JPH0729412B2 - 印刷機インキ付け装置の計量装置 - Google Patents

印刷機インキ付け装置の計量装置

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JPH0729412B2
JPH0729412B2 JP63107767A JP10776788A JPH0729412B2 JP H0729412 B2 JPH0729412 B2 JP H0729412B2 JP 63107767 A JP63107767 A JP 63107767A JP 10776788 A JP10776788 A JP 10776788A JP H0729412 B2 JPH0729412 B2 JP H0729412B2
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41FPRINTING MACHINES OR PRESSES
    • B41F31/00Inking arrangements or devices
    • B41F31/02Ducts, containers, supply or metering devices
    • B41F31/04Ducts, containers, supply or metering devices with duct-blades or like metering devices

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、印刷機のインキ付け装置に関し、特定すると
版胴上への転写に必要な量に応じて弾性表面を有するイ
ンキ付けローラ上の予め計量されたインキ層を剥ぎ落と
すための装置を備える、印刷機インキ付け装置の計量装
置に関する。
[従来技術、発明が解決しようとする問題点] 西独特許公開第3,225,982号は、この形式の装置を開示
している。この特許においては、インキは、一側におい
てインキ保持璧によりそして他側において計量部材によ
り境界を定められたインキだめによって弾性表面を備え
るインキ付けローラ上にに移送される。計量部材は、イ
ンキ付けローラに対して実質的に接線方向に設定されて
おり、インキ付けローラ上に版胴に転写するための薄い
インキフィルムを形成する。すなわち、計量部材は、該
計量部材とインキ付けローラ間のギャップを介して引き
出される量を除きインキをインキだめ内に保持する。こ
のようにきわめて少量のインキ量しか引き出されない結
果、存在する供給インキはかなり時間のインキみぞ内に
留まる。
計量部材の担持ないし支持面は相当大きいため、インキ
ギャップには大きな流体力学的圧力が生ずる。そのとき
十分に薄く一定のインキフィルムを得ることができるよ
うにするため、計量部材は、インキ付けローラに対して
かなりの力で押圧されねばならない。この高い設定力の
結果として、計量動作に関与する部材は、高い応力を受
け、これがこれらの部品の摩耗の増大をもたらす。しか
しながら、これらの部材にかかる応力が増大すると、同
時に、過度の加熱が特にインキに関して生ずる。インキ
は、計量ギャップ中を非常に緩速でしか引き出されない
から、特に計量部材縁部の領域において相当加熱する。
この温度はインキの性質に変化をもたらすことがあり、
これが印刷の品質に直ちに影響を及ぼす。適当に大きな
寸法の冷却装置で加熱を制御下に維持することが企画さ
れている。
加えて、計量ギャップにおけるインキの流体力学的圧力
に起因して必要とされる計量部材に対する大きな一定圧
力および計量部材がインキ付けローに対して実質的に接
線方向に配置されていることのため、インキ付けローラ
表面の弾性的性質によって、計量部材の前縁部がインキ
付けローラに引き込まれる危険がある。これは、特にイ
ンキが不足しているときに起こる可能性があり、全印刷
装置にかなりの破壊をもたらすことがある。
インキだめに生ずる乱流は、一方において、計量部材の
縁部を塵埃粒子から解放するために望ましいことである
が、他方においてまた、高度の均一性を生ずべき薄いイ
ンキ層に擾乱をもたらすことも確かである。しかしなが
ら、この乱流は、計量部材の縁部の汚染を確実には排除
しない。他方、計量部材の縁部に付着する塵埃粒子は、
インキ付けローラ上のインキフィルムに稿を生じ、これ
がインキ供給ジョッキーローラの存在に拘らず版胴ロー
ラに転写され、印刷コピー上において観察できることと
なる。外部からの作用がないと、これらの粉塵粒子は計
量部材の縁部に付着状態に留まり、計量部材が浄化され
るまで印刷の品質に悪影響を及ぼす。
弾性表面を有するインキ付けローラ上における単一の計
量部材により版胴への転写に必要な条件に適合するイン
キフィルムを形成しようとする試みも、特に汚染の問題
の発生のため失敗を招いた。これが、提案された解決法
のずれもこれまで成功できなかった理由である。
[問題点を解決するための手段] それゆえ、本発明の目的は、最小可能数のローラを有
し、弾性表面を有するインキ付けローラ上に直接形成さ
れるインキフィルムを版胴上に担持される印刷版に転写
し、印刷作業中計量部材および弾性表面を有するインキ
付けローラが過度の応力を受けることなくインキフィル
ムの均一性が保証され、それにより摩耗および温度の増
加が非常に低く維持できる印刷機インキ付け装置の計量
装置を提供することである。同時に、計量部材は、計量
縁部上において邪魔する塵埃粒子を排除する。
本発明に従うと、版胴上への転写に必要な量に応じて弾
性表面を有するインキ付けローラ上の予め計量されたイ
ンキ層を剥ぎ落とすための装置を備える、印刷機インキ
付け装置の計量装置において、インキづけローラに対し
て半径方向において調節可能で、かつインキ付けローラ
の中心軸線に対して平行な枢動軸線の回りに角度α枢動
可能な計量エッジ部材が設けられ、該計量エッジ部材を
インキ付けローラの周辺方向において枢動させるための
装置が設けられており、枢動運動により、つねに、計量
エッジ部材のインキ付けローラに対面する丸められた端
部の他の領域が、インキ付けローラとともに計量ギャッ
プを形成するようになされたことを特徴とする、インキ
付け装置の計量装置が提供される。
計量エッジ部材の少なくとも一部の小程度の振動運動
は、汚染粒子が計量エッジ部材の縁部上に集まってここ
に付着するのを有効に防ぐ。これは、係合している計量
エッジ部材領域がつねに変わるからである。かくして、
汚染粒子は、一方において計量エッジ部材から排出され
る過剰のインキにより、他方において計量されたインキ
フィルム自体によりつねに洗浄除去され、それによりイ
ンキ付けローラ上の汚染粒子による稿の形成は排除され
得る。
使用のために用意された計量されたインキフィルムに対
して擾乱作用を有する乱流は、大幅に減ぜられる。何故
ならば、インキ付けローラ上において予め計量されたイ
ンキフィルムのみが、計量エッジ部材上に流れ、過剰の
インキは邪魔とならずに流れ去るからである。この過剰
のインキは、収集タンクにより収集されるのが有利であ
り、インキ準備装置に供給されてここで再びインキ付け
装置に運ばれるか、再度インキ付け装置に直接に供給さ
れる。インキ付け装置による予め計量されたインキ量の
適当な設定およびインキ付け装置におけるインキの短時
間の保持は、最終的インキフィルムの形成および計量に
関与するインキおよび部材が過度に加熱されるのを防
ぎ、その結果追加の冷却さえ省略できる。
本発明のインキ付け装置を使用すると、印刷物上のいわ
ゆる『ゴーストイメージ』も同様に回避される。インキ
付け装置は、つねに,計量エッジ部材により最終寸法に
減ぜられ印刷版に転写される完全に新しいインキフィル
ムをインキ付けローラ上に生ずる。かくして、インキ付
けローラは、版胴と異なる、好ましくは小さい直径を有
することができる。
基本的構成のさらに有利な展開においては、インキ付け
ローラの円周方向における計量エッジ部材の振動運動
は、計量エッジ部材に円筒状計量縁部をもたせ、計量エ
ッジ部材を円筒状に丸められた縁部により画定される円
筒の軸線の回りに枢動し得るようにすることにより達成
できる。計量エッジ部材は、都合よくは、計量エッジ部
材の前端部上に配置され円筒状に丸められた縁部により
画定される円筒の軸線と一致する回転軸線を有する支承
軸により取り付けられるのがよい。これは、計量エッジ
部材が枢動されるとき計量ギャップの厚さおよび形状が
精確に同じに留まることを保証する。
基本的構成のさらに有利な展開においては、計量エッジ
部材は、軸受け部材を具備する支承ビーム上に載置し得
る。この配置の結果、計量エッジ部材はインキローラの
全幅にわたりしっかりと支持される。支承部材上におい
て部材を調節することにより、インキ付けローラおよび
計量エッジ部材間の計量ギャップも設定が非常に簡単と
なる。本発明のさらに有利な展開は、計量エッジ部材を
互いに平行な2本の案内リンクに間節形態で連結するこ
とにより行なうことができる。これらの2本の案内リン
クは、計量エッジに平行な2本の枢動レバー上に関節結
合される。枢動レバーは、それらの端部の一方で、固定
軸受けに保持され、そして固定軸受けの回転中心および
計量エッジの回転軸線の回転中心は直線上に置かれる。
このようにして、いかなる軸受け装置をもインキ付けロ
ーラの表面に直接近接して取り付けることは必要でな
い。それゆえ、複数の計量エッジ部材をインキ付けロー
ラの全幅にわたって配置することもできる。インキ付け
ローラおよび計量エッジ間の計量ギャップは、一方の枢
動レバーの固定軸受けの一方が適当な手段により他方の
枢動レバーの他方の固定軸受けの回りに調節せしめるこ
とにより、簡単な態様で設定できる。
計量エッジの非常に正確に機械加工された縁部を保護す
るため、可撓性の箔状のシートをこの計量縁部上に有利
なやり方で張り渡すことができる。シートは、交換が簡
単かつ容易であるように固定される。
説明されるこれらのすべての実施例において、複数ペー
ジ幅印刷機に対して、複数のページ幅計量エッジ部材お
よびインキ付け装置を周知の態様で並べて配置すること
は容易である。この並置配置により、ページ幅のインキ
分離は問題なく可能である。
[実施例の説明] 本発明のこれらおよびその他の実施例および利点は、図
面を参照して行なった以下の説明から明らかとなろう。
輪転オフセット印刷機の第1図に略示される印刷装置
は、圧胴1と、これに対向して配置された対向圧胴2と
を備えており、そしてこの対向圧胴も圧胴として設計で
きる。印刷されるべきペーパウエブ3は、圧胴1と対向
圧胴2間に押圧される。印刷板を担持する版胴4が、圧
胴1に相対して配置される。この版胴4に対して、略示
される周知の湿し装置5が配置されており、印刷版に湿
し材を移送している。また、版胴4と接触して、弾性表
面を有するインキ付けローラ6が配置されている。この
インキ付けローラ6上には、インキ付け装置7により、
一定寸法の予め計量されたインキフィルム8がインキ付
けローラ6の全幅にわたり形成されており、そしてこの
インキフィルム8の厚さは、版胴4に転写されるインキ
フィルム9の厚さよりも数倍厚い。本実施例において、
イン付け装置7は、インキブレード11を備えるインキだ
め10より成る。しかして、インキブレード11は、計量割
合を決定し、周知の態様で調節できる。また、インキ付
けローラ6上に予め計量されたインキフィルム8を生成
できる他の周知のインキ付け装置を考えることができ
る。インキ付けローラ6により受け取られる予め計量さ
れたインキフィルム8は、インキ付け装置7に続いて配
置される計量エッジ部材12で削減される。かくして、版
胴4に転写できるインキフィルム9が生ずる。計量エッ
ジ部材12から一部除去されたインキ13は、収集タンク14
に流入する。収集されたインキは、ここから直接インキ
付け装置7に、あるいはインキ準備装置(図示せず)に
送られそこからポンプでインキ付け装置7に送られる。
版胴4に転写され得るインキフィルム9は、インキ付け
ローラ6の全幅にわたり一定の厚さを有する。この厚さ
は、インキ付けローラ6に対して計量エッジ部材を弱く
または強く当接せしめることにより調節できる。これは
周知の調節機構(図示せず)で行なえる。
インキ付け装置7は、インキ付けローラ6上に完全に新
しい予め計量されたインキフィルム8を連続的に生ずる
から、版胴4と同じ周辺速度で回転しているインキ付け
ローラ6は、いわゆる『ゴーストイメージ』を生ずる恐
れなく版胴4と異なる、好ましくは小さい直径を有する
ことができる。
第2図は、計量エッジ部材12aと接触しているインキ付
けローラ6の詳細を示している。インキ付けローラ6
は、弾性層15を有し、矢印16の方向に回転している。計
量エッジ部材12aは、インキ付けローラ6と対面する端
部17に、円筒状表面を有する。この円筒状表面の軸線18
は、計量エッジ部材12aが角度αを回転する回転軸線19
でもある。
第3図は、計量エッジ部材12aが印刷機に取り付けられ
得る態様を示している。インキ付けローラ6は、印刷機
の側壁20および21の間に配置されている。インキ付けロ
ーラ6は、側壁20および21に固定された2つの軸受23お
よび24に回転自在に取り付けられている。計量エッジ部
材12aは、その各両端部にブラケット25および26を有し
ている。しかして、両ブラケット25および26には、支承
軸27および28が非回転に固定されている。支承軸27およ
び28は、偏心軸受け29および30に回転可能に取り付けら
れている。偏心軸受け29および30は、それぞれ側壁20お
よび21に、図示されない手段により回転できかつ新しい
位置に固定できるように取り付けられている。かくし
て、インキ付けローラ6と計量エッジ部材12aにより形
成される計量ギャップ31は、調節できる。
支承軸27は、側壁20を越えて長手方向に延在している。
この延長部上には、レバー32が非回転的に取り付けられ
ており、そして該レバーは、支承軸33により関節態様で
案内リンク34に結合されている。案内リンク34の他端
は、ディスク36上に固定されたピン35上に回転自在に取
り付けられている。しかして、該ディスク36は、モータ
37により回転されるように配置されている。ピン35は、
ディスク36の回転中心から選択された距離に配置されて
おり、それにより計量エッジ部材12aが枢動できる角度
を設定できる。モータ37の回転速度は、計量エッジ12a
が移動する周波数を決定する。
第4図は、計量エッジ部材12が取り付けられ得る他の手
段を示している。計量エッジ12bは、やはり、弾性表面
を備えるインキ付けローラ6と対面する端部38に円筒状
表面を有しており、インキ付けローラ6から遠隔の側縁
部39に円筒状形態を有している。しかして、側縁部の回
転軸線40からの距離Rは一定である。計量エッジ部材12
bは、円筒状形態の側縁部39で、対応的に形成された支
承部材41上に載置され、そして該支承部材は支承ビーム
42上に固定されている。支承部材41は、例えば、滑動支
承部材とし得る。かくして計量エッジ部材12bは、図示
しない手段により支承部材上で往復態様で移動できる。
同時に、計量エッジ部材12bは、円筒状形態の側縁部39
に起因して、回転中心が回転軸線40にある枢動運動を遂
行する。支承部材41が汚染するのを防ぐため、計量エッ
ジ12bは保護板43を具備している。この保護板は、計量
エッジ12bから一部除去されるインキを支承部材41の回
りにそらせる。計量ギャップを変化させることができる
ように、支承ビーム42は、矢印101で指示されるよう
に、その昇降を可能にする手段(図示せず)を備えるこ
とができる。
第5図は、計量エッジ部材12を取り付けるための他の手
段を示している。2本の案内リンク44および45は、それ
ぞれ、その前端部においてヒンジピン46および47により
計量エッジ12c上に関節結合されている。しかして、該
計量エッジ部材12cは、インキ付けローラ6の生成線に
沿って少なくともその一領域上を延びている。案内リン
ク44および案内リンク45は、各々2本の枢動レバー48お
よび49に対して関節態様で結合されており、案内リンク
44が、枢動レバー48とともに関節50を形成し、枢動レバ
ー49とともに関節51を形成し、案内リンク45が、枢動レ
バー48とともに関節52を形成し、枢動レバー49とともに
関節53を形成するようになされている。案内リンク44
は、案内リンク45と平行である。枢動レバー48と枢動レ
バー49は、計量エッジ部材12cに平行である。計量エッ
ジ部材12cは、インキ付けローラ6と対面し円筒状表面
を有する縁部54を有し、それにより回転軸線55が設定さ
れる。回転軸線55は、関節46から距離aの点にある。枢
動レバー48および枢動レバー49は第5図において上方に
延びている。これらの延長部には、固定のシャフト56お
よび57上に回転自在に装着された軸受けが取り付けられ
ている。シャフト56は関節50から同様に距離aの点にあ
り、シャフト57は同様に関節51から距離aの点にある。
関節53には空気シリンダ58が固定されており、枢動レバ
ー49を矢印59で示すようにシャフト57の回りに枢動運動
させるようになされている。この運動は、案内リンク44
および45を介して枢動レバー48および計量エッジ部材12
cに伝達される。この結果、計量エッジ部材12cは、回転
軸線55と一致する回転軸線60の回りに回転する。シャフ
ト57は、その位置が、矢印61にり指示されるようにシャ
フト56の回りに変位できかつ新しい位置に再度固定でき
るように取り付けることができ。シャフト56の回りにお
けるシャフト57のこのような変位により、計量エッジ12
cとインキ付けローラ6の間の計量ギャップ62の厚さを
設定できる。
インキ付けローラ6に対面する計量エッジ部材12dの端
部63は、非常に精確に加工されねばならぬが、この縁部
63が摩耗により破壊されるのを防ぐために、計量エッジ
12d部材は、第6図により示されるように保護層64を備
えることができる。可撓性の箔状シートより成る保護層
64を、計量エッジ部材12dの一側において、該計量エッ
ジ部材の全幅にわたって分配されるように取り付けられ
た多数のラグ65上に挿入し、計量ギャップ66を形成する
端部63上に張り、計量エッジ部材12dの他側において、
該計量エッジ部材12dの全幅上に同様に配置された螺子6
8によりクランプストリップ67とともにしっかりとクラ
ンプすることができる。摩耗が過度の場合は、保護層64
のみが交換されることになり、計量エッジ部材12dは使
用され続ける。これは、費用の節約方法と成り得る。
第7図は、一端84が固定態様で取り付けられ他端85が弾
性のクランプ部材86により保持された可撓性の箔状シー
ト83を有する計量エッジ部材12fを示している。支持部
材87は、インキ付けローラ6に対面するその端部88上に
可撓性の箔状シート83が張られているが、該部材87は、
インキ付けローラ6の正面端部上において各枢動レバー
89に固定されている。しかして枢動レバー89は、インキ
付けローラ6の回転軸線90上において関節態様で取り付
けられている。枢動部材89および支持部材87により形成
されるスターラップ部材は、図示されない手段によりイ
ンキ付けローラ6の回転軸線90の回りに角度βだけ振動
態様で枢動する。このようにして、可撓性箔状シートの
計量ギャップを形成する領域も、つねに変動される。枢
動運動の両端部位置は、第7図に示されている。左側の
位置は二点鎖線で示され、右側の位置は鎖線で示されて
いる。
試験により示されるように、円筒状形態よりなり計量ギ
ャップを形成する計量エッジ部材12の表面が約0.3〜1.5
mmの大きさの半径を有するとき、良好な印刷結果が得ら
れることが分かった。また、計量エッジ部材12のインキ
付けローラ6に対する接触が変わるとき、インキフィル
ムの厚さは緩やかにのみ変化し、それにより接触圧力を
変えるとき、インキフィルム厚の非常に繊細な漸減また
は漸増を達成できることが分かった。計量エッジ部材12
のインキ付けローラ6に対する接触圧力が均一であると
き、計量ギャップを形成する計量エッジ部材12の円筒状
表面の半径を変えることにより、インキフィルム厚さに
相当大きな影響がもたらされる。
かくして、インキ付けローラ6を包む弾性の表面硬度お
よびインキの粘度に関数として、最適の半径を使用する
ことができる。上に説明したように計量エッジ部材12の
円筒面の半径を変えても、計量ギャップの幾何的関係は
つねに同じであるから、生成されるインキフィルムは影
響を受けない。
また。試験は、計量エッジ部材12が、インキ付けローラ
6に関して概半径方向に配置されるのがよいことを示し
た。
本形式のインキ付け装置は、記述されるオフセット印刷
機に使用されることの他に、他の印刷技術特に剛性印刷
版に依存する印刷技術を使用する印刷機を装備するのに
も使用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はインキ付けおよび減衰装置を備える輪転式オフ
セット印刷機の印刷装置の概略図、第2図は枢動計量エ
ッジ部材の概略図、第3図は計量エッジ部材の軸受け装
置の概略図、第4図は支承ビーム上における計量エッジ
部材の支承装置の断面図、第5図は枢動レバーおよび案
内リンクにより取り付けられた計量エッジ部材の概略
図、第6図は保護層を備える計量エッジ部材の断面図、
第7図は可撓性の箔状シートを有しインキ付けローラ軸
線の回りに枢動し得る支持部材の断面図である。 1:圧胴 2:対向圧胴 3:ペーパウェブ 4:版胴 5:湿し装置 6:インキ付けローラ 7:インキ付け装置 8:インキフィルム 9:インキフィルム 10:インキだめ 11:インキブレード 12,12a〜12g:計量エッジ部材 13:収集タンク 17:円筒状表面 18,19:軸線 20,21:側壁 22:シャフト 25,26:ブラケット 27,28,33:支承軸 29,30:偏心部材 32:レバー 34:案内リンク 36:ディスク

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】弾性表面を有するインキ付けローラ上の予
    め計量されたインキ層を版胴上への転写に必要な量に剥
    ぎ落とすための装置を備える、印刷機インキ付け装置の
    計量装置において、インキ付けローラ6に対して半径方
    向において接近可能であり、かつインキ付けローラ6の
    中心軸線に対して平行な枢動軸線19,40,55の回りに角度
    α枢動可能で、かつ円筒状表面を有する丸められた縁部
    17,38,62,63,88を備える計量エッジ部材12,12a〜12fが
    設けられ、該計量エッジ部材12,12a〜12fをインキ付け
    ローラ6の周囲方向において枢動させるための装置27〜
    30,32〜37が設けられており、前記計量エッジ部材の枢
    動運動により、つねに、計量エッジ部材12,12a〜12fの
    インキ付けローラ6に対面する前記の丸められた縁部1
    7,38,62,63,88の他の領域が、インキ付けローラ6と対
    面し、かつ前記計量エッジ部材の枢動運動中、前記イン
    キ付けローラと前記計量エッジ部材の丸められた縁部と
    の間に予め調節された一定幅の計量ギャップ31,66が維
    持されることを特徴とする、インキ付け装置の計量装
    置。
  2. 【請求項2】計量ギャップ31,66の幅を調節するための
    装置29,30,56,57が設けられた請求項1記載のインキ付
    け装置の計量装置。
  3. 【請求項3】計量エッジ部材12,12a〜12d,12fの枢動角
    α,βが5゜ないし30゜の範囲内にある請求項1または
    2記載のインキ付け装置の計量装置。
  4. 【請求項4】計量エッジ部材12a〜12dの縁部17,38が円
    筒状に丸められ、計量エッジ部材12a〜12dの枢動軸線1
    9,40が、円筒状に丸められた縁部17,38により画定され
    る円筒の軸線18と一致する請求項1〜3のいずれかに記
    載のインキ付け装置の計量装置。
  5. 【請求項5】支承軸27,28が計量エッジ部材12aの側面部
    に配置されており、該支承軸は、その中心軸線が計量エ
    ッジ部材12aの回転軸線19と一致しており、印刷機フレ
    ーム20,21に固定された偏心軸受け29,30に取り付けられ
    ている請求項1〜4のいずれかに記載のインキ付け装置
    の計量装置。
  6. 【請求項6】計量エッジ部材12bが、インキ付けローラ
    6から遠隔の側39上に、計量エッジ部材12bの回転軸線4
    0から固定距離Rのところに円筒状表面を有し、該円筒
    状表面が、適当な支承部材41を包含する支承ビーム42の
    対応する表面上において、計量エッジ部材12bの枢動軸
    線40の回りに枢動自在に取り付けられている請求項1〜
    4のいずれかに記載のインキ付け装置の計量装置。
  7. 【請求項7】計量エッジ部材12cが互いに平行な少なく
    とも2本の平行リンク44,45に関節態様で結合されてお
    り、該リンクが計量エッジ部材12cに対して平行な少な
    くとも2本の枢動レバー48,49上に関節態様で結合され
    ており、該枢動レバーはその一端部で固定軸受け56,57
    に保持されており、前記枢動レバー48,49の固定軸受け5
    6,57の回転中心および計量エッジ部材12cの枢動軸線55
    の回転中心が直線上にある請求項1〜4のいずれかに記
    載のインキ付け装置の計量装置。
  8. 【請求項8】前記枢動レバー48,49の固定軸受けの一方5
    6または57が、他方の固定軸受け57または56の回りに移
    動できるように構成されている請求項7記載のインキ付
    け装置の計量装置。
  9. 【請求項9】枢動運動が駆動装置58により行なわれる請
    求項1〜8のいずれかに記載のインキ付け装置の計量装
    置。
  10. 【請求項10】計量エッジ部材12a〜12d,12fが、少なく
    とも計量ギャップ66を形成する領域において、容易に交
    換可能な保護層64を有する請求項1〜9のいずれかに記
    載のインキ付け装置の計量装置。
  11. 【請求項11】前記保護層34が可撓性の箔状シートより
    成り、計量エッジ部材12dに取り付けられた固定および
    クランプ手段65,67,68により保持されている請求項10記
    載のインキ付け装置の計量装置。
  12. 【請求項12】前記計量エッジ部材12fが、インキ付け
    ローラ6の回転軸線90の回りに角度β枢動できる支持部
    材87と、インキ付けローラ6に対面するその縁部88上に
    張られた可撓性の箔状シート83とより成り、該箔状シー
    トが、その一端部84にて固定状態に保持され、その他端
    部85にて弾性クランプ手段86により保持されている請求
    項1〜3のいずれかに記載のインキ付け装置の計量装
    置。
  13. 【請求項13】計量エッジ部材12a,12bの円筒状の、計
    量ギャップを形成する表面の半径が0.3〜1.5mmの範囲内
    にある請求項1〜4のいずれかに記載のインキ付け装置
    の計量装置。
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