JPH07290115A - Dr鋼のストリツプを製造する装置および方法 - Google Patents
Dr鋼のストリツプを製造する装置および方法Info
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- JPH07290115A JPH07290115A JP7124533A JP12453395A JPH07290115A JP H07290115 A JPH07290115 A JP H07290115A JP 7124533 A JP7124533 A JP 7124533A JP 12453395 A JP12453395 A JP 12453395A JP H07290115 A JPH07290115 A JP H07290115A
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- B21B39/08—Braking or tensioning arrangements
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- Metal Rolling (AREA)
- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 連続焼きなまし炉(7)が前記炉を連続的に
通過する常温縮小された鋼のストリップ(1)を焼きな
ましするために配置されており、そして鋼のストリップ
を常温圧延するための圧延ミル(14、15)が前記炉
からの焼きなましされた鋼のストリップの出力をインラ
インで受取るために配置されている、DR(二重圧延さ
れた)鋼のストリップを製造する装置および方法。この
ミルは一方のみが外部から駆動される1対のワークロー
ル(16)を有する少なくとも1つのロールスタンドを
有する。圧延流体は、好ましくは鉱油を含まず、圧延ミ
ルにおいて圧延されているストリップに供給され、そし
て下流の張力適用手段(10)にストリップが入る前に
ストリップから除去される。 【効果】 本発明によれば、DR鋼のストリップをイン
ラインの操作の連続的焼きなましおよび引き続く常温縮
小の組み合わせにおいて製造することができる。
通過する常温縮小された鋼のストリップ(1)を焼きな
ましするために配置されており、そして鋼のストリップ
を常温圧延するための圧延ミル(14、15)が前記炉
からの焼きなましされた鋼のストリップの出力をインラ
インで受取るために配置されている、DR(二重圧延さ
れた)鋼のストリップを製造する装置および方法。この
ミルは一方のみが外部から駆動される1対のワークロー
ル(16)を有する少なくとも1つのロールスタンドを
有する。圧延流体は、好ましくは鉱油を含まず、圧延ミ
ルにおいて圧延されているストリップに供給され、そし
て下流の張力適用手段(10)にストリップが入る前に
ストリップから除去される。 【効果】 本発明によれば、DR鋼のストリップをイン
ラインの操作の連続的焼きなましおよび引き続く常温縮
小の組み合わせにおいて製造することができる。
Description
【0001】本発明は、DR(二重圧延された)鋼のス
トリップを製造する装置および方法に関する。
トリップを製造する装置および方法に関する。
【0002】DR鋼のストリップは、例えば、欧州工業
規格EN 10203、表3に記載されるように、高い
降伏強さまたは硬度をもつストリップの形態のパッケー
ジング鋼である。また、アメリカン・アイロン・アンド
・スチール・インスチチュート(American I
ron and Steel Institute)の
「薄いミル製品」、および日本工業規格 JIS G3
303を参照のこと。EN 10203は次の等級を規
定している:
規格EN 10203、表3に記載されるように、高い
降伏強さまたは硬度をもつストリップの形態のパッケー
ジング鋼である。また、アメリカン・アイロン・アンド
・スチール・インスチチュート(American I
ron and Steel Institute)の
「薄いミル製品」、および日本工業規格 JIS G3
303を参照のこと。EN 10203は次の等級を規
定している:
【0003】
【表1】
【0004】こうして、本発明は、このようなDRスト
リップ、とくに少なくとも550N/mm2の0.2%
耐力または少なくとも73N/mm2の硬度を有するも
のの製造に関する。
リップ、とくに少なくとも550N/mm2の0.2%
耐力または少なくとも73N/mm2の硬度を有するも
のの製造に関する。
【0005】常温縮小(cold−reduced)お
よび連続的に焼きなましされた鋼の厚さを比較的大きく
減少させる、二重常温縮小ミルにおいてDR鋼のストリ
ップを製造することは知られている。意図する降伏強さ
に依存して、縮小は50%までである。DR圧延は湿式
で実施される;換言すると、圧延流体を潤滑剤として鉱
油の水性エマルジョンの形態で適用される。実際には、
連続的焼きなまし工程および引き続くDR圧延工程は2
つの別の操作である。参照、″Steel in th
e USSR″、London、19(1989)Ju
ne、No.6、pp.256−258、米国特許(U
S−A)第3095361号および欧州特許出願(EP
−A)第46423号。
よび連続的に焼きなましされた鋼の厚さを比較的大きく
減少させる、二重常温縮小ミルにおいてDR鋼のストリ
ップを製造することは知られている。意図する降伏強さ
に依存して、縮小は50%までである。DR圧延は湿式
で実施される;換言すると、圧延流体を潤滑剤として鉱
油の水性エマルジョンの形態で適用される。実際には、
連続的焼きなまし工程および引き続くDR圧延工程は2
つの別の操作である。参照、″Steel in th
e USSR″、London、19(1989)Ju
ne、No.6、pp.256−258、米国特許(U
S−A)第3095361号および欧州特許出願(EP
−A)第46423号。
【0006】DR鋼のストリップより低い降伏強さをも
つパッケージング鋼の等級について、常温縮小および焼
きなましされた鋼は別の操作でテンパー圧延されること
を述べることができる。この目的は鋼を降伏強さを越え
て変形させて、それ以上の変形においていわゆるリュー
ダース線を防止し、そしてある場合において表面の美的
効果を達成することである。このようなテンパー圧延に
おいて、1〜最大数%の小さい縮小が適用される。テン
パー圧延は乾式で、換言すると圧延流体を適用しないで
実施される。
つパッケージング鋼の等級について、常温縮小および焼
きなましされた鋼は別の操作でテンパー圧延されること
を述べることができる。この目的は鋼を降伏強さを越え
て変形させて、それ以上の変形においていわゆるリュー
ダース線を防止し、そしてある場合において表面の美的
効果を達成することである。このようなテンパー圧延に
おいて、1〜最大数%の小さい縮小が適用される。テン
パー圧延は乾式で、換言すると圧延流体を適用しないで
実施される。
【0007】連続的焼きなましの工程は、ストリップの
中に所望の温度のプロフィルをつくる焼きなまし炉にス
トリップを連続的に通過させることを意味する。したが
って、炉の中のストリップの速度は一定である。これ
は、全コイルが長期間にわたって加熱される、コイルの
焼きなましと対照的である。
中に所望の温度のプロフィルをつくる焼きなまし炉にス
トリップを連続的に通過させることを意味する。したが
って、炉の中のストリップの速度は一定である。これ
は、全コイルが長期間にわたって加熱される、コイルの
焼きなましと対照的である。
【0008】DR鋼のストリップの製造において、単一
の照明の操作で連続的焼きなましおよび引き続く常温縮
小工程を組み合わせることが可能であると考えられるて
きていない.本発明の目的は、DR鋼のストリップをイ
ンラインの操作の連続的焼きなましおよび引き続く常温
縮小の組み合わせにおいて製造することができる、装置
および方法を提供することである。
の照明の操作で連続的焼きなましおよび引き続く常温縮
小工程を組み合わせることが可能であると考えられるて
きていない.本発明の目的は、DR鋼のストリップをイ
ンラインの操作の連続的焼きなましおよび引き続く常温
縮小の組み合わせにおいて製造することができる、装置
および方法を提供することである。
【0009】本発明によれば、1つの面において、組み
合わせにおいて、(i)連続焼きなまし炉、前記炉はそ
れを連続的に通過する常温縮小された鋼のストリップを
焼きなましすることができる、(ii)前記炉からの焼
きなましされた鋼のストリップの出力をインラインで受
取るように配置され、そして一方のみが外部から駆動さ
れる1対のワークロールを有する少なくとも1つのロー
ルスタンドを有し、鋼のストリップを常温圧延する圧延
ミル、(iii)前記圧延ミルの下流の第1張力適用手
段およびその上流の第2張力適用手段を含む、前記圧延
ミルにおいて圧延されている前記ストリップに張力を加
える手段、(iv)前記圧延ミルにおいて圧延されてい
る前記ストリップに圧延流体を適用する手段、および
(v)前記ストリップが前記第1張力適用手段に入る前
に前記ストリップから前記圧延流体を除去する手段、を
有する、DR鋼のストリップを製造する装置が提供され
る。
合わせにおいて、(i)連続焼きなまし炉、前記炉はそ
れを連続的に通過する常温縮小された鋼のストリップを
焼きなましすることができる、(ii)前記炉からの焼
きなましされた鋼のストリップの出力をインラインで受
取るように配置され、そして一方のみが外部から駆動さ
れる1対のワークロールを有する少なくとも1つのロー
ルスタンドを有し、鋼のストリップを常温圧延する圧延
ミル、(iii)前記圧延ミルの下流の第1張力適用手
段およびその上流の第2張力適用手段を含む、前記圧延
ミルにおいて圧延されている前記ストリップに張力を加
える手段、(iv)前記圧延ミルにおいて圧延されてい
る前記ストリップに圧延流体を適用する手段、および
(v)前記ストリップが前記第1張力適用手段に入る前
に前記ストリップから前記圧延流体を除去する手段、を
有する、DR鋼のストリップを製造する装置が提供され
る。
【0010】手段のこの組み合わせは、1つの操作で常
温縮小されたストリップからのDR鋼のストリップの製
造を可能とする。この利点はコストがかなり節約される
ことである。なぜなら、2つの操作の間の中間の貯蔵お
よび中間の輸送が排除されると同時に、一部分輸送の損
傷が回避されかつ製造出力が増加するので、品質を改良
することができるからである。
温縮小されたストリップからのDR鋼のストリップの製
造を可能とする。この利点はコストがかなり節約される
ことである。なぜなら、2つの操作の間の中間の貯蔵お
よび中間の輸送が排除されると同時に、一部分輸送の損
傷が回避されかつ製造出力が増加するので、品質を改良
することができるからである。
【0011】焼きなましされたストリップをインライン
で圧延ミルにより受取るとは、ある長さのストリップの
端における速度の調節を可能ならば別として、ストリッ
プを焼きなまし炉および圧延ミルの両方に同時に通過さ
せることを意味する(その目的のために、調節可能なル
ーパーのようなアキュムレーターを使用することができ
る)。
で圧延ミルにより受取るとは、ある長さのストリップの
端における速度の調節を可能ならば別として、ストリッ
プを焼きなまし炉および圧延ミルの両方に同時に通過さ
せることを意味する(その目的のために、調節可能なル
ーパーのようなアキュムレーターを使用することができ
る)。
【0012】圧延ミルのロールスタンドのワークロール
を一方の側でのみ外部で駆動する特徴は、他方の非駆動
よく知られているをストリップとのその接触により回転
することを意味する。好ましくは、駆動されるワークロ
ールは支持体または1または2以上のバックアップロー
ルを介して駆動される。ロールスタンドのこの一方の側
の駆動は、必要に応じて、ワークロールの急速な交換を
可能とする。なぜなら、使用したワークロールを除去し
そして新しいワークロールを同一方向に挿入するために
空間がミルにおいて利用可能である、すなわち、使用し
たロールがロールスタンドの一方の側に向かって抜き出
され、そして新しいロールをロールスタンドの反対側か
ら挿入されるからである。このために、例えば、アキュ
ムレーターを使用して、連続的焼きなまし操作の混乱を
排除するか、あるいは最小することができる。
を一方の側でのみ外部で駆動する特徴は、他方の非駆動
よく知られているをストリップとのその接触により回転
することを意味する。好ましくは、駆動されるワークロ
ールは支持体または1または2以上のバックアップロー
ルを介して駆動される。ロールスタンドのこの一方の側
の駆動は、必要に応じて、ワークロールの急速な交換を
可能とする。なぜなら、使用したワークロールを除去し
そして新しいワークロールを同一方向に挿入するために
空間がミルにおいて利用可能である、すなわち、使用し
たロールがロールスタンドの一方の側に向かって抜き出
され、そして新しいロールをロールスタンドの反対側か
ら挿入されるからである。このために、例えば、アキュ
ムレーターを使用して、連続的焼きなまし操作の混乱を
排除するか、あるいは最小することができる。
【0013】ストリップが下流張力適用手段の中に入る
前に、圧延流体を、例えば、乾燥により、除去する特徴
は、張力適用手段におけるストリップのすべりを回避す
ることである。
前に、圧延流体を、例えば、乾燥により、除去する特徴
は、張力適用手段におけるストリップのすべりを回避す
ることである。
【0014】圧延ミルは好ましくは少なくとも2つのロ
ールスタンドを有する。これは、縮小を本質的に第1ロ
ールスタンドにおいて与え、そして要求される表面仕上
げを本質的に第2ロールスタンドにおいて適用すること
ができるという利点を有する。
ールスタンドを有する。これは、縮小を本質的に第1ロ
ールスタンドにおいて与え、そして要求される表面仕上
げを本質的に第2ロールスタンドにおいて適用すること
ができるという利点を有する。
【0015】圧延ミルの前記または各ロールスタンドは
2−スタンドの、6−高さの圧延ミルである。これによ
り、より大きい縮小を与えることができる。
2−スタンドの、6−高さの圧延ミルである。これによ
り、より大きい縮小を与えることができる。
【0016】第1(上流)のロールスタンドのワークロ
ールの荒さは好ましくは0.04μmRaより小さく、
そしてこれらのワークロールはより好ましくは磨かれお
よび/またはクロムめっきされている。驚くべきことに
は、第1ロールスタンドにおけるワークロールが非常に
平滑である場合、第1スタンドにおけるより大きい縮小
が促進される、すなわち、それらは非常に低いRa荒さ
値を有することが発見された。
ールの荒さは好ましくは0.04μmRaより小さく、
そしてこれらのワークロールはより好ましくは磨かれお
よび/またはクロムめっきされている。驚くべきことに
は、第1ロールスタンドにおけるワークロールが非常に
平滑である場合、第1スタンドにおけるより大きい縮小
が促進される、すなわち、それらは非常に低いRa荒さ
値を有することが発見された。
【0017】好ましくは第1張力適用手段は複数のブラ
イドル(bridle)ロール対からなる。圧延ミルに
おいてストリップに張力を適用する手段は、また、圧延
ミルの上流の複数のブライドルロール対の形態の第2張
力適用手段からなることができる。
イドル(bridle)ロール対からなる。圧延ミルに
おいてストリップに張力を適用する手段は、また、圧延
ミルの上流の複数のブライドルロール対の形態の第2張
力適用手段からなることができる。
【0018】第1および第2の張力適用手段の各々は3
つのブライドルロール対を有することができる、および
/または第1および第2の張力適用手段の各々は少なく
とも750mmのロール直径をもつ少なくとも1つのブ
ライドルロール対を有することができる。一方の側のみ
駆動されるワークロールをもつ圧延ミルにおいて、これ
は圧延の間のストリップにおける追加の改良された引張
り応力、結局圧延ミルにおける厚さの大きい減少が可能
であることを意味する。
つのブライドルロール対を有することができる、および
/または第1および第2の張力適用手段の各々は少なく
とも750mmのロール直径をもつ少なくとも1つのブ
ライドルロール対を有することができる。一方の側のみ
駆動されるワークロールをもつ圧延ミルにおいて、これ
は圧延の間のストリップにおける追加の改良された引張
り応力、結局圧延ミルにおける厚さの大きい減少が可能
であることを意味する。
【0019】好ましくは、ストリップから圧延流体を除
去する手段は乾燥装置から成る。圧延流体中の水を効率
よくかつ完全に除去することができる。
去する手段は乾燥装置から成る。圧延流体中の水を効率
よくかつ完全に除去することができる。
【0020】本発明によるDR鋼のストリップの製造に
おいて起こる大きい縮小の結果として、DR鋼のストリ
ップの意図する出口厚さにおいて変動が起こることがあ
ることが発見された。結局、圧延前のストリップの厚さ
を測定する厚さゲージを圧延ミルの出口側に配置するこ
とが好ましい。DR鋼のストリップの出口厚さの測定に
基づいて、縮小、および結局出口厚さを降伏強さまたは
硬度について相対的DR等級に適用可能な範囲内に手動
的または自動的に調節することができる。
おいて起こる大きい縮小の結果として、DR鋼のストリ
ップの意図する出口厚さにおいて変動が起こることがあ
ることが発見された。結局、圧延前のストリップの厚さ
を測定する厚さゲージを圧延ミルの出口側に配置するこ
とが好ましい。DR鋼のストリップの出口厚さの測定に
基づいて、縮小、および結局出口厚さを降伏強さまたは
硬度について相対的DR等級に適用可能な範囲内に手動
的または自動的に調節することができる。
【0021】好ましくは、圧延前のストリップの厚さを
測定する厚さゲージは圧延ミルの前に配置する。これに
より、所望のDR等級のための降伏強さまたは硬度につ
いて許容可能な範囲内で厚さゲージにより媒体された入
口厚さの変動を補償することによって、DR鋼のストリ
ップの意図する厚さをなおいっそうよく達成することが
できる。
測定する厚さゲージは圧延ミルの前に配置する。これに
より、所望のDR等級のための降伏強さまたは硬度につ
いて許容可能な範囲内で厚さゲージにより媒体された入
口厚さの変動を補償することによって、DR鋼のストリ
ップの意図する厚さをなおいっそうよく達成することが
できる。
【0022】本発明の他の面は、インラインで実施され
る工程: (i)連続焼きなまし炉(7)において常温縮小された
鋼のストリップ(1)を焼きなましすると同時に、前記
ストリップに第1張力を加え、(ii)ストリップ
(1)が連続焼きなまし炉から出るとき、鋼のストリッ
プを常温圧延する圧延ミル(3)に工程(i)からの焼
きなましされた鋼のストリップを連続的に通し、(ii
i)工程(i)からの焼きなましされた鋼のストリップ
を前記圧延ミルにおいて圧延すると同時に、圧延ミルの
下流の第1張力適用手段(10)およびその上流の第2
張力適用手段(9)により前記第1張力より大きい第2
張力を圧延ミルにおいてストリップに加え、(iv)前
記圧延の間に鉱油不含圧延流体を使用してストリップを
潤滑し、そして(v)前記圧延後にかつ前記圧延ミルの
前記第1張力適用手段(10)にストリップが入る前
に、ストリップから前記圧延流体を除去する、からな
る、常温縮小された鋼のストリップからDR鋼のストリ
ップを製造する方法にある。
る工程: (i)連続焼きなまし炉(7)において常温縮小された
鋼のストリップ(1)を焼きなましすると同時に、前記
ストリップに第1張力を加え、(ii)ストリップ
(1)が連続焼きなまし炉から出るとき、鋼のストリッ
プを常温圧延する圧延ミル(3)に工程(i)からの焼
きなましされた鋼のストリップを連続的に通し、(ii
i)工程(i)からの焼きなましされた鋼のストリップ
を前記圧延ミルにおいて圧延すると同時に、圧延ミルの
下流の第1張力適用手段(10)およびその上流の第2
張力適用手段(9)により前記第1張力より大きい第2
張力を圧延ミルにおいてストリップに加え、(iv)前
記圧延の間に鉱油不含圧延流体を使用してストリップを
潤滑し、そして(v)前記圧延後にかつ前記圧延ミルの
前記第1張力適用手段(10)にストリップが入る前
に、ストリップから前記圧延流体を除去する、からな
る、常温縮小された鋼のストリップからDR鋼のストリ
ップを製造する方法にある。
【0023】好ましくは、前述の第2張力は少なくとも
20kN/mのストリップ幅であって、適当な安定な圧
延を提供する。前述の第1張力は低い、すなわち、焼き
なまし炉においてストリップの輸送を維持すると同時
に、普通であるように、柔らかい焼きなましされた材料
の伸長を回避するために十分であることができる。
20kN/mのストリップ幅であって、適当な安定な圧
延を提供する。前述の第1張力は低い、すなわち、焼き
なまし炉においてストリップの輸送を維持すると同時
に、普通であるように、柔らかい焼きなましされた材料
の伸長を回避するために十分であることができる。
【0024】好ましくは、圧延ミルにおいて実施される
厚さの減少は少なくとも15%であり、そしてストリッ
プの所望の最終性質を提供するように選択される。
厚さの減少は少なくとも15%であり、そしてストリッ
プの所望の最終性質を提供するように選択される。
【0025】好ましくは、圧延流体の除去はストリップ
を乾燥することからなる。これらの手段はインラインの
DR鋼のストリップの製造を可能とする。
を乾燥することからなる。これらの手段はインラインの
DR鋼のストリップの製造を可能とする。
【0026】圧延流体は好ましくは水洗浄可能な流体で
あり、そしてより好ましくは水中油型の本質的に鉱油不
含のエマルジョンであり、好ましくは分散した(内部)
相中に少なくとも1種の合成エステルを使用する。これ
はすすぎ以外の圧延ミルの清浄および引き続く乾燥が不
必要となることを意味する。したがって、パッケージン
グ鋼の他の等級のDRから乾式テンパー圧延への切換え
は非常に短時間でなされる。対照的に、鉱油含有エマル
ジョンがDR圧延において圧延流体として使用された場
合、非常に汚れるようになるミルを清浄するために、長
さ時間、例えば、8時間を必要とする。これはこのよう
な連続的に作動する高いコストの装置について実際的で
はなく、そして、炉の容量がDRストリップに要求され
るされるより大きいために、連続焼きなまし炉をインラ
インで圧延ミルと組み合わせることは不可能である。し
たがって、炉はその容量を種々の製品の製造において完
全に使用することができるように、ミルから離して保持
されてきている。本発明によれば、これらの問題を克服
することができる。
あり、そしてより好ましくは水中油型の本質的に鉱油不
含のエマルジョンであり、好ましくは分散した(内部)
相中に少なくとも1種の合成エステルを使用する。これ
はすすぎ以外の圧延ミルの清浄および引き続く乾燥が不
必要となることを意味する。したがって、パッケージン
グ鋼の他の等級のDRから乾式テンパー圧延への切換え
は非常に短時間でなされる。対照的に、鉱油含有エマル
ジョンがDR圧延において圧延流体として使用された場
合、非常に汚れるようになるミルを清浄するために、長
さ時間、例えば、8時間を必要とする。これはこのよう
な連続的に作動する高いコストの装置について実際的で
はなく、そして、炉の容量がDRストリップに要求され
るされるより大きいために、連続焼きなまし炉をインラ
インで圧延ミルと組み合わせることは不可能である。し
たがって、炉はその容量を種々の製品の製造において完
全に使用することができるように、ミルから離して保持
されてきている。本発明によれば、これらの問題を克服
することができる。
【0027】操作の間、エマルジョン中の滴(内部相の
小球)の数の好ましくは50%は1μmより大きい。後
述する実験は、これらの大きい滴が圧延の結果を改良す
ることを示した。エマルジョンの調製後、滴は経時的に
および/または操作の間により小さくなることがある。
したがって、エマルジョンは、滴が上に定義したように
1μmより小さいくなるとき、交換することができる。
小球)の数の好ましくは50%は1μmより大きい。後
述する実験は、これらの大きい滴が圧延の結果を改良す
ることを示した。エマルジョンの調製後、滴は経時的に
および/または操作の間により小さくなることがある。
したがって、エマルジョンは、滴が上に定義したように
1μmより小さいくなるとき、交換することができる。
【0028】好ましくは、圧延流体を除去する工程はス
トリップを乾燥することからなる。なかでも、これはエ
マルジョンから水を除去する。圧延流体の残留物はDR
鋼のストリップに対して保存効果を有することができ
る。DR鋼のストリップをさらに被覆、例えば、錫また
はクロムでめっきすべきとき、それらの残留物は被覆前
に被覆ラインのクリーニングステーションにおいて容易
に除去することができる。10〜15mg/m2の残留
物は許容されうる。
トリップを乾燥することからなる。なかでも、これはエ
マルジョンから水を除去する。圧延流体の残留物はDR
鋼のストリップに対して保存効果を有することができ
る。DR鋼のストリップをさらに被覆、例えば、錫また
はクロムでめっきすべきとき、それらの残留物は被覆前
に被覆ラインのクリーニングステーションにおいて容易
に除去することができる。10〜15mg/m2の残留
物は許容されうる。
【0029】本発明は、ワークロールを圧延ミルの第1
側に向かって動かすことによって使用したワークロール
を圧延ミルから抜き出し、そして前記第1側に対して反
対の圧延ミルの第2側からワークロールを圧延ミルの中
に動かすことによって置換のワークロールを挿入するこ
とによって、圧延ミルにおいてワークロールを交換する
工程をさらに含む。ワークロールを交換するこの工程は
前記連続焼きなまし炉におけるストリップの連続的に焼
きなましを妨害しないで実施することができる。
側に向かって動かすことによって使用したワークロール
を圧延ミルから抜き出し、そして前記第1側に対して反
対の圧延ミルの第2側からワークロールを圧延ミルの中
に動かすことによって置換のワークロールを挿入するこ
とによって、圧延ミルにおいてワークロールを交換する
工程をさらに含む。ワークロールを交換するこの工程は
前記連続焼きなまし炉におけるストリップの連続的に焼
きなましを妨害しないで実施することができる。
【0030】好ましくは、本発明に従う方法により製造
されたDR鋼のストリップは0.15mmまたはそれよ
り小さい厚さを有する。この方法において、きわめてす
ぐれた等級の硬い、すべての普通のそれ以上の処理、例
えば、錫めっき,クロムめっきまたはプラスチック材料
により積層のために適当な、きわめて薄いパッケージン
グ鋼を製造することができる。
されたDR鋼のストリップは0.15mmまたはそれよ
り小さい厚さを有する。この方法において、きわめてす
ぐれた等級の硬い、すべての普通のそれ以上の処理、例
えば、錫めっき,クロムめっきまたはプラスチック材料
により積層のために適当な、きわめて薄いパッケージン
グ鋼を製造することができる。
【0031】本発明において使用する鋼は、それが所望
の高いテンパーの製品を形成するために適当であるとい
う要件を除外して限定されず、そしてDR製品のために
従来使用されている材料であることができる。C含量が
0.03〜0.1重量%の低炭素鋼は好ましい。
の高いテンパーの製品を形成するために適当であるとい
う要件を除外して限定されず、そしてDR製品のために
従来使用されている材料であることができる。C含量が
0.03〜0.1重量%の低炭素鋼は好ましい。
【0032】本発明の態様を非限定的実施例により添付
図面を参照して説明する。
図面を参照して説明する。
【0033】実施例 ある数実験を、下に記載する、図1および図2に示す装
置を使用して実施した。それらの実験のための条件を表
1に記載する。実験4〜8は本発明の範囲内である。試
験材料は900mm(幅)×0.19mm(厚さ)の寸
法の常温縮小された低炭素鋼のストリップであった。使
用する鋼は次の要件を満足する: C 0.06〜0.1重量%、Mn 0.36〜0.
44重量%、N 55〜90ppm、残部のFeおよ
び普通の微量元素。
置を使用して実施した。それらの実験のための条件を表
1に記載する。実験4〜8は本発明の範囲内である。試
験材料は900mm(幅)×0.19mm(厚さ)の寸
法の常温縮小された低炭素鋼のストリップであった。使
用する鋼は次の要件を満足する: C 0.06〜0.1重量%、Mn 0.36〜0.
44重量%、N 55〜90ppm、残部のFeおよ
び普通の微量元素。
【0034】この鋼を普通の方法で処理して連続焼きな
まし炉7の中で600℃において再結晶化焼きなましし
た。これにより、前の常温縮小の効果は実質的に除去さ
れる。速度は焼きなまし炉7への入口において200m
/分であった。
まし炉7の中で600℃において再結晶化焼きなましし
た。これにより、前の常温縮小の効果は実質的に除去さ
れる。速度は焼きなまし炉7への入口において200m
/分であった。
【0035】実験No.1(表参照)において、ミル3
における圧延は乾式であった、すなわち、圧延流体を適
用した。2%までの縮小は可能でありそしてT67テン
パーまでの等級を製造した。
における圧延は乾式であった、すなわち、圧延流体を適
用した。2%までの縮小は可能でありそしてT67テン
パーまでの等級を製造した。
【0036】実験2、3および4において、ミル3にお
ける圧延は湿式であり、圧延流体として水中の合成エス
テルの鉱油不含エマルジョンAを使用した。合成エステ
ルの潤滑剤はスイス国レイデンのスフィンクス・ケミカ
ル社(Sphinx Chemical GmbH)の
スフィンクス(Sphinx)RL330であった。合
成エステルは水中の2重量%の量であった。
ける圧延は湿式であり、圧延流体として水中の合成エス
テルの鉱油不含エマルジョンAを使用した。合成エステ
ルの潤滑剤はスイス国レイデンのスフィンクス・ケミカ
ル社(Sphinx Chemical GmbH)の
スフィンクス(Sphinx)RL330であった。合
成エステルは水中の2重量%の量であった。
【0037】実験2において、定めるた縮小および最終
厚さは得られなかった。これは湿ったストリップのすべ
りにより引き起こされた。次に、テンパー−圧延ミルの
スタンド15を去った後、ストリップを乾燥した。これ
は本質的に水を除去した。これを使用して、実験3にお
ける方法は15%の縮小およびまだDRでないT65〜
T67のテンパー等級を生成した。上の実験において、
0.4〜1.7μmRaの通常の荒さをもつグラウンド
ワークロールを使用した。
厚さは得られなかった。これは湿ったストリップのすべ
りにより引き起こされた。次に、テンパー−圧延ミルの
スタンド15を去った後、ストリップを乾燥した。これ
は本質的に水を除去した。これを使用して、実験3にお
ける方法は15%の縮小およびまだDRでないT65〜
T67のテンパー等級を生成した。上の実験において、
0.4〜1.7μmRaの通常の荒さをもつグラウンド
ワークロールを使用した。
【0038】次いで、実験4において、0.04μmR
aより低い荒さをもつ磨いたワークロールをミル3のス
タンド14において使用した。これは18%の縮小およ
び正確にDR580の範囲の硬度を生成した。
aより低い荒さをもつ磨いたワークロールをミル3のス
タンド14において使用した。これは18%の縮小およ
び正確にDR580の範囲の硬度を生成した。
【0039】実験5、6、7および8は、2対の代わり
に3対のブライドルロールならびに水中の同一の合成エ
ステルであるが、1μmより大きい大きさの大きい滴
(内部相の小球)をもつ異なるエマルジョンBとともに
より高いブライドル容量を使用した。
に3対のブライドルロールならびに水中の同一の合成エ
ステルであるが、1μmより大きい大きさの大きい滴
(内部相の小球)をもつ異なるエマルジョンBとともに
より高いブライドル容量を使用した。
【0040】実験6において、エマルジョン中の潤滑剤
(合成エステル)の量を2重量%から3重量%に上昇し
た;グラウンドロールを使用してさえ、これは30%の
縮小およびDR580を達成することができる。
(合成エステル)の量を2重量%から3重量%に上昇し
た;グラウンドロールを使用してさえ、これは30%の
縮小およびDR580を達成することができる。
【0041】実験7において、磨いたワークロールを実
験4におけるように使用し、そしてこれは35%の縮小
およびDR620を達成した。最後に実験8において、
クロムめっきしたワークロールをスタンド14において
使用し、これにより極めて薄いパッケージング鋼は0.
12mmの厚さで製造された。
験4におけるように使用し、そしてこれは35%の縮小
およびDR620を達成した。最後に実験8において、
クロムめっきしたワークロールをスタンド14において
使用し、これにより極めて薄いパッケージング鋼は0.
12mmの厚さで製造された。
【0042】図1は、デコイラー2において巻き戻した
後、既に常温縮小されたストリップ1は常温縮小のため
に右から左に連続焼きなまし炉7および圧延ミル3を通
して走行し、そして最後にコイラー4により巻き取られ
る。
後、既に常温縮小されたストリップ1は常温縮小のため
に右から左に連続焼きなまし炉7および圧延ミル3を通
して走行し、そして最後にコイラー4により巻き取られ
る。
【0043】
【表2】
【0044】ストリップの移動方向において見て、連続
焼きなまし炉は順次にクリーニングライン5、入口ルー
ピングタワー6、連続焼きなまし炉7それ自体および出
口ルーピングタワー8から成る。ストリップ1は一定速
度で炉7を通して走行する。ストリップ1は停止させな
い。この目的で、炉7の入口側に、ルーピングタワー6
が存在し、ここでストリップの素材は貯蔵されそして新
しいコイルの頭部がデコイラー2において先行するコイ
ルの尾部に溶接されるとき、炉7はストリップを取り去
る。同様な方法で、圧延ミル3のロールを交換すると
き、炉7からのストリップはルーピングタワー8の中に
貯蔵され、交換の間、ミルはストリップを取り去らな
い。図1が概略的に示すように、出口ルーピングタワー
8は入口ルーピングタワー6の大きさのほぼ2倍であ
る。この比は適当である。なぜなら、前述したように、
ミル3はストリップの一方の側でのみ駆動されるロール
を有し、これによりロールをミルの一方の側から導入す
ると同時に他方の側からロールを除去することができる
ので、ロールを交換を急速に行うことができるからであ
る。ロールをストリップの両側で駆動する場合、出口ル
ーピングタワー8はその大きさのほぼ3倍でなくてはな
らず、これは出口ルーピングタワーのためにさらにいっ
そう大きい投資を意味するであろう。
焼きなまし炉は順次にクリーニングライン5、入口ルー
ピングタワー6、連続焼きなまし炉7それ自体および出
口ルーピングタワー8から成る。ストリップ1は一定速
度で炉7を通して走行する。ストリップ1は停止させな
い。この目的で、炉7の入口側に、ルーピングタワー6
が存在し、ここでストリップの素材は貯蔵されそして新
しいコイルの頭部がデコイラー2において先行するコイ
ルの尾部に溶接されるとき、炉7はストリップを取り去
る。同様な方法で、圧延ミル3のロールを交換すると
き、炉7からのストリップはルーピングタワー8の中に
貯蔵され、交換の間、ミルはストリップを取り去らな
い。図1が概略的に示すように、出口ルーピングタワー
8は入口ルーピングタワー6の大きさのほぼ2倍であ
る。この比は適当である。なぜなら、前述したように、
ミル3はストリップの一方の側でのみ駆動されるロール
を有し、これによりロールをミルの一方の側から導入す
ると同時に他方の側からロールを除去することができる
ので、ロールを交換を急速に行うことができるからであ
る。ロールをストリップの両側で駆動する場合、出口ル
ーピングタワー8はその大きさのほぼ3倍でなくてはな
らず、これは出口ルーピングタワーのためにさらにいっ
そう大きい投資を意味するであろう。
【0045】図2において、ストリップ1は右から左に
入口側のブライドル9、常温圧延のための圧延ミル3お
よび出口側10のブライドル10を通して走行する。ブ
ライドル9および10はストリップの厚さを減少する目
的のためのブライドルと圧延ミルとの間のストリップに
増加した引張り応力、すなわち、連続焼きなまし炉にお
いてストリップをちょうど運搬するための引張り応力よ
りかなりいっそう高い引張り応力を付与する。図2にお
いて、ブライドル9および10の各々は3つのブライド
ルロール対11、12および13から成るが、従来のこ
れらのブライドルの各々は通常最大2つのブライドルロ
ール対から成る。それゆえ図2において、ブライドル容
量は余分の付加により増加するので、追加的に増加した
引張り応力がストリップにおいて得られる。ブライドル
ロールの各々は750mmの比較的大きい直径を有す
る。
入口側のブライドル9、常温圧延のための圧延ミル3お
よび出口側10のブライドル10を通して走行する。ブ
ライドル9および10はストリップの厚さを減少する目
的のためのブライドルと圧延ミルとの間のストリップに
増加した引張り応力、すなわち、連続焼きなまし炉にお
いてストリップをちょうど運搬するための引張り応力よ
りかなりいっそう高い引張り応力を付与する。図2にお
いて、ブライドル9および10の各々は3つのブライド
ルロール対11、12および13から成るが、従来のこ
れらのブライドルの各々は通常最大2つのブライドルロ
ール対から成る。それゆえ図2において、ブライドル容
量は余分の付加により増加するので、追加的に増加した
引張り応力がストリップにおいて得られる。ブライドル
ロールの各々は750mmの比較的大きい直径を有す
る。
【0046】図2における圧延ミル3はいわゆる2スタ
ンドん、6−高さの圧延ミルであり、第1ロールスタン
ド14および第2ロールスタンド15をもつ。各スタン
ドはワークロール16、中間ロール17、およびバック
アップロール18を有する。スタンド14の前、スタン
ド14とスタンド15との間、およびスタンド15の後
に、応力記録張力ロール19の組が存在し、各々はスト
リップ中の引張り応力を測定する3ロールから成る。さ
らに、テンパー−圧延ミルにおける種々の位置におい
て、図面は圧延流体を供給するためのスプレー20を示
す。出口側における2つの転向ロール21の間に、熱空
気を吹付ける手段23をもつ乾燥装置が存在する。図2
に示されていないが、例えば、圧延ミルを去るとき、ス
トリップができるだけ少ない圧延流体を有することを保
証するために、圧延ミルの中にスプラッシュガードのよ
うな手段が存在する。厚さゲージ20を応力記録張力ロ
ールの最後の組の後に配置させて、圧延後のストリップ
の厚さを測定する。ここで測定された厚さは縮小におけ
る補正のための基準として働く。厚さゲージ25を圧延
ミルの前に配置して、圧延前のストリップの厚さを測定
する。
ンドん、6−高さの圧延ミルであり、第1ロールスタン
ド14および第2ロールスタンド15をもつ。各スタン
ドはワークロール16、中間ロール17、およびバック
アップロール18を有する。スタンド14の前、スタン
ド14とスタンド15との間、およびスタンド15の後
に、応力記録張力ロール19の組が存在し、各々はスト
リップ中の引張り応力を測定する3ロールから成る。さ
らに、テンパー−圧延ミルにおける種々の位置におい
て、図面は圧延流体を供給するためのスプレー20を示
す。出口側における2つの転向ロール21の間に、熱空
気を吹付ける手段23をもつ乾燥装置が存在する。図2
に示されていないが、例えば、圧延ミルを去るとき、ス
トリップができるだけ少ない圧延流体を有することを保
証するために、圧延ミルの中にスプラッシュガードのよ
うな手段が存在する。厚さゲージ20を応力記録張力ロ
ールの最後の組の後に配置させて、圧延後のストリップ
の厚さを測定する。ここで測定された厚さは縮小におけ
る補正のための基準として働く。厚さゲージ25を圧延
ミルの前に配置して、圧延前のストリップの厚さを測定
する。
【0047】本発明を態様および実施例により例示した
が、本発明はそれらに限定されず、そして変更および改
良を本発明の概念の範囲内で行うことができる。
が、本発明はそれらに限定されず、そして変更および改
良を本発明の概念の範囲内で行うことができる。
【0048】本発明の主な特徴および態様は次の通りで
ある。
ある。
【0049】1.組み合わせにおいて、(i)連続焼き
なまし炉(7)、前記炉はそれを連続的に通過する常温
縮小された鋼のストリップを焼きなましすることができ
る、(ii)前記炉(7)からの焼きなましされた鋼の
ストリップの出力をインラインで受取るように配置さ
れ、そして一方のみが外部から駆動される1対のワーク
ロール(16)を有する少なくとも1つのロールスタン
ド(14、15)を有し、鋼のストリップを常温圧延す
る圧延ミル(3)、(iii)前記圧延ミルの下流の第
1張力適用手段(10)およびその上流の第2張力適用
手段(9)を含む、前記圧延ミルにおいて圧延されてい
る前記ストリップに張力を加える手段、(iv)前記圧
延ミルにおいて圧延されている前記ストリップに圧延流
体を適用する手段(20)、および(v)前記ストリッ
プが前記第1張力適用手段に入る前に前記ストリップか
ら前記圧延流体を除去する手段(22、23)、を有す
る、DR鋼のストリップを製造する装置。
なまし炉(7)、前記炉はそれを連続的に通過する常温
縮小された鋼のストリップを焼きなましすることができ
る、(ii)前記炉(7)からの焼きなましされた鋼の
ストリップの出力をインラインで受取るように配置さ
れ、そして一方のみが外部から駆動される1対のワーク
ロール(16)を有する少なくとも1つのロールスタン
ド(14、15)を有し、鋼のストリップを常温圧延す
る圧延ミル(3)、(iii)前記圧延ミルの下流の第
1張力適用手段(10)およびその上流の第2張力適用
手段(9)を含む、前記圧延ミルにおいて圧延されてい
る前記ストリップに張力を加える手段、(iv)前記圧
延ミルにおいて圧延されている前記ストリップに圧延流
体を適用する手段(20)、および(v)前記ストリッ
プが前記第1張力適用手段に入る前に前記ストリップか
ら前記圧延流体を除去する手段(22、23)、を有す
る、DR鋼のストリップを製造する装置。
【0050】2.前記圧延ミルが上流のロールスタンド
(14)および下流のロールスタンド(15)からなる
少なくとも2つの前記ロールスタンドを有し、各々が一
方のみが外部から駆動される前記対のワークロール(1
6)を有する上記第1項記載の装置。
(14)および下流のロールスタンド(15)からなる
少なくとも2つの前記ロールスタンドを有し、各々が一
方のみが外部から駆動される前記対のワークロール(1
6)を有する上記第1項記載の装置。
【0051】3.各前記ロールスタンド(14、15)
が6−高さのロールスタンドである上記第2項記載の装
置。
が6−高さのロールスタンドである上記第2項記載の装
置。
【0052】4.前記上流のロールスタンド(14)が
1対のワークロールを有し、前記ワークロールの表面荒
さが0.04μmRaより小さい上記第2または3項記
載の装置。
1対のワークロールを有し、前記ワークロールの表面荒
さが0.04μmRaより小さい上記第2または3項記
載の装置。
【0053】5.前記上流のロールスタンド(14)が
1対のワークロールを有し、前記ワークロールの少なく
とも一方は磨かれかつクロムめっきされている上記第2
〜4項のいずれかに記載の装置。
1対のワークロールを有し、前記ワークロールの少なく
とも一方は磨かれかつクロムめっきされている上記第2
〜4項のいずれかに記載の装置。
【0054】6.前記第1張力適用手段(10)が複数
のブライドルロール対(11、12、13)からなる上
記第1〜5項のいずれかに記載の装置。
のブライドルロール対(11、12、13)からなる上
記第1〜5項のいずれかに記載の装置。
【0055】7.前記第2張力適用手段(9)が複数の
ブライドルロール対(11、12、13)からなる上記
第6項記載の装置。
ブライドルロール対(11、12、13)からなる上記
第6項記載の装置。
【0056】8.前記第1および第2の張力適用手段
(9、10)の各々が3つのブライドルロール対(1
1、12、13)を有する上記第7項記載の装置。
(9、10)の各々が3つのブライドルロール対(1
1、12、13)を有する上記第7項記載の装置。
【0057】9.前記第1および第2の張力適用手段の
各々が少なくとも750mmのロール直径をもつ少なく
とも1つのブライドルロール対を有する上記第7または
8項記載の装置。
各々が少なくとも750mmのロール直径をもつ少なく
とも1つのブライドルロール対を有する上記第7または
8項記載の装置。
【0058】10.前記圧延流体を除去する前記手段が
乾燥手段(23)からなる上記第1〜9項のいずれかに
記載の方法。
乾燥手段(23)からなる上記第1〜9項のいずれかに
記載の方法。
【0059】11.前記圧延ミルから出た後の鋼のスト
リップの厚さを測定する厚さゲージ(24)を有する上
記第1〜10項のいずれかに記載の装置。
リップの厚さを測定する厚さゲージ(24)を有する上
記第1〜10項のいずれかに記載の装置。
【0060】12.前記圧延ミルに入る前の鋼のストリ
ップの厚さを測定する厚さゲージ(25)を有する上記
第1〜11項のいずれかに記載の装置。
ップの厚さを測定する厚さゲージ(25)を有する上記
第1〜11項のいずれかに記載の装置。
【0061】13.インラインで実施される工程: (i)連続焼きなまし炉(7)において常温縮小された
鋼のストリップ(1)を焼きなましすると同時に、前記
ストリップに第1張力を加え、(ii)ストリップ
(1)が連続焼きなまし炉から出るとき、鋼のストリッ
プを常温圧延する圧延ミル(3)に工程(i)からの焼
きなましされた鋼のストリップを連続的に通し、(ii
i)工程(i)からの焼きなましされた鋼のストリップ
を前記圧延ミルにおいて圧延すると同時に、圧延ミルの
下流の第1張力適用手段(10)およびその上流の第2
張力適用手段(9)により前記第1張力より大きい第2
張力を圧延ミルにおいてストリップに加え、(iv)前
記圧延の間に鉱油不含圧延流体を使用してストリップを
潤滑し、そして(v)前記圧延後にかつ前記圧延ミルの
前記第1張力適用手段(10)にストリップが入る前
に、ストリップから前記圧延流体を除去する、からな
る、常温縮小された鋼のストリップからDR鋼のストリ
ップを製造する方法。
鋼のストリップ(1)を焼きなましすると同時に、前記
ストリップに第1張力を加え、(ii)ストリップ
(1)が連続焼きなまし炉から出るとき、鋼のストリッ
プを常温圧延する圧延ミル(3)に工程(i)からの焼
きなましされた鋼のストリップを連続的に通し、(ii
i)工程(i)からの焼きなましされた鋼のストリップ
を前記圧延ミルにおいて圧延すると同時に、圧延ミルの
下流の第1張力適用手段(10)およびその上流の第2
張力適用手段(9)により前記第1張力より大きい第2
張力を圧延ミルにおいてストリップに加え、(iv)前
記圧延の間に鉱油不含圧延流体を使用してストリップを
潤滑し、そして(v)前記圧延後にかつ前記圧延ミルの
前記第1張力適用手段(10)にストリップが入る前
に、ストリップから前記圧延流体を除去する、からな
る、常温縮小された鋼のストリップからDR鋼のストリ
ップを製造する方法。
【0062】14.前記第2張力が少なくとも20kN
/mのストリップ幅である上記第13項記載の方法。
/mのストリップ幅である上記第13項記載の方法。
【0063】15.前記圧延ミル(3)において実施さ
れる厚さの減少が少なくとも15%である上記第13ま
たは14項記載の方法。
れる厚さの減少が少なくとも15%である上記第13ま
たは14項記載の方法。
【0064】16.前記圧延流体が水洗浄可能な流体で
ある上記第13〜15項のいずれかに記載の方法。
ある上記第13〜15項のいずれかに記載の方法。
【0065】17.前記圧延流体が水中油型のエマルジ
ョンであり、ここで内部相の小球の数の少なくとも50
%が1μmより大きい大きさを有する上記第13〜16
項のいずれかに記載の方法。
ョンであり、ここで内部相の小球の数の少なくとも50
%が1μmより大きい大きさを有する上記第13〜16
項のいずれかに記載の方法。
【0066】18.前記圧延流体が水中の水不混和性合
成エステルのエマルジョンであり、前記合成エステルが
圧延のために適当な粘度の水中油滴形乳濁液を形成する
上記第16または17項記載の方法。
成エステルのエマルジョンであり、前記合成エステルが
圧延のために適当な粘度の水中油滴形乳濁液を形成する
上記第16または17項記載の方法。
【0067】19.前記圧延流体を除去する工程(i
v)がストリップを乾燥することからなる上記第13〜
18項のいずれかに記載の方法。
v)がストリップを乾燥することからなる上記第13〜
18項のいずれかに記載の方法。
【0068】20.前記DR鋼のストリップが前記圧延
後に0.15mm以下の厚さを有する上記第13〜19
項のいずれかに記載の方法。
後に0.15mm以下の厚さを有する上記第13〜19
項のいずれかに記載の方法。
【0069】21.ワークロールを圧延ミルの第1側に
向かって動かすことによって使用したワークロールを圧
延ミルから抜き出し、そして前記第1側に対して反対の
圧延ミルの第2側からワークロールを圧延ミルの中に動
かすことによって置換のワークロールを挿入することに
よって、前記圧延ミル(3)においてワークロール(1
6)を交換する工程を含む上記第13〜20項のいずれ
かに記載の方法。
向かって動かすことによって使用したワークロールを圧
延ミルから抜き出し、そして前記第1側に対して反対の
圧延ミルの第2側からワークロールを圧延ミルの中に動
かすことによって置換のワークロールを挿入することに
よって、前記圧延ミル(3)においてワークロール(1
6)を交換する工程を含む上記第13〜20項のいずれ
かに記載の方法。
【0070】22.ワークロール(16)を交換する前
記工程が前記連続焼きなまし炉(7)におけるストリッ
プの連続的に焼きなましを妨害しないで実施される上記
第21項記載の方法。
記工程が前記連続焼きなまし炉(7)におけるストリッ
プの連続的に焼きなましを妨害しないで実施される上記
第21項記載の方法。
【図1】本発明を具体化する装置の線図である。
【図2】図1の装置のローリングミルの線図である。
1 常温縮小された鋼のストリップ 3 圧延ミル 7 連続焼きなまし炉 9 第2張力適用手段 10 第1張力適用手段 11 ブライドルロール対 12 ブライドルロール対 13 ブライドルロール対 14 ロールスタンド 15 ロールスタンド 16 ワークロール 20 圧延流体適用手段 22 圧延流体除去手段 23 圧延流体除去手段 24 厚さゲージ 25 厚さゲージ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヤコブス・ウイルヘルムス・マリア・バ ン・デル・レー オランダ・1625ジージー ホールン・ブリ ク27 (72)発明者 クラース・ビンク オランダ2131シーブイ ホーフトドルプ・ クルイスベーク1121
Claims (2)
- 【請求項1】 組み合わせにおいて、 (i)連続焼きなまし炉(7)、前記炉はそれを連続的
に通過する常温縮小された鋼のストリップを焼きなまし
することができる、 (ii)前記炉(7)からの焼きなましされた鋼のスト
リップの出力をインラインで受取るように配置され、そ
して一方のみが外部から駆動される1対のワークロール
(16)を有する少なくとも1つのロールスタンド(1
4、15)を有し、鋼のストリップを常温圧延する圧延
ミル(3)、 (iii)前記圧延ミルの下流の第1張力適用手段(1
0)およびその上流の第2張力適用手段(9)を含む、
前記圧延ミルにおいて圧延されている前記ストリップに
張力を加える手段、 (iv)前記圧延ミルにおいて圧延されている前記スト
リップに圧延流体を適用する手段(20)、および (v)前記ストリップが前記第1張力適用手段に入る前
に前記ストリップから前記圧延流体を除去する手段(2
2、23)、を有する、DR鋼のストリップを製造する
装置。 - 【請求項2】 インラインで実施される工程: (i)連続焼きなまし炉(7)において常温縮小された
鋼のストリップ(1)を焼きなましすると同時に、前記
ストリップに第1張力を加え、 (ii)ストリップ(1)が連続焼きなまし炉から出る
とき、鋼のストリップを常温圧延する圧延ミル(3)に
工程(i)からの焼きなましされた鋼のストリップを連
続的に通し、 (iii)工程(i)からの焼きなましされた鋼のスト
リップを前記圧延ミルにおいて圧延すると同時に、圧延
ミルの下流の第1張力適用手段(10)およびその上流
の第2張力適用手段(9)により前記第1張力より大き
い第2張力を圧延ミルにおいてストリップに加え、 (iv)前記圧延の間に鉱油不含圧延流体を使用してス
トリップを潤滑し、そして (v)前記圧延後にかつ前記圧延ミルの前記第1張力適
用手段(10)にストリップが入る前に、ストリップか
ら前記圧延流体を除去する、からなる、常温縮小された
鋼のストリップからDR鋼のストリップを製造する方
法。
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