JP2516755Y2 - 田植機用マーカーの操作リンク取付構造 - Google Patents

田植機用マーカーの操作リンク取付構造

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JP2516755Y2
JP2516755Y2 JP1990060806U JP6080690U JP2516755Y2 JP 2516755 Y2 JP2516755 Y2 JP 2516755Y2 JP 1990060806 U JP1990060806 U JP 1990060806U JP 6080690 U JP6080690 U JP 6080690U JP 2516755 Y2 JP2516755 Y2 JP 2516755Y2
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敏夫 中尾
陽一朗 西
隆史 山田
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は田植機の植付装置に設ける線引きマーカーと
該線引きマーカーを植付装置の上昇時に折り畳み操作す
る連結部材の配置構成に関するものである。
(ロ)従来技術 従来から田植機の植付け装置側部に線引きマーカーを
配置し、昇降リンクの上方回動により線引きマーカーを
上方に引き上げてロック維持し、運転席側部に設けた操
作レバーを操作することにより、一側のマーカーを圃場
面まで回動して植付け作業時に次工程の目安となる線を
引くようにする線引きマーカーを設ける技術は公知とな
っているのである。
例えば特開昭63−237711号公報に記載の技術の如くで
ある。
このような線引きマーカーを張出・収納する構成は、
第7図に示すように、植付操作レバー29のレバーガイド
10下方にベルクランク11L,11Rを設け、該ベルクランク1
1L,11Rの一端にワイヤー12L,12Rを連結し、該ワイヤー1
2L,12Rの他端に線引きマーカーを取り付ける昇降アーム
13L,13Rの一端に連結し、植付操作レバー29を右又は左
に回動すると、その側の植付操作レバー29がベルクラン
ク11の一端に当接して回動し、ワイヤー12を引っ張り昇
降アーム13を回動して線引きマーカーを張り出す構成と
していたのである。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 しかし、作業機装着装置に植付装置に代わりに湛水直
播装置や中耕装置、培土装置等を装着するときには、ワ
ンタッチ式の作業機装着装置を装着する必要があり、こ
の作業機装着装置の部分から植付装置を取り外す場合に
は、線引きマーカーのワイヤー12先端を昇降アーム13か
ら取り外す必要があり、その作業が面倒なばかりでな
く、ピン等の紛失が生じ易く、また、外した後のワイヤ
ーを他の場所にうまく固定しておかないと、他の物に引
っ掛かってワイヤー切れを生じたり、昇降の邪魔となっ
たりしていたのである。
(ニ)問題を解決するための手段 本考案はこのような点に鑑み、線引きマーカーの操作
関係の連結具を次のように構成したものである。
上部係合体46と上係合ピン54、及び下部係合体47と下
係合ピン53により構成した係合式の作業機装着装置B
を、上部リンク40及び下部リンク41と、植付装置Cの間
に介装した田植機において、下部リンク41等の回動力を
ワイヤー61,67により伝達して、植付装置Cに設けた線
引きマーカー14を引き上げ可能とした構成において、該
ワイヤーをリンク側ワイヤー61とマーカー側ワイヤー67
とに二分し、リンク側ワイヤー61側の回動アーム60を、
作業機装着装置Bの下部リンク41側に枢支し、マーカー
側ワイヤー67の回動アーム64を、作業機装着装置Bの植
付装置C側に枢支し、両回動アーム60,64を作業機装着
装置B部において係合接当させて、下部リンク41等の操
作力により線引きマーカー14を引き上げ操作すべく構成
したものである。
(ホ)実施例 本考案の目的・手段は以上の如くであり、添付の図面
に示した実施例について説明する。
第1図は田植機の全体側面図、第2図は前部予備苗台
及び後部予備苗台の側面図、第3図は前部予備苗台の正
面図、第4図は作業機装着装置の側面図、第5図は同じ
く装着部の正面図、第6図は同じく側面図である。
田植機の走行部Aにおいて、機体フレーム1前部上に
エンジンを載置し、該エンジンをボンネット2にて覆
い、該ボンネット2後部上にハンドル5を突出してい
る。機体フレーム1後部上には座席6を設け、該座席6
の一側に主変速レバー28、他側に植付操作レバー29を配
している。機体フレーム1後端には作業機装着装置Bを
付設して後端にワンタッチ式脱着できるヒッチを介して
苗載台7や植付爪8、フロート9、線引きマーカー14等
を有する植付装置Cを装着している。
前記ボンネット2両側部に前部予備苗台Dが設けら
れ、第2図、第3図に示すように、後フレーム3を正面
視門構え状に構成してボンネット2上を跨ぎ、下端を機
体フレーム1に固定し、その固定部前方に前フレーム4,
4を立設して、該前フレーム4と後フレーム3の間をプ
レート15,16にて固定し、該前フレーム4と後フレーム
3外側に、同形状で後フレーム3上端を支点として回動
可能なフレーム17を配設し、該フレーム17に苗台19,19
…を固設している。
該フレーム17中途部と前フレーム4上端との間にはガ
ススプリング23が介装され、フレーム17前下端にはロッ
クピン20が配され、該ロックピン20はフレーム17後部に
設けたレバー21にワイヤー22を介して連結され、レバー
21を握るとワイヤー22が引っ張られてロックピン20が解
除されて、前記ガススプリング23のシリンダー内に圧入
されたガス圧によりロッドが伸長してフレーム17及び苗
台19,19…が後方へ回動するのである。よって、苗台19,
19…はオペレーター近くまで回動され予備苗を取り出し
易くなるのである。
また、フレーム17の上部にはバックミラー24が固設さ
れ、最も下方に位置した苗台19の外側にはサイドマーカ
ー25が設けられ、フレーム17前中途部に設けたピン26,2
7はプレート15に開口したガイド孔15a,16a内に沿って回
動可能とし、フレーム17を回動したときに不安定になら
ないようにしている。
後部予備苗台Eは機体フレーム1後端に支持フレーム
30を立設し、該支持フレーム30先端にガイドパイプ31を
外嵌して上下に揺動可能とし、一方、ガイドパイプ31中
途部と後述する下部リンク41との間にリフトリンク32を
介装し、植付装置Cを上昇させるときに後部予備苗台E
も同時に上昇させて苗載台7上端が後部予備苗台Eに当
たらないようにしているのである。
前記ガイドパイプ31上端には支持プレート33が略水平
に固定され、該支持プレート33上の前部と後部に長さの
異なる(前方の方が長い)連結リンク34,35を枢結し、
該連結リンク34,35の他端に受台36を枢結し、該受台36
上に受皿37の中途部を枢支した状態で載置され、受皿37
後部が苗載台7の上方に位置するように配設してい。そ
して、前記連結リンク34とガイドパイプ31の間にガスス
プリング38が介装され、支持プレート33上にロック装置
が設けられている。
よって、ロックを解除するとガススプリング38が伸長
して、連結リンク34,35が回動され、受台36と受皿37が
前方へ移動して前部が持ち上げられた傾斜状態となるの
である。そして、受皿37のみ前方を持ち上げれば苗マッ
トは苗載台7上へ滑り落ち、予備苗の補給が容易に行え
るのである。
作業機装着装置Bの構成は、第4図に示すように、上
部リンク40の前端及び下部リンク41,41前端に横架した
支点軸42が機体フレーム1に枢支され、該支点軸42に回
動アーム43が固定され、該回動アーム43の先端に油圧シ
リンダー44のピストンロッド44a及び補強リンク45を枢
支し、補強リンク45後端は下部リンク41後端に連結され
ている。
前記上部リンク40と下部リンク41,41後端にはワンタ
ッチ脱着可能なヒッチが設けられており、第5図、第6
図に示すように、上部リンク40後端に上部係合体46が軸
50にて枢支され、該軸50上にプーリー51L,51Rが回転自
在に軸支されている。
下部リンク41,41後端には下部係合体47,47が軸52にて
枢支され、該下部係合体47,47と上部係合体46の間に支
持リンク48,48を固設し、前記下部係合体47後部には植
付装置Cの下係合ピン53を係合するための凹部47aが設
けられ、該下部係合体47側部には植付装置Cを装着した
ときに下係合ピン53が抜けないようにフックを有するロ
ックプレート55が設けられ、該ロックプレート55は前部
に解除レバー56が固設され、中途部は下部リンク41を枢
支する軸52に枢支され、前記支持リンク48とロックプレ
ート55後部との間にはスプリング57が介装され、ロック
プレート55がロックする方向に常時付勢されている。
また、下部係合体47,47の前部には軸59より回動アー
ム60,60の中央部が枢支され、該回動アーム60,60の一端
には軸63,63を突設してワイヤー61,61が係止され、該ワ
イヤー61,61の他端は前記プーリー51,51を介して、第4
図に示すように、下部リンク41,41に固結されている。
前記回動アーム60,60の他端にはローラー62,62が軸支
され、該ローラー62,62に回動アーム64,64の摺動辺64a,
64aに当接され、該回動アーム64,64は中央部が前記下係
合ピン53、上係合ピン54を固定した支持杆65,65の中央
部に横架した軸66に枢支され、回動アーム64,64の他端
に線引きマーカー14の昇降アームと連結されたワイヤー
67,67が連結されている。
また、前記支持リンク48の中途部でスプリング57,57
を係止したピン69,69にはロックレバー70,70が枢支さ
れ、該ロックレバー70,70は先端にフック部を有し中途
部にはピン71,71を突出し、該ピン71,71に下部係合体4
7,47との間に介装してロック方向に付勢するスプリング
72,72の上部及び、解除ワイヤー73,73の一端を係止して
いる。該解除ワイヤー73,73の他端は植付操作とレバー2
9に連結されているのである。
このように線引きマーカー14の張出・収納の操作をす
るためのレバーやリンク等の連結部材は上部係合体46、
下部係合体47,47、支持リンク48,48よりなるヒッチ内部
に配設され、線引きマーカー14を操作するワイヤーはヒ
ッチ部で二分割されてそれぞれ回動アーム60、回動アー
ム64と連結して、アームとアームの当接により連動でき
るようにしているのである。
即ち、作業機装着装置Bのヒッチ、つまり上部係合体
46に上係合ピン54、下部係合体47,47に下係合ピン53,53
を係合して植付装置Cを装着すると、回動アーム60のロ
ーラー62と回動アーム64の摺動辺64aが当接し、植付装
置Cを上昇させると、第4図の二点鎖線で示すように、
ワイヤー61,61が引っ張られて回動アーム60,60が回動さ
れてローラー62,62が回動アーム64,64を押して回動さ
せ、ワイヤー67,67を引っ張り線引きマーカー14を収納
状態まで引っ張り上げるのである。
そして、同時に回動アーム60,60上の軸63,63がロック
レバー70,70に係止され、植付装置Cを下降させても線
引きマーカー14は収納状態に維持されたままとなるので
ある。
そして、植付け作業を開始する時に、植付操作レバー
29を未植付け側へ回動すると、解除ワイヤー73が引っ張
られてロックレバー70が回動され、軸63の係合が解除さ
れて線引きマーカー14は基部に設けたスプリング力によ
り未植付け側へ張出回動するのである。
(ヘ)考案の効果 以上のような構成により、本考案は次のような効果が
得られるのである。
第1に、下部リンク41等の部分と線引きマーカー14は
一本のワイヤーで連結されておらず、途中でアームとア
ームの接当により連動する構成としているので、作業機
装着装置Bの部分から植付装置Cを脱着するときにワイ
ヤーを取り外す必要がなくなり、走行機体と植付装置C
との間の脱着が容易に行えるようになったのである。
第2に、線引きマーカー14を操作するためのワイヤー
や回動アーム等の連結部材が作業機装着装置B内に収納
された構成なので、ワイヤーや回動アーム等に泥が付き
難く保護されるようになり、ワイヤーや回動アーム等の
動作が確実に行えるようになり、他の部品の邪魔になる
こともないのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は田植機の全体側面図、第2図は前部予備苗台及
び後部予備苗台の側面図、第3図は前部予備苗台の正面
図、第4図は作業機装着装置の側面図、第5図は同じく
装着部の正面図、第6図は同じく側面図、第7図は従来
の線引きマーカーの操作部の組立斜視図である。 B……作業機装着装置 C……植付装置 14……線引きマーカー 29……植付操作レバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 山田 隆史 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤン マー農機株式会社内 (72)考案者 荒木田 正和 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤン マー農機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−237711(JP,A)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部係合体46と上係合ピン54、及び下部係
    合体47と下係合ピン53により構成した係合式の作業機装
    着装置Bを、上部リンク40及び下部リンク41と、植付装
    置Cの間に介装した田植機において、下部リンク41等の
    回動力をワイヤー61,67により伝達して、植付装置Cに
    設けた線引きマーカー14を引き上げ可能とした構成にお
    いて、該ワイヤーをリンク側ワイヤー61とマーカー側ワ
    イヤー67とに二分し、リンク側ワイヤー61側の回動アー
    ム60を、作業機装着装置Bの下部リンク41側に枢支し、
    マーカー側ワイヤー67の回動アーム64を、作業機装着装
    置Bの植付装置C側に枢支し、両回動アーム60,64を作
    業機装着装置B部において係合接当させて、下部リンク
    41等の操作力により線引きマーカー14を引き上げ操作す
    べく構成したことを特徴とする田植機用マーカーの操作
    リンク取付構造。
JP1990060806U 1990-06-08 1990-06-08 田植機用マーカーの操作リンク取付構造 Expired - Lifetime JP2516755Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63237711A (ja) * 1987-03-26 1988-10-04 株式会社クボタ 田植機の線引きマ−カ操作構造

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JPH0419117U (ja) 1992-02-18

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