JPH07299293A - 吊掛装置 - Google Patents
吊掛装置Info
- Publication number
- JPH07299293A JPH07299293A JP12049994A JP12049994A JPH07299293A JP H07299293 A JPH07299293 A JP H07299293A JP 12049994 A JP12049994 A JP 12049994A JP 12049994 A JP12049994 A JP 12049994A JP H07299293 A JPH07299293 A JP H07299293A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tool
- hanger
- hanging
- base body
- insertion hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)
- Supports Or Holders For Household Use (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 使用時には使い易い位置に装着し、不使用時
には取り外して邪魔にならないようにする。 【構成】 支持具１は、上半部に固定部４を設け、下半
部の先端に挿入部２を設け、その先端に六角孔状の係止
部３を設けてある。吊掛具５は、シャフト１６の下端部
に引掛部１５を取り付け、上端部にコイルばね１７を介
して基体６を取り付けてある。基体６の上半体７は中央
に挿入孔９を設け、その周囲に楕円形の案内溝１８を設
けてある。伝達具１３の上面側には挿入凹部２０が穿設
され、その底部中央には六角形の係合部１４を突設して
ある。伝達具１３の上面側には、挿入凹部２０の両側に
摺動案内溝２１・２１が形成され、そこに抜止具１０・
１０が摺動可能に係合している。抜止具１０は、中央側
に閉塞部１１を形成し、反対側に突起１２を設けてあ
る。
には取り外して邪魔にならないようにする。 【構成】 支持具１は、上半部に固定部４を設け、下半
部の先端に挿入部２を設け、その先端に六角孔状の係止
部３を設けてある。吊掛具５は、シャフト１６の下端部
に引掛部１５を取り付け、上端部にコイルばね１７を介
して基体６を取り付けてある。基体６の上半体７は中央
に挿入孔９を設け、その周囲に楕円形の案内溝１８を設
けてある。伝達具１３の上面側には挿入凹部２０が穿設
され、その底部中央には六角形の係合部１４を突設して
ある。伝達具１３の上面側には、挿入凹部２０の両側に
摺動案内溝２１・２１が形成され、そこに抜止具１０・
１０が摺動可能に係合している。抜止具１０は、中央側
に閉塞部１１を形成し、反対側に突起１２を設けてあ
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、主に、室内の天井に取
り付けて、物干具や観葉植物や絵画等を吊り下げて使用
する吊掛装置に関するものである。
り付けて、物干具や観葉植物や絵画等を吊り下げて使用
する吊掛装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より、室内の天井に取り付けて物干
具を吊り下げて使用する物干装置は、種々のものが提案
されているが、実開昭６１−１７０４９９号考案のよう
に、竿掛具が上下する形式のものがほとんどであった。
具を吊り下げて使用する物干装置は、種々のものが提案
されているが、実開昭６１−１７０４９９号考案のよう
に、竿掛具が上下する形式のものがほとんどであった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例において
は、装置が大型で複雑になるため、取付も大変であり、
高価になってしまうという問題がある。従って、安価な
もので、使用時には使い易い高さ位置にあり、不使用時
には邪魔にならない吊掛装置が望まれていた。
は、装置が大型で複雑になるため、取付も大変であり、
高価になってしまうという問題がある。従って、安価な
もので、使用時には使い易い高さ位置にあり、不使用時
には邪魔にならない吊掛装置が望まれていた。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、支持具と吊掛具から成る吊掛装置であっ
て、支持具は、係止部を有する挿入部を設けて成り、吊
掛具は、引掛部を設けると共に、一端部に挿入部が挿入
される挿入孔を有する基体を設け、基体には、支持具の
係止部と係合可能な係合部を設けると共に、可動の抜止
具を有し、抜止具は、挿入孔の一部を閉塞可能な閉塞部
を有して成り、吊掛具の基体の中に支持具の挿入部を挿
入して係止部を係合部に係合させ、吊掛具の基体を回動
して抜止具を動かし、閉塞部で挿入孔の一部を閉塞さ
せ、挿入部を抜け止めして吊掛具を支持具に支持できる
ようにして成るものである。
に、本発明は、支持具と吊掛具から成る吊掛装置であっ
て、支持具は、係止部を有する挿入部を設けて成り、吊
掛具は、引掛部を設けると共に、一端部に挿入部が挿入
される挿入孔を有する基体を設け、基体には、支持具の
係止部と係合可能な係合部を設けると共に、可動の抜止
具を有し、抜止具は、挿入孔の一部を閉塞可能な閉塞部
を有して成り、吊掛具の基体の中に支持具の挿入部を挿
入して係止部を係合部に係合させ、吊掛具の基体を回動
して抜止具を動かし、閉塞部で挿入孔の一部を閉塞さ
せ、挿入部を抜け止めして吊掛具を支持具に支持できる
ようにして成るものである。
【０００５】
【作用】支持具を天井等に取り付け、吊掛具を持って基
体の挿入孔に支持具の挿入部を挿入し係合部を係止部に
係合させて回動すると、抜止具が動いてその閉塞部が挿
入孔の一部を塞ぐ。すると、支持具の挿入部に、吊掛具
の中の抜止具の閉塞部が引っ掛って、吊掛具は支持具に
支持されることになる。
体の挿入孔に支持具の挿入部を挿入し係合部を係止部に
係合させて回動すると、抜止具が動いてその閉塞部が挿
入孔の一部を塞ぐ。すると、支持具の挿入部に、吊掛具
の中の抜止具の閉塞部が引っ掛って、吊掛具は支持具に
支持されることになる。
【０００６】
【実施例】支持具１は、上半部にねじを刻設して固定部
４を設け、下半部の先端に欠球状の挿入部２を設け、そ
の先端には下方に開口する六角孔状の係止部３を設けて
あり、固定部４によって天井等に固定される。
４を設け、下半部の先端に欠球状の挿入部２を設け、そ
の先端には下方に開口する六角孔状の係止部３を設けて
あり、固定部４によって天井等に固定される。
【０００７】吊掛具５は、シャフト１６の下端部に円形
の引掛部１５を取り付けると共に、上端部にコイルばね
１７を介して基体６を取り付けてある。基体６は、上半
体７と下半体８とから成っている。上半体７は低い円柱
状で中央に円形の挿入孔９を設け、その周囲に楕円形の
案内溝１８を設けてある。下半体８は、有底の円筒形
で、その内底部には、中心に軸１９を突設してある。上
半体７は下端部内周に、下半体８は上端部外周に、それ
ぞれねじが刻設してあり、そのねじによって一体化され
る。
の引掛部１５を取り付けると共に、上端部にコイルばね
１７を介して基体６を取り付けてある。基体６は、上半
体７と下半体８とから成っている。上半体７は低い円柱
状で中央に円形の挿入孔９を設け、その周囲に楕円形の
案内溝１８を設けてある。下半体８は、有底の円筒形
で、その内底部には、中心に軸１９を突設してある。上
半体７は下端部内周に、下半体８は上端部外周に、それ
ぞれねじが刻設してあり、そのねじによって一体化され
る。
【０００８】伝達具１３は、直径の相違する２つの円柱
を重ねた形状で、基体６の中に回動可能に収容されてお
り、上面側には挿入凹部２０が穿設され、下面側には、
軸１９と対応する位置に軸孔が設けられている。挿入凹
部２０の底部中央には六角形の係合部１４を突設してあ
る。なお、図示しないが、伝達具１３の小径の円柱の周
囲に突起を設けると共に、基体６の下半体８の内周面に
も突起を設けて、伝達具１３が９０度の範囲でしか回動
できないように規制している。
を重ねた形状で、基体６の中に回動可能に収容されてお
り、上面側には挿入凹部２０が穿設され、下面側には、
軸１９と対応する位置に軸孔が設けられている。挿入凹
部２０の底部中央には六角形の係合部１４を突設してあ
る。なお、図示しないが、伝達具１３の小径の円柱の周
囲に突起を設けると共に、基体６の下半体８の内周面に
も突起を設けて、伝達具１３が９０度の範囲でしか回動
できないように規制している。
【０００９】伝達具１３の上面側には、挿入凹部２０を
挟んで両側に一段低くなった帯状の摺動案内溝２１・２
１が形成され、そこに抜止具１０・１０が摺動可能に係
合している。抜止具１０は、中央側を円弧状に切り欠い
て閉塞部１１を形成し、反対側には上側に突出する突起
１２を設けてあり、この突起１２は上半体７の案内溝１
８に係合するようになっている。この抜止具１０は、基
体６に対して、伝達具１３と共に回動すると突起１２と
楕円形の案内溝１８の係合により、摺動案内溝２１に沿
って摺動し、閉塞部１１が上半体７の挿入孔９の一部を
閉塞するようになっている。
挟んで両側に一段低くなった帯状の摺動案内溝２１・２
１が形成され、そこに抜止具１０・１０が摺動可能に係
合している。抜止具１０は、中央側を円弧状に切り欠い
て閉塞部１１を形成し、反対側には上側に突出する突起
１２を設けてあり、この突起１２は上半体７の案内溝１
８に係合するようになっている。この抜止具１０は、基
体６に対して、伝達具１３と共に回動すると突起１２と
楕円形の案内溝１８の係合により、摺動案内溝２１に沿
って摺動し、閉塞部１１が上半体７の挿入孔９の一部を
閉塞するようになっている。
【００１０】支持具１を組み立てるには、基体６の下半
体８に伝達具１３を、軸孔に軸１９が遊嵌するように収
容し、伝達具１３の摺動案内溝２１・２１の中に抜止具
１０・１０を置き、抜止具１０・１０の突起１２・１２
が案内溝１８に係合するように、上半体７を被せて下半
体８に螺合して一体化する。
体８に伝達具１３を、軸孔に軸１９が遊嵌するように収
容し、伝達具１３の摺動案内溝２１・２１の中に抜止具
１０・１０を置き、抜止具１０・１０の突起１２・１２
が案内溝１８に係合するように、上半体７を被せて下半
体８に螺合して一体化する。
【００１１】支持具１を天井に取り付け、吊掛具５を持
って基体６の挿入孔９に支持具１の挿入部２を挿入し係
合部１４を係止部３に係合させて右に９０度回動する
と、伝達具１３及び抜止具１０・１０は回動せずに、基
体６だけが回動し、突起１２・１２が楕円形の案内溝１
８に案内されて、抜止具１０・１０は摺動案内溝２１に
沿って中央に向かって摺動し、その閉塞部１１・１１が
挿入孔９の一部を閉塞する。閉塞された挿入孔９は挿入
部２の直径よりも小さくなり、係合部１４が係止部３か
ら外れて挿入部２が閉塞部１１・１１によって抜け止め
され、吊掛具５は支持具１に支持される。この状態で
は、吊掛具５は、３６０度どの方向にもある程度の角度
揺動することができると共に、それ以上の角度揺動して
もコイルばね１７が曲がって緩和するようになってお
り、吊掛具５に揺動する方向に力がかかった場合でも、
支持具１や吊掛具５が容易に壊れないようになってい
る。そして、吊掛具５が支持具１に支持された状態で引
掛部１５に物干具や観葉植物や絵画等を吊り下げて使用
したり、間隔を離して２つ取り付けて引掛部１５・１５
に物干竿を掛け渡して使用するものである。
って基体６の挿入孔９に支持具１の挿入部２を挿入し係
合部１４を係止部３に係合させて右に９０度回動する
と、伝達具１３及び抜止具１０・１０は回動せずに、基
体６だけが回動し、突起１２・１２が楕円形の案内溝１
８に案内されて、抜止具１０・１０は摺動案内溝２１に
沿って中央に向かって摺動し、その閉塞部１１・１１が
挿入孔９の一部を閉塞する。閉塞された挿入孔９は挿入
部２の直径よりも小さくなり、係合部１４が係止部３か
ら外れて挿入部２が閉塞部１１・１１によって抜け止め
され、吊掛具５は支持具１に支持される。この状態で
は、吊掛具５は、３６０度どの方向にもある程度の角度
揺動することができると共に、それ以上の角度揺動して
もコイルばね１７が曲がって緩和するようになってお
り、吊掛具５に揺動する方向に力がかかった場合でも、
支持具１や吊掛具５が容易に壊れないようになってい
る。そして、吊掛具５が支持具１に支持された状態で引
掛部１５に物干具や観葉植物や絵画等を吊り下げて使用
したり、間隔を離して２つ取り付けて引掛部１５・１５
に物干竿を掛け渡して使用するものである。
【００１２】不使用時は、吊掛具５を持って上に押し、
係合部１４を係止部３に係合させ、左に９０度回転させ
ると、前記とは逆に、抜止具１０・１０は外方に向かっ
て摺動し、挿入孔９のほぼ全体が開口し、基体６を挿入
部２から抜き外すことができる。
係合部１４を係止部３に係合させ、左に９０度回転させ
ると、前記とは逆に、抜止具１０・１０は外方に向かっ
て摺動し、挿入孔９のほぼ全体が開口し、基体６を挿入
部２から抜き外すことができる。
【００１３】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、吊掛具を
着脱することができるので、使用時には使い易い高さ位
置に装着し、不使用時には簡単に取り外して邪魔になら
ないようにすることができるという効果がある。
着脱することができるので、使用時には使い易い高さ位
置に装着し、不使用時には簡単に取り外して邪魔になら
ないようにすることができるという効果がある。
【００１４】また、支持具は小さくすることができるの
で、吊掛具を取り外した状態では、目立たず、室内に設
置しても違和感がないという効果がある。
で、吊掛具を取り外した状態では、目立たず、室内に設
置しても違和感がないという効果がある。
【図１】使用状態を示す断面図。
【図２】図１のＡ−Ａ線断面図。
【図３】図１のＢ−Ｂ線断面図。
【図４】挿入孔を開口した状態を示す断面図。
【図５】図４のＣ−Ｃ線断面図。
【図６】図４のＤ−Ｄ線断面図。
１ 支持具 ２ 挿入部 ３ 係止部 ５ 吊掛具 ６ 基体 ９ 挿入孔 １０ 抜止具 １１ 閉塞部 １４ 係合部 １５ 引掛部
Claims (1)
- 【請求項１】支持具と吊掛具から成る吊掛装置であっ
て、支持具は、係止部を有する挿入部を設けて成り、吊
掛具は、引掛部を設けると共に、一端部に挿入部が挿入
される挿入孔を有する基体を設け、基体には、支持具の
係止部と係合可能な係合部を設けると共に、可動の抜止
具を有し、抜止具は、挿入孔の一部を閉塞可能な閉塞部
を有して成り、吊掛具の基体の中に支持具の挿入部を挿
入して係止部を係合部に係合させ、吊掛具の基体を回動
して抜止具を動かし、閉塞部で挿入孔の一部を閉塞さ
せ、挿入部を抜け止めして吊掛具を支持具に支持できる
ことを特徴とする吊掛装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6120499A JP2623441B2 (ja) | 1994-05-10 | 1994-05-10 | 吊掛装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6120499A JP2623441B2 (ja) | 1994-05-10 | 1994-05-10 | 吊掛装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07299293A true JPH07299293A (ja) | 1995-11-14 |
| JP2623441B2 JP2623441B2 (ja) | 1997-06-25 |
Family
ID=14787720
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6120499A Expired - Fee Related JP2623441B2 (ja) | 1994-05-10 | 1994-05-10 | 吊掛装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2623441B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009136591A (ja) * | 2007-12-10 | 2009-06-25 | Kawaguchi Giken Inc | 吊掛装置 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5155708A (en) * | 1974-11-12 | 1976-05-17 | Yoshizaki Kozo | Koshitsushoketsugokin |
| JPH06121725A (ja) * | 1992-08-28 | 1994-05-06 | Kawaguchi Giken:Kk | 吊掛装置 |
-
1994
- 1994-05-10 JP JP6120499A patent/JP2623441B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5155708A (en) * | 1974-11-12 | 1976-05-17 | Yoshizaki Kozo | Koshitsushoketsugokin |
| JPH06121725A (ja) * | 1992-08-28 | 1994-05-06 | Kawaguchi Giken:Kk | 吊掛装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009136591A (ja) * | 2007-12-10 | 2009-06-25 | Kawaguchi Giken Inc | 吊掛装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2623441B2 (ja) | 1997-06-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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