JPH04110428U - ミツドマウントモアの装着装置 - Google Patents

ミツドマウントモアの装着装置

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JPH04110428U
JPH04110428U JP1180391U JP1180391U JPH04110428U JP H04110428 U JPH04110428 U JP H04110428U JP 1180391 U JP1180391 U JP 1180391U JP 1180391 U JP1180391 U JP 1180391U JP H04110428 U JPH04110428 U JP H04110428U
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JP
Japan
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mower
mid
clutch
connecting pin
mount
Prior art date
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Pending
Application number
JP1180391U
Other languages
English (en)
Inventor
利恭 長谷川
Original Assignee
株式会社 神崎高級工機製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社 神崎高級工機製作所 filed Critical 株式会社 神崎高級工機製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ミッドマウントモアをトラクターに短時間で
容易に装着できるようにする。 【構成】 トラクターの腹部にミッドマウントモア装着
用の後リンク後端の外側に連結ピンを設け、その内側に
エンジン側と連動連結したクラッチ駆動体を遊動的に支
持し、一方ミッドマウントモア上には前記連結ピンと結
合するフック部と、その入力部にクラッチ従動体を設
け、前後方向の移動により前記連結ピンとフック部を、
クラッチ駆動体とクラッチ従動体をそれぞれ連結すべく
構成したものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はトラクターの腹部に装着されるミッドマウントモアを容易に装着する ための構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来からモアトラクターの腹部に平行リンク式昇降機構を介してミッドマウン トモアを吊り下げ装着する構成は公知となっているのである。これらは前リンク と後リンクの後端にミッドマウントモアの前部と後部をそれぞれ枢支ピン等で連 結していたのである。そして、動力はPTO軸からユニバーサルジョイントを介 して或いはベルト等を介して伝達する構成としていたのである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、このようにミッドマウントモアのリンクを枢支ピンで装着するには一 つ一つピン及びスナップピンを脱着しなければならず、作業が面倒であり、ピン の紛失等が生じ易かったのである。また、リンクとミッドマウントモア側の連結 部の位置を一致させておかないと連結ができないので、その位置調整に相当時間 がかかり、しかも、動力伝達のための軸継手の結合或いはプーリーにベルトをか ける等の作業も機体下方にもぐって連結するので大変長い時間がかかっていたの である。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案はこのような問題点を解消するために、モアトラクターの腹部に構成し た平行リンク式昇降機構の後部リンク先端において、後部リンク外側に連結ピン を固着するとともに、後部リンク内側にエンジン側と連動連結したクラッチ駆動 体を遊動的に支持し、ミッドマウントモアには前記連結ピンと結合するフック部 と、その入力部にクラッチ従動体を設けて、ミッドマウントモア上をモアトラク ターが移動してゆくことによってフック部に連結ピンが挿入されると同時に、ク ラッチ従動体にクラッチ駆動体が結合されるべく構成したものである。
【0005】
【実施例】
本考案の解決しようとする課題及び解決するための手段は以上の如くであり、 添付の図面に示した実施例の構成を説明する。図1はミッドマウントモアを装着 した状態のトラクター側面図、図2はミッドマウントモア平面図、図3はミッド マウントモア装着時の斜視図、図4は駆動入力部平面断面図、図5は後部リンク 装着部拡大側面図である。機体フレーム1前部上のボンネット内にエンジンEが 載置され、該エンジンEよりユニバーサルジョイント等の伝動軸2を介して機体 フレーム1後部に支持したミッションケース3に動力が伝達され、該ミッション ケース3より側方にリアアクスルハウジングを突出して後輪4を駆動し、ミッシ ョンケース3前面より前PTO軸5を突出してユニバーサルジョイント6を介し てミッドマウントモアMに動力を伝えている。
【0006】 該ミッドマウントモアMはモアケース10前端に支持ステー11・11を突設 して前リンク12・12を枢支し、該前リンク12前端は前記機体フレーム1前 部に横設した前フレーム13の支持部13aに枢支され、前フレーム13両側に フロントアクスルケースを設けて前輪7を支持している。また、モアケース10 後部に後述する支持ステー14・14を立設し、該支持ステー14・14に後部 リンク15の後端を枢支可能とし、該後部リンク15前端は前記機体フレーム1 中央部に固設した支持ステー16に枢支され、前記前リンク12と後部リンク1 5を略平行に配置してミッドマウントモアMを前輪7と後輪4の間で平行に昇降 できるようにしているのである。このミッドマウントモアMを昇降する構成は図 示していないが、ワイヤーで吊り上げるか、或いは油圧シリンダーで前リンク1 2又は後リンク15を昇降するように構成している。
【0007】 該ミッドマウントモアMのモアケース10前端中央と後部両側にゲージ輪20 ・21・21が配設され、前記支持ステー14・14の外側のモアケース10上 面に前輪案内板22・22が前輪7のトレッドに合わせて固設されているが、該 前輪案内板22を他のトラクターのトレッドに合わせられるように長孔を設けて 調節可能に構成することもできる。前記モアケース10内には刈刃23・23・ 23が並んで設けられギアケース24からベルトを介して回転可能とされ、片側 から刈り取った草を排出するようにしている。
【0008】 前記後部リンク15後端は図4に示すように、外側に連結ピン17が突設され 、内側に連結パイプ19が固設され、左右の連結パイプ19・19の間に前記ユ ニバーサルジョイント6からミッドマウントモアMのギアケース24に動力を伝 えるための伝動体Aが配設されている。該伝動体Aはユニバーサルジョイント6 にクラッチ軸33が連結され、該クラッチ軸33はベアリング34・34を介し てクラッチ支持ケース32に回転自在に支持され、該クラッチ支持ケース32両 側に支持ピン30・30を突出して前記連結パイプ19・19に回転可能に挿入 し、該支持ピン30・30にはスプリング31・31を外嵌してクラッチ支持ケ ース32を略中央に位置するように付勢し、ミッドマウントモアMが左右方向へ 位置ズレした時等にそのズレに対応できるようにしている。そして、クラッチ軸 33前端にクラッチ駆動体35が固設され、他方、モアケース10上に設けたギ アケース24より突出した入力軸37にはクラッチ従動体36が固設され、該ク ラッチ駆動体35とクラッチ従動体36が噛み合うように構成している。
【0009】 また、前記モアケース10上に設けた支持ステー14は連結ピン17を嵌合係 止できるようにフック部14aが設けられている。即ち、図5に示すように、フ ック部14aは連結ピン17が容易に入り易いようにV字状に切り欠き、奥部を 連結ピン17よりやや大きい径とし、連結ピン17を嵌合すると下からロックア ーム42のフック部で外れないようにしている。該ロックアーム42は枢支軸4 0に固設され、該枢支軸40は支持ステー14に枢支され、外側に解除レバー4 1を固設している。該解除レバー41はバネ43にて係合する方向に付勢されて ストッパー44と当接し、他方、下方の支持ステー14上にもストッパー45が 突設され、連結ピン17を外すときに解除レバー41を下方へ回動した時に支点 越えとなってストッパー45に当接すにように配設されている。
【0010】 このような構成において、トラクターにミッドマウントモアMを装着する場合 には、後部リンク15を下げておき、ミッドマウントモアMをトラクターの前方 に置き、左右の前輪7・7がモアケース10上に設けた前輪案内板22・22の 後方に位置するようにして、トラクターを前進させて前輪案内板22・22を踏 み越えてミッドマウントモアMがトラクターの腹部に至ると、連結ピン17・1 7が支持ステー14・14のフック部14aの開口部に案内されて最奥部に至り 、ロックアーム42に嵌合されてロックされ、同時に前記支持ステー14と連結 ピン17により位置決めされて、後部リンク15後端に設けたクラッチ駆動体3 5とミッドマウントモアM上のクラッチ従動体36も嵌合して動力の伝達を可能 としているのである。そして、前リンク12を連結すればミッドマウントモアM の装着は完了するのである。逆に外す時は、前リンク12を外してから解除レバ ー41を下方のストッパー45の位置まで回動するとバネ43が支点越えとなり その位置に維持されロックアーム42が外れ、そのままトラクターを後進すれば 支持ステー14から連結ピン17が外れ、同時に駆動クラッチ35と従動クラッ チ36も外れるのである。
【0011】
【考案の効果】
以上のような構成により本考案は次のような効果が得られるのである。即ち、 ミッドマウントモアを装着するときには、トラクターの前方にミッドマウントモ アを置いて前進させるだけで、昇降用のリンクとミッドマウントモア上の支持部 材が結合され、同時に駆動用のクラッチも結合されるようになり、ミッドマウン トモアの装着は短時間で容易に行うことができるようになり、取り外しも容易に 行えるようになったのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】ミッドマウントモアを装着した状態のトラクタ
ー側面図である。
【図2】ミッドマウントモア平面図である。
【図3】ミッドマウントモア装着時の斜視図である。
【図4】駆動入力部平面断面図である。
【図5】後部リンク装着部側面図である。
【符号の説明】
M ミッドマウントモア 10 モアケース 14 支持ステー 15 後部リンク 17 連結ピン 35 クラッチ駆動体 36 クラッチ従動体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モアトラクターの腹部に構成した平行リ
    ンク式昇降機構の後部リンク先端において、後部リンク
    外側に連結ピンを固着するとともに、後部リンク内側に
    エンジン側と連動連結したクラッチ駆動体を遊動的に支
    持し、ミッドマウントモアには前記連結ピンと結合する
    フック部と、その入力部にクラッチ従動体を設けて、ミ
    ッドマウントモア上をモアトラクターが移動してゆくこ
    とによってフック部に連結ピンが挿入されると同時に、
    クラッチ従動体にクラッチ駆動体が結合されるべく構成
    したことを特徴とするミッドマウントモアの装着装置。
JP1180391U 1991-03-06 1991-03-06 ミツドマウントモアの装着装置 Pending JPH04110428U (ja)

Priority Applications (1)

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JP1180391U JPH04110428U (ja) 1991-03-06 1991-03-06 ミツドマウントモアの装着装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP1180391U JPH04110428U (ja) 1991-03-06 1991-03-06 ミツドマウントモアの装着装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04110428U true JPH04110428U (ja) 1992-09-25

Family

ID=31900887

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1180391U Pending JPH04110428U (ja) 1991-03-06 1991-03-06 ミツドマウントモアの装着装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015126705A (ja) * 2013-12-27 2015-07-09 株式会社クボタ ミッドマウント型草刈機
JP2016034257A (ja) * 2014-08-04 2016-03-17 株式会社クボタ ミッドマウント型草刈機
US9622406B2 (en) 2013-12-27 2017-04-18 Kubota Corporation Mid-mount mower with power transmission coupling
JP2021052706A (ja) * 2019-10-01 2021-04-08 株式会社クボタ 伝動軸脱着補助具

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