JPH07288147A - 電気コンタクト - Google Patents
電気コンタクトInfo
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- JPH07288147A JPH07288147A JP7108079A JP10807995A JPH07288147A JP H07288147 A JPH07288147 A JP H07288147A JP 7108079 A JP7108079 A JP 7108079A JP 10807995 A JP10807995 A JP 10807995A JP H07288147 A JPH07288147 A JP H07288147A
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- electrical contact
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- H01R13/40—Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
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- H01R13/428—Securing in a demountable manner by resilient locking means on the contact members; by locking means on resilient contact members
- H01R13/432—Securing in a demountable manner by resilient locking means on the contact members; by locking means on resilient contact members by stamped-out resilient tongue snapping behind shoulder in base or case
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- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 比較的大きな振動下でも第２ロック用部材に
よりハウジング内に確実に支持される電気コンタクトを
提供すること。 【構成】 電気コンタクト２は略箱形の中央部８と導体
接続部１０とを有し、両者は連絡部１２を介して結合さ
れる。連絡部１２は略重ね合わせて構成された１対の金
属板により構成される。中央部８の側壁２２、２４は後
端で連絡部１２へ向けて内方へ折り曲げられる。これに
より係止面６２、６４が構成され、これにより第１及び
第２のロック領域５２、５４が構成される。
よりハウジング内に確実に支持される電気コンタクトを
提供すること。 【構成】 電気コンタクト２は略箱形の中央部８と導体
接続部１０とを有し、両者は連絡部１２を介して結合さ
れる。連絡部１２は略重ね合わせて構成された１対の金
属板により構成される。中央部８の側壁２２、２４は後
端で連絡部１２へ向けて内方へ折り曲げられる。これに
より係止面６２、６４が構成され、これにより第１及び
第２のロック領域５２、５４が構成される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は電気コンタクト、特に比
較的大きな振動環境下で使用される第２ロックを含むコ
ネクタ（いわゆるダブルロック型コネクタ）用の電気コ
ンタクトに関する。
較的大きな振動環境下で使用される第２ロックを含むコ
ネクタ（いわゆるダブルロック型コネクタ）用の電気コ
ンタクトに関する。
【０００２】
【従来の技術】自動車用の電気システム等で、比較的大
きな振動を受ける環境下で電気的相互接続を実現する電
気コネクタの応用がある。そのような電気コンタクトは
寸法を比較的小さくし高密度の電気的相互接続を実現す
ることが望まれる。電気コンタクトの寸法を小さくする
場合には、電気的相互接続を実現する機械的強度は小さ
くなる。そのため比較的大きな振動を受ける環境下で電
気コンタクトと相手部品との係合を維持し、電気的相互
接続を維持するための十分な機械的強度が得られなくな
る。
きな振動を受ける環境下で電気的相互接続を実現する電
気コネクタの応用がある。そのような電気コンタクトは
寸法を比較的小さくし高密度の電気的相互接続を実現す
ることが望まれる。電気コンタクトの寸法を小さくする
場合には、電気的相互接続を実現する機械的強度は小さ
くなる。そのため比較的大きな振動を受ける環境下で電
気コンタクトと相手部品との係合を維持し、電気的相互
接続を維持するための十分な機械的強度が得られなくな
る。
【０００３】比較的大きな振動を受ける環境下での電気
的相互接続の例としてタブ型の端子とソケット型の電気
コンタクトによる相互接続がある。ソケット型の電気コ
ンタクトは、タブ型端子を収容する相手側装置と嵌合可
能なハウジング内に支持される。公知のソケット型電気
コンタクトは２本の対向する接触アームを含む。２本の
接触アームは両者間にタブ型端子を受容してこれと接触
し、タブ端子に対して垂直方向に力を加える。接触アー
ムは箱形に形成される中央部（箱状体）と結合される。
一方連絡部は中央部より導体接続部へと延びるよう形成
される。導体接続部は絶縁被覆のワイヤの如き導体に圧
着接続されるよう構成される。
的相互接続の例としてタブ型の端子とソケット型の電気
コンタクトによる相互接続がある。ソケット型の電気コ
ンタクトは、タブ型端子を収容する相手側装置と嵌合可
能なハウジング内に支持される。公知のソケット型電気
コンタクトは２本の対向する接触アームを含む。２本の
接触アームは両者間にタブ型端子を受容してこれと接触
し、タブ端子に対して垂直方向に力を加える。接触アー
ムは箱形に形成される中央部（箱状体）と結合される。
一方連絡部は中央部より導体接続部へと延びるよう形成
される。導体接続部は絶縁被覆のワイヤの如き導体に圧
着接続されるよう構成される。
【０００４】上述のソケット型電気コンタクトの相互接
続を確実に行うため、電気コンタクトが配置されるハウ
ジングに電気コンタクトを機械的にロックする第２ロッ
ク手段を設けることが知られている。第２ロック手段は
典型的な場合には、略絶縁性の材料でハウジングの一部
として一体に、又は別体に形成され、支持面又は係止面
を含む。支持面は電気コンタクトの抜け止めとして機能
する。電気コンタクトは第２ロック部材と当接して係止
可能な係止面（当接面）を含み、これにより電気コンタ
クトの移動が阻止される。係止面は中央部内の窓とし
て、電気コンタクトの中間部に形成されるノッチ（切欠
き）として、或いは箱状体の後端として設けられること
が知られている。
続を確実に行うため、電気コンタクトが配置されるハウ
ジングに電気コンタクトを機械的にロックする第２ロッ
ク手段を設けることが知られている。第２ロック手段は
典型的な場合には、略絶縁性の材料でハウジングの一部
として一体に、又は別体に形成され、支持面又は係止面
を含む。支持面は電気コンタクトの抜け止めとして機能
する。電気コンタクトは第２ロック部材と当接して係止
可能な係止面（当接面）を含み、これにより電気コンタ
クトの移動が阻止される。係止面は中央部内の窓とし
て、電気コンタクトの中間部に形成されるノッチ（切欠
き）として、或いは箱状体の後端として設けられること
が知られている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】これらの全構成におけ
る問題点は、第２ロック部材に係止され得る係止面が電
気コンタクトを形成する材料の板厚によって制限される
ことである。この厚さは薄くされる傾向にある。他の問
題は、電気コンタクトの典型的な製造の際に行われる打
ち抜き折り曲げ加工により当接面の端が比較的鋭いエッ
ジを持つため、振動を受けるとき典型的にはプラスチッ
ク材料で形成される第２ロック部材のロックを緩くし、
タブに対するソケットの接触を解除し、これにより電気
的相互接続が解除されてしまう虞れがあることである。
る問題点は、第２ロック部材に係止され得る係止面が電
気コンタクトを形成する材料の板厚によって制限される
ことである。この厚さは薄くされる傾向にある。他の問
題は、電気コンタクトの典型的な製造の際に行われる打
ち抜き折り曲げ加工により当接面の端が比較的鋭いエッ
ジを持つため、振動を受けるとき典型的にはプラスチッ
ク材料で形成される第２ロック部材のロックを緩くし、
タブに対するソケットの接触を解除し、これにより電気
的相互接続が解除されてしまう虞れがあることである。
【０００６】従って、本発明の目的は改良された第２ロ
ック用の当接面を具える電気コンタクトを提供すること
であり、これにより電気コンタクトの信頼性の高い第２
ロックを実現することを目的とするものである。
ック用の当接面を具える電気コンタクトを提供すること
であり、これにより電気コンタクトの信頼性の高い第２
ロックを実現することを目的とするものである。
【０００７】
【課題解決のための手段】本発明は、相手コンタクトと
接触する接触アームを具える略箱形の接触部と、導体接
続部と有する電気コンタクトにおいて、前記接続部と前
記導体接続部とは重ね合わせられた１対の金属板にて結
合され、前記接触部の１対の対向壁は後端位置で内方へ
向けて折り曲げ形成され後方に面する第２ロック用の係
止面を構成することを特徴とする。
接触する接触アームを具える略箱形の接触部と、導体接
続部と有する電気コンタクトにおいて、前記接続部と前
記導体接続部とは重ね合わせられた１対の金属板にて結
合され、前記接触部の１対の対向壁は後端位置で内方へ
向けて折り曲げ形成され後方に面する第２ロック用の係
止面を構成することを特徴とする。
【０００８】また本発明は、相手コンタクトと接触する
接触アームを具える略箱形の接触部と、導体接続部とを
有する電気コンタクトにおいて、前記接触部の対向壁の
各々は長さ方向に延びるランスが打ち抜き形成され、前
記対向壁の各々の後端は内方へ折り曲げられて後方に面
する第２ロック用の係止面を構成することを特徴とす
る。
接触アームを具える略箱形の接触部と、導体接続部とを
有する電気コンタクトにおいて、前記接触部の対向壁の
各々は長さ方向に延びるランスが打ち抜き形成され、前
記対向壁の各々の後端は内方へ折り曲げられて後方に面
する第２ロック用の係止面を構成することを特徴とす
る。
【０００９】本発明の電気コネクタは第２ロック用の係
止面（当接面）を含む。係止面は電気コンタクトの一部
を曲げ形成することにより構成される。
止面（当接面）を含む。係止面は電気コンタクトの一部
を曲げ形成することにより構成される。
【００１０】本発明の電気コンタクトは略箱形の中央部
（接触部）と導体接続部とを有し、両者は連絡部を介し
て結合される。連絡部は電気コンタクトの略軸中心上に
位置し、略重ね合わせて構成された１対の金属板より構
成される。連絡部の板面と略平行な面を有する中央部の
１対の対向壁は連絡部へ向けて内方へ、即ち連絡部へ向
けて９０°以上１８０°までの適当な角度で折り曲げら
れ、これに第２ロック用部材が当接する係止面が形成さ
れる。
（接触部）と導体接続部とを有し、両者は連絡部を介し
て結合される。連絡部は電気コンタクトの略軸中心上に
位置し、略重ね合わせて構成された１対の金属板より構
成される。連絡部の板面と略平行な面を有する中央部の
１対の対向壁は連絡部へ向けて内方へ、即ち連絡部へ向
けて９０°以上１８０°までの適当な角度で折り曲げら
れ、これに第２ロック用部材が当接する係止面が形成さ
れる。
【００１１】
【実施例】以下に本発明の好適実施例となる電気コンタ
クトを図面を参照して詳細に説明する。
クトを図面を参照して詳細に説明する。
【００１２】図１には、好適実施例となる電気コンタク
ト２が示される。電気コンタクト２は対向する接触アー
ム４、６を含む。接触アーム４、６は連絡部１２を介し
て導体接続部と結合する略箱形の中央部（箱状体又は接
触部）８より延びる。電気コンタクト２はハウジング
（図示せず）に挿入される前の製造工程において使用さ
れるキャリアストリップ１４に取り付けられるよう示さ
れる。接触アーム４、６は夫々１６、１８で内方へ閉じ
る形状に構成され、タブ型端子（図示せず）の受容口２
０を形成する。従って、接触アーム４、６はタブ型端子
と接触し接触時に垂直方向の力を提供する。
ト２が示される。電気コンタクト２は対向する接触アー
ム４、６を含む。接触アーム４、６は連絡部１２を介し
て導体接続部と結合する略箱形の中央部（箱状体又は接
触部）８より延びる。電気コンタクト２はハウジング
（図示せず）に挿入される前の製造工程において使用さ
れるキャリアストリップ１４に取り付けられるよう示さ
れる。接触アーム４、６は夫々１６、１８で内方へ閉じ
る形状に構成され、タブ型端子（図示せず）の受容口２
０を形成する。従って、接触アーム４、６はタブ型端子
と接触し接触時に垂直方向の力を提供する。
【００１３】図１及び図２によれば、略箱形の中央部８
は対向する側壁２２、２４、及びそれらを分離する基壁
２６及び半体を構成する頂壁２８、３０を含む。頂壁２
８、３０間はシーム（継目）３２に沿って結合される。
これらの頂壁２８、３０は溶接、或いは頂壁２８、３０
に係合可能な相補形状に形成し相互に係合可能なアーム
を提供すること等の公知の方法により形成される。ロッ
ク用ランス３４、３６は側壁２２、２４から外方に折り
曲げられ、電気コンタクト２をねじれ方向に若干撓み可
能にして、ハウジング内に支持する。
は対向する側壁２２、２４、及びそれらを分離する基壁
２６及び半体を構成する頂壁２８、３０を含む。頂壁２
８、３０間はシーム（継目）３２に沿って結合される。
これらの頂壁２８、３０は溶接、或いは頂壁２８、３０
に係合可能な相補形状に形成し相互に係合可能なアーム
を提供すること等の公知の方法により形成される。ロッ
ク用ランス３４、３６は側壁２２、２４から外方に折り
曲げられ、電気コンタクト２をねじれ方向に若干撓み可
能にして、ハウジング内に支持する。
【００１４】略箱形の中央部８は基壁２６より延びる底
壁３８を介して連絡部１２と結合される。更に連絡部１
２は底壁３８より上方へ向けられ、対向して重ね配置さ
れる壁４０、４２を含む。これらの壁４０、４２の各々
は上端縁４１、４３を含む。底壁３８は更に１対の導体
圧着アーム４８及び１対のストレインリリーフ用圧着ア
ーム５０を含む導体接続部１０へと延びる。導体接続部
１０は電気導体を圧着可能であり、１対のストレインリ
リーフ用圧着アーム５０は導体を包囲する絶縁被覆を圧
着し、ストレインリリーフとして機能する。
壁３８を介して連絡部１２と結合される。更に連絡部１
２は底壁３８より上方へ向けられ、対向して重ね配置さ
れる壁４０、４２を含む。これらの壁４０、４２の各々
は上端縁４１、４３を含む。底壁３８は更に１対の導体
圧着アーム４８及び１対のストレインリリーフ用圧着ア
ーム５０を含む導体接続部１０へと延びる。導体接続部
１０は電気導体を圧着可能であり、１対のストレインリ
リーフ用圧着アーム５０は導体を包囲する絶縁被覆を圧
着し、ストレインリリーフとして機能する。
【００１５】再度図１を参照して説明する。上述の構造
によれば、第１及び第２の第２ロック領域５２、５４が
連絡部１２の対向する両側に形成される。上方に向くよ
う重ね配置された壁４０、４２は第２ロック領域５２、
５４の境界を構成し、一方略箱形の中央部８は他の境界
を構成する。図示される如く、中間部１２を適当に形成
することにより、電気コンタクト２は略対称形状とな
る。従って、電気コンタクト２は、第１又は第２のロッ
ク領域のいずれに第２ロック用部材が当接又は係合する
かによらずハウジング内に挿入され得る。
によれば、第１及び第２の第２ロック領域５２、５４が
連絡部１２の対向する両側に形成される。上方に向くよ
う重ね配置された壁４０、４２は第２ロック領域５２、
５４の境界を構成し、一方略箱形の中央部８は他の境界
を構成する。図示される如く、中間部１２を適当に形成
することにより、電気コンタクト２は略対称形状とな
る。従って、電気コンタクト２は、第１又は第２のロッ
ク領域のいずれに第２ロック用部材が当接又は係合する
かによらずハウジング内に挿入され得る。
【００１６】図２及び図３によれば、略箱形の中央部８
は側壁２２、２４の各々から内方へ折り曲げられた延長
部５８、６０を含む。これらの延長部５８、６０は略箱
形の開口へ向けて折り曲げられるので、側壁２２、２４
は略箱形の中央部８の後方を包囲して係止面（又は当接
面）６２、６４を構成する。これらの係止面６２、６４
は第１及び第２のロック領域５２、５４の第２ロック部
材と当接する面を構成する。これにより十分な寸法及び
特性を具えた第２ロック用部材との係止面が構成され、
信頼性の高い第２ロックが実現される。
は側壁２２、２４の各々から内方へ折り曲げられた延長
部５８、６０を含む。これらの延長部５８、６０は略箱
形の開口へ向けて折り曲げられるので、側壁２２、２４
は略箱形の中央部８の後方を包囲して係止面（又は当接
面）６２、６４を構成する。これらの係止面６２、６４
は第１及び第２のロック領域５２、５４の第２ロック部
材と当接する面を構成する。これにより十分な寸法及び
特性を具えた第２ロック用部材との係止面が構成され、
信頼性の高い第２ロックが実現される。
【００１７】図４によれば電気コンタクト２は矢印Ａに
よって示される方向により折り曲げられる。この平面図
中で側壁２２、２４の延長部５８、６０はアーチ状の外
形を有する。アーチ状の外形はロック用ランス３４、３
６の自由端６６、６８を包囲する。これらの延長部５
８、６０はロック用ランス３４、３６を画定する開口７
０、７２の近傍で内方へ向けて折り曲げられ、このとき
係止６２、６４は後方へ向くよう配置される。この面が
第２ロック用部材と当接し、ハウジング内に電気コンタ
クトを支持して抜け止めする。
よって示される方向により折り曲げられる。この平面図
中で側壁２２、２４の延長部５８、６０はアーチ状の外
形を有する。アーチ状の外形はロック用ランス３４、３
６の自由端６６、６８を包囲する。これらの延長部５
８、６０はロック用ランス３４、３６を画定する開口７
０、７２の近傍で内方へ向けて折り曲げられ、このとき
係止６２、６４は後方へ向くよう配置される。この面が
第２ロック用部材と当接し、ハウジング内に電気コンタ
クトを支持して抜け止めする。
【００１８】図面に示される如く、電気コンタクト２に
第３のロック領域７４を提供することも可能である。図
２に最も良く示される如く、第３のロック領域７４は係
止面６２、６４、頂壁２８、３０の端７６及び上方へ向
けて折り重ねられた壁４０、４２の上端４１、４３によ
り境界付けされる。好ましくは、この第３のロック領域
７４は第１及び第２のロック領域５２、５４が利用され
るとき、接続されるタブ型端子に対して略９０°の角度
でハウジングに挿入され電気的に接続される。しかしな
がら、この第３のロック領域７４の使用を避けて電気コ
ンタクト２の挿入に極性を持たせることが好ましい場合
には、上方へ向けて折り重ねられた壁４０、４２は更に
上方に延長されて、この領域７４への第２ロック用部材
の侵入を阻止するよう構成することが好ましい。更に、
係止面６２、６４は略９０°の角度で延長部５８、６０
を曲げ形成されて構成されるが、１８０°までの他の角
度に曲げ形成されても良く、特に１８０°に曲げられ、
曲面エッジを構成しても良い。加えて、電気コンタクト
２の略箱型の中央部８が更に外側の略箱形の別部材を含
み、改良された面がこの別部材に形成されても良い。
第３のロック領域７４を提供することも可能である。図
２に最も良く示される如く、第３のロック領域７４は係
止面６２、６４、頂壁２８、３０の端７６及び上方へ向
けて折り重ねられた壁４０、４２の上端４１、４３によ
り境界付けされる。好ましくは、この第３のロック領域
７４は第１及び第２のロック領域５２、５４が利用され
るとき、接続されるタブ型端子に対して略９０°の角度
でハウジングに挿入され電気的に接続される。しかしな
がら、この第３のロック領域７４の使用を避けて電気コ
ンタクト２の挿入に極性を持たせることが好ましい場合
には、上方へ向けて折り重ねられた壁４０、４２は更に
上方に延長されて、この領域７４への第２ロック用部材
の侵入を阻止するよう構成することが好ましい。更に、
係止面６２、６４は略９０°の角度で延長部５８、６０
を曲げ形成されて構成されるが、１８０°までの他の角
度に曲げ形成されても良く、特に１８０°に曲げられ、
曲面エッジを構成しても良い。加えて、電気コンタクト
２の略箱型の中央部８が更に外側の略箱形の別部材を含
み、改良された面がこの別部材に形成されても良い。
【００１９】以上の如く、本発明の好適実施例を示した
がこれはあくまでも例示的なものであり、本発明を制限
するものではなく、当業者において様々な変形、変更が
可能である。
がこれはあくまでも例示的なものであり、本発明を制限
するものではなく、当業者において様々な変形、変更が
可能である。
【００２０】
【発明の効果】本発明の電気コンタクトは略箱形の接触
部を構成する対向壁の後端を内方に折り曲げることによ
り構成される第２ロック用の係止面を有するので、比較
的大きな面積の係止面が構成される。また、板の剪断面
でなく板面（ローリング面）が係止面として使用される
ので、比較的大きな振動環境下でも第２ロック用部材に
よってハウジング内に確実に支持される電気コンタクト
が提供される。
部を構成する対向壁の後端を内方に折り曲げることによ
り構成される第２ロック用の係止面を有するので、比較
的大きな面積の係止面が構成される。また、板の剪断面
でなく板面（ローリング面）が係止面として使用される
ので、比較的大きな振動環境下でも第２ロック用部材に
よってハウジング内に確実に支持される電気コンタクト
が提供される。
【００２１】更に、本発明の電気コンタクトは複数のロ
ック領域を有するので複数種類のハウジング或いは第２
ロック用部材を使用でき、汎用性も高い。
ック領域を有するので複数種類のハウジング或いは第２
ロック用部材を使用でき、汎用性も高い。
【図１】本発明の好適実施例となる電気コンタクトの平
面図。
面図。
【図２】図１の電気コンタクトの側面図。
【図３】図２中線３−３に沿う断面図。
【図４】図１の電気コンタクトのフォーミング工程前の
状態を示す平面図。
状態を示す平面図。
２ 電気コンタクト ４、６ 接触アーム ８ 接触部 １０ 導体接続部 ３４、３６ ランス
Claims (2)
- 【請求項１】 相手コンタクトと接触する接触アームを
具える略箱形の接触部と、導体接続部とを有する電気コ
ンタクトにおいて、 前記接続部と前記導体接続部とは重ね合わされた１対の
金属板にて結合され、 前記接触部の１対の対向壁は後端位置で内方へ向けて折
り曲げ形成され後方に面する第２ロック用の係止面を構
成することを特徴とする電気コンタクト。 - 【請求項２】 相手コンタクトと接触する接触アームを
具える略箱形の接触部と、導体接続部とを有する電気コ
ンタクトにおいて、 前記接触部の１対の対向壁の各々には長さ方向に延びる
ランスが打ち抜き形成され、 前記対向壁の各々の後端は内方へ折り曲げられて後方に
面する第２ロック用の係止面を構成することを特徴とす
る電気コンタクト。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| GB9406929.1 | 1994-04-07 | ||
| GB9406929A GB9406929D0 (en) | 1994-04-07 | 1994-04-07 | Electrical contact having improved secondary locking surfaces |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07288147A true JPH07288147A (ja) | 1995-10-31 |
Family
ID=10753185
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7108079A Pending JPH07288147A (ja) | 1994-04-07 | 1995-04-07 | 電気コンタクト |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5611716A (ja) |
| EP (1) | EP0676827A3 (ja) |
| JP (1) | JPH07288147A (ja) |
| KR (1) | KR950034906A (ja) |
| BR (1) | BR9501444A (ja) |
| GB (1) | GB9406929D0 (ja) |
Cited By (4)
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