JP2655051B2 - 乗用田植機 - Google Patents

乗用田植機

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JP2655051B2
JP2655051B2 JP5249828A JP24982893A JP2655051B2 JP 2655051 B2 JP2655051 B2 JP 2655051B2 JP 5249828 A JP5249828 A JP 5249828A JP 24982893 A JP24982893 A JP 24982893A JP 2655051 B2 JP2655051 B2 JP 2655051B2
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fender
lever
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釜 和 憲 大
間 茂 雄 残
下 佳 成 山
谷 一 明 伊
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YANMAA NOKI KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は走行機体の後部に植付部
を装備させた乗用田植機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、実開昭54−135418号公報
に示す如く、ボンネットを分割形成して着脱自在に取付
ける技術があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、前記従来
技術は、車体上面を車体カバーで覆った場合、着脱時に
車体カバーがハンドルなどに当り易く、車体カバーの形
状及び取付け構造の簡略化並びに着脱作業性の向上など
を容易に図り得ない等の問題があった。また、実開昭5
3−52510号公報に示す如く、略平坦なステップ前
端側にフロントフェンダ傾斜後端を連結させるトラクタ
があったが、前車輪の後方側に前記フロントフェンダ及
びエンジンなどを配設させていたから、本発明のような
後方に植付部を装設させる田植機体では、機体重心が後
方寄りになる不具合があると共に、前車輪よりも後方側
で作業者が代掻き後の田面に乗り降りする必要がある。
また、前車輪前側上方の不要空間を利用して予備苗載台
を設置しても、予備苗載台の側方または前方に作業者が
容易に移動し得ない不具合が生じる。
【0004】
【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、運転
席及びハンドルなどを装設させる車体上面側を車体カバ
ーによって覆うと共に、車体後側に植付部を昇降自在に
装設させる乗用田植機において、ハンドルを境にして前
と後とで前記車体カバーを各別に着脱自在に取付け、レ
バーあるいはペダルを境にして分割分離自在に前記車体
カバーを形成すると共に、ボンネットよりも低い位置で
この両側の前後方向前幅に略水平に延設させる前記車体
カバー前部のフロントフェンダ後端側を前高後低に傾斜
させ、前記車体カバー後部の略平坦なステップ前端側を
フロントフェンダ傾斜後端に連結させ、さらに前記ボン
ネットに内設させるエンジンを前車輪よりも前方に配設
させ、かつ前記ボンネット側方で前車輪前側上方に設け
る予備苗載台の前端よりも前方に前記フロントフェンダ
前部を延設させたもので、ハンドルの前後及び左右方向
に前記車体カバーを延設させても、ハンドルを回避する
形で前記車体カバーの前部または後部を容易に開閉させ
得ると共に、車体上面の前部または後部の一方または両
方を必要に応じて開閉させ得、従来に比べて前記車体
バーの形状及び取付け構造の簡略化並びに着脱作業性の
向上などを容易に図り得、しかもレバーあるいはペダル
を装着した後で前記車体カバーの取付を行い得、レバー
あるいはペダルの操作ストロークまたは切換タイミング
の調整などを容易に行い得、またレバーあるいはペダル
を装着した状態で前記車体カバーだけを着脱し、車体の
点検及び保守などを容易に行い得、さらに前後に分割形
成する前記車体カバーの前部と後部を低い位置で連結さ
せるから、踏込み量の多いペダル足踏み部の低位置配置
を容易に行い得る一方、ステップを形成する前記車体
バー後部の前端側を本機フレーム平坦部に取付けてステ
ップ強度向上などを容易に図り得、特に車体後側に植付
部を設ける田植機体の前車輪前方側にエンジン及び予備
苗載台などを設置させるから、機体重心が後寄りになる
不具合を容易に改良し得、かつ予備苗載台よりも前方に
フロントフェンダを延設させるから、予備苗載台の前方
または側方に作業者がフロントフェンダ上面を利用して
容易に移動し得、また圃場の畦にフロントフェンダ前端
を接近させてフロントフェンダ上面を利用して作業者が
畦に乗降し得、予備苗管理の簡略化並びに代掻き後の田
面への乗降防止などを容易に行い得るものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を図面に基づ
いて詳述する。図1は乗用田植機の全体側面図、図2は
同全体平面図、図3は同部分側面図、図4は同部分正面
図を示し、図中(1)は作業者が搭乗する走行部であ
り、エンジン(2)をベースフレーム(3)に搭載し、
該エンジン(2)を車体カバーであるボンネット(4)
で覆うと共に、前記ベースフレーム(3)の後端にミッ
ションケース(5)を、また該ミッションケース(5)
の後端左右両側に伝動ケース(6)を一体的に連設させ
る。前記ミッションケース(5)の前部左右両側にアク
スルフレーム(7)を介して左右の水田走行用前車輪
(8)を、また各伝動ケース(6)後部の外側に左右の
水田走行用後車輪(9)をそれそれ支承させると共に、
作業者が座乗する運転席(10)を連結フレーム(1
1)を介して伝動ケース(6)上部に装着する。また、
前記ボンネット(4)の左右両側に予備苗載台(12)
を装備させると共に、ボンネット(4)後部の運転席
(10)前方位置に操向ハンドル(13)を設け、ステ
ップ(14a)を形成する車体カバー(14)と前記ボ
ンネット(4)によってエンジン(2)ミッションケー
ス(5)並びに前後車輪(8)(9)などの上域を覆
う。
【0006】また、図中(15)は多条植え用の苗載台
(16)並びに複数の植付爪(17)などを具備する植
付部であり、前高後低の後傾式苗載台(16)を案内レ
ール(18)及びガイトルール(19)を介して植付ケ
ース(20)に左右往復摺動自在に支持させると共に、
クランク運動させる植付アーム(21)並びに植付爪駆
動軸(22)を介して植付ケース(20)に前記植付爪
(17)を取付ける。そして図5乃至図7にも示す如
く、前記植付ケース(20)の下方に滑走体である植付
面均平用の主フロート(23)及び左右のサイドフロー
ト(24)(24)を揺動リンク(25)及び緩衝リン
ク(26)を介して支持すると共に、前記植付ケース
(20)の前側にリンクヒッチ(27)を設け、トップ
リンク(28)及びロアリンク(29)を含む三点リン
ク機構(30)を介して前記連結フレーム(11)にこ
のリンクヒッチ(27)を連結させ、植付部(15)を
昇降させる油圧シリンダ(31)を前記ミッションケー
ス(5)の後部とトップリンク(28)の固定板(3
2)との間に介設させて、前記油圧シリンダ(31)の
伸縮動作でもって植付部(15)を適宜昇降させる一
方、植付部(15)を下降させての走行時左右に往復摺
動させる苗載台(16)から一株分の苗を植付爪(1
7)によって連続的に取出して圃場に苗植え作業を行っ
ていくように構成する。
【0007】さらに、前記ミッションケース(5)内の
主変速操作用ギヤに連結させるシフトレバー(33)に
シフトロッド(34)・シフトアーム(35)・前後揺
動支点軸(36)及び左右揺動支点軸(37)を介して
主変速レバー(38)を連動連結させ、車体カバー(1
4)後部の左リヤフエンダ(14b)に形成するガイド
溝(39)に沿わせ前記主変速レバー(38)を前後に
揺動操作させることにより、路上走行速度・中立・植付
走行速度・後進走行に適宜走行態様を変化させるように
構成している。なお、図中(43)(44)は左右のサ
イドクラッチペダル・(45)は主クラッチペダルであ
る。
【0008】図8乃至図9に示す如く、前記車体フレー
ム(11)の縦フレーム(11a)に固定する軸受筒
(40)に操作回転軸(41)及び左右揺動支点軸(4
2)を介して植付昇降レバー(46)を支持させ、前記
油圧シリンダ(31)を伸縮操作する油圧バルブ(4
7)のスプールに当接させる操作片(48)を前記回転
軸(41)に一体固設すると共に、植付クラッチに連繋
させる植付クラッチワイヤ(49)の他端をクラッチア
ーム(50)を介して前記回転軸(41)に連結させ、
前記昇降レバー(46)をこのレバーガイド溝(51)
に沿わせ前後揺動操作させることにより植付部(15)
の昇降と植付クラッチの入切動作を行わしめるように構
成している。また、前記昇降レバー(46)は前揺動操
作位置において左右にも揺動操作可能に形成したもの
で、昇降レバー(46)を左右に揺動操作したとき水平
揺動リンク(52)に該レバー(46)を係合させて揺
動させワイヤ(53)を介して左右の筋引マーカ(5
4)を適宜機体外側に突出させるように構成している。
さらに、前記回転軸(41)の左端には連動板(55)
を固着すると共に、前記変速レバー(38)の中間に受
金具(56)及び圧縮スプリング(57)を介し連動ピ
ン(58)を支持させていて、前記変速レバー(38)
を前進位置より後進位置に揺動変換操作するとき、前記
連動ピン(58)の先端を連動板(55)に係合させ、
前記回転軸(41)を介し操作片(48a)を一体回動
させて前記バルブ(47)を操作して植付部(15)を
上昇させるように構成している。またさらに、前記バル
ブ(47)を操作するもう一つの操作片(59)を前記
回転軸(41)に遊転軸支させ、該操作片(59)と主
フロート(23)間をセンサワイヤ(60)で連動連結
させて、前記フロート(23)の接地圧の変化にともな
って前記バルブ(47)を適宜操作させ、これらフロー
ト(23)(24)の接地圧を略一定に維持させる状態
に植付部(15)を自動制御するように構成している。
【0009】一方、前記植付昇降レバー(46)の後部
に操作回転軸(61)を介し感度調節レバー(62)を
配備するもので、前記操作片(59)にスプリング(6
3)及び係止片(64)を介し、また前記ワイヤ(6
0)の中間にセンサワイヤ調節アーム(65)を介して
前記調節レバー(62)を連結させて、右リヤフエンダ
(14b)に形成するこのレバーガイド溝(66)に沿
わせ調節レバー(62)を揺動操作することにより、表
土の硬・軟(乾田・湿田)及び標準に応じたフロートに
かかる荷重の感度調節と、植付深さの基準値調節を行わ
しめるように構成している。
【0010】図9に示す如く、前記ハンドル(13)は
ハンドル軸ケース(67)を介しステアリングギヤボッ
クス(68)に支持させるもので、該ギヤボックス(6
8)を前記ミッションケース(5)の前部に固定させ、
前記ギヤボックス(68)の下方に突出させる操向軸
(69)を操向リンク(70)を介し前記アクスルフレ
ーム(7)に連結させている。
【0011】前記ハンドル(13)のハンドル軸(7
1)と操向軸(69)とはギヤボックス(68)内で二
組の減速ギヤ(72)(73)及び(74)(75)で
もって二段に減速され、その操向力を増大させるように
構成している。また前記軸ケース(67)に取付固定部
材(76)を介し前記エンジン(2)の燃料タンク(7
7)を支持させるように設けている。
【0012】図10に示す如く、前記アクスルフレーム
(7)はアクスルケース(78)及び伝動ケース(7
9)を介し前記ミッションケース(5)の左右両側に固
定支持させ、エンジン(2)からの出力をデフ(80)
・前出力軸(81)・ベベルギヤ(82)(83)・伝
動軸(84)並びにベベルギヤ(85)(86)を介し
て、前車輪(8)の車軸(87)に伝達するように構成
している。
【0013】図11乃至図15に示す如く、後車輪
(9)は後述する後車軸に取付けるボス(88)、スポ
ーク(89)並びに大小のラグ(90a)(90b)を
多数有するリム(91)とから構成したもので、前記ラ
グ(90b)の形状を内側及び外側に大とさせたハイラ
グ構造とし、該ラグ(90b)の最大径(D)部の端面
(A)を地面と略水平となるように設けて、このラグ
(90b)の接地巾を大とさせることにより走行時での
後車輪(9)の安定向上を図るように構成している。
【0014】図16は駆動系統図を示すものであり、エ
ンジン(2)の出力軸(2a)をベルト伝動機構(9
2)を介し前記ミッションケースの入力軸(93)に連
結させ、該入力軸(93)をカウンタ軸(94)及び変
速ギヤ(95)を介し変速軸(96)に連結させると共
に、左右のサイドクラッチ(97)及び多板ブレーキ
(98)などを有するサイドクラッチ軸(99)を介し
て前記変速軸(96)をミッションケース(5)の後出
力軸(100)に連結させ、後車輪(9)の後車軸(1
01)にチェン伝動機構(102)を介し前記出力軸
(100)を連動連結させることによって前記エンジン
(2)からの出力を後車輪(9)に伝達するように構成
している。また、前車輪(8)用の前記出力軸(81)
に前記デフ(80)及びカウンタ軸(103)を介して
前記変速軸(96)を連動連結させて、前車輪(8)を
駆動するように構成している。さらに前記入力軸(9
3)に株間変速用ギヤ(104)、カウンタ軸(94)
並びに一対のベベルギヤ(105)を介して植付伝動軸
(106)を連動連結させると共に、前記植付ケース
(20)の植付入力軸(107)に一対の減速ベベルギ
ヤ(108)及びユニバーサルジョイント(109)な
どを介し前記伝動軸(106)を連動連結させて、植付
部(15)をエンジン(2)の出力でもって駆動するよ
うに構成している。
【0015】ところで、前記車体カバー(14)は図3
乃至図4でも示す如く、ステップ(14a)・リヤフエ
ンダ(14b)並びにフロントフエンダ(14c)に分
割形成していて、前記ミッションケース(5)及び伝動
ケース(6)にブラケット(110)(111)及びボ
ルト(112)を介し着脱可能に前記ステップ(14
a)を、また前記伝動ケース(6)に連結フレーム(1
1)・ブラケット(113)並びにボルト(114)を
介し着脱可能にリヤフエンダ(14b)を、さらに前記
ベースフレーム(3)に連結側板(115)及びボルト
(116)を介し着脱可能にフロントフエンダ(14
c)を固定支持させている。そして図2に示す如き左右
のサイドクラッチペダル(43)(44)を備えるステ
ップ(14a)と、主変速レバー(38)・植付昇降レ
バー(46)並びに感度調節レバー(62)を備えるリ
ヤフエンダ(14b)にあっては、これら操作要素部で
あるぺダル(43)(44)及びレバー(38)(4
6)(62)突出部においてさらに左右に分割(11
7)(118)及び(119)(120)形成してペダ
ル(43)(44)及びレバー(38)(46)(6
2)をその都度取外すことなくこれらステップ(14
a)及びリヤフエンダ(14b)を分解可能とさせるよ
うに構成している。
【0016】上記から明らかなように、運転席(10)
及びハンドル(13)などを装設させる車体上面側を
カバー(14)によって覆うと共に、車体後側に植付
部(15)を昇降自在に装設させる乗用田植機におい
て、ハンドル(13)を境にして前と後とで前記車体
バー(14)を各別に着脱自在に取付け、レバー(3
8)(46)(62)あるいはペダル(43)(44)
を境にして分割分離自在に前記車体カバー(14)を形
成すると共に、ボンネット(4)よりも低い位置でこの
両側の前後方向前幅に略水平に延設させる前記車体カバ
ー(14)前部のフロントフェンダ(14c)後端側を
前高後低に傾斜させ、前記車体カバー(14)後部の略
平坦なステップ(14a)前端側をフロントフェンダ
(14c)傾斜後端に連結させ、さらに前記ボンネット
(4)に内設させるエンジン(2)を前車輪(8)より
も前方に配設させ、かつ前記ボンネット(4)側方で前
車輪(8)前側上方に設ける予備苗載台(12)の前端
よりも前方に前記フロントフェンダ(14c)前部を延
設させている。
【0017】また、前記ボンネット(4)は前側板(4
a)・左右側板(4b)(4c)・後側板(4d)に分
割形成し、これら側板(4a)(4b)(4c)(4
d)を前記側板(115)及びフロントフエンダ(14
c)に回動支点軸(121)を介して四方開放可能に取
付けるように構成している。
【0018】本実施例は上記の如く構成するものにし
て、ベースフレーム(3)とミッションケース(5)と
伝動ケース(6)を一体連設させて機体を構成するもの
であるから、構成コンパクトで、しかも車体カバー
(4)(14)をボンネット側板(4a)(4b)(4
c)(4d)・ステップ(14a)・リヤフエンダ(1
4b)・フロントフエンダ(14c)に分割してそれぞ
れ別個に着脱操作できると共に、操作要素部であるペダ
ル(117)(118)及びレバー(38)(46)
(62)関係の突出する車体カバー(14)部において
はそのペダル(117)(118)及びレバー(38)
(46)(62)を境としてさらに左右に分割して機体
に取付け或いは機体より取外しができるので、その都度
ペダル(117)(118)及びレバー(38)(4
6)(62)を取外すことなく、必要個所のカバー(1
4)部のみの着脱操作が行え、保守点検のうえで極めて
便利となる。また、ボンネット(4)及び車体カバー
(14)を分割することによって個々のカバー分体の強
度も向上する許りでなく、一部が破損した場合などに部
分的な交換ですみ経済性並びにメンテナンスに秀れる。
【0019】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、運転席(10)及びハンドル(13)などを装設さ
せる車体上面側を車体カバー(14)によって覆うと共
に、車体後側に植付部(15)を昇降自在に装設させる
乗用田植機において、ハンドル(13)を境にして前と
後とで前記車体カバー(14)を各別に着脱自在に取付
け、レバー(38)(46)(62)あるいはペダル
(43)(44)を境にして分割分離自在に前記車体
バー(14)を形成すると共に、ボンネット(4)より
も低い位置でこの両側の前後方向前幅に略水平に延設さ
せる前記車体カバー(14)前部のフロントフェンダ
(14c)後端側を前高後低に傾斜させ、前記車体カバ
ー(14)後部の略平坦なステップ(14a)前端側を
フロントフェンダ(14c)傾斜後端に連結させ、さら
に前記ボンネット(4)に内設させるエンジン(2)を
前車輪(8)よりも前方に配設させ、かつ前記ボンネッ
ト(4)側方で前車輪(8)前側上方に設ける予備苗載
台(12)の前端よりも前方に前記フロントフェンダ
(14c)前部を延設させたもので、ハンドル(13)
の前後及び左右方向に前記車体カバー(14)を延設さ
せても、ハンドル(13)を回避する形で前記車体カバ
ー(14)の前部または後部を容易に開閉させることが
できると共に、車体上面の前部または後部の一方または
両方を必要に応じて開閉させることができ、従来に比べ
て前記車体カバー(14)の形状及び取付け構造の簡略
化並びに着脱作業性の向上などを容易に図ることがで
き、しかもレバー(38)(46)(62)あるいはペ
ダル(43)(44)を装着した後で前記車体カバー
(14)の取付を行うことができ、レバー(38)(4
6)(62)あるいはペダル(43)(44)の操作ス
トロークまたは切換タイミングの調整などを容易に行う
ことができ、またレバー(38)(46)(62)ある
いはペダル(43)(44)を装着した状態で前記車体
カバー(14)だけを着脱し、車体の点検及び保守など
を容易に行うことができ、さらに前後に分割形成する前
車体カバー(14)の前部と後部を低い位置で連結さ
せるから、踏込み量の多いペダル(43)(44)足踏
み部の低位置配置を容易に行うことができる一方、ステ
ップ(14a)を形成する前記車体カバー(14)後部
の前端側を本機フレーム平坦部に取付けてステップ(1
4a)強度向上などを容易に図ることができ、特に車体
後側に植付部(15)を設ける田植機体の前車輪(8)
前方側にエンジン(2)及び予備苗載台(12)などを
設置させるから、機体重心が後寄りになる不具合を容易
に改良でき、かつ予備苗載台(12)よりも前方にフロ
ントフェンダ(14c)を延設させるから、予備苗載台
(12)の前方または側方に作業者がフロントフェンダ
(14c)上面を利用して容易に移動でき、また圃場の
畦にフロントフェンダ(14c)前端を接近させてフロ
ントフェンダ(14c)上面を利用して作業者が畦に乗
降でき、予備苗管理の簡略化並びに代掻き後の田面への
乗降防止などを容易に行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す全体の側面図。
【図2】同平面図。
【図3】部分拡大側面図。
【図4】部分拡大正面図。
【図5】三点リンク機構部の拡大側面図。
【図6】同平面図。
【図7】フロート部の拡大平面図。
【図8】植付昇降レバー部の拡大背面図。
【図9】同側面図。
【図10】ステアリング部の説明図。
【図11】フロントアクスル部の断面説明図。
【図12】車輪部の拡大説明図。
【図13】前図のII−II線視図。
【図14】同III一III線視図。
【図15】同IV−IV線視図。
【図16】同V−V線視図。
【図17】駆動系統説明図。
【符号の説明】
(2) エンジン (4) ボンネット (8) 前車輪 (10) 運転席 (12) 予備苗載台 (13) ハンドル (14) 車体カバー (14a)ステップ (14c)フロントフェンダ (38)(46)(62) レバー (43)(44) ペダル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山 下 佳 成 大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマー農 機株式会社内 (72)発明者 伊 谷 一 明 大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマー農 機株式会社内 (56)参考文献 実開 昭53−52510(JP,U) 実開 昭55−124343(JP,U) 実開 昭58−132783(JP,U) 実開 昭57−121373(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転席(10)及びハンドル(13)な
    どを装設させる車体上面側を車体カバー(14)によっ
    て覆うと共に、車体後側に植付部(15)を昇降自在に
    装設させる乗用田植機において、ハンドル(13)を境
    にして前と後とで前記車体カバー(14)を各別に着脱
    自在に取付け、レバー(38)(46)(62)あるい
    はペダル(43)(44)を境にして分割分離自在に前
    車体カバー(14)を形成すると共に、ボンネット
    (4)よりも低い位置でこの両側の前後方向前幅に略水
    平に延設させる前記車体カバー(14)前部のフロント
    フェンダ(14c)後端側を前高後低に傾斜させ、前記
    車体カバー(14)後部の略平坦なステップ(14a)
    前端側をフロントフェンダ(14c)傾斜後端に連結さ
    せ、さらに前記ボンネット(4)に内設させるエンジン
    (2)を前車輪(8)よりも前方に配設させ、かつ前記
    ボンネット(4)側方で前車輪(8)前側上方に設ける
    予備苗載台(12)の前端よりも前方に前記フロントフ
    ェンダ(14c)前部を延設させたことを特徴とする乗
    用田植機。
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