JPH0729616Y2 - 高周波コイル - Google Patents

高周波コイル

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JPH0729616Y2
JPH0729616Y2 JP1988132678U JP13267888U JPH0729616Y2 JP H0729616 Y2 JPH0729616 Y2 JP H0729616Y2 JP 1988132678 U JP1988132678 U JP 1988132678U JP 13267888 U JP13267888 U JP 13267888U JP H0729616 Y2 JPH0729616 Y2 JP H0729616Y2
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JP
Japan
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terminal
terminals
coil
external connection
capacitor
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JP1988132678U
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JPH0252407U (ja
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千秋 三宅
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、各種電子機器に使用される面実装用の高周波
コイルに関するものである。
従来の技術 従来この種の高周波コイルに使用する端子板は第11図の
ように平板型端子を同時成形された端子板1の相対向す
る面に外部接続端子2aが各2本あるいは図のように片面
に3本、対向面に2本設けられ、この外部接続端子2aの
他端はそれぞれ端子板1の切り込み1aが設けられた側面
のコイルリード接続部2bとなっており、且つその内2本
の端子は、コンデンサの電極とを接続するコンデンサ接
続端子2cをも兼ねている。また、外部接続端子2aの中心
の端子は、対向する面にコイルリード接続部2bが設けら
れた構造となっていた。また第12図のように外部接続端
子2aの一部にコイルリード接続部2bが設けられ両端4本
端子の内2本端子はコンデンサ接続端子2cを設けた構造
となっており、ドラムコア固定部3、コンデンサ取付孔
4を有して端子板1を構成し、第13図のようにコンデン
サ6を挿入後コンデンサ電極6aとコンデンサ接続端子2c
を接続し、且つドラムコア5を固定し、第14図のように
ドラムコア5に巻線7を施しコイルリード接続部2bにコ
イルリード8を巻付けていた。
考案が解決しようとする課題 しかし、第11図のような構造では5本端子までが限界で
あると同時にコイルリード接続が3方向となりハンダ付
け工法、工数等に課題があった。また、第12図のような
構造では、6本端子を有することは可能であるが端子保
持強度が弱い、あるいは外部接続端子2aとコイルリード
接続部2bが同一のためセット基板に取り付ける際のハン
ダ熱でコイルリードハンダ付け部分が溶け、コイルリー
ド8と端子間が不導通、あるいは半導通状態となり振動
等で不導通状態となることがあった。反対に溶けたハン
ダが凝固する際コイルリード8を引張り、端子に少量の
外的圧力が加わった場合にコイルリード8が断線する課
題があった。また、第11図、第12図共通してコンデンサ
6の形状に合ったコンデンサ取付孔4にする必要が有り
汎用性に欠けコンデンサ接続端子2cへの接続工法も固定
されていた。また、コイルリード接続部2bの間隔が狭く
コイルリード巻付けの自動化が困難であった。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本考案は、相対向する面にそ
れぞれ3本づつの外部接続用端子を設け、もう一方の相
対向する側面にその外部接続用端子とそれぞれ接続され
た3本づつのコイルリード接続用端子を設け、且つその
コイルリード接続端子の内中心の端子は両端の2本の端
子とは任意に高さ位置を変えた構成とし、外部接続用端
子の内、一方の面の両端2本を成形品内部にてT字型端
子、また対向する面の両端2本を十字型とし、中心の端
子を成形品内部にて外部接続用端子側より垂直方向にL
字型に曲げ加工を施し、且つそれより先、コイルリード
接続部までを水平方向にL字型に曲げ、対向する端子と
はそれぞれ逆方向とした端子を有する端子板構造とした
ものである。
作用 上述のように、T字型端子、十字型端子にすることによ
り外部接続端子、コイルリード接続端子あるいはコンデ
ンサ接続端子が各々構成され外部接続部とコイルリード
接続部が分離可能となり、断線対策、端子保持強度の向
上が図れる。さらに中心2本の端子を垂直方向にL字型
に曲げ加工、その先より水平方向にL字型に曲げること
により、両端2本のコイルリード巻付端子と高さ位置を
変えることができリード接続部の端子間隔増加が図れ自
動巻付けが可能となる。また、水平方向L字部分にコン
デンサを取付けることが可能で各種コンデンサ形状の使
用が可能となると同時にコンデンサ接続方法が上部端
子、下部端子接続の二種類が選択可能となるのである。
実施例 以下、本考案の一実施例について図面に添って説明す
る。
第1図,第2図は本考案の一実施例における高周波コイ
ルの一部切欠斜視図、要部断面正面図であり、本考案の
端子板6にコイルを巻回したドラムコア8を固定、キャ
ップコア9をモールド10に保持させシールドケース11で
覆った構造となっている。端子板6には第5図,第6図
に示すように端子7コンデンサ取付孔13、ドラムコア固
定部14、ドラムコア固定枠15より構成され、端子7は対
向する面の内一方の両端外部接続端子7aの成形品内部端
子をT字型、もう一方の面の同じく両端外部接続端子7a
の成形品内部端子を十字型として、それぞれ外部接続端
子7a、コイルリード接続端子7b、およびコンデンサ接続
端子7cを形成させている。また、外部接続端子7aの内中
心端子は、成形品内部にて垂直方向にL字型に曲げ加工
をし、それより先を水平方向にL字型に曲げコンデンサ
取付孔13部分を通してコンデンサ接続端子7dを形成させ
た後、コイルリード接続端子7bとしたものであり両端2
本のコイルリード接続端子7bとは高さ位置が異なってい
る。上述の端子形状は第3図の平板型コム端子12の斜視
図にて示している。また、コンデンサの接続方法の内上
部コンデンサ接続端子7c使用の場合を第7図,第8図に
示しているが、これは従来例と同様である。下部のコン
デンサ接続端子7d使用の場合を第9図,第10図に示して
いる。コンデンサ接続端子7d上にコンデンサ16を挿入し
ハンダ17にてコンデンサ電極16aとコンデンサ接続端子7
dとを固定接続するが小さい形状のコンデンサの取付け
も可能である。但し、上部コンデンサ接続端子7c使用の
場合はこの下部接続端子7dは樹脂またはその他絶縁物に
てコンデンサ電極16aの接触を防止する必要がある。
考案の効果 以上のように本考案は、端子板の成形品内部にて一方の
面の両端外部接続端子をT字型、対向する面の両端外部
接続端子を十字型にし、且つ中心の端子は垂直方向にL
字型および水平方向にL字型にて形成することにより6
本端子を可能とするとともにコイルリード巻付けの自動
化が図れ、各種コンデンサの使用が可能で、且つ接続方
法も容易な方を選択できる。また、コイルリードの断線
防止、端子保持強度向上が図れ信頼性の高い高周波コイ
ルの提供が可能となり工業的価値の大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における高周波コイルの一部
切欠斜視図、第2図は同じく要部断面正面図、第3図は
同じく一実施例における平板型コム端子の斜視図、第4
図は同端子と同時成形した状態の端子板斜視図、第5図
は同端子を切断した状態の端子板斜視図、第6図は同じ
く平面図、第7図,第9図は同じく一実施例によるコン
デンサ取付け状態の平面図および底面図、第8図,第10
図は同じく平面図、第11図,第12図は従来の高周波コイ
ルに使用の端子板平面図、第13図は同じく端子板にコン
デンサを取付けドラムコアを固定した状態の正面図、第
14図は同じくコイル状態の斜視図である。 6……端子板、7……端子、7a……外部接続端子、7b…
…コイルリード接続端子、7c,7d……コンデンサ接続端
子、8……ドラムコア、9……キャップコア、10……モ
ールド、11……シールドケース、12……コム端子、13…
…コンデンサ取付孔、14……ドラムコア固定部、15……
ドラムコア固定枠、16……コンデンサ、16a……コンデ
ンサ電極、17……ハンダ。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】平板型端子を同時成形してなる面実装用の
    コイルに用いる端子板の対向する面にそれぞれ3本、計
    6本の外部接続用端子を設け、もう一方の対向する側面
    に外部接続用端子とそれぞれ接続された3本、計6本の
    コイルリード接続端子を設け、そのコイルリード接続端
    子の内中心の端子は、両端2本の端子とは任意の高さに
    位置を変え、外部接続用端子の内、一方の面の両端2本
    を成形品内部にてT字型端子、対向する面の同じく両端
    2本を十字型端子としてなる端子板を有する高周波コイ
    ル。
  2. 【請求項2】外部接続用端子各面3本の内中心端子を外
    部接続側より成形品内部にて垂直方向にL字型曲げ加工
    を施し、且つそれより先コイル接続部までを水平方向に
    L字型に曲げ、対向する端子とはそれぞれ逆方向にした
    端子を有する請求項1記載の高周波コイル。
JP1988132678U 1988-10-11 1988-10-11 高周波コイル Expired - Lifetime JPH0729616Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1988132678U JPH0729616Y2 (ja) 1988-10-11 1988-10-11 高周波コイル

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JP1988132678U JPH0729616Y2 (ja) 1988-10-11 1988-10-11 高周波コイル

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Publication Number Publication Date
JPH0252407U JPH0252407U (ja) 1990-04-16
JPH0729616Y2 true JPH0729616Y2 (ja) 1995-07-05

Family

ID=31389865

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988132678U Expired - Lifetime JPH0729616Y2 (ja) 1988-10-11 1988-10-11 高周波コイル

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0620024B2 (ja) * 1984-07-19 1994-03-16 松下電器産業株式会社 可変型複合部品
JPS6218004U (ja) * 1985-07-15 1987-02-03

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JPH0252407U (ja) 1990-04-16

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