JP2002335719A - 田植機 - Google Patents

田植機

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JP2002335719A
JP2002335719A JP2001150920A JP2001150920A JP2002335719A JP 2002335719 A JP2002335719 A JP 2002335719A JP 2001150920 A JP2001150920 A JP 2001150920A JP 2001150920 A JP2001150920 A JP 2001150920A JP 2002335719 A JP2002335719 A JP 2002335719A
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lower link
frame
rear axle
axle case
planting
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JP2001150920A
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Inventor
Tomohito Maekawa
智史 前川
Hideki Matsuoka
秀樹 松岡
Yuichi Kato
祐一 加藤
Makoto Inoue
誠 井上
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Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本機側に植付部を連結するロワーリン
クの取付構造の簡単化と、車体フレームの軽量化を図
る。 【解決手段】 本機側に昇降リンク機構26を介し植
付部15を昇降自在に支持させた田植機において、昇降
リンク機構26を構成するロワーリンク25の本機側取
付部84をリヤアクスルケース7に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は苗載台及び苗植付爪
を備えて連続的に苗植作業を行う田植機に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、特開平8−21
4648号公報などにあっては、ロワーリンクの前支点
を車体フレームに設けているが、重量物の植付部を支え
るため車体フレームの軽量化が困難なばかりでなく、車
体フレームにロワーリンクの支点があるため、ロワーリ
ンクの取外しも容易に行えなかった。
【0003】
【課題を解決するための手段】したがって本発明は、本
機側に昇降リンク機構を介し植付部を昇降自在に支持さ
せた田植機において、昇降リンク機構を構成するロワー
リンクの本機側取付部をリヤアクスルケースに設けて、
植付上昇時などにロワーリンクに加わる植付部の荷重を
堅固なリヤアクスルフレームに良好に支持させて、植付
部の支持強度を向上させ、車体フレームの軽量化を容易
に可能とさせると共に、ロワーリンクの取外し及び取付
けを容易とさせてロワーリンクの交換などのメンテナン
ス性を向上させるものである。
【0004】また、ロワーリンクにロワーリンク支点部
を一体的に形成すると共に、リヤアクスルケースに取付
部を介しロワーリンク前側のロワーリンク支点部を回動
自在に支持させて、部品点数を削減した簡単構造のもの
でリヤアクスルケースにロワーリンクを良好に支持させ
て、植付部の確実な保持を可能とさせるものである。
【0005】さらに、リヤアクスルケースを平面視門形
に形成すると共に、リヤアクスルケースの門形空間部に
ロワーリンク支点部を配置させて、ロワーリンク支点部
を後輪車軸に近接させ、本機と植付部を最大に近づけ
て、田植機体全長の縮小化を容易に可能とさせて機体の
小型化を図るものである。
【0006】またさらに、ロワーリンクを単一のパイプ
部材で形成すると共に、該パイプ部材の前後端部にロワ
ーリンクの前後ロワーリンク支点部を設けて、本機及び
植付部に対するロワーリンクの連結構造の簡略化を図る
と共に、ロワーリンクの軽量化を図って機体の小型軽量
化を容易に可能とさせるものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて詳述する。図1は全体の側面図、図2は同平面
図、図3は車体フレームの側面図、図4は同平面図を示
し、図中1は作業者が搭乗する走行車であり、エンジン
2を車体フレーム3に搭載させ、ミッションケース4側
方にフロントアクスルケース5を介して水田走行用前輪
6を支持させると共に、前記ミッションケース4後方の
リヤアクスルケース7に水田走行用後輪8を支持させ
る。そして前記エンジン2等を覆うボンネット9両側に
予備苗載台10を取付けると共に、作業者が搭乗する車
体カバー11によって前記ミッションケース4等を覆
い、前記車体カバー11後側上方にシートフレーム12
を介して運転席13を取付け、その運転席13の前方で
前記ボンネット9後部に操向ハンドル14を設ける。
【0008】また、図中15は5条植え用の苗載台16
並びに複数の苗植付爪17などを具備する植付部であ
り、前高後低の合成樹脂製の前傾式苗載台16を下部レ
ール18及びガイドレール19を介して植付ケース20
に左右往復摺動自在に支持させると共に、一方向に等速
回転させるロータリケース21を前記植付ケース20に
支持させ、該ケース21の回転軸芯を中心に対称位置に
一対の爪ケース22・22を配設し、その爪ケース22
・22先端に苗植付爪17・17を取付ける。
【0009】また、前記植付ケース20前側のヒッチブ
ラケット23をトップリンク24及びロワーリンク25
を含む昇降リンク機構26を介し走行車1後側に連結さ
せ、前記リンク機構26を介して植付部15を昇降させ
る油圧昇降シリンダ27をロワーリンク25に連結さ
せ、前記前後輪6・8を走行駆動して移動すると同時
に、左右に往復摺動させる苗載台16から一株分の苗を
植付爪17によって取出し、連続的に苗植え作業を行う
ように構成する。
【0010】また、図中28は主変速レバー、29は植
付昇降レバー、30はブレーキペダル、31はアクセル
ペダル、32はデフロックペダル、33は感度調節レバ
ー、34は植付部15任意高さ位置に停止させるストッ
プレバー、35はユニットクラッチレバー35であり、
操向ハンドル14位置近傍に主変速及び昇降レバー28
・29やブレーキ及びアクセルペダル30・31を配設
すると共に、運転席13位置近傍に感度調節及びストッ
プ及びユニットクラッチレバー33・34・35やデフ
ロックペダル32を配設している。
【0011】さらに、図中36は1条分均平用センタフ
ロート、37は2条分均平用サイドフロート、38は肥
料ホッパ39内の肥料を送風機40の送風力でフレキシ
ブル形搬送ホース41を介しフロート36・37の側条
作溝器42に排出させる5条用側条施肥機である。
【0012】図3乃至図5に示す如く、前記車体フレー
ム3は前部フレーム43と中間フレーム44と後部フレ
ーム45とに3分割させ、前部フレーム43にエンジン
2を、中間フレーム44にフロントアクスルケース5
を、後部フレーム45にリヤアクスルケース7及びエン
ジン2に燃料を供給する燃料タンク46などを設けるも
ので、前部フレーム43は左右側フレーム43a・43
bの前端を前フレーム47で、中間をベースフレーム4
8で相互に連結させて平面視4角枠状に形成し、左右側
フレーム43a・43bの固定ブラケット49とベース
フレーム48に防振ゴムを介しエンジン2を上載させる
ように構成している
【0013】また、前記後部フレーム45は左右側フレ
ーム45a・45bの中間立上り部50間をパイプフレ
ーム51と門形フレーム52とで略平行に連結させると
共に、リヤアクスルケース7に左右下端を固設する門形
フレーム53に左右側フレーム45a・45bの後端を
一体連結させ、左右側フレーム45a・45bの立上り
部50間に燃料タンク46を配設するように構成してい
る。
【0014】さらに、前記中間フレーム44は、前部左
右側フレーム43a・43bの後端と後部左右側フレー
ム45a・45bの前端に左右中間フレーム44の前後
端をボルト54を介し取外し自在に固定させると共に、
左右中間フレーム44の下面にボルト55を介し左右フ
ロントアクスルケース5を取外し自在に固定させ、前記
ミッションケース4に左右フロントアクスルケース5を
接続固定させるように構成している。
【0015】また、前部の左右側フレーム43a・43
bの断面積を後部の左右側フレーム45a・45bより
大に形成して、重量物のエンジン2を搭載する前部フレ
ーム43を堅固なものに形成すると共に、前部フレーム
43に比べ強度を必要としない中間フレーム44や後部
フレーム45を軽量に形成して、前後バランスや強度バ
ランスを良好とさせるように構成している。さらに分割
させた前部フレーム43・中間フレーム44・後部フレ
ーム45にエンジン2・フロントアクスルケース5及び
ミッションケース4・リヤアクスルケース7などをそれ
ぞれ分割させた状態で組立て一体化させることによっ
て、組立性やメンテナンス性を向上させることができ
る。
【0016】そして、前部フレーム43の前後外側と後
部フレーム45の前外側にステップフレーム56・57
・58を突設させ、これらフレーム56・57・58の
外側間を前パイプ59で連結させ、後部フレーム45の
立上り部50の上側間にブラケット60を介し固設する
ステップフレーム61と、前記フレーム58の左右外側
とに左右後パイプ62を連結させ、左右後パイプ62の
後側間を横フレーム62aで連結させ、門形フレーム5
3の上側水平部と横フレーム62aとステップフレーム
61の略中央部を前後方向の2本のフレーム62bで連
結させ、後パイプ62前側の低位置の水平部に足踏台6
3を着脱自在にボルト止め固定させ、前記門形フレーム
52とステップフレーム61とにシートフレーム12を
介し運転席13を支持させると共に、各フレーム56・
57・58・61の上面に車体カバー11を取外し自在
に固定保持させるように構成している。
【0017】図6乃至図13にも示す如く、前記ミッシ
ョンケース4は前面左側にパワーステアリングケース6
4、右側に油圧式無段変速機構(HST)65をそれぞ
れ配設させ、無段変速機構65の変速入力軸66を車体
前方向に突出させ、エンジン2下側で前後方向のカウン
タ軸67に入力軸66を連結させると共に、エンジン出
力軸68に伝達ベルト69を介し前記カウンタ軸67を
連結させて、エンジン出力を無段変速機構65を介しミ
ッションケース4に伝達するように構成している。
【0018】また、前記ミッションケース4とリヤアク
スルケース7とは車体の中心ライン上でパイプ製の連結
フレーム70で一体連結させ、ミッションケース4後方
に後走行出力軸71及びPTO出力軸72を突出させ、
リヤアクスルケース7前方に突出させる入力軸73に伝
達軸74を介し前記出力軸71を連結させ、またリヤア
クスルケース7上部の軸受75に設ける中介軸76に自
在継手軸77を介し前記PTO出力軸72を連結させ、
前記植付ケース20の入力軸に自在継手軸78を介し中
介軸76を連結させるように構成している。
【0019】また、前記連結フレーム70はフロント及
びリヤアクスルケース5・7に接続させ、連結フレーム
70の後部上面にシリンダ取付座79を固設して、車体
の中心ライン上で昇降シリンダ27の基端を取付座79
に支持させるように構成している。なお前記連結フレー
ム70内を昇降シリンダ27などの油圧の油タンクに用
いても良く、またフロント及びアクスルケース5・7に
連結フレーム70を連通接続させて、これらケース5・
7や連結フレーム70内を油タンクに用いても良い。
【0020】図14、図15にも示す如く、前記リヤア
クスルケース7は平面視で門形に形成し、ケース7両側
の左右ギヤケース部80外面にロープフック81を固設
すると共に、左右ギヤケース部80間に形成される門形
空間部82に前記ロワーリンク25を配設させるもの
で、アクスルケース7の中央上面に固定手段であるボル
ト83を介しリンク軸受部材84を固定させ、リンク軸
受部材84に前支点軸85を介しロワーリンク25の前
端側を連結させ、昇降シリンダ27のピストンロッド8
6先端をロワーリンク25に固定する枢着板25aに連
結させ、前記ヒッチブラケット23に後支点軸88を介
しロワーリンク25の後端側を連結させ、門形フレーム
53とヒッチブラケット23間を連結するトップリンク
24とによって植付部15の昇降を行うように構成して
いる。
【0021】前記ロワーリンク25は4角パイプで形成
し、前後支点軸85・88が嵌合する支点筒軸89・9
0をロワーリンク25の前後端側に設けて、部品の軽量
化と、ローリングなどに対する剛性向上を図るように構
成している。
【0022】図16、図17にも示す如く、前記燃料タ
ンク46は運転席13下方で後部左右側フレーム45a
・45bの立上り部50間の余剰スペースに配設させる
もので、前記パイプフレーム51の取付部材91にボル
ト92を介し取外し自在にタンク46前端を固定させる
と共に、前記ステップフレーム61の下側にボルト93
を介し固設するタンク取付板94に、タンク46中間の
左右突出縁46aをボルト95を介し固定させて、車体
カバー11後側の立上り部11a内の車体中心ライン上
で運転席13と連結フレーム70と左右側フレーム45
a・45bとで囲まれたデッドスペースにバランス良好
にタンク46を配設するように構成している。
【0023】図8、図9にも示す如く、前記パワーステ
アリングケース64は上側にトルクジェネレータ部96
を下側に遊星減速ギヤ機構部97を有して縦長状に設
け、隣接の変速機構65との左右設置巾を小とさせコン
パクトな配置を可能とさせて、左右前輪6の狭いトレッ
ドにも良好に対応させるように構成している。
【0024】そして、前記パワーステアリングケース6
4下側のステアリングアーム98に第1及び第2ロッド
99・100を介しリヤアクスルケース7内の左右サイ
ドクラッチを操作するカム部材101を連結させるもの
で、連結フレーム70を上下方向に貫通させる縦軸10
2の上下突出端に上下揺動アーム103・104を固定
させ、連結フレーム70より右側位置でステアリングア
ーム98と下揺動アーム104間を第1ロッド99で、
また上揺動アーム103とカム部材101間を第2ロッ
ド100で連結させて、操向ハンドル14操作に連動さ
せた左右サイドクラッチの入切動作を行わせるように構
成している。
【0025】上記からも明らかなように、機体を構成す
る車体フレーム3を前部フレーム43と中間フレーム4
4と後部フレーム45とに3分割させたもので、車体フ
レーム3を長尺一体構造とするものに比べ、取扱及び組
立性を良好とさせることができる。
【0026】また、中間フレーム44にフロントアクス
ルケース5を連結させるもので、エンジン2などは前部
フレーム43に連結させたままの状態でミッションケー
ス4とフロントアクスルケース5とを一体とさせた取付
け及び取外しなどを容易に可能とさせて、ミッションケ
ース4及びフロントアクスルケース5のメンテナンス性
を向上させることができる。
【0027】さらに、前部フレーム43の断面積を後部
フレーム45より大に形成すると共に、エンジン2を前
部フレーム43に支持させるもので、重量物のエンジン
2を前部フレーム43に強度良好に支持させると共に、
機体後側に装備させる植付部15との前後バランスを良
好とさせて、機体の安定性を向上させることができる。
【0028】また、機体前側のミッションケース4と機
体後側のリヤアクスルケース7とを一体連結させる連結
フレーム70を設けると共に、植付部15を昇降させる
植付昇降シリンダ27を前記連結フレーム70に取付け
るもので、車体フレーム3にシリンダ荷重がかかるのを
防止し、車体フレーム3のシンプル及び軽量化を容易に
可能とさせると共に、シリンダ荷重を連結フレーム70
を介し前後輪6・8に良好に分担支持させて昇降シリン
ダ27の取付強度を良好とさせ、大重量の昇降シリンダ
27の取付も容易に可能とさせることができる。
【0029】さらに、連結フレーム70の上面に植付昇
降シリンダ27の取付座79を設けるもので、連結フレ
ーム70に強度良好に昇降シリンダ27を支持させると
共に、機体下方の障害物より連結フレーム70で昇降シ
リンダ27を損傷なく保護してシリンダ27性能を安定
保持させることができる。
【0030】またさらに、連結フレーム70上方でミッ
ションケース4とリヤアクスルケース7とを後部フレー
ム45を介して連結させて、ミッションケース4とリヤ
アクスルケース7と連結フレーム70と後部フレーム4
5(門形フレーム53も含む)とでトラス構造に設けた
もので、これらミッションケース4とリヤアクスルケー
ス7と連結フレーム70と後部フレーム45とで形成す
る本機フレーム構造の軽量化と剛性の向上化を容易に図
ることができる。
【0031】また、ステップである車体カバー11後側
のカバー立上り部11aから運転席13下方にかけての
車体カバー11内に燃料タンク46を配設させたもの
で、運転席13下側のデッドスペースを有効利用し大容
量の燃料タンク46の設置を容易に可能とさせ、燃料の
ベーパーロック現象を防止してヒートバランスを良好と
させると共に、燃料タンク46を機体の略中央位置に配
置させて燃料の増減による機体の前後及び左右バランス
の悪化を防止して機体の安定性を向上させることができ
る。
【0032】さらに、燃料タンク46に対し植付部15
を昇降する植付昇降シリンダ27と運転席13とを側面
視で上下方向にラップさせたもので、これら運転席13
・昇降シリンダ27・燃料タンク46の前後長を小とさ
せるコンパクトな機体組込みを容易に可能とさせて、機
体の小型化を図ることができる。
【0033】またさらに、機体前側のミッションケース
4と機体後側のリヤアクスルケース7とを一体連結させ
る連結フレーム70上方に燃料タンク46を配設させた
もので、機体下方の障害物などから連結フレーム70に
よって燃料タンク46を保護して、燃料タンク46の損
傷防止を図ることができる。
【0034】また、本機側に昇降リンク機構26を介し
植付部15を昇降自在に支持させた田植機において、昇
降リンク機構26を構成するロワーリンク25の本機側
取付部であるリンク軸受部材84をリヤアクスルケース
7に設けたもので、植付上昇時などにロワーリンク25
に加わる植付部15の荷重を堅固なリヤアクスルフレー
ム7に良好に支持させて、植付部15の支持強度を向上
させ、車体フレーム3にロワーリンク25を支持させる
従来構造に比べ、車体フレーム3の軽量化を容易に可能
とさせると共に、ロワーリンク25の取外し及び取付け
を容易とさせてロワーリンク25の交換などのメンテナ
ンス性を向上させることができる。
【0035】さらに、ロワーリンク25にロワーリンク
支点部である筒軸89を一体的に形成すると共に、リヤ
アクスルケース7に取付部84を介しロワーリンク25
前側のロワーリンク支点筒軸89を回動自在に支持させ
たもので、部品点数を削減した簡単構造のものでリヤア
クスルケース7にロワーリンク25を良好に支持させ
て、植付部15の確実な保持を可能とさせることができ
る。
【0036】また、リヤアクスルケース7を平面視門形
に形成すると共に、リヤアクスルケース7の門形空間部
82にロワーリンク支点筒軸89を配置させたもので、
ロワーリンク支点筒軸89を後輪8車軸に近接させ、本
機と植付部15を最大に近づけて、田植機体全長の縮小
化を容易に可能とさせて機体の小型化を図ることができ
る。
【0037】さらに、ロワーリンク25を単一のパイプ
部材で形成すると共に、該パイプ部材の前後端部にロワ
ーリンク25の前後ロワーリンク支点筒軸89・90を
設けたもので、本機及び植付部15に対するロワーリン
ク25の連結構造の簡略化を図ると共に、ロワーリンク
25の軽量化を図って機体の小型軽量化を容易に可能と
させることができる。
【0038】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、本機側に昇降リンク機構26を介し植付部15を昇
降自在に支持させた田植機において、昇降リンク機構2
6を構成するロワーリンク25の本機側取付部84をリ
ヤアクスルケース7に設けたものであるから、植付上昇
時などにロワーリンク25に加わる植付部15の荷重を
堅固なリヤアクスルフレーム7に良好に支持させて、植
付部15の支持強度を向上させ、車体フレーム3の軽量
化を容易に可能とさせると共に、ロワーリンク25の取
外し及び取付けを容易とさせてロワーリンク25の交換
などのメンテナンス性を向上させることができるもので
ある。
【0039】また、ロワーリンク25にロワーリンク支
点部89を一体的に形成すると共に、リヤアクスルケー
ス7に取付部84を介しロワーリンク25前側のロワー
リンク支点部89を回動自在に支持させたものであるか
ら、部品点数を削減した簡単構造のものでリヤアクスル
ケース7にロワーリンク25を良好に支持させて、植付
部15の確実な保持を可能とさせることができるもので
ある。
【0040】さらに、リヤアクスルケース7を平面視門
形に形成すると共に、リヤアクスルケース7の門形空間
部82にロワーリンク支点部89を配置させたものであ
るから、ロワーリンク支点部89を後輪8車軸に近接さ
せ、本機と植付部15を最大に近づけて、田植機体全長
の縮小化を容易に可能とさせて機体の小型化を図ること
ができるものである。
【0041】またさらに、ロワーリンク25を単一のパ
イプ部材で形成すると共に、該パイプ部材の前後端部に
ロワーリンク25の前後ロワーリンク支点部89・90
を設けたものであるから、本機及び植付部15に対する
ロワーリンク25の連結構造の簡略化を図ると共に、ロ
ワーリンク25の軽量化を図って機体の小型軽量化を容
易に可能とさせることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】田植機の全体側面図。
【図2】田植機の全体平面図。
【図3】走行車体の側面図。
【図4】走行車体の平面図。
【図5】車体フレームの側面図。
【図6】駆動部の側面説明図。
【図7】駆動部の平面説明図。
【図8】サイドクラッチ操作系の側面説明図。
【図9】サイドクラッチ操作系の平面説明図。
【図10】車体の斜視説明図。
【図11】車体の斜視説明図。
【図12】車体の斜視説明図。
【図13】駆動部の斜視説明図。
【図14】昇降リンク部の斜視説明図。
【図15】昇降リンク取付部の説明図。
【図16】燃料タンク設置側面図。
【図17】燃料タンク設置平面図。
【符号の説明】
7 リヤアクスルケース 15 植付部 25 ロワーリンク 26 昇降リンク機構 84 軸受部材(取付部) 89 ロワーリンク支点筒軸(支点部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 祐一 大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマー農機 株式会社内 (72)発明者 井上 誠 大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマー農機 株式会社内 Fターム(参考) 2B041 AA02 AA03 AA09 AB05 AC06 CA03 CA17 CC01 CC11 CC18

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本機側に昇降リンク機構を介し植付部を
    昇降自在に支持させた田植機において、昇降リンク機構
    を構成するロワーリンクの本機側取付部をリヤアクスル
    ケースに設けたことを特徴とする田植機。
  2. 【請求項2】 ロワーリンクにロワーリンク支点部を一
    体的に形成すると共に、リヤアクスルケースに取付部を
    介しロワーリンク前側のロワーリンク支点部を回動自在
    に支持させたことを特徴とする請求項1記載の田植機。
  3. 【請求項3】 リヤアクスルケースを平面視門形に形成
    すると共に、リヤアクスルケースの門形空間部にロワー
    リンク支点部を配置させたことを特徴とする請求項2記
    載の田植機。
  4. 【請求項4】 ロワーリンクを単一のパイプ部材で形成
    すると共に、該パイプ部材の前後端部にロワーリンクの
    前後ロワーリンク支点部を設けたことを特徴とする請求
    項1及び2記載の田植機。
JP2001150920A 2001-05-21 2001-05-21 田植機 Pending JP2002335719A (ja)

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