JPH0453209Y2 - - Google Patents

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JPH0453209Y2
JPH0453209Y2 JP20283986U JP20283986U JPH0453209Y2 JP H0453209 Y2 JPH0453209 Y2 JP H0453209Y2 JP 20283986 U JP20283986 U JP 20283986U JP 20283986 U JP20283986 U JP 20283986U JP H0453209 Y2 JPH0453209 Y2 JP H0453209Y2
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shaft
vehicle body
front link
link
connecting shaft
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は作業機装着装置に関する。
(従来の技術) 例えば、米国特許3948025号明細書で示すよう
に、トラクタ車体の下腹部にミツドマウントモア
ーが左右一対宛の前・後リンクを介して昇降自在
で且つ着脱自在に装着され、車体と前リンクの前
端部間に、前リンクを介してモアーの前部を持上
げ乍ら前リンクを車体に解除自在に取付ける取付
装置が介装されたものがある。
上記取付装置は、左右方向に横設され且つ車体
に係脱自在に係合される支持軸と、支持軸の左右
両端部に固設され、且つ前リンクの前端部が枢結
された作動体と、支持軸の一端部に固設された操
作レバーと、作動体に備えられた固定装置等を有
する。
そして、前リンクを車体に取付ける際には、前
リンクの前部と固定装置を持上げて、支持軸を車
体に係合した後、操作レバーを支持軸と共に回動
させて、作動体、前リンクを介して、モアーの前
部を持上げ、この状態で、作動体を固定装置によ
り回動不能に固定する。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来においては、前リンクの前端部に固定
装置が備えられており、前リンクの車体への着脱
時には、前リンクと固定装置と云う重量物を持上
げて、支軸軸を車体に係脱しなければならず、前
リンクの車体への着脱作業が重作業となつて、容
易に行えなかつた。
本考案は、上記問題を解決できる作業機装着装
置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決すべく、本考案が採用した手
段は、車体1の下腹部に作業機6が前・後リンク
7,8を介して昇降自在で且つ着脱自在に装着さ
れ、前リンク7の後端部は作業機6の前部に左右
方向の枢結軸19により枢結され、前リンク7の
前端部に、左右方向の連結軸24が備えられ、車
体1と連結軸24間に、連結軸24と前リンク7
を介して作業機6の前部を持上げ乍ら前リンク7
を車体1に着脱自在に取付ける取付装置20が介
装されたものにおいて、 取付装置20が、車体1に備えられると共に、
取付装置20が車体1に左右方向の支持軸25に
より回動自在に備えられ且つ連結軸24が係脱自
在に係合される作動体26と、作動体26と連動
する操作レバー28と、固定装置27とを有し、
操作レバー28の操作により、作動体26は、前
リンク7の前端部が作動体26に係脱される着脱
位置と、前リンク7を介して作業機6の前部を持
上げた取付位置とに位置変更自在とされ、作動体
26が取付位置に位置する際に、側面視におい
て、連結軸24が、枢結軸19と支持軸25とを
結ぶ直線lの近傍に位置するようにされ、固定装
置27は、取付位置の作動体26に横方向に挿脱
自在に挿入されて作動体26を解除自在に固定す
る固定ピン33を有する。
(作用) 作業機6の車体1への取付時には、着脱位置と
された作動体26に前リンク7を係合した後、操
作レバー28を回動させて、作業機6の前部を持
上げ乍ら、作動体26を取付位置として、固定装
置27により固定する。
作業機6の車体1からの取外し時には、上記と
は逆の手順で作業を行う。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基き説明すれ
ば、第1図乃至第4図において、1はトラクタ車
体で、該車体1の左右両側には、一対の溝形状装
着枠2が前後方向に沿設されている。左右の両装
着枠2からは、一対宛の前・中・後ブラケツト
3,4,5が下設されている。
車体1の後部上には、左右一対のリフトアーム
を有する作業機昇降用油圧装置が搭載され、各リ
フトアームと、3点リンク機構の各ロアリンクと
が左右一対のリフトロツドにより連結されてい
る。
6は作業機として例示するミツドマウントモア
ーで、車体1下腹部に前・後リンク7,8を介し
て着脱自在に装着され、車体1下方で且つトラク
タの前・後輪間に位置する。
モアー6は、モアーデツキ9と、その下方に配
設された3個のカツタ10と、モアーデツキ9の
後部上方に配置されてカツタ10を連動させるベ
ルト伝動機構と、モアーデツキ9の後部に固設さ
れてベルト伝動機構を覆被するカバー11と、モ
アーデツキ9の後部の左右方向中央部よりも左側
寄りに配設され且つ入力軸12を有する入力ケー
ス13と、刈高さ調整用ゲージ輪14と、リミツ
トゲージ輪15等から成る。入力軸12はトラク
タのPTO軸16に自在継手軸17を介して連結
されている。
刈高さ調整用ゲージ輪14はモアーデツキ9後
部に備えられて、接地しており、リミツトゲージ
輪15はモアーデツキ9前部に備えられて、地面
から浮いている。
前リンク7は後端部で、モアーデツキ9の前端
部の固定ブラケツト18に枢結軸19により解除
自在に枢結され、前端部で前ブラケツト3に取付
装置20を介して着脱自在に取付けられている。
前リンク7は、前リンク7を主構成するロツド
21と、ロツド21の前端部に固設された取付板
22と、ロツド21の後端部が螺進退自在に螺結
された調整体23とから成る。両前リンク7の取
付板22は左右方向の連結軸24により連結され
ている。
取付装置20は、両前ブラケツト3に備えら
れ、前リンク7を介してモアー6を持上げ乍ら前
リンク7を前ブラケツト3に解除自在に取付け
る。
第5図及び第6図にも示すように、取付装置2
0は、支持軸25と、左右一対宛の作動体26及
び固定装置27と、操作レバー28等から構成さ
れている。
支持軸25は、両前ブラケツト3の後端部の下
端部間に回動自在として左右方向に渡設されてい
る。
各作動体26は支持軸25の左右各端部に固設
されて、各前ブラケツト3の内側方に位置してお
り、その前部の上部側には、連結軸24の左右各
端部が係脱自在に係合される係合部29が上端か
ら切欠形成されている。係合部29内面の前側上
部は、弯曲突状の案内面30とされている。
操作レバー28は、支持軸25の右側端部に固
設されて、前ブラケツト3及び装着枠2の外側方
で立上つており、操作レバー28の操作により、
作動体26は、第2図で示すように、連結軸24
が係合部29に係脱自在に係合される着脱位置
と、第1図、第5図及び第6図に示すように、前
リンク7を介してモアー6の前部を持上げた取付
位置とに位置変更自在とされている。
第7図及び第8図にも示すように、固定装置2
7は各前ブラケツト3の内側方に配置されて、作
動体26を取付位置に解除自在に固定するもの
で、取付板31と、支持枠32と、固定ピン33
と、係止軸34と、バネ受け35と、付勢バネ3
6等を有する。
取付板31は支持軸25の各端部に固定され
て、各前ブラケツト3と各作動体26間に位置す
る。
支持枠32はコ型状とされ、取付板31の先端
部に嵌着されて、内側方に突設されており、その
一側壁部には案内溝37が形成されている。案内
溝37はL型状とされ、その内側部が係止部38
とされている。
固定ピン33は、支持枠32及び取付板31に
左右方向に移動自在に挿通されて、前ブラケツト
3の固定ピン孔39に挿脱自在とされている。固
定ピン33の内側端部には、円盤状の操作用抓4
0が固設されている。
係止軸34は固定ピン33に挿着されて、支持
枠32の案内溝37内にその長手方向に移動自在
に挿入され、第7図及び第8図の仮想線で示すよ
うに、係止軸34が係止部38に係脱自在に係止
されることで、固定ピン33は前ブラケツト3か
ら内側方に離間した離間位置に係止される。
バネ受け35は固定ピン33に外嵌されて、係
止軸34の内側方に位置している。
付勢バネ36は固定ピン33に捲周されて、支
持枠32の内側端部とバネ受け35間に弾発状に
分装され、固定ピン33を外側方、即ち、前ブラ
ケツト3側に付勢している。
各後リンク8は、各中ブラケツト4の支軸41
に着脱自在に前端部で枢支され、後端部で、モア
ーデツキ9上の固定ブラケツト42に着脱自在に
枢結されている。
43はモアー6の昇降装置で、両後ブラケツト
5に回動自在に左右方向に渡設された連動軸44
と、連動軸44の左右各端部に固設された左右一
対のベルクランク45と、各ベルクランク45の
一端部と各ロアリンクとを連結する左右一対の連
結ロツド46と、各ベルクランク45の他端部と
各後リンク8間に着脱自在に介装された連動リン
ク47等を有する。
上記のように構成した実施例によれば、モアー
6を車体1に装着する場合には、まず、後リンク
8を車体1とモアー6間に介装した後、前リンク
7をモアー6の固定ブラケツト18に枢結軸19
より枢結する。この状態では、第2図に示すよう
に、モアー6のリミツトゲージ輪15は接地して
いる。
そして、取付装置20においては、第2図に示
すように、操作レバー28を前方側に回動した位
置とし、作動体26を着脱位置として、支持軸2
5から前方斜め下方に突出させておく。又、上記
状態では、固定装置27は支持軸25から前方に
突出して、その固定ピン33は前ブラケツト3内
側面に圧接しており、係止軸34は案内溝37の
長手方向中途部に位置している。
次に、前リンク7の連結軸24の左右各端部を
各作動体26の係合部29に係合した後、操作レ
バー28を上方側に回動させる。
すると、第1図に示すように、作動体26が上
昇して、取付位置に達し、これにより、連結軸2
4、両前リンク7を介して、モアー6が前に引き
寄せられ乍らその前部が持上げられて、正規位置
となる。
この場合、作動体26の取付位置では、第1図
に示すように、側面視において、連結軸24が、
前リンク7の枢結軸19と支持軸25とを結ぶ直
線lの上位近傍にくるようにされている。
そして、モアー6の持上げ時に側面視におい
て、連結軸24が上記直線lに接近するに従つ
て、モアー6及び前リンク7の自重による支持軸
25廻りのモーメントが小さくなつて、操作レバ
ー28の操作力が軽くなり、側面視において、連
結軸24が上記直線lを上方に越えた際に、上記
モーメントの向きが逆転する。
又、上記作動体26の位置変更時には、固定装
置27の固定ピン33は前ブラケツト3の内側面
上を摺動し、作動体26が取付位置となつた際
に、前ブラケツト3の固定ピン孔39と対応合致
して、付勢バネ36により固定ピン孔39内部に
挿入され、作動体26を取付位置で固定する。
上記のようにして、前リンク7を前ブラケツト
3に取付けた後、モアー6の入力軸12とトラク
タのPTO軸16とを自在継手軸17を介して連
結すると共に、昇降装置43の各連動リンク47
を各後リンク8と連結する。
モアー6を車体1から取外す際には、上記とは
逆の手順で作業を行うのであり、特に、前リンク
7を前ブラケツト3から取外す際には、まず第7
図及び第8図に示すように、各固定装置27の固
定ピン33を前ブラケツト3の固定ピン孔39か
ら内側方に引抜いた後、固定ピン33を回動させ
て、その係止軸34を案内溝37の係止部38に
係止して、固定ピン33を上記状態に係止する。
上記の際には、操作レバー28によりモアー6及
び前リンク7を保持しておく必要があるが、側面
視において、連結軸24が、前リンク7の枢結軸
19と支持軸25とを結ぶ直線lの近傍に位置し
て、モアー6及び前リンク7の自重による支持軸
25廻りのモーメントが小さいので、小さな力で
モアー6及び前リンク7を保持しておくことがで
き、固定ピン33の操作を容易に行える。
而る後、操作レバー28を前方側に回動させ、
モアー6を後方へ移動させ乍ら、その前部を下降
させて、リミツトゲージ輪15を接地させ、作動
体26を着脱位置とする。
而る後、前リンク7の連結軸24を各作動体2
6の係合部29から離脱させる。
尚、実施例では、作業機をモアーとしたが、本
考案は、その他の作業機の装着装置にも適用可能
である。
(考案の効果) 以上詳述したように、本考案によれば、前リン
クを車体に着脱自在に取付ける取付装置が前リン
クではなく、車体に備えられているので、前リン
クの車体への着脱時には、取付装置を前リンクと
共に持上げて車体に対して係脱する必要がなく、
従つて、前リンクの車体に対する着脱作業を軽作
業とできて、容易に行える。又、作動体が取付位
置に位置する際に、側面視において、連結軸が、
前リンクの枢結軸と支持軸とを結ぶ直線の近傍に
位置するようにされているので、取付位置の作動
体に固定ピンを挿脱する際に、作業機及び前リン
クを小さな力で保持でき、固定ピンの挿脱を容易
に行える。本考案は上記利点を有し、実益大であ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図及び第
2図は異なる作動体勢を示す側面図、第3図は平
面図、第4図は要部の正面図、第5図は同斜視
図、第6図は第1図の一部拡大図、第7図は第1
図のA矢視図、第8図は第7図のB−B線矢視断
面図である。 1……トラクタ車体、6……ミツドマウントモ
アー(作業機)、7,8……前・後リンク、20
……取付装置、25……支持軸、26……作動
体、27……固定装置、28……操作レバー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車体1の下腹部に作業機6が前・後リンク7,
    8を介して昇降自在で且つ着脱自在に装着され、
    前リンク7の後端部は作業機6の前部に左右方向
    の枢結軸19により枢結され、前リンク7の前端
    部に、左右方向の連結軸24が備えられ、車体1
    と連結軸24間に、連結軸24と前リンク7を介
    して作業機6の前部を持上げ乍ら前リンク7を車
    体1に着脱自在に取付ける取付装置20が介装さ
    れたものにおいて、 取付装置20が、車体1に備えられると共に、
    取付装置20が車体1に左右方向の支持軸25に
    より回動自在に備えられ且つ連結軸24が係脱自
    在に係合される作動体26と、作動体26と連動
    する操作レバー28と、固定装置27とを有し、
    操作レバー28の操作により、作動体26は、前
    リンク7の前端部が作動体26に係脱される着脱
    位置と、前リンク7を介して作業機6の前部を持
    上げた取付位置とに位置変更自在とされ、作動体
    26が取付位置に位置する際に、側面視におい
    て、連結軸24が、枢結軸19と支持軸25とを
    結ぶ直線lの近傍に位置するようにされ、固定装
    置27は、取付位置の作動体26に横方向に挿脱
    自在に挿入されて作動体26を解除自在に固定す
    る固定ピン33を有することを特徴とする作業機
    装着装置。
JP20283986U 1986-12-26 1986-12-26 Expired JPH0453209Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20283986U JPH0453209Y2 (ja) 1986-12-26 1986-12-26

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20283986U JPH0453209Y2 (ja) 1986-12-26 1986-12-26

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Publication Number Publication Date
JPS63107105U JPS63107105U (ja) 1988-07-11
JPH0453209Y2 true JPH0453209Y2 (ja) 1992-12-15

Family

ID=31167600

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20283986U Expired JPH0453209Y2 (ja) 1986-12-26 1986-12-26

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JPS63107105U (ja) 1988-07-11

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