JP2599318Y2 - ローントラクターのフロントヒッチ - Google Patents

ローントラクターのフロントヒッチ

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JP2599318Y2
JP2599318Y2 JP1993059098U JP5909893U JP2599318Y2 JP 2599318 Y2 JP2599318 Y2 JP 2599318Y2 JP 1993059098 U JP1993059098 U JP 1993059098U JP 5909893 U JP5909893 U JP 5909893U JP 2599318 Y2 JP2599318 Y2 JP 2599318Y2
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JP
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mowing
connecting member
support frame
fixing plates
hitch
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JP1993059098U
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JPH0728317U (ja
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達也 別府
智夫 小林
和博 末次
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、走行車両の腹部に草刈
部を吊着したローントラクターの、機体前部に設けたフ
ロントヒッチに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、前輪と後輪の間の腹部に草刈部を
吊着したローントラクターにおいては、実開平2−96
359号公報に記載の技術の如く、ローントラクターの
腹部に装着した草刈部の前端の昇降リンクを、フロント
ヒッチに係止する構成として、フック形状の係合アーム
を用意して、該係合アームにより、連結部材の部分を凹
部に係止して、その後に係止ピンにより固定板の部分を
係止すべく構成していたのである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案においては、こ
のような従来技術において必要であったフック形状の係
合アームを、支持フレームに設けた凹部により兼用する
ものである。 これにより、フロントヒッチの構成を簡略
化して、コストの低減を図ったものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、以上の如き課
題を解決するために、次のような手段を用いるものであ
る。エンジンの出力軸から機体前部に配設した伝動ケー
ス27を介して、草刈部2へ動力を伝動するローントラ
クターAにおいて、車体フレーム7・7の前端の両側
に、草刈部2の昇降リンク3・3を脱着可能とする支持
フレーム22・22と、該支持フレーム22・22にス
ライド可能に支持した係止ピン21を設け、前記昇降リ
ンク3・3の先端を左右の固定板19・19に枢支し、
該固定板19・19間を連結する連結部材26を設け、
該連結部材26の両端を支持フレーム22・22に設け
た凹部22aに嵌入して、前記係止ピン21により固定
板19・19の一端を支持フレーム22に係止すること
により、草刈部2の前端と支持フレーム22・22とを
連結すべく構成したものである。
【0005】
【作用】次に作用を説明する。すなわち、左右の昇降リ
ンク3・3を固定板19・19に連結し、該固定板19
・19間を連結する連結部材26を、支持フレーム22
・22に設けた凹部22aに嵌入し、固定板19・19
の他端を係止ピン21・21により、支持フレーム22
・22に係止して、草刈部2の先端を支持フレーム22
・22に脱着自在としたので、従来の技術の如く、フッ
ク状の係合アームを容易する必要がなく、支持フレーム
22・22に設けた凹部22aを、フック部として使用
することが出来るので、簡単な形状のフロントヒッチF
を構成することが出来たものである。
【0006】
【実施例】次に実施例を添付の図面を用いて説明する。
かかるローントラクターAは、図1に示すように構成し
ている。即ち、自走可能な走行部1の直下方位置に草刈
部2を、昇降リンク3との間に昇降機構4を介設して、
草刈部2を接地した草刈作業位置と、上昇した非作業位
置との間で昇降可能とし、しかも、走行部1より草刈部
2へ伝動機構16を介して動力を伝達可能としている。
さらに、走行部1の後端に集草部5を取付け、同集草部
5と上記草刈部2との間に搬送部6を介設して、草刈部
2により刈取った草を搬送部6により集草部5に搬送し
て、同集草部5内に集草可能としている。
【0007】走行部1は、図1に示すように、車体フレ
ーム7の前部に原動機部8を設け、中途部に運転部9を
設け、後部に燃料タンク10とバッテリー11とを載置
している。車体フレーム7の前部の左右に前車輪12、
12を取付ける一方、後部の左右に後車輪13、13を
ミッションケース14を介して取付けている。
【0008】前記ミッションケース14の構成は、図4
に示すミッションケースの平面断面図、及び図5に示す
ミッションケースの側面図一部断面図において図示され
ている。即ち、ミッションケース14の前面にHST式
変速装置の出力軸30を挿入して歯車31の軸心にスプ
ライン嵌合し、該歯車31は車軸駆動軸32上に固設し
た歯車33と噛合され、該歯車33は更にブレーキ軸3
4上の歯車34aとも噛合している。前記車軸駆動軸3
2端にはピニオン32aが形成され、デフ装置のリング
ギア35aと噛合し、該リングギア35aはリングケー
ス35上に形成され、該リングケース35内にベベルギ
アを収納して車軸37L・37Rと連動連結し、差動装
置を形成している。該リングケース35の両側は軸受3
6・36を介して左右の車軸ケース23・23に支持さ
れており、該車軸ケース23・23はフランジ39・3
9を介してミッションケース14に支持されている。よ
って、リングケース35は従来のようにミッションケー
スに支持されず車軸ケース23に支持されており、構成
を簡単にしてコスト低減化を図っている。
【0009】また、図2に示すように、前記草刈部2を
駆動するために、原動機部8に設けられたエンジン15
から前方に突出した出力軸にプーリーを固設して、該エ
ンジン15等を支持する車体フレーム7の前下部には支
持プレート25が下方に突設されている。該支持プレー
ト25に伝動機構16を形成する伝動軸29が軸支さ
れ、該支持プレート25の両側にフロントアクスル18
が支持され、前車輪12・12を支持し、前記伝動軸2
9前端にプーリー17が固設され、該プーリー17とエ
ンジン15の出力軸に固設したプーリーの間にベルトを
巻回して、動力が伝えられ、伝動軸29の後端に連結し
たユニバーサルジョイント28を介して草刈部2を駆動
するようにしている。そして、前記プーリー17の前端
は伝動ケース27にて覆われており、機体前部に作業機
を装着する場合には、該伝動ケース27を外して、プー
リー17に取出軸20を固設し、該取出軸20にユニバ
ーサルジョイントを介して作業機を駆動できるようにし
ている。
【0010】そして、前記車体フレーム7の前端にフロ
ントヒッチFが設けられており、該フロントヒッチFは
支持フレーム22と係止ピン21・21により構成して
いる。該支持フレーム22・22には、凹部22a・2
2aが設けられており、該凹部22a・22aの部分
に、左右の固定板19・19を連結した連結部材26の
部分が下から嵌入可能としている。そして、該連結部材
26を支持フレーム22・22の凹部22a・22aの
部分に嵌入して、固定板19・19の一端の位置を固定
した状態で、固定板19・19の他端に設けた係止孔の
内部に、スライド可能とした係止ピン21・21を係合
嵌入するのである。このように、固定板19・19の一
端を連結部材26により、支持フレーム22・22の凹
部22a・22aに係止し、固定板19・19の他端
を、係止ピン21・21を挿入することにより係止する
ことにより、昇降リンク3・3の前端を支持フレーム2
2・22に固定することが出来るのである。逆に、草刈
部2をローントラクターAから外す場合には、支持フレ
ーム22・22に対して進行方向と直交する方向にスラ
イド可能とした係止ピン21・21を、固定板19・1
9の係止孔から抜くことにより、固定板19・19は下
方を下ろすことができ、この固定板19・19の下方へ
の移動により、連結部材26の部分が凹部22a・22
aから外れるのである。これにより、昇降リンク3・3
を支持フレーム22・22から外すことが出来るのであ
る。昇降リンク3・3は草刈部2の前端に係合してい
る。即ち、支持フレーム22・22の外側に固定板19
・19を係止ピン21・21により固定し、該固定板1
9・19に昇降リンク3・3の前端を枢支し、該昇降リ
ンク3・3の後端は前記草刈部2の前端に係合し、前記
係止ピン21・21を側方へ引っ張り係合を外すと、支
持フレーム22より固定板19を外して、昇降リンク3
・3の脱着を可能としている。
【0011】そして、前記支持フレーム22・22の外
側には固定板19・19が配置され、該支持フレーム2
2・22の間には、連結部材26が横設され、該連結部
材26は凹状に折り曲げて前記取出軸20延長線上を回
避するようにして前記伝動ケース27前下方に突出さ
れ、下端は伝動ケース27やフロントアクスル18より
も低い位置に延設し、前端は車体フレーム7前面より内
側(後側)に位置するように構成されている。該昇降リ
ンク3・3や固定板19・19や連結部材26を、支持
フレーム22・22に脱着する場合において、連結部材
26を把持することにより、昇降リンク3・3と固定板
19・19を一体的に持ち上げることが出来るのであ
る。
【0012】
【考案の効果】本考案は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。すなわち、左右の昇降リ
ンク3・3を固定板19・19に連結し、該固定板19
・19間を連結する連結部材26を、支持フレーム22
・22に設けた凹部2 2aに嵌入し、固定板19・19
の他端を係止ピン21・21により、支持フレーム22
・22に係止して、草刈部2の先端を支持フレーム22
・22に脱着自在としたので、従来の技術の如く、フッ
ク状の係合アームを容易する必要がなく、支持フレーム
22・22に設けた凹部22aを、フック部として使用
することが出来るので、簡単な形状のフロントヒッチF
を構成することが出来たものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わるローントラクターの側面図。
【図2】フロントヒッチの拡大側面図。
【図3】フロントヒッチの拡大平面図。
【図4】ローントラクターのミッションケースの平面断
面図。
【図5】ローントラクターのミッションケースの側面図
一部断面図。
【符号の説明】
A ローントラクター F フロントヒッチ 2 草刈部 3 昇降リンク3 7 車体フレーム 17 プーリー 18 フロントアクスル 19 固定板 20 取出軸 22 支持フレーム 26 連結部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 末次 和博 岡山市江並428番地 セイレイ工業株式 会社内 (56)参考文献 実開 平2−96359(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A01D 34/63 - 34/86

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの出力軸から機体前部に配設し
    た伝動ケース27を介して、草刈部2へ動力を伝動する
    ローントラクターAにおいて、車体フレーム7・7の前
    端の両側に、草刈部2の昇降リンク3・3を脱着可能と
    する支持フレーム22・22と、該支持フレーム22・
    22にスライド可能に支持した係止ピン21を設け、前
    記昇降リンク3・3の先端を左右の固定板19・19に
    枢支し、該固定板19・19間を連結する連結部材26
    を設け、該連結部材26の両端を支持フレーム22・2
    2に設けた凹部22aに嵌入して、前記係止ピン21に
    より固定板19・19の一端を支持フレーム22に係止
    することにより、草刈部2の前端と支持フレーム22・
    22とを連結すべく構成したことを特徴とするローント
    ラクターのフロントヒッチ。
JP1993059098U 1993-11-02 1993-11-02 ローントラクターのフロントヒッチ Expired - Lifetime JP2599318Y2 (ja)

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