JPH07299226A - パチンコ機における入賞装置保護カバー - Google Patents

パチンコ機における入賞装置保護カバー

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JPH07299226A
JPH07299226A JP11348894A JP11348894A JPH07299226A JP H07299226 A JPH07299226 A JP H07299226A JP 11348894 A JP11348894 A JP 11348894A JP 11348894 A JP11348894 A JP 11348894A JP H07299226 A JPH07299226 A JP H07299226A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カバー蓋の開閉操作がスムーズに行えるパチ
ンコ機における入賞装置保護カバーを提供する。 【構成】 入賞装置保護カバー20の後面を背抜き開口
23とし、該開口23を閉塞するカバー蓋24を一側を
軸支して開閉自在に設けると共に、一側壁を押圧力によ
り撓む撓み面22として形成し、前記カバー蓋24に
は、係合突起28a・28bを設ける一方、撓み面22
側には、カバー蓋24の係合突起28a・28bを係止
する係止孔26a・26bを設ける。 【効果】 このため、撓み面22を押圧操作するだけで
カバー蓋24の閉塞固定及びその解除がスムーズに行
え、ひいては、カバー蓋24の開閉操作がスムーズに行
える入賞装置保護カバー20を提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ機の背面に突
出して取り付けられる入賞装置の後面を覆う入賞装置保
護カバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年のパチンコ機においては、遊技盤の
中央にソレノイド、モータ、ランプ、検出スイッチ等の
電気的部品を含んだ大型の入賞装置を配置したものが主
流となっている。そして、このような入賞装置は、上記
した電気的部品や該電気的部品によって作動される部材
を含んで構成されるので、必然的に後方への突出量が大
きいものとなる。このため、パチンコ機の裏面に配置さ
れる機構板又は遊技盤の裏面に止着される入賞玉集合カ
バーには、上記入賞装置の後面を保護するために入賞装
置保護カバーが設けられている。この入賞装置保護カバ
ーは、機構板又は入賞玉集合カバーと一体的に成型され
たり、あるいは機構板又は入賞玉集合カバーと別体に成
型されて、それをビス等で止着するように構成されたも
のがほとんどであった。
【0003】一方、遊技盤の中央に設けられる入賞装置
は、上記したように多数の電気的部品を含んで構成され
るため、多数の配線があり、そのような配線の誤配線を
防止するために直接遊技制御回路に接続するのではな
く、入賞装置に中継端子板を設け、その中継端子板に一
旦それらの配線を接続し、一方、遊技制御回路からの配
線も中継端子板に接続することにより、入賞装置の電気
的部品と遊技制御回路とを接続するようにしていた。そ
して、上記した中継端子板は、接続作業を行い易くする
ために入賞装置の最後部に設けられるものがほとんどで
あった。
【0004】ところで、例えば、入賞装置に配置された
電気的部品が正常に作動しているか否かをテストするた
めに、電気的部品から延びる配線を取り外して、テスト
装置に接続する場合等がある。このような場合、機構板
又は入賞玉集合カバーに止着される入賞装置保護カバー
を一旦取り外した後でなければならず、入賞装置側の配
線の取り外し作業が極めて面倒であった。そこで、本出
願人は、先に実願平2−52383号(以下、先行技術
という)で上記のような問題を解決する入賞装置保護カ
バーを提案した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】即ち、上記した先行技
術は、その図に示すように入賞装置保護カバー40の後
面を背抜き状の開口46とし、該開口46を閉塞するカ
バー蓋49を一側を軸支して開閉自在に設けることで、
配線の取り外し作業の容易化を招来し得た。しかしなが
ら、上記先行技術の入賞装置保護カバー40では、カバ
ー蓋49を係合する係合片48が入賞装置保護カバー4
0の側壁から上方に延設されているだけであるため、係
合片48を押圧してカバー蓋49の係合穴51との係合
を解除する操作がしずらく、カバー蓋の開閉操作がスム
ーズに行えないという問題を有していた。本発明は、上
記した問題点に鑑みなされたもので、その目的とすると
ころは、カバー蓋の開閉操作がスムーズに行えるパチン
コ機における入賞装置保護カバーを提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、パチンコ機の背面に突出し
て取り付けられる入賞装置の後方突出部を覆う入賞装置
保護カバーにおいて、該入賞装置保護カバーの後面を背
抜き状の開口とし、該開口を開閉するカバー蓋を一側を
軸支して開閉自在に設けると共に該カバー蓋の開放側に
対応する入賞装置保護カバーの側壁を押圧力により撓む
撓み面として形成し、前記カバー蓋の周壁及び撓み面に
は、前記撓み面の押圧操作に伴ってカバー蓋の閉塞固定
及びその解除を行う係合部をそれぞれ形成したことを特
徴とするものである。
【0007】
【作用】該入賞装置保護カバーの後面を背抜き状の開口
とし、該開口を開閉するカバー蓋を一側を軸支して開閉
自在に設けると共に該カバー蓋の開放側に対応する入賞
装置保護カバーの側壁を押圧力により撓む撓み面として
形成し、前記カバー蓋の周壁及び撓み面には、前記撓み
面の押圧操作に伴ってカバー蓋の閉塞固定及びその解除
を行う係合部をそれぞれ形成したので、入賞装置側の配
線の取り外し作業等を行うためにカバー蓋を開放する場
合には、撓み面を押圧操作することでカバー蓋側及び撓
み面側の各係合部間での係合が解除され、カバー蓋の閉
塞固定が簡単に且つスムーズに解除される。一方、カバ
ー蓋を閉塞する場合には、カバー蓋の閉塞操作に伴って
撓み面を撓ましてカバー蓋側及びカバー本体側の各係合
部間での係合が行われることで、カバー蓋が確実に且つ
スムーズに閉塞固定される。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例につ
いて説明する。まず、実施例に係る入賞装置保護カバー
20が適用されるパチンコ機の遊技盤1の構成について
図1を参照して説明する。図1は、遊技盤1の背面図で
ある。遊技盤1は、ほぼ正方形状の合板で構成され、そ
の前面の中央部には、ソレノイド、モータ、ランプ、検
出スイッチ等の電気的部品を備えた入賞装置(以下、セ
ンター役物という)が配設されている。また、遊技盤1
の背面には、遊技盤1の主要部域を覆う入賞玉集合カバ
ー10が取付レバー部材2a〜2dによって着脱自在に
取り付けられており、この入賞玉集合カバー10には、
前記入賞装置の後方突出部分を覆う入賞装置保護カバー
20と、制御回路基板32を収納する基板ボックス30
とが取り付けられている。なお、入賞装置保護カバー2
0及び基板ボックス30の詳細な構成については後に詳
述するものである。
【0009】また、遊技盤1の背面であって入賞玉集合
カバー10の上方位置には、中継端子板3が取り付けら
れている。この中継端子板3は、主としてセンター役物
を除く遊技盤1に設けられる電気的機器(ランプ、ソレ
ノイド、モータ、検出スイッチ等)と、基板ボックス3
0内の制御回路基板32との配線接続を中継するもの
で、複数のコネクタを有している。なお、中継端子板3
は、遊技盤1の背面ではなく、入賞玉集合カバー10の
背面に取り付けても良い。
【0010】ところで、上記入賞玉集合カバー10は、
前記センター役物は無論のこと周辺部に配置される入賞
口あるいはセンター役物から排出される入賞玉が落下す
る入賞玉落下領域の全域を被覆するような方形状に形成
され、そのほぼ四隅に形成された取付凹部11a〜11
dに前記取付レバー部材2a〜2dを係合させることに
よって遊技盤1の背面に着脱自在に取り付けられるよう
になっている。この入賞玉集合カバー10は、図2に示
すように、パチンコ玉の直径よりもやや大きい深さ(奥
行巾)を有するように形成され、その上部側壁には、遊
技盤1側の電気的機器から延びる配線の一部を引き出す
ための配線引出切欠部12が形成されている一方、その
下部には、入賞玉集合カバー10内の入賞玉を入賞玉集
合樋(図示しない)に向けて落下させる落下開放部13
が形成されている。
【0011】また、入賞玉集合カバー10は、そのほぼ
中央に開口部14が開設され、遊技盤1に取り付けられ
る前記のセンター役物が後方に突出できるようにしてい
る。そして、この開口部14は、遊技盤1に取り付けら
れる可能性のあるセンター役物のうち最も大きく形成さ
れるセンター役物にも対応できるように入賞玉落下領域
の周辺部を除く大きさとなるように形成されている。こ
のため、遊技盤1に取り付けられる入賞装置の大きさが
変化しても、それに対応するような入賞玉集合カバー1
0を特別に製作する必要もなく、すべてのセンター役物
に対応することができる。また、開口部14が予め形成
されているので、従来のように開口部14を切欠形成す
る際に発生するバリ等によって入賞装置から延びる配線
が傷付けられることもない。なお、開口部14の開口縁
には、該開口縁に沿って補強リブ15が一体的に周設さ
れており、これによって、入賞玉集合カバー10の全体
の強度を向上させている。
【0012】上記補強リブ15の外側四隅には、入賞装
置保護カバー20を入賞玉集合カバー10に取り付ける
ための取付ボス16a〜16dが突設されている。この
うち取付ボス16a〜16cには、後述する入賞装置保
護カバー20の固定取付部(ビス止め穴)21a〜21
cをビスBで固定するためのビス止め穴が設けられてい
る一方、取付ボス16dには、後述する入賞装置保護カ
バー20の遊動取付部(係合突起)21dを係止する係
止溝16eが形成されている。また、補強リブ15の左
外側部には、基板ボックス30を入賞玉集合カバー10
に取り付けるための取付部17a〜17dが突設されて
いる。これら取付部17a〜17dには、それぞれ後述
する基板ボックス30の取付部材35をビス止め固定す
るためのビス止め穴が設けられている。なお、入賞玉集
合カバー10は、各取付部17a〜17d間あるいは下
辺部等に支持リブ18が形成されて剛性を高めており、
取り付けられる基板ボックス30の荷重等による変形を
防止している。
【0013】次に、上記取付部17a〜17dに取り付
けられる基板ボックス30の構造について説明する。基
板ボックス30は、パチンコ機における各種の遊技動作
を制御する制御回路基板32を内部に収納する立方体形
状の収納筐体31と、該収納筐体31を前記入賞玉集合
カバー10に取り付け固定する取付部材35と、該取付
部材35に対して収納筐体31を回動(開閉)自在に支
持する支持部材34と、から構成されている。収納筐体
31は、その上下の各端部に係止片33a・33bが形
成されると共に、一側端部には、上下一対の支軸部34
a・34bを有する支持部材34が固着して設けられて
いる。一方、取付部材35は、該取付部材35を入賞玉
集合カバー10側の取付部17a〜17dにビス止め固
定するためのビス止め孔(図示しない)が穿設されると
共に、その一側端部には、収納筐体31側の支軸部34
a・34bを挿入する各軸受部36a・36bが、ま
た、上下の各端部には、収納筐体31側の係止片33a
・33bと係合する各係合固定部37a・37bがそれ
ぞれ設けられている。
【0014】これによって、基板ボックス30は、収納
筐体31側の支軸部34a・34bと取付部材35側の
各軸受部36a・36bとの係合により収納筐体31が
取付部材35に対して回動(開閉)自在に支持されると
共に、収納筐体31側の係止片33a・33bと取付部
材35側の各係合固定部37a・37bとの係合及び解
除により収納筐体31と取付部材35との固定及び解除
が可能な状態で、入賞玉集合カバー10に取り付けられ
るようになっている。なお、このように基板ボックス3
0を開閉自在に取り付けるようにしたのは、後に詳述す
る入賞装置保護カバー20が比較的大きく形成されてい
るため、基板ボックス30を入賞玉集合カバー10の裏
面に正常に固定したときに基板ボックス30の一側がパ
チンコ機の機構板(図示しない)の開口から外側に突出
するので、機構板を開閉する際に、まず基板ボックス3
0を支軸部34a・34bで回動させ、その後に機構板
を開放する必要があるからである。
【0015】次に、本実施例の要部を構成する入賞装置
保護カバー20の構成について説明する。入賞装置保護
カバー20は、前記したように入賞玉集合カバー10の
背面に突設された取付ボス16a〜16dに取り付けら
れるものであるが、図2に示すように前記開口部14の
ほぼ全域を覆うように凹状に形成され、そのほぼ四隅前
端には、取付ボス16a〜16dに対応する固定取付部
21a〜21c及び遊動取付部21dが形成されてい
る。固定取付部21a〜21cには、入賞装置保護カバ
ー20を前記取付ボス16a〜16cにビスBで固定す
るためのビス止め穴が形成されているのに対し、遊動取
付部21dには、入賞装置保護カバー20を前記取付ボ
ス16dの係止溝16eに移動可能に遊嵌係止される係
合突起が形成されている。そして、入賞装置保護カバー
20は、遊動取付部21dを取付ボス16dの係止溝1
6eに遊嵌係止させると共に、固定取付部21a〜21
cを取付ボス16a〜16cにビスBで螺着することに
より、入賞玉集合カバー10に対して着脱可能に止着さ
れる。
【0016】ところで、図示の実施例において、入賞装
置保護カバー20は、前記開口部14が最も大きく形成
される可能性のある入賞装置に対応すべく形成されると
同様に、最も後方に突出する入賞装置に対応できるよう
な突出量を有するように設計される。これにより、遊技
盤1に取り付けられるあらゆる種類のセンター役物に対
応させることができる。もちろん、入賞装置保護カバー
20を上記したような寸法に形成することなく、複数種
類の奥行き方向寸法の入賞装置保護カバー20を用意し
ておき、遊技盤1に取り付けられる入賞装置の大きさに
ほぼ対応するような寸法の入賞装置保護カバー20を取
り付けても良い。
【0017】また、入賞装置保護カバー20の一側壁
は、図1に示すように、取付部21a・21dよりも内
側に凹んだ切欠部22aとなっている。この切欠部22
aは、基板ボックス30に対向する側に設けられるが、
これは、以下の理由による。即ち、前記したように開口
部14及び入賞装置保護カバー20が比較的大きく形成
されているため、この実施例においては、前記機構板を
開閉する場合に、基板ボックス30を回動させてから開
放する必要があり、基板ボックス30を回動したときに
入賞装置保護カバー20と基板ボックス30とが衝突し
ないように基板ボックス30を収納するために切欠部2
2aが設けられるものである。また、入賞装置保護カバ
ー20の一側壁の下部が大きく開口した側面開口部22
bとなっているが、この側面開口部22bは、図示しな
いセンター役物側の中継端子板と基板ボックス30側の
制御回路基板32とを配線接続させる配線貫通用の開口
部として作用するものである。
【0018】また、上記切欠部22a側の側壁は、側面
開口部22bが形成されることにより他の側壁部に比べ
て壁巾Wが浅くなっており(図3参照)、図4の一点鎖
線で示すように矢印A方向に押圧操作することで簡単に
撓み得る撓み面22として形成されている。なお、この
ような撓み面22の撓み動作は、入賞装置保護カバー2
0の四隅を入賞玉集合カバー10に止着固定した状態で
も得られるものであるが、本実施例では、前記したよう
に入賞装置保護カバー20を入賞玉集合カバー10に対
して固定するのではなく遊動可能に取り付ける遊動取付
部(係合突起)21dを撓み面22側の前端一隅に設け
ることで、より確実且つスムーズな撓み面22の撓み動
作を可能にしている。
【0019】また、入賞装置保護カバー20の後面は、
図4に示すように背抜き状の開口23とされ、その背抜
き開口23にほぼ平板状のカバー蓋24が一側を軸支さ
れて開閉自在に設けられている。そして、カバー蓋24
を開閉自在に設けるため、入賞装置保護カバー20に
は、その一側部の上下に先端が二又に分かれた嵌入軸受
片25a・25bが突設され、撓み面22側となる他側
部の上下二箇所には係合部としての係止孔26a・26
bが穿設されている。一方、カバー蓋24の一側部周壁
には、前記嵌入軸受片25a・25bの二又状の先端に
嵌入される係止軸27a・27bが外側に突設するよう
に設けられ、他側部の周壁内側には、前記係止孔26a
・26bに係合する係合突起(係合部)28a・28b
が上下二箇所に形成されている。また、カバー蓋24の
平板部上下には、入賞装置で発生する熱を外に放熱する
放熱孔29が穿設されている。
【0020】次に、本実施例に係る入賞装置保護カバー
20のカバー蓋24の開閉操作を図5(A)(B)に基づい
て以下に説明する。先ず、図5(A)に示す閉塞状態の
カバー蓋24を開放する場合には、図5(B)に示すよ
うに撓み面22をA方向に押圧操作して、カバー蓋24
の係合突起28a・28bと撓み面22側の係止孔26
a・26bとの係合を解除する。そして、この状態から
係止軸27a・27bを中心としてカバー蓋24を開放
方向に回転操作することで、カバー蓋24が開放され
る。一方、カバー蓋24を閉塞する場合には、係止軸2
7a・27bを中心としてカバー蓋24を閉塞方向に回
転操作すると、これに伴って、カバー蓋24は、その係
合突起28a・28bで撓み面22をA方向に撓ませ
る。そして、カバー蓋24の係合突起28a・28bと
撓み面22側の係止孔26a・26bとが図5(A)に
示すように係合されることで、カバー蓋24が閉塞固定
される。
【0021】以上のように、本実施例の入賞装置保護カ
バー20は、その後面を背抜き開口23とし、該開口2
3を開閉するカバー蓋24を一側を軸支して開閉自在に
設けると共に該カバー蓋24の開放側に対応する入賞装
置保護カバー20の側壁上部を押圧力により撓む撓み面
22として形成し、前記カバー蓋24の周壁内側には、
係合突起28a・28bを設ける一方、撓み面22外側
には、カバー蓋24の係合突起28a・28bを係止す
る係止孔26a・26bを設けている。このため、入賞
装置側の配線の取り外し作業等を行うためにカバー蓋2
4を開閉する場合には、撓み面22を押圧操作するだけ
でカバー蓋24の閉塞固定及びその解除がスムーズに行
え、ひいては、カバー蓋24の開閉操作がスムーズに行
える入賞装置保護カバー20を提供することができる。
【0022】なお、上記実施例は、本発明を限定するも
のではなく、本発明の範囲内で種々の変更が可能であ
る。例えば、上記実施例では、入賞玉集合カバー10に
対して入賞装置保護カバー20を取り付けた構成として
いるが、入賞装置保護カバー20を入賞玉集合カバー1
0以外の構成部材(例えば、機構板等)に取り付けた構
成とすることも可能である。また、入賞装置保護カバー
20の取り付けとしては、四隅前端における三箇所のビ
ス止めと一箇所の遊嵌係止とで行っているが、このよう
な取り付け位置、取り付け数、及び取り付け方法は、特
に限定するものではない。例えば、実施例中では、撓み
面22の撓み動作をより確実に且つスムーズにするた
め、撓み面22の一側端に遊動取付部21dを設けてい
るが、この遊動取付部21dを設けることなく入賞装置
保護カバー20を完全に取り付け固定したものであって
も構わない。また、これとは反対に、撓み面22の撓み
動作をより一層確実に且つスムーズに行わせるため、撓
み面22の他側端に位置する固定取付部21aに換えて
遊動取付部を設けても良い。なお、このような場合に
は、入賞装置保護カバー20の取り付け固定箇所が減少
するため、他の部分に固定取付部を設けて取り付け強度
を向上させる必要がある。
【0023】また、上記実施例では、カバー蓋24の閉
塞固定を、カバー蓋24側に設けた係合突起28a・2
8bと、撓み面22側に設けた係止孔26a・26bと
の係合により行っているが、特にこのような構成に限定
するものではない。例えば、撓み面22側に係合部とし
て係合突起を設ける一方、カバー蓋24側に係合部とし
て係止孔を設けた構成とすることもできる。また、上記
実施例では、入賞装置保護カバー20の一側壁に側面開
口部22bを設けることで、該側面開口部22bを配線
貫通用の開口部とすると共に、一側壁の壁巾Wを浅くし
て撓み面22を形成しているが、必ずしも一側壁の大部
分を開口部とする必要はなく、入賞装置保護カバー20
の一側壁に、配線貫通用の切欠部と撓み面22を形成す
るための溝状開口部とを別個に設ける構成とすることも
可能である。さらには、上記実施例では、入賞装置保護
カバー20の側壁を撓み面22として形成しているが、
カバー蓋24側の一側壁を撓み面として形成することも
可能である。この場合には、カバー蓋24の周壁外側と
入賞装置保護カバー20の側壁内側とにそれぞれ係合部
を形成する必要がある。
【0024】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明に係る入賞装置保護カバーは、該入賞装置保
護カバーの後面を背抜き状の開口とし、該開口を開閉す
るカバー蓋を一側を軸支して開閉自在に設けると共に該
カバー蓋の開放側に対応する入賞装置保護カバーの側壁
を押圧力により撓む撓み面として形成し、前記カバー蓋
の周壁及び撓み面には、前記撓み面の押圧操作に伴って
カバー蓋の閉塞固定及びその解除を行う係合部をそれぞ
れ形成したので、入賞装置側の配線の取り外し作業等を
行うためにカバー蓋を開閉する場合には、撓み面を押圧
操作するだけでカバー蓋の閉塞固定及びその解除がスム
ーズに行え、ひいては、カバー蓋の開閉操作がスムーズ
に行える入賞装置保護カバーを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る入賞装置保護カバーが適用される
パチンコ機の遊技盤を示す背面図である。
【図2】上記入賞装置保護カバーと入賞玉集合カバーと
の組み付け関係を示す分解斜視図である。
【図3】上記入賞装置保護カバーのカバー蓋が閉塞した
状態を示す斜視図である。
【図4】上記入賞装置保護カバーのカバー蓋が開放した
状態を示す斜視図である。
【図5】同図(A)は上記カバー蓋の係合突起と一側壁
側の係止孔とが係合した状態を示す断面図であり、ま
た、同図(B)はカバー蓋の係合突起と一側壁側の係止
孔との係合が解除した状態を示す断面図である。
【符号の説明】
20 入賞装置保護カバー 21d 遊動取付部 22 撓み面 23 背抜き開口 24 カバー蓋 26a・26b 係止孔(係合部) 28a・28b 係合突起(係合部)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ機の背面に突出して取り付けら
    れる入賞装置の後方突出部を覆う入賞装置保護カバーに
    おいて、 該入賞装置保護カバーの後面を背抜き状の開口とし、該
    開口を開閉するカバー蓋を一側を軸支して開閉自在に設
    けると共に該カバー蓋の開放側に対応する入賞装置保護
    カバーの側壁を押圧力により撓む撓み面として形成し、 前記カバー蓋の周壁及び撓み面には、前記撓み面の押圧
    操作に伴ってカバー蓋の閉塞固定及びその解除を行う係
    合部をそれぞれ形成したことを特徴とするパチンコ機に
    おける入賞装置保護カバー。
JP11348894A 1994-04-30 1994-04-30 パチンコ機における入賞装置保護カバー Expired - Fee Related JP3605850B2 (ja)

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JP2011015986A (ja) * 2010-09-15 2011-01-27 Sanyo Product Co Ltd 遊技機

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