JPS6242663Y2 - - Google Patents

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JPS6242663Y2
JPS6242663Y2 JP10873980U JP10873980U JPS6242663Y2 JP S6242663 Y2 JPS6242663 Y2 JP S6242663Y2 JP 10873980 U JP10873980 U JP 10873980U JP 10873980 U JP10873980 U JP 10873980U JP S6242663 Y2 JPS6242663 Y2 JP S6242663Y2
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JP
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rotary mower
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pulley
belt
bracket
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JP10873980U
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Description

【考案の詳細な説明】 本件考案は農用トラクターの前輪と後輪の間の
腹部に取着けるミツドマウント式のロータリーモ
アー装置に関する考案である。
従来のミツドマウント式のロータリーモアー
は、例えば特開昭51−22532号公報記載の技術の
如く、トラクターの後部油圧ケースから突出する
リフトアームにワイヤーロープを懸回し、該ワイ
ヤーロープを引張ることによりロータリーモアー
を吊上げていた。
しかし、該ワイヤーロープの取着けが面倒なこ
とや、ワイヤーロープが外れやすい等の不具合い
が有つたのである。またロータリーモアーが後方
へ上昇気味に回動するので、動力伝達も後部の
PTO軸からVベルトを掛けて駆動していたので
ある。
本考案の目的は、上記不具合いを解消するもの
であり、トラクターのクラツチハウジング側部に
突出した昇降レバー34にてオペレーターの腕力
で昇降可能とし、該昇降レバーの回動によりロー
タリーモアーを地表面に対して、略平行状態のま
まで昇降できるように、側面視平行四辺形の4点
リンク装置を採用し、該平行リンクの前端の位置
近辺を該昇降レバーに連動したリンク装置により
上下動可能としたものである。
これにより動力の伝達もフロントPTOプーリ
ーより捩り掛けしたVベルトにより行うことがで
き、また該Vベルトによりロータリーモアーの前
部を吊下げ支持できるのである。
そして該4点リンクにて、ロータリーモアーを
支持した場合に、昇降に伴つてロータリーモアー
の角度が僅かに水平から変化するので、刈取状態
の位置で水平またはやや前上がりの最適角度に調
節を可能とする、ターンバツクル装置を設けたも
のである。
本考案の目的は以上の如くであり、添付の図面
に示した実施例に基いて本考案の構成を説明する
と。
第1図は農用トラクターの腹部にミツドマウン
ト式のロータリーモアーを装置した状態の図面で
ある。
ボンネツト1の内部にエンジン2を配置し、エ
ンジン2の下部側面よりフロントアクスルブラケ
ツト3を前方へ突出している。該フロントアクス
ルブラケツト3にセンターピンを介して前輪デフ
装置14を支架し、該前輪デフ装置14にミツシ
ヨンケース6より前輪駆動軸15が挿入されてい
る。前輪デフ装置14より、左右にフロントアク
スルが突設され、その先端に前輪4・4が支架さ
れる。エンジン2の後面にクラツチハウジング5
を固設し、更にクラツチハウジング5の後面にミ
ツシヨンケースケース6を固設している。
本考案のミツドマウント式ロータリーモアーの
装着装置は、前部をフロントアクスルブラケツト
3に、後部をクラツチハウジング5に装着し、動
力はフロントアクスルブラケツト3の内部に格納
されたフロントPTOプーリー21より得てい
る。
従来のミツドマウント式ロータリーモアーは、
ミツシヨンケース後面のPTO軸9より特殊プー
リーとギアボツクスを使つて動力を取り出してい
たのであるが、装着が困難なこと・ベルトの掛け
方が難しいことなどから本案の如く改良されたも
のである。
ミツシヨンケース6の両側面にリアアクスルハ
ウジングを設け、該リアアクスルハウジングに支
架した後車軸に後車輪7・7を支架している。
ミツシヨンケース6の上面に油圧ケース10を
設け、更にその上部に座席11を設けている。8
は3点リンク式の作業装着装置、12はステアリ
ングハンドルである。
第2図は動力取出し部を示す側面断面図、第3
図は動力取出部の前面図、第4図は平面断面図で
ある。
ボンネツト1内に配置したエンジンの回転数を
クランクシヤフトより取出して、フロントPTO
軸20とし、フロントPTOプーリー21をフロ
ントアクスルブラケツト3の間に常時回転させて
いる。
該フロントPTOプーリー21より、水平回転
の動力を取出す為にVプーリー23・24を設
け、Vベルト19を直角に捩らせて巻回してい
る。
ブラケツト31をフロントアクスルブラケツト
3に固設し、該ブラケツト31より、ベルトカバ
ー13の装着ピン28・29・30を出し、これ
ら装着ピンにベルトカバー13を挿入し、固定ネ
ジ32で固着している。同じくブラケツト31よ
りVプーリー23の取付ブラケツト25を突出
し、もう一本の取付ブラケツト26aにはブラケ
ツト26bを枢支し、Vプーリー24をテンシヨ
ンプーリーと兼用している。常にスプリング33
aによりVベルト19へVプーリー24を押し付
けている。33はスプリング調整ネジである。
27はベルトガイド杆である。
第5図はロータリーモアーの支持装置を示す図
面、第6図は支持装置の平面図である。
ブラケツト16・16はフロントアクスルブラ
ケツト3に固定され、ブラケツト17・17はク
ラツチハウジング5の側面に固設される。
ブラケツト16、ブラケツト17部はトラクタ
ーの側に常時固設していて、ロータリーモアー部
を取外し可能にする為に、J形ピン37と42が
設けられ、この2本のJ形ピン37・42を操作
することによりロータリーモアーは取外しが可能
である。
ブラケツト16側には昇降レバー34とレバー
ガイド51、レバー軸56、レバーアーム36が
一体的に固設されていて、昇降レバー34を、操
作ピン35を押してレバーガイド51の溝51a
内を回動可能に構成することにより、レバー軸5
6を介して、レバーアーム36を上下に回動でき
る。溝51の後端部に、ロータリーモアーを上げ
た状態で固定する係合部が設けられている。
レバーアーム36の孔36bにJ形ピン37の
長い方を挿入し、孔36aにJ形ピン37の短か
い方を挿入し、J形ピンの長い方には孔37aに
松葉ピンを挿入し、レバーアーム36に嵌挿し、
スプリング37cを介挿して再び孔37bに松葉
ピンを介挿している。この構造によりJ形ピン3
7は常にレバーアーム36に引きつけられる構造
となつている。
J形ピン37の円弧部がハンドルの役目をし、
この部分を持つてJ形ピンの短かい方の杆を引抜
き、アーム76の長孔部をレバーアーム36・3
6の間に挿入してJ形ピンの短かい方を再び孔3
6aに挿入することによりアーム76部を連結す
ることができる。
ブラケツト17に対するリンク45・45とタ
ーンバツクル39の基部54の連結は、抱き合わ
せ金具43をブラケツト17の孔17eに遊嵌し
た枢支ピン43cを中心に、前端を係合カム75
aから係脱させて開くことにより、リンク44・
44に固設された軸53・52が抱き合わせ金具
43とブラケツト17との間での抱き合わせ状態
が解除され、結合が解除される。この操作はJ形
ピン42に係合カム75aのカム軸75がピン4
2eで長孔75cに係合され摺動可能に構成され
ているので、スプリング42dに抗して短かい杆
42cをブラケツト17の孔17fから引き抜
き、孔17gの中でJ形ピン42を回動すること
により、ピン42eを介してカム軸75と係合カ
ム75aが回動し、抱き合わせ金具43の先端か
ら係合カム75aが外れる。
これにより抱き合わせ金具43は枢支ピン43
cを中心に開き、第13図第16図の補強板17
a,43aにより位置決めされ、該凹部17d・
43dに抱き合わせ保持されていた軸52・53
が自由にされる。
第12図のJ形ピン42の孔42aにはピン4
2eが挿入固定され、孔42bにはスプリング4
2dの固定ピンが挿入されている。
第13図のブラケツト17の凹部17aにはク
ラツチペダルの取付け部が嵌入する。17c・4
3bは補強板である。
第24図、第25図に示す如く軸53には、ブ
ラケツト17・17と抱き合わせ金具43に抱き
合わせ係合された際に、左右に摺動不可能となる
ように位置決めする金具53a・53bが固設さ
れている。
更にターンバツクル39の基部54も遊嵌され
ている。
ロータリーモアー装置はブラケツト17に側面
視にて、ターンバツクル39、リンク44、リン
ク45、とブラケツト49・ブラケツト50の一
体形部分の4リンクによる平行4点リンク装置で
支持されており該4点リンク装置の上下は昇降レ
バー34の回動により行われる。
更にアーム76とレバーアーム36のJ形ピン
37の短かい杆による連結部には、アーム76側
に長孔76aが開孔されており、昇降レバー34
による昇降レバー34による昇降以外に、ロータ
リーモアーの下部に石等がはさまつた時にこの長
孔76aの分だけ自由に持ち上げ可能に構成さて
いる。
ターンバツクル装置39は回転握り部40、固
定ナツト41、基部54等より成り、これを調節
することにより4点リンク装置の四辺形の形状を
変化させ、ロータリーモアーの地表面に対する角
度を調節できる。
第7図より第11図はロータリーモアー装置の
図面である。
ロータリーモアー装置のカバー18上に3個の
プーリー46・58・60が配置されており、テ
ンシヨンプーリー59を介してVベルト57が懸
回されている。プーリー46は2連プーリーで上
段に駆動Vベルト19が懸回され、下段にVベル
ト57が懸回される。
それぞれのプーリーの軸の下端に回転刃67・
68・69が固着され回転刃67・68・69は
同方向に回転する。
そして切断された牧草は放出口64よりトラク
ターの走路外へ放出される。放出口64は第11
図に示す如くハンドル65により第11の64′の
位置に調節される。
73はプーリーカバーでVベルト57とVプー
リー58・60部分を覆つている。
47・48は回転刃67・68・69が地面と
接触しないように最小限の間隔を保たせる為のロ
ーラーであり、尾輪61・61は尾輪レバー63
により高さを調節して、地表面からの刈取高さを
調節する為の装置である。レバーガイド62の係
合溝62aにロツクピン63aが係合して、尾輪
61・61の位置をロツクする。
ロツクピン63aはスプリング63aにより常
に係合状態に弾持されている。71はテンシヨン
プーリー59のアームである。
以上の如く本考案は、垂直に配置したフロント
PTOプーリー21と水平に配置したロータリー
モアーのプーリー46間に捩り掛けしたVベルト
19にて動力を伝達し、平行四辺形のリンク装置
によりクラツチハウジング5等の機体に吊下げ支
持し、座席11の側部に設けた昇降レバー34に
より昇降を行なうミツドマウント式ロータリーモ
アーにおいて、前記平行四辺形のリンク装置の後
端上部のリンク44はロータリーモアーの後端上
部のクラツチハウジング5等の機体に固定し、前
端下部のリンクはロータリーモアーの先端部にて
構成することにより、平行四辺形のリンク装置を
側面視で斜めに配置し、該リンク装置の上下のリ
ンクの一方にターンバツクル39により構成した
ロータリーモアーの角度調節機構を設けたので、
次のような効果を奏するものである。
第1に、リンク装置の上下動を座席11の側部
に設けた昇降レバー34より行なつたので、ロー
タリーモアーの上昇時に、従来技術である特開昭
51−22532号の場合の不具合いであるモアーが後
方へ大きく移動するのを解消することができ、フ
ロントPTOプーリー21よりVベルト19の捩
り掛け駆動をしても、上昇時にVベルト19が後
方へ大きく引つ張られることが無くなつたのであ
る。
またトラクターの後端のリフトアームよりワイ
ヤーやリンクを介して、ロータリーモアーの昇降
機構を構成する必要がなく、簡潔な昇降機構を構
成をすることが出来たのである。
第2に、動力の伝達をフロントPTOプーリー
より捩り掛けしたVベルトにより行うことがで
き、また該Vベルトによりロータリーモアーの前
部を吊下げ支持できるのである。
第3に、平行四辺形のリンク装置を斜めに配置
することにより、ロータリーモアーの上下に基づ
いて、ロータリーモアーの水平角度に変化が発生
するのであるが、該変化をリンクに介装したター
ンバツクル39により水平に調節することがで
き、丁度刈取りに最適の角度である、少し前方が
上がつた状態に角度調節し、該位置を平行四辺形
のリンク装置により維持することができるのであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は農用トラクターにロータリーモアーを
装着した状態の側面図、第2図は動力取出し部を
示す側面断面図、第3図は動力取出部の前面図、
第4図は同じく平面断面図、第5図はロータリー
モアーの装着装置を示す側面図、第6図は同じく
平面図、第7図はロータリーモアー装置の平面
図、第8図は側面断面図、第9図はテンシヨンプ
ーリー59部を示す図面、第10図はロータリー
モアー装置の後面図、第11図は放出口部分を示
す図面、第12図はJ形ピン42の図面、第13
図、第14図、第15図はブラケツト15の図
面、第16図、第17図は抱き合わせ金具43の
図面、第18図はJ形ピン37の図面、第19
図、第20図はレバー軸56の平面図、側面図、
第21図、第22図、第23図はアーム76の図
面、第24図、第25図は軸52・53、リンク
44部の平面図、側面図、第26図、第27図は
カム軸75の後面断面図、側面図である。 16,17……ブラケツト、18……ロータリ
ーモアー装置カバー、21……フロントPTOプ
ーリー、34……昇降レバー、37,42……J
形の連結ピン、39……ターンバツクル、44,
45……リンク、43……抱き合わせ金具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 垂直に配置したフロントPTOプーリー21と
    水平に配置したロータリーモアーのプーリー46
    間に捩り掛けしたVベルト19にて動力を伝達
    し、平行四辺形のリンク装置によりクラツチハウ
    ジング5等の機体に吊下げ支持し、座席11の側
    部に設けた昇降レバー34により昇降を行なうミ
    ツドマウント式ロータリーモアーにおいて、前記
    平行四辺形のリンク装置の後端上部のリンク44
    はロータリーモアーの後端上部のクラツチハウジ
    ング5等の機体に固定し、前端下部のリンクはロ
    ータリーモアーの先端部にて構成することによ
    り、平行四辺形のリンク装置を側面視で斜めに配
    置し、該リンク装置の上下のリンクの一方にター
    ンバツクル39により構成したロータリーモアー
    の角度調節機構を設けたことを特徴とする農用ト
    ラクターにおけるロータリーモアーの取着装置。
JP10873980U 1980-07-30 1980-07-30 Expired JPS6242663Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5731106U JPS5731106U (ja) 1982-02-18
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