JPH11238977A - 保護カバー - Google Patents
保護カバーInfo
- Publication number
- JPH11238977A JPH11238977A JP10038292A JP3829298A JPH11238977A JP H11238977 A JPH11238977 A JP H11238977A JP 10038292 A JP10038292 A JP 10038292A JP 3829298 A JP3829298 A JP 3829298A JP H11238977 A JPH11238977 A JP H11238977A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control unit
- electronic control
- cover
- protective cover
- shutter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Mechanical Control Devices (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Abstract
易にできる保護カバーを提供することを目的とする。 【解決手段】 自動車に設けられた電子制御ユニット3
とワイヤーハーネス1との抜き差し可能な結合部4を保
護する保護カバー10であって、電子制御ユニット3を
挿入するための上部が開口した箱形のカバー本体11
と、結合部4を抜き差し可能にするよう開放可能な、カ
バー本体11の一端側に設けられたシャッター12と、
を備えたことを特徴する。
Description
た電子制御ユニットとワイヤーハーネスとの抜き差し可
能な結合部を保護する保護カバーに関し、詳しくは、該
結合部を抜き差し可能にするシャッターを有する保護カ
バーに関する。
ユニット(以下、ECUという)3には、図1に示すよ
うに、ECU3と電線が束ねられたワイヤーハーネス1
との抜き差しを可能な結合部4が接続されている。ワイ
ヤーハーネス1は、L字曲げ作業を行いECU3のケー
スの側面にホルダ2を介して固定されている。
7(a)に示すように、車内5のダッシュボード6の裏
側に、図7(b)に示すような姿勢で、車体のボディの
壁面に固定されている。このECU3の固定状態は、図
8に示すようになっている。また、高価格車には、上述
の固定状態に加え、ECU3を保護する図示しないシボ
加工等のパネルの保護カバーが備えられている。
車に備えられているECU3は、車体の製造コストを下
げるため、剥き出し状態であり、助手席7に座っている
人が、車体の前方に脚を出したときに、ECU3を蹴る
場合がある。さらに、雨や雪の付いた靴でECU3に触
れる可能性も少なくない。このため、ECU3が破損す
る問題が生じる。
は、製造コストが高く、ECU3に接続されている結合
部4の抜き差しをすることができない。そこで、本発明
は、低コストで結合部の抜き差しを容易にできる保護カ
バーを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、自動車に設けられた電子制御
ユニットとワイヤーハーネスとの抜き差し可能な結合部
を保護する保護カバーであって、前記電子制御ユニット
を挿入するための上部が開口した箱形のカバー本体と、
前記結合部を抜き差し可能にするよう開放可能な、前記
カバー本体の一端側に設けられたシャッターと、を備え
たことを特徴する。
るため、請求項1に記載の発明の構成に加え、前記カバ
ー本体が、前記電子制御ユニットのケースに係止可能な
爪部を有することを特徴とする。請求項3に記載の発明
は、上記の課題を解決するため、請求項1または請求項
2に記載の発明の構成に加え、前記カバー本体が、前記
シャッターを前記結合部近傍で開閉方向にスライド可能
に案内するガイドを有することを特徴とする。
するため、請求項1、請求項2または請求項3に記載の
発明の構成に加え、前記カバー本体が、前記電子制御ユ
ニットの挿入方向の所定の位置で前記電子制御ユニット
に突き当たる挿入位置決め部を有することを特徴とす
る。請求項5に記載の発明は、上記課題を解決するた
め、請求項1、請求項2、請求項3または請求項4に記
載の発明の構成に加え、前記カバー本体が、前記ワイヤ
ーハーネスを前記電子制御ユニットのケースに沿って保
持する電線カバー部を有することを特徴する。
実施形態を図面に基づいて説明する。図1〜5は、本発
明に係る保護カバーの一実施形態を示す図である。ま
ず、構成を説明する。10は、保護カバーであり、保護
カバー10は、図1、3に示すように、カバー本体11
と、シャッター12と、ガイド13と、爪部14と、電
線カバー部15と、挿入位置決め部16と、から構成さ
れている。なお、この保護カバー10は、樹脂材などで
形成されている。
入するための上部が開口した箱形のカバー本体である。
このカバー本体11は、車体のボディに固定することが
可能な図示しない固定手段を有している。この固定手段
は、周知技術であるので、説明を省略する。カバー本体
11は、図2〜3に示すように、ECU3の挿入方向の
位置を決める位置決部17を有している。なお、カバー
本体11は、各車種のECU3のサイズに対応したもの
が各々設けられている。このため、保護カバー10は、
保護カバーを備えていない既存の自動車であっても、後
から取付けることができる。
うに、結合部4を抜き差し可能にするよう開放可能な、
カバー本体11の一端側に設けられたシャッターであ
る。13は、図2、3に示すように、シャッター12を
結合部4近傍で開閉方向にスライド可能に案内するガイ
ドである。シャッター12は、図1に示すように、所定
の間隔で溝12aを有する蛇腹形状で、保護カバー10
の下端部の湾曲に対して、追従することができる。これ
に限らず、湾曲に対してして追従できるものであればど
んな材質、形状であってもよい。シャッター12には、
ガイド13の一端に設けられた突出部13aに勘合する
図示しない嵌合穴が備えられている。これにより、シャ
ッター12は、閉めた状態を維持することできるように
なっている。なお、このシャッター12は、一実施形態
であって、これらに限らず、図示は省略するが、カバー
本体11の下端で回動可能に支持されたシャッターであ
ってもよい。
ースに係止可能な爪部14である。この爪部14は、E
CU3を容易に挿入可能にするため、爪脚14aを長め
に設定している。15は、図1に示すように、ワイヤー
ハーネス1をECU3のケースに沿って保持する電線カ
バー部である。このため、この電線カバー部15は、ワ
イヤーハーネス1を保護することができる。電線カバー
部15は、上端部が開放しているため、ECU3に結合
部4を差し込んでいる状態であっても容易にECU3を
挿入することができるようになっている。
の挿入方向の所定の位置でECU3に突き当たる挿入位
置決め部である。この挿入位置決め部16は、図4に示
すように、ECU3の挿入方向の所定の位置で位置決め
することができ、ワイヤーハーネス1とシャッター12
との接触を防止することができる。このような構成によ
り、次の作用を行う。
L字曲げの作業を行うことなく、ECU3に装着して保
護することができる。また、保護カバー10は、図5
(a)および(b)に示すように、スペースを取らずに
シャッター12を開閉できるとともに結合部4の抜き差
しを容易にできる。また、保護カバー10は、ECU3
へ容易に取付けることができ、ECU3から容易に取り
外しすることができる。また、簡単な構成であるため、
低コストで製造することができ、高価格車だけでなく低
価格車であっても取付けが可能となる。
ーハーネスをL字曲げの作業を行うことなく、電子制御
ユニットに装着して保護することができる。さらに、シ
ャッターを開閉し、結合部の抜き差しが容易にできる。
また、簡単な構成であるため、低コストで製造すること
ができ、高価格車はだけでなく、低価格車であっても取
付けが可能となる。
ユニットへ容易に取付けることができるとともに、電子
制御ユニットから容易に取り外しすることができる。請
求項3に記載の発明によれば、スペースを取らずにシャ
ッターを開閉することができる。請求項4に記載の発明
によれば、ユニットの挿入方向の所定の位置で位置決め
することができ、結合部に接続されたワイヤーハーネス
とシャッターとの接触を防止することができる。
接続されたワイヤーハーネスを電子制御ユニットに沿っ
て、保護することができる。
である。
図である。
た状態を示す斜視図であって、(a)は、シャッターを
閉めた状態を示す図であり、(b)は、シャッターを開
いた状態を示す図である。
り、(b)は、電子制御ユニットの取付け姿勢を示す図
である。
ている状態を示す図である。
Claims (5)
- 【請求項1】自動車に設けられた電子制御ユニットとワ
イヤーハーネスとの抜き差し可能な結合部を保護する保
護カバーであって、 前記電子制御ユニットを挿入するための上部が開口した
箱形のカバー本体と、 前記結合部を抜き差し可能にするよう開放可能な、前記
カバー本体の一端側に設けられたシャッターと、 を備えたことを特徴する保護カバー。 - 【請求項2】前記カバー本体が、前記電子制御ユニット
のケースに係止可能な爪部を有することを特徴とする請
求項1に記載の保護カバー。 - 【請求項3】前記カバー本体が、前記シャッターを前記
結合部近傍で開閉方向にスライド可能に案内するガイド
を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記
載の保護カバー。 - 【請求項4】前記カバー本体が、前記電子制御ユニット
の挿入方向の所定の位置で前記電子制御ユニットに突き
当たる挿入位置決め部を有することを特徴とする請求項
1、請求項2または請求項3に記載の保護カバー。 - 【請求項5】前記カバー本体が、前記ワイヤーハーネス
を前記電子制御ユニットのケースに沿って保持する電線
カバー部を有することを特徴する請求項1、請求項2、
請求項3または請求項4に記載の保護カバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10038292A JPH11238977A (ja) | 1998-02-20 | 1998-02-20 | 保護カバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10038292A JPH11238977A (ja) | 1998-02-20 | 1998-02-20 | 保護カバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11238977A true JPH11238977A (ja) | 1999-08-31 |
Family
ID=12521243
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10038292A Pending JPH11238977A (ja) | 1998-02-20 | 1998-02-20 | 保護カバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11238977A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007253873A (ja) * | 2006-03-24 | 2007-10-04 | Mazda Motor Corp | 車両の操舵ユニット配設構造 |
-
1998
- 1998-02-20 JP JP10038292A patent/JPH11238977A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007253873A (ja) * | 2006-03-24 | 2007-10-04 | Mazda Motor Corp | 車両の操舵ユニット配設構造 |
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