JP3153762B2 - 遊技機の基板ケース - Google Patents

遊技機の基板ケース

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JP3153762B2
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宏 榎本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技機の動作状態
を制御するための回路基板を収容してなる基板ケースに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば遊技機であるパチンコ機に
あっては、その裏側に実公平7−53659号公報に見
られるように動作状態を制御する基板ケースが取付けら
れている。該基板ケースは、パチンコ機の裏側に装着さ
れる金属製の台板と、該台板前面に取着される回路基板
と、該回路基板を覆う合成樹脂製のカバー体とからな
り、これらを重ね合せて台板の四隅部に設けた複数の取
付孔に対し、カバー体の前面から金属製のネジを螺締し
て一体に組み付けるようにした。ところで、前記回路基
板にはCPUやROMなどゲームを制御する重要な各種
電子部品が取り付けられているが、これら電子部品が回
路基板に滞留する静電気により損傷を起さないように各
金属製のネジを利用して静電気を逃がすようにしてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、基板ケ
ースを強固にネジ締めして一体に組み付けた後に、前記
いずれかの電子部品が損傷するなど不具合が生じた場
合、その原因を調査するため螺締した複数のネジを総て
取り外してカバー体を開けねばならず、作業が煩雑で多
くの時間が掛かり作業能率が悪いという課題が有った。
そこで、本発明は上記課題を解決すべくなされたもの
で、ネジを使用せずにワンタッチ式に組み付けられ、煩
雑な作業を解消すると共に静電気も除去できるようにし
た遊技機の基板ケースを提供することを目的とするもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明に係る遊技機の基板ケースは、遊技機に装着
される金属製の台板と、該台板前面に取着され遊技機の
動作状態を制御する回路基板と、前記台板とほぼ同じ大
きさからなり回路基板を覆うようにして台板前面に取り
付けられる合成樹脂製のカバー体とからなる基板ケース
において、前記カバー体と台板との一側に互いに係合し
得る係合部と被係合部とを設け、またカバー体の他側に
鍵差込部が外部に露出した状態でカバー体内に臨む錠装
置を取着し、該錠装置の錠軸にはロック部材を設け、一
方、これと対向する台板前面に、回路基板の前側に突出
すると共に錠軸の回転により前記ロック部材が係脱自在
に係合する金属製の係止部材を設ける。また、該係止部
材と回路基板との間に導電部材を介装して構成される。
そして、前記カバー体と台板との一側に設けられた係合
部と被係合部とを係合させ、次いで錠装置の錠差込部か
ら鍵を差し込み錠軸を回転させてロック部材を係止部材
に係合させる。これにより、基板ケースが一体且つ強固
に組み付けられる。しかも、係止部材と回路基板との間
に導電部材が介装されるので、回路基板に滞留する静電
気を台板側に逃がすことができる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る遊技機の基板
ケースの実施の形態を図面に基づき説明する。なお、本
発明が適用可能な遊技機には、パチンコ遊技機,アレン
ジボール遊技機,スロットルマシン等が有るが、一例と
してパチンコ遊技機について詳述する。
【0006】図1は、本発明の基板ケースを装着したパ
チンコ機の裏面図を示し、図中1はパチンコ機、2は遊
技盤であって、その裏面全体を覆うように合成樹脂製の
機構板3が開閉自在に装着されている。また、該機構板
3には、上部に景品球を貯留する景品球タンク4が設け
られ、その下方にタンクレール5が配設されると共にそ
の流下端に景品球払出装置6が設けられている。
【0007】また、景品球払出装置6の下方には景品球
をパチンコ機1の前面に払い出すための景品球排出通路
7が設けられる。更に、前記機構板3の中央部分には開
口8が開設され、該開口8に遊技盤2の裏面に直接取り
付けられる合成樹脂製の入賞球集合カバー9が臨み、図
2に示されるようにその入賞球集合カバー9の裏面に本
発明に係る基板ケース10が装着される。
【0008】しかして、図3は基板ケース10の斜視
図、図4は同分解斜視図である。基板ケース10は、前
記入賞球集合カバー9の裏面に装着される台板11と、
該台板11前面に取着されパチンコ機1の動作状態を制
御するための回路基板12と、該回路基板12の前面を
覆うカバー体13とから構成されている。前記台板11
は長方形状の金属板からなり、その上下端縁に前方へ折
れ曲がる屈曲片14a,14bが形成されており、それ
ら内側に沿って回路基板12の後面上下端縁を受承する
受け枠15,15が添設されている。そして、前記上側
の屈曲片14a中央に被係合部としての係合孔16が開
設される。また、台板11前面の下側中央に回路基板1
2の前側へ突出する長さ寸法を有する係止部材17が設
けられている。該係止部材17は金属製であって両側が
開放する門状に形成されている。
【0009】また、前記台板11前面の上下四隅部に回
路基板12を受け止めて該回路基板12と台板11との
間に放熱用の隙間Sが形成されるように突起18がそれ
ぞれ設けられている。更に、台板11裏面には上端縁に
鉤状の掛止片19が設けられると共に、前面の下端部中
央には後面に貫設される押込み拡張式のリベット止具2
0が取着されている。
【0010】回路基板12は台板11と略同形状からな
り、その前面にCPU21a,ROM21bなどの電子
部品が取り付けられており、下側の中央に前記係止部材
17が挿通される透孔22が開設され、その内側縁に透
孔22に挿通された係止部材17に接触する金属製の導
電部材23が取り付けられている。これにより、回路基
板12に滞留する静電気を導電部材23を介して台板1
1側へ逃がすことができるようにしている。
【0011】カバー体13は透明な合成樹脂製であって
前記台板11とほぼ同じ大きさからなり、後面が開放し
回路基板12の前面を覆う箱状に形成されている。そし
て、カバー体13の上端縁に段部24が形成され、該段
部24の上端縁に前記屈曲片14aの係合孔16に係合
する係合部としての鉤片25が設けられる。また、カバ
ー体13の前側壁13a下側に鍵差込部26aが外部に
露出した状態でカバー体13内に臨む錠装置26が取着
されている。該錠装置26は前記係止部材17と対応位
置して設けられ、その錠軸26b先端に該錠軸26bを
回転させることにより係止部材17に係脱自在に係合し
得るフック状のロック部材27が設けられている。
【0012】前記カバー体13の段部24には回路基板
12の接続端子21cが臨む窓孔28が開設されてお
り、また段部24の裏側に回路基板12の上側に設けら
れる係止孔29aと切欠凹部29b,29bに介入して
回路基板12が無用に下方へずれるのを防止するための
係止突条30,30,30が設けられている。更に、カ
バー部材13の外周面には回路基板12から生ずる熱を
放出するための放熱孔31が複数設けられている。
【0013】本発明に係る遊技機の基板ケース10は上
記構成よりなり、まず回路基板12の前面にカバー体1
3を被せ、接続端子21cを段部24の窓孔28に臨ま
せると共に裏側の各係止突条30を係止孔29a及び切
欠凹部29bに介入させる。この際、錠装置26は開錠
させておく、次に、この状態で台板11前面に回路基板
12の裏面を当接し、錠片25を係合孔16に係合させ
ると共に透孔22に係止部材17を挿通させる。そし
て、最後に図6実線に示されるように錠装置26の鍵差
込部26aに鍵32を差し込み、錠軸26bを回転させ
てロック部材27を係止部材17に係合させる。これに
より、図5に示されるように台板11と回路基板12と
カバー体13とがビス締めすることなく一体かつ強固に
組み付けられる。
【0014】一方、このようにした基板ケース10を組
み付けた後に、いずれかの電子部品に不具合が生じ、そ
の原因を調べる必要が生じたときは、図6鎖線に示され
るように鍵32で錠装置26を開錠し、ロック部材27
と係止部材17及び鉤片25と係合孔16との係合をそ
れぞれ解くことによりカバー体13を取り外す。また、
回路基板12に滞留する静電気は導電部材23を介して
台板11側に逃げるので、回路基板12の各電子部品が
静電気により損傷を来すこともなくなる。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係る遊技機
の基板ケースは、台板と回路基板とカバー体とをそれぞ
れ重ね合せ、錠装置を施錠するのみで前記3部材が一体
かつ強固に組み付けられるので、組み付けは言うに及ば
ずカバー体の取り外しもワンタッチ式に簡単に行なえ、
従来の如くビスを使用した煩雑な作業が解消されるとい
う効果を有する。また、回路基板に滞留する静電気は導
電部材によって台板側に逃がされるので、回路基板に静
電気が留ることがなく、これにより各電子部品の損傷を
防止でき、引いては長期に亘る使用が可能となるという
効果も有る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるパチンコ機の裏面図。
【図2】基板ケースの取付状態を示す要部の斜視図。
【図3】基板ケースの斜視図。
【図4】基板ケースの分解斜視図。
【図5】基板ケースの縦断側面図。
【図6】図5のXーX線断面図である。
【符号の説明】
1 パチンコ機(遊技機) 11 台板 12 回路基板 13 カバー体 16 係合孔(被係合部) 17 係止部材 23 導電部材 25 鉤片(係合部) 26 錠装置 26a 鍵差込部 26b 錠軸 27 ロック部材

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機に装着される金属製の台板と、該
    台板前面に取着され遊技機の動作状態を制御する回路基
    板と、前記台板とほぼ同じ大きさからなり回路基板を覆
    うようにして台板前面に取り付けられる合成樹脂製のカ
    バー体とからなる基板ケースにおいて、 前記カバー体と台板との一側に互いに係合し得る係合部
    と被係合部とを設け、またカバー体の他側に鍵差込部が
    外部に露出した状態でカバー体内に臨む錠装置を取着
    し、該錠装置の錠軸にはロック部材を設け、一方、台板
    前面に回路基板の前側に突出すると共に錠軸の回転によ
    り前記ロック部材が係脱自在に係合する金属製の係止部
    材を設け、また該係止部材と回路基板との間に導電部材
    を介装して回路基板に滞留する静電気を台板側に逃がす
    ようにしたことを特徴とする遊技機の基板ケース。
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