JPH0633762Y2 - トラクタの牽引装置 - Google Patents

トラクタの牽引装置

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JPH0633762Y2
JPH0633762Y2 JP11971987U JP11971987U JPH0633762Y2 JP H0633762 Y2 JPH0633762 Y2 JP H0633762Y2 JP 11971987 U JP11971987 U JP 11971987U JP 11971987 U JP11971987 U JP 11971987U JP H0633762 Y2 JPH0633762 Y2 JP H0633762Y2
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JP
Japan
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tow
tractor
mounting base
attached
vehicle body
Prior art date
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JP11971987U
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JPS6424903U (ja
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洋三郎 清水
昇 糸賀
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、トラクタの牽引装置に関する。
(従来の技術) PTO軸を有するトラクタ車体の底面に、牽引杆を有する
牽引フレーム(ドローバーボックス)を取付け、該フレ
ームを後方に突出させた技術は、例えば、実開昭56−43
608号公報で知られている。
(考案が解決しようとする問題点) 前記の従来技術では、ボックスをコ形に形成してトラク
タ車体の底面に下方から嵌合してボルトで取付けている
ので、剛強であるけれども、構造が複雑であるし、地上
高が低いものであった。
そこで、ボックス(フレーム)を平板構造にして地高を
大きくし、フレームと車体両側面とを筋違いで連結する
ことにより、牽引フレームの剛強性を大にしたものがあ
るが、この牽引装置では、動力取出しケースを装着する
ことができなかった。
本考案は、トラクタ車体と牽引フレームとを筋違いで連
結したものにおいて、該筋違いを互いに連結して剛強性
をより一層向上させることにより、動力取出しケースの
装着も可能にしたことを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、PTO軸6を有するトラクタ車体1の底面に牽
引杆18を有する牽引フレーム11を取付け、該牽引フレー
ム11を後方に突出させ、該突出端側とトラクタ車体1の
両側面とを筋違い20で連結したトラクタにおいて、次の
技術的手段を講じることによって、前述の目的を達成し
たのである。
すなわち、本考案は、トラクタ車体1の後面側に、挿通
孔58を有する取付台57を取付け、挿通孔58にPTO軸6を
挿通して後方に突出し、取付台57の左右両端側を筋違い
20にそれぞれ取付けて該取付台57を介して左右筋違い20
を連結したものである。
(作用) 取付台57はトラクタ車体1の後面側に取付けられ、更
に、左右両端側を筋違い20に取付けて該筋違い20を連結
しているので、牽引フレーム11の剛強性が向上される。
取付台57の挿通孔58にPTO軸6を挿通して突出され、取
付台57に動力取出しケース62を取付けて、動力取出しを
可能とする。
(実施例) 以下、図面を参照して本考案の実施例を詳述する。
図において、1はトラクタ車体で、エンジン側に連設さ
れたミッションケース2からなる。
3は油圧装置で、トラクタ車体1の後部上面に取付けら
れて左右一対のリフトアーム4を有し、該リフトアーム
4が油圧で昇降自在とされている。
5は後車軸ケースであり、トラクタ車体1の左右側面よ
り外方に突出され、図外の後輪に連動する後車輪を有し
ている。
6はPTO軸で、トラクタ車体1の後面側に取付けたPTO変
速ケース7より後方に突出され、該PTO軸6はスプライ
ン軸とされている。
8は位置制御レバーで、油圧装置3の油圧制御弁を操作
するものであり、油圧装置3の右側部に左右方向の支軸
9廻りに回動自在に備えられ、該制御レバー8を後方側
(第1図では左方)に回動させれば、リフトアーム4が
上昇する。
10はオートヒッチ(自動牽引)装置で、トラクタ車体1
の後部に備えられるもので、以下、その詳細を説明す
る。
11は牽引フレームで、平板状の取付け板12からなり、該
取付け板12がトラクタ車体1の底面に重ね合されてボル
ト13により取付けられて、後方に突出されており、該取
付け板12の突出端側で左右方向中央部にはロック孔14が
形成されている。
取付け板12には左右一対のブラケット15が下設され、該
ブラケット15を補強リブ16で補強しており、ブラケット
15間には支軸17を介して牽引杆18が上下動可能に枢支さ
れている。
19は左右一対の側板で、取付け板12の突出端側の両側に
固着され、この各側板19とトラクタ車体1の両側面とに
わたって斜め方向の筋違い20が介在されてそれぞれボル
ト21,22で取付けられ、ここに、牽引フレーム11の突出
端側と車体1の側面とを左右一対の筋違い20で連結して
いる。
23はロックピンであり、牽引杆18を牽引位置で解除自在
に保持するもので、取付け板12の下面にロックピンホル
ダ24をボルト25で固定し、該ホルダ24に軸心を前後方向
として軸方向摺動自在として挿支され、コイルバネ26で
係合方向に付勢されている。
なお、ロックピン23はその先端下面に、上向傾斜状のカ
ム面27を有している。
28は三点リンク機構であり、トップリンクブラケット29
に一端が抜差し自在のピン30で枢支されたトップリンク
31と、トラクタ車体1の下部両側のピン32により上下動
自在として枢支された左右のロワーリンク33とからな
り、各リフトアーム4と各ロワーリンク33の中途とをリ
フトロッド34で連結して、油圧装置3によるリフトアー
ム4の上下動で三点リンク機構28が昇降自在とされてい
る。
35は吊上げ機構で、牽引杆18を支軸17を中心に上下に揺
動させるものであり、先端にフック36を有する牽引杆18
の前後方向中途に、左右方向に突出する支持軸37を固着
し、この支持軸37の両軸端側とリフトアーム4とを、タ
ーンバックル構造の伸縮自在な支持棒38とチェーン39と
で連結してなり、リフトアーム4の持上げ運動で牽引杆
18を牽引位置に吊上げるようになっている。
牽引杆18にはフック36の近傍に、押込みカム40が突出
れ、この押込みカム40にはロックピン23が挿脱される孔
41が形成され、しかも押込みカム40はロック孔14に挿脱
自在とされている。
すなわち、リフトアーム4の持上げ力を、吊上げ機構35
により牽引杆18に伝え、該牽引杆18が支軸17を中心に第
3図の鎖線から上方に揺動されると、その揺動過程でフ
ック36に被牽引杆42を引掛け、しかも、押込みカム40に
よってロックピン23のカム面27をバネ26に抗して押付け
ると、ロックピン23は後退(前方移動)するとともに、
押込みカム40がロック孔14に進入すると、孔41にロック
ピン23がバネ26により挿入され、牽引杆18を牽引位置に
保持するようにされている。
43は左右位置決めガイドで、取付け板12の下面左右に下
設され、これと対応する牽引杆18側には左右位置決めガ
イド44が突出され、牽引杆18を牽引位置に揺動されると
き、ガイド44が固定側ガイド43の各内面に摺接されて左
右位置決めがなされる(第4図参照)。
45はロック解除機構であり、解除レバー46と、解除リン
ク47等からなり、解除レバー46は制御レバー8と同じく
運転席より操作可能な位置にグリップ等を有して変速ケ
ース7にボルト48により取付けたブラケット49のガイド
孔50に挿通され、しかも、ガイド孔50の上面に係脱自在
に係合する位置決め突起51を有している。
解除リンク47は、牽引フレーム11に横軸52を介して揺動
自在に支持され、この解除リンク47の上端に、解除レバ
ー46の下端が枢支連結されている。
53は第2解除リンクで、取付け板12の上面側に縦軸54を
中心に揺動すべく支持され、この第2解除リンク53の一
端は、ロックピン23のエンドにピン55で枢支され、他端
はリンクロッド56を介して解除リンク47の下端側に枢支
されている。
従って、解除レバー46を引上げると、2つの解除リンク
47,53を介してロックピン23がバネ26に抗して後退(前
方移動)して、押込みカム40の孔41より離脱され、牽引
杆18を降下可能に解除し、この状態は、位置決め突起51
がガイド孔50の上面に係合することにより維持される。
57は取付台であり、平面視にてコ字形に形成されてお
り、その立面壁の中央部にはPTO軸6の挿通孔58が形成
され、この挿通孔58の回りで、変速ケース7のボス59に
ボルト60で着脱自在に取付けられ、この取付け状態に
て、挿通孔58よりPTO軸6が突出されている。
取付台57の左右両端は、筋違い20の長手方向中途に、外
側方から重ね合されて、2本のボルト61により着脱自在
に取付けられ、ここに、取付台57により左右一対の筋違
い20が互いに連結されている。
62は動力取出しケースであり、その内部にベベルギヤ機
構62Aを有し、動力受入部63がPTO軸6にスプラインによ
り挿脱自在とされ、出力部にはツヅミ形プーリーで示す
動力取出部材64が備えられ、この部材64がトラクタ車体
1の右側方に位置してPTO軸6からの動力で横軸回りに
回転駆動され、図外のベルト等で、防除機等の作業機を
駆動するようにされる。
なお、動力取出しケース62は、取付台57に形成された孔
65にボルト66を締結することで、取付台57に着脱固定に
取付けられる。
(考案の効果) 本考案は以上の通りであり、牽引フレームとトラクタ車
体とを連結した左右の筋違いは、取付台により互いに連
結されているので、剛強となり、牽引フレームを平板状
として嵩低くしても、筋違いと取付台とで剛性ができ、
これによって、地上高を高くできる。
また、取付台はPTO軸の挿通孔を有しているので、取付
台で左右筋違いを互いに連結して牽引フレーム側を剛強
にするだけでなく、動力取出しケースを取付台に装着で
き、動力取出しを容易とできる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は側面図、第2図
は底面図、第3図は立面側断面図、第4図は背面図、第
5図は解除レバー部分の詳細断面図である。 1…トラクタ車体、6…PTO軸、10…牽引装置、11…牽
引フレーム、18…牽引杆、20…筋違い、57…取付台、58
…挿通孔、62…動力取出しケース、64…動力取出部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】PTO軸(6)を有するトラクタ車体(1)
    の底面に、牽引杆(18)を有する牽引フレーム(11)を
    取付け、該牽引フレーム(11)を後方に突出させ、該突
    出端側とトラクタ車体(1)の両側面とを筋違い(20)
    で連結したトラクタにおいて、 トラクタ車体(1)の後面側に、挿通孔(58)を有する
    取付台(57)を取付け、挿通孔(58)にPTO軸(6)を
    挿通して後方に突出し、取付台(57)の左右両端側を筋
    違い(20)にそれぞれ取付けて該取付台(57)を介して
    左右筋違い(20)を連結したことを特徴とするトラクタ
    の牽引装置。
JP11971987U 1987-08-04 1987-08-04 トラクタの牽引装置 Expired - Lifetime JPH0633762Y2 (ja)

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JPS6424903U JPS6424903U (ja) 1989-02-10
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