JPH11110754A - 記録媒体欠陥検出システム - Google Patents

記録媒体欠陥検出システム

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JPH11110754A
JPH11110754A JP26834897A JP26834897A JPH11110754A JP H11110754 A JPH11110754 A JP H11110754A JP 26834897 A JP26834897 A JP 26834897A JP 26834897 A JP26834897 A JP 26834897A JP H11110754 A JPH11110754 A JP H11110754A
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JP
Japan
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index signal
medium
recording medium
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defect
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Withdrawn
Application number
JP26834897A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Sasaki
佐々木  寛
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Publication date
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  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インデックス信号との位置関係に関係なく媒
体欠陥が検出できる媒体欠陥検出システムを得る。 【解決手段】 読み出し/書き込み制御回路4はデータ
を書き込み波形dによって記憶媒体7に書き込み、読み
出し波形cから読み出される。記憶媒体7に書き込まれ
ているサーボ信号は復調器6に入力されインデックス信
号fを出力する。遅延回路5はHDC3から遅延量gと
インデックス信号fとを入力し、遅延インデックス信号
hを出力する。記憶媒体7からの読み出し波形cとイン
デックス信号hとは測定器8に出力され、読み出し波形
cの振幅の評価を行う。振幅が規定レベルに達しないと
きは、媒体欠陥と判断すると共に媒体欠陥の位置を特定
するため、遅延後のインデックス信号hを基に計測す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は記録媒体欠陥検出シ
ステムに関し、特に磁気ディスク装置のディスク媒体の
欠陥検出システムに関する。
【0002】
【従来の技術】記憶媒体の欠陥を検出する方法として、
記憶媒体から読み出されたデータ波形とインデックス信
号とを磁気ディスク装置から取り出し、外部の測定器に
て読み出してその波形の品質を評価する方法がある。
【0003】従来の外部の測定器にて読み出して波形の
品質を評価する方法では、ただ一種類のインデックス信
号を用いて、試験データの書き込みを行っていたため、
書き込み波形はインデックス信号(環状のトラックの基
準点)を基準とした物理的に同じ位置に書かれることに
なる。
【0004】図3を参照すると、インデックス信号と書
き込みデータとの位置関係と、インデックス信号から夫
々異なった距離にある媒体欠陥A,媒体欠陥B及び媒体
欠陥Aが存在したときの読み出し波形の例と、媒体欠陥
Bが存在したときの読み出し波形の例とが、夫々示され
ている。
【0005】図3に示す如く、媒体欠陥がA点に存在し
たときは、例えば、読み出し波形の振幅が低下して読み
出されることになり、磁気ディスク装置外部の測定器で
は、媒体欠陥と判断される。しかしながら、媒体欠陥が
B点に存在したときは、読み出し波形の振幅が低下せず
に媒体欠陥と判断されない。このように、磁化反転間隔
よりも微小な媒体欠陥がある場合は、正しく媒体欠陥の
検出ができない問題がある。
【0006】特開平2−108203号公報には、はじ
めに欠陥検出感度を高めに設定して欠陥検出を行うこと
で、大多数の単位記録領域の各々に見出される欠陥の数
を所定の許容数以下とし、更に、欠陥数が許容数を越え
た単位記録領域に対してのみ欠陥感度を下げて再試行す
ることにより、当該単位記録領域から見出される欠陥の
数を許容数以下にして、使用不能となる単位記録領域の
発生数を抑制する方法が提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】特開平2−10820
3号公報記載の提案では、上述の問題点に対しては本質
的な解決にはならない。
【0008】本発明の目的は、インデックス信号との位
置関係に関係なく媒体欠陥が検出できる媒体欠陥検出シ
ステムを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、記録媒
体に予め記録されたインデックス信号を基に発生した試
験データを書き込み/読み出して評価する磁気ディスク
装置の記憶媒体の欠陥検出システムであって、前記イン
デックス信号を遅延させて基準信号を発生するインデッ
クス信号遅延手段と、前記基準信号に応答して前記試験
データを発生して前記記録媒体へ書き込む試験データ書
込み手段とを含むことを特徴とする記録媒体欠陥検出シ
ステムが得られる。
【0010】そして、前記インデックス信号遅延手段
は、その遅延量が制御自在であることを特徴とし、ま
た、前記記憶媒体に書込まれた前記試験データを読み出
してその読出しデータの振幅に応じて欠陥検出をなす手
段を更に含むことを特徴とする。
【0011】本発明の作用を述べる。記憶媒体のサーボ
面に書かれているサーボ信号を復調することによって得
られるトラックの物理的な起点を示すインデックス信号
を遅延させるが、このとき、ハードディスク制御回路
(以下HDC)から、この遅延量を入力して遅延出力で
ある遅延後のインデックス信号(基準信号)を基準に、
記録媒体を検査するための書き込み(試験)データを書
き込み、遅延後のインデックス信号と記憶媒体からの読
み出しデータとを磁気ディスク装置外部の測定器に取り
込み、読み出し波形の品質を評価することによって、記
憶媒体に存在する媒体欠陥を検出する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例について
図面を参照して説明する。
【0013】図1は本発明による媒体欠陥検出システム
の実施例の構成を示すブロック図である。
【0014】図1において、本発明による媒体欠陥検出
システムは、評価する記憶媒体7を駆動・制御する磁気
ディスク装置1、磁気ディスク装置1の属するコンピュ
ータシステムを制御する上位装置2、記録媒体7からの
読み出しデータから媒体欠陥を評価する磁気ディスク装
置外部の測定器8により構成される。
【0015】また、磁気ディスク装置1は、磁気ディス
ク装置1全体を制御するハードディスク制御回路(HD
C)3、記録媒体7に対しデータを書き込み(記録)/
読み出し(再生)する読み出し書き込み制御回路4、イ
ンデックス信号を遅延する遅延回路5、サーボ信号を復
調してインデックス信号を検出する復調器6、評価され
る記録媒体(ハードディスク)7により構成される。
【0016】本発明の実施例の動作を述べる。磁気ディ
スク装置1は上位装置2とインタフェースケーブルiに
よりHDC3と接続されている。HDC3は読み出し/
書き込み制御信号aによって、読み出し/書き込みデー
タbを読み出し/書き込み制御回路4へ出力あるいは入
力する。読み出し/書き込みデータbのうち書き込みデ
ータは、記録媒体7を検査するための(試験)データを
含んでいる。
【0017】読み出し/書き込み制御回路4の出力であ
る書き込み波形dによって記憶媒体7に書き込みを行
う。記憶媒体7へ書き込んだデータは読み出し波形cか
ら読み出される。記憶媒体7のサーボ面に予め書き込ま
れているサーボ信号は復調器6に入力され、インデック
ス信号fを出力する。インデックス信号fは記憶媒体7
の各トラックの物理的な起点を示す信号である。
【0018】遅延回路5はHDC3から遅延量gとイン
デックス信号fとを入力し、遅延後のインデックス信号
(基準信号)hを出力する。遅延後のインデックス信号
hはトラックの論理的な起点を示す信号であり、インデ
ックス信号fと比較すると、同時あるいは遅れて発生す
る。遅延後のインデックス信号hはHDC3に入力され
て読み出し/書き込み制御信号aの生成タイミングを制
御する。
【0019】記憶媒体7からの読み出し波形cと遅延後
のインデックス信号hとは、磁気ディスク装置外部の測
定器8に出力され、読み出し波形cの振幅が規定レベル
以上あるか等の評価がなされる。もし、振幅が規定レベ
ルに達していないと判断されたときは、媒体欠陥と判断
されると共に、媒体欠陥の位置を特定するため、遅延後
のインデックス信号hを基に計測され、トラックの論理
的な起点からの距離が保持される。
【0020】磁気ディスク装置外部の測定器8が判断し
た媒体欠陥位置は、経路iを通じて上位装置2に伝達さ
れ、上位装置2は磁気ディスク装置1の媒体欠陥情報と
して管理する。
【0021】次に、図2を参照して、磁化反転間隔の間
に存在する微小な媒体欠陥の検出例を示す。この場合、
媒体欠陥Cは図示する位置にあるものとする。上位装置
2は遅延量gをゼロに設定する命令をHDC3に発行し
た後、記録媒体7を検査するための書き込みデータを書
き込む命令を、同じくHDC3に発行することにより、
記憶媒体7へ上記(試験)データが書き込まれる。
【0022】遅延後のインデックス信号Xは、この場合
遅延量がゼロなので、トラックの物理的な起点を示して
おり、読出し波形cは「インデックス信号Xを基準に書
き込んだときの読出し波形」のようになり、媒体欠陥C
のポイントは異常がないものと磁気ディスク装置外部の
測定器8は判断する。
【0023】次に、上位装置2は遅延量gを遅延量Tに
設定する命令をHDC3に発行した後、記録媒体7を検
査するための書き込みデータを、書き込む命令を同じく
HDC3に発行する。このときの読出し波形9は「イン
デックス信号Yを基準に書き込んだときの読出し波形」
のようになり、媒体欠陥Cのポイントの振幅が低下し、
磁気ディスク装置外部の測定器8は媒体欠陥があると判
断する。
【0024】媒体欠陥位置は、遅延量gを上位装置2が
管理しているので、トラック内の物理的な位置に補正で
きるのは明白である。上位装置2は同様にして遅延量g
を磁化反転間隔の範囲で変化させつつ記録媒体7の検査
を行う。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、イ
ンデックス信号を遅延させつつ記録媒体を検査するため
のデータを書き込むため、微小な媒体欠陥箇所上に磁化
反転箇所を、重ね合わせる確率を上げることができ、磁
化反転箇所に存在するような微小な媒体欠陥の検出率を
上げることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック図である。
【図2】本発明の実施例における媒体欠陥検出方法の説
明図である。
【図3】従来の媒体欠陥検出方法の一例の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 磁気ディスク装置 2 上位装置 3 ハードディスク制御回路(HDC) 4 読み出し書き込み制御回路 5 遅延回路 6 復調器 7 記憶媒体 8 磁気ディスク装置外部の測定器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に予め記録されたインデックス
    信号を基に発生した試験データを書き込み/読み出して
    評価する磁気ディスク装置の記憶媒体の欠陥検出システ
    ムであって、前記インデックス信号を遅延させて基準信
    号を発生するインデックス信号遅延手段と、前記基準信
    号に応答して前記試験データを発生して前記記録媒体へ
    書き込む試験データ書込み手段とを含むことを特徴とす
    る記録媒体欠陥検出システム。
  2. 【請求項2】 前記インデックス信号遅延手段は、その
    遅延量が制御自在であることを特徴とする請求項1記載
    の記録媒体欠陥検出システム。
  3. 【請求項3】 前記記憶媒体に書込まれた前記試験デー
    タを読み出してその読出しデータの振幅に応じて欠陥検
    出をなす手段を、更に含むことを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の記録媒体欠陥検出システム。
JP26834897A 1997-10-01 1997-10-01 記録媒体欠陥検出システム Withdrawn JPH11110754A (ja)

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JP26834897A JPH11110754A (ja) 1997-10-01 1997-10-01 記録媒体欠陥検出システム

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JPH11110754A true JPH11110754A (ja) 1999-04-23

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JP26834897A Withdrawn JPH11110754A (ja) 1997-10-01 1997-10-01 記録媒体欠陥検出システム

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