JPH0728317U - ローントラクターのフロントヒッチ - Google Patents

ローントラクターのフロントヒッチ

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JPH0728317U
JPH0728317U JP5909893U JP5909893U JPH0728317U JP H0728317 U JPH0728317 U JP H0728317U JP 5909893 U JP5909893 U JP 5909893U JP 5909893 U JP5909893 U JP 5909893U JP H0728317 U JPH0728317 U JP H0728317U
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JP
Japan
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connecting member
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transmission case
hitch
tractor
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JP5909893U
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達也 別府
智夫 小林
和博 末次
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ローントラクターのエンジンからの動力を前
部取出軸に伝動するための伝達機構やその後部のフロン
トアクスルを障害物より保護するための構造を簡素化し
て、コスト低減化することを目的とする。 【構成】 エンジンの出力軸から機体前部に配設した伝
動ケース27を介して草刈部2へ動力を伝動するローン
トラクターにおいて、車体フレーム7前端にフロントヒ
ッチFを配設し、該フロントヒッチFを、両側で昇降リ
ンク3を支持する支持フレーム22と、両支持フレーム
22・22間を連結する連結部材26にて構成し、該連
結部材26を伝動ケース27よりも低い位置に延設し、
かつ、車体フレーム7前面より内側に配置する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、走行車両の腹部に草刈部を吊着したローントラクターの機体前部よ り動力を伝達する伝動ケースを保護するためのフロントヒッチに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から前輪と後輪の間の腹部に草刈部を吊着したローントラクターにおいて 、エンジンの出力軸を前方へ突出して、該出力軸よりプーリーやベルト等を介し てフロントアクスル前部に配置した伝動ケースに動力を伝えて、該伝動ケースよ りユニバーサルジョイント等を介して草刈部に動力を伝えるようにしていた。そ して、伝動ケースやフロントアクスルを障害物から保護するため伝動ケース前部 にバンパーのごとき防護部材を配設する技術は公知とされている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、前記従来の防護部材は伝動ケースの下方を保護するだけであったので 、下方の障害物に対しては保護できるが、前方からの障害物には保護できず、ま た、機体前部に作業機を装着する場合には、動力を伝動ケースより取り出さなけ ればならないが、伝動ケース前部には防護部材があるために邪魔になり、取り外 す必要があり、作業が面倒になるばかりでなく、防護部材を取り外すために防護 機能がなくなってしまうのである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、以上の如き課題を解決するために、次のような手段を用いるもので ある。即ち、エンジンの出力軸から機体前部に配設したプーリーケースを介して 草刈部へ動力を伝動するローントラクターにおいて、車体フレーム前端にフロン トヒッチを配設し、該フロントヒッチを、両側で昇降リンクを支持する支持フレ ームと両支持フレーム間を連結する連結部材にて構成し、該連結部材をプーリー ケースよりも低い位置に延設し、かつ、車体フレーム前面より内側に配置するよ う構成したものである。
【0005】
【作用】
次に作用を説明する。すなわち、連結部材にて両側支持フレームの間を連結し て剛性を高めるだけでなく、該連結部材の下部はプーリーケースよりも低い位置 に延設されて下方からの障害物に対して防護し、車体フレーム前面より内側に配 置して機体の全長が長くなることを防止し、且つ、連結部材の上方より動力を取 り出すことができる。
【0006】
【実施例】
次に実施例を添付の図面を用いて説明する。かかるローントラクターAは、図 1に示すように、自走可能な走行部1の直下方位置に草刈部2を昇降リンク3と の間に昇降機構4を介設して、草刈部2を接地した草刈作業位置と、上昇した非 作業位置との間で昇降可能とし、しかも、走行部1より草刈部2へ伝動機構16 を介して動力を伝達可能とし、さらに、走行部1の後端に集草部5を取付け、同 集草部5と上記草刈部2との間に搬送部6を介設して、草刈部2により刈取った 草を搬送部6により集草部5に搬送して、同集草部5内に集草可能としている。
【0007】 走行部1は、図1に示すように、車体フレーム7の前部に原動機部8を設け、 中途部に運転部9を設け、後部に燃料タンク10とバッテリー11とを載置して おり、車体フレーム7の前部の左右に前車輪12、12を取付ける一方、後部の 左右に後車輪13、13をミッションケース14を介して取付けている。
【0008】 前記ミッションケース14の構成は図4に示すミッションケースの平面断面図 、及び図5に示すミッションケースの側面図一部断面図において、ミッションケ ース14前面にHST式変速装置の出力軸30を挿入して歯車31の軸心にスプ ライン嵌合し、該歯車31は車軸駆動軸32上に固設した歯車33と噛合され、 該歯車33は更にブレーキ軸34上の歯車34aとも噛合している。前記車軸駆 動軸32端にはピニオン32aが形成され、デフ装置のリングギア35aと噛合 し、該リングギア35aはリングケース35上に形成され、該リングケース35 内にベベルギアを収納して車軸37L・37Rと連動連結し、差動装置を形成し ている。該リングケース35の両側は軸受36・36を介して左右の車軸ケース 23・23に支持されており、該車軸ケース23・23はフランジ39・39を 介してミッションケース14に支持されている。よって、リングケース35は従 来のようにミッションケースに支持されず車軸ケース23に支持されており、構 成を簡単にしてコスト低減化を図っている。
【0009】 また、図3に示すように、前記草刈部2を駆動するために、原動機部8に設け られたエンジン15から前方に突出した出力軸にプーリーを固設して、該エンジ ン15等を支持する車体フレーム7の前下部には支持プレート25が下方に突設 され、該支持プレート25に伝動機構16を形成する伝動軸29が軸支され、該 支持プレート25の両側にフロントアクスル18が支持され、前車輪12・12 を支持し、前記伝動軸29前端にプーリー17が固設され、該プーリー17とエ ンジン15の出力軸に固設したプーリーの間にベルトを巻回して、動力が伝えら れ、伝動軸29後端に連結したユニバーサルジョイント28を介して草刈部2を 駆動するようにしている。そして、前記プーリー17の前端は伝動ケース27に て覆われており、機体前部に作業機を装着する場合には、該伝動ケース27を外 して、プーリー17に取出軸20を固設し、該取出軸20にユニバーサルジョイ ントを介して作業機を駆動できるようにしている。
【0010】 そして、前記車体フレーム7前端にフロントヒッチFが設けられており、該フ ロントヒッチFは支持フレーム22と連結部材26からなり、該支持フレーム2 2・22は車体フレーム7前端の両側下部に固設されて、該支持フレーム22・ 22内側に固定板19・19を係止ピン21・21により固定し、該固定板19 ・19に昇降リンク3・3の前端を枢支し、該昇降リンク3・3の後端は前記草 刈部2の前端に係合し、前記係止ピン21・21を側方へ引っ張り係合を外すと 、支持フレーム22より固定板19を外して、昇降リンク3・3の脱着を可能と している。
【0011】 そして、前記支持フレーム22・22間には固定板19・19を介して連結部 材26が横設され、該連結部材26は凹状に折り曲げて前記取出軸20延長線上 を回避するようにして前記伝動ケース27前下方に突出され、下端は伝動ケース 27やフロントアクスル18よりも低い位置に延設し、前端は車体フレーム7前 面より内側(後側)に位置するように構成されている。
【0012】
【考案の効果】
本考案は以上の如く構成したので、次のような効果を奏するのである。即ち、 フロントヒッチFの連結部材26を車体フレーム7前面より内側で、かつプーリ ー17やフロントアクスル18よりも低くしたことで、フロントヒッチFが昇降 リンク3を車体フレーム7に固着するだけでなく、プーリー17やフロントアク スル18を前面の障害物より保護することが可能になる。また、フロントヒッチ Fがプーリー17の外周に接触しない構造であるのでプーリー17中心の取出軸 20より動力取出しが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わるローントラクターの側面図。
【図2】フロントヒッチの拡大側面図。
【図3】フロントヒッチの拡大平面図。
【図4】ローントラクターのミッションケースの平面断
面図。
【図5】ローントラクターのミッションケースの側面図
一部断面図。
【符号の説明】
A ローントラクター F フロントヒッチ 2 草刈部 3 昇降リンク 7 車体フレーム 17 プーリー 18 フロントアクスル 19 固定板 20 取出軸 22 支持フレーム 26 連結部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 末次 和博 岡山市江並428番地 セイレイ工業株式会 社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの出力軸から機体前部に配設し
    た伝動ケースを介して草刈部へ動力を伝動するローント
    ラクターにおいて、車体フレーム前端にフロントヒッチ
    を配設し、該フロントヒッチを、両側で昇降リンクを支
    持する支持フレームと、両支持フレーム間を連結する連
    結部材にて構成し、該連結部材を伝動ケースよりも低い
    位置に延設し、かつ、車体フレーム前面より内側に配置
    することを特徴とするローントラクターのフロントヒッ
    チ。
JP1993059098U 1993-11-02 1993-11-02 ローントラクターのフロントヒッチ Expired - Lifetime JP2599318Y2 (ja)

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JPH0728317U true JPH0728317U (ja) 1995-05-30
JP2599318Y2 JP2599318Y2 (ja) 1999-09-06

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