JPH0729129A - ヘッド位置検出装置 - Google Patents

ヘッド位置検出装置

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JPH0729129A
JPH0729129A JP19399493A JP19399493A JPH0729129A JP H0729129 A JPH0729129 A JP H0729129A JP 19399493 A JP19399493 A JP 19399493A JP 19399493 A JP19399493 A JP 19399493A JP H0729129 A JPH0729129 A JP H0729129A
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JP19399493A
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Seiji Obata
誠司 小畑
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/56Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head support for the purpose of adjusting the position of the head relative to the record carrier, e.g. manual adjustment for azimuth correction or track centering
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 対応するトラックに対して、各ヘッドを最適
位置に容易に調整することができるようなデータを表示
する。 【構成】 固定ヘッド式テープレコーダ1に搭載される
磁気テープ8には複数のテスト信号RSが記録される。
このテスト信号RSは、ヘッド部7により再生される。
ヘッド部7は、記録ヘッド7a、再生ヘッド7b及び消
去ヘッド7cからなる。また、各ヘッドは、磁気テープ
8のトラックに対応可能なように複数のヘッドからな
る。ヘッド部7の再生出力は、コンピュータ15に供給
される。コンピュータ15では、供給された信号に基づ
いて、各ヘッドが磁気テープ8のトラックに対して最適
な高さにあるか否かが判別される。この判別結果がディ
スプレイ3に表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、固定ヘッドが用いら
れるテープレコーダのヘッド位置検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、業務用に使用されるテープレコ
ーダには、固定ヘッド式のものが用いられる。また、こ
のようなテープレコーダで使用されるテープは、複数の
トラックを有する。各トラックに対応して各ヘッド部
は、複数のヘッドからなる。ところで、対応するトラッ
クに対して各固定ヘッドの高さを最適位置に調整するこ
とは、機器の互換性を確保する上で非常に重要とされ
る。特に、ディジタル信号のオーディオデータが用いら
れるDASH(Digital Audio Stationary Head )フォ
ーマットでは、1インチのテープ幅に対して、52トラ
ック(ディジタルデータ用の48トラック、アナログデ
ータ用の2トラック、制御用の1トラック及び補助用の
1トラック)が設けられる。このため、トラック数に対
応して設けられる52個のヘッドの高さは、ミクロン単
位での調整が必要とされる。従って、ヘッドの高さ調整
のために、製造ラインでの組み立て時やヘッド交換時に
かなり多くの工数及び時間を費やさなければならない。
【0003】実際に、ヘッドの高さ調整の方法として
は、ヘッドの高さを直接、顕微鏡を用いて測定するもの
が知られている。また、ヘッドでテープに信号を記録し
た後に、そのテープを薬品で処理し、さらに、記録され
た磁化パターンを顕微鏡で測定し、間接的にヘッドの高
さを調べる方法等も知られている。これらの方法では、
いずれも高精度の測定器が必要とされ、また、測定自体
に多くの時間を要してしまう。
【0004】そこで、テスト信号が記録された基準テー
プを用いてヘッドの高さを調整する方法が用いられる。
すなわち、図16に示されるように、基準テープ101
上にテスト信号RSが記録される。このテスト信号RS
は、基準となる記録ヘッド(この場合にはヘッドB)に
対するトラックの高さの位置に、記録ヘッドのトラック
と同等の幅で記録される。そして、この基準トラックを
再生しながら、そのトラックの再生出力が最大となる位
置にヘッドの高さが調整される。図17には、ヘッドの
高さ(横軸)とヘッドBの再生出力(縦軸)との関係が
示される。基準テープが用いられる場合には、ヘッドB
の再生出力が最大になる位置aにヘッドの高さがaの位
置になるように調整される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図16に示される方法
でヘッドの高さを調整する場合には、比較的精度の良い
調整を行うことができる。しかしながら、再生出力が最
大となる位置を検出するために、ヘッドを色々な位置に
移動させなければならず、ヘッドを移動させずにヘッド
の高さを検出するには、前述のような方法、即ち、磁化
パターンを測定する方法を用いなければならない。ま
た、再生出力が最大になる位置を検出するために、最適
位置にあるヘッドをわざわざ移動させてしまうおそれが
あると共に、最大再生出力付近になると、再生出力の変
化が緩やかとなり、正確な最大値を判別することが困難
となってしまう。さらに、調整のために用いたトラック
のヘッドは、最適値付近に合わせ込むことはできるが、
ヘッド寸法のバラツキ等を考慮すると、1トラックのみ
を用いた調整方法では、対応するトラックに対して全て
のヘッドの高さを正しい位置に合わせ込むことは困難で
ある。
【0006】従って、この発明の目的は、対応するトラ
ックに対して最適な位置にヘッドのそれぞれを調整する
ことが容易にできるようにヘッドの高さを検出するヘッ
ド位置検出装置に関する。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、複数のヘッ
ドからなる固定ヘッド部を有する固定ヘッド式テープレ
コーダのヘッド位置検出装置において、本来のトラック
の上端に接する第1の調整用トラックと本来のトラック
の下端に接する第2の調整用トラックとが記録された記
録媒体を再生し、複数のヘッドのそれぞれからの再生信
号を比較して出力するようにしたヘッド位置検出装置で
ある。
【0008】
【作用】本来の記録トラックに対して高さ方向にずれた
位置に形成されたテスト信号を各ヘッドで再生する。そ
の再生出力を比較することにより、各ヘッドがトラック
に対して最適位置にあるか否かを検出する。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例に関して、図面を参
照して説明する。図1には、この発明によるヘッド位置
検出装置が適用された固定ヘッド式テープレコーダがヘ
ッドの高さ調整の結果等を表示するコンピュータ部に接
続された場合の構成図が示される。図1において、固定
ヘッド式テープレコーダ1では、オーディオデータがデ
ィジタルで記録される。また、記録媒体である磁気テー
プは例えば1/2インチ幅のものが使用される。この固
定ヘッド式テープレコーダ1は、コンピュータ部2に接
続される。コンピュータ部2には、ディスプレイ3やキ
ーボード等が付設される。ディスプレイ3には、テープ
の各トラックに対する各ヘッドの高さ調整に関するデー
タが表示されるようになっている。固定ヘッド式テープ
レコーダ1のヘッド高さは、そのヘッド部近傍に設けら
れたネジ(図示せず)の位置を調節することにより制御
される。
【0010】図2は、固定ヘッド式テープレコーダ1及
びコンピュータ部2の接続関係をブロック図として示し
たものである。図2において、固定ヘッド式テープレコ
ーダ1のオーディオ入力端子4を介して入力されたアナ
ログオーディオデータは、A/D変換器5でディジタル
化された後、ディジタルオーディオ信号記録/再生回路
6に供給される。ディジタルオーディオ信号記録/再生
回路6では、信号のエンコード等の所定の処理がなされ
る。ディジタルオーディオ信号記録/再生回路6は、ヘ
ッド部7及びコントローラ9にバスによって双方向に接
続される。ヘッド部7は、記録ヘッド7a、再生ヘッド
7b及び消去ヘッド7cからなる。また、各ヘッドは、
複数のヘッドからなり、磁気テープ8に形成されたトラ
ックの数に対応可能とされる。ヘッドの高さは、各ヘッ
ド7a、7b及び7cの最上部にある調整ネジ7d、7
e及び7fにより調整される。なお、例えばマニピュレ
ータ等をコンピュータにより制御することにより、自動
調整化への対応も可能となる。
【0011】磁気テープに記録されたディジタル信号が
再生ヘッド7bを介して再生されると、そのディジタル
信号は、ディジタルオーディオ信号記録/再生回路6に
供給される。ディジタルオーディオ信号記録/再生回路
6に供給されたデータは、微分特性を有する波形であ
る。このため、このデータはA/D変換される。従っ
て、その出力は正確なディジタル信号として出力され
る。その後、このディジタル信号は、検波されて二値化
される。二値化されたオーディオデータは、デコードさ
れた後に、ディジタルオーディオデータ出力端子10及
びD/A変換器11に供給される。ディジタルオーディ
オデータ出力端子10に供給されたデータは、例えば他
の記録機器(図示せず)等に供給される。また、D/A
変換器11に供給されたデータは、アナログオーディオ
データとされた後に、アナログオーディオデータ出力端
子12から出力される。
【0012】また、本来の記録トラックの上端や下端に
記録された、例えば200kHzのパルス信号がテスト
信号RSとして予め記録された基準テープが再生ヘッド
7bにより再生されると、そのテスト信号RSは、ディ
ジタルオーディオ記録/再生回路6に供給される。テス
ト信号RSは、微分特性を有する波形なので、A/D変
換される。その後、テスト信号RSは、検波され二値の
信号とされる。二値化された信号は、コントローラ9に
供給される。コントローラ9から出力されるデータは、
インタフェース13を介してコンピュータ部2のインタ
フェース14に供給される。インタフェース14を介し
てコントローラ9から供給されたデータがコンピュータ
15に供給される。コンピュータ15では、このデータ
に基づいて、ヘッドが磁気テープのトラックに対して適
切な位置にあるか否かが判断される。この判断に関する
データがディスプレイ3に表示される。なお、コンピュ
ータ15には、ディスプレイ3上のデータ表示を制御す
るためのキーボード16が接続される。
【0013】図3には、ディジタルオーディオデータ記
録/再生回路6及びその周辺の詳細なブロック図が示さ
れる。図3において、ヘッド部7から再生されたテスト
信号RSは、再生アンプ17を介してA/D変換器18
に供給される。A/D変換器18でディジタル化された
信号は、検波回路19に供給される。検波回路19の検
波出力信号は、コントローラ9に供給される。なお、図
3において示したヘッド部7は、記録ヘッド7a、再生
ヘッド7bまたは消去ヘッド7cの何れのヘッドでも適
用可能である。
【0014】図4には、基準となるヘッドに対して、テ
スト信号RSの高さにオフセットをつけた基準テープが
示される。なお、図4は記録ヘッドに関する。ヘッドA
がテスト信号RSの一方の側に、ヘッドBがテスト信号
RSの他方の側にそれぞれ設けられる。このようにテス
ト信号RSが記録された基準テープを再生して、ヘッド
A及びBの双方の再生出力が零の時には、ヘッドの位置
がトラックに対して正しい位置に調整されていると判断
される(図4a参照)。一方、図4bに示されるよう
に、ヘッドBがテスト信号RSを走査した場合には、ヘ
ッドBからは再生信号が出力される。また、ヘッドAに
関しては、テスト信号RSを走査しないので再生信号は
出力されない。これにより、図4bでは、ヘッドの正規
の位置に対して、ヘッドの実際の位置は高めに設定され
ていると判断される。
【0015】また、図5には、基準となる各トラックが
対向するように、各テスト信号RSを設けた場合の基準
テープが示される。なお、図5は再生ヘッドに関する。
テスト信号RSが記録された基準テープを再生して、ヘ
ッドA´及びB´の双方の再生出力が零の時には、ヘッ
ドの位置がトラックに対して正しい位置に調整されてい
ると判断される(図5a参照)。一方、図5bに示され
るように、ヘッドB´がテスト信号RSを走査した場合
には、ヘッドB´からは再生信号が出力される。また、
ヘッドA´に関しては、テスト信号RSを走査しないの
で再生信号は出力されない。これにより、図5bでは、
ヘッドの正規の位置に対して、ヘッドの実際の位置は低
めに設定されていると判断される。
【0016】図4及び図5に示されるように、ヘッドA
(A’)及びB(B’)の再生出力信号を比較すること
で、ヘッドの高さ判定を容易に行うことができる。ま
た、再生出力があるか否かのみを検出することによりヘ
ッドの高さ判定を行うことができる。
【0017】ところで、実際には、ヘッド寸法のバラツ
キや基準テープ自体のバラツキ等により、上述の方法を
用いた場合でも正確にヘッド位置の高さを検出できない
ことが考えられる。そこで、図6に示されるように、複
数のテスト信号RS及び複数組のヘッドを用いて、ヘッ
ドの高さ検出を行うことが考えられる。即ち、図6aに
は、テスト信号RS1及びRS2を用いてヘッドの高さ
検出を行う方法が示される。なお、図6aは記録ヘッド
に関する。テスト信号RS1の一方の側にヘッドAが、
他方の側にヘッドBが設けられる。また、テスト信号R
S2の一方の側にヘッドCが、他方の側にヘッドDが設
けられる。ここで、ヘッドA及びCの再生出力は、ヘッ
ドB及びDの再生出力から分類される。また、図6bに
は、テスト信号RS3、RS4、RS5及びRS6を用
いてヘッドの高さ検出を行う方法が示される。なお、図
6bは再生ヘッドに関する。テスト信号RS3の一方の
側にヘッドD´が、テスト信号RS4の一方の側にヘッ
ドC´が設けられる。また、テスト信号RS5の一方の
側にヘッドB´が、テスト信号RS6の一方の側にヘッ
ドA´が設けられる。ここで、ヘッドA´及びC´の再
生出力は、ヘッドB´及びD´の再生出力から分類され
る。
【0018】図6aにおいて、それぞれの分類されたも
のの中で、再生出力のあるヘッドの数が比較され、その
数が同等になった場合、即ち、ヘッドA及びCから再生
出力があると共にヘッドB及びDからも再生出力がある
場合、ヘッドAまたはCの何れか一方から再生出力があ
ると共にヘッドBまたはDの何れか一方から再生出力が
ある場合、及び、ヘッドA及びCから再生出力がないと
共にヘッドB及びDからも再生出力がない場合に、各ト
ラックに対するヘッドの高さが適正位置にあると判断さ
れる。これにより、ヘッドや基準テープの寸法のバラツ
キに影響されることを防止することができる。
【0019】また、上述のように分類されたものの中
で、再生出力のあるヘッドの差がある場合、即ち、ヘッ
ドA及びCから再生出力があると共にヘッドBまたはD
の何れか一方から再生出力がある場合、ヘッドAまたは
Cの何れか一方から再生出力があると共にヘッドB及び
Dから再生出力がない場合、ヘッドA及びCから再生出
力がないと共にヘッドB及びDの何れか一方から再生出
力がある場合、及び、ヘッドAまたはCの何れか一方か
ら再生出力があると共にヘッドB及びDから再生出力が
ある場合に、ヘッドの高さが良好位置にあると判断され
る。なお、図6bにおける再生ヘッドについても、ヘッ
ドの高さについての判断は同様の方法で行われる。
【0020】図7には、記録ヘッド及び再生ヘッドと、
各ヘッドの位置を検出するためのテスト信号RS(RS
1〜RSN)が記録された基準テープとが示される。図
7において、基準テープ18の左側には24個からなる
記録ヘッド7aが、右側には24個からなる再生ヘッド
7bがそれぞれ示される。このように、各ヘッドに対し
て、それぞれテスト信号RSを適用することにより、記
録系及び再生系において、ヘッドの高さ検出の精度を向
上することが可能になる。
【0021】ところで、ヘッドが基準テープに対して不
適切な高さであると検出された場合には、図8に示すよ
うなディスプレイ3上の位置に、ヘッド高さが不適切で
あることを示すデータが表示される。即ち、図8におい
て、領域aには、例えば図4におけるヘッドAの再生出
力に比例して「(」の表示が、領域bには、例えば図4
におけるヘッドBの再生出力に比例して「)」の表示が
それぞれなされる。また、領域cには、例えば図6aに
おけるヘッドCの再生出力に比例して「(」の表示が、
また、領域dには、ヘッドDの再生出力に比例し
て「)」の表示がなされる。さらに、「(ヘッドBの再
生出力+ヘッドDの再生出力)−(ヘッドAの再生出力
+ヘッドCの再生出力)」の結果に比例して、領域eに
は「(」の表示が、領域fには「)」の表示がそれぞれ
なされる。領域gには、判定結果(WRONG 、GOODまたは
FINE) が表示される。
【0022】図9〜13には、ディスプレイ3上に表示
されるヘッド高さのデータが示される。図9では、ヘッ
ドA及びヘッドCの再生出力がないと共に、領域b(ヘ
ッドB)及び領域d(ヘッドD)の再生出力が過大にあ
ることを示す。この結果に比例して、領域fには過大な
表示がなされる。また、領域gには、適切な位置に比べ
て、ヘッドの実際の位置がかなり高いことを示す表示
(WRONG!! (too high))がなされる。
【0023】図10には、ヘッドA及びヘッドCの再生
出力がないと共に、領域b(ヘッドB)のみの再生出力
が少しだけあることを示す。この結果に比例した表示が
領域fになされる。また、領域gには、適切な位置に比
べて、ヘッドの実際の位置がかなり正確な位置にあるこ
とを示す表示(GOOD!! (high) )がなされる。
【0024】図11には、ヘッドA、B、C及びDの再
生出力がない場合の表示が示される。また、領域gに
は、ヘッドの実際の位置が最適な位置にあることを示す
表示(FINE! )がなされる。
【0025】図12には、図9に示される状態の反対の
状態が示される。即ち、領域a(ヘッドA)及び領域c
(ヘッドC)の再生出力があると共に、ヘッドB及びヘ
ッドDの再生出力がないことを示す。この結果に比例し
た表示が領域eになされる。また、領域gには、適切な
位置に比べて、ヘッドの実際の位置がかなり低いことを
示す表示(WRONG!! (too low) )がなされる。
【0026】図13には図12と同種類の表示がなされ
る。即ち、領域a(ヘッドA)及び領域c(ヘッドC)
の再生出力が過大にあると共に、ヘッドB及びヘッドD
の再生出力がないことを示す。この結果に比例した表示
が領域eになされる。また、領域gには、適切な位置に
比べて、ヘッドの実際の位置がかなり低いことを示す表
示(WRONG!! (too low) )がなされる。なお、図13に
示されるように、領域gの下方に警告文hを表示するよ
うにしても良い。
【0027】図9〜図13に示されるように、ヘッドの
位置ズレを表示することにより、ヘッドがどちらの方向
にどう程度ずれているのかが視覚的に分かり易くなり、
このため、ヘッドの微調整を容易に行うことができる。
【0028】図14及び図15には、ディスプレイ3の
どの領域にどの程度の値を表示するかを設定するための
フローチャートが示される。図14において、ヘッドA
がl1 、ヘッドBがl2 、ヘッドCがl3 、及びヘッド
Dがl4 とそれぞれ設定される(ステップ31)。ステ
ップ32では、レベル(各ヘッドの再生出力)L及びテ
スト結果((ヘッドBの再生出力+ヘッドDの再生出
力)−(ヘッドAの再生出力+ヘッドCの再生出力))
TESTが「0」に設定される。また、以下の処理がど
のヘッドに関して行われるかが規定される(「n←1」
は、l1 (ヘッドA)について行われることを示す)。
【0029】ステップ33では、ヘッドAからの再生出
力が検出される。再生出力が検出されない場合には、次
のヘッドに関する処理を開始するために、ステップ32
で設定されたn値がインクリメントされる(ステップ3
4)。一方、ステップ33において、再生出力が検出さ
れた場合には、ディスプレイ3上の対応する領域に、再
生出力に対応するレベルが表示される。レベルの表示が
領域aまたは領域cで行われたか否かがステップ36で
検出される。レベル表示がその他の領域、つまり、領域
bまたは領域dで行われた場合には、ステップ32で設
定されたTESTの値に対して+1だけ加算(ステップ
37)された後、ステップ34に進む。また、ステップ
36において、レベルの表示が領域aまたは領域cで行
われたと検出された場合には、ステップ32で設定され
たTESTの値に対して−1だけ加算(ステップ38)
された後、ステップ34に進む。ステップ34では、上
述の処理が行われ、ヘッドDまでの再生出力検出が終了
したか否かがステップ39で検出される。終了していな
い場合には、処理はステップ33に戻る。一方、終了し
た場合には、処理はステップ40に進む。
【0030】ステップ40では、レベルLの値が0以上
であるか否かが検出される。L≧0の時には、ディスプ
レイの領域fにレベル表示される(ステップ41)。ス
テップ42において、領域fに表示されたレベルLが異
常に大きいと検出された場合には、領域gに「WRONG!!
(too high )」の表示がなされ(ステップ43)、ステ
ップ44に進む。ステップ44では、処理を続行するか
否かの検出が行われ、続行する場合にはステップ31に
戻る。ステップ42において、レベルLの値があまり大
きくない場合、処理はステップ48(後述)に進む。
【0031】ステップ40において、レベルLが0未満
の場合、レベル表示はディスプレイ上の領域eになされ
る(ステップ45)。その後、ステップ46において、
レベルLが異常に小さいと検出された場合には、領域g
に「WRONG!! (too low)」の表示がなされる(ステップ
47)。一方、レベルLがあまり小さくない場合、処理
はステップ48に進む。ステップ48では、TEST=
2、つまり、(ヘッドBの再生出力+ヘッドDの再生出
力)−(ヘッドAの再生出力+ヘッドCの再生出力))
が2になるか否かの検出が行われる。TEST=2と検
出されると、領域gに「WRONG!! (too high )」の表示
がなされる(ステップ43)。一方、TEST≠2の場
合、処理はステップ49に進む。
【0032】ステップ49では、TEST=1になるか
否かの検出が行われる。TEST=1と検出されると、
領域gに「GOOD!! (high)」の表示がなされる(ステッ
プ50)。一方、TEST≠1の場合、処理はステップ
51に進む。ステップ51では、TEST=0になるか
否かの検出が行われる。TEST=0と検出されると、
領域gに「FINE!!」の表示がなされる(ステップ5
2)。一方、TEST≠0の場合、処理はステップ53
に進む。ステップ53では、TEST=−1であるか否
かの検出が行われる。TEST=−1の時には、領域g
に「GOOD!! (low )」の表示がなされる(ステップ5
4)。一方、TEST≠−1(TEST=−2)の場
合、領域gに「WRONG!! (too low)」の表示がなされる
(ステップ47)。各ステップ43、47、50、52
及び54が終了すると、処理はステップ44に進む。ス
テップ44以降は、上述の説明と同様の処理が行われ
る。
【0033】
【発明の効果】この発明に依れば、どちらの方向にどの
程度の量でヘッドを調整すれば、トラック対してヘッド
を最適位置に調整することができるかがディスプレイ上
に表示できるので、ヘッドの高さ確認及び調整を容易に
行うことができる。また、複数のヘッドを調整に用いる
ことにより、トラックに対するヘッドの高さ調整を精密
に行うことができる。このため、ヘッド寸法のバラツキ
や基準テープのバラツキの影響を低減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるヘッド位置検出装置が適用され
た固定ヘッド式テープレコーダがヘッドの高さ調整の結
果等を表示するコンピュータ部に接続された場合の構成
図である。
【図2】固定ヘッド式テープレコーダ及びコンピュータ
部の接続関係を示すブロック図である。
【図3】ディジタルオーディオデータ記録/再生回路及
びその周辺の詳細なブロック図である。
【図4】記録ヘッド及び基準テープを示す図である。
【図5】再生ヘッド及び基準テープを示す図である。
【図6】複数のヘッド及び基準テープを示す図である。
【図7】記録ヘッド及び再生ヘッドと、各ヘッドの位置
を検出するためのテスト信号RSが記録された基準テー
プとを示す図である。
【図8】ヘッド高さに関するデータが表示される領域を
示す図である。
【図9】ディスプレイに表示されるヘッド高さに関する
データの例を示す図である。
【図10】ディスプレイに表示されるヘッド高さに関す
るデータの例を示す図である。
【図11】ディスプレイに表示されるヘッド高さに関す
るデータの例を示す図である。
【図12】ディスプレイに表示されるヘッド高さに関す
るデータの例を示す図である。
【図13】ディスプレイに表示されるヘッド高さに関す
るデータの例を示す図である。
【図14】ディスプレイに対するデータ表示のためのフ
ローチャートである。
【図15】ディスプレイに対するデータ表示のためのフ
ローチャートである。
【図16】基準テープ及び記録ヘッドを示す図である。
【図17】ヘッドの高さとヘッドの再生出力との関係を
示す図である。
【符号の説明】
1 固定ヘッド式テープレコーダ 3 ディスプレイ 7 ヘッド部 8 磁気テープ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のヘッドからなる固定ヘッド部を有
    する固定ヘッド式テープレコーダのヘッド位置検出装置
    において、 本来のトラックの上端に接する第1の調整用トラックと
    上記本来のトラックの下端に接する第2の調整用トラッ
    クとが記録された記録媒体を再生し、上記複数のヘッド
    のそれぞれからの再生信号を比較して出力するようにし
    たヘッド位置検出装置。
  2. 【請求項2】 上記再生信号の比較の結果に応じて上記
    ヘッドの現在位置を表示するようにした請求項1記載の
    ヘッド位置検出装置。
JP19399493A 1993-07-09 1993-07-09 ヘッド位置検出装置 Pending JPH0729129A (ja)

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NL9401138A NL9401138A (nl) 1993-07-09 1994-07-08 Werkwijze voor het detecteren van de positie van een kopgedeelte met een aantal koppen onder gebruikmaking van een referentieband.

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