JPS62150501A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は磁気記録再生装置に係り、特に磁気記録媒体に
対して記録、再生を行なう装る“において磁気記録媒体
の品質を検査する機能を備えた陽気記録再生装置に関す
る。

〔発明の背頽〕

磁気テープや磁気ディスク等の磁気記録媒体に対して情
報信号の記録（書き込み）や再生（読み出し）を行なう
装置の稼動品質は、使用する磁気記９媒体の品質に大き
な影響を受けるため、磁気記録媒体の品質の確保は従来
より重要な課題であった。このため、磁気記録媒体の製
造品質の向上は勿論であるが、磁気記録媒体の品質検査
もｉＦ要となる。かかる磁気記録媒体の品質検査り法と
しては、従来より大別して■専用テスタによる記録領域
全域に自るドロップアウトテスｌ−、■記録媒体の実際
の使用時の記録領域内のエラー発生数の上限チェックの
いずれかにＪ：っていた。

しかるに、前者の検査方法は専用のテスタが極めて高価
であり、また専用テスタと実際に使用される装置とでは
ｔｉ構が胃なり、テスタの結果と実際の装置の結果とで
は必ずしら一致しないという問題点があった。特に本発
明において対象とする「品質」は磁気記録媒体のトータ
ルな記録、再生性能であり、磁気記録媒体単独で確認し
得る磁性層の傷１表面上のほこりや汚れによる明らかに
確認し１ワる品質に限らず、実際の使用時の装置のヘッ
ド・走行系とのインタフェースにおいて生じるヘッドコ
ンタクト不良要因、例えばテープの片伸び、カッピング
、剛性不適等の実力品質をも含むものであり、これらは
磁気記録媒体を実際に使用する装置での最大公約数的欠
陥・品質の検査のための専用テスタでは判定が困難であ
った。

他方、後者の方法の例どしては例えば特開昭６０−１０
４６１＠公報記載の磁気記憶装置があるが、このものは
あくまでデータ実処理のエラー発生による再試行時に判
別処理をするため、磁気記録媒体仝休のエラー発生ある
いは発生ポテンシャルを判別する機能は記載されていな
い。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、装置稼動率向上のために、磁気記録媒
体を実際に使用する装置の記録再生糸及び走行系とのイ
ンタフェースにおいて生じるヘッドコンタクト不良要因
の実力品質をも含めた磁気記録媒体の品質を検査する機
能を有する磁気記録再生装置を提供することにある。

〔発明の概要〕

上記の目的達成のため、本発明は記録系と再生糸とを有
する磁気記録媒体再生装置において、記録媒体の品質検
査用のテスト信号を発生して情報信号としてヘッドへ供
給する手段と、記録電流を任意に設定する手段と、再生
信号のドロップアウトを判別する判別手段と、ドロップ
アウトのスレッシュホールドレベルを任意に切換える回
路と、ドロップアウト数を計数しその４数値を表示する
手段とよりなる品質検査部を具備した点に特徴を有する
。

〔発明の実施例〕

以下、図面と共に本発明の一実施例について説明する。

図は本発明装置の一実施例のブロック系統図を示す。図
中、破線で囲んだ部分が磁気記録媒体の一例としての磁
気テープに対して実際に情報信号を記録再生する、一般
の磁気記録再生装置１で、その外部に品質検査部が設け
られている。この品質検査部は磁気記録再生装置内に内
蔵してもよく、あるいはアダプタとして磁気記録再生装
置１の外部に接続するよう構成してしよい。

入力端子２に入来した情報信号（パルスデータ）は、記
録パルス制御回路３によりデータに対応した電流オン／
オフタイミングを制御し、記録電流発生回路４よりその
タイミングに基づいた記録電流を発生させる。ＡＣバイ
アス電流発生回路５は記録電流波形による電磁変換時の
電流波形の乱れを低減するためのＡＣバイアス信号を発
生出力する。上記の記録電流とＡＣバイアス信号とはヘ
ッド６に供給され、磁気テープ７に記録される。

記録されたデータはヘッド６により再生されるが微小電
圧であるのでプリアンプ回路８により所要レベルにまで
増幅された後イコライザーアンプ回路９に供給され、こ
こで再生周波数の高調波を再生波形に重畳されてパルス
化に適した波形整形を行なわれた後、自動利得調整回路
（ＡＧＣ回路）１０によりパルス化に適した一定電圧ま
で増幅される。ＡＧＣ回路１０の出力信号はデータパル
ス化回路１１に供給され、ここでそのゼロクロス点を検
出され、アナログ波形をパルス化された後再生パルスデ
ータとして出力端子１２へ出力される。

上記の一般的な磁気記録再生装置１に対して、本実施例
では記録系にテストクロック発生器１３及び記録電流発
生器１４が設けられ、再１系には後述する各回路が設け
られる。磁気チー１フ０品質検査時にはスイッチ１５，
１６．１７及び１８が夫々連動してオンとされる。これ
により、テストクロック発生器１３により発生された、
磁気テープの品質検査に適した周波数（例えば記録上間
も厳しい周波数）のテストクロックがスイッチ１５を通
して記録パルス制御回路３に供給され、これより更に記
録電流発生回路４に供給される。

また、これと同時に記録電流発生器１４により発生され
た、磁気テープの品質検査のためより厳しい（過大又は
過小）Ｉの記録電流がスイッチ１６を通して記録電流発
生回路４に供給される。記録電流発生回路４より取り出
された所定値のテストクロックはヘッド６に供給され磁
気テープ７に記録される。

次に再生時の動作について説明するに、ヘッド６により
再生されたテストクロックはプリアンプ回路８、イコラ
イず−アンプ回路９、ＡＧＣ回路１０を夫々通してデー
タパルス化回路１１に供給される。一方、磁気テープ９
の品質検査時はパルス化スレッシ１ホールド回路１つよ
りスイッチ１７を介してデータパルス化回路１１に供給
される信号により、データパルス化回路１１におけるス
レッシュホールドレベルが任意に切換えられる。

再生信号波形のＳ／Ｎを良くするための上記のスレッシ
ュホールドレベルは再生信号低下に対する比率が高い程
、微小な再生信号低下でもドロップアウトによるエラー
として検出させるので、品質検査時はこの比率が通常の
データ再生時よりも高くされ、また任意に可変されるこ
とにより磁気テープ９の傷み程度も検査できる。

次にデータパルス化回路１１の、出力信号はスイッチ１
８を通してマルチトラックエラー判別回路２０に供給さ
れる。このマルチトラックエラー判別回路２０は磁気テ
ープ７上の記、録トラックパターンが、複数本のトラッ
クが同時に並列にテープ長手方向に形成されたパターン
であるときに、テープ長手方向の一定領域内において複
数トラックに亘る信号欠陥の同時発生数を検知するため
に設けられている。上記の一定領域のテープ長手方向上
の長さは磁気テープ７が定常速度走行するため一定時間
周期のタイミング信号を発生するマルチトラック判別発
生器２１に任意の周期を設定することにより、マルチト
ラックエラー検出領域を設定することができる。すなわ
ち、マルチトラック判別タイミング発生器２１の出力信
号周期によって、マルチトラックを判別するための１ト
ラツク長に相当する時間周期が設定される。

マルチトラックエラー判別回路２０の出力信号はエラー
数カウンタ２２，２３及び２４に供給され、各々１トラ
ック発生エラー数、２トラック同時発生エラー数及び２
３トラック同時発生エラー数を個別に計数される。磁気
テープ７の始端から終端までのこれらの合計エラー数は
表示器２８により表示される。これにより、ｖ７１気テ
ープ７の品質を把握、検査することができる、本実施例
によれば、通常使用に供する磁気記録再生装置１の記録
再生系をそのまま使用して品質検査をしているため、専
用テスタとの機構相違によるエラー発生状況の差が排除
でき、高精度な品質検査が容易に実施できる。

なお、図において、品質検査時にスイッチ１６〜１７を
夫々オンとすると共にスイッチ１５のみをオフとし、端
子２より実際に近い記録データを入力し、この記録デー
タを磁気“トープ６に記録し、再生して、記録データパ
ターンと再生データパターンとを比較照合することで品
質検査を行なうこともできる。この場合は、より実際に
近い品質検査ができる。

〔発明の効果〕

上述の如く、本発明によれば、実際に使用する磁気記録
再生系に品質検査機能ブロックを付加したので、専用テ
スタと実際の磁気記録再生装置との機構差による媒体品
質検査精度の低下を防止でき、高価な専用テスタを購入
しなくとも（各サイト毎の設置は高価なため不可能）、
媒体の品質検査ができ、設置された装置のうち実使用に
供していないものを随時選定してテストモードに切換え
るだけで容易に品質検査ができ、よって命便・高効率に
運用でき、記録再生系は実際の記録再生系と共用してい
るので生産コストアップを比較的低く抑えることができ
、更に実使用装置で、しかも実使用状態よりも厳しい条
件下で長区間に亘って、磁気記録媒体単独で確認し得る
品質のみならず、実使用装置のヘッド・走行系とのイン
タフェースにおいて生じるヘッドコンタクト不良要因に
よる実力品質も含めて検査することができる等の特長を
有するものである。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を示すブロック系統図である。 １・・・磁気記録再生装置、３・・・記録パルス制御回
路、４・・・記録電流発生回路、６・・・ヘッド、７・
・・磁気テープ、１１・・・データパルス化回路、１３
・・・テストクロック発生器、１４・・・記録電流発生
器、１９・・・パルス化スレッシュホールド回路、２０
・・・マルチトラックエラー判別回路、２１・・・マル
チトラック判別タイミング発生器、２２〜２４・・・エ
ラー数カウンタ、２５・・・エラー数表示器。 ｒ〉 、′

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 情報信号を磁気記録媒体に記録する記録系と該磁気記録
   媒体の記録情報信号を再生する再生系とを有する磁気記
   録再生装置において、前記磁気記録媒体の品質検査用の
   テスト信号を発生して前記情報信号としてヘッドへ供給
   する手段と、記録電流を任意に設定する手段と、前記再
   生系よりの再生信号のドロップアウトを判別する判別手
   段と、該判別手段における該ドロップアウトのスレッシ
   ュホールドレベルを任意に切換える回路と、該判別手段
   によるドロップアウト数を計数し、その計数値を表示す
   る手段とよりなる磁気記録媒体の品質検査部を具備した
   ことを特徴とする磁気記録再生装置。