JP2590785B2 - 乗用型田植機 - Google Patents

乗用型田植機

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JP2590785B2
JP2590785B2 JP8036322A JP3632296A JP2590785B2 JP 2590785 B2 JP2590785 B2 JP 2590785B2 JP 8036322 A JP8036322 A JP 8036322A JP 3632296 A JP3632296 A JP 3632296A JP 2590785 B2 JP2590785 B2 JP 2590785B2
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JP
Japan
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seedling
rice transplanter
cockpit
wheels
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JP8036322A
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石田  伊佐男
正文 佐伯
喜八郎 長谷
清家  理伯
哲夫 瀬戸川
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Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、乗用型走行車体の後
部に苗植機を昇降可能に装着した乗用型田植機に関する
ものである。 【0002】 【従来技術とその課題】この種の従来技術としては、特
開昭60−114106号公報に示すように乗用型走行
車体の後輪の上方にはフェンダーがあり、その後部に装
着した苗植機の苗載台への苗供給作業が容易ではなかっ
た。 【0003】 【課題を解決するための手段】この発明は、従来の課題
を解決するために、左右前輪6・6と左右後輪4・4を
有する乗用型走行車体Aの後部にリンク機構Bを介して
苗植機Cを上下動自在に装備した乗用型田植機におい
て、乗用型走行車体Aに設けた操縦席13の前方に平坦
な面をなすステップ27を設け、該ステップ27の左右
側部の後端には、後部が前部より高くなるように設けた
フェンダー27c・27cを左右後輪4・4の前部上方
に位置するように設けて、機体側面視で該フェンダー2
7c・27cの操縦席13よりも後方に足場27d・2
7dを形成すると共に、苗植機Cの苗載台35を前部が
後部より高くなるように傾斜した状態でその前部側が左
右後輪4・4の後部上方に位置するように設けたことを
特徴とする乗用型田植機としたものである。 【0004】 【発明の作用効果】この発明は、乗用型走行車体Aに設
けた操縦席13の前方に平坦な面をなすステップ27を
設け、該ステップ27の左右側部の後端には、後部が前
部より高くなるように設けたフェンダー27c・27c
を左右後輪4・4の前部上方に位置するように設けて、
機体側面視で該フェンダー27c・27cの操縦席13
よりも後方に足場27d・27dを形成すると共に、苗
植機Cの苗載台35を前部が後部より高くなるように傾
斜した状態でその前部側が左右後輪4・4の後部上方に
位置するように設けたので、苗載台35に苗を供給する
作業の際に、作業者は操縦席13から立って平坦な面を
なすステップ27を通って機体左右の何れか側部に移動
し、片方の足を該足場27dに載せて作業性良く容易な
姿勢で苗供給を行うことができて、安全に作業が行なえ
て作業能率が向上する。 【0005】更に、機体側面視で左右後輪4・4の前部
上方に足場27d・27dを形成したフェンダー27c
・27cを配置し、左右後輪4・4の後部上方に前部が
後部より高くなるように傾斜した状態で苗載台35の前
部側を配置したので、左右後輪4・4の上方をフェンダ
ー27c・27cと苗載台35とが覆うような配置関係
となるため、これらの配置構成がコンパクトに纏まり、
機体の前後長さを短く構成できて、畦際での旋回性能の
良い乗用型田植機となり作業性が向上し、良好な田植作
業が行なえる。 【0006】 【実施例】この発明の一実施例である乗用型田植機につ
いて詳細に説明する。この乗用型田植機は、乗用型走行
車体Aの後部にリンク機構Bを介して作業機としての苗
植機Cを昇降自在に装着して構成されている。まず、乗
用型走行車体Aについて詳述する。機体は、主ミッショ
ンケース1と連結枠2と縦枠3とリヤーアクスルケース
5と左右の伝動ケース5a・5bと、フロントアクスル
ケース7等から構成されている。連結枠2は側面視がコ
字状をしていて、その先端が主ミッションケース1に固
着されている。そして、この連結枠2の内部にデフ機構
を内装するデフケースに一体的に設けたフロントアクス
ルケース7のデフケース部7aを主ミッションケース1
側と連結枠2に固着の縦枠3とに回動自在に枢結してい
る。 【0007】27は平坦な面をなすステップで、機体の
上部を覆う車体カバーに一体形成されている。また、車
体カバーには一体にエンジンカバー12が形成されてお
り、縦枠3に止着のエンジン台10上に搭載のエンジン
11を該エンジンカバー12が前側及び左右側をカバー
するようになっている。9はハンドル支枠であって、ス
テップ27より立設して設けられており、その上部に操
向ハンドル8が設けられている。 【0008】13は操縦席であって、前記エンジンカバ
ー12の上部に配置されている。連結枠2に前端が固着
された縦枠3は、図例では太い鉄製パイプで構成されて
いて、その後端にリヤーアクスルケース5が固着されて
いる。このリヤーアクスルケース5内には、デフ機構あ
るいはサイドクラッチ機構を内装し、後輪4・4に動力
が伝達される構成になっている。 【0009】5a・5bは車輪伝動ケースである。リン
ク機構Bは、リヤーアクスルケース5上に立設した支柱
28・28に、上リンク29と下リンク30・30の基
部側を枢結し、両リンクの後部を縦リンク31で連結し
て、この上リンク29に下向きのアーム32を固着し、
このアーム32が乗用型走行車体A側に取付けられた油
圧シリンダー33によって作動されるように構成されて
いる。 【0010】苗植機Cは、苗植付伝動ケース34を機枠
にして、これに左右往復動する苗載台35、回転式の苗
植付ケースに植付具を取付けた植付装置36、整地フロ
ート37・38・38等からなり、この苗植付伝動ケー
ス34の左右中間前部が前記縦リンク31にローリング
軸を介して装着されている。次に、伝動機構を説明する
と、エンジン11からの動力はプーリ15・ベルト39
・プーリ17を介して油圧ポンプ16へ伝達され、この
油圧ポンプ16の伝動軸の延長上の軸18が、前方にエ
ンジンの側方で延びていて、この軸18の先端に止着の
プーリ19から、ベルト22により主クラッチ41が内
装されるプーリ21を介して主ミッションケース1の入
力軸20へ伝達される。そして、この主ミッションケー
ス1の後側から、前輪6と後輪4とへ動力を伝達する走
行駆動軸23と苗植機Cを駆動する軸24とが突出され
ていて、これらが適宜変速されて伝動されるように構成
されている。走行駆動軸23はフロントアクスルケース
7のデフケース7a部に突入して、デフを介して後方へ
後輪伝動用の軸23aとして延びている。一方、軸24
は、一旦クラッチケース25内で伝動が入、切されると
共にここで減速されてPTO軸26として後方へ突出
し、このPTO軸26から苗植機の苗植付伝動ケース3
4へ軸42でもって動力を伝えるようになっている。 【0011】ここで、乗用型走行車体Aの前部の構成を
更に詳しく述べると、略同一平面よりなるステップ27
の前部には、主ミッションケース1の前側に設けられた
プーリ19・21の前方で段部27aが形成され、該段
部27aの下端には補助ステップ27bが前方に向けて
延設されている。そして、ハンドル支枠9の前部は、該
段部27aに対応する部所も覆うカバー体9aがボルト
9b…により着脱自在に装着されている。 【0012】また、ステップ27の左右側後部は左右後
輪4・4の上方に位置して後方程高い傾斜面に形成され
たフェンダー27c・27cとなっており、該フェンダ
ー27c・27cの上面は平坦な面にして足場27d・
27dが形成されている。尚、図中43は主クラッチレ
バー、44は副変速レバー、45はチェンジレバーであ
る。46は油圧切替バルブで、フロート37の上下動に
よって切替えられ、油圧シリンダー33を作動してフロ
ート37が常に所定範囲の接地圧に保たれるように構成
している。 【0013】47は植付クラッチレバーを示す。上例の
構成によると、エンジン11が機体の前後中間位置に配
設されて、そのボンネットカバーが機体の前部になくな
り、単にハンドル支枠9が設けられた構成であるにもか
かわらず、主ミッションケース1が機体の前部に位置す
るから前後バランスがくずれて前側が浮上せずに安定し
て苗植機Cを牽引でき、しかも、エンジン11から主ミ
ッションケース1への動力はエンジンの一側方において
常時回転の必要な油圧ポンプ16を介した恰好で簡単に
伝達でき、また、苗植機C側への動力はエンジンの側方
部の伝動軸で伝動でき、左右にバランスのとれた伝動構
成になって、組立も簡単になる。 【0014】そして、特に、乗用型走行車体Aに設けた
操縦席13の前方に平坦な面をなすステップ27を設
け、該ステップ27の左右側部の後端には、後部が前部
より高くなるように設けたフェンダー27c・27cを
左右後輪4・4の前部上方に位置するように設けて、機
体側面視で該フェンダー27c・27cの操縦席13よ
りも後方に足場27d・27dを形成すると共に、苗植
機Cの苗載台35を前部が後部より高くなるように傾斜
した状態でその前部側が左右後輪4・4の後部上方に位
置するように設けたので、苗載台35に苗を供給する作
業の際に、作業者は操縦席13から立って平坦な面をな
すステップ27を通って機体左右の何れか側部に移動
し、片方の足を該足場27dに載せて作業性良く容易な
姿勢で苗供給を行うことができて、安全に作業が行なえ
て作業能率が向上する。 【0015】更に、機体側面視で左右後輪4・4の前部
上方に足場27d・27dを形成したフェンダー27c
・27cを配置し、左右後輪4・4の後部上方に前部が
後部より高くなるように傾斜した状態で苗載台35の前
部側を配置したので、左右後輪4・4の上方をフェンダ
ー27c・27cと苗載台35とが覆うような配置関係
となるため、これらの配置構成がコンパクトに纏まり、
機体の前後長さを短く構成できて、畦際での旋回性能の
良い乗用型田植機となり作業性が向上し、良好な田植作
業が行なえる。
【図面の簡単な説明】 【図1】乗用型田植機の全体側面図 【図2】乗用型田植機の全体平面図 【図3】要部の側断面図 【図4】要部の平断面図 【図5】伝動機構図 【符号の説明】 A 乗用牽引車 B リンク機構 C 苗植機 4 後輪 6 前輪 13 操縦席 27 ステップ 27c フェンダー 27d 足場 35 苗載台
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 瀬戸川 哲夫 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農 機株式会社 技術部内 審査官 郡山 順

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 左右前輪6・6と左右後輪4・4を有する乗用型走行車
    体Aの後部にリンク機構Bを介して苗植機Cを上下動自
    在に装備した乗用型田植機において、乗用型走行車体A
    に設けた操縦席13の前方に平坦な面をなすステップ2
    7を設け、該ステップ27の左右側部の後端には、後部
    が前部より高くなるように設けたフェンダー27c・2
    7cを左右後輪4・4の前部上方に位置するように設け
    て、機体側面視で該フェンダー27c・27cの操縦席
    13よりも後方に足場27d・27dを形成すると共
    に、苗植機Cの苗載台35を前部が後部より高くなるよ
    うに傾斜した状態でその前部側が左右後輪4・4の後部
    上方に位置するように設けたことを特徴とする乗用型田
    植機。
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