送給搬
送機構においては、送給搬送ローラ対及びタイミング手
段が作動制御され、まず送給搬送ローラ対によってシー
ト部材がタイミング手段に強制的に搬送される。その先
端がタイミング手段に当接することによってシート部材
の送給が停止される。一方、送給搬送ローラ対はシート
部材の送給が停止した後も幾分回動され、かかる送給搬
送ローラ対の作用によってシート部材の先端傾斜が修正
される。しかる後に、複写工程(例えば露光工程)の遂
行に同期してタイミング手段が付勢され、シート部材は
再び次の工程(例えば転写域)に搬送される。
しかし、上述した通りのシート部材送給搬送機構におい
ては、次の通りの解決すべき問題が存在する。即ち、従
来の送給搬送ローラ対の双方は、夫々、回転自在に装着
された軸部材と軸部材に装着されたローラとを有し、各
ローラが軸部材の軸線方向に実質上移動不可能なように
なっている。それ故に、シート部材の傾斜の修正の際に
は、このシート部材が送給搬送ローラ対の双方のローラ
間を横方向に滑る必要があるが、シート部材と送給搬送
ローラ対のローラとの間の摩擦係数が比較的大きい場合
には上述した滑りが生成されず、このことに起因してシ
ート部材の傾斜の修正が充分に達成されない。
ては、次の通りの解決すべき問題が存在する。即ち、従
来の送給搬送ローラ対の双方は、夫々、回転自在に装着
された軸部材と軸部材に装着されたローラとを有し、各
ローラが軸部材の軸線方向に実質上移動不可能なように
なっている。それ故に、シート部材の傾斜の修正の際に
は、このシート部材が送給搬送ローラ対の双方のローラ
間を横方向に滑る必要があるが、シート部材と送給搬送
ローラ対のローラとの間の摩擦係数が比較的大きい場合
には上述した滑りが生成されず、このことに起因してシ
ート部材の傾斜の修正が充分に達成されない。
<考案の目的> 本考案は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主
目的は、簡単な構成でもって充分な傾斜修正機能を達成
することができる、優れたシート部材送給搬送機構を提
供することである。
目的は、簡単な構成でもって充分な傾斜修正機能を達成
することができる、優れたシート部材送給搬送機構を提
供することである。
〈考案の要約〉 本考案によれば、シート部材搬送経路に配設されたタイ
ミング手段と、シート部材搬送方向に見て該タイミング
手段よりも上流側に配設された駆動ローラと従動ローラ
とからなる送給搬送ローラ対を具備するシート部材送給
搬送機構において、 該送給搬送ローラ対の該従動ローラは、該シート部材搬
送方向に対して横方向に延びる軸部材と、該軸部材に回
転自在で且つ軸線方向に所定範囲に渡って移動自在に装
着されたローラとを具備し、該ローラが搬送されるシー
ト部材の動きに追従して該軸部材上を該軸線方向に移動
することにより、シート部材の斜め送りが修正される、
ことを特徴とするシート部材送給搬送機構が提供され
る。
ミング手段と、シート部材搬送方向に見て該タイミング
手段よりも上流側に配設された駆動ローラと従動ローラ
とからなる送給搬送ローラ対を具備するシート部材送給
搬送機構において、 該送給搬送ローラ対の該従動ローラは、該シート部材搬
送方向に対して横方向に延びる軸部材と、該軸部材に回
転自在で且つ軸線方向に所定範囲に渡って移動自在に装
着されたローラとを具備し、該ローラが搬送されるシー
ト部材の動きに追従して該軸部材上を該軸線方向に移動
することにより、シート部材の斜め送りが修正される、
ことを特徴とするシート部材送給搬送機構が提供され
る。
<考案の好適具体例> 以下、添付図面を参照して、本考案に従って構成された
シート部材送給搬送機構の一具体例について説明する。
尚、図示の具体例では、静電複写機に適して説明する
が、静電複写機以外の他の装置、例えば印刷機等にも同
様に適用することができる。
シート部材送給搬送機構の一具体例について説明する。
尚、図示の具体例では、静電複写機に適して説明する
が、静電複写機以外の他の装置、例えば印刷機等にも同
様に適用することができる。
静電複写機の一部を示す第1図において、複写機ハウジ
ング2の右部にはカセット給紙装置4aと手動給紙装置4b
が設けられている。カセット給紙装置4aは、ハウジング
2の右壁に形成された開口6を通してカセット受部材8
に着脱自在に装着された複写紙カセット10と、カセット
受部材8の上方に配設された複写紙送給機構12とを含ん
でいる。複写紙カセット10内には、積層状態のシート部
材であるシート状複写紙14が収容されている。また、複
写紙送給機構12は、回転自在に装着された矢印16で示す
方向に回転駆動される軸18と、この軸18に装着された送
給ローラ20から構成されている。
ング2の右部にはカセット給紙装置4aと手動給紙装置4b
が設けられている。カセット給紙装置4aは、ハウジング
2の右壁に形成された開口6を通してカセット受部材8
に着脱自在に装着された複写紙カセット10と、カセット
受部材8の上方に配設された複写紙送給機構12とを含ん
でいる。複写紙カセット10内には、積層状態のシート部
材であるシート状複写紙14が収容されている。また、複
写紙送給機構12は、回転自在に装着された矢印16で示す
方向に回転駆動される軸18と、この軸18に装着された送
給ローラ20から構成されている。
他方、カセット給紙装置4aの上方に配設された手動給紙
装置4bは、ハウジング2の右壁に形成された開口22を通
して一端が外方に突出している給紙テーブル24と、給紙
テーブル24の他端部上方に配設された案内板26と、案内
板26の下方に配設された案内板27と、給紙テーブル24の
他端側に配設された送給ローラ対28(送給搬送ローラ対
を構成する)を含んでいる。そして、給紙テーブル24の
上面には、横方向(第1図において紙面に垂直な方向、
第4図において左右方向)に間隔を置いて一対のガイド
30(片方のみ示す)が滑動自在に設けられている。送給
ローラ対28の構成については、後に詳述する。上記手動
給紙装置4bには、更に、給紙テーブル24の上面に沿って
挿入されたシート状複写紙を検出する検出スイッチ32が
付設されている。
装置4bは、ハウジング2の右壁に形成された開口22を通
して一端が外方に突出している給紙テーブル24と、給紙
テーブル24の他端部上方に配設された案内板26と、案内
板26の下方に配設された案内板27と、給紙テーブル24の
他端側に配設された送給ローラ対28(送給搬送ローラ対
を構成する)を含んでいる。そして、給紙テーブル24の
上面には、横方向(第1図において紙面に垂直な方向、
第4図において左右方向)に間隔を置いて一対のガイド
30(片方のみ示す)が滑動自在に設けられている。送給
ローラ対28の構成については、後に詳述する。上記手動
給紙装置4bには、更に、給紙テーブル24の上面に沿って
挿入されたシート状複写紙を検出する検出スイッチ32が
付設されている。
カセット給紙装置4a及び手動給紙装置4bからは、第1シ
ート部材搬送路34及び第2のシート部材搬送路36が延び
ている。図示の具体例では、第1のシート部材搬送路34
は案内板38と案内板40及び後述する案内板42の一部、並
びに案内板44と案内板46とによって規定されており、案
内板対38及び42と案内板対44及び46との間にはタイミン
グ手段を構成するタイミング搬送ローラ対48が回転自在
に配設されている。タイミング搬送ローラ対48は、静電
複写機の複写工程(例えば露光工程)に同期して回動せ
しめられる。このタイミング搬送ローラ対48についても
後に詳述する。また、第2のシート部材搬送路36は案内
板40及び案内板42によって規定されており、第1のシー
ト部材搬送路34のタイミング搬送ローラ対48の配設位置
より上流側に合流せしめられている。
ート部材搬送路34及び第2のシート部材搬送路36が延び
ている。図示の具体例では、第1のシート部材搬送路34
は案内板38と案内板40及び後述する案内板42の一部、並
びに案内板44と案内板46とによって規定されており、案
内板対38及び42と案内板対44及び46との間にはタイミン
グ手段を構成するタイミング搬送ローラ対48が回転自在
に配設されている。タイミング搬送ローラ対48は、静電
複写機の複写工程(例えば露光工程)に同期して回動せ
しめられる。このタイミング搬送ローラ対48についても
後に詳述する。また、第2のシート部材搬送路36は案内
板40及び案内板42によって規定されており、第1のシー
ト部材搬送路34のタイミング搬送ローラ対48の配設位置
より上流側に合流せしめられている。
かくの通りであるので、複写紙カセット10内に収容され
たシート状複写紙14は、矢印16で示す方向に回動される
送給ローラ20によって複写紙カセット14から送出され、
案内板38及び40に案内されてタイミング搬送ローラ対48
に搬送される(このとき、シート状複写紙は案内板42の
一部によっても案内される)。他方、開口22を通して給
紙テーブル24に案内されながら挿入されたシート状複写
紙は、送給ローラ対28によって送給され、案内板40及び
42に案内されてタイミング搬送ローラ対48に搬送される
(このとき、シート状複写紙は案内板38の一部によって
も案内される)。タイミング搬送ローラ対48に搬送され
たシート状複写紙は、タイミング搬送ローラ対48の回動
によって再び搬送され、案内板44及び46に案内されて静
電複写機における転写域(図示せず)に搬送される。
たシート状複写紙14は、矢印16で示す方向に回動される
送給ローラ20によって複写紙カセット14から送出され、
案内板38及び40に案内されてタイミング搬送ローラ対48
に搬送される(このとき、シート状複写紙は案内板42の
一部によっても案内される)。他方、開口22を通して給
紙テーブル24に案内されながら挿入されたシート状複写
紙は、送給ローラ対28によって送給され、案内板40及び
42に案内されてタイミング搬送ローラ対48に搬送される
(このとき、シート状複写紙は案内板38の一部によって
も案内される)。タイミング搬送ローラ対48に搬送され
たシート状複写紙は、タイミング搬送ローラ対48の回動
によって再び搬送され、案内板44及び46に案内されて静
電複写機における転写域(図示せず)に搬送される。
上記具体例においては、送給ローラ対28及びタイミング
手段として作用するタイミング搬送ローラ対48からのシ
ート部材送給搬送機構が構成されている。第2図及び第
3図を参照して更に説明すると、第2図において、図示
の送給ローラ対28は、下ローラ50及び上ローラ52を有し
ている。具体例においては、静電複写機の複写機ハウジ
ング2(第1図)内に間隔を置いて垂直基板54a及び54b
が配設され、かかる垂直基板54a及び54b間に軸受部材55
を介して例えば軟鋼から形成することができる軸部材56
が回転自在に支持され、この軸部材56に円筒状の下ロー
ラ50が固定されている。図示の具体例では、下ローラ50
は軸部材56の軸線方向(第2図において左右方向)に間
隔を置いて複数個(具体例では4個)配設され、各下ロ
ーラ50は軸部材56の軸線方向に実質上移動することなく
この軸部材56と一体に回転する。下ローラ50は、例えば
ゴム材料から形成することができる。軸部材56の一端部
(第2図において右端部)は垂直基板54bを貫通して外
方に突出しており、かかる一端部にはばねラクッチ手段
58を介してスプロケット60が装着され、スプロケット60
はチエーンの如き適宜の伝動手段を介して電動モータの
如き駆動源(図示せず)に駆動連結されている。従っ
て、下ローラ50は駆動ローラを構成している。図示の具
体例では、更に、案内板27(第2図において省略する)
の両端部は垂直基板54a及び54b間に装着されており、各
下ローラ50は、第3図から理解される如く、案内板27に
形成された対応する開口62を通して幾分上方に突出して
いる。
手段として作用するタイミング搬送ローラ対48からのシ
ート部材送給搬送機構が構成されている。第2図及び第
3図を参照して更に説明すると、第2図において、図示
の送給ローラ対28は、下ローラ50及び上ローラ52を有し
ている。具体例においては、静電複写機の複写機ハウジ
ング2(第1図)内に間隔を置いて垂直基板54a及び54b
が配設され、かかる垂直基板54a及び54b間に軸受部材55
を介して例えば軟鋼から形成することができる軸部材56
が回転自在に支持され、この軸部材56に円筒状の下ロー
ラ50が固定されている。図示の具体例では、下ローラ50
は軸部材56の軸線方向(第2図において左右方向)に間
隔を置いて複数個(具体例では4個)配設され、各下ロ
ーラ50は軸部材56の軸線方向に実質上移動することなく
この軸部材56と一体に回転する。下ローラ50は、例えば
ゴム材料から形成することができる。軸部材56の一端部
(第2図において右端部)は垂直基板54bを貫通して外
方に突出しており、かかる一端部にはばねラクッチ手段
58を介してスプロケット60が装着され、スプロケット60
はチエーンの如き適宜の伝動手段を介して電動モータの
如き駆動源(図示せず)に駆動連結されている。従っ
て、下ローラ50は駆動ローラを構成している。図示の具
体例では、更に、案内板27(第2図において省略する)
の両端部は垂直基板54a及び54b間に装着されており、各
下ローラ50は、第3図から理解される如く、案内板27に
形成された対応する開口62を通して幾分上方に突出して
いる。
また、具体例においては、垂直基板54a及び54b間には案
内板26が装着され、かかる案内板26に装着された軸部材
64に上ローラ52が所要の通り装着されている。更に説明
すると、案内板26の両端部にはその一部を上方に折曲せ
しめることによって支持突部66a及び66bが一体に設けら
れ、かかる支持突部66a及び66bには矩形状の開口68(第
3図において片方のみ示し、第4図において双方示す)
が形成されている。一方、軸部材64の両端部には実質上
平坦な平坦面70(第3図において片方のみ示す)が設け
られており、かかる両端部が夫々支持突部66a及び66bの
開口68内に位置付けられている。従って、軸部材64の平
坦面70が支持突部66a及び66bの開口68を規定する部位に
当接することによって、案内板26に対する軸部材64の相
対的回転が阻止され、これによって軸部材の回動に伴う
騒音の発生が防止される。尚、この平坦面70は軸部材64
の片方に設けるのみでもよい。上ローラ52は、上記軸部
材64にその軸線方向に複数個(具体例において4個)装
着されている。具体例における上ローラ52の各々は、夫
々、比較的外径が大きい円筒状のローラ部72と比較的外
径が小さい円筒状の軸部74を有し、ローラ部72の両端に
軸部74が設けられている。この上ローラ52は例えば合成
樹脂から形成することができる。具体例においては、各
上ローラ52は、軸部材64に回転自在に装着されていると
共にこの軸部材64の軸線方向(第2図において左右方
向)に移動自在に装着されている。即ち、第2図から理
解される如く、上ローラ52は、第2図において左端に位
置する上ローラ52の軸部74が支持突部66aの内面に当接
する位置と第2図において右端に位置する上ローラ52の
軸部74が支持突部66bの内面に当接する位置との間を全
体が一体として移動可能である。具体例においては、軸
部材64の両端部は上下方向に移動自在に案内板26の支持
突部66a及び66bに形成された開口68に受入れられてお
り、従って、各上ローラ52は、案内板26に形成された略
矩形状の開口76を通して下方に突出し、その自重によっ
て対応する下ローラ50に当接している(即ち、上ローラ
52のローラ部72の下端部が対応する下ローラ50の上端部
に当接し、両ローラ50及び52はニップ状態に保持され
る)。従って、上ローラ52は従動ローラを構成してい
る。尚、軸部材64の両端部に偏倚ばねの如き偏倚手段を
設け、かかる偏倚手段の作用によって各上ローラ52を下
ローラ50に弾性的に圧接せしめるようにすることもでき
る。
内板26が装着され、かかる案内板26に装着された軸部材
64に上ローラ52が所要の通り装着されている。更に説明
すると、案内板26の両端部にはその一部を上方に折曲せ
しめることによって支持突部66a及び66bが一体に設けら
れ、かかる支持突部66a及び66bには矩形状の開口68(第
3図において片方のみ示し、第4図において双方示す)
が形成されている。一方、軸部材64の両端部には実質上
平坦な平坦面70(第3図において片方のみ示す)が設け
られており、かかる両端部が夫々支持突部66a及び66bの
開口68内に位置付けられている。従って、軸部材64の平
坦面70が支持突部66a及び66bの開口68を規定する部位に
当接することによって、案内板26に対する軸部材64の相
対的回転が阻止され、これによって軸部材の回動に伴う
騒音の発生が防止される。尚、この平坦面70は軸部材64
の片方に設けるのみでもよい。上ローラ52は、上記軸部
材64にその軸線方向に複数個(具体例において4個)装
着されている。具体例における上ローラ52の各々は、夫
々、比較的外径が大きい円筒状のローラ部72と比較的外
径が小さい円筒状の軸部74を有し、ローラ部72の両端に
軸部74が設けられている。この上ローラ52は例えば合成
樹脂から形成することができる。具体例においては、各
上ローラ52は、軸部材64に回転自在に装着されていると
共にこの軸部材64の軸線方向(第2図において左右方
向)に移動自在に装着されている。即ち、第2図から理
解される如く、上ローラ52は、第2図において左端に位
置する上ローラ52の軸部74が支持突部66aの内面に当接
する位置と第2図において右端に位置する上ローラ52の
軸部74が支持突部66bの内面に当接する位置との間を全
体が一体として移動可能である。具体例においては、軸
部材64の両端部は上下方向に移動自在に案内板26の支持
突部66a及び66bに形成された開口68に受入れられてお
り、従って、各上ローラ52は、案内板26に形成された略
矩形状の開口76を通して下方に突出し、その自重によっ
て対応する下ローラ50に当接している(即ち、上ローラ
52のローラ部72の下端部が対応する下ローラ50の上端部
に当接し、両ローラ50及び52はニップ状態に保持され
る)。従って、上ローラ52は従動ローラを構成してい
る。尚、軸部材64の両端部に偏倚ばねの如き偏倚手段を
設け、かかる偏倚手段の作用によって各上ローラ52を下
ローラ50に弾性的に圧接せしめるようにすることもでき
る。
尚、具体例においては、軸部材56、軸受部材55等の離脱
を防止するために、軸部材56の両端部には係止部材78が
係止されており、また軸部材64等の案内板26からの離脱
を防止するために、軸部材64の両端部にも係止部材80が
係止されている。
を防止するために、軸部材56の両端部には係止部材78が
係止されており、また軸部材64等の案内板26からの離脱
を防止するために、軸部材64の両端部にも係止部材80が
係止されている。
次に、主として第1図及び第4図を参照して、シート状
複写紙の矢印82(第4図)で示す搬送方向に見て送給ロ
ーラ対28の下流側に配設されたタイミング搬送ローラ対
48について説明する。垂直基板54a及び54b間には軸受部
材(図示せず)を介して回転軸84が回転自在に装置さ
れ、かかる回転軸84に駆動ローラ86が装着されている
(第1図)。この回転軸84は、クラッチ手段を含む伝動
機構(図示せず)を介して上記駆動源(図示せず)に駆
動連結されている。また、垂直基板54a及び54b間には、
回転軸84の上方に従動軸88が軸受部材90を介して回転自
在に装着され、この従動軸88には従動ローラ92が固定さ
れている(第4図)。従動軸88の両端部には、図示して
いないが、従動軸88を回転軸84に向けて偏倚せしめる偏
倚ばねの如き偏倚手段を配設するのが好ましい。
複写紙の矢印82(第4図)で示す搬送方向に見て送給ロ
ーラ対28の下流側に配設されたタイミング搬送ローラ対
48について説明する。垂直基板54a及び54b間には軸受部
材(図示せず)を介して回転軸84が回転自在に装置さ
れ、かかる回転軸84に駆動ローラ86が装着されている
(第1図)。この回転軸84は、クラッチ手段を含む伝動
機構(図示せず)を介して上記駆動源(図示せず)に駆
動連結されている。また、垂直基板54a及び54b間には、
回転軸84の上方に従動軸88が軸受部材90を介して回転自
在に装着され、この従動軸88には従動ローラ92が固定さ
れている(第4図)。従動軸88の両端部には、図示して
いないが、従動軸88を回転軸84に向けて偏倚せしめる偏
倚ばねの如き偏倚手段を配設するのが好ましい。
次いで、シート部材として第2図及び第4図を参照し
て、上述した構成のシート部材送給搬送機構の作用効果
について説明する。給紙テーブル24上をガイド30に沿っ
て矢印82(第4図)で示す方向にシート状複写紙Pを挿
入すると、検出スイッチ32がこれを検出し、駆動源(図
示せず)が作動されると共にばねクラッチ手段58が付勢
される。かくすると、送給ローラ対28の下ローラ50が矢
印(第1図)で示す所定方向に回動され、これに伴って
上ローラ52が上記所定方向と反対方向に従動され、かく
して挿入された複写紙Pは下ローラ50と上ローラ52にニ
ップされながらタイミング搬送ローラ対48まで搬送され
る。かく搬送されて複写紙Pがタイミング搬送ローラ対
48に当接すると、複写紙Pの前進が停止される。このと
き、下ローラ50は矢印(第1図)で示す方向に回動して
いるが、下ローラ50と複写紙の間に滑りが生成され、複
写紙Pが更に矢印82(第4図)で示す方向に前進せしめ
られることはない。
て、上述した構成のシート部材送給搬送機構の作用効果
について説明する。給紙テーブル24上をガイド30に沿っ
て矢印82(第4図)で示す方向にシート状複写紙Pを挿
入すると、検出スイッチ32がこれを検出し、駆動源(図
示せず)が作動されると共にばねクラッチ手段58が付勢
される。かくすると、送給ローラ対28の下ローラ50が矢
印(第1図)で示す所定方向に回動され、これに伴って
上ローラ52が上記所定方向と反対方向に従動され、かく
して挿入された複写紙Pは下ローラ50と上ローラ52にニ
ップされながらタイミング搬送ローラ対48まで搬送され
る。かく搬送されて複写紙Pがタイミング搬送ローラ対
48に当接すると、複写紙Pの前進が停止される。このと
き、下ローラ50は矢印(第1図)で示す方向に回動して
いるが、下ローラ50と複写紙の間に滑りが生成され、複
写紙Pが更に矢印82(第4図)で示す方向に前進せしめ
られることはない。
一方、シート状複写紙Pが第4図に示す如く例えば右側
に傾斜した状態(即ち、複写紙Pの幅方向左端部が右端
部に比して矢印82で示す搬送方向に先行した状態)で挿
入されてタイミング搬送ローラ対48まで搬送されると、
複写紙Pの左端部がまずタイミング搬送ローラ対48に当
接する。このとき、複写紙Pの先端右端部はまだタイミ
ング搬送ローラ対48に到達しておらず、複写紙Pの右部
は下ローラ50と上ローラ52の作用によって矢印82で示す
方向に前進する傾向にある。一方、見本例においては、
上ローラ52は軸部材64に回転自在に且つその軸線方向に
移動自在に装着されている故に、第4図に実線で示す如
く斜めに挿入された場合には、複写紙Pの右部の前進傾
向に起因して、上ローラ52が複写紙Pの動きに追従して
軸部材64上を軸線方向右方に移動する傾向にある。それ
故に、かく搬送された複写紙Pは、第4図から理解され
る如く、タイミング搬送ローラ対48に当接する左端部を
中心として第4図において反時計方向に旋回されるよう
にその右部が矢印82で示す方向に前進され、かかる右部
の移動に伴って上ローラ52(詳しくは、複写紙Pに作用
する上ローラ52及びこれらより右側に位置する上ローラ
52であって、具体例において右側の3個の上ローラ52)
も軸部材64の軸線方向右方に第4図に二点鎖線で示す如
く移動する。そして、複写紙Pの先端右端部が第4図に
二点鎖線で示す如くタイミング搬送ローラ対48に当接す
ると、上述した如くして複写紙Pの前進が停止し、かく
して傾斜した状態で挿入されたシート状複写紙Pは、そ
の傾斜が所要の通り修正され、第4図に二点鎖線で示す
位置に位置付けられる。
に傾斜した状態(即ち、複写紙Pの幅方向左端部が右端
部に比して矢印82で示す搬送方向に先行した状態)で挿
入されてタイミング搬送ローラ対48まで搬送されると、
複写紙Pの左端部がまずタイミング搬送ローラ対48に当
接する。このとき、複写紙Pの先端右端部はまだタイミ
ング搬送ローラ対48に到達しておらず、複写紙Pの右部
は下ローラ50と上ローラ52の作用によって矢印82で示す
方向に前進する傾向にある。一方、見本例においては、
上ローラ52は軸部材64に回転自在に且つその軸線方向に
移動自在に装着されている故に、第4図に実線で示す如
く斜めに挿入された場合には、複写紙Pの右部の前進傾
向に起因して、上ローラ52が複写紙Pの動きに追従して
軸部材64上を軸線方向右方に移動する傾向にある。それ
故に、かく搬送された複写紙Pは、第4図から理解され
る如く、タイミング搬送ローラ対48に当接する左端部を
中心として第4図において反時計方向に旋回されるよう
にその右部が矢印82で示す方向に前進され、かかる右部
の移動に伴って上ローラ52(詳しくは、複写紙Pに作用
する上ローラ52及びこれらより右側に位置する上ローラ
52であって、具体例において右側の3個の上ローラ52)
も軸部材64の軸線方向右方に第4図に二点鎖線で示す如
く移動する。そして、複写紙Pの先端右端部が第4図に
二点鎖線で示す如くタイミング搬送ローラ対48に当接す
ると、上述した如くして複写紙Pの前進が停止し、かく
して傾斜した状態で挿入されたシート状複写紙Pは、そ
の傾斜が所要の通り修正され、第4図に二点鎖線で示す
位置に位置付けられる。
かかるシート部材送給搬送機構においては、上ローラ52
が軸部材64の軸線方向に移動自在である故に、傾斜した
状態で複写紙Pが挿入された場合には、軸部材64と上ロ
ーラ52間の滑りによって上述した複写紙Pの傾斜修正移
動が容易に許容され、かくして複写紙Pの先端傾斜修正
が充分に達成される。複写紙Pの傾斜修正作用は、容易
に理解される如く、具体例において上ローラ52の軸部材
64の軸線方向の移動量と密接な関係があり、所望の傾斜
修正作用を得るにはこの上ローラ52の移動範囲、即ち最
大移動量L1(支持突部66aと左端の上ローラ52の軸部74
との間隔l1と、支持突部66bと右端の上ローラ52の軸部7
4との間隔l2との和、即ちL1=l1+l2)(第4図)を1.5
mm以上に設定するのが好ましく、更に一層充分な傾斜修
正作用を得るには上ローラ52の上記最大移動量L2を2.0m
m以上に設定するのが好ましい。一方、上ローラ52の最
大移動量L1を大きく設定すると、この上ローラ52と下ロ
ーラ50のニップ状態が変化する、また挿入される複写紙
Pに対する作用もその位置によって大きく変化する等の
理由により、上ローラ52の最大移動量L1を40mm以下に設
定するのが好ましく、上ローラ52の移動に伴う悪影響を
一層少なくするためには上ローラ52の上記最大移動量L1
を30mm以下に設定するのが良い。
が軸部材64の軸線方向に移動自在である故に、傾斜した
状態で複写紙Pが挿入された場合には、軸部材64と上ロ
ーラ52間の滑りによって上述した複写紙Pの傾斜修正移
動が容易に許容され、かくして複写紙Pの先端傾斜修正
が充分に達成される。複写紙Pの傾斜修正作用は、容易
に理解される如く、具体例において上ローラ52の軸部材
64の軸線方向の移動量と密接な関係があり、所望の傾斜
修正作用を得るにはこの上ローラ52の移動範囲、即ち最
大移動量L1(支持突部66aと左端の上ローラ52の軸部74
との間隔l1と、支持突部66bと右端の上ローラ52の軸部7
4との間隔l2との和、即ちL1=l1+l2)(第4図)を1.5
mm以上に設定するのが好ましく、更に一層充分な傾斜修
正作用を得るには上ローラ52の上記最大移動量L2を2.0m
m以上に設定するのが好ましい。一方、上ローラ52の最
大移動量L1を大きく設定すると、この上ローラ52と下ロ
ーラ50のニップ状態が変化する、また挿入される複写紙
Pに対する作用もその位置によって大きく変化する等の
理由により、上ローラ52の最大移動量L1を40mm以下に設
定するのが好ましく、上ローラ52の移動に伴う悪影響を
一層少なくするためには上ローラ52の上記最大移動量L1
を30mm以下に設定するのが良い。
また、複写紙Pの先端傾斜修正作用を充分に達成するに
は、次の通り構成するのが好ましい。即ち、上ローラ52
が装着されている軸部材64に関連して、支持突部66a及
び66bに形成された開口68の幅l3と軸部材64の両端部の
外形の幅l4との差、言い換えると軸部材64の矢印82で示
す方向の最大移動量L2(L2=l3−l4)を、0.5mm≦L2≦
1.5mmに設定するのが好ましいが、かく構成することに
よって、下ローラ50と上ローラ52の所要のニップ状態を
維持しながら上ローラ52のシート部材搬送方向の幾分の
移動が許容され、これによって、後の実施例の結果から
も明らかな如く、複写紙Pの充分な傾斜修正が達成され
る。
は、次の通り構成するのが好ましい。即ち、上ローラ52
が装着されている軸部材64に関連して、支持突部66a及
び66bに形成された開口68の幅l3と軸部材64の両端部の
外形の幅l4との差、言い換えると軸部材64の矢印82で示
す方向の最大移動量L2(L2=l3−l4)を、0.5mm≦L2≦
1.5mmに設定するのが好ましいが、かく構成することに
よって、下ローラ50と上ローラ52の所要のニップ状態を
維持しながら上ローラ52のシート部材搬送方向の幾分の
移動が許容され、これによって、後の実施例の結果から
も明らかな如く、複写紙Pの充分な傾斜修正が達成され
る。
尚、上述とは反対に、シート状複写紙Pが例えば左側に
傾斜した状態(即ち、複写紙Pの幅方向右端部が左端部
に比して矢印82で示す搬送方向に先行した状態)で挿入
された場合には、容易に理解される如く、複写紙Pの右
端部がまずタイミング搬送ローラ対48に当接するように
なる。それ故に、この場合には、複写紙Pは上記右端部
を中心として第4図において時計方向に旋回されるよう
になり、従って上ローラ52(詳しくは、複写紙Pに作用
する上ローラ52及びこれらより左側に位置する上ローラ
52)は軸部材64の軸線方向左方に移動される。
傾斜した状態(即ち、複写紙Pの幅方向右端部が左端部
に比して矢印82で示す搬送方向に先行した状態)で挿入
された場合には、容易に理解される如く、複写紙Pの右
端部がまずタイミング搬送ローラ対48に当接するように
なる。それ故に、この場合には、複写紙Pは上記右端部
を中心として第4図において時計方向に旋回されるよう
になり、従って上ローラ52(詳しくは、複写紙Pに作用
する上ローラ52及びこれらより左側に位置する上ローラ
52)は軸部材64の軸線方向左方に移動される。
かかる具体例では、送給ローラ対28とタイミング搬送ロ
ーラ対48との間に、複写紙Pを検出する検出スイッチ
(図示せず)が配設され、かかる検出スイッチが複写紙
Pの先端を検出してから所定時間経過後にばねクラッチ
手段58が除勢されるようになっている。
ーラ対48との間に、複写紙Pを検出する検出スイッチ
(図示せず)が配設され、かかる検出スイッチが複写紙
Pの先端を検出してから所定時間経過後にばねクラッチ
手段58が除勢されるようになっている。
しかる後、複写工程に同期してクラッチ手段(図示せ
ず)が付勢されると、駆動ローラ86が矢印(第1図)で
示す方向に回転駆動され、これによって従動ローラ92は
上記矢印と反対方向に回動される。かくすると、所定位
置に停止していた複写紙Pは、タイミング搬送ローラ対
48の作用によって更に下流側に転写域(図示せず)に向
けて搬送される。
ず)が付勢されると、駆動ローラ86が矢印(第1図)で
示す方向に回転駆動され、これによって従動ローラ92は
上記矢印と反対方向に回動される。かくすると、所定位
置に停止していた複写紙Pは、タイミング搬送ローラ対
48の作用によって更に下流側に転写域(図示せず)に向
けて搬送される。
上述した具体例では、上ローラ52は軸部材64の軸線方向
に単に移動自在であるが、例えば第5−A図乃至第5−
D図に示す如く構成することもでき、かく構成すること
によって上ローラ52をその移動範囲の実質上中央の位置
に復帰せしめることができる。尚、理解を容易にするた
めに、第1図乃至第4図に示す具体例と同一の部材は同
一の番号を付して説明する。
に単に移動自在であるが、例えば第5−A図乃至第5−
D図に示す如く構成することもでき、かく構成すること
によって上ローラ52をその移動範囲の実質上中央の位置
に復帰せしめることができる。尚、理解を容易にするた
めに、第1図乃至第4図に示す具体例と同一の部材は同
一の番号を付して説明する。
第1の変形例を示す第5−A図において、軸部材64の両
端部(第5−A図において左端部を拡大して示す)に
は、偏倚手段を構成する板ばね102が配設されている。
第1の変形例では、板ばね102の両端部には貫通孔が形
成されており、かかる板ばね102は、略U字状に曲げて
上記貫通孔に軸部材64を挿通することによって支持突部
66a及び66bと上ローラ52の間に介在されている。
端部(第5−A図において左端部を拡大して示す)に
は、偏倚手段を構成する板ばね102が配設されている。
第1の変形例では、板ばね102の両端部には貫通孔が形
成されており、かかる板ばね102は、略U字状に曲げて
上記貫通孔に軸部材64を挿通することによって支持突部
66a及び66bと上ローラ52の間に介在されている。
かくの通りの第1の変形例においては、片方の板ばね10
2は上ローラ52を軸部材64の軸線方向右方に弾性的に偏
倚せしめ、また他方の板ばね102(図示せず)は上ロー
ラ52を上記軸線方向左方に弾性的に偏倚せしめ、かくし
て上ローラ52は上述した如く軸部材64の軸線方向右方又
は左方に移動しても、上記板ばね102の作用によって移
動範囲の実質上中央の位置、即ち第5−A図に示す位置
に復帰保持される。
2は上ローラ52を軸部材64の軸線方向右方に弾性的に偏
倚せしめ、また他方の板ばね102(図示せず)は上ロー
ラ52を上記軸線方向左方に弾性的に偏倚せしめ、かくし
て上ローラ52は上述した如く軸部材64の軸線方向右方又
は左方に移動しても、上記板ばね102の作用によって移
動範囲の実質上中央の位置、即ち第5−A図に示す位置
に復帰保持される。
尚、上述のばね102に代えて、コイルばね(図示せず)
を用いることもできる。かかる場合には、このコイルば
ねを軸部材64に被嵌して支持突部66a及び66bと上ローラ
52との間に介在せしめればよい。
を用いることもできる。かかる場合には、このコイルば
ねを軸部材64に被嵌して支持突部66a及び66bと上ローラ
52との間に介在せしめればよい。
第5−B図は、第2図の変形例を示している。かかる第
2の変形例においては、上ローラ52のローラ部72に、偏
倚手段を構成する螺旋状の溝104が設けられている。か
かる螺旋状の溝104は、軸部材64の軸線方向左部に位置
する上ローラ52にあっては第5−B図に示す如く左側か
ら見て右方向に旋回するように形成され、軸部材64の軸
線方向右方に位置する上ローラ52にあっては図示しない
が上述とは反対に左側から見て左方向に旋回するように
形成される。
2の変形例においては、上ローラ52のローラ部72に、偏
倚手段を構成する螺旋状の溝104が設けられている。か
かる螺旋状の溝104は、軸部材64の軸線方向左部に位置
する上ローラ52にあっては第5−B図に示す如く左側か
ら見て右方向に旋回するように形成され、軸部材64の軸
線方向右方に位置する上ローラ52にあっては図示しない
が上述とは反対に左側から見て左方向に旋回するように
形成される。
かくの通りの第2の変形例においても、下ローラ50の作
用によって上ローラ50が所定方向に従動されると、軸部
材64の左部に位置する上ローラ52にあっては溝104の作
用によって軸部材64の軸線方向右方に偏倚され、また軸
部材64の右部に位置する上ローラ52にあっては溝104の
作用によって軸部材64の軸線方向左方に偏倚され、かく
して第2の変形例においても上記第1の変形例と同様の
効果が達成される。尚、上述した螺旋状の溝104は、上
ローラ52に代えて、下ローラ50に設けるようにしてもよ
い。
用によって上ローラ50が所定方向に従動されると、軸部
材64の左部に位置する上ローラ52にあっては溝104の作
用によって軸部材64の軸線方向右方に偏倚され、また軸
部材64の右部に位置する上ローラ52にあっては溝104の
作用によって軸部材64の軸線方向左方に偏倚され、かく
して第2の変形例においても上記第1の変形例と同様の
効果が達成される。尚、上述した螺旋状の溝104は、上
ローラ52に代えて、下ローラ50に設けるようにしてもよ
い。
第5−C図は、第3の変形例を示している。かかる第3
の変形例においては、軸部材64の両端部(第5−C図に
おいて左端部を拡大して示す)に例えばスポンジの如き
弾性変形可能な材料から形成することができる弾性体10
6が装着されている。弾性体106は支持突部66a及び66bと
上ローラ52の間に介在され、更に弾性体106と上ローラ5
2の軸部74との間には、例えば合成樹脂から形成するこ
とができるシート108が介在されている。かかるシート1
08は、弾性体106と上ローラ52間の摩擦力を低減せしめ
る作用をする。
の変形例においては、軸部材64の両端部(第5−C図に
おいて左端部を拡大して示す)に例えばスポンジの如き
弾性変形可能な材料から形成することができる弾性体10
6が装着されている。弾性体106は支持突部66a及び66bと
上ローラ52の間に介在され、更に弾性体106と上ローラ5
2の軸部74との間には、例えば合成樹脂から形成するこ
とができるシート108が介在されている。かかるシート1
08は、弾性体106と上ローラ52間の摩擦力を低減せしめ
る作用をする。
かくの取りの第3の変形例においては、上ローラ52が第
5−C図に示す位置から左方に移動したときには、片方
の弾性体106がこの上ローラ52を軸部材64の軸線方向右
方に弾性的に偏倚せしめ、一方上ローラ52が第5−C図
に示す位置から右方に移動したときには、他方の弾性体
(図示せず)がこの上ローラ52を軸部材64の軸線方向左
方に弾性的に偏倚せしめ、かくして第3の変形例におい
ても第1の変形例と同様の効果が達成される。
5−C図に示す位置から左方に移動したときには、片方
の弾性体106がこの上ローラ52を軸部材64の軸線方向右
方に弾性的に偏倚せしめ、一方上ローラ52が第5−C図
に示す位置から右方に移動したときには、他方の弾性体
(図示せず)がこの上ローラ52を軸部材64の軸線方向左
方に弾性的に偏倚せしめ、かくして第3の変形例におい
ても第1の変形例と同様の効果が達成される。
第5−D図は、第4の変形例を示している。かかる第4
の変形例においては、上ローラ52に形成された突部110
とこれに対応する下ローラ50に形成された凹部112によ
って偏倚手段が構成されている。即ち、図示の変形例に
おいては、上ローラ52のローラ部72は、幅方向中央部に
向けて外径が漸増せしめられており、一方下ローラ50の
幅方向略中央部(上ローラ52のローラ部72に対応する部
位)は、上ローラ52のローラ部72の外形に対応して、中
央に向けて外径が漸減せしめられている。
の変形例においては、上ローラ52に形成された突部110
とこれに対応する下ローラ50に形成された凹部112によ
って偏倚手段が構成されている。即ち、図示の変形例に
おいては、上ローラ52のローラ部72は、幅方向中央部に
向けて外径が漸増せしめられており、一方下ローラ50の
幅方向略中央部(上ローラ52のローラ部72に対応する部
位)は、上ローラ52のローラ部72の外形に対応して、中
央に向けて外径が漸減せしめられている。
かくの通りの第4の変形例においては、上ローラ52が右
方又は左方に移動すると、上ローラ52の突部110と下ロ
ーラ50の凹部112の作用によって、上記移動した上ロー
ラ52は元の位置、即ちその移動範囲の実質上中央の位置
に復帰するようになり、かくして第4の変形例において
も第1の変形例と同様の効果が達成される。
方又は左方に移動すると、上ローラ52の突部110と下ロ
ーラ50の凹部112の作用によって、上記移動した上ロー
ラ52は元の位置、即ちその移動範囲の実質上中央の位置
に復帰するようになり、かくして第4の変形例において
も第1の変形例と同様の効果が達成される。
以上、添付図面を参照して、本考案に従うシート部材送
給搬送機構について説明したが、例えば次の通りに変形
乃至修正することも可能である。
給搬送機構について説明したが、例えば次の通りに変形
乃至修正することも可能である。
例えば、図示の具体例等には軸部材64に4個の上ローラ
52を配設しているが、これに限定されることなく、1乃
至3個或いは5個以上配設してもよい。
52を配設しているが、これに限定されることなく、1乃
至3個或いは5個以上配設してもよい。
また、例えば、図示の具体例等においては、上ローラ52
を軸部材64の軸線方向に移動自在に装着しているが、こ
れに代えて、下ローラ50を軸部材56の軸線方向に移動自
在に装着するようにしてもよい。
を軸部材64の軸線方向に移動自在に装着しているが、こ
れに代えて、下ローラ50を軸部材56の軸線方向に移動自
在に装着するようにしてもよい。
更に、例えば、図示の具体例等においては、タイミング
手段としてタイミング搬送ローラ対48を用いているが、
これに限定されることなく、シート状複写紙に作用する
作用位置と複写紙に実質上作用しない非作用位置に選択
的にせしめられるタイミングプレートを用いることもで
きる。
手段としてタイミング搬送ローラ対48を用いているが、
これに限定されることなく、シート状複写紙に作用する
作用位置と複写紙に実質上作用しない非作用位置に選択
的にせしめられるタイミングプレートを用いることもで
きる。
更にまた、例えば、図示の具体例等においては、上ロー
ラ52は相互に作用して全体が一体として移動可能になっ
ているが、これに限定されることなく、上ローラ52はそ
れらの各々が相互に干渉することなく独立して別個に軸
部材64の軸線方向に移動自在になるように構成すること
もできる。
ラ52は相互に作用して全体が一体として移動可能になっ
ているが、これに限定されることなく、上ローラ52はそ
れらの各々が相互に干渉することなく独立して別個に軸
部材64の軸線方向に移動自在になるように構成すること
もできる。
<実施例> 第1図乃至第4図に示す形態と同一のシート部材送給搬
送機構を用いてシート部材の搬送実験を行った。タイミ
ング手段としてタイミング搬送ローラ対を用い、また送
給搬送ローラ対として次の寸法のものを用いた。
送機構を用いてシート部材の搬送実験を行った。タイミ
ング手段としてタイミング搬送ローラ対を用い、また送
給搬送ローラ対として次の寸法のものを用いた。
下ローラに関して ローラの個数・・・・・・4個 ローラの外径・・・・・・16mm 軸部材の外径・・・・・・6mm 中央に位置する2個のローラの幅・・50mm 両側に位置する2個のローラの幅・・37.5mm 中央の2個のローラの間隔・・・24mm 中央のローラと両側の ローラとの間隔・・・・・・・・11.5mm 上ローラに関して ローラの個数・・・・・・4個 ローラのローラ部の外径・・・18.5mm ローラのローラ部の幅・・・・22mm ローラの軸部の外径・・・・・10.5mm ローラの軸部の幅・・・・・・19.5mm ローラの軸部材の軸線方向の 最大移動量・・・・・・・・・2mm 軸部材のシート部材搬送方向 の最大移動量・・・・・・・・0.6mm 従って、下ローラは軸部材の軸線方向に実質上移動する
ことはできないが、一方上ローラは軸部材の軸線方向に
2mm移動することができ、またシート部材の搬送方向に
0.6mm移動することができる送給搬送ローラ対を用い
た。
ことはできないが、一方上ローラは軸部材の軸線方向に
2mm移動することができ、またシート部材の搬送方向に
0.6mm移動することができる送給搬送ローラ対を用い
た。
そして、次の通りの送給実験を遂行した。まず、シート
部材として、O.H.P.用紙(オーバーヘッドプロジエクタ
用用紙)、トレーシングペーパ、更紙(質の悪い洋
紙)、官製ハガキ、複写用用紙、ラベル紙及びのし紙を
使用し、O.H.P.用紙、トレーシングペーパ、更紙、複写
用用紙及びのし紙にあってはJIS A4サイズのものを用い
た。搬送実験においては、各種シート部材を縦長にして
送給搬送ローラ対に向けて挿入し、挿入時において搬送
方向に対して実質上10度右側に傾斜せしめた状態のもの
を10枚挿入すると共に、搬送方向に対して実質上10度左
側に傾斜せしめた状態のものを10枚挿入し、それらの各
シート部材における先端傾斜修正状態を調べた。傾斜修
正はシート部材の幅方向左端と右端との搬送方向のずれ
を測定し、それら両者間の差が2mm以上あるものを修正
不良とし、合計20枚のうち修正不良が何枚発生するかを
調べた。その結果、第1表に示す通りの搬送実験結果が
得られた。
部材として、O.H.P.用紙(オーバーヘッドプロジエクタ
用用紙)、トレーシングペーパ、更紙(質の悪い洋
紙)、官製ハガキ、複写用用紙、ラベル紙及びのし紙を
使用し、O.H.P.用紙、トレーシングペーパ、更紙、複写
用用紙及びのし紙にあってはJIS A4サイズのものを用い
た。搬送実験においては、各種シート部材を縦長にして
送給搬送ローラ対に向けて挿入し、挿入時において搬送
方向に対して実質上10度右側に傾斜せしめた状態のもの
を10枚挿入すると共に、搬送方向に対して実質上10度左
側に傾斜せしめた状態のものを10枚挿入し、それらの各
シート部材における先端傾斜修正状態を調べた。傾斜修
正はシート部材の幅方向左端と右端との搬送方向のずれ
を測定し、それら両者間の差が2mm以上あるものを修正
不良とし、合計20枚のうち修正不良が何枚発生するかを
調べた。その結果、第1表に示す通りの搬送実験結果が
得られた。
第1表における記号は、修正不良が発生した枚数を示
す。
す。
◎:0枚 ○:1〜4枚 △:5〜9枚 ×:10枚以上 実施例の機構においては、シート部材の紙質、厚さ等に
実質上関係なく、種々のシート部材において充分な傾斜
修正が達成された。
実質上関係なく、種々のシート部材において充分な傾斜
修正が達成された。
<比較例> 比較のために、上ローラの軸部材の軸線方向の移動を拘
束すると共にシート部材搬送方向の移動をも拘束してこ
れらの方向に実質上移動することができないようにした
点を除けば実施例と実質上同一の構成のシート部材送給
搬送機構を用いて、実施例と実質上同様のシート部材の
搬送実験を遂行した。そして、第1表に示す通りの結果
を得た。
束すると共にシート部材搬送方向の移動をも拘束してこ
れらの方向に実質上移動することができないようにした
点を除けば実施例と実質上同一の構成のシート部材送給
搬送機構を用いて、実施例と実質上同様のシート部材の
搬送実験を遂行した。そして、第1表に示す通りの結果
を得た。
かかる比較実験から、特にシート部材の厚さが比較的厚
いものにおいては充分な傾斜修正が得られなかった。
いものにおいては充分な傾斜修正が得られなかった。
〈考案の効果〉 本考案によるシート部材送給搬送機構は、タイミング手
段より上流側に配設された送給搬送ローラ対を構成する
従動ローラが、シート部材搬送方向に対して横方向に延
びる軸部材と、該軸部材に回転自在で且つ軸線方向に所
定範囲に渡って移動自在に装着されたローラとを具備
し、該ローラが搬送されるシート部材の動きに追従して
軸部材上を軸線方向の移動するように構成されているの
で、シート部材が傾斜した状態で挿入された場合には、
シート部材の先行する端部がタイミング手段に当接する
と、該当接した端部を支点として旋回しようとするシー
ト部材の動きに追従して前記ローラが軸部材上を軸線方
向の移動するため、シート部材の旋回移動が円滑に行わ
れ、シート部材の斜め送りが確実に修正される。
段より上流側に配設された送給搬送ローラ対を構成する
従動ローラが、シート部材搬送方向に対して横方向に延
びる軸部材と、該軸部材に回転自在で且つ軸線方向に所
定範囲に渡って移動自在に装着されたローラとを具備
し、該ローラが搬送されるシート部材の動きに追従して
軸部材上を軸線方向の移動するように構成されているの
で、シート部材が傾斜した状態で挿入された場合には、
シート部材の先行する端部がタイミング手段に当接する
と、該当接した端部を支点として旋回しようとするシー
ト部材の動きに追従して前記ローラが軸部材上を軸線方
向の移動するため、シート部材の旋回移動が円滑に行わ
れ、シート部材の斜め送りが確実に修正される。
第1図は、本考案に従って構成されたシート部材送給搬
送機構の一具体例を備えた静電複写機の一部を示す断面
図。 第2図は、第1図のシート部材送給搬送機構の送給ロー
ラ対及びその近傍を示す断面図。 第3図は、第2図の送給ローラ対の左端部及びその近傍
を分解して示す斜視図。 第4図は、第2図のシート部材送給搬送機構の作用を説
明するための簡略平面図。 第5−A図乃至第5−D図は、夫々、シート部材送給搬
送機構の第1の変形例乃至第4の変形例の一部を拡大し
て示す断面図。 28……送給ローラ対 48……タイミング搬送ローラ対 50……下ローラ 52……上ローラ 56及び64……軸部材 86……駆動ローラ 92……従動ローラ 102……板ばね 104……螺旋状の溝 106……弾性体 P……複写紙
送機構の一具体例を備えた静電複写機の一部を示す断面
図。 第2図は、第1図のシート部材送給搬送機構の送給ロー
ラ対及びその近傍を示す断面図。 第3図は、第2図の送給ローラ対の左端部及びその近傍
を分解して示す斜視図。 第4図は、第2図のシート部材送給搬送機構の作用を説
明するための簡略平面図。 第5−A図乃至第5−D図は、夫々、シート部材送給搬
送機構の第1の変形例乃至第4の変形例の一部を拡大し
て示す断面図。 28……送給ローラ対 48……タイミング搬送ローラ対 50……下ローラ 52……上ローラ 56及び64……軸部材 86……駆動ローラ 92……従動ローラ 102……板ばね 104……螺旋状の溝 106……弾性体 P……複写紙
Claims (9)
- 【請求項1】シート部材搬送経路に配設されたタイミン
グ手段と、シート部材搬送方向に見て該タイミング手段
よりも上流側に配設された駆動ローラと従動ローラとか
らなる送給搬送ローラ対を具備するシート部材送給搬送
機構において、 該送給搬送ローラ対の該従動ローラは、該シート部材搬
送方向に対して横方向に延びる軸部材と、該軸部材に回
転自在で且つ軸線方向に所定範囲に渡って移動自在に装
着されたローラとを具備し、該ローラが搬送されるシー
ト部材の動きに追従して該軸部材上を該軸線方向に移動
することにより、シート部材の斜め送りが修正される、
ことを特徴とするシート部材送給搬送機構。 - 【請求項2】該ローラの該軸線方向の最大移動量L1は、 1.5mm≦L1≦40mm である実用新案登録請求の範囲第1項記載のシート部材
送給搬送機構。 - 【請求項3】該ローラの該軸線方向の最大移動量L2は、 2mm≦L2≦30mm である実用新案登録請求の範囲第2項記載のシート送給
搬送機構。 - 【請求項4】該軸部材には、その軸線方向に複数個のロ
ーラが回転自在に且つ該軸線方向に移動自在に装着され
ている実用新案登録請求の範囲第1項から第3項までの
いずれかに記載のシート部材送給搬送機構。 - 【請求項5】該複数個のローラは、全体が一体として該
軸部材の該軸線方向に所定範囲に渡って移動自在である
ように該軸部材に装着されている実用新案登録請求の範
囲第4項記載のシート部材送給搬送機構。 - 【請求項6】該複数個のローラは、それらの各々が独立
して該軸部材の該軸線方向に所定範囲に渡って移動自在
であるように該軸部材に装着されている実用新案登録請
求の範囲第4項記載のシート部材送給搬送機構。 - 【請求項7】該ローラをその移動範囲の実質上中央の位
置に向けて偏倚せしめる偏倚手段が設けられている実用
新案登録請求の範囲第1項から第6項までのいずれかに
記載のシート部材送給搬送機構。 - 【請求項8】該送給搬送ローラ対の該従動ローラにおけ
る該軸部材は、該シート部材搬送方向に所定範囲に渡っ
て移動自在に装着されている実用新案登録請求の範囲第
1項から第7項までのいずれかに記載のシート部材送給
搬送機構。 - 【請求項9】該軸部材の該シート部材搬送方向の最大移
動量l2は、 0.5mm≦l2≦1.5mm である実用新案登録請求の範囲第8項記載のシート部材
送給搬送機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987108981U JPH0644923Y2 (ja) | 1987-07-17 | 1987-07-17 | シ−ト部材送給搬送機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987108981U JPH0644923Y2 (ja) | 1987-07-17 | 1987-07-17 | シ−ト部材送給搬送機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6415237U JPS6415237U (ja) | 1989-01-25 |
JPH0644923Y2 true JPH0644923Y2 (ja) | 1994-11-16 |
Family
ID=31344818
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987108981U Expired - Lifetime JPH0644923Y2 (ja) | 1987-07-17 | 1987-07-17 | シ−ト部材送給搬送機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0644923Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL154838B (nl) * | 1973-01-29 | 1977-10-17 | Oce Van Der Grinten Nv | Inrichting voor het kopieren van velvormige originelen. |
JPS5786849A (en) * | 1980-11-19 | 1982-05-31 | Canon Inc | Picture forming device having manual insertion mechanism |
-
1987
- 1987-07-17 JP JP1987108981U patent/JPH0644923Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6415237U (ja) | 1989-01-25 |
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