JPH0547541Y2 - - Google Patents

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JPH0547541Y2
JPH0547541Y2 JP6036691U JP6036691U JPH0547541Y2 JP H0547541 Y2 JPH0547541 Y2 JP H0547541Y2 JP 6036691 U JP6036691 U JP 6036691U JP 6036691 U JP6036691 U JP 6036691U JP H0547541 Y2 JPH0547541 Y2 JP H0547541Y2
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JP
Japan
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machine
mounting
bracket
agricultural machine
agricultural
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JP6036691U
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JPH054809U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本考案は、農業機械本体
に設けられた3点リンクヒツチ式作業機装着装置
と、この3点リンクヒツチ式作業機装着装置とは
別個に、農業機械本体に固設された作業機装着用
ブラケツトとを具備する農業機における作業機の
着脱機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 近年の農業機械は、公知の3点
リンクヒツチ式作業機装着装置とは別個に、3個
の作業機装着用ブラケツトを農業機械本体に固着
し、この装着用ブラケツトを利用して作業機を装
着している。 即ち、上記作業機装着用ブラケツトには抜差し可
能な係合用ピン軸を配設してあり、上記作業機の
フレームを係合用ピン軸と係合させることによつ
て作業機を農業機械本体に装着している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】 上記在来の農
業機械では、作業機の着脱に際して、上述ピン軸
の抜き差し操作を、人力によつて行つている。し
かし、上記作業機装着用ブラケツトの係合用ピン
軸には、作業機の重量が作用するため、人手によ
る抜き差し操作には、多大の労力が必要であり、
また上記作業機の重量の他、こじれ力等が作用し
ている場合には係合用ピン軸の抜き差し操作に困
難を極める場合があつた。
【0004】
【課題を解決するための手段】 本考案は、上記
問題点に鑑みてなされたもので、農業機械本体5
0の前端部、あるいは、後端部に3点リンクヒツ
チ式作業機装着装置2を有し、上記3点リンクヒ
ツチ式作業機装着装置2とは別個に、農業機械本
体50の作業機装着側端部両側に、係合部材61
を具備する作業機装着用の第1のブラケツト5
2,52と、農業機械本体50の前後方向の中間
部両側に係合凹部53bを具備する作業機装着用
の第2のブラケツト53,53を有し、上記作業
機装着用の第1と第2のブラケツト52,52、
53,53によつて作業機51を連結一体化させ
る農業機械において、上記作業機装着用の第1の
ブラケツト52,52の係合部材61,61を、
3点リンクヒツチ式作業機装着装置2のリフトア
ーム12,12と連結して、該リフトアーム1
2,12と連動して上記係合部材61,61を作
業機のフレームに対して係合、あるいは、離脱さ
せるようにした農業機械の作業機着脱機構であ
る。
【0005】
【作用】 本考案に係る農業機械の作業機着脱機
構は、3点リンクヒツチ式作業機装着装置のリフ
トアームを利用し、このリフトアームの揺動動作
に連動させて、作業機装着用ブラケツトの係合部
材を作業機のフレームに対して係合・離脱させる
ようにしたものである。
【0006】
【実施例】 第1図乃至第6図は、本考案に係る
作業機着脱機構を適用した農業機械の実施例を示
すものである。
【0007】 図面において、50はトラクタ等の農
業機本体、2は上記農業機械本体50の後部に配
設した公知の3点リンクヒツチ式作業機装着装
置、52,53は夫々、上記3点リンクヒツチ式
作業機装着装置2とは別個に農業機械本体50に
固設した作業機装着用の第1と第2のブラケツ
ト、51は上記作業機装着用の第1と第2のブラ
ケツト52,53によつて農業機械本体1に装着
された作業機、6″は本考案に係る作業機着脱機
構を示す。
【0008】 上記3点リンクヒツチ式作業機装着装
置2は、第3図および第6図に示すように、農業
機械本体50の後部上方の略中央部に、上下方向
に揺動可能に配置した棒状のトツプリンク10
と、農業機械本体50の後部下方の両側に上下方
向に揺動可能に配置したアーム状のロワーリンク
11,11と、上記ロワーリンク11,11の上
方に配置したリフトアーム12,12と、このリ
フトアーム12,12の先端と上記ロワーリンク
11,11の略中央部とを連結するリフトロツド
13,13とからなり、上記各リンク10,1
1,11の先端部にはピン穴14,15,15が
農業機械本体50の車軸方向に形成されている。
【0009】 上記リフトアーム12,12は、農業
機械本体50のボデイに内蔵され、運転席から操
作される単動型の油圧シリンダ[図示せず]によ
つて上方への揺動動作のみが与えられ、この揺動
動作はリフトロツド13,13を介してロワーリ
ンク11,11に伝達され、このロワーリンク1
1,11を上方に揺動し得るように構成されてい
る。
【0010】 第1図乃至第5図は、本考案を農業機
械本体の前部にフロントローダを装着した農用フ
ロントローダに適用したものである。
【0011】 図面において、50は農業機械本体、
51は農業機械本体50の前部に装着されたフロ
ントローダを示す。
【0012】 上記農業機械本体50には、前部両側
にピン穴52a付きの第1のブラケツト[以下前
部ブラケツトと称す]52を、そして、農業機械
本体50の長さ方向の中間部両側に案内溝53a
付き係合凹部53bを設けた第2のブラケツト
[以下後部ブラケツトと称す]53を配設し、一
方フロントローダ51のリフトアーム54とリフ
トシリンダ55とを連結したサイドフレーム56
の両側下端にピン軸57を、前方に向けて延びる
サイドフレーム56の側腕58の先端にピン穴5
9を有するスタンド60を配設してある。
【0013】 上記農業機械本体50の後部には第3
図に示すように第6図の3点リンクヒツチ式作業
機械装着装置2が配設されている。更に上記前部
ブラケツト52の内側面には、第4図及び第5図
に示すように、係合部材である係合用ピン軸61
を支持するブラケツト62が固着されており、上
記係合用ピン軸61の先端部は、上記前部ブラケ
ツト52のピン穴52aに摺動自在に嵌装されて
いる。
【0014】 上記農業機械本体50の後部の3点リ
ンクヒツチ式作業機装着装置2のリフトアーム1
2,12と上記農業機械本体50の前部ブラケツ
ト52の係合用ピン軸61とは、ワイヤー63、
リンク機構64並びにリンクロツド68によつて
連結され、本考案に係る着脱機構6″を形成して
いる。
【0015】 上記ワイヤー63は、農業機械本体5
0の前部並びに後部の下方両側に夫々配設された
ローラ65,66に纒い掛けられ、一端をスプリ
ング69を介して上記リフトアーム12,12に
接続し、他端を上記リンク機構64に接続してあ
る。
【0016】 上記リンク機構64は、上記前部ブラ
ケツト52の内方側の農業機械本体50に、中心
部でもつて揺動自在に配設されたリンクアーム6
7と、このリンクアーム67の下端と上記係合用
ピン軸61の基端部とを連結するリンクロツド6
8とで構成される。上記リンクアーム67は、農
業機械本体50の幅方向に傾かせてあり、幅方向
外側端に上述ワイヤー63の他端を接続してあ
る。
【0017】 尚、上記係合用ピン軸61は、農業機
械本体50の幅方向外側に向けて、即ち、先端を
前部ブラケツト52のピン穴52aから突出させ
る方向にスプリング[図示せず]によつて付勢さ
れている。
【0018】 上記構成において、第1図に示す状態
では、フロントローダ51のピン軸57と後部ブ
ラケツト53の係合凹部53bとが係合し、フロ
ントローダ51のスタンド60に設けたピン穴5
9と係合用ピン軸61とが嵌入係合して、フロン
トローダ51が農業機械本体50に装着されてい
る。この状態からフロントローダ51を農業機械
本体50から取外すには、農業機械本体50の運
転席から3点リンクヒツチ式作業機装着装置2の
単動型油圧シリンダを操作し、リフトアーム1
2,12を上方に向けて揺動させる。すると、ワ
イヤー63は、上記リフトアーム12の揺動によ
つてコイルスプリング69を介して引張られ、リ
ンクアーム67を第4図の反時計方向に回動させ
る。
【0019】 上記リンクアーム67の回動により、
係合用ピン軸61は、リンクロツド68によつて
引張られ、上記係合用ピン軸61の先端部が前部
ブラケツト52のピン穴52aに向けて退入する
ため、上記フロントローダ51のスタンド60の
ピン穴59との係合状態が解除される。
【0020】 然る後、油圧によつてリフトシリンダ
55のピストンロツド55′を作動させると共に
農業機械本体50を後退させれば、上記フロント
ローダ51のピン軸57が係合凹部53bから案
内溝53aを経て後部ブラケツト53から外れ、
従つて、フロントローダ51は農業機械本体50
から取外される。
【0021】 尚、上記実施例において、フロントロ
ーダ51を農業機械本体50に装着するには、上
記と逆の手順で行えばよく、この場合、係合用ピ
ン軸61はリフトアーム12,12の自然降下に
伴い、スプリング[図示せず]の付勢力によつて
前部ブラケツト52から突出し、フロントローダ
51のピン穴59に嵌入する。
【0022】 更に上記実施例において、上記ワイヤ
ー63の他に、リフトアーム12,12の下降動
によつて引張されるワイヤーを、リフトアーム1
2,12とリンクアーム67との間に配設し、ス
プリングを省略することもできる。
【0023】 尚、上記実施例において、リンクアー
ム67の上端を農業機械本体50の幅方向内側に
傾けて取付け、リフトアーム12,12の下方へ
の揺動によつて、係合用ピン軸61を、前部ブラ
ケツト52のピン穴52aから突出させ、フロン
トローダ51のピン穴59に挿入するようにして
もよい。
【0024】 尚、以上の説明において、係合用ピン
軸等の係合部材は、全てリフトアームに連結さ
れ、このリフトアームの揺動動作に連動して、作
業機のフレームに対する係合・離脱を行なうよう
にしてあるが、本考案ではリフトアームに限ら
ず、上記係合部材をリフトアームによつて上下方
向の動作が与えられるリフトロツドやロワーリン
クに連結することも可能である。
【0025】
【考案の効果】 以上説明したように、本考案に
係る農業機械の作業機着脱機構は、3点リンクヒ
ツチ式作業機装着装置のリフトアームを利用し、
このリフトアームの揺動動作に連動させて、作業
機装着用の第1のブラケツトの係合部材を作業機
のフレームに対して係合・離脱させるようにした
ので、係合部材の作業機のフレームに対する係
合・離脱を人力で行う必要がなく、作業者が農業
機械本体の運転席からリフトアームを油圧によつ
て操作するだけで上記係合・離脱を行えるため極
めて実用的であり、また、本考案機構は、在来の
3点リンクヒツチ式作業機装着装置のリフトアー
ムを利用したものであるから特別の動力装置を用
いることなく極めて安価に実施可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を適用した農用フロントローダを
示す側面図
【図2】農業機械本体とフロントローダとの分離
状態を示す側面図
【図3】本考案に係る作業機着脱機構の概略構造
を示す側面図
【図4】図3の要部の平面図
【図5】図3の要部の斜視図
【図6】3点リンクヒツチ式作業機装着装置を示
す要部拡大斜視図
【符号の説明】
2……3点リンクヒツチ式作業機装着装置 12……リフトアーム 50……農業機械本体 51……フロントローダ[作業機] 52……前部ブラケツト[作業機械装着用の第1
のブラケツト] 53……後部ブラケツト[作業機械装着用の第2
のブラケツト] 56……サイドフレーム 61……係合用ピン軸[係合部材]。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 農業機械本体の前端部、あるい
    は、後端部に3点リンクヒツチ式作業機械装着装
    置を有し、 上記3点リンクヒツチ式作業機装着装置とは別個
    に、農業機械本体の作業機装着側端部両側に、係
    合部材を具備する作業機装着用の第1のブラケツ
    トと、農業機械本体の前後方向の中間部両側に係
    合凹部を具備する作業機装着用の第2のブラケツ
    トを有し、 上記作業機装着用の第1と第2のブラケツトによ
    つて作業機を連結一体化させる農業機械におい
    て、 上記作業機装着用の第1のブラケツトの係合部材
    を、3点リンクヒツチ式作業機装着装置のリフト
    アームと連結して、該リフトアームと連動して上
    記係合部材を作業機のフレームに対して係合、あ
    るいは、離脱させるようになしたことを特徴とす
    る農業機械の作業機着脱機構。
JP6036691U 1991-07-31 1991-07-31 農業機械の作業機着脱機構 Granted JPH054809U (ja)

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JP6036691U JPH054809U (ja) 1991-07-31 1991-07-31 農業機械の作業機着脱機構

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JPH054809U JPH054809U (ja) 1993-01-26
JPH0547541Y2 true JPH0547541Y2 (ja) 1993-12-15

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