JPS6137218Y2 - - Google Patents
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- JPS6137218Y2 JPS6137218Y2 JP3926082U JP3926082U JPS6137218Y2 JP S6137218 Y2 JPS6137218 Y2 JP S6137218Y2 JP 3926082 U JP3926082 U JP 3926082U JP 3926082 U JP3926082 U JP 3926082U JP S6137218 Y2 JPS6137218 Y2 JP S6137218Y2
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- JP
- Japan
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- mower
- parallel link
- lever
- hook
- arm
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- 238000009434 installation Methods 0.000 description 7
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 6
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 3
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
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- Agricultural Machines (AREA)
- Harvester Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、トラクタ機体の下方にミツドマウン
トモーアを昇降自在に装着するミツドマウントモ
ーアの装着装置に関する。
トモーアを昇降自在に装着するミツドマウントモ
ーアの装着装置に関する。
この種の装着装置としては、ミツドマウントモ
ーアの前後に平行リンクの一端を枢支連結し、こ
の平行リンクの他端をトラクタ機体の下部に枢支
連結し、1組の平行リンクで昇降自在に装着する
ものがある。
ーアの前後に平行リンクの一端を枢支連結し、こ
の平行リンクの他端をトラクタ機体の下部に枢支
連結し、1組の平行リンクで昇降自在に装着する
ものがある。
ところで、ミツドマウントモーアには通常、刈
高さ調整用ゲージ輪の他に、圃場の凸部からカツ
タの破損を防止するためのリミツトゲージ輪が設
けられており、これらのゲージ輪はモーア前部又
は後部のどちらか一方ずつに配置されている。
高さ調整用ゲージ輪の他に、圃場の凸部からカツ
タの破損を防止するためのリミツトゲージ輪が設
けられており、これらのゲージ輪はモーア前部又
は後部のどちらか一方ずつに配置されている。
そのために、モーアを地上に置いた場合、リミ
ツトゲージ輪側が他方よりも下がり、水平に置く
ことができない。それによつて、一方の平行リン
クのトラクタ機体への連結は容易にできるが、リ
ミツトゲージ輪側の平行リンクはモーアを持ち上
げながら連結しなければならない。
ツトゲージ輪側が他方よりも下がり、水平に置く
ことができない。それによつて、一方の平行リン
クのトラクタ機体への連結は容易にできるが、リ
ミツトゲージ輪側の平行リンクはモーアを持ち上
げながら連結しなければならない。
この問題点を解決したものとして米国特許第
3948025号明細書に開示されたものがある。この
従来装置は、リミツトゲージ輪側平行リンクの先
端を円板の偏心位置に枢支連結し、円板の中心に
固着したロツドにレバーを設け、トラクタ機体に
設けられたフツクにロツドを係合させ且つレバー
を回動することにより円板を介して平行リンクを
牽引し、リミツトゲージ輪が若干持上げられてモ
ーアが水平になる状態にセツトできるように構成
されている。
3948025号明細書に開示されたものがある。この
従来装置は、リミツトゲージ輪側平行リンクの先
端を円板の偏心位置に枢支連結し、円板の中心に
固着したロツドにレバーを設け、トラクタ機体に
設けられたフツクにロツドを係合させ且つレバー
を回動することにより円板を介して平行リンクを
牽引し、リミツトゲージ輪が若干持上げられてモ
ーアが水平になる状態にセツトできるように構成
されている。
この従来装置においては、ロツド、円板及びレ
バー等のフツク以外の全ての部品が平行リンクに
取付けられており、平行リンクが重くなつて着脱
が余り容易にはならず、また、レバー及び円板は
モーアをトラクタ機体下方に挿入する場合の障害
となつている。
バー等のフツク以外の全ての部品が平行リンクに
取付けられており、平行リンクが重くなつて着脱
が余り容易にはならず、また、レバー及び円板は
モーアをトラクタ機体下方に挿入する場合の障害
となつている。
このような従来装置の問題点に鑑み、本出願人
はこの出願に先立つてレバー及びアームを有する
牽引機構をトラクタ機体側に設けることにより、
平行リンクの着脱とトラクタ機体下方へのモーア
の配置との容易にしたミツドマウントモーアの装
着装置を提供した。
はこの出願に先立つてレバー及びアームを有する
牽引機構をトラクタ機体側に設けることにより、
平行リンクの着脱とトラクタ機体下方へのモーア
の配置との容易にしたミツドマウントモーアの装
着装置を提供した。
以下、従来採られた具体的構成について説明し
そのもつ問題点を併せ説明することとする。
そのもつ問題点を併せ説明することとする。
即ち第1図乃至第8図において、1は四輪駆動
型農用トラクタで、エンジン2、クラツチハウジ
ング3、ミツシヨンケース4等からトラクタ機体
5が構成されており、このトラクタ機体5は更
に、エンジン2に前方突出状に固定されたフレー
ム6、このフレーム6上に載置されたラジエータ
7及びフレーム6の前端下部に設けられた前部動
力取出装置8等を含む。
型農用トラクタで、エンジン2、クラツチハウジ
ング3、ミツシヨンケース4等からトラクタ機体
5が構成されており、このトラクタ機体5は更
に、エンジン2に前方突出状に固定されたフレー
ム6、このフレーム6上に載置されたラジエータ
7及びフレーム6の前端下部に設けられた前部動
力取出装置8等を含む。
前部動力取出装置8はエンジン2のクランク軸
から伝動軸9を介して動力が取入れられ、ベルト
伝動手段10を介して取出軸11から動力が取出
される。12はクラツチ兼用テンシヨンプーリで
ある。
から伝動軸9を介して動力が取入れられ、ベルト
伝動手段10を介して取出軸11から動力が取出
される。12はクラツチ兼用テンシヨンプーリで
ある。
14は前輪デフ装置、15はその左右の前車軸
ケース、16は前輪、17はボンネツトを示して
いる。18はミツシヨンケース4の後上部に配置
された油圧装置、19は後輪である。
ケース、16は前輪、17はボンネツトを示して
いる。18はミツシヨンケース4の後上部に配置
された油圧装置、19は後輪である。
ミツドマウントモーア22はトラクタ機体5の
下方で且つ前輪16と後輪19との略中間に位置
しており、装着装置23を介してトラクタ1と同
行すべく装着されており、昇降装置24によつて
接地位置から上方へ吊上げ可能となつている。
下方で且つ前輪16と後輪19との略中間に位置
しており、装着装置23を介してトラクタ1と同
行すべく装着されており、昇降装置24によつて
接地位置から上方へ吊上げ可能となつている。
モーア22には3組の回転カツタ25が設けら
れており、中央のカツタ25の上部にはギヤケー
ス26が設けられていて、このギヤケース26か
らベルト等の動力伝達手段を介して左右カツタ2
5に回転動力が伝達される。ギヤケース26から
前方へ入力軸27が突出しており、この入力軸2
7はユニバーサルジヨイント28を介して前記取
出軸11に連動連結されている。モーア22の前
部には中央及びその左右にリミツトゲージ輪29
が設けられており、後部には高さ調整自在なゲー
ジ輪30が左右に1対ずつ配置され、モーア22
の刈高さを調整自在にしている。
れており、中央のカツタ25の上部にはギヤケー
ス26が設けられていて、このギヤケース26か
らベルト等の動力伝達手段を介して左右カツタ2
5に回転動力が伝達される。ギヤケース26から
前方へ入力軸27が突出しており、この入力軸2
7はユニバーサルジヨイント28を介して前記取
出軸11に連動連結されている。モーア22の前
部には中央及びその左右にリミツトゲージ輪29
が設けられており、後部には高さ調整自在なゲー
ジ輪30が左右に1対ずつ配置され、モーア22
の刈高さを調整自在にしている。
前記昇降装置24は油圧装置18を動力源とし
ており、リフトアーム32の上下動はワイヤ33
を介してベルクランク34を回動し、その回動は
ロツド35を介してベルクランク36に伝達さ
れ、更にチエーン37を介してモーア22を昇降
させる。即ち、リフトアーム32を上動するとモ
ーア22は上昇し、油圧装置18の油圧を抜く
と、モーア22は自重により接地するまで降下す
る。前記ベルクランク34,36は夫々ブラケツ
ト38,39に枢支されており、各ブラケツト3
8,39はトラクタ機体5の下部にボルト固定さ
れている。
ており、リフトアーム32の上下動はワイヤ33
を介してベルクランク34を回動し、その回動は
ロツド35を介してベルクランク36に伝達さ
れ、更にチエーン37を介してモーア22を昇降
させる。即ち、リフトアーム32を上動するとモ
ーア22は上昇し、油圧装置18の油圧を抜く
と、モーア22は自重により接地するまで降下す
る。前記ベルクランク34,36は夫々ブラケツ
ト38,39に枢支されており、各ブラケツト3
8,39はトラクタ機体5の下部にボルト固定さ
れている。
前記装着装置23は前平行リンク41及び後平
行リンク42並びに前平行リンク41をトラクタ
機体5に牽引連結するための牽引機構43とを有
する。各平行リンク41,42は左右に間隔をお
いて位置する2本のリンク部材で成る。
行リンク42並びに前平行リンク41をトラクタ
機体5に牽引連結するための牽引機構43とを有
する。各平行リンク41,42は左右に間隔をお
いて位置する2本のリンク部材で成る。
後平行リンク42は第4図に示す如く、その下
端はモーア22の後上部に固着されたブラケツト
44にピン45を介して枢支連結され、その上端
はクラツチハウジング3又はミツシヨンケース4
の下部側壁にボルト固定されたブラケツト46に
ピン47を介して枢支連結されており、上下端の
少なくとも一方は着脱自在である。
端はモーア22の後上部に固着されたブラケツト
44にピン45を介して枢支連結され、その上端
はクラツチハウジング3又はミツシヨンケース4
の下部側壁にボルト固定されたブラケツト46に
ピン47を介して枢支連結されており、上下端の
少なくとも一方は着脱自在である。
前平行リンク41はその下端がモーア22の前
壁に固着ブラケツト48にピン49を介して枢支
連結されており、このブラケツト48は中央リミ
ツトゲージ輪29の支持板50から離して設けて
も良いが、第8図に示すように、支持板50に接
合して、互いに補強するように構成することが好
ましい。
壁に固着ブラケツト48にピン49を介して枢支
連結されており、このブラケツト48は中央リミ
ツトゲージ輪29の支持板50から離して設けて
も良いが、第8図に示すように、支持板50に接
合して、互いに補強するように構成することが好
ましい。
前平行リンク41の2本のリンク部材41a,
41bはその中途部にターンバツクル51を有
し、長さ調整自在となつており、上端部はロツド
52によつて互いに連結されている。この上端部
には係合ピン53が内向きに突設されている。
41bはその中途部にターンバツクル51を有
し、長さ調整自在となつており、上端部はロツド
52によつて互いに連結されている。この上端部
には係合ピン53が内向きに突設されている。
第1,2,3,5,6図において、牽引機構4
3はフレーム6に固定の前部動力取出装置8のケ
ース8aに支持されており、56はケース8aに
後方突出状に溶着又はボルト固定された左右1対
のブラケツトで、回動軸57が回動自在に支持さ
れており、この回動軸57に左右1対のアーム5
8と、1本のレバー59が固着されている。
3はフレーム6に固定の前部動力取出装置8のケ
ース8aに支持されており、56はケース8aに
後方突出状に溶着又はボルト固定された左右1対
のブラケツトで、回動軸57が回動自在に支持さ
れており、この回動軸57に左右1対のアーム5
8と、1本のレバー59が固着されている。
各アーム58は先端にフツク部Fを有し、この
フツク部Fには前平行リンク41の係合ピン53
が係脱自在に係合される。
フツク部Fには前平行リンク41の係合ピン53
が係脱自在に係合される。
レバー59は一端が回動軸57に固定され、他
端はケース8aより前方へ突出しており、その中
途部にはロツク手段60が設けられている。61
はL字形のロツクピンで、レバー59を摺動自在
に貫通し且つホルダ62によつて案内されてお
り、ストツパ63が溶着されている。64はスプ
リングで、ホルダ62とストツパ63との間でロ
ツクピン61に嵌装されていて、ロツクピン61
をケース8a側に弾圧している。ロツク手段60
はこれらの他に、ケース8aに穿設されたピン孔
65を含み、レバー59を第5図実線位置から仮
想線位置まで回動したときに、ロツクピン61が
スプリング64の作用によつてピン孔65に挿入
することにより、レバー59を回動位置に固定す
るように構成されている。ロツク手段60の解除
は、ロツクピン61をスプリング64に抗して引
張り、ピン孔65から離脱させることによつて行
なわれる。
端はケース8aより前方へ突出しており、その中
途部にはロツク手段60が設けられている。61
はL字形のロツクピンで、レバー59を摺動自在
に貫通し且つホルダ62によつて案内されてお
り、ストツパ63が溶着されている。64はスプ
リングで、ホルダ62とストツパ63との間でロ
ツクピン61に嵌装されていて、ロツクピン61
をケース8a側に弾圧している。ロツク手段60
はこれらの他に、ケース8aに穿設されたピン孔
65を含み、レバー59を第5図実線位置から仮
想線位置まで回動したときに、ロツクピン61が
スプリング64の作用によつてピン孔65に挿入
することにより、レバー59を回動位置に固定す
るように構成されている。ロツク手段60の解除
は、ロツクピン61をスプリング64に抗して引
張り、ピン孔65から離脱させることによつて行
なわれる。
前記レバー59の回動は、これと一体回動する
アーム58を第5図実線位置から仮想線位置まで
回動することになり、フツク部Fに係合される係
合ピン53は前方へ距離Lだけ牽引され、前平行
リンク41は引上げられて後平行リンク42と平
行になり、モーア22はリミツトゲージ輪29が
若干持上げられた状態の水平状態となる。
アーム58を第5図実線位置から仮想線位置まで
回動することになり、フツク部Fに係合される係
合ピン53は前方へ距離Lだけ牽引され、前平行
リンク41は引上げられて後平行リンク42と平
行になり、モーア22はリミツトゲージ輪29が
若干持上げられた状態の水平状態となる。
以上のように構成された訳であるが、モーア2
2を装着するに当つては、後平行リンク42のみ
を連結したモーア22を、トラクタ1の側方から
下方へ挿入し、その後モーア22にユニバーサル
ジヨイント28及び前平行リンク41を連結する
と共に、後平行リンク42をブラケツト46に、
昇降位置24のチエーン34をモーア22に夫々
連結する。
2を装着するに当つては、後平行リンク42のみ
を連結したモーア22を、トラクタ1の側方から
下方へ挿入し、その後モーア22にユニバーサル
ジヨイント28及び前平行リンク41を連結する
と共に、後平行リンク42をブラケツト46に、
昇降位置24のチエーン34をモーア22に夫々
連結する。
装着前のモーア22はリミツトゲージ輪29が
接地していて前下り状となつており、モーア22
の前部を持上げなければ前平行リンク41はトラ
クタ機体5に連結できない。しかしその状態で
も、レバー59を第5図実線位置に配置すること
により、アーム58は前平行リンク41に近ず
き、係合ピン53がフツク部Fに係合可能とな
る。係合ピン53をフツク部Fに係合した後、レ
バー59を第5図仮想位置まで回動すると、アー
ム58もそれと一体となつて仮想線位置まで回動
し、前平行リンク41の上端を前方向へ引張り、
後端を引上げる。
接地していて前下り状となつており、モーア22
の前部を持上げなければ前平行リンク41はトラ
クタ機体5に連結できない。しかしその状態で
も、レバー59を第5図実線位置に配置すること
により、アーム58は前平行リンク41に近ず
き、係合ピン53がフツク部Fに係合可能とな
る。係合ピン53をフツク部Fに係合した後、レ
バー59を第5図仮想位置まで回動すると、アー
ム58もそれと一体となつて仮想線位置まで回動
し、前平行リンク41の上端を前方向へ引張り、
後端を引上げる。
前平行リンク41の上端はモーア22より上方
にあり、且つモーア22の後部は後平行リンク4
2及びゲージ輪30によつて前後方向及び下方向
への位置が規制されているので、モーア22の前
部のみが若干持上がることになり、リミツトゲー
ジ輪29は上昇し、モーア22は略水平となる。
この状態で、前平行リンク41は後平行リンク4
2と略平行となり、且つレバー59はロツク手段
60のロツクピン61がピン孔65に係止されて
回動不能となり、モーア22の水平作業姿勢が維
持され、装着が完了する。
にあり、且つモーア22の後部は後平行リンク4
2及びゲージ輪30によつて前後方向及び下方向
への位置が規制されているので、モーア22の前
部のみが若干持上がることになり、リミツトゲー
ジ輪29は上昇し、モーア22は略水平となる。
この状態で、前平行リンク41は後平行リンク4
2と略平行となり、且つレバー59はロツク手段
60のロツクピン61がピン孔65に係止されて
回動不能となり、モーア22の水平作業姿勢が維
持され、装着が完了する。
モーア22の離脱動作は、ロツクピン61をス
プリング64に抗してピン孔65から引抜きなが
らレバー59を第5図実線位置まで回動し、リミ
ツトゲージ輪29が接地するまでモーア22前部
を降下させる。このように装着動作と逆に行なえ
ば良い。
プリング64に抗してピン孔65から引抜きなが
らレバー59を第5図実線位置まで回動し、リミ
ツトゲージ輪29が接地するまでモーア22前部
を降下させる。このように装着動作と逆に行なえ
ば良い。
上述した如く装着される訳であるが、こうした
従来構造においては以下の如く今一つの問題が生
じた。
従来構造においては以下の如く今一つの問題が生
じた。
即ち、従来構造を明示する第5図の如くフツク
部Fは係合ピン53を一旦引掛けるとその状態を
保つたまま寸法L程牽引するように係合ピン53
に略対応する形状とされていたのであり、これで
はアーム58の先端側にフツク部Fがあるため引
掛けるにはよいが、先端側にあると逆にアーム長
が若干長目とならざるを得ず、その結果牽引する
のに可成りの操作力を必要とし装着を困難にして
いたのであり、又、先端寄りに掛止されて装着が
なされたのちは、モーア22に異常負荷がかかる
とその力がアーム58の先端に作用することから
モーメントが非常に大きくなつて各部を損じる結
果となつていたのであり、こうした問題を効果的
に解決できる有効な対策が望まれていた処であ
る。
部Fは係合ピン53を一旦引掛けるとその状態を
保つたまま寸法L程牽引するように係合ピン53
に略対応する形状とされていたのであり、これで
はアーム58の先端側にフツク部Fがあるため引
掛けるにはよいが、先端側にあると逆にアーム長
が若干長目とならざるを得ず、その結果牽引する
のに可成りの操作力を必要とし装着を困難にして
いたのであり、又、先端寄りに掛止されて装着が
なされたのちは、モーア22に異常負荷がかかる
とその力がアーム58の先端に作用することから
モーメントが非常に大きくなつて各部を損じる結
果となつていたのであり、こうした問題を効果的
に解決できる有効な対策が望まれていた処であ
る。
従つてこの考案では第7図及び第8図に示す如
くフツク部Fを下部フツク58aとそれに連続す
る形の上部フツク58bを併設したことをその特
徴とし、より具体的には下部フツク58bは従来
のフツク部Fのある先端位置に対応しそれよりも
アーム基部側に上部フツク58bを配し、第7図
示の如くまず下部フツク58aに引掛けて牽引を
始め第8図の如く上・下部フツク58b,58a
の位置関係が第7図とは逆の前後関係となつた時
点で係合ピン53が第8図仮想線から実線の状態
に摺動して移設され、終局的に上部フツク58b
内に掛合した姿勢で所定の装着が完了する。この
際前部にはストツパ70が対向することによりガ
タなく枢支されることとなる。
くフツク部Fを下部フツク58aとそれに連続す
る形の上部フツク58bを併設したことをその特
徴とし、より具体的には下部フツク58bは従来
のフツク部Fのある先端位置に対応しそれよりも
アーム基部側に上部フツク58bを配し、第7図
示の如くまず下部フツク58aに引掛けて牽引を
始め第8図の如く上・下部フツク58b,58a
の位置関係が第7図とは逆の前後関係となつた時
点で係合ピン53が第8図仮想線から実線の状態
に摺動して移設され、終局的に上部フツク58b
内に掛合した姿勢で所定の装着が完了する。この
際前部にはストツパ70が対向することによりガ
タなく枢支されることとなる。
このように上・下部フツク58b,58aが垂
直上下関係を越えると上記移設が行なわれること
から最も牽引力を要する終局行程における操作力
を大きく牽引力として発生させることができ、従
来より軽快に装着操作をなすことができるだけで
なく、上部で枢支するから仮にここに負荷が作用
しても発生モーメントは小さく抑えられ損傷の問
題は生じないこととなる。
直上下関係を越えると上記移設が行なわれること
から最も牽引力を要する終局行程における操作力
を大きく牽引力として発生させることができ、従
来より軽快に装着操作をなすことができるだけで
なく、上部で枢支するから仮にここに負荷が作用
しても発生モーメントは小さく抑えられ損傷の問
題は生じないこととなる。
この考案は以上の如くであり、従つてモーア装
着作業が非常に軽快かつ迅速に行なえることは勿
論、装着後の強度も充分に得られることとなる等
実益大なるものがあり、特に単に切欠き追加加工
するだけの極めて僅かな改変によつて実現される
点で有益である。
着作業が非常に軽快かつ迅速に行なえることは勿
論、装着後の強度も充分に得られることとなる等
実益大なるものがあり、特に単に切欠き追加加工
するだけの極めて僅かな改変によつて実現される
点で有益である。
尚、第9図に示したものは例えば前述したモー
アにおいてそのユニバーサルジヨイント28に採
用できる提案例であり、この場合同ジヨイント2
8の主軸を前軸aと後軸bに分割し、前後のジヨ
イントが屈折動作できるように各前後軸a,bに
凸部71と凹部72を嵌脱自在に構成し、夫々ピ
ン孔73,73を穿設するものであり、特にこれ
らに対してはピン孔73つきのスライド筒74を
摺動自在に備えることによつて凹・凸部72,7
1を嵌合してスライド筒74を囲繞しピン75を
挿支すれば連結は完了し、逆にピン75を抜いて
スライド筒74を他の個所にスライドさせて前後
軸a,bをジヨイントを利用してスイングさせれ
ばそれで相互は分解できる訳である。のように工
具を必要とせず迅速に脱着できるものである。
アにおいてそのユニバーサルジヨイント28に採
用できる提案例であり、この場合同ジヨイント2
8の主軸を前軸aと後軸bに分割し、前後のジヨ
イントが屈折動作できるように各前後軸a,bに
凸部71と凹部72を嵌脱自在に構成し、夫々ピ
ン孔73,73を穿設するものであり、特にこれ
らに対してはピン孔73つきのスライド筒74を
摺動自在に備えることによつて凹・凸部72,7
1を嵌合してスライド筒74を囲繞しピン75を
挿支すれば連結は完了し、逆にピン75を抜いて
スライド筒74を他の個所にスライドさせて前後
軸a,bをジヨイントを利用してスイングさせれ
ばそれで相互は分解できる訳である。のように工
具を必要とせず迅速に脱着できるものである。
第1図乃至第6図は従来型を示し、第1図及び
第2図はモーア装着状態の側面図及び正面図、第
3図は前平行リンク連結前の平面説明図、第4図
は後平行リンクの連結構造を示す斜視図、第5図
は牽引機構の側面図、第6図はモーア装着完了時
の牽引機構の断面説明図であり、第7図及び第8
図はこの考案の一例を示す側面図、第9図は付加
的一例を示す分解斜視図である。 5……トラクタ機体、8……前部動力取出装
置、22……ミツドマウントモーア、23……装
着装置、24……昇降装置、29……リミツトゲ
ージ輪、30……ゲージ輪、41……前平行リン
ク、42……後平行リンク、43……牽引機構、
53……係合ピン、57……回動軸、58……ア
ーム、F……フツク部、59……レバー、60…
…ロツク手段、58a……下部フツク、58b…
…上部フツク。
第2図はモーア装着状態の側面図及び正面図、第
3図は前平行リンク連結前の平面説明図、第4図
は後平行リンクの連結構造を示す斜視図、第5図
は牽引機構の側面図、第6図はモーア装着完了時
の牽引機構の断面説明図であり、第7図及び第8
図はこの考案の一例を示す側面図、第9図は付加
的一例を示す分解斜視図である。 5……トラクタ機体、8……前部動力取出装
置、22……ミツドマウントモーア、23……装
着装置、24……昇降装置、29……リミツトゲ
ージ輪、30……ゲージ輪、41……前平行リン
ク、42……後平行リンク、43……牽引機構、
53……係合ピン、57……回動軸、58……ア
ーム、F……フツク部、59……レバー、60…
…ロツク手段、58a……下部フツク、58b…
…上部フツク。
Claims (1)
- 前後の一方にリミツトゲージ体29を有するミ
ツドマウントモーア22を、前後平行リンク4
1,42でトラクタ機体5の下方に昇降自在に装
着し、前記リミツトゲージ体29が位置する側の
平行リンク41とトラクタ機体5との間に牽引機
構43を設けると共に、前記牽引機構43はトラ
クタ機体5に対して回動自在に支持され且つ回動
した位置で固定可能なレバー59と、前記平行リ
ンク41と係脱自在であると共にレバー59と一
体回動自在であり且つ係合状態で回動することに
より平行リンク41を引上げるフツク部つきアー
ム58とを有するミツドマウントモーアの装着装
置であつて、前記フツク部を、下部フツク58a
と上部フツク58bとでもつて形成し、アーム5
8が所定に回動した時点で上部フツク58b内に
前記平行リンク41の係合ピン53が移設される
べく構成したことを特徴とするミツドマウントモ
ーアの装着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3926082U JPS58141336U (ja) | 1982-03-18 | 1982-03-18 | ミツドマウントモ−アの装着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3926082U JPS58141336U (ja) | 1982-03-18 | 1982-03-18 | ミツドマウントモ−アの装着装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58141336U JPS58141336U (ja) | 1983-09-22 |
JPS6137218Y2 true JPS6137218Y2 (ja) | 1986-10-28 |
Family
ID=30050552
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3926082U Granted JPS58141336U (ja) | 1982-03-18 | 1982-03-18 | ミツドマウントモ−アの装着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58141336U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6687505B2 (ja) * | 2016-12-19 | 2020-04-22 | 株式会社クボタ | コンバイン |
KR102537849B1 (ko) * | 2016-12-19 | 2023-05-31 | 가부시끼 가이샤 구보다 | 콤바인 |
-
1982
- 1982-03-18 JP JP3926082U patent/JPS58141336U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58141336U (ja) | 1983-09-22 |
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