JPH07292496A - 自動車車体の電着塗装方法 - Google Patents

自動車車体の電着塗装方法

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JPH07292496A
JPH07292496A JP8655494A JP8655494A JPH07292496A JP H07292496 A JPH07292496 A JP H07292496A JP 8655494 A JP8655494 A JP 8655494A JP 8655494 A JP8655494 A JP 8655494A JP H07292496 A JPH07292496 A JP H07292496A
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JP
Japan
Prior art keywords
electrodeposition
coating
car body
plate parts
tank
Prior art date
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Pending
Application number
JP8655494A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Ishii
聡 石井
Hirobumi Hara
博文 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車体内板部への塗料のつき回り性を良くし
て、車体外板部の塗膜と車体内板部の塗膜との膜厚差を
減少する。 【構成】 電着塗装の途中で自動車車体Wを少なくとも
1回出槽させ、エアノズル等のエアブロー手段4により
車体外板部にエアを吹き付けてエアブロー処理を施す。
エアブローにより外板部の塗膜の電気抵抗値が増加し、
その後の電着塗装に際しての外板部の塗膜の生長が抑制
され、内板部への塗料のつき回り性が向上する。車体W
を複数の電着槽1,2,3に順次移し換えて電着塗装す
るときは、前段側の電着槽1,2の液温を高くしてピン
ホールの発生を防止すると共に印加電圧を低くして外板
部の塗膜が過度に生長することを抑制し、後段の電着槽
3では液温を低くする一方印加電圧を高くして内板部へ
のつき回り性を向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車車体を電着槽に
入槽して電着塗装を行う、自動車車体の電着塗装方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】自動車車体の電着塗装に際しては、車体
外板部だけでなく車室内やトランクルーム内等の内板部
や更にはサイドシル等の袋状部内面にも充分な厚さの塗
膜を形成する必要があるが、一般に外板部の方が内板部
等に比し電流密度が高くなって塗料が析出し易くなるた
め、内板部等の塗膜が必要厚さになったときは外板部の
膜厚が必要以上に増加して塗料の無駄を生じ勝ちであ
る。従来、かかる不具合を解消するために、自動車車体
を先ず20〜25℃の低温液中で電着塗装し、ついで2
8〜30℃の高温の液中で電着塗装する方法が提案され
ている(特開昭58−12699号公報参照)。この方
法によれば、電着当初に生成される外板部の塗膜が低温
のために緻密になって電気抵抗値が大きくなり、その結
果内板部に塗料が析出し易くなり、即ち、内板部への塗
料のつき回り性が良くなり、その後の高温の液中での電
着塗装により内板部に必要な膜厚の塗膜が形成されると
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く低温の液中
で電着塗装しても、実際には外板部の塗膜の電気抵抗値
は左程増加せず、高温の液中での電着塗装により外板部
の塗膜生成が促進され、外板部の膜厚が内板部の膜厚に
比しかなり大きくなってしまう。また、上記の如く最初
に低温の液中で電着塗装を行うと、液の粘度が低温で高
くなるため、電気分解によって発生するガスが車体表面
から離脱しにくく、塗膜にピンホールが発生して外観不
良や耐食性の低下を招くこともある。本発明は、以上の
点に鑑み、内板部への塗料のつき回り性を向上して外板
部の塗膜と内板部の塗膜との膜厚差を減少し、更にはピ
ンホールの発生も防止し得るようにした自動車車体の電
着塗装方法を提供することをその目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
本発明は、自動車車体を電着槽に入槽して電着塗装を行
う方法において、塗装途中で自動車車体を電着槽から少
なくとも1回出槽させて、自動車車体の外板部にエアを
吹き付けるエアブロー処理を施すことを特徴とする。こ
の場合、電着槽を少なくとも前後2段に配置し、自動車
車体を前段の電着槽から出槽させて後段の電着槽に移し
換える際に前記エアブロー処理を施すと共に、前段の電
着槽では後段の電着槽に比し液温を高く且つ印加電圧を
低くして電着塗装を行うことが望ましい。
【0005】
【作用】自動車車体を塗装途中で出槽させて外板部にエ
アブロー処理を施すと、外板部の塗膜の電気抵抗値が増
加し、自動車車体を電着槽に入槽して電着塗装を再開し
たとき、内板部に塗料が析出し易くなり、即ち、内板部
への塗料のつき回り性が良くなり、外板部の膜厚を過度
に増加させずに内板部に必要な膜厚の塗膜を形成できる
ようになる。この場合、自動車車体を一旦出槽させてエ
アブロー処理した後に再度同じ電着槽に入槽しても良い
が、電着槽を上記の如く少なくとも前後2段に配置し、
塗装途中で自動車車体を前段の電着槽から後段の電着槽
に移し換えるようにすれば、前後の電着槽では液温を高
くしてピンホールの発生を防止すると共に印加電圧を低
くして外板部の塗膜の過度の生長を抑制し、後段の電着
槽では液温を低くすると共に印加電圧を高くして内板部
への塗料のつき回り性を向上させることができ、外板部
の塗膜と内板部の塗膜との膜厚差を一層減少できる。
【0006】
【実施例】図1は自動車車体Wの電着塗装設備の概要を
示しており、電着槽を前後3段に配置し、自動車車体W
を最前段の第1電着槽1と中間の第2電着槽2と最後段
の第3電着槽3とに順に入槽し、各電着槽1,2,3に
おいて槽内電極1a,2a,3aと自動車車体Wとの間
に夫々電源1b,2b,3bにより電圧を印加して電着
塗装を行うようにした。
【0007】また、第1電着槽1と第2電着槽2との間
及び第2電着槽2と第3電着槽3との間に夫々エアノズ
ル等のエアブロー手段4を設け、自動車車体Wを第1電
着槽1から出槽させて第2電着槽2に移し換える際及び
第2電着槽2から出槽させて第3電着槽3に移し換える
際に、エアブロー手段4により自動車車体Wの外板部に
エアを吹き付けてエアブロー処理を施すようにした。
【0008】電着塗装したワークにエアブロー処理を施
すと塗膜の電気抵抗値が増加する。試験片を用いて電着
塗装を行い、試験片に厚さ18μmの塗膜が形成された
ところで試験片を一旦引上げて、常温のエアを流速20
m/秒で試験片に吹き付けたところ、塗膜の電気抵抗値は
エアブローしない場合に略200KΩ/m2であったのが2
0秒のエアブローで略400KΩ/m2、40秒のエアブロ
ーで略600KΩ/m2、60秒のエアブローで略800K
Ω/m2に増加し、その後の電着塗装による塗膜の膜厚変
化は、エアブローをしなかった場合には図2のa線、2
0秒のエアブローをした場合には同図b線、40秒のエ
アブローをした場合には同図c線、60秒のエアブロー
をした場合には同図d線の通りになり、エアブロー処理
を施すことによって塗膜の生長が抑制されることが判明
した。
【0009】また、図1に示す設備を用い以下の如き各
種試験を行った。尚、何れの試験でも電着塗料としては
日本ペイント(株)製カチオン電着塗料を用い、エアブ
ロー処理は常温のエアを20m/秒の流速で車体外板部に
吹き付けることで行った。
【0010】(試験例1)第1電着槽1において液温2
0℃、印加電圧250Vで90秒間通電して電着塗装を
行い、次に自動車車体Wをエアブロー処理を施さずに第
2電着槽2に移し換え、第2電着槽2において液温28
℃、印加電圧250Vで90秒間通電して電着塗装を行
った。
【0011】(試験例2)第1電着槽1と第2電着槽2
とにおける塗装条件を試験例1と同一とし、第1電着槽
1から第2電着槽2に自動車車体Wを移し換える際に2
0秒のエアブロー処理を施した。
【0012】(試験例3)第1電着槽1において液温2
8℃、印加電圧250Vで90秒間通電して電着塗装を
行い、次に自動車車体Wを20秒のエアブロー処理を施
して第2電着槽2に移し換え、第2電着槽2において液
温20℃、印加電圧250Vで90秒間通電して電着塗
装を行った。
【0013】(試験例4)第1電着槽1において液温2
8℃、印加電圧200Vで90秒間通電して電着塗装を
行い、次に自動車車体Wを20秒のエアブロー処理を施
して第2電着槽2に移し換え、第2電着槽2において液
温20℃、印加電圧320Vで90秒間通電して電着塗
装を行った。
【0014】(試験例5)第1電着槽1において液温2
8℃、印加電圧200Vで60秒間通電して電着塗装を
行い、次に自動車車体Wを20秒のエアブロー処理を施
して第2電着槽2に移し換え、第2電着槽2において液
温28℃、印加電圧250Vで60秒間通電して電着塗
装を行い、更に自動車車体Wを20秒のエアブロー処理
を施して第3電着槽3に移し換え、第3電着槽3におい
て液温20℃、印加電圧320Vで60秒間通電して電
着塗装を行った。
【0015】これら各試験例で電着塗装された自動車車
体Wの外板部と、車室内やトランクルーム内等の内板部
と、サイドシル等の袋状部内面の塗膜の膜厚を測定する
と共に、ピンホールの有無を検査したところ、下記表1
に示す結果が得られた。
【0016】
【表1】
【0017】試験例1と試験例2の結果の比較から明ら
かなように、エアブロー処理を施すことで外板部の塗膜
の生長が抑制されて内板部6への塗料のつき回り性が向
上し、外板部の塗膜と内板部の塗膜の膜厚差が減少する
ことが分る。
【0018】また試験例2と試験例3の結果の比較から
明らかなように、最初に高温の液中で電着塗装すること
でピンホールの発生が抑制されることが分る。更に、試
験例3と試験例4の結果の比較から明らかなように、高
温の液中で印加電圧を低くして電着塗装を行い、エアブ
ロー処理後に低温の液中で印加電圧を高くして電着塗装
を行えば、高温液中での外板部の塗膜の生長が印加電圧
を下げることで抑制されると共に、その後の高電圧印加
時の外板部の塗膜の生長がエアブロー処理による塗膜の
電気抵抗値の増加と液温の低下とによって抑制されて、
電圧上昇に伴い内板部への塗料のつき回り性が良好にな
り、外板部の塗膜と内板部の塗膜との膜厚差が一層減少
することが分る。
【0019】また、試験例5では、第2電着槽2におい
て高温の液中で印加電圧を比較的高くして電着塗装を行
っているが、その前のエアブロー処理により外板部の塗
膜の生長が抑制されるため、第2電着槽2において内板
部に効率良く塗料が析出し、次いで再度のエアブロー処
理を施して第3電着槽3における低温の液中での高電圧
の電着塗装を行うことにより袋状部内面にも効率良く塗
料が析出して、外板部と内板部とに均等な膜厚で塗膜が
形成されると共に、外板部や内板部の塗膜と袋状部内面
の塗膜との膜厚差も減少する。
【0020】尚、エアブローの処理時間は、10秒以下
だと塗膜の電気抵抗値が左程増加せず、60秒以上だと
塗膜が乾燥し過ぎてその後に生成される塗膜とのなじみ
が悪くなるため、10〜60秒に設定することが望まし
い。
【0021】ところで、電着槽から出槽後、塗膜上に塗
料液が付着残留している状態でエアブロー処理を行う
と、付着液が乾燥して塗膜上にタレとなって残ることが
あり、そのため出槽後先ず車体を水洗して塗膜上の付着
液を洗い落としてからエアブロー処理を行うことが望ま
しい。この場合、水洗水としては、電着塗装後の水洗工
程の排液中から塗料分を回収するウルトラフィルタでろ
過された水を用ることができる。
【0022】また、最初の電着塗装時の液温は、30℃
以上だと塗料が変質し、26℃以下だと車体表面からガ
スが離脱しにくくなるため、26〜30℃に設定するこ
とが望ましく、一方、最後の電着塗装時の液温は、16
℃以下だと塗料が析出しにくくなり24℃以上だと外板
部の塗膜が生長し易くなるため、16〜24℃に設定す
ることが望ましい。更に、第1乃至第3の電着槽1,
2,3で電着塗装を3段階に分けて行う場合には、第2
電着槽2の液温は最初の電着塗装を行う第1電着槽1の
液温(26〜30℃)とほぼ等しくするか或いはこの液
温と最後の電着塗装を行う第3電着槽3の液温(16〜
24℃)との中間温度とし、第1電着槽1,第2電着槽
2,第3電着槽3の順に印加電圧を段階的に高くするこ
とにより、試験例5と同様に良好な電着塗装を行い得ら
れる。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、エアブロー処理により車体外板部の塗膜の電
気抵抗値が増加して、その後の電着塗装に際しての車体
内板部への塗料のつき回り性が良くなり、更には、最初
の電着塗装を高温の液中で印加電圧を低くして行い、そ
の後エアブロー処理を施して低温の液中で印加電圧を高
くして電着塗装を行うことにより、ピンホールを生ずる
ことなく車体各部の塗膜を均等化でき、電着塗装の品質
を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明方法の実施に用いる塗装設備の一例を
示す図
【図2】 エアブロー処理後の電着塗装に際しての膜厚
変化を示すグラフ
【符号の説明】
W 自動車車体 1,2,3電着槽 4 エアブロー手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車車体を電着槽に入槽して電着塗装
    を行う方法において、塗装途中で自動車車体を電着槽か
    ら少なくとも1回出槽させて、自動車車体の外板部にエ
    アを吹き付けるエアブロー処理を施すことを特徴とする
    自動車車体の電着塗装方法。
  2. 【請求項2】 電着槽を少なくとも前後2段に配置し、
    自動車車体を前段の電着槽から出槽させて後段の電着槽
    に移し換える際に前記エアブロー処理を施すと共に、前
    段の電着槽では後段の電着槽に比し液温を高く且つ印加
    電圧を低くして電着塗装を行うことを特徴とする請求項
    1に記載の自動車車体の電着塗装方法。
JP8655494A 1994-04-25 1994-04-25 自動車車体の電着塗装方法 Pending JPH07292496A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018016868A (ja) * 2016-07-29 2018-02-01 マツダ株式会社 電着塗装方法及び電着塗装ラインの塗膜熱フロー装置
WO2019163833A1 (ja) * 2018-02-23 2019-08-29 関西ペイント株式会社 カチオン電着塗料の塗装方法

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