JPH07291596A - 支柱取付用作業台装置 - Google Patents

支柱取付用作業台装置

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JPH07291596A
JPH07291596A JP11039194A JP11039194A JPH07291596A JP H07291596 A JPH07291596 A JP H07291596A JP 11039194 A JP11039194 A JP 11039194A JP 11039194 A JP11039194 A JP 11039194A JP H07291596 A JPH07291596 A JP H07291596A
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JP
Japan
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workbench
support
mounting
boom
work
Prior art date
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Pending
Application number
JP11039194A
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English (en)
Inventor
Toru Sakamoto
亨 坂本
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Aichi Corp
Original Assignee
Aichi Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 支柱取付用作業台の着脱を容易に行えるよう
にすると共に、効率よく高所作業を行うことができる支
柱取付用作業台装置を得る。 【構成】 ブーム5の先端に固定作業台4を取り付け、
この固定作業台4内に支柱取付用作業台取付部材2が取
り付けられた支柱取付用作業台3が挿嵌載置されるよう
に構成し、この支柱取付用作業台取付部材2を支柱に対
して着脱自在に構成している。これにより、支柱取付用
作業台3の支柱Dに対する着脱時には、作業台3、4を
目安としてブーム操作を行うことができるため、ブーム
操作の微調整が不要となり支柱取付用作業台3の着脱作
業を迅速に行うことができる。また、支柱取付用作業台
3を支柱Dに取り付けた後は、ブーム先端部に取り付け
られた固定作業台4に他の作業者を搭乗させて他の高所
においても作業を行うことができるため、効率よく高所
作業を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、支柱に取付可能な支柱
取付用作業台装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電柱上において配電工事を行う場合に、
作業者に対する作業環境の向上を図るため、作業者が搭
乗する作業台を電柱に取り付け可能に構成した支柱取付
用作業台装置が用いられることがある。この支柱取付用
作業台装置を設けた高所作業車としては、例えば、図3
に示すように、基端部が電柱(支柱)Dに着脱自在に固
定され、先端部が電柱Dの側方に延びるアーム62と、
このアーム62の先端部に取り付けられた作業者搭乗用
の作業台64とから構成されたものがある。作業台64
におけるアーム62の取付位置と反対側には着脱用バー
67が取り付けられており、高所作業車70に設けられ
た起伏、伸縮作動が自在なブーム75の先端部に取り付
けられた着脱用フック85をこの着脱用バー67に引っ
掛けることにより、作業台装置60をブーム75の先端
部に装着することができる。
【0003】この作業台装置60は、ブーム75の作動
によって電柱Dの上部に移動される。そして、アーム6
2の基端部を電柱Dの上部に固定した後、ブーム75を
作動させて着脱用フック85を着脱用バー67から離脱
させれば、作業台装置60を電柱D側に残すことができ
る。また、再びブーム75を作動させて着脱用フック8
5を着脱用バー67に引っ掛け、その後アーム62の基
端部を電柱Dから解放させれば、作業台装置60を電柱
Dから取り外すことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、着脱用
フック85を着脱用バー67に対して引っ掛けたり離脱
させたりするためには、ブーム75の作動を慎重に制御
して、両者を正確に位置合わせしたり、ブーム75の先
端を複雑に動かしたりしなければならない。特に、長く
延びるブームは作動するたびに振動したりたわんだりす
るため上記のような制御が難しい。このため、ブーム7
5に対する作業台装置60の着脱に時間がかかり、作業
効率が良くないという問題がある。また、上記のような
構成の作業台装置60では、支柱取付用作業台64を電
柱Dに取り付けた後はブーム75の先端部には着脱用フ
ック85が残るだけであり、作業者が搭乗することがで
きないため、高所作業車を有効に利用することができな
いという問題もあった。
【0005】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たものであり、支柱取付用作業台の着脱を容易に行える
ようにすると共に、効率よく高所作業を行うことができ
る支柱取付用作業台装置を提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の支柱取付用作業台装置は、起伏作動が自
在なブームの先端に上面が開口した有底容器状の固定作
業台を取り付けている。そして、この固定作業台内には
支柱取付用作業台取付部材が取り付けられた支柱取付用
作業台が挿嵌載置されるように構成され、この支柱取付
用作業台取付部材は支柱に対して着脱自在に構成されて
いる。
【0007】
【作用】このような支柱取付用作業台装置は、支柱取付
用作業台を固定作業台内に挿嵌載置した状態で支柱取付
用作業台内に作業者を搭乗させ、ブームの起仰作動等を
行うことにより、支柱取付用作業台を支柱(電柱)にお
ける所望の高所位置に移動させることができる。そし
て、支柱取付用作業台取付部材を支柱に取り付けること
により、作業者を作業位置に位置させることができる。
支柱取付用作業台を支柱に取り付けた後は、ブーム倒伏
作動等を行うことにより支柱取付用作業台のみを支柱上
に残すことができる。そして、ブーム先端部に取り付け
られた固定作業台に他の作業者を搭乗させ、再度ブーム
の起仰作動等を行うことによって他の高所においても作
業を行うことができる。作業終了後は、固定作業台内に
支柱取付用作業台を挿嵌載置させた後に、支柱取付用作
業台取付部材を支柱から取り外し、ブームの倒伏作動等
を行うことにより作業台を格納することができる。ここ
で、支柱取付用作業台を格納する場合、両作業台を目安
にしてブーム操作を行うことができるため、細かいブー
ム操作を行うことなく、固定作業台内に支柱取付用作業
台を挿嵌することができるため、迅速に作業を行うこと
ができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例について図面
を参照しながら説明する。まず、図2を参照しながら、
本発明に係る支柱取付用作業台装置を備えた高所作業車
について説明する。この高所作業車1は、走行自在な車
体11上に旋回自在な旋回台12を配設し、この旋回台
12には起伏自在にブーム5が枢支されている。このブ
ーム5は、複数のブーム部材によってテレスコピックに
(入れ子式に)構成され、伸縮作動が自在である。そし
て、このブーム5の先端部には、支柱取付用作業台装置
が設けられている。
【0009】この支柱取付用作業台装置は、図1にも示
すように、支柱取付用作業台取付部材2と、支柱取付用
作業台3と、固定作業台4とから構成されている。支柱
取付用作業台取付部材2は、水平に延びる水平アーム2
1と、この水平アーム21の基端部近傍から垂直に延び
るこの垂直アーム22と、水平アーム21の先端部と垂
直アーム22の下端部間に取り付けられた傾斜アーム2
3とから直角三角形状に構成されている。水平アーム2
1の基端部および垂直アーム22の上下方向中間部には
それぞれ、電柱(支柱)Dを把持する把持具24が取り
付けられている。さらに、水平アーム21の先端部に
は、ここから先方に延びる延長アーム25が取り付けら
れている。
【0010】支柱取付用作業台3は、上記延長アーム2
5の先端に旋回軸32によって水平旋回自在に取り付け
られた支持部31と、この支持部31の先端部に取り付
けられた作業台本体30とから構成されている。支柱取
付用作業台本体30は、作業者が搭乗可能な寸法で上面
が開口した四角形の箱状に形成されている。また、支持
部31の内部には、図示しない旋回作動機構が収容され
ている。この旋回作動機構は、支持部31の側方に突出
したハンドル33を操作することにより駆動され、支持
部31(作業台本体30)を延長アーム25に対して旋
回作動させる。
【0011】固定作業台4は、固定作業台本体40と、
詳細を後述する垂直ポスト51に対してこの固定作業台
本体40を水平旋回させる作業台保持部材41とから構
成されている。固定作業台本体40は、上面が開口した
四角形の箱状(有底容器状)に形成され、その内部に支
柱取付用作業台本体30が挿嵌可能な形状寸法に形成さ
れると共に、側面に切り欠き40aが形成されている。
この切り欠き40aは、固定作業台本体40内に支柱取
付用作業台本体30が挿嵌載置された状態において支持
部31が固定作業台本体40の側面と干渉しない形状寸
法に形成されている。
【0012】ブーム5の先端には垂直ポスト51が取り
付けられている。この垂直ポスト51は、図2に示すよ
うに、垂直ポスト51の下端とブーム5の先端間に取り
付けられたレベリングシリンダ52のブーム5の起伏に
対応した伸縮作動により、常に垂直に維持される。そし
て、垂直ポスト51の上端には、作業台保持部材41が
取り付けられている。
【0013】このように構成された作業台装置によって
電柱D上における高所作業を行う場合について再度図2
を参照しながら説明する。支柱取付用作業台3を電柱D
に取り付けて作業を行う場合には、まず、固定作業台4
内に支柱取付用作業台3を挿嵌載置させる。そして、支
柱取付用作業台3内に作業者Mが搭乗し、ブーム5を作
動させて支柱取付用作業台3を電柱D上における所望の
位置まで持ち上げる。次いで、把持具24によって電柱
Dを把持させることにより、アーム2を電柱Dに固定す
る。この状態で、ブーム5を倒伏、縮小させることによ
り固定作業台4を矢印で示すように支柱取付用作業台3
に対して下降させると、作業者Mが搭乗した支柱取付用
作業台3が電柱D上に残されることとなる。そして、支
持部31と共に支柱取付用作業台3を任意の位置に首振
させることにより、搭乗した作業者Mは、電柱Dに対す
る所望の作業を行うことができる。
【0014】支柱取付用作業台3を取り付けた後は、ブ
ーム5を倒伏、縮小させ、固定作業台4を地上付近に位
置させ、固定作業台4内に他の作業者を搭乗させる。そ
して、高所作業車1を隣接する電柱等、他の作業位置ま
で移動させ、ブーム5の起仰、伸長作動を行うことによ
り所望の高所に移動させて作業を行うことができる。
尚、固定作業台4に作業者が搭乗して作業を行う場合に
は、側面の切り欠き40aの部分にロープ42を張り、
搭乗した作業者の安全を確保する。
【0015】電柱Dに取り付けられた支柱取付用作業台
3を取り外すときは、上記と逆の手順で行う。即ち、ま
ず、ブーム5の起仰、伸長作動を行うことにより支柱取
付用作業台3の下方に、無人の固定作業台4を位置させ
る。そして、支持部31の位置を固定作業台4の切り欠
き40aの位置に合わせるために、作業者Mが支持部3
1を水平首振させる。次に、さらにブーム5の起仰、伸
長作動を行うことにより固定作業台4を上昇させ、支柱
取付用作業台3を下方から覆うように、固定作業台4内
に挿嵌載置させる。そして、把持具24を解放して電柱
Dから取り外す。これにより、支柱取付用作業台3は電
柱Dから取り外され、ブーム5の作動によって他の電柱
に移動したり、地上に降ろされたりする。
【0016】このように支柱取付用作業台3の着脱は、
ブーム5の先端部に取り付けられ、支柱取付用作業台3
よりも一回り大きく形成された固定作業台4によって行
われる。したがって、ブーム5の作動制御を行う作業者
が地上に位置している場合であってもブーム5の操作の
目安となる作業台3、4は大きいため、地上からでも良
く見ることができ、支柱取付用作業台3の着脱を迅速に
行うことができる。尚、支柱取付用作業台3の外形寸法
と固定作業台4の内形寸法の差(各作業台の隙間)は大
きい方が、支柱取付用作業台3の着脱時におけるブーム
5の操作における微調整が少なくてすみ、さらに支柱取
付用作業台3の着脱を迅速に行うことができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明の支柱取付用
作業台装置は、ブームの先端に固定作業台を取り付け、
この固定作業台内に支柱取付用作業台取付部材が取り付
けられた支柱取付用作業台が挿嵌載置されるように構成
し、この支柱取付用作業台取付部材を支柱に対して着脱
自在に構成している。これにより、支柱取付用作業台の
支柱に対する着脱時には、作業台を目安としてブーム操
作を行うことができるため、ブーム操作の微調整が不要
となり支柱取付用作業台の着脱作業を迅速に行うことが
できる。また、支柱取付用作業台を支柱に取り付けた後
は、ブーム先端部に取り付けられた固定作業台に他の作
業者を搭乗させて他の高所においても作業を行うことが
できるため、効率よく高所作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る支柱取付用作業台装置の斜視図で
ある。
【図2】上記作業台装置を設けた高所作業車の側面図で
ある。
【図3】従来の支柱取付用作業台装置の側面図である。
【符号の説明】
1、70 高所作業車 2 支柱取付用作業台取付部材 3 支柱取付用作業台 4 固定作業台 5、75 ブーム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも起伏作動が自在なブームと、 このブームの先端に取り付けられ、上面が開口した有底
    容器状の固定作業台と、 この固定作業台内に挿嵌載置される支柱取付用作業台
    と、 この支柱取付用作業台に設けられ、支柱に対して着脱自
    在な支柱取付用作業台取付部材とからなることを特徴と
    する支柱取付用作業台装置。
JP11039194A 1994-04-26 1994-04-26 支柱取付用作業台装置 Pending JPH07291596A (ja)

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JP11039194A JPH07291596A (ja) 1994-04-26 1994-04-26 支柱取付用作業台装置

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JP11039194A JPH07291596A (ja) 1994-04-26 1994-04-26 支柱取付用作業台装置

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