JPS62118807A - トラクタ作業機の連結装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、トラクタ作業機の連結装置に関し、トラク
タに対して耕耘、収穫等の作業機を連結する連結装置に
利用できるものである。

従来技術、および発明が解決しようとする問題点 従来、作業機をトラクタに連結する装置に関しては、作
業機体をトラクタ側のヒツチに連結する装置の連結操作
と、トラクタ側の動力を作業機側の入力軸に連動すべき
接手の連結操作とは別々に行なわれており、これらを同
時連結操作しうるちのがなく、連結操作が煩雑であった
。

問題点を解決するための手段 この発明は、作業装置（１）側の連結部材（２）に嵌合
させて連結する連結体（３）と、この作業装置（１）側
の入力軸（４）に嵌合させて連結する出力軸（５）軸接
手（６）とを一体的に設けた連結枠（７）を、トラクタ
（８）に対して昇降操作自在の昇降機構（９）に対して
前後に傾斜操作可能に設けてなり、これら連結体（３）
と軸接手（６）とを同時連結することを特徴とするトラ
クタ作業機の連結装置の構成とした。

発明の作用、および効果 被連結姿勢に定置させた作業装置（１）の連結部材（２
）に対して、トラクタ（８）側の連結枠（７）を昇降機
構（９）によって昇降させたり昇降機構（９）に対して
前後傾斜させてトラクタ（８）を移動せしめて近付き、
連結枠（７）の連結体（３）部を連結部材（２）に連結
させるとき、連結枠（７）に連結体（３）と一体的に設
けた出力軸（５）の軸接手（６）が作業装置（１）の入
力軸（４）に係合し、連結体（３）と連結部材（２）と
の連結と同時に出力軸（５）軸接手（６）泣 も該入力軸（４）に係合連番するものであって。

直ちにトラクタ（８）を運転操作して作業装置（１）の
作業をすることができる。また、作業装置（１）を連結
枠（７）から取外す場合には、昇降機構（９）を降下さ
せて作業装置ｔ　（１）を着地させてのち、更に連結枠
（７）を僅かに降下せしめたり、連結体（３）を前後に
傾斜させる等してトラクタ（８）を作業装置（１）から
離れる方行に移動させると、連結体（３）と軸接手（６
）とにおいて同時に作業装置（１）から離脱して取外す
ことができる。

このように、トラクタ（８）側の連結体（３）と軸接手
（６）とを、作業装置（１）側の連結部材（２）と入力
軸（４）とに同時連結できるので、一般的なトラクタ（
８）操縦席部に昇降機構（９）の油圧操作部を設ける形
態であれば、操縦者はトラクタ（８）から降りることな
く容易にかつ短時間に作業装Ｗ１（１）の連結および取
外しができるのでよい。

実施例 尚１図例において作業装置（１）はロータリ（ｌＯ）耕
耘装置を例示し、入力軸（４）を設ける連動ケース（１
１）の左右に無端チェン連動機構を内装する連動フレー
ム（１２）にロータリ（１０）ヲ回転自在に軸装し、ロ
ータリ（ｌＯ）上側にはロータリ（ｌＯ）カバーを設け
、また、連動ケース（！１）から後方に突設するアーム
（１３）端部に尾輪（１４）を吊下せしめて設けている
。　　（１５）は尾輪の上下調節ハンドルである。

連結部材（２）は、正面形状をへ字型に配設した円型断
面形状を有する左右の被嵌部材（１６）　　（［１）後
側面の上端部と中間部とを左右に連結固着する横部材（
１？）　　（ｔ８）を設け、被嵌部材（１６）（１６）
の下端部には後下方向に突設するアーム（１９）　　（
１９）を設け、該上側の横部材（１７）中央部に固着し
て後下方に斜設する上部アーム（２０）を設けると共に
、該左右のアーム（１９）　　（１９）夫々の下端部と
作業装置（１）連動ケース（１１）との間を連結する下
部アーム（２１）　　（２１）を設けて構成する。また
、上部アーム（２０）の後端部は連動ケース（１１）上
部に連結すると共に、下部アーム（２１）　　（２１）
の後端部は連動ケース（１１）左右部に連結し、作業装
置（１）の作業姿勢において、側面から見る該左右の被
嵌部材（１Ｂ）　　（１Ｂ）をはＣ編状立姿勢に構成し
ている。また左右の被嵌部材（１Ｂ）　　（ｔｏ）は円
型の凹部を夫々の内側向きにして設けられると共に、下
側の横部材（１８）左右方向中央部には穴（２２）を設
けている。

連結体（３）はトラクタ（８）側に設けるもので、正面
形状は上端部を連結して左右式字状を形成して該被嵌部
材（１Ｂ）　　（１Ｂ）に嵌入すべき嵌入部材（２３）
　　（２３）を設け、この嵌入部材（２３）　　（２３
）の下端部を縦状に設けて左右外方向きに軸（２４）　
　（２４）を突設すると共に、この軸（２４）　　（２
４）取付部内側には、出力軸（５）を軸受（２５）する
ハウジングを中央部に位置せしめて左右に張設する軸受
（２５）アーム（２Ｂ）　　（２Ｂ）の外端部を支持固
着している。また、左右の嵌入部材（２つ）と（２３）
とを連結する横部材（２７）を正面形状丁字形に形成し
て設ける。この横部材（２７）左右方向の中央部に穴（
２８）を設け、この穴に前後方向の軸（２９）を嵌入し
て設け、この軸（２９）の前端部を枢支し、且、下方の
横部材（２７）部に設ける枢支部（３０）に枢支されて
これを中心として前後方向に回動偏移しうるアーム（３
１）を設ける。このアーム（３１）には、これを横部材
（２７）側に引き付けるべきスプリング（３２）を設け
ると共に、アーム（３１）一端部に設ける穴にはワイヤ
ー（３３）を係止している。ワイヤー（３３）の他端側
はトラクタ（８）の操縦席部に操作レバー構成して、該
前後方向に軸（２８）を、連結体（３）が作業装置（１
）連結部材（２）に嵌入するとき連結部材（２）の該穴
（２２）に抜差しし得るように構成している、また、連
結体（３）の上端部に前向に突出せしめ取付穴を有する
ブラケット（３０を設けている。

作業装置（１）の入力軸（４）は連動ケース（１１）前
側面から前向きに突設され、その端部に軸（４）接手を
設ける。軸（４）接手は内側円錐面に噛合歯を設け、こ
れを前向開放姿勢に設けて出力側の軸接手（６）を嵌入
せしめるべく構成している。

出力軸（５）は、トラクタ（８）後車輪（３５）を軸設
する連動ケース（３Ｂ）に内装されてケース（３Ｂ）後
側面から突出されるＰＴＯ軸部（イ）に、一対の二叉片
を互に直交する十字枢軸にて連結した自在接手部（ロ）
の一方の二叉片を連結し、他方の二叉片に雌雄のスプラ
イン軸を嵌入して伸縮孔連動可能のスプライン軸部（／
Ｘ）を連結すると共に、この後側に該自在接手部（ロ）
を介在せしめて、その後端部に軸接手（６）を有して該
連動体（３）の軸受（２５）に軸方向にスライド可能に
支持させた接手（６）軸部（ニ）を連設して構成し、伸
縮、且、屈折可能に連動構成している。

連結枠（７）は、この出力軸（５）と、該連結体（３）
とを一体的に設けて構成している。

軸接手（６）は、円錐体外面に噛合歯を設けて形成し、
該作業装置（１）側の入力軸（４）接手に嵌入噛合して
連動すべく構成している。この軸接手（６）と、軸受（
２５）ハウジング部との間にはスプリング（４３）を介
在せしめて設けている。

昇降機構（９）は、トラクタ（８）連動ケース（３Ｂ）
下部の連結部と連結体（３）の嵌入部材（２３）下部に
設ける左右の軸（２４）　　（２４）との間に張設する
左右の下部リンク（３７）　　（３？）と、該トラクタ
（８）連動ケース（３Ｂ）上側にあって油圧シリンダ内
装の油圧ユニット部（３８）後面支点（３９）部と連結
体（３）上部に設けるブラケット（３０との間に張設す
る油圧シリンダ（４０）と、該油圧ユニット部（３７）
に設けるリフトアーム（４１）と下部リンク（３７）前
後方向中間部とを連結する昇降杆（４２）とでリンク構
成している。

作業装置（１）における連結部材（２）の被嵌部材（１
６）と入力軸（４）接手との関係位置と。

トラクタ（８）側の作業装Ｍ　（１）連結姿勢における
連結枠（７）上の嵌入部材（２３）と軸接手（６）との
関係位置とを、連結適合すべく対応させて設けである。

作業装置（１）の被嵌部材（１Ｂ）を側面から見てはＣ
縦姿勢に位置させたものに対して、トラクタ（８）側の
連結体（３）をそのアーム（３１）のワイヤー（３３）
を引いて軸（２８）を前方に引付けた状態にして、昇降
機構（９）の油圧シリンダ（４０）を操縦席部で操作し
て伸動させると、連結体（３）の左右嵌入部材（２３）
　　（２３）は、下側の軸（２４）を中心として後方に
傾斜する。適宜に傾斜せしめて止め、作業装置（１）側
の被嵌部材（１Ｂ）上部よりも、嵌入部材（２３）の上
端部が高い場合は、トラクタ（８）の油圧操作をして昇
降機構（９）のリフトアーム（４１）を後方へ倒すと下
部リンク（３７）が下って嵌入部材（２３）が下る。こ
の作業装置（１）側の左右被嵌部材（１Ｂ）　　（１Ｂ
）もトラクタ（８）側の左右の嵌入部材（２３）　　（
２３）も正面形状へ字型をなしているので、被嵌部材（
１８）　　（１１３）に対して嵌入部材（２３）　　（
２３）を低く位置させると、被嵌部材（１８）と（１Ｂ
）との内幅内に嵌入部材（２３）と（２３）との外幅が
容易に入り得るので、トラクタ（８）を後進させて嵌入
部材（２３）　　（２３）の上部を、被嵌部材（１６）
と（１Ｂ）の上端部および上側の横部材（１７）とが形
成する上側開口内に挿入したのち、油圧シリンダ（４０
）を、縮動させて傾斜していた連結体（３）を起しなが
ら、出力軸（５）端部の軸接手（６）の位置を入力軸（
４）接手の開かれた円錐状内面に嵌入せしめるべく、油
圧操作をしてリフドア、−ム（４１）によって連結体（
３）を徐々に昇動せしめ、他方における油圧シリンダ（
４０）による連結体（３）起し操作によって被嵌部材（
１Ｂ）　　（１８）と嵌入部材（２３）　　（２３）と
が繊状に沿って嵌入連結するとき、出力軸（５）に設け
るスプリング（４３）の弾発力によって、軸接手（６）
は入力軸（４）接手内に圧着連結される。この後、ワイ
ヤー（３３）を弛める操作をして軸（２３）を穴（２２
）に挿入して作業装置！　（１）の連結固定を終る。操
縦席に位置する操縦者は連結すべき連結体（３）の連結
部と軸接手（６）部を見ながら油圧レバー操作とトラク
タ（８）の後進操作とを行ない、−人で連結できる。

図例の゛ように昇降機構（９）の上部リンクを油圧シリ
ンダ（４０）にすることによってリフトアーム（４１）
による昇降動と連結体（３）の前後方向傾斜動とを併せ
て行なうことにより連結体（３）を複合的に動かせるか
ら、連結体（３）と軸接手（６）とを作業装置（１）へ
容易に同時連結できるのでよい、また、連結部材（２）
と連結体（３）とを正面形状八字形乃至は上に突の三角
形状に設け、連結部材（２）を連結体（３）に被嵌形状
に設けることによって迅速に連結ができるのでよい。

【図面の簡単な説明】

図は、この発明の一実施例を示すもので、第１図は側面
図、第２図は一部の正面図、第３図は一部の正面図、第
４図は一部を破断せるその側面図、第５図は側面図であ
る。 図中、符畦（１）は作業装置、（２）は連結部材、（３
）は連結体、（４）は入力軸、（５）は出力軸、（６）
は軸接手、（７）は連結枠、（８）はトラクタ、（９）
は昇降機構を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 作業装置（１）側の連結部材（２）に嵌合させて連結す
   る連結体（３）と、この作業装置（１）側の入力軸（４
   ）に嵌合させて連結する出力軸（５）軸接手（６）とを
   一体的に設けた連結枠（７）を、トラクタ（８）に対し
   て昇降操作自在の昇降機構（９）に対して前後に傾斜操
   作可能に設けてなり、これら連結体（３）と軸接手（６
   ）とを同時連結することを特徴とするトラクタ作業機の
   連結装置。