JPH0729900Y2 - ヒップサポート - Google Patents

ヒップサポート

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JPH0729900Y2
JPH0729900Y2 JP1989088378U JP8837889U JPH0729900Y2 JP H0729900 Y2 JPH0729900 Y2 JP H0729900Y2 JP 1989088378 U JP1989088378 U JP 1989088378U JP 8837889 U JP8837889 U JP 8837889U JP H0729900 Y2 JPH0729900 Y2 JP H0729900Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、乗員の下腰部(第3から第5腰椎及び仙骨)
をサポートするヒップサポートに関し、更に詳しくは、
バイブレータが設けられたヒップサポートに関する。
(従来の技術) ヒップサポートに類似したものとして第3腰椎付近をサ
ポートするランバーサポートがある。第10図は従来のラ
ンバーサポートの構成図である。
図において、1はシートクッション、2はシートバック
である。シートバック2内には、シートスプリング3に
よって支持されたシートパッド4が配設されている。
シートバック2の下部にはランバーサポート機構5が設
けられている。このランバーサポート機構5において、
6はレバー、7はレバー6を回転させることによって図
において矢印(前後)方向に移動するトーションバー、
8はトーションバー7の回転端部に取り付けられ、乗員
の第3腰椎付近を押圧するランバープレートである。こ
のランバープレート8にはバイブレータ9が取り付けら
れている。
次に、上記構成の作動を説明する。レバー6を回転させ
ることによりランバープレート8は矢印(前後)方向に
移動し、所望のサポートを得ることができる。そして、
バイブレータ9を作動させることにより、乗員の第3腰
椎付近を加振して腰部の疲れを和らげるようになってい
る。
(考案が解決しようとする課題) 一般に、腰椎下部(第3から第5腰椎)をサポートした
り、加振すると一般的な腰痛を和らげる効果がある。ま
た、仙骨をサポートするとペダルを踏んだ時の反力を受
けて乗員の姿勢を安定に保つ効果がある。
しかし、上記構成の従来例において、ランバープレート
は乗員の第3腰椎付近のみをサポートし、バイブレータ
で加振するようになっている。
よって、サポートや加振が局所的で、サポートや加振が
効果的に行われていないという問題点がある。
本考案は上記問題点に鑑みてなされたもので、その目的
は、第3から第5腰椎及び仙骨をサポートし、更に加振
することができるヒップサポートを実現することにあ
る。
また、本考案の他の目的は、異音(複数の部材が当接し
たりして発生する音で、本来の機能とは無関係に発生す
る騒音)が発生しない構造のヒップサポートを実現する
ことにある。
更に、本考案の他の目的は、なだらかで急峻な箇所がな
い連続的な体圧分布を得ることができるヒップサポート
を実現することにある。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決する本考案は、前後方向に揺動可能で、
第3から第5腰椎及び仙骨を押圧可能なヒップサポート
プレートと、前記ヒップサポートプレートを前後方向に
揺動させる駆動部と、前記ヒップサポートプレートを振
動させる振動源としてのバイブレータとを有し、前記バ
イブレータが、前記ヒップサポートプレートとの間でシ
ートスプリングを挟み込むようにして、前記ヒップサポ
ートプレートの裏面に取り付けられていることを特徴と
するものである。
(作用) 本考案のヒップサポートにおいて、ヒップサポートプレ
ートは第3から第5腰椎及び仙骨を押圧可能である。こ
のヒップサポートプレートは、駆動部によって駆動さ
れ、乗員の希望する揺動位置をとることになる。ヒップ
サポートプレートが前傾状態であれば、主に上部(例え
ば第3腰椎近傍)を重点的にサポートし、後傾状態であ
れば主に下部(例えば仙骨近傍)を重点的にサポート
し、直立状態てあれば上下部をほぼ均等にサポートす
る。この状態でバイブレータが始動すると、乗員の各サ
ポート位置が加振されることになる。
本考案のヒップサポートでは、バイブレータが、ヒップ
サポートプレートとの間でシートスプリングを挟み込む
ようにして、ヒップサポートプレートの裏面に取り付け
られているので、ヒップサポートプレートを移動させて
いる時にシートスプリングとヒップサポートプレートと
が当接して異音が発生したり、乗員の着座時にシートバ
ックに急激な荷重が加わり、シートスプリングとヒップ
サポートプレートが当接・離反を繰り返して異音が発生
するような事態は生じない。
また、本考案のヒップサポートでは、ヒップサポートプ
レートはシートスプリングによって弾性的に吊られ、且
つヒップサポートプレートの裏面がシートスプリングに
より弾性的に支えられていることにもなるので、ヒップ
サポートプレートの表面各部を前面側から押した場合の
硬さ即ちばね定数が、ヒップサポートプレートの周縁部
において急変することがなく、なだらかで急峻な箇所が
ない連続的な体圧分布を得ることができる。
(実施例) 次に図面を用いて本考案のヒップサポートの実施例を説
明する。第1図は本考案を自動車のリアシートに適用し
た第1の実施例を示す構成図、第2図は第1図における
II−II断面構成図、第3図は第1図におけるヒップサポ
ートプレートとバイブレータとの取り付けを説明する要
部斜視図、第4図は第3図におけるIV矢視図、第5図は
本実施例のヒップサポートが取り付けられたリアシート
の外観の説明図、第6図は本考案を自動車のリアシート
に適用した第2の実施例を示す構成図、第7図は第6図
におけるアームの回転駆動機構を説明する斜視図、第8
図は第6図における弾性バーの一方の端部の取り付けを
説明する斜視図、第9図は第6図における弾性バーの他
方の端部の取り付けを説明する斜視図である。
最初に、第1図乃至第5図を用いて第1の実施例を説明
する。先ず、第5図において、11はリアシートのシート
クッション、12はシートバックである。13はアームレス
ト14に設けられた本実施例のヒップサポートの操作スイ
ッチである。この操作スイッチ13のうちの1つを操作す
ることによって、シートバック12の各ヒップサポート部
Hが矢印方向に移動し、乗員の腰部(第3〜第5腰椎及
び仙骨)を押圧し、所望のヒップサポートを得ることが
できるようになっている。また、操作スイッチ13の他の
スイッチを操作することによって後述のバイブレータが
振動し、乗員の腰部(第3〜第5腰椎及び仙骨)を加振
するようになっている。
次に、第1図乃至第4図を用いて第1の実施例の具体的
構成を説明する。第1図において、15は溶接構造のシー
トバックフレームである。このシートバックフレーム15
における上方の第1メンバ15aの中間部には、先端部に
は穴16a,17aが穿設されたブラケット16,17が取り付けら
れている。これらブラケット16,17の穴16a,17aにはロッ
ド18が挿通され、ロッド18は回転可能に支持されてい
る。
次に、このロッド18を回転駆動する駆動部Dについて説
明を行う。シートバックフレーム15における下方の第2
メンバ15bには、横形のモータ19がモータブラケット20
を介して取り付けられている。このモータ19の出力軸に
はおねじが刻設されたねじ棒21が取り付けられている。
ロッド18には、第1のリンク22の基端部が固着されてい
る。この第1のリンク22の回転端部には、第2のリンク
23の基端部がピン24を用いて回転可能に結合されてい
る。この第2のリンク23の先端部には折曲部23aが形成
されている。更に、第2のリンク23の先端部には、折り
曲げプレート25が取り付けられている。そして、ねじ棒
21に螺合するナット部材27が、第2のリンク23の折曲部
23aと折曲プレート25とが形成する空間に、ピン26を用
いそのピン26周りにのみ回転可能に取り付けられてい
る。
第2図において、28はシートクッション11のシートパッ
ド、29はシートバック12のシートパッドである。
再び、第1図に戻って、30は所定箇所がシートバックフ
レーム15に取り付けられて横方向に張架された、シート
パッド29を支持するシートスプリングである。ロッド18
には所定の間隔をもって、アーム31,32の基端部が固着
されている。これらアーム31,32の回転端部には溝31a,3
2aが設けられている。33は乗員の第3から第5腰椎及び
仙骨を押圧可能なヒップサポートプレートである。34は
アーム31,32の溝31a,32aに係合し、中間部が折曲されて
ロッド18に当接し、先端部にはヒップサポートプレート
33が取り付けられ、常時シートパッド29方向にヒップサ
ポートプレート33を付勢するトーションスプリングであ
る。このヒップサポートプレート33の裏面にはバイブレ
ータ35が取り付けられている。
次に、第2図乃至第4図を用いてヒップサポートプレー
ト33とバイブレータ35との取り付けを説明する。バイブ
レータ35のフランジ部35aの四隅には穴(図示せず)が
穿設されている。そして、ヒップサポートプレート33に
はバイブレータの穴に対向する穴(図示せず)が穿設さ
れ、更に、表面にはウエルドナット36が溶着されてい
る。そして、ボルト37がヒップサポートプレート33の裏
面からこの穴を介してウエルドナット36に螺合すること
によって、ヒップサポートプレート33にバイブレータ35
が取り付けられている。このとき、第2図に示すよう
に、シートスプリング30はヒップサポートプレート33と
バイブレータ35のフランジ部35aに挟持される。
次に、上記構成の作動を説明する。先ず、乗員がアーム
レスト14に設けられた操作スイッチ13の1つをオンする
と、駆動部Dのモータ19が回転する。このモータ19の回
転により、ねじ棒21も回転する。このねじ棒21に螺合し
ているナット部材27は回り止めがされているので、ねじ
棒21の軸方向に移動する。ナット部材27の移動は、第2
のリンク23,第1のリンク22を介して、ロッド18に伝達
され、ロッド18がα0°回転する。ロッド18の回転によ
り、アーム31,32もα0°前後方向に揺動する。このアー
ム31,32の揺動はトーションスプリング34を介してヒッ
プサポートプレート33に伝達され、ヒップサポートプレ
ート33はα1°(α0°>α1°)前後方向に揺動する。
そして、乗員の所望のヒップサポート角度を得たなら
ば、スイッチをオフにする。
次に、操作スイッチ13の他のスイッチを操作すると、バ
イブレータ35が作動し、乗員の第3から第5腰椎及び仙
骨を加振する。
上記構成によれば、ヒップサポートプレート33は乗員の
第3から第5腰椎及び仙骨をサポートすることができ、
更に加振することができる また、シートスプリング30はヒップサポートプレート33
とバイブレータ35とに挟持されているので、ヒップサポ
ートプレート33を移動させている時や、乗員がシートク
ッション11に着座して、シートバック12に荷重を加えた
時などに、シートスプリング30と、ヒップサポートプレ
ート33とが干渉し、異音が発生することがなくなる。し
かも、上記構成では、ヒップサポートプレート33はシー
トスプリング30によって弾性的に吊られ、且つヒップサ
ポートプレート33の裏面がシートスプリング30により弾
性的に支えられていることにもなるので、ヒップサポー
トプレート33の表面各部を前面側から押した場合の硬さ
即ちばね定数が、ヒップサポートプレート33の周縁部に
おいて急変することがなく、なだらかで急峻な箇所がな
い連続的な体圧分布を得ることができる。
更に、ヒップサポートプレート33に溶着されたウエルド
ナット36を用いてバイブレータ35を取り付けるようにし
たので、バイブレータ35の取り付けが簡単となる。
尚、本考案は上記実施例に限るものではない。例えば、
上記実施例においては、トーションスプリング34の中間
部はロッド18に当接させていたが、シートバックフレー
ム15の第1メンバ15aに当接させてもよい。
次に、第6図乃至第9図を用いて第2実施例を説明す
る。尚、本第2の実施例は第1の実施例と同様に自動車
のリアシートに組み込まれており、ヒップサポート機構
のみ異なる。よって、ヒップサポート機構のみを説明
し、その他の部分の説明は省略する。
先ず、第6図を用いて本実施例のヒップサポートの主要
構成を説明する。図において、55は溶接構造のシートバ
ックフレームである。このシートバックフレーム55にお
ける図示左側の第1メンバ55aには、モータブラケット5
6が取り付けられている。このモータブラケット56には
駆動部Dの縦型のモータ50が取り付けられている。57
は、モータブラケット56(シートバックフレーム55)に
対して回転可能に設けられ、モータ50によって回転駆動
されるアームである。図示右側の第2メンバ55bには、
サポートブラケット58が取り付けられている。59は一端
部59a(第8図参照)がアーム57の回転端部に取り付け
られ、他端部にはアーム部59b(第9図参照)が形成さ
れると共に、このアーム部59bがサポートブラケット58
に対して回転可能に取り付けられた弾性バーである。60
は下部には舌部60aが形成され、舌部60aを折り曲げるこ
とによって弾性バー59の略中間部に取り付けられるヒッ
プサポートプレートである。そして、第1の実施例と同
様な方法でバイブレータ80がシートスプリング61を挟持
するようにヒップサポートプレート60の裏面に取り付け
られている。
次に、第7図を用いて、アーム57の回転駆動機構(駆動
部D)を説明する。モータ50の出力軸にはおねじが螺刻
されたねじ棒62が取り付けられている。ねじ棒62にはナ
ット部材63が螺合している。ナット部材63の側面には18
0°ピッチで突起63a,63bが突設されている。
一方、モータブラケット56には穴56aが設けられた舌部5
6bが形成されている。この舌部56bの一方の側面側に
は、樹脂ワッシャ64を介してアーム57が配設され、舌部
56bの他方の側面側には、樹脂ワッシャ65を介してサポ
ートアーム66が配設されている。更に、アーム57及びサ
ポートアーム66の回転中心には穴57a,66aが穿設されて
いる。そして、内周面にめねじが螺刻されたスペーサナ
ット67が、アーム57の穴57a,樹脂ワッシャ64,モータブ
ラケット56の舌部56bに設けられた穴56a,樹脂ワッシャ6
5及びサポートアーム66の穴66aに挿通されている。この
スペーサナット67にはボルト68が螺合し、スペーサナッ
ト67の抜け止めがなされている。アーム57の回転端部及
びサポートアーム66の回転端部にはそれぞれ穴57b及び6
6bが穿設されている。そして、これら穴57b,56bにナッ
ト部材63の側面に設けられた突起63a,63bが遊嵌してい
る。この遊嵌により、ナット部材63は回り止めがなさ
れ、ねじ棒62が回転すると、ナット部材63はねじ棒62の
軸方向に移動するようになっている。
次に、第8図を用いて弾性バー59とアーム57との取り付
けを説明する。弾性バー59の一方の端部は折曲されて取
り付け部59aが形成されている。アーム57の先端部は折
り曲げられて、断面形状が略コ字形で弾性バー59を挟持
可能な形状の弾性バー取り付け部57cが形成されてい
る。この弾性バー取り付け部57cには、同軸上に穿設さ
れた穴57d,57eが設けられている。更に、穴57eにはウエ
ルドナット73(第8図参照)が固着されている。そし
て、弾性バー59の一方の端部に形成された取り付け部59
aは、アーム57の弾性バー取り付け部57cに挿入され、次
に、ボルト69がアーム57の穴57d,57eを挿通し、ウエル
ドナット73に螺合することにより、弾性バー59の一方の
端部はアーム57に取り付けられている。
次に、第9図を用いて弾性バー59の他方の端部と、サポ
ートブラケット58との取り付けを説明する。弾性バー59
の他方の端部は折曲されて、アーム57と略同一長さに選
ばれたアーム部59b、及び、それに連設された取り付け
部59cが形成されている。一方、サポートブラケット58
の先端部は折り曲げられて、断面形状が略C字形で弾性
バー59を挟持可能な形状の弾性バー取り付け部58aが形
成されている。この弾性バー取り付け部58aには、同軸
上に穿設された穴58b,58cが設けられている。更に、穴5
8cにはウエルドナット70が溶着されている。そして、弾
性バー59の他方の端部に形成された取り付け部59cが、
サポートブラケット58の弾性バー取り付け部58aに挿入
され、次に、ボルト71がサポートブラケット58の穴58b,
58cを挿通し、ウエルドナット70に螺合することによ
り、弾性バー59の他方の端部はサポートブラケット58に
対して回転可能に取り付けられている。
次に、上記構成の作動を説明する。第1の実施例と同様
に、先ず、乗員がアームレストに設けられた操作スイッ
チの一つをオンにすると、駆動部Dのモータ50が回転す
る。このモータ50の回転により、ねじ棒62も回転する。
このねじ棒62に螺合しているナット部材63は回り止めさ
れているので、ねじ棒62の軸方向に移動する。ナット部
材63が移動することによって、アーム57がスペーサナッ
ト67を中心に回転する。一端部がアーム57に取り付けら
れた弾性バー59の他端部はサポートブラケット58に対し
て回転可能に支持されると共に、アーム57と略同一長さ
に選ばれたアーム部59bが設けられているので、アーム5
7の回転により弾性バー59は第6図において矢印I方向
に回転移動し、ヒップサポートプレート60も回転移動す
る。そして、乗員の所望のヒップサポート角度を得たな
らば、スイッチをオフにする。
次に、操作スイッチの他のスイッチを操作すると、バイ
ブレータ80が作動し、乗員の第3から第5腰椎及び仙骨
を加振する。
上記構成によれば、ヒップサポートプレート60は乗員の
第3から第5腰椎及び仙骨をサポートすることができ、
更に加振することができる また、シートスプリング61はヒップサポートプレート60
とバイブレータ80とに挟持されているので、ヒップサポ
ートプレート60を移動させている時や、乗員がシートク
ッションに着座して、シートバックに荷重を加えた時な
どに、シートスプリング61と、ヒップサポートプレート
60とが干渉し、異音が発生することがなくなる。上記構
成でも、第1の実施例の場合と同様、ヒップサポートプ
レート60はシートスプリング61によって弾性的に吊ら
れ、且つヒップサポートプレート60の裏面がシートスプ
リング61により弾性的に支えられていることにもなるの
で、ヒップサポートプレート60の表面各部を前面側から
押した場合の硬さ即ちばね定数が、ヒップサポートプレ
ート60の周縁部において急変することがなく、なだらか
で急峻な箇所がない連続的な体圧分布を得ることができ
る。
(考案の効果) 以上述べたように、本考案によれば、第3から第5腰椎
及び仙骨をサポートし、更に加振することできるヒップ
サポートを実現できる。また、本考案によれば、バイブ
レータが、ヒップサポートプレートとの間でシートスプ
リングを挟み込むようにして、ヒップサポートプレート
の裏面に取り付けられているので、ヒップサポートプレ
ートを移動させている時にシートスプリングとヒップサ
ポートプレートとが当接して異音が発生したり、乗員の
着座時にシートバックに急激な荷重が加わり、シートス
プリングとヒップサポートプレートとが当接・離反を繰
り返して異音が発生したりすることがないヒップサポー
トを実現できる。更に、本考案によれば、ヒップサポー
トプレートはシートスプリングによって弾性的に吊ら
れ、且つヒップサポートプレートの裏面がシートスプリ
ングにより弾性的に支えられていることにもなるので、
ヒップサポートプレートの表面各部を前面側から押した
場合の硬さ即ちばね定数が、ヒップサポートプレートの
周縁部において急変することがなく、なだらかで急峻な
箇所がない連続的な体圧分布を得ることができるヒップ
サポートを実現できる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案を自動車のリアシートに適用した第1の
実施例を示す構成図、 第2図は第1図におけるII−II断面構成図、 第3図は第1図におけるヒップサポートプレートとバイ
ブレータとの取り付けを説明する要部斜視図、 第4図は第3図におけるIV矢視図、 第5図は本実施例のヒップサポートが取り付けられたリ
アシートの外観の説明図、 第6図は本考案を自動車のリアシートに適用した第2の
実施例を示す構成図、 第7図は第6図におけるアームの回転駆動機構を説明す
る斜視図、 第8図は第6図における弾性バーの一方の端部の取り付
けを説明する斜視図、 第9図は第6図における弾性バーの他方の端部の取り付
けを説明する斜視図、 第10図は従来のランバーサポートの構成図である。 これらの図において、 33…ヒップサポートプレート 35…バイブレータ、D…駆動部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前後方向に揺動可能で、第3から第5腰椎
    及び仙骨を押圧可能なヒップサポートプレート(33,6
    0)と、 前記ヒップサポートプレート(33,60)を前後方向に揺
    動させる駆動部(D)と、 前記ヒップサポートプレート(33,60)を振動させる振
    動源としてのバイブレータ(35,80)とを有し、 前記バイブレータ(35,80)が、前記ヒップサポートプ
    レート(33,60)との間でシートスプリング(30,61)を
    挟み込むようにして、前記ヒップサポートプレート(3
    3,60)の裏面に取り付けられていることを特徴とするヒ
    ップサポート。
JP1989088378U 1989-07-26 1989-07-26 ヒップサポート Expired - Fee Related JPH0729900Y2 (ja)

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