JPH07285421A - 車体整備用リフト装置 - Google Patents

車体整備用リフト装置

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Publication number
JPH07285421A
JPH07285421A JP10478994A JP10478994A JPH07285421A JP H07285421 A JPH07285421 A JP H07285421A JP 10478994 A JP10478994 A JP 10478994A JP 10478994 A JP10478994 A JP 10478994A JP H07285421 A JPH07285421 A JP H07285421A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lift
traveling
fixed
vehicle
vehicle body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10478994A
Other languages
English (en)
Inventor
Isamu Sekido
勇 関戸
Takanobu Kamiya
隆信 神谷
Haruo Miyata
春男 宮田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MIYATA JIDOKI HANBAI KK
Banzai Ltd
Joto Mitsubishi Fuso Motor Sales Co Ltd
Original Assignee
MIYATA JIDOKI HANBAI KK
Banzai Ltd
Joto Mitsubishi Fuso Motor Sales Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by MIYATA JIDOKI HANBAI KK, Banzai Ltd, Joto Mitsubishi Fuso Motor Sales Co Ltd filed Critical MIYATA JIDOKI HANBAI KK
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 小・中・大型の種々の自動車を昇降可能な車
体整備用リフト装置を提供し、作業能率を向上させる。 【構成】 走行レール1を上方に架設し、該走行レール
1に門形の走行リフト2と門形の固定リフト3を吊下
げ、両リフト2、3を同時に使用することによって小型
車両ばかりでなく中大型車両をも昇降可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、中大型トラック・バス
等を含めた種々の自動車用の車体整備用リフト装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】この種のリフト装置として、車体を検査
整備する検査整備場の床面にリフト装置を設けたものが
一般的に知られている。即ち、リフト装置の上に自動車
を導き入れてこれをリフト装置により持ち上げて車体の
下から整備を行うのである。
【0003】しかし、乗用車等は一台のリフト装置で持
ち上げが可能であるが、トラックやバス等車体の大きな
ものは、一台のリフト装置で車体全体を持ち上げるのは
困難であり、これ等の場合は検査整備場にピットを堀
り、被整備車両をピットの上に導き入れてピットの中か
ら整備を行うのが一般であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記のピットの幅は車
輪の間隔に制限されて狭いので、ピットの中へ入っての
車両整備作業は作業能率が悪く作業自体も大変である。
【0005】本発明はこれらの問題点を解消し、作業能
率が向上するように中大型車においても車体を持ち上げ
て作業ができるような車体整備用リフト装置を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成すべく本
発明は、走行レールを上方に架設し、該走行レールに、
門形の走行リフトを走行制御可能に吊下げる式のものに
おいて、前記走行レールの一端部に門形の固定リフトを
吊下げたことを特徴とする。
【0007】
【作用】請求項1の車体整備用リフト装置において、走
行レールの一端にある門形固定リフトと該走行レールに
走行制御可能な門形走行リフトに各々被整備車両の前部
と後部を係合させ、固定リフトと走行リフトを同時に作
動させて被整備車両を持ち上げる。
【0008】請求項2の車体整備用リフト装置におい
て、走行リフト及び固定リフトは、これらの両支柱それ
自体が伸縮制御可能に形成されているので、該支柱の他
に伸縮制御手段が存せず、構成簡単でスペースをとらな
い。
【0009】請求項3の車体整備用リフト装置におい
て、走行リフトの両支柱の下端部に車体支承アームを固
動自在に枢着したので、該各支承アームの先端部を車体
の底面の支承ポイントにセットすることが容易にでき
る。
【0010】請求項4の車体整備用リフト装置におい
て、固定リフトの両支柱の下端部に車体支承アームを回
動自在に枢着したので、大型自動車の場合の該大型自動
車の前方或いは後方端部の車体の底面の支承ポイントに
各支承アームの先端部を容易にセットできる。
【0011】請求項5の車体整備用リフト装置におい
て、固定リフト、走行リフト共その各支承アームを伸縮
自在としたので、車体の位置がセンターからずれても各
支承アームの先端部を車体の底面の各支承ポイントに正
確にセットできる。
【0012】
【実施例】本発明の1実施例を図面に従って説明する。
【0013】1は作業場の天井に架設した走行レール、
2は門形の走行リフト、3は門形の固定リフトを示し、
これらリフト2、3は、上方の梁部4とその両端部から
下方に垂下固定した両支柱5とからなり、各支柱5は順
次小径の角型筒状で相互に挿通自在の複数の支柱部材か
らなり、その最下部の支柱部材に連結したワイヤー或い
はチェーンを支柱内に沿わせ更に一方の支柱の該ワイヤ
ー或いはチェーンについては前記梁部4内を更に挿通し
他方の支柱5の上端部に設けた油圧の昇降駆動源6に連
動させ、これの駆動により前記ワイヤー或いはチェーン
を介して両支柱5を共に伸縮するようにした。
【0014】又前記走行リフト2はその梁部4の上面の
中央部に支持突片7を介して1対のローラ8を軸支し、
これらローラ8を前記走行レール1に係合させると共に
該ローラ8をモータ9により正逆回転させることにより
走行リフト2が走行レール1に吊下げされて往復移動す
るようにした。
【0015】又前記固定リフト3はその梁部4の上面の
中央部において固定材12を介して前記走行レール1に
固定した。
【0016】10a、10bは第1第2支承アームを示
し、該第1支承アーム10aは直線状で伸縮自在に形成
され、又該第2支承アーム10bは根部側がく字状に形
成されていると共に中間より先端側が直線状で伸縮自在
に形成され、これら第1第2支承アーム10a、10b
は根部端において前記走行リフト2の両支柱5の下端部
に回動自在に枢着した。
【0017】又11は第3支承アームを示し、該第3支
承アーム11は直線状で伸縮自在に形成され根部端にお
いて前記固定リフト3の両支柱5の下端部に回動自在に
枢着した。
【0018】尚13は前記走行リフト3の横振れ防止用
のガイドローラ、14は制御盤、15は集電器を示す。
【0019】次に上記車体整備用リフト装置の使用につ
いて説明する。
【0020】トラック等の大型車両を持ち上げるときに
は、図1の実線図の如く走行リフト2を後方に移動し、
走行リフト2及び固定リフト3の支承アーム10a、1
0b、11が床面に当接する位置まで全支柱5を伸ばし
大型車両Aを進入させてから、第1第2支承アーム10
a、10bを並べた状態で図3の点線図示の位置から実
線図示の位置へ回動し且つ必要に応じて伸縮させてこれ
ら支承アーム10a、10bの先端を大型車両Aの車体
の下面の後方部の支承ポイントに位置させ、又第3支承
アーム11を所定位置まで回動して且つ伸縮し、その先
端を大型車両Aの車体の下面の前方部の支承ポイントに
位置させ、その後走行リフト2及び固定リフト3の各支
柱5を同時に縮めることにより大型車両Aを持ち上げ
る。
【0021】又、乗用車等の中小型車両Bを持ち上げる
ときには、図1の点線図示の如く走行リフト2を前方に
移動し、該走行リフト2の第1第2支承アーム10a、
10bを図4の如く互に離れた状態に回動すると共に伸
ばしてこれらの先端を中小型車両Bの車体の下面の略中
央部の支承ポイントに位置させ、その後走行リフト2の
両支柱5を縮めることにより中小型車両Bを持ち上げ
る。このときには固定リフト3は使用しない。
【0022】尚、安全装置として16はルーフセンサー
で支柱5を縮めて車両A又はBが上昇し過ぎ、車両の屋
根がルーフセンサー16を押し上げたとき、リミットス
イッチ(図示せず)が作動して支柱5の作動を止めるよ
うになっており、又16は前進端作動片で、走行リフト
2が前進して支持突片7に装着した前進端近接スイッチ
18を作動させたとき、走行リフト2の前進が停止する
ようにし、又19は後進端作動片で、走行リフト2が後
進して支持片7に装着した後部近接スイッチ20を作動
させたとき、走行リフト2の後進が停止するようにし、
更に21はストッパーで、走行リフト2がこれより前方
に走行しないようにするためのものである。
【0023】
【発明の効果】このように本発明の車体整備用リフト装
置によれば、走行レールに門形の走行リフトを吊下げる
と共に、該走行レールの一端部に門形の固定リフトを吊
下げたので、乗用車や小型車ばかりでなく中・大型車も
昇降可能となり、種々の自動車の車体整備作業を容易に
能率良く行うことができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車体整備用リフト装置の1実施例の正
面図である。
【図2】門形走行リフトの側面図である。
【図3】走行リフトの支承アームにおいて大型車の車体
を支承する状態を示す拡大平面図である。
【図4】走行リフトの支承アームにおいて中小型車の車
体を支承する状態を示す拡大平面図である。
【図5】固定リフトの支承アームの拡大平面図である。
【図6】固定リフトの支承アームの拡大側面図である。
【符号の説明】
1 走行レール 2 走行リフト 3 固定リフト 5 支柱 10a、10b 車体支承アーム 11 車体支承アーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神谷 隆信 東京都港区芝2丁目31番19号 株式会社バ ンザイ内 (72)発明者 宮田 春男 三重県阿山郡伊賀町大字上村1504番地の2 宮田自動機販売株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行レールを上方に架設し、該走行レー
    ルに、門形の走行リフトを走行制御可能に吊下げる式の
    ものにおいて、前記走行レールの一端部に門形の固定リ
    フトを吊下げたことを特徴とする車体整備用リフト装
    置。
  2. 【請求項2】 前記走行リフト及び固定リフトの両支柱
    は伸縮制御可能に形成されていることを特徴とする請求
    項1に記載の車体整備用リフト装置。
  3. 【請求項3】 前記走行リフトの両支柱の下端部にそれ
    ぞれ1対の車体支承アームを固動自在に枢着したことを
    特徴とする請求項2に記載の車体整備用リフト装置。
  4. 【請求項4】 前記固定リフトの両支柱の下端部にそれ
    ぞれ車体支承アームを回動自在に枢着したことを特徴と
    する請求項2に記載の車体整備用リフト装置。
  5. 【請求項5】 前記各支承アームは伸縮自在に形成され
    ていることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の
    車体整備用リフト装置。
JP10478994A 1994-04-19 1994-04-19 車体整備用リフト装置 Pending JPH07285421A (ja)

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JP10478994A JPH07285421A (ja) 1994-04-19 1994-04-19 車体整備用リフト装置

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JPH07285421A true JPH07285421A (ja) 1995-10-31

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JP10478994A Pending JPH07285421A (ja) 1994-04-19 1994-04-19 車体整備用リフト装置

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JP (1) JPH07285421A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110304579A (zh) * 2019-07-16 2019-10-08 安徽合力股份有限公司 一种用于牵引平板车的起升装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110304579A (zh) * 2019-07-16 2019-10-08 安徽合力股份有限公司 一种用于牵引平板车的起升装置

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