JPH07289969A - 紫外線照射装置 - Google Patents

紫外線照射装置

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Publication number
JPH07289969A
JPH07289969A JP11421194A JP11421194A JPH07289969A JP H07289969 A JPH07289969 A JP H07289969A JP 11421194 A JP11421194 A JP 11421194A JP 11421194 A JP11421194 A JP 11421194A JP H07289969 A JPH07289969 A JP H07289969A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ultraviolet lamp
compressed air
lamp
ultraviolet
irradiation
Prior art date
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Pending
Application number
JP11421194A
Other languages
English (en)
Inventor
Shingo Ezaki
江崎  真伍
Katsuyasu Hanasaka
勝康 花阪
Hideo Sakagami
英生 阪上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Storage Battery Co Ltd
Original Assignee
Japan Storage Battery Co Ltd
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Publication date
Application filed by Japan Storage Battery Co Ltd filed Critical Japan Storage Battery Co Ltd
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Publication of JPH07289969A publication Critical patent/JPH07289969A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】簡単な構造で紫外線ランプの効率的な冷却を可
能とし、紫外線照射装置の再点灯時間を短縮する。これ
により装置の稼動率を上げ、エネルギー利用効率を高め
る。装置の製造コストの低下も図る。 【構成】紫外線ランプと、これを囲み、かつ一方向に照
射開口部を設けた反射体とを有する照射ユニット筐体を
備える。照射開口部と反対側に、紫外線ランプに対向し
て1個または複数個の冷却用圧縮空気吹き出しノズルと
排気用ダクト接続部が設けられている。この吹き出しノ
ズルは冷却用圧縮空気送気管接続部と連通している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紫外線照射装置の再点
灯時間の短縮に関するものである。
【0002】
【従来の技術とその課題】印刷インキなどの被照射物を
紫外線ランプから放射される紫外線にて硬化処理する紫
外線照射装置において、紫外線ランプを消灯後再び点灯
させるには紫外線ランプを冷却しなければならない。こ
の冷却時間としては5分以上必要としていた。
【0003】上記従来の紫外線照射装置では紫外線ラン
プを消灯し再点灯までの時間が作業待ちの時間となり紫
外線照射装置が設置されている印刷装置や塗装装置など
の稼動率が上がらない。また、作業待ち時間解消のため
照射開口部にシャッター構造を設け常時紫外線ランプを
点灯し待機中はシャッターで照射開口部を閉じるように
すれば稼動率は上がるが常時紫外線ランプを点灯するの
でエネルギーの利用効率が悪くなる。
【0004】さらに、シャッター構造を付加するので構
造が複雑化し取扱い性が悪く、かつ故障の原因となり、
装置が大型化し製造コストが高くなるという問題を有し
ている。そこで、簡単な構造で紫外線照射装置の再点灯
時間を短縮することが求められている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の紫外線照射装置は、紫外線ランプを囲み、
かつ一方向に照射開口部を設けた反射体とを有する照射
ユニット筐体を備え、紫外線ランプと反射体とを冷却す
るために照射開口部と反対側に、前記紫外線ランプに対
向して設けた冷却用空気吹き出しノズルに連通する圧縮
空気送気管接続部と、前記照射ユニット筐体に連通する
排気用ダクト接続部を具備する。
【0006】
【作用】本発明の紫外線照射装置においては、冷却用圧
縮空気が照射開口部と反対側に紫外線ランプと対向して
設けられた吹き出しノズルから紫外線ランプに直接吹き
付けられる。この冷却用圧縮空気は圧縮空気送気管接続
部を経由して送られてくる。圧縮空気を使用することに
より圧縮空気送気管接続部から吹き出しノズルまでの間
に風速の均一拡散層を必要とせずに冷却用吹き出し風の
風速分布が均一になるとともに、紫外線ランプに吹き付
けられる冷却用空気の風量が送風機での場合に比べ小量
で、かつ速く、効率的な冷却が可能となる。
【0007】紫外線ランプを冷却後の圧縮空気は、照射
ユニット筐体に連通する排気用ダクト接続部を経由して
排気される。吹付けている風量より、排気量の方が大き
いので、ランプ冷却後の空気が照射開口部から放出され
て被照射物に熱風が吹付けられることはない。照射ユニ
ット筐体を冷却した空気も紫外線ランプを冷却した空気
と共に排気用ダクト接続部から排風機により排気するさ
れる。
【0008】これにより紫外線ランプの消灯後再点灯の
時間を5〜10秒と大幅に短縮することができるように
なり、紫外線照射装置が設置されている印刷装置や塗装
装置などの稼動率を上げることが可能となった。また再
点灯時間が大幅に短縮でき、待機中に紫外線ランプを消
灯できるのでエネルギー利用効率が高まる。更に、シャ
ッター構造が不要になり構造が簡素化することで取扱い
性が良くかつ故障が少なくなり、装置の製造コストを低
下することができる。
【0009】
【実施例】本発明の実施例の構成を図面を用いて説明す
る。
【0010】図1は、本発明の一実施例を示す紫外線照
射装置の縦断正面図、図2はその縦断側面図である。
【0011】1は細長箱状に形成された照射ユニット筐
体であり、反射体4が紫外線ランプ2を囲み、かつ一方
向に照射開口部3が設けられている。そして反射体4の
内側に内包される紫外線ランプ2がランプ軸方向を照射
ユニット筐体1の長手方向にして配置され、この紫外線
ランプ2の両端電極部6の外側近傍の碍子7がランプホ
ルダー8により照射ユニット筐体1に保持されている。
【0012】9は排気用ダクト接続部であり、照射ユニ
ット筐体1の外部に設けられた排風機(図示せず)と排
気用ダクトで接続される。そしてこの排気用ダクト接続
部9は前記照射ユニット筐体1内部の前記反射体4の外
側に臨ませ、かつ連通されている。
【0013】また、前記照射ユニット1の外側には圧縮
空気送気管接続部10が形成され、この圧縮空気送気接
続管10は前記反射体4の上部に前記紫外線ランプ2に
対向して設けられた圧縮空気吹き出しノズル11に連通
されている。この圧縮空気吹き出しノズル11の前記紫
外線ランプ2に対向する先端側は前記紫外線ランプ2の
管軸方向に向かって全長方向に拡がり、かつこの吹き出
しノズル11の前記紫外線ランプ2に対向する先端部は
スポット状に開口している。
【0014】なお、前記圧縮空気送気管接続部10は圧
縮空気送気管を介して空気圧縮機(図示せず)と接続さ
れる。空気圧縮機は1台の空気圧縮機から分岐接続する
か、または複数の空気圧縮機を接続する。そして複数の
空気圧縮機を用いた場合、発光長の長い紫外線ランプへ
の対応も容易となる。
【0015】図3〜図7に本発明による圧縮空気送気管
接続部及び排気用ダクト接続部の設置位置の例を示す。
【0016】圧縮空気送気管接続部から冷却用圧縮空気
は反射体に内包された紫外線ランプに対向して設けられ
た圧縮空気吹き出しノズルから紫外線ランプに直接吹き
付けられ、しかも冷却用送気風の風速分布を均一とする
のに均一拡散層を必要とせず、紫外線ランプと反射体の
内側を冷却する。また、冷却後の圧縮空気は排気用ダク
ト接続部を介して排気されるので、照射開口部から放出
され被照射物に熱風による悪影響を与えることはない。
【0017】照射ユニット筐体の反射体外部と照射ユニ
ット筐体内の構造物を冷却し、反射体と圧縮空気吹き出
しノズルとは紫外線ランプの管軸方向に沿って形成され
るため、排気風と圧縮空気の吹き付けとの管軸方向の流
速分布が均一となり、冷却が短時間で均一かつ確実にで
き、紫外線ランプを消灯後の再点灯が5〜10秒で可能
となる。
【0018】なお、本発明の紫外線照射装置の紫外線ラ
ンプとして管内の発光物質に金属ハロゲン化合物を封入
したいわゆるメタルハライドランプを利用したときにそ
の効果が著しい。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように、本発明により簡単な
構造で紫外線ランプの効率的な冷却を可能とし、紫外線
照射装置の再点灯時間を短縮することができる。
【0020】これにより紫外線照射装置が設置されてい
る印刷装置や塗装装置などの稼動率が上がるだけでな
く、再点灯時間が大幅に短縮でき待機中に紫外線ランプ
を消灯できるのでエネルギー利用効率が高まる。更に、
シャッター等の複雑な構造が不要になり構造が簡素化す
ることで取扱い性が良くかつ故障が少なくなり、装置の
製造コストを低下することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す紫外線照射装置の縦断
正面図。
【図2】本発明の一実施例を示す紫外線照射装置の縦断
正面図。
【図3】本発明による圧縮空気送気管接続部および排気
用ダクト接続部の説明図。
【図4】本発明による圧縮空気送気管接続部および排気
用ダクト接続部の説明図。
【図5】本発明による圧縮空気送気管接続部および排気
用ダクト接続部の説明図。
【図6】本発明による圧縮空気送気管接続部および排気
用ダクト接続部の説明図。
【図7】本発明による圧縮空気送気管接続部および排気
用ダクト接続部の説明図。
【符号の説明】
1 照射ユニット筐体 2 紫外線ランプ 3 照射開口部 4 反射体 9 排気用ダクト接続部 10 圧縮空気送気管接続部 11 圧縮空気吹き出しノズル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紫外線ランプと、この紫外線ランプを囲
    み、かつ一方向に照射開口部を設けた反射体とを有する
    照射ユニット筐体を備え、 前記照射開口部と反対側に、前記紫外線ランプに対向し
    て1個または複数個の冷却用圧縮空気吹き出しノズル
    と、照射ユニット筐体に連通する1個または複数個の排
    気用ダクト接続部が設けられていることを特徴とする紫
    外線照射装置。
  2. 【請求項2】紫外線ランプが発光物質として金属ハロゲ
    ン化合物を封入して成るメタルハライドランプであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の紫外線照射装置。
JP11421194A 1994-04-28 1994-04-28 紫外線照射装置 Pending JPH07289969A (ja)

Priority Applications (1)

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JP11421194A JPH07289969A (ja) 1994-04-28 1994-04-28 紫外線照射装置

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JP11421194A JPH07289969A (ja) 1994-04-28 1994-04-28 紫外線照射装置

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JPH07289969A true JPH07289969A (ja) 1995-11-07

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ID=14632000

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JP11421194A Pending JPH07289969A (ja) 1994-04-28 1994-04-28 紫外線照射装置

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JP (1) JPH07289969A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000162397A (ja) * 1998-11-30 2000-06-16 Iwasaki Electric Co Ltd 紫外線硬化装置
JP2011028924A (ja) * 2009-07-23 2011-02-10 Dainippon Printing Co Ltd Uvランプ碍子の誤装着防止方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000162397A (ja) * 1998-11-30 2000-06-16 Iwasaki Electric Co Ltd 紫外線硬化装置
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Effective date: 20040106

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02