JPH072903Y2 - 自動ロック装置 - Google Patents

自動ロック装置

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JPH072903Y2
JPH072903Y2 JP1989044773U JP4477389U JPH072903Y2 JP H072903 Y2 JPH072903 Y2 JP H072903Y2 JP 1989044773 U JP1989044773 U JP 1989044773U JP 4477389 U JP4477389 U JP 4477389U JP H072903 Y2 JPH072903 Y2 JP H072903Y2
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JP
Japan
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hook
hook member
lock
stopper
rotating shaft
Prior art date
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JP1989044773U
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JPH02134275U (ja
Inventor
正治 深谷
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Sigma Inc
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Sigma Inc
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、シリンダ錠における自動ロック装置に関する
ものである。
〔従来の技術〕
ゲーム機,電話機等の中に設置されるコインボックス等
にはシリンダ錠が設けられている。
従来のこの種のシリンダ錠は、第9図に示されるよう
に、錠本体1を備えており、該錠本体1にキーホール2
が設けられ、該錠本体1の内部にはキー操作によりフッ
ク部材3を錠本体1に対して回動させるための錠機構
(図示せず)が設けられている。
このようなシリンダ錠はコインボックスなどの本体に取
り付けられ、他方、コインボックス等の蓋,扉等の開閉
体には、シリンダ錠のフック部材3のフックと係合し又
は分離しうる引掛部材4が取り付けられている。
開閉体を開閉するに際しては、キーをキーホール2に差
し込んで一方向又は逆方向に回転させることにより、前
記フック部材3を前記引掛部材4を係合せしめ又は分離
させるものである。
また、シリンダ錠としては、実開昭62−110462号、実公
昭60−23411号に記載されるものもある。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、第9図のようなシリンダ錠においては、フッ
ク部材3の回動はキー操作によってのみなされるように
なっているので、施錠および開錠のいずれにおいてもキ
ーをキーホール2に差込んで回転させなければならな
い。従って、操作が面倒であるという欠点がある。
実開昭62−110465号及び実公昭60−23411号のいずれの
シリンダ錠も、開扉と閉扉との切り替えはキー操作が不
要であり、閉扉状態においてのロック及びロック解除の
双方をキー操作により行うようになっているので、グロ
ーブボックスのように頻繁に開閉するものに対しては有
用であろうが、コインボックスのように一旦蓋を閉じた
後は次のコイン回収までは開けられないようなものにつ
いてはかえって不便である。また、蓋をした後に施錠し
忘れるおそれもある。
実開昭62−110462号のシリンダ錠は、フック部材とシリ
ンダ錠とが全くの別体となっており、設置スペースを多
く必要とする。実公昭60−23411号のシリンダ錠も巻バ
ネ、カム溝等を回動軸の先に設ける必要があるので、そ
れだけシリンダ錠が長くなり、設置スペースを多く必要
とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、前記課題を解決するため、キーによって回動
せしめられる錠本体の非円形断面の回動軸が板状のアー
ム部材及び円盤状のストッパ部材の各非円形穴に相互に
回動不能に挿入され、前記ストッパ部材は、板状のフッ
ク部材の円形穴に、相互に所定角度回動可能に突起及び
切欠部を介して挿入され、前記フック部材はそのフック
がロック状態となる向きに付勢されるよう前記アーム部
材に弾性部材によって連結され、前記フックには、ロッ
ク開始時に引掛部材との接触によりフック部材を前記弾
性部材の付勢力に抗して前記ストッパ部材の回りで回動
させた後にロック状態に至らしめる案内縁が形成された
自動ロック装置の構成を採用している。
〔作用〕
コインボックス等の本体に錠本体が取り付けられ、コイ
ンボックス等の開閉体に引掛部材が取り付けられ、又は
その逆にコインボックス等の本体に引掛部材が取り付け
られ、開閉体に錠本体が取り付けられる。
施錠時においては、キーを用いないで単に開閉体をコイ
ンボックス等の本体の方に押し付けるように操作する。
すると、引掛部材がフック部材のフックの案内縁に当た
り、弾性部材の弾性力に抗して該フック部材を回動軸の
回りに回動せしめる。
フック部材が所定角度回動すると、引掛部材は案内縁か
ら離れ、弾性部材の復元力によりフック内に侵入し、該
フックと係合してロックがなされることになる。
一方、開錠する場合は、キーをキーホールに差し込み、
回動軸を回動せしめる。フック部材は弾性部材及びアー
ム部材を介して回動軸と一体になっているから、回動軸
と共に回動し、引掛部材から離れる。これにより、開閉
体を開くことができる。
〔実施例〕
以下、本考案に係る自動ロック装置の一実施例につい
て、第1図ないし第8図を参照して説明する。
第4図において、符号5は自動ロック装置が装着された
コインボックスを示している。
該コインボックス5は、ゲーム機,電話機等の中に収納
され、それらの中に投入されるコイン等を受けて収納し
ておくためのものであって、箱状の本体6を備え、該本
体6にヒンジ7を介して取り付けた開閉体8により本体
6の開口を開閉できるようになっている。
なお、符号9は該コインボックス5を運搬等するために
用いる取っ手を示している。
前記コインボックス5の本体6の所定箇所には、錠本体
10が取り付けられており、開閉体8たる蓋には錠本体10
と対になって協働する引掛部材11が取り付けられてい
る。
錠本体10は、第1図ないし第3図で示されるように、外
周に前記コインボックス本体6に止着するための雄螺子
12を有し、内部には図示しない錠機構を介して回動軸13
が前記雄螺子12と同軸的に設置され、一端部には回動軸
13を回動させるための図示しないキーを差し込むキーホ
ール14が形成されている。
なお、錠機構は公知のものを用いるので、その詳しい説
明は省略する。
前記錠本体10の回動軸13は非円形断面の軸であって局部
的に雄螺子が形成されており、その基部側には、該回動
軸13と一体となって回動するアーム部材15が取り付けら
れている。
該アーム部材15は、前記回動軸13の断面形と同じ形状の
非円形の穴16が穿設されたハブ17に一本のアーム18を突
設してなるもので、前記穴16の中に回動軸13が挿入され
ることにより、回動軸13に相互に回動不能に固定されて
いる。
また、前記回動軸13には、前記引掛部材11と係合した
り、分離したりするフック19を備えたフック部材20が取
り付けられている。
フック部材20は、前記回動軸13の径よりも大きな径の円
形の穴21を備えたハブ2を備え、その外側には前記フッ
ク19が設けられると共にアーム23が設けられている。ま
た、前記ハブ22の穴21の内縁には一つの突起24が形成さ
れている。
このフック部材20の中央の穴21には、円盤状のストッパ
部材25が挿入されている。
該ストッパ部材25は、その中心部に前記回動軸13の断面
形と同形の穴26が穿設され、外周の一部には該外周に沿
って弧状に伸びる切欠部27が形成されている。
このストッパ部材25は前記アーム部材15のハブ17に重な
るように回動軸13に装着され、更に該ストッパ部材25を
穴21の中に取り込むように前記フック部材20が回動軸13
に装着されている。そして、フック部材20の突起24がス
トッパ部材25の切欠部27内に侵入している。
これにより、フック部材20はストッパ部材25に支持され
て前記回動軸13の回りを回動可能となり、また突起24が
切欠部27による規制を受けることから所定の角度だけ回
動可能となっいる。
前記回動軸13には、更に座金28が装着され、その上から
ナット29により締め付けられている。このため、アーム
部材15及びフック部材20は回動軸13から脱落しないよう
に錠本体10に止着されることとなる。
更に、前記アーム部材15とフック部材20とは弾性部材30
たる引張コイルスプリングにより連結されている。この
ため、フック部材20は回動軸13の回りをフック19の先端
の突出方向に常時付勢され、その突起24がストッパ部材
25の切欠部27の一端に当接することにより一定の位置に
停止している。
前記フック部材20のフック19の外縁は、前記引掛部材11
の運動に伴って該引掛部材11と接触する湾曲した案内縁
31となっている。
該案内縁31は、施錠開始の際、引掛部材11と擦れ合いな
がら前記弾性部材0による付勢方向と反対方向に押圧さ
れ、そのためフック部材20が回動軸13の回りを回動し、
所定角度回動後に引掛部材11が案内縁31から外れるよう
形成されている。案内縁31から引掛部材11が離れると、
フック19内に引掛部材11を抱持する如くフック19の原位
置へと回動し、ロック状態となるものである。
一方、引掛部材11は、鋼棒をL字形に屈曲させてなるも
ので、屈曲した先端部32が施錠時において前記フック部
材20のフック19と係合しうるように突出している。
次に、上記構成の自動ロック装置の作動について説明す
る。
第4図の状態にある開閉体8たる蓋を閉める場合、第5
図の如く引掛部材11の屈曲部32がフック部材20の案内縁
31に当接し、第6図のように該案内縁31と擦れ合いなが
ら弾性部材30に抗してフック部材20を回動せしめる。フ
ック部材20は所定角度だけ回動すると案内縁31での接触
を解かれ、第7図のように略原位置に復帰すると共にそ
のフック19内に引掛部材11を抱き込む。これにより、ロ
ック状態となる。
一方、開錠するには、キーホール14内に図示しないキー
を差し込んで、回せばよい。
これにより、回動軸13はそれに取り付けられたフック部
材20と共に一体で回動し、第8図のようにフック部材20
のフック19は引掛部材11から外れる。従って、開閉体8
の再び第4図のように開きうることとなるものである。
〔考案の効果〕
本考案は以上のような構成を有するので、施錠のときは
開閉体を閉じる動作のみ行えば自動的にロックすること
ができ、手動のキー操作は不要となる。従って、開錠の
ときのみ手動のキー操作を必要とし、開閉体の開閉操作
を簡易かつ迅速化しうるものである。また、蓋,扉等を
開いた後、蓋等を閉じればフックが引掛部材に自動的に
係合するので施錠忘れを防止しうるものである。さら
に、錠本体の回動軸が板状のアーム部材及び円盤状のス
トッパ部材に挿入され、ストッパ部材が板状のフック部
材に挿入されており、錠本体、フック等が一体簡素化さ
れた構成であるから、ロック装置の収容スペースを低減
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る自動ロック装置の一実施例の分解
斜視図、第2図は組み立てられた自動ロック装置のキー
ホール側より見た斜視図、第3図は第2図におけると反
対方向より見た斜視図、第4図は開閉体を開けた状態の
コインボックスの斜視図、第5図ないし第7図は施錠時
のフック部材と引掛部材の動作を説明するもので、第5
図は開閉体を閉じようとする時に引掛部材がフック部材
の案内縁に当接した状態の斜視図、第6図は引掛部材が
フック部材の案内縁と当接してフック部材を回動させて
いる状態の斜視図、第7図はロックを完了した時の斜視
図、第8図は開錠時の斜視図、第9図は従来のロック装
置の斜視図である。 5…コインボックス、6…本体、8…開閉体、10…錠本
体、11…引掛部材、13…回動軸、14…キーホール、15…
アーム部材、18…アーム、19…フック、20…フック部
材、21…穴、23…アーム、24…突起、25…ストッパ部
材、27…切欠部、28…座金、29…ナット、30…弾性部
材、31…案内縁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】キーによって回動せしめられる錠本体の非
    円形断面の回動軸が板状のアーム部材及び円盤状のスト
    ッパ部材の各非円形穴に相互に回動不能に挿入され、前
    記ストッパ部材は、板状のフック部材の円形穴に、相互
    に所定角度回動可能に突起及び切欠部を介して挿入さ
    れ、前記フック部材はそのフックがロック状態となる向
    きに付勢されるよう前記アーム部材に弾性部材によって
    連結され、前記フックには、ロック開始時に引掛部材と
    の接触によりフック部材を前記弾性部材の付勢力に抗し
    て前記ストッパ部材の回りで回動させた後にロック状態
    に至らしめる案内縁が形成されたことを特徴とする自動
    ロック装置。
JP1989044773U 1989-04-17 1989-04-17 自動ロック装置 Expired - Lifetime JPH072903Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1989044773U JPH072903Y2 (ja) 1989-04-17 1989-04-17 自動ロック装置

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JP1989044773U JPH072903Y2 (ja) 1989-04-17 1989-04-17 自動ロック装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02134275U JPH02134275U (ja) 1990-11-07
JPH072903Y2 true JPH072903Y2 (ja) 1995-01-30

Family

ID=31558369

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JP1989044773U Expired - Lifetime JPH072903Y2 (ja) 1989-04-17 1989-04-17 自動ロック装置

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6023411U (ja) * 1983-07-26 1985-02-18 三菱自動車工業株式会社 車両用ドアガラスの雨水排出装置
JPH052755Y2 (ja) * 1985-12-28 1993-01-22

Also Published As

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JPH02134275U (ja) 1990-11-07

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