JPH07291047A - 車載用テレビ - Google Patents

車載用テレビ

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JPH07291047A
JPH07291047A JP11384394A JP11384394A JPH07291047A JP H07291047 A JPH07291047 A JP H07291047A JP 11384394 A JP11384394 A JP 11384394A JP 11384394 A JP11384394 A JP 11384394A JP H07291047 A JPH07291047 A JP H07291047A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
television
main body
instrument panel
storage
Prior art date
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Pending
Application number
JP11384394A
Other languages
English (en)
Inventor
Minako Sugiyama
美奈子 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Araco Co Ltd
Original Assignee
Araco Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Araco Co Ltd filed Critical Araco Co Ltd
Priority to JP11384394A priority Critical patent/JPH07291047A/ja
Publication of JPH07291047A publication Critical patent/JPH07291047A/ja
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 テレビ本体を、インストルメントパネルに組
み込まれている既存の装備品の障害とならないように組
み込めるようにする。 【構成】 インストルメントパネル1の助手席側の上面
に収納部2を配置するとともに、この収納部2に開閉可
能なカバー4を取り付ける。テレビ本体7はカバー4、
収納部2側との間に介在されたリンク機構10に接続さ
れる。そして、リンク機構10はカバー4の開閉動作に
伴ってテレビ本体7を収納部2内に格納させる状態と、
テレビ画面8を搭乗者側に向けて収納部より起立する状
態との間で変形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車載用テレビに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】最近では、自動車の室内においてもテレ
ビを鑑賞したい、という要請があり、これに応えて車載
用の小型液晶テレビがいくつか開発されてきている。そ
して、これを如何にして自動車の内装品として組み込む
かについて、従来より種々の方式が提案されている。例
えば、インストルメントパネルにおけるラジオ、カース
テレオ等の搭載スペースを利用し、これらに代えてテレ
ビを埋め込む方式がある。その他にはインストルメント
パネルの助手席側の側部にブラケットを介して外付けす
る方式等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の搭載方
式では次のような解決すべき点が指摘されている。すな
わち、前者の場合にはテレビかラジオ、カーステレオ等
かの選択になり、いずれか一方を楽しむことができなく
なってしまう。また、後者のような外付けタイプにする
と、テレビがグローブボックスの前方に位置して、グロ
ーブボックスの開閉に支障を来すことが懸念される等、
テレビ自体がその後方に配置された装備品の障害物とな
る、という問題がある。
【0004】また、上記したような配置上の問題点の他
に、日中では太陽光の反射によってテレビ画面が見にく
い、という点も指摘されていた。
【0005】本発明は上記した従来の問題点に鑑みて開
発工夫されたものであり、その目的の一つは車両のイン
ストルメントパネルに組み込まれる既存の装備品の障害
となることなく組み込み可能な車載用テレビを提供する
ことであり、また他の目的はテレビ画面が日中の反射に
よって見にくくなるのを解消できるようにすることであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの請求項1の発明の構成は、車両用インストルメント
パネルの助手席側の上面部に設けられたテレビ本体を組
み込み可能な収納部と、この収納部に取り付けられた開
閉可能なカバーと、このカバー、前記テレビ本体および
前記収納部側との間に連接され、かつ前記カバーの閉止
動作に伴って折り畳み変形し前記テレビ本体を前記収納
部内に収納する格納位置に保持し、前記カバーの開放動
作に伴って起立変形して前記テレビ本体を使用位置に保
持するリンク機構とを備えて構成されていることを特徴
とするものである。
【0007】また、請求項2の発明は前記カバーはその
開放時にテレビ本体の背面側に位置するとともに、カバ
ーの上縁にはテレビ本体の上方を覆う日除け片が延出形
成されていることを特徴とするものである。
【0008】
【作用】請求項1の発明では、テレビ本体は常にはイン
ストルメントパネルの上面に設けられた収納部内に収納
され、カバーによって上方が覆われた状態となってい
る。一方、使用時にはカバーを開放すると、その開閉動
作に伴ってリンク機構が起立変形し、テレビは搭乗者が
視認可能な使用位置に保持される。
【0009】また、請求項2の発明ではカバーに形成さ
れた日除け片がテレビ本体の上方を覆うため、フロント
ガラス側から差し込む日差しを遮ぎるためテレビ画面上
での反射が防止される。
【0010】
【発明の効果】本発明の効果は次のようである。請求項
1の発明によれば、テレビ本体の収納部を、ラジオある
いはカーステレオ等が通常配置されないインストルメン
トパネルの助手席側の上面に配置したため、これら既存
設備の使用が確保され、またこれら操作に何らの支障も
生じさせない。
【0011】また、請求項2の発明によれば、日除け片
によってテレビ画面の反射が防止されるため、見やすい
画面とすることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を具体化した実施例を図面にし
たがって詳細に説明する。図1は自動車のインストルメ
ントパネル部分を示すものであり、図に示すように、テ
レビはインストルメントパネル1の助手席側の上面に組
み付けられている。そして、通常時にはインストルメン
トパネル1の上面に開口する収納部2内に以下のように
して格納されているが、本実施例においては収納部2は
テレビを収納するためのスペースとして特別に設けられ
たものではなく、エアバッグ格納用として設定されたス
ペースを利用し、ここが使用されずに空きスペースとな
っている場合に、このスペースをそのまま利用したもの
である。
【0013】収納部2はインストルメントパネル1にお
ける助手席側の上面であって、グローブボックス3の上
方位置において上向きにかつ方形状に開口しており、イ
ンストルメントパネル1の内部空間に通じている。そし
て、この収納部2の開口にはインストルメントパネル1
と同材質によって形成されたカバー4が開閉可能に取り
付けられている。カバー4は収納部2の開口に対し嵌合
可能に形成されるとともに、収納部2の開口縁のうちフ
ロントガラス5寄りの縁にヒンジ6を介して取り付けら
れ、上下方向への開閉動作をなしうる。一方、カバー4
においてヒンジ6が取り付けられている縁と反対側の縁
はやや下向きに屈曲して日除け片9となっている。この
日除け片9は、常には収納部2の開口縁に当接し(図4
参照)、使用時には後述するテレビ本体7の上方を覆う
ようにして延び、テレビ画面8上の反射を防止する。
【0014】テレビ本体7は周知の車載用テレビ(液晶
テレビ等)が使用され、収納部2内に格納可能である。
そして、テレビ本体7は図示しない駆動用電源回路に接
続されるとともに、次述するリンク機構10によって収
納部2内に収納される位置(格納位置:図4参照)と、
テレビ画面8を搭乗者側に向けて起立する位置(使用位
置:図2参照)との間を起立・倒伏可能に支持されてい
る。
【0015】リンク機構10は、テレビ本体7の動作を
円滑に行わせるために、テレビ本体7の両側に一対配置
されている(いずれの図も片側のみが示されている)。
両リンク機構10はテレビ本体7、カバー4および収納
部2内に水平方向に配された補強部材11との間を連結
する三本のリンク片によって構成されている。カバー4
の裏面にはカバー側リンク片12の一端がピン13止め
されており、このカバー側リンク片12の他端側はテレ
ビ本体7の側面の中央に突出された連結ピン14によっ
て回動可能に止め付けられている。また、収納部2の開
口縁のうちグローブボックス3寄りの縁(図2等では右
側の縁)の内側にはブラケット15に形成されたヒンジ
6を介してインパネ側リンク片16の一端がピン17止
めされている。また、その他端側は前記連結ピン14に
よってカバー側リンク片12と共に回動可能に止め付け
られている。
【0016】一方、前記した補強部材11には収納部2
の開口に向けて取付け片18が突出しており、その先端
には補強部材側リンク片19の一端がピン20止めされ
ている。この補強部材側リンク片19にはテレビ本体7
の格納・使用の両位置間の変位を許容するためのスライ
ド溝21が、所定長さ範囲にわたって開口しており、こ
のスライド溝21には前記連結ピン14が変位可能に挿
通されている。さらに、スライド溝21の一端には係止
部22が屈曲形成されている(図5参照)。スライド溝
21および係止部22は、共に連結ピン14の軸部14
aよりもやや広幅に形成されるものの、係止部22の入
り口部分は抜け止め部23として連結ピン14の軸部1
4aと同じかこれよりやや幅狭に形成されている。これ
によって、連結ピン14が係止部22に位置していると
きに抜け止め部23を容易に通過してしまうことが規制
され、テレビ本体7が使用位置に保持されるようにして
いる。なお、連結ピン14の軸部14aの先端には大径
の頭部14bが形成され、各リンク片が連結ピン14か
ら容易に抜け出ないようになっている。
【0017】次に、上記のように構成された本例の作用
効果を具体的に説明すると、図4に示すように、テレビ
本体7は通常は格納位置にあり、カバー4によって収納
部2内に隠ぺいされた状態となっている。したがって、
通常の状態ではテレビ本体7が車室内の不要な突起物と
なることもなく、またカバー4によって覆われているた
め収納部2へのゴミなどが侵入するのが防止される。さ
らに、格納位置にあるときにはテレビ画面8は下向きに
保持されているため、画面8上にゴミ等が付着しにくい
状況となっている。
【0018】テレビを使用する場合には、カバー4を上
方へ持ち上げて収納部2を開放する。この操作に伴っ
て、図3に示すように、連結ピン14はスライド溝21
に案内されながら図示右方へ変位し、インパネ側リンク
片16は徐々に起立する。そして、さらにカバー4が持
ち上げられると、連結ピン14は抜け止め部23に至
る。この位置で強くカバー4を持ち上げると、連結ピン
14は抜け止め部23を通過して係止部22に至るとと
もに、カバー側リンク片12およびインパネ側リンク片
16が直線状に起立する。これにより、連結ピン14は
スライド溝21に対する逆進が規制されるため、テレビ
本体7は図2に示すようにテレビ画面8を搭乗者側に向
けた起立姿勢に保持され、自動車の振動によっても不用
意にカバー4が閉じてしまう事態が回避される。
【0019】以上のように、本実施例においてはテレビ
本体7を、インストルメントパネル1の助手席側の上面
という、通常は特別の装備品のない場所を選択してここ
に合理的に組み込むようにしたため、既存のカーステレ
オ、ラジオはそのまま使用可能であり、またグローブボ
ックス3の開閉にも何等の障害となるものではない。し
かも、本例では収納部2がエアバッグ搭載用のスペース
をそのまま利用したものであり、テレビの収納用として
特別に設けたものではないため、空きスペースの有効利
用が図られている点でも有益である。さらに、カバー4
の開閉動作に連動してテレビ本体7を起立・倒伏可能と
したため、操作性に優れ、またテレビを使用しないとき
にはインストルメントパネル1の一部を構成するカバー
4によって隠ぺい状態で格納されるため、車内の外観保
持にも寄与する。さらにまた、図2に示す使用位置にお
いては、日除け片9によってテレビ画面8の上方が覆わ
れるため、フロントガラス5側からの太陽光を遮って見
やすい画面8が実現されている。
【0020】なお、本発明は種々の変更例が可能であ
り、例えばカバー4にその閉止状態をロックするための
ロック装置を付設してもよい。このようにすれば、車両
の振動によってもカバー4が容易にはがたつかないよう
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】テレビの組み付け状況を示す斜視図
【図2】使用位置にあるときの断面図
【図3】組立途上を示す断面図
【図4】収納位置にあるときの断面図
【図5】係止部付近を示す拡大図
【符号の説明】
1…インストルメントパネル 2…収納部 4…カバー 7…テレビ本体 9…日除け片 10…リンク機構

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両用インストルメントパネルの助手席
    側の上面部に設けられたテレビ本体を組み込み可能な収
    納部と、この収納部に取り付けられた開閉可能なカバー
    と、このカバー、前記テレビ本体および前記収納部側と
    の間に連接され、かつ前記カバーの閉止動作に伴って折
    り畳み変形し前記テレビ本体を前記収納部内に収納する
    格納位置に保持し、前記カバーの開放動作に伴って起立
    変形して前記テレビ本体を使用位置に保持するリンク機
    構とを備えて構成されていることを特徴とする車載用テ
    レビ。
  2. 【請求項2】 前記カバーはその開放時にテレビ本体の
    背面側に位置するとともに、カバーの上縁にはテレビ本
    体の上方を覆う日除け片が延出形成されていることを特
    徴とする請求項1記載の車載用テレビ。
JP11384394A 1994-04-27 1994-04-27 車載用テレビ Pending JPH07291047A (ja)

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JP11384394A JPH07291047A (ja) 1994-04-27 1994-04-27 車載用テレビ

Applications Claiming Priority (1)

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JP11384394A JPH07291047A (ja) 1994-04-27 1994-04-27 車載用テレビ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07291047A true JPH07291047A (ja) 1995-11-07

Family

ID=14622452

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11384394A Pending JPH07291047A (ja) 1994-04-27 1994-04-27 車載用テレビ

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JP (1) JPH07291047A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997046422A1 (fr) * 1996-06-04 1997-12-11 Kabushiki Kaisha Tokai-Rika-Denki-Seisakusho Afficheur de type escamotable
DE19609408B4 (de) * 1996-02-29 2006-01-12 Siemens Ag Armaturenbrett für ein Kraftfahrzeug
DE19633163B4 (de) * 1996-08-17 2007-09-06 Siemens Ag Vorrichtung zum Haltern eines Informationen für einen Fahrer anzeigenden Kombinationsinstrumentes
JP2009507715A (ja) * 2005-09-12 2009-02-26 ヴィディーオー オートモーティヴ アクチエンゲゼルシャフト 休止位置及び作動位置間で運動可能なディスプレイを備えた表示システム

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