JP2579637Y2 - クラッチレリーズ用軸受ユニット - Google Patents

クラッチレリーズ用軸受ユニット

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JP2579637Y2 JP1990057239U JP5723990U JP2579637Y2 JP 2579637 Y2 JP2579637 Y2 JP 2579637Y2 JP 1990057239 U JP1990057239 U JP 1990057239U JP 5723990 U JP5723990 U JP 5723990U JP 2579637 Y2 JP2579637 Y2 JP 2579637Y2
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案に係るクラッチレリーズ用軸受ユニットは、
手動変速機付自動車のクラッチ機構に組み込み、変速操
作を行なう際にダイヤフラムばねの中心部を押圧する為
に利用する。
(従来の技術) 手動変速機付自動車のクラッチ機構は、例えば第7〜
8図に示す様に構成されている。これら第7〜8図のう
ち、第7図は動力を伝達している状態を、第8図は動力
の伝達を中断した状態を、それぞれ示している。
変速操作を行なう為に、エンジンの駆動力が変速機側
の軸6に伝達されるのを断つ場合、クラッチペダル1を
踏み込む事によりレバー2を回動させる。そして、この
レバー2に一端を結合された動力伝達用のケーブル3を
介して(或は、マスタシリンダ及びレリーズシリンダを
設けた油圧配管を介して)レリーズフォーク4の一端を
引っ張る(或は押す)。そして、このレリーズフォーク
4を、枢軸5を中心に第7〜8図の反時計方向に回動さ
せて、変速機側の軸6に摺動自在に外嵌したクラッチレ
リーズ用軸受ユニット7を第7〜8図で左方に押し、摺
鉢状に形成されたダイヤフラムばね8の中心部を左方に
押す。
このダイヤフラムばね8は、半径方向中間部複数個所
に於いて、図示しない固定の部材に枢支している。この
為中央部を左方に押されると、例えばそれ迄第7図に示
す様に左面が凹面となっていたものが、第8図に示す様
に右面が凹面になる様に、傾斜角度が変化する。
この様にダイヤフラムばね8の傾斜角度が変化する
と、それ迄このダイヤフラムばね8の弾力によってクラ
ッチ板9をエンジンの駆動軸に固定のフライホイール10
に押圧していたプレッシャープレート11が、第7〜8図
に於いて右行する。この結果、クラッチ板9をフライホ
イール10に押圧する力が解除されて、フライホイール10
の回転が変速機側の軸6に伝わらなくなり、ギヤの切換
操作を行なえる様になる。
変速機のギヤを切り換える操作を終了したならば、ク
ラッチペダル1から足を離せば、ダイヤフラムばね8、
及びクラッチペダル1等に付設されたばねの弾力によ
り、ケーブル3が元に戻り、第7図に示す様にクラッチ
が接続された状態となる。
図9〜11は、上述の様に構成されるクラッチ機構に組
み込み、変速操作時にダイヤフラムばね8の中央部を押
圧するクラッチレリーズ用軸受ユニット7を示してい
る。このクラッチレリーズ用軸受ユニット7は、軸6の
外周面に回転方向並びに軸方向(第7図の左右方向)の
摺動を自在として外嵌される円筒状のスリーブ12と、こ
のスリーブ12の外周面に固設した外向フランジ状の支持
板13と、この支持板13の一方の側に、ケース14により保
持されたレリーズ軸受15と、上記支持板13の他方の側に
固定されたアンビル16とから構成している。尚、アンビ
ル16は、支持板13と独立して設ける他、支持板13にアン
ビル16の役目(レリーズフォーク4の押し付け力を支承
する事。)を兼ねさせる場合もある。又、支持板13を、
合成樹脂製のスリーブ12と一体に成形する場合もある。
上述の様に構成されるクラッチレリーズ用軸受ユニッ
ト7は、支持板13の一方の側に、例えばアンギュラ型玉
軸受を用いたレリーズ軸受15を構成する、外輪17の一端
面を当接させる。そして、クラッチの接続を断つ際に
は、上記支持板13の他方の側に固定したアンビル16をレ
リーズフォーク4(第7〜8図参照)の先端(或は中間
部)に形成した二又部で押す事により、上記レリーズ軸
受15を構成する内輪18の端面で、前記ダイヤフラムばね
8の中央部を押圧する。
尚、第11図に於いて、19はケース14と外輪17の端面と
の間に設けた、皿ばね等の弾性部材で、自動調心(レリ
ーズ軸受15の中心軸とダイヤフラムばね8の中心とを一
致させる事。)の為に、レリーズ軸受15の外輪17を支持
板13に向けて押圧する役目を有する。又、第9〜11図に
示した係止壁20、20は、クラッチレリーズ軸受ユニット
7とレリーズフォーク4との回動を防止する為、アンビ
ル16の左右外側縁に形成している。クラッチ機構への組
み付け状態では、上記各係止壁20、20の内側面と、上記
レリーズフォーク4の外側面とが対向する。
上述の様に、クラッチレリーズ用軸受ユニット7を構
成するアンビル16と、レリーズ軸受15の外輪17、並びに
弾性部材19とは、円筒状のケース14によって支持板13に
装着する。
即ち、ケース14の円筒部21の一方(第9図の左方、第
11図の上方)の開口端縁部を内方に直角に折り曲げる事
により内向フランジ状の抑え部22とし、この抑え部22の
内側面と外輪17の端面との間で、弾性部材19を保持して
いる。又、上記円筒部21の他方の開口端は、一度外方に
クランク状に折り曲げる事により段部23を形成してか
ら、内方に直角に折り曲げて抑え部24としている。そし
て、この抑え部24と段部23との間でアンビル16と支持板
13との外周縁部を挟持する事により、ケース14とアンビ
ル16とを支持板13に支持固定している。
(考案が解決しようとする課題) ところが、上述の様に、ケース14の円筒部21の開口端
を一度外方にクランク状に折り曲げて形成した段部23と
抑え部24との間で、アンビル16と支持板13との外周縁部
を挟持し、ケース14とアンビル16とを支持板13に支持固
定した場合、ケース14装着部分の外径が、段部23の高さ
h分だけ大きくなる事が避けられない。
上記高さ寸法hは僅かなものであるが、軸受ユニット
7を組み込むクラッチレリーズ装置の内部空間は狭く、
僅かな寸法でも余分に突出している事は、設計の自由度
を少なくする事になる。そして、場合によっては突出部
分とレリーズフォーク4とが干渉する場合も生じる為、
好ましくない。
この様な不都合を解消する為、実開平2−21339号公
報には、第12図に示す様に、ケース14の前後両端部を直
径方向内方に直角に折り曲げる事により、1対の内向フ
ランジ部25a、25bとした構造が記載されている。この従
来構造の場合には、上記両内向フランジ部25a、25bによ
って、弾性部材19と外輪17と支持板13とを挟持し、支持
板13に対してレリーズ軸受15を、調心可能に弾性的に支
持する。
ところが、この様な従来構造の第2例の場合、ケース
14が支持板13に対して、上記弾性部材19の弾力に基づ
き、軸方向に亙り弾性的に支持される。この為、上記ケ
ース14の支持が必ずしも十分に行なわれない。そして、
各部が摩耗したり、或は弾性部材19がへたった様な場合
には、ケース14が支持板13に対してがたついてしまう。
即ち、上記第2例の構造の場合には、上記ケース14の軸
方向に亙る位置決めは、上記弾性部材19の弾性に基づい
て図っている。ところが、この弾性部材19は、長期間に
亙る使用に伴ってへたる可能性があり、へたった場合に
は上記両内向フランジ部25a、25b同士の間で外輪17及び
弾性部材19が突っ張る力が弱くなり(或は喪失し)、上
記ケース14が支持板13に対してがたつく。又、この様な
ケース14のがたつきは、上記外輪17の端面と支持板13の
側面との摺接面が摩耗し、上記弾性部材19の弾性復元力
ではこの摩耗分を補償し切れなくなった場合にも発生す
る。何れにしても、この様ながたつきが発生すると、ク
ラッチの断接時に異音や振動が発生する原因となるだけ
でなく、自動調心機能も損われる為、好ましくない。
本考案のクラッチレリーズ用軸受ユニットは、この様
な事情に鑑みて、支持板13に対してケース14を、弾性部
材19の弾力による事なく支持固定でき、しかも支持板13
に対するケース14の支持固定部に、他の部分と干渉する
様な突出部分を形成する事のない構造を実現すべく、考
案したものである。
(課題を解決する為の手段) 本考案のクラッチレリーズ用軸受ユニットは、軸の外
周面に軸方向の摺動を自在として外嵌されるスリーブ
と、このスリーブの外周面に固設した外向フランジ状の
支持板と、外輪、内輪、及び内外両輪の間に設けられる
複数の転動体から成り、外輪の一端面を上記支持板の一
方の側に摺動自在に当接させ、内輪の一部を外輪よりも
支持板と反対側に突出させたレリーズ軸受と、外輪の他
端面に突き当てた弾性部材と、外輪と弾性部材とを支持
板に結合保持する為のケースとから成る。
そして、このケースの一端には、外輪及び弾性部材の
外径よりも大きな内径を有する円筒部の端部を直径方向
内方に折り曲げる事により、内向フランジ状の抑え部を
形成し、上記ケースの他端には、上記円筒部の他端縁よ
りも軸方向に突出する複数の舌状部を間欠的に形成して
いる。一方、上記支持板の外周縁で上記各舌状部と整合
する位置には、これら各舌状部と係合する、上記外周縁
よりも直径方向内方に凹んだ複数の凹部を形成すると共
に、これら各凹部と上記各舌状部とを互いに係合させた
状態で、上記各舌状部の基端部を除く部分で上記支持板
の他方の側に突出した部分を直径方向内方に折り曲げる
事により複数の係止片としている。そして、上記支持板
の外周縁部を、上記ケースの他端縁で上記係止片から外
れた部分と上記係止片との間で挟持して、このケースを
上記支持板の外周縁部に支持固定すると共に、この支持
板と上記抑え部とで上記外輪と弾性部材とを挟む事によ
り、外輪と弾性部材とを支持板に結合保持している。
(作用) 上述の様に構成される本考案のクラッチレリーズ用軸
受ユニットをレリーズフォークで押圧し、更にダイヤフ
ラムばねの中央部を押圧してクラッチを切る(接続を断
つ)際の作用自体は、前述した従来のクラッチレリーズ
用軸受ユニットの場合と全く同様である。
特に、本考案のクラッチレリーズ用軸受ユニットの場
合には、支持板に対してレリーズ軸受の外輪と弾性部材
とを装着する為のケースに、このケースの円筒部よりも
直径方向外方に突出する部分を形成する必要がなくな
る。この為、クラッチレリーズ用軸受ユニットの外径寸
法を小さくできる。
又、ケースを支持板に対してしっかりと支持固定でき
るので、弾性部材の弾性に関係なく、このケースの支持
強度を十分に確保できて、このケースが上記支持板に対
してがたつく事を防止できる。従って、クラッチレリー
ズ用軸受ユニット全体としての耐久性及び信頼性を十分
に確保できる。
(実施例) 第1〜3図は本考案のクラッチレリーズ用軸受ユニッ
トの第1実施例を示している。クラッチ装置を構成する
軸6(第7〜8図参照)の外周面に、回転方向並びに軸
方向の摺動を自在として外嵌される合成樹脂製のスリー
ブ12の外周面には金属製の支持板13を、スリーブ12を射
出成形する際、支持板13の内周縁部をインサートする事
により、固設している。
この支持板13の一方の側に装着したレリーズ軸受15
は、外輪17と、内輪18と、内外両輪17、18の間に設けら
れる複数の転動体26、26とから構成している。この様な
レリーズ軸受15は、上記外輪17の一端面(第3図の右端
面)を支持板13の一方の側に摺動自在に当接させると共
に、内輪18の一部を、支持板13と反対側に向けて、外輪
17よりも軸方向に突出させている。そして、この突出部
を、前記ダイヤフラムばね8(第7〜8図参照)の中央
部に当接自在としている。一方、上記外輪17の他端面、
即ち、支持板13と摺接しない面には、全体を円環状に形
成された波形ばね等の弾性部材19を突き当てている。
レリーズ軸受15の外輪17と弾性部材19とを支持板13に
結合保持する為のケース14は、外輪17と弾性部材19との
何れの部材の外径よりも大きな内径を有する円筒部27を
備える。そして、この円筒部27の一端(第1、3図の左
端)を内方に折り曲げて、内向フランジ状の抑え部28と
している。
一方、上記ケース14を構成する円筒部27の他端には、
この円筒部27の他端縁よりも軸方向に突出する複数の舌
状部を間欠的に形成すると共に、これら各舌状部を中間
部から直径方向内方に折り曲げる事により、それぞれが
L字形に形成された、複数の係止片29、29としている。
上記円筒部27の他端縁でこれら複数の係止片29、29から
外れた部分は、平坦縁30、30としている。
そして、上記支持板13の外周縁部を、上記円筒部27の
他端縁に残された平坦縁30、30と、上記複数の係止片2
9、29との間で挟持する事により、このケース14を上記
支持板13の外周縁部に支持固定している。この様に、支
持板13の外周縁部を平坦縁30、30と係止片29、29との間
で挟持できる様に、上記支持板13の外周縁で、各係止片
29、29と整合する部分は、上記平坦縁30、30と当接する
部分よりも直径方向内方に凹ませて、凹部32、32として
いる。
これと共に、上記支持板13と前記内向フランジ状の抑
え部28との間に、前記レリーズ軸受15を構成する外輪17
と弾性部材19とを挟み込み、これら外輪17と弾性部材19
とを支持板13に、弾性的に結合保持している。
上述の様に構成される本考案のクラッチレリーズ用軸
受ユニット7をレリーズフォーク4(第7〜8図)で押
圧し、更にこのクラッチレリーズ用軸受ユニット7によ
りダイヤフラムばね8の中央部を押圧してクラッチを切
る際の作用自体は、前述した従来のクラッチレリーズ用
軸受ユニット7の場合と全く同様である。
特に、本考案のクラッチレリーズ用軸受ユニット7の
場合には、上記円筒部27の他端縁に形成された平坦縁3
0、30と、このケース14の外周面から直径方向外方に突
出しない状態で形成された係止片29、29との間で支持板
13の外周縁を挟持する事により、支持板13に対してケー
ス14を支持し、更にこのケース14の内側にレリーズ軸受
15の外輪17と弾性部材19とを支持板13に対し装着してい
る。この為、上記ケース14に、このケース14の円筒部27
よりも直径方向外方に突出する部分がなくなり、クラッ
チレリーズ用軸受ユニット7の外径寸法を小さくでき
る。
又、上記弾性部材19の弾力とは関係なく、上記ケース
14を支持板13に対してしっかりと支持固定できる。即
ち、このケース14の支持強度を十分に確保できて、この
ケース14が上記支持板13に対してがたつく事を防止でき
る。従って、クラッチレリーズ用軸受ユニット全体とし
ての耐久性及び信頼性を十分に確保できる。
次に、第4〜6図は、本考案の第二実施例を示してい
る。本実施例の場合、円筒部27の他端縁で、複数の係止
片29、29から外れた部分を、直径方向外方に直角に折り
曲げる事により、折り曲げ受部31、31としている。そし
て、これら各折り曲げ受部31、31と各係止片29、29とに
より、支持板13を挟持している。
各折り曲げ受部31、31の外周縁は、第4、6図に示す
様に、ケース14の外周面よりも直径方向外方に突出して
はいるが、レリーズフォーク4は、これら各折り曲げ受
部31、31から外れ、係止片29、29に対向する部分に位置
する為、このレリーズフォーク4と折り曲げ受部31、31
とが干渉する事はない。
(考案の効果) 本考案のクラッチレリーズ用軸受ユニットは、以上に
述べた通り構成され作用する為、十分な耐久性及び信頼
性を有する構造に拘らず、軸受ユニットの外径寸法を小
さくする事ができ、クラッチレリーズ装置の設計の自由
度を大きくする事が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は本考案のクラッチレリーズ用軸受ユニット
の第一実施例を示しており、第1図は側面図、第2図は
第1図の右方から見た図、第3図は第2図のA−A断面
図、第4〜6図は本考案のクラッチレリーズ用軸受ユニ
ットの第二実施例を示しており、第4図は側面図、第5
図は第4図の右方から見た図、第6図は第5図のB−B
断面図、第7〜8図は手動変速機のクラッチ機構の1例
を示しており、第7図は動力を伝達している状態を、第
8図は動力の伝達を中断した状態を、それぞれ示す略側
面図、第9図は従来のクラッチレリーズ用軸受ユニット
の第1例を示す側面図、第10図は第9図の右方から見た
図、第11図は第10図の拡大C−C断面図、第12図は従来
のクラッチレリーズ用軸受ユニットの第2例を示す、第
11図と同様の断面図である。 1:クラッチペダル、2:レバー、3:ケーブル、4:レリーズ
フォーク、5:枢軸、6:軸、7:クラッチレリーズ用軸受ユ
ニット、8:ダイヤフラムばね、9:クラッチ板、10:フラ
イホイール、11:プレッシャープレート、12:スリーブ、
13:支持板、14:ケース、15:レリーズ軸受、16:アンビ
ル、17:外輪、18:内輪、19:弾性部材、20:係止壁、21:
円筒部、22:抑え部、23:段部、24:抑え部、25a、25b:内
向フランジ部、26:転動体、27:円筒部、28:抑え部、29:
係止片、30:平坦縁、31:折り曲げ受部、32:凹部。

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸の外周面に軸方向の摺動を自在として外
    嵌されるスリーブと、このスリーブの外周面に固設した
    外向フランジ状の支持板と、外輪、内輪、及び内外両輪
    の間に設けられる複数の転動体から成り、外輪の一端面
    を上記支持板の一方の側に摺動自在に当接させ、内輪の
    一部を外輪よりも支持板と反対側に突出させたレリーズ
    軸受と、外輪の他端面に突き当てた弾性部材と、外輪と
    弾性部材とを支持板に結合保持する為のケースとから成
    り、このケースの一端には、外輪及び弾性部材の外径よ
    りも大きな内径を有する円筒部の端部を直径方向内方に
    折り曲げる事により、内向フランジ状の抑え部を形成
    し、上記ケースの他端には、上記円筒部の他端縁よりも
    軸方向に突出する複数の舌状部を間欠的に形成し、上記
    支持板の外周縁で上記各舌状部と整合する位置には、こ
    れら各舌状部と係合する、上記外周縁よりも直径方向内
    方に凹んだ複数の凹部を形成すると共に、これら各凹部
    と上記各舌状部とを互いに係合させた状態で、上記各舌
    状部の基端部を除く部分で上記支持板の他方の側に突出
    した部分を直径方向内方に折り曲げる事により複数の係
    止片とし、上記支持板の外周縁部を、上記ケースの他端
    縁で上記係止片から外れた部分と上記係止片との間で挟
    持して、このケースを上記支持板の外周縁部に支持固定
    すると共に、この支持板と上記抑え部とで上記外輪と弾
    性部材とを挟む事により、外輪と弾性部材とを支持板に
    結合保持したクラッチレリーズ用軸受ユニット。
  2. 【請求項2】円筒部の他端縁で複数の係止片から外れた
    部分を、外方に向け直角に折り曲げる事で、折り曲げ受
    部とし、この折り曲げ受部と各係止片とにより、支持板
    の外周縁部を挟持した、請求項1に記載のクラッチレリ
    ーズ用軸受ユニット。
  3. 【請求項3】支持板とアンビルとを重ね合わせ、支持板
    を円筒部の他端縁に、アンビルを複数の係止片に、それ
    ぞれ当接させる事で、外輪と弾性部材とを支持板に結合
    保持すると共に、上記支持板とアンビルとを結合した、
    請求項1又は請求項2に記載のクラッチレリーズ用軸受
    ユニット。
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CH668017A5 (fr) * 1986-10-03 1988-11-30 Kulbus S A Pince pour pieces a usiner.
JPH01121723U (ja) * 1988-02-12 1989-08-17

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