JPH0727878U - 紙束の穿孔綴じ装置 - Google Patents
紙束の穿孔綴じ装置Info
- Publication number
- JPH0727878U JPH0727878U JP6312393U JP6312393U JPH0727878U JP H0727878 U JPH0727878 U JP H0727878U JP 6312393 U JP6312393 U JP 6312393U JP 6312393 U JP6312393 U JP 6312393U JP H0727878 U JPH0727878 U JP H0727878U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- slide base
- bundle
- binding
- closing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Sheet Holders (AREA)
- Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は基台上に、紙束を載置したスライド
ベースを前後摺動自在に配設し、スライドベースを後端
位置で穿孔し、前進位置で綴じピン上に押圧部材を手動
で位置させ、スライドベースを後端位置に戻した時、上
記押圧部材を自動的に非作動位置に戻し、確実に穿孔す
ることができ、更に小さい力で綴じピンにより紙束を連
綴することを目的としている。 【構成】 基台上に紙束を載置したスライドベースを前
後摺動自在に配設し、スライドベースを後端に変位して
穿孔し、前進位置で穿孔に綴じピンを挿入し、該綴じピ
ンを押圧して綴じる如くした紙束の穿孔綴じ装置に於
て、スライドベースの幅方向に1対の開閉盤を摺動自在
に配設し、該1対の開閉盤を同時に開閉する開閉レバー
先端に係止孔を設け、該開閉レバーを常時閉位置に付勢
する弾性部材を設け、スライドベースの前後動により上
下に回動する係止部材の上方突起を開位置の開閉レバー
の係止孔に係止し、1対の開閉盤先端下部には綴じピン
押圧棒を突設した紙束の穿孔綴じ装置。
ベースを前後摺動自在に配設し、スライドベースを後端
位置で穿孔し、前進位置で綴じピン上に押圧部材を手動
で位置させ、スライドベースを後端位置に戻した時、上
記押圧部材を自動的に非作動位置に戻し、確実に穿孔す
ることができ、更に小さい力で綴じピンにより紙束を連
綴することを目的としている。 【構成】 基台上に紙束を載置したスライドベースを前
後摺動自在に配設し、スライドベースを後端に変位して
穿孔し、前進位置で穿孔に綴じピンを挿入し、該綴じピ
ンを押圧して綴じる如くした紙束の穿孔綴じ装置に於
て、スライドベースの幅方向に1対の開閉盤を摺動自在
に配設し、該1対の開閉盤を同時に開閉する開閉レバー
先端に係止孔を設け、該開閉レバーを常時閉位置に付勢
する弾性部材を設け、スライドベースの前後動により上
下に回動する係止部材の上方突起を開位置の開閉レバー
の係止孔に係止し、1対の開閉盤先端下部には綴じピン
押圧棒を突設した紙束の穿孔綴じ装置。
Description
【0001】
本考案は、基台と切削刃との相対的な移動により紙束に穿孔する穿孔機に関す るものであり、特に紙束への穿孔後、棒状の綴じピンによって綴じるようなもの に適した穿孔機に関するものである。
【0002】
紙束に穿孔する穿孔機の一般的なものとして、実開昭62−147500号に 示されているようなものが知られている。この公知技術は基台上に配置されたハ ンドルを押圧することによって抜き歯が下降し、紙に穿孔できるようになってい る。 このように穿孔機によって穿孔された紙束は、通常、ファイル(例えば、実開 昭57−44783号など)に連綴され本棚などに収納される。
【0003】 ところが近年に於ては、前述したようなファイルには連綴せず比較的安価な棒 状の綴じ具、例えば実公昭43−5704号公報に示されているような綴じ具に よって紙束を連綴するようになってきた。その綴じ具を簡単に説明すると頭部に 鍔部、側面部に嵌合歯が形成された挿入主体に抑止部材を係止せしめることによ り、紙束を連綴することができるようになっている。 又、連綴後、余分な挿入主体を切断できるよう、その挿入主体は合成樹脂資材 で成形されている。
【0004】
ところで上記従来技術に於ては、穿孔後、基台より穿孔された紙束を手で持ち 上げ外さなければならない。次いで、その状態(紙束を持ち上げた状態)を保ち ながら挿入主体を穿孔された孔に挿入し、抑止部材を挿入主体に嵌合係止させ最 後に余分な部分を切断していた。 しかし、紙束を持ち上げる際その紙束がばらけてしまう場合があり、一旦紙束 がばらけてしまうと挿入主体を穿孔された孔に挿入することは非常に困難なこと であった。 又、抑止部材の挿入主体への嵌合力が強く設定されている綴じ具に於ては、抑 止部材は挿入主体へ嵌合させる時も大きな力を必要とし、嵌合力が高まり外れず らくはなるものの、指などで嵌合させることは非常に困難であった。
【0005】
本考案は上記問題点を解決することを目的とし、基台上に紙束を載置したスラ イドベースを前後摺動自在に配設し、スライドベースを後端に変位して穿孔し、 前進位置で穿孔に綴じピンを挿入し、該綴じピンを押圧して綴じる如くした紙束 の穿孔綴じ装置に於て、スライドベースの幅方向に1対の開閉盤を摺動自在に配 設し、該1対の開閉盤を同時に開閉する開閉レバー先端に係止孔を設け、該開閉 レバーを常時閉位置に付勢する弾性部材を設け、スライドベースの前後動により 上下に回動する係止部材の上部突起を開位置の開閉レバーの係止孔に係止し、1 対の開閉盤先端下部には綴じピン押圧棒を突設したことをその要旨とするもので ある。
【0006】
基台1の上面後方には昇降軸2が上下動自在に配置された側盤3が立設固定さ れている。又、その側盤3には昇降軸2を上下動させる押圧レバー4が軸5を中 心に回転自在に取り付けられている。一方、前記昇降軸2には長穴6が形成され ており、その長穴6には押圧レバー4に固定された係合ピン7が嵌挿している。 この長穴6と係合ピン7との係合により押圧レバー4を回転させた際、昇降軸2 が昇降できるようになっている。 又、昇降軸2の中間部には後述する押圧棒を押圧するブラケット8が固定され ており、又、下方には切削刃9が螺子10により着脱自在に取り付けられている 。 なお、前記基台1の上面には紙束を載置するスライドベース11が前後に摺動 自在に取り付けられており、そのスライドベース11の後端は紙束の後端を揃え るためにL型状係止部12が形成されている。
【0007】 又、前記基台1の後方には支持部材13が固定されており、その支持部材13 の前方には後述する綴じ具を押圧する押圧ユニット14が螺子15などにより取 り付けられているが、支持部材13と一体であっても良い。 次に、押圧ユニット14について説明する。溝16が形成された固定部材17 の略中心部には回転軸18が取り付けられている。又、前記溝16には開閉盤1 9,20が各々対向した位置に、又、前記スライドベース11の移動方向(前後 方向)に対して左右方向に開閉し得るように配置されている。更に、開閉盤19 ,20には枢着ピン21,22が固定されており、その枢着ピン21,22は前 記回転軸18に回転自在に取り付けられている開閉レバー23の長穴23a,2 3bに各々嵌入している。 又、その開閉レバー23にはスプリングなどの弾撥部材24が取り付けられて おり、常に開閉盤19,20が閉鎖する方向に作用している。
【0008】 更に、前記固定部材17の側面には下方突起26aと上方突起26bが形成さ れた係止部材26が回転軸27を支点に回転自在に取り付けられている。そして 、その係止部材26は上方突起26bが常に上方に作用するようにスプリング2 8により付勢されている。なお、前記下方突起26aはスライドベース11の後 端の係止部12に当接可能に延設形成されている。 又、その開閉盤19,20の端部近傍には押圧棒29,30が弾撥部材31, 32によって上方に付勢され、上下動自在に配置されている。 なお、33は開閉盤19,20などが脱落しないようにするための蓋体である 。
【0009】 次に動作について説明する。 紙束をスライドベース11に載置する前に綴じピン34を嵌合するワッシャ部 材35を窪部1aに挿着する。ワッシャ部材35挿着後、紙束を載置しスライド ベース11を押し込み、押圧レバー4を回転させ穿孔する。 なお、この穿孔作業時は開閉レバー23が弾撥部材24により引っ張られてい るため開閉盤19,20は閉鎖しており、よって、押圧棒29,30も下降しな い。穿孔終了後、スライドベース11と共に紙束を前進させる。この状態で綴じ ピン34を穿孔した孔に挿入する。この状態で係止部材26はスプリング28に より回転軸27を中心に下方突起26aが矢印の如く前方に変位し、上方突起2 6bが開閉レバー23の上面より幾分上方に位置するように回動している。
【0010】 次いで、開閉レバー23を係止部材26の上方突起26bが開閉レバー23の 係止孔23cに係合するまで回転させ(図2参照)、開閉盤19,20を左右に 拡開係止する。この拡開動作により押圧棒29,30が綴じピン34の上方に位 置する。ここで再び押圧レバー4を回転させ昇降軸2を下降させる。そして昇降 軸2の下降動作によりブラケット8が押圧棒29,30の頭部を押圧し、綴じピ ン34がワッシャ部材35に嵌合する。これで綴じ作業が完了する。綴じ作業完 了後はスライドベース11を後退させる。この後退動作部より係止部材26の下 方突起26aが後端壁12に押圧され回転する。この回転動作に伴い上方突起2 6bと係止孔23cとの係合が解除され(図3参照)、開閉レバー23は弾撥部 材24により引っ張られる。よって、開閉盤19,20が閉鎖し初期状態に戻る 。 なお、前記綴じ作業時に於ては、紙束は穿孔時より前進しているので穿孔刃が 下降しても再び紙束に穿孔することはない。
【0011】
本考案は、基台上に紙束を載置したスライドベースを前後摺動自在に配設し、 スライドベースを後端に変位して穿孔し、前進位置で穿孔に綴じピンを挿入し、 該綴じピンを押圧して綴じる如くした紙束の穿孔綴じ装置に於て、スライドベー スの幅方向に1対の開閉盤を摺動自在に配設し、該1対の開閉盤を同時に開閉す る開閉レバー先端に係止孔を設け、該開閉レバーを常時閉位置に付勢する弾性部 材を設け、スライドベースの前後動により上下に回動する係止部材の上部突起を 開位置の開閉レバーの係止孔に係止し、1対の開閉盤先端下部には綴じピン押圧 棒を突設したので、小さい力で簡単に綴じピンにより紙束を連綴することができ 、さらに、穿孔するときには必ず開閉盤が閉鎖していて確実に穿孔することがで きる。
【図1】本考案の一実施例正面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】本考案の係止部材部分の正面図である。
1 基台 4 押圧レバー 9 切削刃 11 スライドベース 14 押圧ユニット 19,20 開閉盤 23 開閉レバー 24 弾撥部材 26 係止部材 26a 係止部材の下方突起 26b 係止部材の上方突起 28 スプリング 29,30 押圧棒 31,32 弾撥部材
Claims (1)
- 【請求項1】 基台上に紙束を載置したスライドベース
を前後摺動自在に配設し、スライドベースを後端に変位
して穿孔し、前進位置で穿孔に綴じピンを挿入し、該綴
じピンを押圧して綴じる如くした紙束の穿孔綴じ装置に
於て、スライドベースの幅方向に1対の開閉盤を摺動自
在に配設し、該1対の開閉盤を同時に開閉する開閉レバ
ー先端に係止孔を設け、該開閉レバーを常時閉位置に付
勢する弾性部材を設け、スライドベースの前後動により
上下に回動する係止部材の上方突起を開位置の開閉レバ
ーの係止孔に係止し、1対の開閉盤先端下部には綴じピ
ン押圧棒を突設した紙束の穿孔綴じ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993063123U JP2606750Y2 (ja) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | 紙束の穿孔綴じ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993063123U JP2606750Y2 (ja) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | 紙束の穿孔綴じ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0727878U true JPH0727878U (ja) | 1995-05-23 |
JP2606750Y2 JP2606750Y2 (ja) | 2001-01-09 |
Family
ID=13220192
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993063123U Expired - Fee Related JP2606750Y2 (ja) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | 紙束の穿孔綴じ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2606750Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-10-29 JP JP1993063123U patent/JP2606750Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2606750Y2 (ja) | 2001-01-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3546240B2 (ja) | 機械式の書類綴じ装置 | |
EP0334373A2 (en) | Staple remover | |
JPH07299981A (ja) | ハトメ機構付き穿孔機 | |
JPH0727878U (ja) | 紙束の穿孔綴じ装置 | |
WO2000020176A3 (en) | Stapler with punching unit | |
WO2007038439A1 (en) | Punch with adjustable punch pad | |
JP3407151B2 (ja) | 紙束穿孔綴じ装置 | |
EP1772236A1 (en) | Paper perforator mechanism | |
JP2606749Y2 (ja) | 紙束穿孔綴じ装置 | |
JP2005014158A (ja) | 穴あけ綴じ具 | |
JP2606189Y2 (ja) | 紙束の穿孔綴じ装置 | |
JPH0723580U (ja) | 紙束穿孔綴じ装置 | |
JPH0645774U (ja) | 書類の穿孔綴じ機に於ける綴じピン切断装置 | |
JPH0715370U (ja) | 紙束穿孔綴じ機 | |
JPH077898U (ja) | 紙束穿孔綴じ機に於ける紙束保持装置 | |
JPS6021198Y2 (ja) | 事務用穿孔機 | |
JPH0623767U (ja) | 穿孔機 | |
JPH0624899U (ja) | 穿孔機 | |
JPH0740098U (ja) | ステープラ付パンチ | |
JP2606899Y2 (ja) | 穿孔綴じ機 | |
JPH0723582U (ja) | 紙束穿孔綴じ装置 | |
JPH0727863U (ja) | ハトメによる紙束綴じ装置 | |
JPH0733676U (ja) | 紙束の穿孔綴じ装置 | |
JPH0733675U (ja) | 紙束の穿孔綴じ装置 | |
JPS6389272A (ja) | パンチホツチキスの押圧装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |