JPH0345537Y2 - - Google Patents

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JPH0345537Y2
JPH0345537Y2 JP15900484U JP15900484U JPH0345537Y2 JP H0345537 Y2 JPH0345537 Y2 JP H0345537Y2 JP 15900484 U JP15900484 U JP 15900484U JP 15900484 U JP15900484 U JP 15900484U JP H0345537 Y2 JPH0345537 Y2 JP H0345537Y2
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mower
limit gauge
gauge wheel
mounting
wheel
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JP15900484U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、モアの後リミツトゲージ輪取付構造
に関する。
(従来の技術) 従来、農用トラクタに装着されるミツドマウン
トモアとして、実開昭57−201123号公報に示され
る如く、モア本体の前方中央位置に前リミツトゲ
ージ輪が設けられ、また前方両側位置に夫々キヤ
スタ式の前高さ調整輪が設けられ、一方、モア本
体の後方中央位置に後高さ調整輪が設けられ、ま
た後方両側位置に夫々後リミツトゲージ輪が設け
られたものがあつた。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記構造のモアにおいて、農用
トラクタの下腹部に側方向より挿入して装着する
に際し、後部の後高さ調整輪や後リミツトゲージ
輪が前後方向にのみ回転する構造であり、側方向
に回転する構造でないため、側方向への移動が困
難であり、持ち上げて挿入する必要があるため、
トラクタの下腹部への挿入に手間がかかる欠点が
あつた。また大型のモアでは、多人数を必要とす
る欠点があつた。そこで、本考案は上記問題点に
鑑み、モアの側方向への移動を容易に行えるよう
に構成して、モアの着脱作業の容易化を図ること
を目的とする。
(問題点を解決するための手段) その技術的手段は、モア本体8の前方中央位置
に前リミツトゲージ輪20を設けると共に前方両
側位置に夫々キヤスタ式の前高さ調整輪21を設
け、モア本体8の後方中央位置に後高さ調整輪2
2を設けると共に後方両側位置に夫々後リミツト
ゲージ輪23を設けたモア1において、各後リミ
ツトゲージ輪23を軸支する支持ブラケツト29
が、モア本体8の後面側両側の取付部24に重合
状として着脱自在に取付けられる取付板27と、
該取付板27の下端部に設けられ、前記取付部2
4下端部に外嵌される嵌合係止部32とを備え、
モア本体8の両側面側後部に前記支持ブラケツト
29の嵌合係止部32を外嵌して後リミツトゲー
ジ輪23の接地転動方向をモア本体8の左右方向
に変向する補助取付部33が前記取付部24と直
角状に設けられた点にある。
(作用) 本考案によれば、モア本体8の前方両側位置に
夫々キヤスタ式の前高さ調整輪21が設けられ、
モア本体8の後方両側位置に夫々後リミツトゲー
ジ輪23が設けられており、各後リミツトゲージ
輪23を各取付部24より取外し、その側部の補
助取付部33に、支持ブラケツト29の嵌合係止
部32を外嵌させて取付ければ、取付部24と補
助取付部33とが直角状に設けられているため、
後リミツトゲージ輪23の回転方向が側方向とな
り、従つて、モア本体8が側方向へ容易に移動で
きる状態が得られ、モア1の着脱作業を容易に行
なうことができるのである。また大型のモア1で
あつても同様に容易に行なうことができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
ると、第1図及び第2図において、1はミツドマ
ウントモアであり、該モア1は農用トラクタ2の
機体3の下腹部にパンタグラフ式リンク機構4を
介して昇降自在に吊持されており、図外の油圧装
置でボーデンワイヤ5を介して昇降操作される。
モア1はトラクタ2の後部、ミツド又は前部
PTO軸で駆動可能であるが、ここでは前部動力
取出装置6の前部PTO軸7で駆動するように構
成している。
モア1はモア本体8に3本のカツタ軸9を縦軸
回りに回転自在に支持して、各カツタ軸9の下部
に設けたカツタ10を第1図時計方向に回転して
草を刈り、モア本体8の側方へ排出するよう構成
されている。
前記3本のカツタ軸9は中央が左右より前方に
配置されて三角配置となつており、各カツタ軸9
の上方にはモア本体8上面に固定されたギヤケー
ス11が設けられている。中央ギヤケース11は
動力取入装置となつていて、PTO軸7と自在継
手軸12を介して連結された入力軸13を水平状
に支持しており、この入力軸13とカツタ軸11
とに設けた一対のベベルギヤ14でカツタ軸11
に動力を伝達している。
左右ギヤケース11,11の中間位置で且つ中
央ギヤケース11の後方には中継ギヤケース15
が配置されており、前記入力軸13の後部はこの
中継ギヤケース15内まで延設されていて、この
中継ギヤケース15を左右方向に貫通支持された
伝動軸16に一対のベベルギヤ17を介して動力
伝達可能となつている。伝動軸16の両端は左右
ギヤケース11,11内へ延設されていて、各一
対のベベルギヤ18,19を介して左右カツタ軸
9,9を同一方向に回転駆動するよう構成されて
いる。
前記の如く、カツタ駆動系をギヤ駆動にしてい
るので、ベルト駆動にする場合に比べて、3本の
カツタ軸11を正確に同期駆動できると共に、ベ
ルトのたるみ、摩耗又は切損等の問題がないの
で、耐久性が向上し、メンテナンスの回数を減少
できる。
モア本体8の前方中央位置には前リミツトゲー
ジ輪20が側方向軸回りに回転自在に取付けられ
ており、前方両側位置には夫々、キヤスタ式の前
高さ調整輪21が取付けられている。一方、モア
本体8の後方中央位置には後高さ調整輪22が側
方向軸回りに回転自在に取付けられており、後方
両側位置には夫々後リミツトゲージ輪23が側方
向軸回りに回転自在に取付けられている。
尚、各リミツトゲージ輪20,23は、モア作
業時には地面から非接地状態にあつて、カツタ1
0と地面との最小限界高さを特定する部材であ
り、このときモア本体8は、第2図に示すように
各高さ調整輪21,22の接地を介して支持され
て走行するようになつている。
前記後リミツトゲージ輪23は、第1図、第3
図及び第4図に示される如く、モア本体8の後面
側両側の平板状の取付部24に重合状としてボル
ト25及びナツト26により着脱自在に締結され
る取付板27と、取付板27の両側端より後方に
突出された左右一対の側板28とを備えた支持ブ
ラケツト29に、側方向の枢軸30を介して軸支
されている。前記取付板27には、左右に夫々、
上下方向等間隔を有して3か所のボルト挿通孔3
1が形成されており、左右、夫々2か所で取付部
24に締結されている。そして、取付板27の下
端部にはフツク状の嵌合係止部32が折曲形成さ
れており、取付部24の下端部に下方より嵌脱自
在に嵌合するよう構成されている。尚、ボルト2
5締結に何等支障がないよう、嵌合係止部32は
左右のボルト挿通孔31間に位置されている。そ
して嵌合係止部32を取付部24に外嵌させて、
ボルト25及びナツト26が着脱自在に取付けら
れている。
またモア本体8の両側面側後部には、前記各取
付部24と略同肉厚平板状の補助取付部33が
夫々設けられており、該補助取付部33と前記取
付部24とは直角状に配置されている。尚、第1
図において、左側の補助取付部33は取付部24
を構成する取付ブラケツトの側面に利用され、右
側の補助取付部33は各カツタ10の回転軌跡に
沿う円弧形状とされた背板34の右側側面が利用
されている。
そして、前記支持ブラケツト29の嵌合係止部
32は、補助取付部33の下方より嵌脱自在に嵌
合できるよう構成されている。
本考案の実施例は以上のように構成されてお
り、農用トラクタ2の機体3の下腹部に挿入する
場合には、各後リミツトゲージ輪23の支持ブラ
ケツト29を各取付部24より取外し、第1図仮
想線で示される如く、左右両側の補助取付部33
に嵌合係止部32を下方より外嵌した後、後高さ
調整輪22を上方に上げれば、後リミツトゲージ
輪23の接地転動方向がモア本体8の左右方向に
変向され、両後リミツトゲージ輪23と、前側の
前高さ調整輪21とが接地した状態が得られる。
この状態において、後リミツトゲージ輪23は前
後方向軸回りに回転自在であり、即ち、回転方向
が側方向となり、また前側の前高さ調整輪21は
キヤスタ式であるため、方向性が自由であり、従
つて、モア本体8を上方へ持ち上げる必要がな
く、側方向へ容易に移動自在な状態が得られ、こ
の状態で機体3の下腹部に挿入すれば、後リミツ
トゲージ輪23と前高さ調整輪21の転動によつ
て、容易に挿入することができ、機体3に対する
モア1の装着作業を容易に行なうことができる。
またモア1の装着後は、各後リミツトゲージ輪2
3を所定位置の取付部24に取付けておけばよ
い。次に、モア1を離脱させる場合には、再度、
各後リミツトゲージ輪23を補助取付部33に取
付け、引き出せばよく、離脱作業も容易に行なう
ことができ、以上のことから、モア1の着脱作業
が容易に行なうことができる。また、後リミツト
ゲージ輪23を補助取付部33に取付けるに際
し、支持ブラケツト29の嵌合係止部32を補助
取付部33の下端部に下方より嵌合するだけでよ
く、取付け取外し作業が簡単に行なえる利点があ
る。尚、第3図仮想線で示される如く、補助取付
部33に支持ブラケツト29の取付板27に形成
されたボルト挿通孔31と対応するボルト挿通孔
35を形成し、ボルト止めできる構成としてもよ
い。
また後リミツトゲージ輪23及び前高さ調整輪
21の転動によつてモア1を側方向に移動自在と
されるため、大型のモア1であつても同様に、容
易に側方向に移動させることができる。さらに、
支持ブラケツト29の取付板27下端部に嵌合係
止部32を設けた簡単な構成であり、また補助取
付部33として取付部24を構成する取付ブラケ
ツト側面や背板34の側面を利用した構成であ
り、安価に提供できる。
(比較例) 第5図は比較例を開示しており、後リミツトゲ
ージ輪23を補助取付部33に単一、或いは上下
一対のボルト36で着脱自在に取付けできるよう
構成されたものである。尚、ナツト37は取付部
24や補助取付部33の内面側に溶着しておけば
よい。従つて、前述同様、モア1の側方向移動を
容易に行なうことができる。
(考案の効果) 本考案によれば、モア本体の前方両側位置に
夫々キヤスタ式の前高さ調整輪が設けられ、モア
本体の後方両側位置に夫々後リミツトゲージ輪が
設けられており、各後リミツトゲージ輪を軸支す
る支持ブラケツトがモア本体の取付部に着脱自在
に取付けられる取付板と、取付板の下端部に設け
られた嵌合係止部とを備え、モア本体の両側面側
後部に支持ブラケツトの嵌合係止部が外嵌されて
後リミツトゲージ輪の接地転動方向をモア本体左
右方向に変向する補助取付部が設けられているた
め、各後リミツトゲージ輪を各取付部より取外
し、その側部の補助取付部に支持ブラケツトの嵌
合係止部を外嵌して取付け、モア本体を後リミツ
トゲージ輪とキヤスタ式の前高さ調整輪とで支持
させるようにすれば、モア本体を持ち上げること
なくその左右方向へ容易に移動できる状態が得ら
れ、モアの着脱作業が容易に行なうことができ
る。また大型のモアであつても、持ち上げる必要
がないため、同様に、容易に側方向に移動させる
ことができるという利点を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す平面図、第2図
は農用トラクタに装着された状態を示す側面図、
第3図は第1図−線矢視図、第4図は第3図
−線矢視図、第5図は比較例を示す要部平面
説明図である。 1……ミツドマウントモア、8……モア本体、
20……前リミツトゲージ輪、21……前高さ調
整輪、22……後高さ調整輪、23……後リミツ
トゲージ輪、24……取付部、27……取付板、
29……支持ブラケツト、32……嵌合係止部、
33……補助取付部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. モア本体8の前方中央位置に前リミツトゲージ
    輪20を設けると共に前方両側位置に夫々キヤス
    タ式の前高さ調整輪21を設け、モア本体8の後
    方中央位置に後高さ調整輪22を設けると共に後
    方両側位置に夫々後リミツトゲージ輪23を設け
    たモア1において、各後リミツトゲージ輪23を
    軸支する支持ブラケツト29が、モア本体8の後
    面側両側の取付部24に重合状として着脱自在に
    取付けられる取付板27と、該取付板27の下端
    部に設けられ、前記取付部24下端部に外嵌され
    る嵌合係止部32とを備え、モア本体8の両側面
    側後部に前記支持ブラケツト29の嵌合係止部3
    2を外嵌して後リミツトゲージ輪23の接地転動
    方向をモア本体8の左右方向に変向する補助取付
    部33が前記取付部24と直角状に設けられたこ
    とを特徴とするモアの後リミツトゲージ輪取付構
    造。
JP15900484U 1984-10-19 1984-10-19 Expired JPH0345537Y2 (ja)

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JP7129962B2 (ja) * 2019-09-27 2022-09-02 株式会社クボタ モーア

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