JPH07271563A - プログラマブルコントローラ用メモリカセット - Google Patents

プログラマブルコントローラ用メモリカセット

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Publication number
JPH07271563A
JPH07271563A JP5757294A JP5757294A JPH07271563A JP H07271563 A JPH07271563 A JP H07271563A JP 5757294 A JP5757294 A JP 5757294A JP 5757294 A JP5757294 A JP 5757294A JP H07271563 A JPH07271563 A JP H07271563A
Authority
JP
Japan
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programmable controller
cassette
memory
connector
user program
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5757294A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyoshi Kitano
康祥 北野
Tatsuo Kondo
達夫 近藤
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP5757294A priority Critical patent/JPH07271563A/ja
Publication of JPH07271563A publication Critical patent/JPH07271563A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】プログラマブルコントローラのユーザプログラ
ムを容易に交換することのできるプログラマブルコント
ローラ用メモリカセットを提供する。 【構成】メモリカセット1は、3個のメモリ21 〜23
と、各メモリ21 〜23にアドレスバス3及びデータバ
ス4を介して接続された接続コネクタ5とを備えてい
る。各メモリ21 〜23 のチップセレクト端子CS1
CS3 には3つの接点71 〜73 が接続されている。こ
れら3つの接点71 〜73 を、接地側接点8に切り換え
て接続する切換スイッチSWが設けられている。切換ス
イッチSWにより接地側接点8と閉成された接点72
接続されたチップセレクト端子CS2にはLレベルのチ
ップセレクト信号が入力される。そして、チップセレク
ト信号が入力されたメモリ22 に記憶されたユーザプロ
グラムがデータバス4及び接続コネクタ5を介してプロ
グラマブルコントローラ20にロードされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ユーザプログラムが記
憶される複数の記憶手段を備えるとともに、プログラマ
ブルコントローラに着脱自在に装着され、複数のユーザ
プログラムを選択してプログラマブルコントローラに提
供するプログラマブルコントローラ用メモリカセットに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のプログラマブルコトローラは、そ
の中枢を構成するCPUと、このCPUにアドレスバ
ス、データバス、制御バスにより接続されて読み書きが
制御され、ユーザプログラムの格納やワークエリアの確
保、更にデータの一時格納等に使用されるRAM、シス
テムの基本動作のプログラムや、或いは固定的なユーザ
プログラム等が書き込まれたROMからなるメモリ部
と、外部機器の制御或いは外部機器からの入力のための
I/O装置と、プログラマ等の周辺ツールを接続するた
めのインターフェースとを基本構成として備えており、
外部の切り換えスイッチ等により実行モードとプログラ
ムモードとを切り換え設定可能にしてある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構成において
は、複数のユーザプログラムを切り換えて実行しようと
する場合には、フロッピーディスクやICカード等の記
憶媒体に記憶されているユーザプログラムを、フロッピ
ーディスクドライバやICカードリーダ/ライタ等の専
用のドライバを使って読み出し、周辺ツール接続用のイ
ンターフェースに接続された専用ローダを介して、メモ
リ部のRAMに一旦格納しなければならず、上記のよう
な多数の外部機器を接続する手間と、それらを設置する
スペースとが必要になり、プログラマブルコントローラ
において実行するユーザプログラムの交換が容易でない
という問題がある。
【0004】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、プログラマブルコントローラにおいて実行す
るユーザプログラムを容易に交換することのできるプロ
グラマブルコントローラ用メモリカセットを提供しよう
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、ユーザプログラムが記憶される
複数の記憶手段が可搬性を有するカセット本体内に納装
されるとともに、プログラマブルコントローラ本体に設
けられた受け側コネクタと着脱自在に接続される接続コ
ネクタをカセット本体に備えたプログラマブルコントロ
ーラ用メモリカセットであって、複数の記憶手段のうち
から1つを選択する選択手段を備え、選択手段により選
択される1つの記憶手段に記憶されたユーザプログラム
が上記接続コネクタを介してプログラマブルコントロー
ラにロードされることを特徴とする。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、選択手段が、カセット本体に具備され選択される記
憶手段が手動により切り換え可能な切換スイッチから成
ることを特徴とする。請求項3の発明は、上記目的を達
成するために、ユーザプログラムが記憶される複数の記
憶手段が可搬性を有するカセット本体内に納装されると
ともに、プログラマブルコントローラ本体に設けられた
受け側コネクタと着脱自在に接続される接続コネクタを
カセット本体に備えたプログラマブルコントローラ用メ
モリカセットであって、複数の記憶手段のうちから1つ
を選択する選択信号が外部から入力される入力端子をカ
セット本体に備え、この選択信号によって選択される1
つの記憶手段に記憶されたユーザプログラムが上記接続
コネクタを介してプログラマブルコントローラにロード
されることを特徴とする。
【0007】請求項4の発明は、上記目的を達成するた
めに、ユーザプログラムが記憶される複数の記憶手段が
可搬性を有するカセット本体内に納装されるとともに、
プログラマブルコントローラ本体に設けられた受け側コ
ネクタと着脱自在に接続される接続コネクタをカセット
本体に備えたプログラマブルコントローラ用メモリカセ
ットであって、複数の記憶手段のうちから1つを選択す
る選択信号が接続コネクタを介してプログラマブルコン
トローラから入力され、この選択信号によって選択され
る1つの記憶手段に記憶されたユーザプログラムが上記
接続コネクタを介してプログラマブルコントローラにロ
ードされることを特徴とする。
【0008】請求項5の発明は、上記目的を達成するた
めに、ユーザプログラムが記憶される複数の記憶手段が
可搬性を有するカセット本体内に納装されるとともに、
プログラマブルコントローラ本体に設けられた受け側コ
ネクタと着脱自在に接続される接続コネクタと、手動に
より切り換え可能な切換スイッチとをカセット本体に備
えたプログラマブルコントローラ用メモリカセットであ
って、少なくとも1つのカセット本体は他のカセット本
体の接続コネクタが着脱自在に接続される増設用コネク
タを備え、切換スイッチによって選択された1つの記憶
手段に記憶されたユーザプログラムが接続コネクタ及び
増設用コネクタを介してプログラマブルコントローラに
ロードされることを特徴とする。
【0009】
【作用】請求項1の発明の構成では、ユーザプログラム
が記憶される複数の記憶手段が可搬性を有するカセット
本体内に納装されるとともに、プログラマブルコントロ
ーラ本体に設けられた受け側コネクタと着脱自在に接続
される接続コネクタをカセット本体に備えたプログラマ
ブルコントローラ用メモリカセットであって、複数の記
憶手段のうちから1つを選択する選択手段を備え、選択
手段により選択される1つの記憶手段に記憶されたユー
ザプログラムが上記接続コネクタを介してプログラマブ
ルコントローラにロードされるので、受け側コネクタに
カセット本体の接続コネクタを接続し、メモリカセット
をプログラマブルコントローラに装着すれば、多数の外
部機器を用いずに、また、接続コネクタと受け側コネク
タとの容易な接続のみで面倒な複数の接続を必要とせ
ず、プログラマブルコントローラにおけるユーザプログ
ラムの交換が容易になるものである。また、メモリカセ
ットはプログラマブルコントローラの本体に着脱自在で
しかも持ち運びが容易であるから、複数のメモリカセッ
トをプログラマブルコントローラが実際に使用される現
場にまで持ち運び、さらに多数のユーザプログラムをプ
ログラマブルコントローラに提供することができる。
【0010】請求項2の発明の構成では、選択手段が、
カセット本体に具備され選択される記憶手段が手動によ
り切り換え可能な切換スイッチから成るので、プログラ
マブルコントローラに実行させるユーザプログラムを手
動によって簡単に切り換え、交換することができる。請
求項3の発明の構成では、ユーザプログラムが記憶され
る複数の記憶手段が可搬性を有するカセット本体内に納
装されるとともに、プログラマブルコントローラ本体に
設けられた受け側コネクタと着脱自在に接続される接続
コネクタをカセット本体に備えたプログラマブルコント
ローラ用メモリカセットであって、複数の記憶手段のう
ちから1つを選択する選択信号が外部から入力される入
力端子をカセット本体に備え、この選択信号によって選
択される1つの記憶手段に記憶されたユーザプログラム
が上記接続コネクタを介してプログラマブルコントロー
ラにロードされるので、プログラマブルコントローラか
ら離れた場所から複数のユーザプログラムを切り換え、
プログラマブルコントローラにおいて実行されるユーザ
プログラムの交換を遠隔制御することができる。
【0011】請求項4の発明の構成では、ユーザプログ
ラムが記憶される複数の記憶手段が可搬性を有するカセ
ット本体内に納装されるとともに、プログラマブルコン
トローラ本体に設けられた受け側コネクタと着脱自在に
接続される接続コネクタをカセット本体に備えたプログ
ラマブルコントローラ用メモリカセットであって、複数
の記憶手段のうちから1つを選択する選択信号が接続コ
ネクタを介してプログラマブルコントローラから入力さ
れ、この選択信号によって選択される1つの記憶手段に
記憶されたユーザプログラムが上記接続コネクタを介し
てプログラマブルコントローラにロードされるので、プ
ログラマブルコントローラにより自動的にユーザプログ
ラムを切り換え、交換することができるものである。
【0012】請求項5の発明の構成では、ユーザプログ
ラムが記憶される複数の記憶手段が可搬性を有するカセ
ット本体内に納装されるとともに、プログラマブルコン
トローラ本体に設けられた受け側コネクタと着脱自在に
接続される接続コネクタと、手動により切り換え可能な
切換スイッチとをカセット本体に備えたプログラマブル
コントローラ用メモリカセットであって、少なくとも1
つのカセット本体は他のカセット本体の接続コネクタが
着脱自在に接続される増設用コネクタを備え、切換スイ
ッチによって選択された1つの記憶手段に記憶されたユ
ーザプログラムが接続コネクタ及び増設用コネクタを介
してプログラマブルコントローラにロードされるので、
増設用コネクタに増設用メモリカセットの接続コネクタ
を接続することによって、複数のメモリカセットを同時
にプログラマブルコントローラに装着することができ、
さらに、多数のユーザプログラムを切り換えて実行する
ことができるものである。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。 (実施例1)図1乃至図3に示すように、本実施例のメ
モリカセット1は、ROMから成る3個のメモリ21
3 と、各メモリ21 〜23 にアドレスバス3及びデー
タバス4を介して接続された接続コネクタ5と、各メモ
リ21 〜23 のチップセレクト端子CS1 〜CS3 に接
続された3つの接点71 〜73 を、接地された接地側接
点8に切り換えて接続する切換スイッチSWとが、後述
するカセット本体10内に納装されてなるものである。
【0014】接続コネクタ5は、プログラマブルコント
ローラ20の本体20aに設けられた受け側コネクタ2
1(後述する)に着脱自在に接続されるもので、この受
け側コネクタ21を介してプログラマブルコントローラ
20からチップセレクト信号用の信号電圧が供給されて
いる。すなわち、接続コネクタ5には正負一対の電源端
子が具備されており、この電源端子を介してプログラマ
ブルコントローラ20から供給される電源が各メモリ2
1 〜23 のチップセレクト端子CS1 〜CS3に供給さ
れている。また、図1においては、切換スイッチSWを
介して接地されていないチップセレクト端子CS1 ,C
3 はHレベルとなっており、本実施例における各メモ
リ21 〜23 のチップセレクト端子CS1 〜CS3 は負
論理であるから、チップセレクト端子CS1 ,CS3
Hレベルであるメモリ21 ,23はチップセレクトされ
ない。
【0015】一方、切換スイッチSWによって選択され
て接地側端子8と接続されたメモリ22 のチップセレク
ト端子CS2 には、Lレベルの信号(チップセレクト信
号)が入力されてチップセレクトされるため、プログラ
マブルコントローラ20が上記メモリ22 に記憶されて
いるユーザプログラムを接続コネクタ5及び受け側コネ
クタ21を介してロードすることができる。
【0016】図4に示すように、カセット本体10は持
ち運びが可能な寸法にて函形に形成され、内部にはメモ
リ21 〜23 や接点71 〜73 などが実装された回路基
板(図示せず)が納装されており、背面側に接続コネク
タ5が突設されている。プログラマブルコントローラ2
0は従来例において説明したものと基本的な構成は共通
するもので、その本体20aの前面に受け側コネクタ2
1が露出させて設けられており、この受け側コネクタ2
1の周囲にはメモリカセット1のカセット本体10形状
に合わせて形成された装着スペース22が設けられてい
る。そして、この装着スペース22にカセット本体10
を収納し、カセット本体10の接続コネクタ5をプログ
ラマブルコントローラ本体20aの受け側コネクタ21
とを接続することによって、メモリカセット1のアドレ
スバス3、データバス4及び一対の電源端子がプログラ
マブルコントローラ20に接続されるもので、カセット
本体10はプログラマブルコントローラ本体20aに対
して外部取外しが可能な構成となっている。なお、プロ
グラマブルコントローラ本体20aの前面には、外部の
被制御機器(図示せず)が接続されて制御用の信号がそ
れらの被制御機器に出力される出力端子23が複数設け
られている。
【0017】上記構成によれば、複数のユーザプログラ
ムを予めメモリカセット1のメモリ21 〜23 に記憶さ
せておき、そのメモリカセット1をプログラマブルコン
トローラ20が実際に使用される場所に持ち運び、上述
のようにしてプログラマブルコントローラ本体20aに
メモリカセット1のカセット本体10を装着すれば、切
換スイッチSWを操作して選択した何れかのメモリ21
〜23 に記憶されたユーザプログラムがプログラマブル
コントローラ20にロードされて実行され、しかも、他
のユーザプログラムを実行したい場合には、実行したい
ユーザプログラムが記憶されているメモリ21 〜23
切換スイッチSWを操作して選択し、プログラマブルコ
ントローラ20にロードさせることによって、実行され
るユーザプログラムを容易に切り換え、交換することが
できるのである。
【0018】なお、本実施例においては、記憶手段であ
るメモリ21 〜23 をROMにより構成したが、記憶内
容を書換え可能なメモリ、すなわちRAM、EPRO
M、EEPROMをメモリ21 〜23 とすれば、プログ
ラマブルコントローラ20にインターフェースを介して
接続されるプログラムライタを使って、メモリカセット
1の各メモリ21 〜23 に任意にユーザプログラムを書
き込んで保存することができる。したがって、プログラ
マブルコントローラ20が使用される現場において、ユ
ーザプログラムを簡単に変更することができ、使用勝手
を向上させることができるものである。また、1つのメ
モリカセット1が有するメモリ2は3個に限定するもの
ではなく、2個或いは4個以上であってもよいことは言
うまでもない。
【0019】(実施例2)本実施例のメモリカセット1
1は、図6及び図7に示すように、基本的な構成は実施
例1のものと共通であり、共通する部分については同一
の符号を付して説明は省略し、特徴となる部分について
のみ説明する。本実施例のメモリカセット11において
は、3個のメモリ21 〜23 を選択して切り換えるため
の選択信号(メモリ切換信号)が外部から入力される3
極の入力端子12が、カセット本体10に設けられてい
る。3極の入力端子12の各極はそれぞれ各メモリ21
〜23 のチップセレクト端子CS1 〜CS3 に絶縁回路
13を介して接続されている。この絶縁回路13は、入
力端子12側とメモリ2 1 〜23 側とを絶縁し、メモリ
1 〜23 のチップセレクト端子CS1 〜CS3に過大
な電圧が入力されてメモリ21 〜23 が故障するのを防
止するものである。
【0020】上記選択信号は、プログラマブルコントロ
ーラ20に選択信号出力用のコネクタを設け、このコネ
クタを入力端子12に接続してプログラマブルコントロ
ーラ20から与えられるようにしてもよいし、或いは、
入力端子12に接続されるコネクタが設けられたコネク
タケーブルを介して遠隔操作用のスイッチによって与え
られるようにしてもよい。
【0021】上記構成によれば、メモリカセット1の外
部から与えられる選択信号によって、複数のメモリ21
〜23 のうちから1つが選択され、選択されたメモリ
(例えばメモリ21 )に記憶されたユーザプログラムが
接続コネクタ5を介してプログラマブルコントローラ2
0にロードされる。したがって、プログラマブルコント
ローラ20から選択信号が与えられる場合であれば、プ
ログラマブルコントローラ20によって自動的にユーザ
プログラムを切り換えることができ、また、遠隔操作用
のスイッチによれば、プログラマブルコントローラ20
より離れた位置からユーザプログラムを容易に切り換え
て交換することができるものである。
【0022】(実施例3)本実施例のメモリカセット
1’は、図8及び図9に示すように、基本的な構成は実
施例1のものと共通であり、共通する部分については同
一の符号を付して説明は省略し、特徴となる部分につい
てのみ説明する。本実施例のメモリカセット1’におい
ては、3個のメモリ21 〜23 を選択して切り換えるた
めの選択信号(メモリ切換信号)が接続コネクタ5を介
してプログラマブルコントローラ20から与えられる。
すなわち、プログラマブルコントローラ20から選択信
号をメモリカセット1’に与えることによって、プログ
ラマブルコントローラ20にロードされるユーザプログ
ラムを自動的に切り換えることができ、しかも、実施例
2における選択信号用の入力端子12を別途設ける必要
がなく、構成が簡素化できるものである。
【0023】(実施例4)本実施例におけるメモリカセ
ット30には、プログラマブルコントローラ20に直接
装着される基本メモリカセット301 と、基本メモリカ
セット301 のカセット本体311 に設けられた増設用
コネクタ32に接続コネクタ5が接続されて増設される
増設用メモリカセット302 とがある。
【0024】本実施例における基本メモリカセット30
1 及び増設用メモリカセット302は、図10乃至図1
3に示すように、基本的な構成は実施例1のものと共通
であり、共通する部分には同一の符号を付して説明は省
略する。基本メモリカセット301 は、そのカセット本
体311 の前面に増設用コネクタ32が設けられてお
り、増設用コネクタ32には、カセット本体311 の背
面に設けられた接続コネクタ5のアドレスバス3及びデ
ータバス4並びに各メモリ21 〜23 のチップセレクト
端子CS1 〜CS3 が接続される。
【0025】一方、増設用メモリカセット302 は、そ
のカセット本体312 の背面に設けられた接続コネクタ
5’が基本メモリカセット301 のカセット本体311
前面に設けられた増設用コネクタ32と接続され、基本
メモリカセット301 に着脱自在に装着される。また、
カセット本体312 内部に納装された3個のメモリ
1 ’〜23 ’と基本メモリカセット301 の有する3
個のメモリ21 〜23 との計6個のうちの1つを選択す
る手動切り換え可能な切換スイッチSW’がカセット本
体312 の前面に設けられている。
【0026】さらに、増設用コネクタ32にはアドレス
バス3’とデータバス4’と各切換スイッチSW’に接
続された3つのチップセレクト信号用の信号線とが接続
されている。すなわち、図14に示すように、基本メモ
リカセット301 に増設用メモリカセット302 が装着
された状態では、基本メモリカセット301 の切換スイ
ッチSWが増設用メモリカセット302 に隠れて操作で
きないため、増設用メモリカセット302 の切換スイッ
チSW’によって基本メモリカセット301 のメモリ2
1 〜23 の選択・切換を行うようにしているものであ
る。つまり、切換スイッチSW’が基本メモリカセット
301 のメモリ21 〜23 を選択するポジションに切り
換えられた場合には、増設用メモリカセット302 から
接続コネクタ5’及び増設用コネクタ32を介して基本
メモリカセット301 にチップセレクト信号が与えら
れ、基本メモリカセット301 の3個のメモリ21 〜2
3 のうちの1つが選択される。
【0027】上記構成では、基本メモリカセット301
に増設用メモリカセット302 を着脱自在に装着し、基
本メモリカセット301 の増設用コネクタ32と増設用
メモリカセット302 の接続コネクタ5’とが接続され
ることによって、合計6個のメモリ21 〜23 ,21
〜23 ’に記憶されたユーザプログラムを切り換えてプ
ログラマブルコントローラ20にロードさせて実行させ
ることができ、複数のメモリカセットを同時にプログラ
マブルコントローラ20に装着することができ、さら
に、多数のユーザプログラムを切り換えて実行すること
ができ、複数のユーザプログラムの交換がさらに容易に
なるものである。
【0028】
【発明の効果】請求項1の発明は、ユーザプログラムが
記憶される複数の記憶手段が可搬性を有するカセット本
体内に納装されるとともに、プログラマブルコントロー
ラ本体に設けられた受け側コネクタと着脱自在に接続さ
れる接続コネクタをカセット本体に備えたプログラマブ
ルコントローラ用メモリカセットであって、複数の記憶
手段のうちから1つを選択する選択手段を備え、選択手
段により選択される1つの記憶手段に記憶されたユーザ
プログラムが上記接続コネクタを介してプログラマブル
コントローラにロードされるので、受け側コネクタにカ
セット本体の接続コネクタを接続し、メモリカセットを
プログラマブルコントローラに装着すれば、多数の外部
機器を用いずに、また、接続コネクタと受け側コネクタ
との容易な接続のみで面倒な複数の接続を必要とせず、
プログラマブルコントローラにおけるユーザプログラム
の交換が容易になるという効果がある。また、メモリカ
セットはプログラマブルコントローラの本体に着脱自在
でしかも持ち運びが容易であるから、複数のメモリカセ
ットをプログラマブルコントローラが実際に使用される
現場にまで持ち運び、さらに多数のユーザプログラムを
プログラマブルコントローラに容易に提供することがで
きるという効果がある。
【0029】請求項2の発明は、選択手段が、カセット
本体に具備され選択される記憶手段が手動により切り換
え可能な切換スイッチから成るので、プログラマブルコ
ントローラに実行させるユーザプログラムを手動によっ
て簡単に切り換えることができるという効果がある。請
求項3の発明は、ユーザプログラムが記憶される複数の
記憶手段が可搬性を有するカセット本体内に納装される
とともに、プログラマブルコントローラ本体に設けられ
た受け側コネクタと着脱自在に接続される接続コネクタ
をカセット本体に備えたプログラマブルコントローラ用
メモリカセットであって、複数の記憶手段のうちから1
つを選択する選択信号が外部から入力される入力端子を
カセット本体に備え、この選択信号によって選択される
1つの記憶手段に記憶されたユーザプログラムが上記接
続コネクタを介してプログラマブルコントローラにロー
ドされるので、プログラマブルコントローラより離れた
場所から複数のユーザプログラムを切り換えて実行させ
ることができ、ユーザプログラムの交換がさらに容易に
なるという効果がある。
【0030】請求項4の発明は、ユーザプログラムが記
憶される複数の記憶手段が可搬性を有するカセット本体
内に納装されるとともに、プログラマブルコントローラ
本体に設けられた受け側コネクタと着脱自在に接続され
る接続コネクタをカセット本体に備えたプログラマブル
コントローラ用メモリカセットであって、複数の記憶手
段のうちから1つを選択する選択信号が接続コネクタを
介してプログラマブルコントローラから入力され、この
選択信号によって選択される1つの記憶手段に記憶され
たユーザプログラムが上記接続コネクタを介してプログ
ラマブルコントローラにロードされるので、プログラマ
ブルコントローラにより自動的にユーザプログラムを切
り換えることができ、ユーザプログラムの交換がさらに
容易になるという効果がある。
【0031】請求項5の発明は、ユーザプログラムが記
憶される複数の記憶手段が可搬性を有するカセット本体
内に納装されるとともに、プログラマブルコントローラ
本体に設けられた受け側コネクタと着脱自在に接続され
る接続コネクタと、手動により切り換え可能な切換スイ
ッチとをカセット本体に備えたプログラマブルコントロ
ーラ用メモリカセットであって、少なくとも1つのカセ
ット本体は他のカセット本体の接続コネクタが着脱自在
に接続される増設用コネクタを備え、切換スイッチによ
って選択された1つの記憶手段に記憶されたユーザプロ
グラムが接続コネクタ及び増設用コネクタを介してプロ
グラマブルコントローラにロードされるので、増設用コ
ネクタに増設用メモリカセットの接続コネクタを接続す
ることによって、複数のメモリカセットを同時にプログ
ラマブルコントローラに装着することができ、さらに、
多数のユーザプログラムを切り換えて実行することがで
き、複数のユーザプログラムの交換がさらに容易になる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1を示す概略ブロック図である。
【図2】同上の概略構成図である。
【図3】(a)及び(b)は同上を説明するための説明
図である。
【図4】同上の外観斜視図である。
【図5】同上が使用されるプログラマブルコントローラ
の外観平面図である。
【図6】実施例2を示す概略ブロック図である。
【図7】(a)及び(b)は同上を説明するための説明
図である。
【図8】実施例3を示す概略ブロック図である。
【図9】(a)及び(b)は同上を説明するための説明
図である。
【図10】実施例4における基本メモリカセットを示す
概略ブロック図である。
【図11】同上の基本メモリカセットを説明するための
説明図である。
【図12】同上における増設用メモリカセットを示す概
略ブロック図である。
【図13】同上の増設用メモリカセットを説明するため
の説明図である。
【図14】同上を説明するための説明図である。
【符号の説明】
1 メモリカセット 21 〜23 メモリ 3 アドレスバス 4 データバス 5 接続コネクタ SW 切換スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 9/445

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザプログラムが記憶される複数の記
    憶手段が可搬性を有するカセット本体内に納装されると
    ともに、プログラマブルコントローラ本体に設けられた
    受け側コネクタと着脱自在に接続される接続コネクタを
    カセット本体に備えたプログラマブルコントローラ用メ
    モリカセットであって、複数の記憶手段のうちから1つ
    を選択する選択手段を備え、選択手段により選択される
    1つの記憶手段に記憶されたユーザプログラムが上記接
    続コネクタを介してプログラマブルコントローラにロー
    ドされることを特徴とするプログラマブルコントローラ
    用メモリカセット。
  2. 【請求項2】 選択手段は、カセット本体に具備され選
    択される記憶手段が手動により切り換え可能な切換スイ
    ッチから成ることを特徴とする請求項1記載のプログラ
    マブルコントローラ用メモリカセット。
  3. 【請求項3】 ユーザプログラムが記憶される複数の記
    憶手段が可搬性を有するカセット本体内に納装されると
    ともに、プログラマブルコントローラ本体に設けられた
    受け側コネクタと着脱自在に接続される接続コネクタを
    カセット本体に備えたプログラマブルコントローラ用メ
    モリカセットであって、複数の記憶手段のうちから1つ
    を選択する選択信号が外部から入力される入力端子をカ
    セット本体に備え、この選択信号によって選択される1
    つの記憶手段に記憶されたユーザプログラムが上記接続
    コネクタを介してプログラマブルコントローラにロード
    されることを特徴とするプログラマブルコントローラ用
    メモリカセット。
  4. 【請求項4】 ユーザプログラムが記憶される複数の記
    憶手段が可搬性を有するカセット本体内に納装されると
    ともに、プログラマブルコントローラ本体に設けられた
    受け側コネクタと着脱自在に接続される接続コネクタを
    カセット本体に備えたプログラマブルコントローラ用メ
    モリカセットであって、複数の記憶手段のうちから1つ
    を選択する選択信号が接続コネクタを介してプログラマ
    ブルコントローラから入力され、この選択信号によって
    選択される1つの記憶手段に記憶されたユーザプログラ
    ムが上記接続コネクタを介してプログラマブルコントロ
    ーラにロードされることを特徴とするプログラマブルコ
    ントローラ用メモリカセット。
  5. 【請求項5】 ユーザプログラムが記憶される複数の記
    憶手段が可搬性を有するカセット本体内に納装されると
    ともに、プログラマブルコントローラ本体に設けられた
    受け側コネクタと着脱自在に接続される接続コネクタ
    と、手動により切り換え可能な切換スイッチとをカセッ
    ト本体に備えたプログラマブルコントローラ用メモリカ
    セットであって、少なくとも1つのカセット本体は他の
    カセット本体の接続コネクタが着脱自在に接続される増
    設用コネクタを備え、切換スイッチによって選択された
    1つの記憶手段に記憶されたユーザプログラムが接続コ
    ネクタ及び増設用コネクタを介してプログラマブルコン
    トローラにロードされることを特徴とするプログラマブ
    ルコントローラ用メモリカセット。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999052029A1 (fr) * 1998-04-01 1999-10-14 Omron Corporation Unite de traitement de donnees et unite de traitement d'images
JP2009139997A (ja) * 2007-12-03 2009-06-25 Fujitsu Ltd ファームウェア組込方法、ファームウェア組込装置、及び、ファームウェア組込プログラム

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