JPH0728419Y2 - クラッチレリーズ用軸受ユニット - Google Patents

クラッチレリーズ用軸受ユニット

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JPH0728419Y2
JPH0728419Y2 JP1988070987U JP7098788U JPH0728419Y2 JP H0728419 Y2 JPH0728419 Y2 JP H0728419Y2 JP 1988070987 U JP1988070987 U JP 1988070987U JP 7098788 U JP7098788 U JP 7098788U JP H0728419 Y2 JPH0728419 Y2 JP H0728419Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案に係るクラッチレリーズ用軸受ユニットは、手
動変速機付自動車のクラッチ機構に組み込み、変速操作
を行なう際に、ダイヤフラムばねの中心部を押圧するの
に利用される。
(従来の技術) 手動変速機付自動車のクラッチ機構は、例えば第5〜6
図に示す様に構成されているが、第5〜6図のうち、第
5図は動力伝達中の状態を、第6図は動力切断中の状態
を、それぞれ示している。
変速操作を行なう為に、エンジンの駆動力が変速機側の
軸に伝達されるのを断つ場合、クラッチペダル1を踏み
込む事によりレバー11を回動させ、このレバー11に一端
を結合された動力伝達用のケーブル2を引っ張る。この
結果、ケーブル2の他端がレリーズフォーク3の一端を
引っ張り、このレリーズフォーク3を枢軸4を中心とし
て第5〜6図の反時計方向に回動させる。レリーズフォ
ーク3が回動する結果、このレリーズフォーク3の他端
が、変速機側の軸5に摺動自在に外嵌したクラッチレリ
ーズ用軸受ユニット6を第5〜6図で左方に押し、この
クラッチレリーズ用軸受ユニット6が、摺鉢状に形成さ
れたダイヤフラムばね7の中央部を左方に押す。このダ
イヤフラムばね7は、半径方向中間部複数個所に於いて
図示しない固定の部材に枢支されている為、中央部を左
方に押されると、それ迄第5図に示す様に左面が凹面と
なっていたものが、第6図に示す様に右面が凹面にな
る。
この様にダイヤフラムばね7の右面が凹面に、左面が凸
面になると、それ迄このダイヤフラムばね7の弾力によ
ってクラッチ板8をエンジンの駆動軸に固定のフライホ
イール9に押圧していたプレッシャープレート10が、第
5〜6図に於いて右行する。そして、クラッチ板8をフ
ライホイール9に押圧する力が解除されて、フライホイ
ール9の回転が変速機側の軸5に伝わらなくなり、ギヤ
の切換操作を行なえる様になる。
変速機のギヤを切り換える操作を終了したならば、クラ
ッチペダル1から足を離せば、ダイヤフラムばね7、及
びクラッチペダル1等に付設されたばねの弾力により、
ケーブル2が元に戻り、第5図に示す様にクラッチが接
続された状態となる。
尚、第5〜6図には、クラッチペダル1の動きをケーブ
ル2によりレリーズフォーク3に伝達するクラッチ装置
の構造を示したが、クラッチペダル1の踏み込みにより
圧油を送り出すマスタシリンダと、圧油の受け入れに伴
なってレリーズフォーク3を回動させるレリーズシリン
ダとを油圧配管で結ぶ油圧式のクラッチ装置も、広く使
用されている。
ところで、上述の様に構成されるクラッチ機構に組み込
まれるクラッチレリーズ用軸受ユニット6は、第7〜9
図に示す様に構成されている。円筒状のスリーブ12は軸
5の外周面に、回転方向並びに軸方向(第9図の左右方
向)の摺動を自在として外嵌される。このスリーブ12の
外周面には外向フランジ部13を固設し、この外向フラン
ジ部13の一方の側にケース15により保持されたレリーズ
軸受14を設け、他方の側にアンビル16を固定している。
尚、アンビル16は、外向フランジ部13と独立して設ける
他、外向フランジ部13にアンビル16の役目(レリーズフ
ォーク3の押し付け力を支承する事。)を兼ねさせる場
合もある。又、外向フランジ部13を、合成樹脂製のスリ
ーブ12と一体に形成する場合もある。
上述の様に構成されるクラッチレリーズ用軸受ユニット
6は、外向フランジ部13の一方の側に、例えばアンギュ
ラ型玉軸受を用いたレリーズ軸受14を構成する外輪17の
一端面を当接させる。そして、外向フランジ部13の他方
の側に固定したアンビル16をレリーズフォーク3の先端
部で押す事により、上記レリーズ軸受14を構成する内輪
18の端面で、前記ダイヤフラムばね7の中央部を押圧す
る。
尚、第9図に於いて、19はケース15と外輪17の端面との
間に設け、自動調芯の為にレリーズ軸受14の外輪17を外
向フランジ部13に向けて押圧するばねである。
又、アンビル16の中央部に、スリーブ12を囲む状態で形
成された筒状部20の外周面反対位置には、互いに平行な
1対の平坦面21、21を形成している。この1対の平坦面
21、21は、レリーズフォーク3の先端部に形成された二
又部22によりレリーズ用軸受ユニット6を挾んだ場合
に、この二又部22の内側面22a、22aと僅かな隙間を介し
て対向し、上記レリーズ用軸受ユニット6が軸5の軸方
向に移動はするが、この軸5を中心として回転する事が
ない様にする。
又、アンビル16の一部で、上記外向フランジ部13と重ね
合わされた基部16aの外周縁には、この外周縁から側方
に突出した1対の突出板部24、24が形成されており、こ
の突出板部24、24に、係止ばね25の両端に設けた弾性結
合部26、26を、それぞれ係止している。この係止ばね25
は、第7〜8図、及び本考案の実施例を示す第3図に示
す様に、全体を針金、或は帯状の板ばね等の弾性材によ
り造られている。そして、レリーズ軸受14を保持するケ
ース15の周囲を囲む円弧状基部27の両端に、上記突出板
部24、24の縁部と係合する連続部28、28を介して、上記
弾性結合部26、26を設けている。
レリーズフォーク3の二又部22の先端は、弾性結合部2
6、26を弾性的に変形させつつ、この弾性結合部26、26
と突出板部24、24との間に差し込まれる。この結果、ク
ラッチレリーズ用軸受ユニット6は、レリーズフォーク
3の先端部がダイヤフラムばね7に近付く場合だけでな
く、遠ざかる場合にも、上記先端部と共に移動する。そ
して、レリーズ軸受14の内輪18とダイヤフラムばね7の
中央部とが接触したままとなる事を防止する。
(考案が解決しようとする課題) ところが、上述の様に構成され使用される、従来のクラ
ッチレリーズ用軸受ユニット6の場合、次に述べる様な
解決すべき点がある。
即ち、クラッチレリーズ用軸受ユニット6がレリーズフ
ォーク3に対して回転しない様にする為、前述の様に、
アンビル16中央の筒状部20の外周面反対位置に形成し
た、互いに平行な1対の平坦面21、21と、レリーズフォ
ーク3先端の二又部22の内側面22a、22aとを係合させて
いる。これら両平坦面21、21は、上記二又部22の基部寄
りの円弧部22bと干渉しない(平坦面21、21の端と円弧
部22bとの衝合により、レリーズフォーク3の回動が阻
害されない)様な幅に形成しなければならない。
これに対して、クラッチレリーズ用軸受ユニット6の回
転防止機能は、上記平坦面21、21を2辺とする矩形の対
角線の長さLが長く、この対角線の長さLと上記内側面
22a、22aの間隔lとの差が大きい程、確実となる。とこ
ろが、従来のクラッチレリーズ用軸受ユニット6の場
合、各平坦面21、21を前後対称に形成していた為、必ず
しも平坦面21、21の幅wを十分に広くする事ができな
い。従って、上記対角線の長さLも十分に長くできない
為、各平坦面21、21の縁が少しでも摩耗した場合に、ク
ラッチレリーズ用軸受ユニット6がレリーズフォーク3
に対して回転する恐れがあった。
本考案のクラッチレリーズ用軸受ユニットは、上述の様
な不都合を解消するものである。
(課題を解決する為の手段) 本考案のクラッチレリーズ用軸受ユニットは、前述した
従来のクラッチレリーズ用軸受ユニットと同様、軸の外
周面に、軸方向の摺動を自在として外嵌されるスリーブ
と、このスリーブの外周面に固設した外向フランジ部
と、この外向フランジ部の一方の側に保持されたレリー
ズ軸受と、金属板を曲げ形成する事により造られて上記
外向フランジ部の他方の側に固定されたアンビルと、こ
のアンビルの一部で上記スリーブを挾む位置に固設され
た、互いに平行な1対の平坦面とを備えている。そし
て、この1対の平坦面とレリーズフォークの内側面との
係合により、スリーブとレリーズフォークとの相対的回
動を防止する。
特に、本考案のクラッチレリーズ用軸受ユニットに於い
ては、上記1対の平坦面の中心が、スリーブの中心より
もレリーズフォークの差し込み方向とは反対側にずれて
いる。
(作用) 上述の様に構成される本考案のクラッチレリーズ用軸受
ユニットをレリーズフォークで押圧し、更にダイヤフラ
ムばねの中央部を押圧してクラッチを切る際の作用自体
は、前述した従来のクラッチレリーズ用軸受ユニットの
場合と全く同様である。
特に、本考案のクラッチレリーズ用軸受ユニットの場合
には、1対の平坦面の幅寸法を、従来のクラッチレリー
ズ用軸受ユニットに比べて大きくできる。この結果、上
記1対の平坦面を2辺とする矩形の対角線の長さ寸法
が、レリーズフォーク先端に形成した二又部の内側面の
間隔よりも十分に大きくなって、レリーズフォークに対
するクラッチレリーズ用軸受ユニットの回転防止を確実
に図れる。
(実施例) 第1〜3図は本考案のクラッチレリーズ用軸受ユニット
の実施例を示している。クラッチ装置を構成する軸5
(第5〜6図参照)の外周面に回転方向並びに軸方向の
摺動を自在として外嵌される、合成樹脂製のスリーブ12
の外周面には、金属製の外向フランジ部13を固設してい
る。そして、この外向フランジ部13の一方の側(第2図
の左側)にレリーズ軸受14を、ケース15により保持して
いる。上記外向フランジ部13の他方の側(第2図の右
側)にはアンビル16の基部16aを、外向フランジ部13と
重ね合わせた状態で固定している。このアンビル16の中
央部には、上記合成樹脂製のスリーブ12を囲む筒状部20
を設けており、この筒状部20の外周面に、互いに平行な
1対の平坦面21、21を形成している。
特に、本考案のクラッチレリーズ用軸受ユニット6を構
成するアンビル16に於いては、上記筒状部20の形状を、
スリーブ12の中心に対して非対称形とし、上記1対の平
坦面21、21の中心と、スリーブ12の中心とをずらせてい
る。
例えば、第1図に於いて、レリーズフォーク3が、同図
に鎖線で示す様に上方から差し込まれる場合、平坦面2
1、21の中心をスリーブ12の中心よりも第1図の下方
に、即ちレリーズフォーク3の差し込み方向とは反対側
にずらせ、ずらせた分だけ、各平坦面21、21の幅を広く
している。
更に、アンビル16の基部16aの一部で上記1対の平坦面2
1、21に対応する部分には、1対の突出板部24、24を形
成している。そして、これら両突出板部24、24の先端部
を、上記外向フランジ部13の外周縁よりも直径方向外方
に突出させている。特に、本実施例の場合には、これら
1対の突出板部24、24の端縁24a、24aを傾斜させてい
る。そして、これら両突出板部24、24の端縁24a、24a同
士の間隔を、一方、即ちレリーズフォーク3の差し込み
側(第1図の上側)から、他方、即ち反差し込み側(第
1図の下側)に向うに従って次第に広くしている。
一方、上記突出板部24、24に両端を係止し、この突出板
部24、24とレリーズフォーク3の先端部とを弾性的に結
合する為の係止ばね25は、第1〜3図に示す様に形成し
ている。即ち、ケース15の外周面に合致する曲率に形成
された円弧状基部27の両端を、同一方向に折り曲げる事
で互いに平行な直線状の連続部28、28としている。そし
て、これら各連続部28、28の端部から上記円弧状基部27
に向けて、弾性結合部26、26を折り曲げ形成している。
この様に形成される係止ばね25の、自由状態に於ける連
続部28、28同士の間隔xと、上記両端縁24a、24a同士の
間隔との関係は次の様に定めている。即ち、係止ばね25
の自由状態に於ける連続部28、28同士の間隔xが、上記
両端縁24a、24aの狭い側の間隔dよりも広く、広い側の
間隔Dよりも狭く(D>x>d)している。
上述の様に構成される本考案のレリーズ用軸受ユニット
6をレリーズフォーク3で押圧し、更にこのクラッチレ
リーズ用軸受ユニット6によりダイヤフラムばね7(第
5〜6図参照)の中央部を押圧してクラッチを切る際の
作用自体は、前述した従来のクラッチレリーズ用軸受ユ
ニット6(第7〜9図)の場合と全く同様である。
特に、本考案のクラッチレリーズ用軸受ユニット6の場
合には、アンビル16中央の筒状部20に形成する1対の平
坦面21、21の幅寸法を、この平坦面21、21の中心をスリ
ーブ12の中心よりもずらせた分だけ、従来のクラッチレ
リーズ用軸受ユニット6に比べて大きくしている。この
結果、上記1対の平坦面21、21を2辺とする矩形の対角
線の長さ寸法Lが、レリーズフォーク3の先端に形成し
た二又部22の内側面22a、22aの間隔lよりも十分に大き
くなる。従って、平坦面21、21の端部が多少摩耗した様
な場合に於いても、レリーズフォーク3に対するクラッ
チレリーズ用軸受ユニット6の回転防止を確実に図れ
る。
更に、係止ばね25の連続部28、28の間隔xが、突出板部
24、24の両端縁24a、24aの狭い側の間隔dよりも広く、
広い側の間隔Dよりも狭い為、この係止ばね25を突出板
部24、24に対して、所定の方向からのみしか組み付けら
れなくなる。
即ち、係止ばね25を第1図の上方から突出板部24、24に
向けて押し付け、突出板部24、24に対して組み付けよう
とした場合、この係止ばね25の連続部28、28は、円弧状
基部27を弾性変形させ、両連続部28、28の間隔を広げつ
つ、突出板部24、24を通過する。そして、通過後は上記
連続部28、28が突出板部24、24の側縁と係合して、係止
ばね25の弾性結合部26、26が突出板部24、24から外れな
い様になる。これに対して、係止ばね25を第1図の下方
から、即ち、正規の方向とは逆の方向から、突出板部24
に対して組み付けようとした場合は、特に係止ばね25を
弾性変形させない限り、この係止ばね25を突出板部24、
24に組み付ける事ができない。更に、係止ばね25を装着
した突出板部24、24にはレリーズフォーク3を、第1図
の上方からしか組み付けられなくなる。この為、レリー
ズフォーク3とクラッチレリーズ用軸受ユニット6とを
反対方向に組み付ける事を確実に防止できる。
尚、上述の実施例の場合、スリーブ12を挾む平坦面21、
21を、筒状部20の外周面に設けているが、この平坦面2
1、21は、第4図に示す様に、アンビル16の中央部に折
り立て壁を形成する事によって設ける事もできる。レリ
ーズフォーク3により平坦面21、21を形成した部分に加
えられる曲げ応力は、レリーズ軸受14の転がり摩擦によ
る応力だけである。従ってこの曲げ応力は小さく、この
様な構造によっても実用上十分な強度を確保できる。
(考案の効果) 本考案のクラッチレリーズ用軸受ユニットは、以上に述
べた通り構成され作用する為、クラッチ装置を構成する
クラッチレリーズ用軸受ユニットとレリーズフォークと
の回転防止を、長期間に亙って確実に図れる。この結
果、クラッチ装置の耐久性、信頼性を向上させる事がで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は本考案のクラッチレリーズ用軸受ユニット
の実施例を示しており、第1図は正面図、第2図は半部
縦断側面図、第3図はこのクラッチレリーズ用軸受ユニ
ットに組み込む係止ばねの正面図、第4図は本考案の別
の実施例を示すアンビルの斜視図、第5〜6図は手動変
速機のクラッチ機構の1例を示しており、第5図は動力
伝達中の状態を、第6図は動力切断中の状態を、それぞ
れ示す略側面図、第7図は従来のクラッチレリーズ用軸
受ユニットの1例を示す正面図、第8図は同じく側面
図、第9図は半部断面図である。 1:クラッチペダル、2:ケーブル、3:レリーズフォーク、
4:枢軸、5:軸、6:クラッチレリーズ用軸受ユニット、7;
ダイヤフラムばね、8:クラッチ板、9:フライホイール、
10:プレッシャープレート、11:レバー、12:スリーブ、1
3:外向フランジ部、14:レリーズ軸受、15:ケース、16:
アンビル、16a:基部、17:外輪、18:内輪、19:ばね、20:
筒状部、21:平坦面、22:二又部、22a:内側面、22b:円弧
部、24:突出板部、24a:端縁、25:係止ばね、26:弾性結
合部、27:円弧状基部、28:連続部。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸の外周面に、軸方向の摺動を自在として
    外嵌されるスリーブと、このスリーブの外周面に固設し
    た外向フランジ部と、この外向フランジ部の一方の側に
    保持されたレリーズ軸受と、金属板を曲げ形成する事に
    より造られて上記外向フランジ部の他方の側に固定され
    たアンビルと、このアンビルの一部で上記スリーブを挾
    む位置に固設された、互いに平行な1対の平坦面とを備
    え、この1対の平坦面とレリーズフォークの内側面との
    係合により、スリーブとレリーズフォークとの相対的回
    動を防止するクラッチレリーズ用軸受ユニットに於い
    て、上記1対の平坦面の中心が、スリーブの中心よりも
    レリーズフォークの差し込み方向とは反対側にずれてい
    る事を特徴とするクラッチレリーズ用軸受ユニット。
  2. 【請求項2】アンビルの一部で1対の平坦面に対応する
    部分に、外向フランジ部よりも直径方向外方に突出する
    1対の突出板部が設けられており、全体を弾性材により
    造られた係止ばねが設けられており、この係止ばねは、
    レリーズ軸受の周囲を囲む円弧状基部の両端に、上記突
    出板部と係合する連続部を介して、この突出板部とレリ
    ーズフォークの先端部とを弾性的に結合する為の弾性結
    合部を設けたものであり、上記1対の突出板部の端縁を
    傾斜させる事によりこれら両突出板部の端縁同士の間隔
    を、一方から他方に向うに従って次第に広くしており、
    上記係止ばねの自由状態に於ける連続部の間隔を、上記
    両突出板部の狭い側の間隔よりも広く、広い側の間隔よ
    りも狭くした、請求項1に記載したクラッチレリーズ用
    軸受ユニット。
JP1988070987U 1988-05-31 1988-05-31 クラッチレリーズ用軸受ユニット Expired - Lifetime JPH0728419Y2 (ja)

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