JP2003117185A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2003117185A
JP2003117185A JP2001321237A JP2001321237A JP2003117185A JP 2003117185 A JP2003117185 A JP 2003117185A JP 2001321237 A JP2001321237 A JP 2001321237A JP 2001321237 A JP2001321237 A JP 2001321237A JP 2003117185 A JP2003117185 A JP 2003117185A
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匡雄 遠藤
Takahiro Nawa
隆弘 名和
Hachiro Omotegawa
八朗 表側
Tomoya Hirano
智也 平野
Tomohiro Koike
朋弘 小池
Tomoaki Niwa
友明 丹羽
Takashi Sanada
貴史 真田
Hajime Usami
肇 宇佐美
Masami Suwa
雅己 諏訪
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 裏カバーの内部側のメンテナンスを容易に行
うことが可能な弾球遊技機を提供する。 【解決手段】 裏カバーA1は、遊技盤に固定されるベ
ース部材1と、ベース部材1に擺動状に開閉する第1カ
バー部材20と、遊技盤に固定され、閉状態の第1カバ
ー部材20と掛止する角脚部30、40とを有する。こ
れにより、メンテナンス時には、第1カバー部材20を
擺動させて開いた状態として作業を可能とする。また、
ベース部材1は、切欠きを有する本体部材2と、該切欠
きを開閉する第2カバー部材10とを有している。この
第2カバー部材10も、本体部材2に対して擺動状に開
閉する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、弾球遊技機に関す
るものであり、特に、遊技盤の裏面の電子部品類を被覆
する弾球遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、いわゆるパチンコ機、或いはアレ
ンジボール機、雀球機等の遊技盤を有している弾球遊技
機において、遊技盤に装着された電子基板、部品類や配
線などの周囲を覆って、遊技機本体側の部品との干渉を
防止したり、埃や遊技球等が入り込まないようにすべ
く、上下左右に連続して壁体が形成されている裏カバー
が使用されている。
【0003】また、近年、図柄表示装置の画質の高度化
や遊技機能の複雑化等に伴って、弾球遊技機に装着され
る電子基板や部品類、コネクタ、配線等が顕著に増加し
ており、前記裏カバーにそれらの装着部品を積重して装
着したり、配線の中継点としてコネクタ端子を配設する
等、装着部品の装着ベースとしての機能も高まってお
り、裏カバーの役割の重要性が高まっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従前の裏カバ
ーにあっては、前記遊技盤に単純に固定されているのみ
である。そのため、裏カバーの内部側の電子部品の点検
や交換、ハーネスの脱着などのメンテナンスを行う場合
は、遊技盤と裏カバーとの締結を全て解除して固定され
た裏カバーを遊技盤から取り外した後に行なうなどの方
法をとっていた。特に、遊技盤と裏カバーとの締結部分
も多く、また電子基板や部品類、コネクタ、配線などが
複雑に絡み合っているため、非常に手間がかかるもので
あった。
【0005】そこで、本実施例は、遊技盤から裏カバー
を取り外すことなく、裏カバーの内部側の電子部品の点
検や交換、ハーネスの脱着などのメンテナンスを容易に
行うことができる弾球遊技機を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するために創作されたものであって、第1には、遊技
盤(P1)の裏面側に、該遊技盤に装着された遊技部品
(G1〜G4)を覆う裏カバー(A1)を設けた弾球遊
技機(S1)において、前記裏カバー(A1)が、遊技
盤(P1)に着脱可能なベース部材(1)と、前記ベー
ス部材(1)に取付けられる第1カバー部材(20)
と、を備えたことを特徴とする。
【0007】この第1の構成の弾球遊技機においては、
前記裏カバーが、遊技盤に着脱可能なベース部材と、前
記ベース部材に取付けられる第1カバー部材とを別個に
備えているため、前記第1カバー部材を前記ベース部材
から脱離させたり、第1カバー部材20をベース部材1
に対して相対的に移動させたり、回転させることが可能
になる。従って、前記遊技盤から裏カバー全体を取り外
すことなく、裏カバーの内部側にある電子部品の点検や
交換、ハーネスの脱着などのメンテナンスを容易に行う
ことが可能となる。
【0008】また、第2には、前記第1の構成におい
て、前記第1カバー部材(20)は、前記遊技盤(P
1)に設けられた係合手段(30、40)に係合可能で
あることを特徴とする。
【0009】この第2の構成の弾球遊技機においては、
係合手段(30、40)が設けられているので、第1カ
バー部材(20)と係合手段(30、40)とを係合さ
せることにより、第1カバー部材(20)の閉状態を維
持させることができる。また、第1カバー部材(20)
を開状態にするには、遊技盤(P1)に設けられた前記
係合手段との係合を解除すればよい。よって、第1カバ
ー部材(20)を閉状態を維持させる場合に、第1カバ
ー部材(20)を遊技盤(P1)へ締結等する必要がな
く、また、第1カバー部材(20)の係合及び係合解除
作業をワンタッチで行うことが可能になる。
【0010】また、第3には、前記第1又は2の構成に
おいて、前記第1カバー部材(20)が前記ベース部材
(1)に対して擺動状に開閉することを特徴とする。よ
って、この第1カバー部材(20)をベース部材(1)
に対して擺動させるだけで、第1カバー部材(20)を
開閉させることができ、第1カバー部材(20)がカバ
ーしていた部分を露出させることができるので、よっ
て、メンテナンス作業の簡略化を図ることが可能にな
る。
【0011】また、第4には、前記第1から第3までの
いずれかの構成において、前記ベース部材(1)が、開
口部又は切欠き部を有する本体部材(2)と、前記開口
部又は切欠き部を閉鎖可能な第2カバー部材(10)
と、前記開口部又は切欠き部を閉鎖する場合、第2カバ
ー部材(10)と前記本体部材(2)とを固定する固定
手段(R30)と、を少なくとも有するとともに、前記
第2カバー部材(10)が前記本体部材(2)に対して
擺動状に開閉することを特徴とする。
【0012】この第4の構成においては、ベース部材
(1)が本体部材(2)と第2カバー部材(10)とを
有しているので、第2カバー部材(10)を開状態とす
ることにより、本体部材(1)の開口部又は切欠き部を
開状態とでき、従って、前記遊技盤から裏カバー(A
1)全体やベース部材(1)を取り外すことなく、裏カ
バー(A1)の内部側にある電子部品の点検や交換、ハ
ーネスの脱着などのメンテナンスを容易に行うことが可
能となる。また、第2カバー部材(10)は、本体部材
(2)に対して擺動状に開閉するので、第2カバー部材
(10)の開閉動作が容易である。
【0013】また、第5には、前記第1から第4までの
いずれかの構成において、前記ベース部材(1)が裏カ
バー(A1)の下略半分を構成し、前記第1カバー部材
(20)が裏カバー(A1)の上略半分を構成するとと
もに、前記ベース部材(1)が、ベース部材背面部(2
a、10)と、該ベース部材背面部(2a、10)の下
端から連設された底面部(2b)と、該底面部(2b)
と前記ベース部材背面部(2a、10)とに連設された
一対のベース部材側面部(2c)と、を少なくとも有
し、前記第1カバー部材(20)が、頂部側である上面
部(20a)と、該上面部(20a)に連設された一対
の第1カバー部材側面部(20b)と、を少なくとも有
し、前記ベース部材(1)と前記第1カバー部材(2
0)とにより前記遊技盤(P1)に装着された遊技部品
(G1〜G4)を概ね覆うことを特徴とする。
【0014】この第5の構成の弾球遊技機においては、
前記ベース部材(1)と前記第1カバー部材(20)と
により前記遊技盤(P1)に装着された遊技部品を概ね
覆うことができるため、高いメンテナンス性を保持しつ
つ、遊技盤に装着された遊技部品と遊技機本体側の部品
との干渉を防止したり、埃や遊技球等が入り込まないよ
うにすることが可能になり、電子部品等のメンテナンス
性と保護性、シールド性の両立を図ることが可能にな
る。
【0015】なお、以下の構成としてもよい。例えば、
上記ベース部材(1)又は上記第1カバー部材(20)
又は第2カバー部材(10)には、基板ケースが取付け
可能となっているようにしてもよい。そして、この取付
け可能な基板ケースとしては、遊技者に有利な遊技状態
を発生させるか否かを抽選する抽選手段を設けた主基板
を収納する主基板ケース(Q1)、複数の出力端子をコ
ネクタ等によって接続可能になされた外部出力端子基板
を収納する外部出力端子基板ケース(Q2)、遊技図柄
の変動表示を制御する図柄制御手段を設けた図柄制御基
板を収納する図柄制御基板ケース、遊技媒体払出し装置
を制御する払出制御手段を設けた払出制御基板を収納す
る払出制御基板ケース、演出音の発生を制御するサウン
ド制御手段を設けたサウンド制御基板を収納するサウン
ド制御基板ケース(Q3)、演出光の点灯動作を制御す
るランプ制御手段を設けたランプ制御基板を収納するラ
ンプ制御基板ケース(Q4)のうち何れかとすることが
できる。
【0016】また、上記裏カバー及び/又は係合部材
(30、40)は、透明性を有した樹脂により構成され
ており、内部が視認可能であってもよい。さらに、裏カ
バー内部を視認可能とする構造としては、スリット、小
さい孔等を裏カバーに設けるようにしてもよい。これに
より、裏カバーの外部から裏カバー内部の電子部品の簡
単な点検が可能になる等の利点がある。
【0017】また、上記第1カバー部材(20)と、上
記係合部材(30、40)とは、該第1カバー部材(2
0)及び/又は係合部材(30、40)に設けられた爪
部材により係合可能であってもよい。これにより、可撓
性をもった爪部材で係合されていれば、メンテナンス時
の効率向上が図れる等の利点がある。
【0018】また、本体部材(2)と第2カバー部材
(10)とを固定する固定手段が、本体部(2)と第2
カバー部材(10)とを係合させることにより固定する
係合手段であってもよい。これにより、可撓性をもった
爪部材で係合されていれば、メンテナンス時の効率向上
が図れる等の利点がある。
【0019】また、本体部材(2)と第2カバー部材
(10)とを係合する係合手段が、該本体部材(2)及
び/又は第2カバー部材(10)に設けられた爪部材で
あってもよい。これにより、可撓性をもった爪部材で係
合されていれば、メンテナンス時の効率向上が図れる等
の利点がある。
【0020】また、上記第1カバー部材(20)と、上
記係合部材(30、40)とは、ネジ等の締結手段によ
り締結されていてもよい。これにより、確実に締結をす
ることができ、点検内容によっては簡単に解除できる等
の利点がある。また、本体部材(2)と第2カバー部材
(10)とを固定する固定手段が、ネジ等の締結手段で
あってもよい。これにより、確実に締結をすることがで
き、点検内容によっては簡単に解除できる等の利点があ
る。
【0021】また、上記第1カバー部材(20)が、上
記ベース部材(1)に対して、スライドして開閉するよ
うにしてもよい。これにより、後ろ側に場所的な余裕が
ない場合等にもメンテナンスに必要な場所を確保するこ
とが可能となる等の利点がある。また、上記第2カバー
部材(10)が、上記本体部材(2)に対して、スライ
ドして開閉するようにしてもよい。これにより、後ろ側
に場所的な余裕がない場合等にもメンテナンスに必要な
場所を確保することが可能となる等の利点がある。
【0022】また、上記裏カバー部材及び/又は係合部
材(30、40)は、導電性を有した樹脂により構成さ
れているようにしてもよい。これにより、静電気の帯電
が防止される等メンテナンス者を保護することが可能と
なり、また、電子部品を保護できる等の利点がある。
【0023】また、第2カバー部材(10)自体が、基
板ケースであってもよい。これにより、基板ケースと一
緒に配線を取り外すことができ、また、基板ケースを取
り外すだけで本体部材の開口部又は切欠き部を開状態に
できる等メンテナンス性の向上を図ることができる等の
利点がある。
【0024】また、上記ベース部材(1)が、基台部と
本体部とを有し、該本体部が基台部に対して、擺動状又
はスライドして開閉するようにしてもよい。これによ
り、後ろ側に場所的な余裕がない場合等にもメンテナン
スに必要な場所を確保することが可能となる等の利点が
ある。
【0025】また、上記弾球遊技機において、上記ベー
ス部材(1)は、遊技盤(P1)にネジ等の締結手段に
より締結されているようにしてもよい。これにより、確
実に締結をすることができ、点検内容によっては簡単に
解除できる等の利点がある。
【0026】また、上記弾球遊技機において、上記係合
部材(30、40)は、遊技盤(P1)にネジ等の締結
手段により締結されているようにしてもよい。これによ
り、確実に締結をすることができ、点検内容によっては
簡単に解除できる等の利点がある。
【0027】また、上記係合手段(30、40)を遊技
盤(P1)に一体的に設けてもよい。これにより組立て
コストの低減等を図ることができる。
【0028】また、遊技盤(P1)に設けた係合用凹部
及び/又は係合用凸部により係合手段(30、40)を
構成してもよい。これにより組立てコストの低減等を図
ることができる。
【0029】また、ベース部材(1)を遊技盤(P1)
に一体的に設けてもよい。これにより組立てコストの低
減等を図ることができる。
【0030】また、本体部材(2)と遊技盤(P1)を
固定する固定手段に、タッカーを用いてもよい。これに
より、ネジを用いた場合には該ネジの緩みを心配する必
要があるが、タッカーを用いることによりそのような心
配がなくなり、大きな第1カバー部材を取り付けること
が可能になる。
【0031】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態としての実施
例を図面を利用して説明する。なお、各図中Hは縦方向
(高さ方向、垂直方向としてもよい)を示しており、H
1は上方向、H2は下方向を示している。また、各図中
Lは厚さ方向を示しておりL1は奥方向、L2は手前方
向を示している。また各図中Wは横方向(水平方向)を
示しており、W1は右方向、W2は左方向を示してい
る。
【0032】本実施例の裏カバーA1は、弾球遊技機S
1(図1参照)における遊技盤P1の裏側に設けられる
ものであり、図4〜図7に示すように、ベース部材1
と、第1カバー部材20と、該第1カバー部材20とは
別体の角脚部(係合手段)30、40とを有している。
そして、該裏カバーA1は、縦方向(H方向)の長さの
略中間位置で分離されており、下部側が前記ベース部材
1となり、上部側が前記第1カバー部材20となってい
る。
【0033】なお、以下の説明においては、この裏カバ
ーA1において、遊技盤P1と接触する側を裏側(又は
奥側)とし、その反対側を表側(又は手前側)として説
明することとする。つまり、図面において、L2側を手
前側とし、L1側を奥側とするとともに、裏カバーA1
の左右方向についても、手前側から見た方向とし、具体
的には、W1方向を右方向、W2方向を左方向とする。
よって、裏カバーA1を遊技盤P1に取り付けた状態で
は、裏カバーA1の裏面が遊技盤P1の裏面と接してい
ることになる。
【0034】なお、上記とは逆に、仮に、遊技盤P1と
接触する側を表側(手前側)とした場合には、L1側が
手前側となり、L2側が奥側となることはいうまでもな
い。
【0035】まず、ベース部材1について説明する。ベ
ース部材1は、ABS樹脂によって一体に形成されたも
のであって、図5〜図7に示すように、本体部材2と、
第2カバー部材10とを有している。
【0036】この本体部材2は、背面部2aと、底面部
2bと、一対のベース部材側面部2cとを有している。
この本体部材2は、正面視、つまり、L2側から視認す
ると、略コ字状を呈している。
【0037】この背面部2aは、本体部材2の背面を構
成するものであり、全体として概ねコ字状の板状を呈し
ている。つまり、背面部2aは、中央部2a−1と、右
側部2a−2と、左側部2a−3とを有している。この
背面部2aを構成する部材は、概ねW方向及びH方向に
沿って形成されている。この背面部2aは、全体に概ね
略コ字状に形成されていることにより、切欠き部13が
設けられている(図7参照)。なお、この例では、切欠
き部13としたが、開口部としてもよい。この背面部2
aの厚みはほぼ一定に形成されている。
【0038】また、この背面部2aには、一対の擺動軸
K20(回動軸K20又は回転軸K20としてもよい)
が設けられている。つまり、各擺動軸K20は、背面部
2aにおける中央部2a−1の左右対称の位置に設けら
れていて、各擺動軸K20は、左右方向(W方向)に延
伸した軸部により構成されている。この擺動軸K20
は、第2カバー部材10を擺動(回動としてもよい)さ
せるためのものである。
【0039】また、底面部2bは、本体部材2の底面を
構成するものであり、背面部2aの下端から連設されて
いて、裏カバーA1の底部を覆うように所定の形状に形
成されている。この底面部2bの厚みはほぼ一定に形成
されている。この底面部2bを構成する部材は、概ねW
方向及びL方向に沿って形成されていて、奥行方向(つ
まり、L1−L2方向)に概ね一定の幅を有した構成と
なっている。
【0040】また、ベース部材側面部2cは、本体部材
2の両側面を構成するものであり、底面部2bの両側の
端部及び背面部2aの両側の端部から連設されていて、
裏カバーA1の下部の両側を覆うように所定の形状に形
成されている。このベース部材側面部2cの厚みはほぼ
一定に形成されている。このベース部材側面部2cを構
成する部材は、概ねH方向及びL方向に沿って形成され
ていて、奥行方向(つまり、L1−L2方向)に概ね一
定の幅を有した構成となっている。また、このベース部
材側面部2cの奥行方向の幅と前記底面部2bの奥行方
向の幅は略同一となっている。
【0041】また、このベース部材側面部2cには、ロ
ック爪(固定手段)R30が設けられている(図4〜図
7等参照)。このロック爪R30は、ベース部材側面部
2cに一体成形されていて、手前方向(L2方向)に突
設して設けられている。該ロック爪R30は、奥側方向
に向けて徐々に突出する爪部を有しているとともに、可
撓性を付加すべくこのロック爪R30の上下にスリット
R30−1(図5参照)が形成されている。このロック
爪R30は、第2カバー部材10を掛止して固定するた
めのものである。
【0042】また、左右の前記ベース部材側面部2cの
上部側(つまり、H1方向側)の端部には、前記第1カ
バー部材20を擺動可能とするための擺動ベース(回動
ベースとしてもよい)K14が手前方向(L2方向)に
突設して一体成形されている(図4、図5、図7等参
照)。該擺動ベースK14は、側面視略二等辺三角形状
の平板状に形成されており、頂部にはそれぞれ外側へ向
けて突設するピンK14aが形成されている(図7参
照)。
【0043】また、左右の前記ベース部材側面部2cの
前記擺動ベースK14の奥側(L1側)には、前記第1
カバー部材20をベース部材1に固定させるためのソケ
ットR24が一体成形されている(図4、図5、図7参
照)。該ソケットR24はプラグR22を押し込むこと
により掛止する構造となっていて、具体的には、上方向
(H1方向)に向けて開口する狭窄したグリップ空間が
形成されており、該グリップ空間に後述するプラグR2
2を挟入して拘持可能としている。
【0044】また、このベース部材1においては、両側
のベース部材側面部2cから底面部2bに渡って、フラ
ンジ部2−1が設けられている(図4、図7参照)。こ
のフランジ部2−1は、両側のベース部材側面部2cと
底面部2bの奥側(L1側)の端部に設けられていて、
フランジ部2−1の少なくとも奥側の面、つまり、遊技
盤P1に接する面は、遊技盤P1の裏面に接するように
平面状に形成されている。つまり、このフランジ部2−
1は、遊技盤P1に取り付ける場合に、座面として機能
することになる。このフランジ部2−1には、遊技盤P
1と締結する際に使用される複数のネジ孔が設けられて
いる。
【0045】次に、前記第2カバー部材10について説
明する。前記第2カバー部材10は、図5、図7等に示
すように、平面視長方形状の平板状に形成されている。
この第2カバー部材10は、ABS樹脂によって一体成
形されている。また、該第2カバー部材10の上下、左
右の大きさは、前記ベース部材1の裏面側の切欠き部1
3と略一致する形状になされている。つまり、該第2カ
バー部材10は、前記裏カバーA1の裏面側の全体の開
口部のうち、略下側半分を遮断することになる。
【0046】また、前記第2カバー部材10において
は、下側の辺部の前記ベース部材1に形成されている前
記擺動軸K20に係合可能な位置に、一対の軸承K22
が左右に振り分けて形成されている(図7参照)。該軸
承K22は、逆向きに向かい合う三日月状の2個の突片
から形成されており、該突片によって前記擺動軸K20
を両側からクランプして、前記第2カバー部材10を前
記本体部材2に擺動自在に接続させている。従って、こ
の軸承K22を本体部材2の擺動軸K20にクランプし
た状態では、前記第2カバー部材10は、本体部材2に
おける擺動軸K20を中心に擺動可能となる。つまり、
第2カバー部材10は、本体部材2に対して擺動状に開
閉可能となる。
【0047】また、前記第2カバー部材10には、下側
の左右端部に、前記基板ケースQ1を擺動可能に支承可
能とする一対の回転軸部J4(擺動軸部J4としてもよ
い)が、左右方向に延伸するように形成されている(図
5〜図7参照)。つまり、この回転軸部J4には、左右
方向に延伸する軸部が設けられている。
【0048】また、前記第2カバー部材10の手前側
(L2側)には、配線クランプ部Fが3箇所設定されて
おり(図6、図7参照)、所定のハーネスの拘束を可能
としている。
【0049】また、前記第2カバー部材10の手前側
(L2側)の右上端部には、ロック爪12が裏方向に突
設して一体成形されている。該ロック爪12は、下方に
徐々に突出する爪部を有しているとともに、可撓性を付
加すべく細長形状になされている。
【0050】なお、前記本体部材2における背面部2a
と、前記第2カバー部材10によって、前記ベース部材
背面部が構成される。
【0051】次に、第1カバー部材20について説明す
る。第1カバー部材20は、ABS樹脂によって一体に
形成されたものであり、図5〜図7に示すように、上面
部20aと、一対の第1カバー部材側面部20bとを有
している。
【0052】ここで、上面部20aは、第1カバー部材
20の上面を構成するものであり、裏カバーA1の上部
を覆うように所定の形状に形成されている。この上面部
20aにおける厚みはほぼ一定に形成されている。この
上面部20aを構成する部材は、概ねW方向及びL方向
に沿って形成されていて、奥行方向(つまり、L方向)
に概ね一定の幅を有した構成となっている。
【0053】また、第1カバー部材側面部20bは、上
面部20aの両側から下方に向けて連設されていて、裏
カバーA1の上部の両側を覆うように所定の形状に形成
されている。この第1カバー部材側面部20bにおける
厚みはほぼ一定に形成されている。この第1カバー部材
側面部20bを構成する部材は、概ねH方向及びL方向
に沿って形成されていて、奥行方向(つまり、L1−L
2方向)に概ね一定の幅を有した構成となっている。
【0054】また、前記上面部20a及び第1カバー部
材側面部20bの手前側(L2側)の端部から背面部2
0cが形成されている。この背面部20cは、図6、図
7に示すように、上面部20aに沿って形成された中央
部20c−1と、手前側から見て左側の第1カバー部材
側面部20bに沿って形成された左側部20c−2と、
手前側から見て右側の第1カバー部材側面部20bに沿
って形成された右側部20c−3とからなる。
【0055】なお、この第1カバー部材20は、正面
視、つまり、L2側から視認すると、略コ字状を呈して
いる。
【0056】また、前記背面部20cの中央部20c−
1の中央付近には、一対の回転軸部J1(擺動軸部J1
としてもよい)が、第1カバー部材20における左右の
対称位置に設けられている。各回転軸部J1は、手前方
向(L2方向)に一対の突片を突出させ、この突片間に
軸部を配設することにより形成されている。その際、該
軸部は左右方向に延伸して形成されている。この回転軸
部J1は、基板ケースQ2を擺動可能に支承するための
ものである。なお、一対の回転軸部J1における右側の
回転軸部J1は、図6、図7においては、ロック爪26
(後述)に隠れて図示されていないが、該右側の回転軸
部J1は、手前側から視認してロック爪26の左隣に隣
接して設けられている。
【0057】また、同様に、背面部20cの左側部20
c−2には、一対の回転軸部J2(擺動軸部J2として
もよい)が設けられている。一対の回転軸部J2は、左
側部20c−2の上下方向に配設されており、各回転軸
部J2は、左側部20c−2の一部を開口させ、その開
口部分に軸部を配設することにより形成されている。そ
の際、該軸部は上下方向に延伸して形成されている。こ
の回転軸部J2は、基板ケースQ3を擺動可能に枢支す
るためのものである。
【0058】また、同様に、背面部20cの右側部20
c−3には、一対の回転軸部J3(擺動軸部J3として
もよい)が設けられている。一対の回転軸部J3は、右
側部20c−3の上下方向に配設されており、各回転軸
部J3は、右側部20c−3の一部を開口させ、その開
口部分に軸部を配設することにより形成されている。そ
の際、該軸部は上下方向に延伸して形成されている。こ
の回転軸部J3は、基板ケースQ4を擺動可能に枢支す
るためのものである。
【0059】また、各第1カバー部材側面部20bの外
側の上端位置には、サポート部R16が形成されてい
る。このサポート部R16は、ネック部34、44を挿
通及びガイドするためのレール状部材が上下の位置に設
けられている。このサポート部R16は、後述する角脚
部30、40のネック部34、44を挿通及びガイドし
て角脚部30、40のロック爪R12を後述する爪受け
R14に掛止しやすくするためのものである。つまり、
サポート部R16は、第1カバー部材20と角脚部3
0、40との接続時に、レール状部材によってネック部
34、44を拘持して結合性を助勢している。また、こ
のサポート部R16は、角脚部30、40の必要以上の
入り込みを防止している。
【0060】なお、上下位置のレール状部材の間隔は、
手前側(L2側)に行くに従って狭くなるように形成さ
れている。つまり、上側のレール状部材は水平状に設け
られているが、下側のレール状部材は下向きに傾斜して
形成されている。これは、サポート部R16の開口面を
大きくして、前記第1カバー部材20と角脚部30、4
0との接続時に、左右の前記ネック部34、44を容易
に前記サポート部R16に導通するためである。
【0061】また、一対の前記サポート部R16の手前
側(L2側)には、爪受けR14が設けられている。こ
の爪受けR14は、角脚部30、40のロック爪R12
が掛止するためのもので、奥側(L1側)から手前側
(L2側)に向けて徐々に高くなり垂直面に至る形状を
呈している。
【0062】また、左右の前記第1カバー部材側面部2
0bの下端には、擺動アーム(回動アームとしてもよ
い)K12が設けられている。この擺動アームK12
は、略平板状を呈し、第1カバー部材20の手前側(L
2側)に斜め下方に突設されている。
【0063】また、各擺動アームK12の先端には、軸
受け部K12aが設けられている。この軸受け部K12
aは、ベース部材1におけるピンK14aを嵌合可能な
嵌合孔を有していて、これにより、第1カバー部材20
は、ピンK14aを中心に擺動可能となっている。
【0064】さらに、前記擺動アームK12の先端部に
は、ストッパK12bが設けられている(図7参照)。
このストッパK12bは、前記擺動ベースK14の先端
部の外側から内側にまで回り込むように断面略コ字状を
呈していて、ストッパK12bは、図4に示すように、
前記第1カバー部材20を開いた時に、その状態を保持
するために形成されている。つまり、前記第1カバー部
材20を手前方向に約90度程度開くと、前記ストッパ
K12bが前記擺動ベースK14の縁部に当接し、それ
以上は開かなくなって前記第1カバー部材20が開きす
ぎるのを防止することができるとともに、その状態を保
持することが可能になる。また、前記ベース部材1と前
記第1カバー部材20とを接続した時にガタつきなどに
よって前記ピンK14aが軸受け部K12aから外れて
しまうのを防止する効果も有している。
【0065】また、左右の前記第1カバー部材側面部2
0bの下端の奥側(L1側)には、プラグR22が設け
られている。このプラグR22は、下向きに突設された
突片であり、狭窄した突部を有した形状を呈している。
このプラグR22は、ベース部材1におけるソケットR
24のグリップ空間に挟入することによって、該プラグ
R22と前記ソケットR24とが結合される。そのた
め、前記ベース部材1と前記第1カバー部材20とを確
実に結合することが可能になる。また、その結合は、左
右の前記プラグR22を前記ソケットR24から引き抜
くことによって解除することができ、前記第1カバー部
材20を前記ベース部材1から容易に脱離自在としてい
る。
【0066】また、前記第1カバー部材20の背面部2
0cには、左右方向に分けてロック爪24、26が裏方
向に突設して一体成形されている。ここで、ロック爪2
4は、背面部20cから手前側に突出していて、傾斜面
を有する爪部を有している。この傾斜面は斜め下方を向
いている。また、ロック爪26は、同じく背面部20c
から手前側に突出しており、傾斜面を有する爪部を有し
ているが、この傾斜面は斜め側方を向いている。
【0067】次に、前記角脚部30、40について説明
する。前記角脚部30、40は、図7に示すように、そ
れぞれ前記第1カバー部材20の上部側の両角部の枠形
状に沿った折曲した形状で、前記第1カバー部材20と
前記遊技盤P1との隙間部分と略同一なL方向の幅とな
るように、ABS樹脂によって形成されている。この角
脚部30と角脚部40とは、略左右対称の形状となって
いて、角脚部30と角脚部40とは、それぞれ一体成形
されている。
【0068】また、前記角脚部30、40の奥側(L1
側)の端部には、遊技盤P1に取り付る場合に座面とな
るフランジ部32、42がそれぞれ形成されている。こ
のフランジ部32、42は、平板形状を一部折曲した形
状を呈していて、少なくとも遊技盤P1に当接する面は
平面状になっている。また、該フランジ部32、42に
は遊技盤P1と締結する時に使用される複数のネジ孔が
形成されている。
【0069】また、このフランジ部32、42には、本
体部33、43が連設されている。この本体部33、4
3は、帯状の平板形状を2カ所で折曲したような形状を
呈していて、この本体部33、43は、フランジ部3
2、42に対して、L1−L2方向に立設した状態とな
っている。
【0070】また、前記角脚部30、40の下側(H2
方向)の端部には、手前方向(L2方向)に向けて突出
して形成される前記ネック部34、44が一体的に形成
されている。つまり、本体部33、43の下端からは手
前方向にネック部34、44が突設されている。また、
このネック部34、44の下面部には、上述した前記第
1カバー部材20のサポート部R16の下側レールが下
向きに傾斜して形成されているのに合わせて、下側に略
三角形状に突出するテーパ面R18が形成されている。
【0071】さらに、前記ネック部34、44の手前側
(L2側)の端部には、前記ロック機構R10の一部で
ある裏面側に向けて突出するロック爪R12が形成され
ている。該ロック爪R12は、前記第1カバー部材20
の爪受けR14の垂直面に掛止するための部材であり、
このロック爪R12は、奥側に行くに従い徐々に突出す
る形状を呈している。また該ロックR12は、適度な可
撓性が得られるように細長な形状になされている。
【0072】また、前記角脚部30には、図5に示すよ
うに、内側端部から突出する配線クランプ部Fが形成さ
れている。このクランプ部Fは、ハーネスをクランプさ
せるためのものである。
【0073】なお、前記裏カバーA1には、図5〜図7
に示すように、機能要素としてロック機構R10、R2
0と、擺動機構(回動機構としてもよい)K10とが設
けられているといえる。
【0074】このうち、ロック機構R10は、第1カバ
ー部材20と角脚部30、40とのロックに関係するロ
ック爪R12、爪受けR14、サポート部R16、テー
パ面R18から構成されている。なお、上記のように、
ロック爪R12は、角脚部30、40に設けられてい
て、また、爪受けR14と、サポート部R16と、テー
パ面R18とは、第1カバー部材20に設けられてい
る。
【0075】また、ロック機構R20は、ベース部材1
と第1カバー部材20とのロックに関係するプラグR2
2、ソケットR24から構成されている。なお、上記の
ように、プラグR22は、第1カバー部材20に設けら
れていて、ソケットR24は、ベース部材1に設けられ
ている。
【0076】また、擺動機構K10は、ベース部材1と
第1カバー部材20との擺動に関係する擺動アームK1
2、軸受け部K12a、ストッパK12b、擺動ベース
K14、ピン14aから構成されている。なお、上記の
ように、擺動アームK12と、軸受け部K12aと、ス
トッパK12bとは、第1カバー部材20に設けられて
いて、擺動ベースK14と、ピン14aとは、ベース部
材1に設けられている。
【0077】上記構成の裏カバーA1は、前記弾球遊技
機S1の略中央部に配設されている。また、図2に示さ
れるように、前記裏カバーA1は遊技盤P1の裏面側に
固着されており、さらに前記裏カバーA1の背面側に
は、主基板ケースQ1と、外部出力端子基板ケースQ2
と、サウンド制御基板ケースQ3と、ランプ制御基板ケ
ースQ4とが装着されている。
【0078】前記主基板ケースQ1は、透明なアクリル
樹脂等によって外形略直方体状に形成されており、内部
に遊技者に有利な遊技状態を発生させるか否かを抽選す
る抽選手段を設けた主基板を収納している。前記外部出
力端子基板ケースQ2は、透明なアクリル樹脂等によっ
て外形略直方体状に形成されており、内部に複数の出力
端子をコネクタ等によって接続可能になされた外部出力
端子基板を収納している。
【0079】また、前記サウンド制御基板ケースQ3
は、透明なアクリル樹脂等によって外形略直方体状に形
成されており、内部に演出音の発生を制御するサウンド
制御手段を設けたサウンド制御基板を収納している。前
記ランプ制御基板ケースQ4は、透明なアクリル樹脂等
によって外形略直方体状に形成されており、内部に演出
光の点灯動作を制御するランプ制御手段を設けたランプ
制御基板を収納している。
【0080】また、前記主基板ケースQ1、前記外部出
力端子基板ケースQ2、前記サウンド制御基板ケースQ
3、前記ランプ制御基板ケースQ4は、それぞれ裏カバ
ーA1に外部側に後述する方法によって軸支されてお
り、図3に示すように、各々手前側を引き出すことによ
って擺動状に開閉するように形成されている。
【0081】そして、前記ベース部材1と前記第1カバ
ー部材20とが接続されることにより、前記遊技盤P1
に装着された遊技部品G1〜G4の外周部を概ね連続し
て囲んで外部と区分することが可能なカバーとなる。そ
のため、遊技部品G1〜G4と遊技機本体側の部品との
干渉を防止したり、埃や遊技球等が入り込まないように
することが可能になる。
【0082】ここで、前記遊技部品G1〜G4について
説明すると、G1は図柄制御基板、G2はスタートチャ
ッカーユニット、G3はアタッカーユニット、G4はサ
イドランプである。
【0083】次に、上記構成の裏カバーA1の使用状態
及び作用について説明する。まず、上記構成の裏カバー
A1の組み付けについて説明する。なお、図7に示すよ
うに、前記遊技盤P1には、前記図柄制御基板G1、前
記スタートチャッカーユニットG2、前記アタッカーユ
ニットG3、前記サイドランプG4等の遊技部品が、予
め組み込まれた状態であるとする。そして、前記遊技盤
P1の裏面側にベース部材1と、角脚部30、40とを
所定の部位に配設し、ベース部材1に設けられたネジ
孔、つまり、本体部材2のフランジ部2−1に設けられ
たネジ孔と、角脚部30、40に設けられたネジ孔、つ
まり、フランジ部32、42に設けられたネジ孔に対応
する木ねじを締結することによって、前記遊技盤P1と
ベース部材1及び角脚部30、40とを固着する。
【0084】続いて、上記ロック機構R10及びロック
機構R20を用いて前記第1カバー部材20と前記ベー
ス部材1とを結合する。前記ベース部材1の擺動ベース
K14から突設する左右のピンK14aを、前記第1カ
バー部材20の擺動アームK12に形成された軸受け部
K12aに挿通して図5に示す状態の擺動機構K10と
し、前記ベース部材1と第1カバー部材20とを接続す
る。そのため、前記第1カバー部材20は前記擺動機構
K10によって前記ベース部材1に対して擺動自在とな
っている。この場合に、前記第1カバー部材20は前記
ベース部材1に対して擺動状に開閉することになる。
【0085】そして、上記第1カバー部材20をベース
部材1に対して閉状態とするには、第1カバー部材20
を擺動させて、ロック機構R10とロック機構R20と
により結合させる。
【0086】まず、前記ロック機構R10側から説明す
ると、前記第1カバー部材20を奥側方向(L1方向)
に擺動させて、左右のサポート部R16に前記角脚部3
0、40のネック部34、44を挿通していく。この場
合に、上述したようにサポート部R16の下側レールは
下向きに傾斜して開口面が大きくなっているため、前記
ネック部34、44を容易に前記サポート部R16に導
通することが可能になる。
【0087】そして、前記角脚部30、40のロック爪
R12が、徐々に前記第2カバー部材10の爪受けR1
4を摺接して押し広げられ、垂直面の部分に至るとロッ
ク爪R12がスプリングバックによって該垂直面に嵌ま
り込み、前記ロック爪R12と爪受けR14がロックす
る。そのため、前記ロック機構R10によって前記角脚
部30、40と前記第1カバー部材20とを確実に結合
することが可能になる。また、その結合は、左右の前記
ロック爪R12を外側に撓ませて、前記ロック爪R12
を爪受けR14から引き外すことによって解除すること
ができ、前記角脚部30、40を前記ベース部材1から
容易に脱離自在としている。
【0088】次に、前記ロック機構R20側を説明する
と、図5に示すように、前記第1カバー部材20を奥側
方向(L1方向)に擺動させて、前記第1カバー部材2
0の左右の前記プラグR22の突部をそれぞれ前記ソケ
ットR24のグリップ空間に挟入して、該プラグR22
と前記ソケットR24と一体化して接合する。そのた
め、前記ロック機構R20によって前記ベース部材1と
前記第1カバー部材20を確実に結合することが可能に
なる。また、その結合は、左右の前記プラグR22を前
記ソケットR24から引き抜くことによって解除するこ
とができ、前記第1カバー部材20を前記ベース部材1
から容易に脱離自在としている。
【0089】以上のようにして、前記第1カバー部材2
0を図6に示すような閉状態とすると、前記ロック機構
R10、R20によって、前記第1カバー部材20は前
記角脚部30、40及び前記ベース部材1と確実に結合
され、その状態が保持される。
【0090】続いて、前記第2カバー部材10を本体部
材たる前記ベース部材1に装着する。まず、前記第2カ
バー部材10の左右の軸承K22を、前記ベース部材1
の擺動軸K20に嵌め込んで係合する。そのため、前記
軸承K22の逆向きに向かい合う三日月状の2個の突片
によって前記擺動軸K20を両側からクランプし、前記
第2カバー部材10は図5に示すように、前記ベース部
材1に対して擺動状に開閉可能となる。
【0091】そして、前記第2カバー部材10と前記ベ
ース部材1とを結合する。具体的には、前記第2カバー
部材10を奥側方向(L1方向)に擺動させて、第2カ
バー部材10の縁部を前記ベース部材1の左右のロック
爪R30に当接させる。そのため、徐々に前記ロック爪
R30が外側に押し広げられ、前記第2カバー部材10
を乗り越えるとスプリングバックによって前記第2カバ
ー部材10の裏側に嵌まり込む。
【0092】そのため、前記第2カバー部材10と前記
ベース部材1とを確実に結合することが可能になる。ま
た、その結合は、左右の前記ロック爪R30を外側に撓
ませて、前記ロック爪R30を前記第2カバー部材10
の裏面から引き外すことによって解除することができ、
前記第2カバー部材10を前記ベース部材1から容易に
脱離自在としている。
【0093】以上のようにして、前記第2カバー部材1
0を図6に示す閉状態とすると、前記第2カバー部材1
0は前記ベース部材1と確実に結合されて、前記裏カバ
ーA1の遊技盤P1への装着が完了する。
【0094】次に、そのように装着された前記裏カバー
A1に各基板ケースを装着する。具体的には、図2等に
示すように、第1カバー部材1の手前側(L2側)に基
板ケースQ2と、基板ケースQ3と、基板ケースQ4と
を取り付ける。ここで、基板ケースQ2は外部出力端子
基板ケースであり、基板ケースQ3はサウンド制御基板
ケースであり、基板ケースQ4はランプ制御基板ケース
Q4である。また、ベース部材1における第2カバー部
材10に、基板ケースQ1を取り付ける。この基板ケー
スQ1は、主基板ケースである。具体的には、前記裏カ
バーA1の背面側の回転軸部J1に基板ケースQ2の図
示略の軸承部をセットし、回転軸部J2に基板ケースQ
3の図示略の軸承部をセットし、回転軸部J3に基板ケ
ースQ4の図示略の軸承部をセットし、回転軸部J4に
基板ケースQ1の図示略の軸承部をセットする。
【0095】そのため、図3に示すように、各々の基板
ケースが前記裏カバーA1に擺動自在に軸支されること
になり、各基板ケースは前記裏カバーA1に対して擺動
状に開閉することになる。なお、基板ケースと電子部品
類を接続するハーネス類は、前記複数の配線クランプ部
Fによって適度な弛みを持たせた状態で拘持すれば、各
基板ケースの擺動時にハーネス類が基板ケースと他部材
との隙間等に噛み込んだでしまったりするのを抑制する
ことができる。
【0096】そして、各基板ケースを擺動させて、図2
に示すように全て閉状態とし、遊技機全体のアッセンブ
リが終了する。この時に、各基板ケースの前記裏カバー
A1への固定は、前記裏カバーA1側の前記ロック爪2
4、26、12と、各基板ケース側に形成されている図
示略のロック爪双方によって行われる。
【0097】なお、裏カバーA1の上部側に被覆された
遊技部品についてメンテナンスを行う場合には、第1カ
バー部材20を手前側(L2側)に擺動させて第1カバ
ー部材20を開状態にすればよい。その場合には、当然
ロック機構R10とロック機構R20との間のロック状
態は解除した上で、第1カバー部材20を手前側に擺動
させることになる。
【0098】また、裏カバーA1の上部側に被覆された
遊技部品についてメンテナンスを行う場合には、第2カ
バー部材10を擺動させて第2カバー部材10を開状態
にすればよい。その場合には、第2カバー部材10と、
本体部材2のロック爪R30との間のロック状態は解除
した上で、第2カバー部材10を手前側に擺動させるこ
とになる。
【0099】以上述べたように、本実施例による裏カバ
ーA1によれば、前記裏カバーA1が、遊技盤P1に着
脱可能なベース部材1と、前記ベース部材1に取り付け
られる第1カバー部材20とを分離して別個に備えてい
るため、第1カバー部材20を前記ベース部材1に対し
て擺動させて裏カバーA1の上部を開状態とすることが
でき、従って、前記遊技盤から裏カバー全体を取り外す
ことなく、裏カバーの内部側にある電子部品の点検や交
換、ハーネスの脱着などのメンテナンスを容易に行うこ
とが可能となる。
【0100】特に、前記ベース部材1と前記第1カバー
部材20とが、裏カバーA1の高さ方向の長さの略中間
位置で分離されているため、前記第1カバー部材20を
開いた場合におけるメンテナンススペースを十分確保で
きるとともに、前記ベース部材1の裏面側へ基板ケース
などを搭載するスペースも十分確保することが可能とな
る。
【0101】また、特に、前記第1カバー部材20が前
記ベース部材1に対して擺動状に開閉するとともに、前
記第2カバー部材10が前記本体部材2に対して擺動状
に開閉するため、単純な動作で、第1カバー部材20や
第2カバー部材10を開状態とすることができ、よっ
て、容易に、第1カバー部材20や第2カバー部材10
によりカバーされている部分を露出させることが可能と
なる。よって、メンテナンス作業の簡略化を図ることが
可能になる。
【0102】また、前記第1カバー部材20の前記ベー
ス部材1からの脱離は、遊技盤P1に設けられた前記角
脚部30、40との係合を解除すればよく、また接続時
においても遊技盤P1へ締結等する必要がなく前記角脚
部30、40へ係合すればよい。従って、前記第1カバ
ー部材20の脱離及び係合作業のワンタッチ化を図るこ
とが可能になる。
【0103】また、前記ベース部材1と前記第1カバー
部材20とにより前記遊技盤P1に装着された遊技部品
を概ね覆うことができるため、高いメンテナンス性を保
持しつつ、遊技盤P1に装着された遊技部品と遊技機本
体側の部品との干渉を防止したり、埃や遊技球等が入り
込まないようにすることが可能になり、電子部品等のメ
ンテナンス性と保護性、シールド性の両立を図ることが
可能になる。
【0104】また、前記ベース部材1、前記第1カバー
部材20、或いは前記第2カバー部材10に、基板ケー
スQ1〜Q4等を積重して装着可能としており、また配
線の中継点としてコネクタ端子を配設する等、裏カバー
A1を装着部品類の装着ベースとして機能させるのこと
ができる。そのため、弾球遊技機S1全体のスペース効
率の向上、設計自由度の拡大を図ることが可能になる。
【0105】また、前記ベース部材1と前記第1カバー
部材20とを接続してロックするロック機構R20を有
しているため、第1カバー部材20を閉じた時には前記
ベース部材1と前記第1カバー部材20とを強固に一体
化することができ、よって、裏カバーA1全体の剛性を
高めることができる。
【0106】また、前記ベース部材1と第1カバー部材
20とが設けられ、また、特に、前記ベース部材1と前
記第1カバー部材20とによって囲まれた内側空間の前
記切欠き部13を遮断する前記第2カバー部材10を有
しているため、前記ベース部材1と前記第1カバー部材
20とによって囲まれた内側空間の部品類や配線などを
覆うため、遊技機本体側の部品との干渉を防止したり、
埃や遊技球等が入り込まないようにすることが可能とな
る。また前記第2カバー部材10の表面に、電子基板ケ
ース等の装着部品を装着したり、配線の中継点としてコ
ネクタ端子を配設する等、装着部品の装着ベースとして
の機能も得ることができる。
【0107】また、前記第2カバー部材10は、本体部
材2に対して擺動状に開閉可能となっている。そのた
め、前記第2カバー部材10を擺動させて開くことによ
って、前記ベース部材1の内部に配設された電子部品や
機能部品の交換も容易となり、メンテナンス性を向上さ
せることができる。
【0108】また、電子基板を内包可能な前記基板ケー
スQ1、Q2、Q3、Q4を擺動可能に枢支する回転軸
部J1、J2、J3、J4を有しているため、基板ケー
スQ1、Q2、Q3、Q4を擺動状に開閉することがで
きる。そのため、裏カバーA1に複数の電子基板を多重
に装着することができ、スペース効率の向上を図ること
が可能になるとともに、基板ケースQ1、Q2、Q3、
Q4の内部側に配設された電子部品や機能部品の交換も
容易となり、メンテナンス性を向上させることができ
る。
【0109】なお、本発明は、本実施例の構成のみに限
定されるものではなく、多様な態様が可能である。
【0110】例えば、前記裏カバーA1、或いは角脚部
30、40は、本実施例ではABS樹脂による透明性を
有した樹脂によって構成しているが、それのみに限定さ
れるものではなく、スリット、小さい孔などを形成して
内部を視認可能としてもよい。このように内部を視認可
能とすることによって、内部の状態を容易に視認するこ
とができるため、部品の状態や配線接続のチェック等が
容易になる。
【0111】また、前記第1カバー部材20を、前記ベ
ース部材1に対してスライドして開閉する裏カバーA2
としてもよい。具体的には、図8に示すように、前記裏
カバーA2において、前記ベース部材1にリニアベアリ
ングなどを用いたスライドレール100を配設し、該ス
ライドレール100によって前記第1カバー部材20を
上下にスライド自在に係止する。
【0112】このように構成しても、前記裏カバーA2
では前記実施例と同様に、遊技盤P1に着脱可能なベー
ス部材1と、前記ベース部材1に取付けられる第1カバ
ー部材20とを分離して別個に備え、前記第1カバー部
材20を前記ベース部材1から前記スライドレール10
0によって脱離させることが可能になるため、前記遊技
盤P1から裏カバーA2全体を取り外すことなく、裏カ
バーA2の内部側にある電子部品の点検や交換、ハーネ
スの脱着などのメンテナンスを容易に行うことが可能と
なる。なお、この場合に、前記第1カバー部材20と前
記ベース部材1との着脱は、プラグ110と狭窄したソ
ケット120を図8に示すように配設し、プラグ110
をソケット120に挿通することによって行うことがで
きる。
【0113】また、前記ベース部材1を、基台部210
と本体部220とに分離して形成し、該本体部220が
基台部210に対して、擺動状又はスライドして開閉す
る裏カバーA3としてもよい。具体的には、図9に示す
ように、前記裏カバーA3において、分離して形成した
基台部210と本体部220とを軸受け230によって
接続し、前記本体部220を前記基台部210に対して
擺動自在とする。そして、前記基台部210側のみを遊
技盤P1に固着する。
【0114】このように構成すると、前記裏カバーA3
によれば、前記本体部220を前記基台部210に対し
て裏方向に擺動させて開くと、前記裏カバーA3の内部
が大きく開口するため、前記遊技盤P1から裏カバーA
3全体を取り外すことなく、裏カバーA3の内部側にあ
る電子部品の点検や交換、ハーネスの脱着などのメンテ
ナンスを、前記裏カバーA1、A2に比較して、更に容
易に行うことが可能となる。
【0115】なお、この場合に、前記第1カバー部材2
0と前記ベース部材1との着脱は、図9に示すように、
前記基台部210にロック爪210aを形成し、また前
記本体部220側に爪受け220aを形成して、該ロッ
ク爪210aを爪受け220aに係合させることによっ
て可能となる。
【0116】また、前記第1カバー部材20と、前記角
脚部(係合手段)30、40とは、ネジ等の締結手段に
より締結するようにしてもよい。
【0117】また、本体部材2と第2カバー部材10と
を固定する固定手段が、ネジ等の締結手段であってもよ
い。
【0118】また、前記第2カバー部材10が、前記本
体部材2に対して、スライドして開閉するようにしても
よい。
【0119】また、前記裏カバーA1及び/又は角脚部
(係合手段)30、40は、電子部品へのノイズの侵入
をカットすべく導電性を有した樹脂によって構成しても
よい。
【0120】また、前記第2カバー部材10に代えて、
基板ケース自体をカバー部材としてもよい。つまり、第
2カバー部材10自体が、基板ケースであってもよい。
この場合には、基板ケースが直接本体部材2に着脱され
る構造となる。
【0121】
【発明の効果】本発明に基づく弾球遊技機によれば、裏
カバーの内部側にある電子部品の点検や交換、ハーネス
の脱着などのメンテナンスを容易に行うことが可能な弾
球遊技機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に基づく弾球遊技機の全体構造
を示す背面図である。
【図2】遊技盤に裏カバーを装着した状態を示す斜視図
である。
【図3】裏カバーに装着した各基板ケースを擺動状に開
いた状態を示す斜視図である。
【図4】第1カバー部材をベース部材に対して擺動状に
開いた状態を示す斜視図である。
【図5】第1カバー部材及び第2カバー部材の開閉動作
示す斜視図である。
【図6】裏カバーの全体構造を示す斜視図である。
【図7】裏カバーの遊技盤へのアッセンブリ状態を示す
分解斜視図である。
【図8】本発明の他の態様を示す説明図である。
【図9】本発明の他の態様を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ベース部材 2 本体部材 2a 背面部 2b 底面部 2c ベース部材側面部 10 第2カバー部材 12、24、26、R12、R30 ロック爪 20 第1カバー部材 20a 上面部 20b 第1カバー部材側面部 20c 背面部 30、40 角脚部 A1〜A3 裏カバー G1〜G4 遊技部品 P1 遊技盤 R10、R20 ロック機構 S1 弾球遊技機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 表側 八朗 大阪府大阪市中央区内本町一丁目1番4号 株式会社藤商事内 (72)発明者 平野 智也 大阪府大阪市中央区内本町一丁目1番4号 株式会社藤商事内 (72)発明者 小池 朋弘 大阪府大阪市中央区内本町一丁目1番4号 株式会社藤商事内 (72)発明者 丹羽 友明 大阪府大阪市中央区内本町一丁目1番4号 株式会社藤商事内 (72)発明者 真田 貴史 大阪府大阪市中央区内本町一丁目1番4号 株式会社藤商事内 (72)発明者 宇佐美 肇 大阪府大阪市中央区内本町一丁目1番4号 株式会社藤商事内 (72)発明者 諏訪 雅己 大阪府大阪市中央区内本町一丁目1番4号 株式会社藤商事内 Fターム(参考) 2C088 DA10 DA17 DA23 EA02 EA26

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤(P1)の裏面側に、該遊技盤に
    装着された遊技部品(G1〜G4)を覆う裏カバー(A
    1)を設けた弾球遊技機(S1)において、 前記裏カバー(A1)が、遊技盤(P1)に着脱可能な
    ベース部材(1)と、 前記ベース部材(1)に取付けられる第1カバー部材
    (20)と、を備えたことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 前記第1カバー部材(20)は、前記遊
    技盤(P1)に設けられた係合手段(30、40)に係
    合可能であることを特徴とする弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 前記第1カバー部材(20)が前記ベー
    ス部材(1)に対して擺動状に開閉することを特徴とす
    る請求項1又は2に記載の弾球遊技機。
  4. 【請求項4】 前記ベース部材(1)が、 開口部又は切欠き部を有する本体部材(2)と、 前記開口部又は切欠き部を閉鎖可能な第2カバー部材
    (10)と、 前記開口部又は切欠き部を閉鎖する場合、第2カバー部
    材(10)と前記本体部材(2)とを固定する固定手段
    (R30)と、を少なくとも有するとともに、 前記第2カバー部材(10)が前記本体部材(2)に対
    して擺動状に開閉することを特徴とする請求項1又は2
    又は3に記載の弾球遊技機。
  5. 【請求項5】 前記ベース部材(1)が裏カバー(A
    1)の下略半分を構成し、前記第1カバー部材(20)
    が裏カバー(A1)の上略半分を構成するとともに、 前記ベース部材(1)が、ベース部材背面部(2a、1
    0)と、該ベース部材背面部(2a、10)の下端から
    連設された底面部(2b)と、該底面部(2b)と前記
    ベース部材背面部(2a、10)とに連設された一対の
    ベース部材側面部(2c)と、を少なくとも有し、 前記第1カバー部材(20)が、頂部側である上面部
    (20a)と、該上面部(20a)に連設された一対の
    第1カバー部材側面部(20b)と、を少なくとも有
    し、 前記ベース部材(1)と前記第1カバー部材(20)と
    により前記遊技盤(P1)に装着された遊技部品(G1
    〜G4)を概ね覆うことを特徴とする請求項1又は2又
    は3又は4に記載の弾球遊技機。
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