JP3681257B2 - 軌道作業車の安全装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、軌道上を走行可能に構成されるとともに作業時に車体を支持するジャッキを備えた軌道作業車の安全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
レールR上のちょう架線やトロリ線等の鉄道設備の工事や点検等を行う軌道作業車は、鉄輪(軌道走行用車輪)を有しており、この鉄輪により軌道上を走行可能となっている。その車体上には、例えば、車体に旋回、起伏、伸縮等が自在に取り付けられたブームと、ブーム先端に取り付けられた作業者搭乗用の作業台とからなる高所作業装置等の作業装置が設けられている。この種の軌道作業車では、さらに、例えば車体の前後左右にジャッキが取り付けられており、作業時にはこのジャッキを下方に張り出して車体を持ち上げ支持することができるようになっている。
【0003】
このように構成された軌道作業車によれば、軌道上を走行して作業現場まで移動し、ジャッキにより車体を安定支持した状態において、例えばブームを作動させて作業台を所望高所に移動し、作業台に搭乗した作業者により、レールR上のちょう架線やトロリ線等の工事、点検等を行わせることができる。
【0004】
ところで、一般的にこの種の軌道作業車は、ジャッキに接地反力が作用している場合にその走行を規制する走行規制手段を備えており、ジャッキにより車体を支持している間は走行できないように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような走行規制手段を備える軌道作業車においては、ジャッキに接地反力が作用していなければ走行可能であり、ジャッキを完全に格納しない状態のまま走行することがある。このような状態で走行すると、走行時においてジャッキ下端が枕木等に接触し、ジャッキ関連装置を損傷させてしまうおそれがあるという問題があった。
【0006】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、軌道走行時にはジャッキを常に完全に格納された状態とすることのできる軌道作業車の安全装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明の安全装置は、軌道走行用車輪と、完全格納位置から下方に伸長して車体を持ち上げ支持するジャッキとを備え、軌道走行時にはジャッキを格納して軌道走行用車輪を用いて走行するように構成された軌道作業車の安全装置であり、オートジャッキ作動制御手段と、走行規制手段とを有して構成される。
【0008】
オートジャッキ作動制御手段は、ジャッキが完全格納位置から下方に伸長作動して下端が接地するとともに所定接地反力が作用する状態となる車体支持位置までの伸長作動、および車体支持位置から上方に縮小作動して完全格納位置となるまでの縮小作動を自動的に行わせるように構成される。その上で、走行規制手段は、ジャッキ反力検出手段により検出されたジャッキに作用する接地反力が零となっている場合にのみ軌道作業車の軌道走行を許可するように構成される。
【0009】
このような構成によれば、オートジャッキ作動制御手段によりジャッキの作動が制御されるため、ジャッキに接地反力が作用していない場合にはジャッキは完全格納位置とされる。このため、軌道走行時には、常にジャッキを完全に格納された状態とすることができる。
【0010】
なお、軌道作業車は、軌道走行用車輪に加えて道路走行用車輪を備え、道路走行時には軌道走行用車輪を格納して道路走行用車輪を用いて走行し、軌道走行時には軌道走行用車輪を軌道上に張り出して走行するように構成された軌陸車であってもよい。この場合、オートジャッキ作動制御手段に加えて手動操作によりジャッキの伸縮作動を行わせるマニュアルジャッキ作動制御手段を備えるとともに、
オートジャッキ作動制御手段およびマニュアルジャッキ作動制御手段の切換を行う選択手段と、軌道走行用車輪の張り出し位置を検出する鉄輪位置検出手段とを備え、鉄輪位置検出手段からの情報により、軌道走行用車輪が軌道上に張り出されていることが検出されたときには、選択手段の切換状態に拘わらず、オートジャッキ作動制御手段によるジャッキの伸縮作動のみを可能とし、軌道走行用車輪が格納されていることが検出されたときには、選択手段の切換状態を有効とし、選択されたジャッキ作動制御手段によるジャッキの伸縮作動を可能とするようにすることが好ましい。
【0011】
このような構成によれば、軌道上では、軌道走行用車輪が軌道上に張り出されるため、オートジャッキ作動制御手段のみによってジャッキの伸縮作動が行われるので、軌道走行時にはジャッキを常に完全に格納された状態とすることができる。一方、道路上等、軌道上以外では、軌道走行用車輪が格納されるため、状況に応じてオートジャッキ作動制御手段またはマニュアルジャッキ作動制御手段を適宜選択してジャッキの伸縮作動を行わせることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施形態について図を参照して説明する。図2には、本発明の安全装置を備えた軌道作業車として、軌陸車1の構成を示している。この軌陸車1は、トラックをベースとして構成されており、道路走行用のタイヤ車輪3によって道路上を走行することができる。さらに、車体2の前後左右の4箇所には、鉄輪(軌道走行用車輪)4が、車体2に揺動自在に支持された鉄輪支持部材4aに回転自在に取り付けられている。
【0013】
鉄輪支持部材4aは鉄輪張出格納用油圧シリンダ5の伸縮作動により揺動作動するようになっており、この鉄輪支持部材4aを揺動作動させることにより、鉄輪4を下方に張り出したり上方に格納したりできるようになっている。軌陸車1は、この鉄輪4を下方に張り出した状態で車体2を鉄道用のレール(軌道)R上に載置し、タイヤ車輪3をレールRに接触させた状態でこれを駆動し、レールR上を走行可能となっている。なお、このようなタイヤ車輪3の駆動に代えて、鉄輪4を直接駆動してレールR上を自走可能に構成してもよい。
【0014】
車体2の下部中央には、軌陸車1をレールR上へ乗せ換え移動するための転車台6が取り付けられている。転車台6は、下方に張り出して車体2を支持したり、上方に格納したりできるようになっており、さらに車体2を支持した状態においてこれを水平旋回させることができるようになっている。
【0015】
車体2上には、車体2に旋回自在に取り付けられた旋回台11と、この旋回台11に起伏自在に取り付けられ、入れ子式に伸縮自在に構成されたブーム12と、このブーム12の先端に首振り(水平旋回)自在に取り付けられた作業者搭乗用の作業台13とからなる高所作業装置10が設けられている。
【0016】
車体2の前後左右の4箇所には、作業時において車体2を支持するジャッキ15が取り付けられている。このジャッキ15は、車体2に固定されたアウタポスト15aと、このアウタポスト15aに入れ子式に伸縮自在に取り付けられたインナポスト15bとから構成されている。なお、アウタポスト15aは、車体2に固定せず、車体2に左右方向にスライド自在に取り付けられたアウトリガビームの側方端部に固定し、その左右方向の位置を変えられるように構成してもよい。
【0017】
このジャッキ15の伸縮操作を行うため、軌陸車1には、操作装置21(図1参照)が設けられている。この操作装置21は、ジャッキ15の伸縮作動のマニュアル操作にも、オート操作にも用いられるようになっており、このマニュアル操作またはオート操作の選択は、選択スイッチ(選択手段)22(図1参照)のスイッチ切換により行えるようになっている。
【0018】
以上の構成の軌陸車1においてジャッキ15等の作動制御を行う制御装置(安全装置)の構成を図1に示しており、操作装置21からの操作信号および選択スイッチ22の選択信号は、コントローラ26に入力される。また、鉄輪4の張り出し位置を検出する鉄輪位置検出器(鉄輪位置検出手段)23およびジャッキ15に作用する接地反力を検出する接地反力検出器24も設けられ、これらにより検出された情報もコントローラ26に入力される。
【0019】
選択スイッチ22においてスイッチを切り換えてマニュアル操作を選択すると、この選択信号がコントローラ26へ出力され、コントローラ26は、操作装置21において各々のジャッキ15に対して行う伸側へのレバー操作に対応してそれぞれのジャッキ15を伸長作動させ、縮側へのレバー操作に対応してそれぞれのジャッキ15を縮小作動させる。
【0020】
一方、オート操作を選択すると、この選択信号がコントローラ26へ出力され、コントローラ26は、操作装置21においてオートの伸側へのレバー操作が行われると、前後左右のジャッキ15の伸長作動を開始させ、これらが接地して車体2が所定の支持状態となるまで伸長作動を行った後、この作動を停止させる。また、縮側へのレバー操作が行われると、インナポスト15bが格納位置となってジャッキ15が完全に格納状態となるまで、ジャッキ15を縮小作動させた後、この作動を停止させる。
【0021】
このようなオートジャッキ作動を行わせる場合、このジャッキ15による車体2の支持は、ジャッキ15に接地反力は作用しているが、車体2が浮き上がらない状態において行われるように設定されており、コントローラ26は、接地反力検出器24からの情報により、前後左右のジャッキ15のそれぞれに作用する接地反力が、車体2を浮き上がらせることのない所定接地反力以上となったところで伸長作動を停止させるようにしている。
【0022】
但し、本制御装置では、軌陸車1がレールR上にある場合には、選択スイッチ22の状態に拘わらず、オート操作のみを可能としている。このため、鉄輪位置検出器23からの情報により、鉄輪4がレールR上に張り出されていることが検出された場合には、軌陸車1がレールR上にあると判断し、コントローラ26は、選択スイッチ22の状態に拘わらず、操作装置21の操作により、上述したオートジャッキ作動のみを行わせる。
【0023】
一方、鉄輪4が格納されていることが検出されると、選択スイッチ22の状態を有効とし、レールR上を走行する場合以外では、そのスイッチ切換によりマニュアル操作またはオート操作の選択を行って所望の操作モードで操作を行うことができるようにしている。
【0024】
また、本制御装置では、接地反力検出器24からの情報によりジャッキ15に接地反力が作用していることが検出されると、走行規制装置27を作動させて、道路上においてもレールR上においても走行することができないようにしている。さらに、ジャッキ15に接地反力が作用していることが検出されている場合に走行を行おうとすると、警報ランプ28を点灯させたり警報ブザー29を鳴らす等の警報作動を行う。
【0025】
このように構成された軌陸車1により、道路上の電線の工事等、レールR上を走行する場合以外の作業を行う場合には、まず、タイヤ車輪3を駆動して現場近くまで道路上を走行して目的地まで移動して停車する。なお、このような道路走行中では、鉄輪4および転車台6は引き上げられて格納位置に位置する。停車したら、操作装置21を操作してジャッキ15を伸長作動させてジャッキ15により車体2を支持させる。このとき、鉄輪4は格納されており、選択スイッチ22の状態が有効となっているので、適宜マニュアル操作又はオート操作を選択して、ジャッキ15を伸長作動させることが可能である。
【0026】
ここで、オートジャッキ作動を行わせてジャッキ15により車体2を支持させる場合、支持状態において車体2は浮き上がることがなく、ジャッキ15およびタイヤ車輪3により支持される。この場合、車体2はジャッキ接地面(道路面)とほぼ平行になるため、道路面が傾斜しているときには、マニュアル操作を行って、車体2を水平に維持させながらジャッキ15を伸長作動させる。道路面が水平であるときには、オートジャッキ作動を行わせてもよい。
【0027】
ジャッキ15により車体2を支持させたら、適宜ブーム12を作動させて作業台13を所望高所に移動し、作業台13に搭乗した作業者により高所作業を行わせる。ここで、ジャッキ15により車体2が支持されている間は、ジャッキ15には接地反力が作用しているので、走行規制が行われている。作業が終了すると、ジャッキ15を格納して道路上を走行して別の場所へ移動する。
【0028】
一方、レールR上のちょう架線やトロリ線等の鉄道設備の工事や点検等を行う場合には、まず、上記と同様にタイヤ車輪3を駆動して現場近くまで道路上を走行して移動する。作業現場近くの踏切上に到着すると、レールRを横切るようにして停車し、転車台6を張り出し作動させて、これにより車体2を支持する。その後車体2を転車台6に対して水平旋回させて鉄輪4をレールR上に位置させ、鉄輪4を張り出し作動させるとともに転車台6を格納作動させて鉄輪4をレールR上に載せる。このとき、鉄輪4が張り出されることにより、選択スイッチ22の状態に拘わらず、ジャッキ15の伸縮操作はオート操作のみが可能となる。
【0029】
鉄輪4をレールR上に載せたら、レールR上を走行して目的地まで移動して停車し、操作装置21を操作してジャッキ15を伸長作動させ、ジャッキ15により車体2を支持させる。このとき、軌陸車1はレールR上にあり、オート操作のみが行われるようになっているので、操作装置21を伸側へレバー操作すると、ジャッキ15がオート伸長作動し、接地して車体2を支持する。このようにジャッキ15により車体2を支持させた状態において、同様に高所作業装置10によって高所作業を行う。
【0030】
ここで、この場合オートジャッキ作動を行わせてジャッキ15により車体2を支持させるので、支持状態において車体2は浮き上がることがなく車体2の荷重は鉄輪4を介してレールR上に残った状態となっており、車体2はジャッキ15および鉄輪4により支持される。このため、車体2はレールRとほぼ平行になるが、このレールRはほとんど傾斜していないので、車体2の姿勢が大きく傾斜したものとなることはなく、安定して作業を行うことができる。なお、この場合にも、ジャッキ15により支持が行われている間は、上記と同様に走行規制が行われる。
【0031】
作業が終了すると、操作装置21を操作してジャッキ15を縮小作動させ、インナポスト15bが格納位置に位置するまでジャッキ15を縮小作動させて格納状態にする。この場合も軌陸車1はレールR上にあり、オート操作のみが行われるようになっているので、操作装置21を縮側へレバー操作すると、ジャッキ15がオート縮小作動して完全に格納された状態となる。なお、支持状態において鉄輪4はレールRから浮き上がっていないので、作業終了時にジャッキ15を縮小させたときに脱輪させることなく鉄輪4をレールR上に載置することができる。そして、ジャッキ15を格納したら、レールR上を走行して踏切上まで移動する。
【0032】
ここで、軌陸車1がレールR上にあるときには、選択スイッチ22の状態に拘わらずオート操作のみを可能としているので、ジャッキ15に接地反力が作用していない場合には、ジャッキ15は完全に格納された状態となっている。一方、ジャッキ15に接地反力が作用している場合には走行規制がなされるものであり、ジャッキ15に接地反力が作用しない状態でのみ走行が行われる。このため、レール走行時には、常にジャッキ15を完全に格納された状態とすることができる。
【0033】
なお、レールR上を走行して踏切上まで移動したら、そこから再びタイヤ車輪3により道路上を走行して移動する。
【0034】
レール走行時においてジャッキ15は、このように完全に格納された状態となっているのであるが、走行中に何らかの原因によりジャッキ15が伸長してしまい、完全に格納されていない状態となってしまうようなことも起こり得る。このため、ジャッキ15が完全に格納された状態にあるか否かを直接検出する検出器を設け、レール走行時に完全に格納された状態にないことが検出されたときに走行を規制するようにすることもできる。
【0035】
以上、本発明の安全装置を、レールR上および道路上の両方を走行可能な軌陸車に設けた場合について説明したが、本発明の安全装置はこのような軌陸車のみならず、レールR上のみを走行可能な軌道作業車にも適用することができる。
【0036】
【発明の効果】
以上のように、本発明の軌道作業車の安全装置によれば、オートジャッキ作動制御手段によりジャッキの作動が制御されるため、ジャッキに接地反力が作用していない場合にはジャッキは完全格納位置とされ、さらに、ジャッキに作用する接地反力が零となっている場合にのみ軌道作業車の走行が許可されるように構成されるので、軌道走行時には、常にジャッキを完全に格納された状態とすることができる。したがって、軌道走行時にジャッキの下端が軌道下の枕木と接触するといった事態が生じることを防止することができる。
【0037】
また、このような構成によれば、接地反力が作用しているか否かによりジャッキが完全格納状態にあるか否かを判断できるので、ジャッキが完全に格納されているか否かを検出する検出手段を別途設ける必要がないという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の軌道作業車の安全装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の安全装置を備える軌陸車の構成を示す側面図である。
【符号の説明】
1 軌陸車(軌道作業車)
2 車体
3 タイヤ車輪(道路走行用車輪)
4 鉄輪(軌道走行用車輪)
15 ジャッキ
21 操作装置
22 選択スイッチ(選択手段)
23 鉄輪位置検出器(鉄輪位置検出手段)
24 接地反力検出器
26 コントローラ
27 走行規制装置
R レール(軌道)

Claims (2)

  1. 軌道走行用車輪と、完全格納位置から下方に伸長して車体を持ち上げ支持するジャッキとを備え、軌道走行時には前記ジャッキを格納して前記軌道走行用車輪を用いて走行するように構成された軌道作業車の安全装置であって、
    前記ジャッキが前記完全格納位置から下方に伸長作動して下端が接地するとともに所定接地反力が作用する状態となる車体支持位置までの伸長作動、および前記車体支持位置から上方に縮小作動して前記完全格納位置となるまでの縮小作動を自動的に行わせるオートジャッキ作動制御手段と、
    前記ジャッキに作用する接地反力を検出する接地反力検出手段と、
    前記接地反力検出手段により検出された前記ジャッキに作用する接地反力が零となっている場合にのみ前記軌道作業車の軌道走行を許可する走行規制手段とを備えたことを特徴とする軌道作業車の安全装置。
  2. 前記軌道作業車が、軌道走行用車輪に加えて道路走行用車輪を備え、道路走行時には前記軌道走行用車輪を格納して前記道路走行用車輪を用いて走行し、軌道走行時には前記軌道走行用車輪を軌道上に張り出して走行するように構成された軌陸車からなり、
    前記オートジャッキ作動制御手段に加えて手動操作により前記ジャッキの伸縮作動を行わせるマニュアルジャッキ作動制御手段と、
    前記オートジャッキ作動制御手段および前記マニュアルジャッキ作動制御手段の切換を行う選択手段と、
    前記軌道走行用車輪の張り出し位置を検出する鉄輪位置検出手段と、
    前記鉄輪位置検出手段からの情報により、前記軌道走行用車輪が前記軌道上に張り出されていることが検出されたときには、前記選択手段の切換状態に拘わらず、オートジャッキ作動制御手段による前記ジャッキの伸縮作動のみを可能とし、前記軌道走行用車輪が格納されていることが検出されたときには、前記選択手段の切換状態を有効とし、選択されたジャッキ作動制御手段による前記ジャッキの伸縮作動を可能とする選択制御手段とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の軌道作業車の安全装置。
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