JPH07268065A - 紫外線硬化型の無溶媒導電性ポリマー材料 - Google Patents

紫外線硬化型の無溶媒導電性ポリマー材料

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JPH07268065A
JPH07268065A JP6283154A JP28315494A JPH07268065A JP H07268065 A JPH07268065 A JP H07268065A JP 6283154 A JP6283154 A JP 6283154A JP 28315494 A JP28315494 A JP 28315494A JP H07268065 A JPH07268065 A JP H07268065A
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JP
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polymer composition
conductive
weight
epoxy
epoxide
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JP6283154A
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English (en)
Inventor
Deiamanto Jiyooramu
ジョーラム・ディアマント
Eru Maiyaazu Henrii
ヘンリー・エル・マイヤーズ
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SOPHIA SYST KK
Original Assignee
SOPHIA SYST KK
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Publication date
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/09Use of materials for the conductive, e.g. metallic pattern
    • H05K1/092Dispersed materials, e.g. conductive pastes or inks
    • H05K1/095Dispersed materials, e.g. conductive pastes or inks for polymer thick films, i.e. having a permanent organic polymeric binder
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B1/00Conductors or conductive bodies characterised by the conductive materials; Selection of materials as conductors
    • H01B1/20Conductive material dispersed in non-conductive organic material
    • H01B1/22Conductive material dispersed in non-conductive organic material the conductive material comprising metals or alloys

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 寸法上安定したUV硬化型のホ゜リマー組成物を提
供すること 【構成】 本発明によるホ゜リマー組成物は、低粘度のエホ゜キシ
ト゛コンハ゜ウント゛と光開始剤と熱硬化開始剤とを含む無溶媒樹
脂配合物に導電性フィラー材料を組み合わせたものである。
このホ゜リマー組成物の特性は、反応性希釈剤、多価アルコールの
可撓剤、アクリレートヘ゛ースのホ゜リマー、光開始剤、熱硬化開始剤
等を加えることで調節できる。このホ゜リマー組成物をシリンシ゛
を介して押し出して生成される導電トレースは、予備UV硬化
ステッフ゜を受け、続いて全ての導電トレース層の堆積が完了す
るまで絶縁層および更なる導電層の堆積が行われる。次
いで、その構造体は導電トレースが完全に硬化するまで加熱
される。本配合およびフ゜ロセスにより生成されるトレースは、
溶媒を使用せずに如何なる導電性ホ゜リマーと比較しても少
なくとも2倍の高いハ゛ルク導電率を有するものとなる。こ
のフ゜ロセスは、純粋に付加的で無公害かつ無駄の無いもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、導電性ポリマー組成物
に関し、特に、回路基板上に導電トレースを形成するた
めの無溶媒紫外線硬化型のポリマー組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】回路基板上に電子部品を接続し、また回
路基板の周囲の信号を接続する導電素子は、導電性ポリ
マー組成物を用いて基板材料上に導電トレースを「書
く」ことにより形成可能なものである。典型的には、そ
のポリマー材料は、樹脂形成において分散された導電性
フィラーから構成され、粘度を下げるための溶媒を含ん
でいる。その結果として形成される導電性ポリマー材料
は、シリンジ状の装置により未硬化状態で押し出され、
その装置が回路基板状を平行移動して所望の回路パター
ンで導電トレースが堆積されるか、または、ステンシル
により作成されたパターンを介してスクリーン印刷され
る。既知の或る導電性ポリマー材料の場合、そのような
材料で形成されたトレースは、その材料を加熱して溶媒
を蒸発させることにより定期的に硬化させられる。
【0003】理想的には、導電性ポリマー組成物は、絶
縁層および付加的な導電トレースを、短絡を生じさせる
ことなく、既に硬化している導電トレース上に直接付与
することができるように、迅速かつ完全に硬化するもの
である。更に、導電トレースは、電気部品およびリード
が接続される金属パッドと良好な電気的接触を維持して
いなければならない。その材料はまた、硬化プロセスを
通してその導電特性を維持している必要がある。これ
は、導電トレースが、以前に堆積されたトレース上に、
例えば曲線部分および「ホップ(hop)」等の弧状部分を
形成する場合に特に重要である。その弧状の形状によ
り、導電トレース中に不均等な張力が生じ、これは硬化
処理により更に悪化し得るものである。更に、導電材料
をバイア中に堆積させる必要がある場合が多い。このバ
イアとは、回路基板の両側に回路を接続するための、そ
の回路基板を通る小径の通路である。これに適した材料
は、そのバイアにおける溶媒蒸発に利用可能な露出面積
が限られているにもかかわらず容易に硬化するものでな
くてはならない。
【0004】所望の導電性を達成する一方、回路トレー
スの押し出しに必要な低粘度を維持するために、従来の
導電性ポリマー材料は溶媒を含むものであった。この溶
媒は、従来の導電性ポリマー材料の粘度を低減させ、そ
の材料の堆積後における蒸発時に導電性フィラー材料の
濃度を増大させるものである。
【0005】従来の導電性ポリマー材料が溶媒を含有し
ていることにより、上述の態様で回路を書く際の効率が
制限されることになる。これは、溶媒を失うことにより
導電トレースの特性が変化するからである。例えば、従
来の溶媒ベースの材料は、硬化時に最大50%まで収縮す
る可能性がある。この寸法上の不安定性により、導電ト
レースに(特に弧状部およびホップに沿って)ひび割れ
が生じ、また、体積が大幅に変化した場合には導電トレ
ースが完全に破壊されることになり得る。同様に、樹脂
の体積の収縮により導電トレースが引っ張られて金属パ
ッドから離れてしまうので、金属パッドとの接点が簡単
に破壊されてしまい、また、放出する溶媒により導電性
ポリマー材料がバイア外に吹き飛ばされてしまうことが
ある。
【0006】溶媒の蒸発により、上記の寸法上の不安定
性に関連する問題に加えて、多数の問題が生じる。例え
ば、硬化処理に先立つ溶媒の蒸発は、導電性ポリマー材
料の組成を変化させ、またバッチ間での材料の粘度の不
一致に通ずるものとなる。更に、溶媒の蒸発により材料
中にエアポケットが残り、予測不能な態様でその物理特
性が変化することになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、小径の導電ト
レースを堆積させるのに必要な均一の堅度と低粘度とを
有する寸法上安定した導電性ポリマー材料を開発するこ
とが望ましい。市販の最も入手しやすいUV硬化型樹脂
は、回路を書く用途には適さないものである。例えば、
UV硬化型アクリレートは金属に対する粘着性が弱い。
また、アクリレートのUV硬化は、酸素が存在すること
により阻害されるものであり、その結果、不完全な硬化
により、べとついた表面が生じることになる。更に、標
準的な導電性フィラー材料である銀は、UV照射にさら
す前に室温で多数の配合物の重合反応を触媒することが
できるものである。一旦重合反応すると、それらアクリ
レートの配合物を用いて回路パターンを書くことはでき
なくなる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、寸法的
に安定したUV硬化型の導電性ポリマー組成物が提供さ
れる。この組成物は、少なくとも2つのエポキシド基を
有する低粘度のエポキシドモノマーと、UV硬化を開始
させるための光開始剤と、ポリマー組成物の加熱硬化を
開始させるための熱硬化開始剤とを備えた無溶媒の樹脂
配合物に、導電性フィラー材料を混合したものである。
本発明に従ってポリマー組成物から生成される導電トレ
ースの表面硬化により、電気的短絡の危険性を伴うこと
なく、多数の絶縁トレース層および導電トレース層の迅
速で連続的な堆積が可能となる。更に、無溶媒の樹脂配
合物により、形状、堅度、および電気的導通性が硬化プ
ロセスを通して実質的に維持される導電トレースが生成
される。
【0009】本発明による導電性ポリマー組成物の特性
は、様々な添加剤により更に調節することができる。例
えば、樹脂配合物の粘度は、反応性希釈剤を加えること
により下げることが可能であり、導電トレースの可撓性
は、樹脂配合物中に多価アルコールまたは他の可撓剤を
含ませることにより増大させることが可能である。樹脂
配合物の粘度が低いことにより、約0.101mm(0.004inch)
程度の小さな内径を有するノズルを通る押し出しを妨げ
ることなく、導電性フィラー材料の最大50容量%まで
(85重量%よりも大きい)の充填が可能となる。更に、
樹脂配合物の充填と導電性フィラー材料の粒子形状と
は、溶媒の蒸発後に、最も導電性の高い従来の材料の抵
抗値の1/2程度未満の抵抗値が生じるように選択可能
なものである。本発明による樹脂配合物はまた、UV照
射に対する回路トレースの硬化応答を改善するために少
量のアクリレート樹脂を含んでいる。この場合には、重
合反応が早まるのを防ぐために安定剤が含まれる。
【0010】
【実施例】本発明による無溶媒のUV硬化型の導電性ポ
リマー材料は、溶媒ベースの組成物で生成される回路ト
レースに付随する材料の堅度および電気的導通性に関す
る問題を排除するものである。更に、その導電性ポリマ
ー組成物のUV硬化特性により、多層の回路トレースを
有する回路基板の迅速な処理が可能となる。UV硬化
は、表1に示す強度を有する水銀ランプまたはキセノン
水銀ランプによる照射を用いて行うことができる。完全
な硬化は、全ての導電トレースの堆積に続く熱硬化ステ
ップにより達成される。
【0011】本発明によるポリマー組成物の主成分は、
導電性フィラー材料および低粘度の樹脂配合物である。
導電性フィラー材料は、約0.1から約20μmの範囲の大き
さを有する銀、金、パラジウム、およびニッケル等の導
電性粒子状材料の中から選択される。好適実施例では、
長さが約20μmまでで厚さが約2μm以下の細長形状を有
する導電粒子が使用される。それら粒子の細長さはアス
ペクト比で表される。このアスペクト比とは、最長軸に
沿った粒子の大きさと横方向軸即ち直交軸に沿った粒子
の大きさとの比である。本発明によるポリマー組成物の
導電性は、導電粒子のアスペクト比と共に増大する。本
発明で採用した導電性フィラー材料の実例としては、例
えばDegussa Metz Metalurgical Corporationから入手
可能な銀フレークが挙げられる。
【0012】本発明によるポリマー組成物の他の主成分
は、エポキシドコンパウンド、光開始剤、および熱硬化
開始剤からなる低粘度の樹脂配合物である。狭径のノズ
ルを通して最終的なポリマー組成物を供給できるように
すると共に、導電性フィラー材料を85重量%よりも大き
くさせるために、その成分にとって低粘性は必須のもの
である。低粘度の樹脂配合物は、低粘度のエポキシドコ
ンパウンドの中から樹脂成分を選択することにより生成
され、この場合には必ず、従来の導電性ポリマー材料で
一般に行われているように溶媒を用いるのではなく、反
応性希釈剤を用いてその成分の粘度を低下させる。
【0013】本発明によるポリマー組成物のための低粘
度のエポキシドコンパウンドは、少なくとも2つの末端
エポキシド基と約200cP〜約800cPの範囲の粘度とを有す
るエポキシドコンパウンドの中から選択される。選択さ
れるエポキシドは、次の一般式で表される。
【0014】
【化1】
【0015】ここで、RおよびR'はそれぞれ、シクロ
ヘキシルエポキシド、線状アルキルエポキシド、または
他の適当なエポキシド含有ラジカル等のエポキシド含有
有機ラジカルであり、Mは、その2つの末端エポキシド
を結ぶ主鎖成分(backbone moiety)である。本発明にお
いて有用な低粘度のエポキシドコンパウンドの例を以下
に挙げる。
【0016】1) 脂環式エポキシド 式中、
【0017】
【化2】
【0018】である。
【0019】2) ビスフェノールAまたはFエポキシド 式中、
【0020】
【化3】
【0021】である。
【0022】3) エポキシノボラック 式中、
【0023】
【化4】
【0024】である。
【0025】4) パラアミノフェノールのグリシジルエ
ーテル 式中、
【0026】
【化5】
【0027】である。
【0028】エポキシド置換されたシクロアルキル基か
ら、一層詳細には、エポキシド置換されたシクロヘキシ
ルラジカルから選択された有機ラジカルが所望の範囲の
粘度を有していることが分かった。一般に、粘度は、分
子中の環の数と共に増大し、ベンゼン等の芳香族の環の
場合の方が、シクロヘキサン等の対応する脂環式の環の
場合よりも高い。粘度はまた、R1=Hの分子の場合よ
りもR1=CH3の分子の場合の方が高い。
【0029】本発明で用いたエポキシの一例としては、
3,4−エポキシシクロヘキシルメチル−3,4−エポキシシ
クロヘキシルカルボキシレートが挙げられる。これは、
350〜450cPという粘度を有し、「CYRACURE UVR 6110」
としてUnion Carbide Corporationにより市販されてい
るものが挙げられる。その製品の低粘度版(220〜250c
P)もまた、「CYRACURE UVR 6105」としてUnion Carbid
e Corporationにより市販されている。その他の代替的
なエポキシとしては、ビス(3,4−エポキシシクロヘキ
シルメチル)アジペートがあり、その粘度は550〜750cP
である。
【0030】パラアミノフェノールのグリシジルエーテ
ル、エポキシノボラック、およびビスフェノールFエポ
キシに基づくエポキシ配合物は、UV照射にさらされた
場合にはゆっくりとしか硬化しない。しかし、それらエ
ポキシが提供する金属に対する粘着度は、エポキシド置
換された脂環式コンパウンドが提供する同粘着度に優る
ものである。パラアミノフェノールのグリシジルエーテ
ル、ビスフェノールFエポキシ、またはエポキシノボラ
ックに基づく配合物を、例えば、上記のエポキシ置換さ
れたシクロアルキル基に基づくエポキシ配合物と組み合
わせることにより、優れた粘着性を有する、低粘度でU
V硬化型の無溶媒のエポキシ配合物を生成することがで
きる。
【0031】本発明の樹脂配合物中に含まれる光開始剤
は、UV照射にさらされた際にエポキシコンパウンドの
重合反応を開始させる。光開始剤を選択する場合に重要
なことは、アクリレートおよびビニル樹脂配合物におけ
る重合反応を開始させるのに用いられるフリーラジカル
光開始剤は酸素との反応により不活性化されてその光開
始特性を失うということを認識することである。酸素の
存在による光開始剤の不活性化は、堆積されたポリマー
組成物の硬化を制限してべとついた表面を残し、それが
後に堆積された導電トレースと相互作用して電気的短絡
が生じることになる。本発明の好適実施例では、カチオ
ン性光開始剤が使用される。これは、カチオン性光開始
剤が酸素との反応により不活性化されないものであるか
らである。適当なカチオン性光開始剤の実例としては、
トリアリールスルホニウムヘキサフルオロアンチモネー
トの混合塩が挙げられる。
【0032】以下で説明するように、アクリレートまた
はビニル樹脂を樹脂配合物内のエポキシドと混合するの
が望ましい環境が幾つか存在する。これらの場合には、
2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−プロパン−1
−オン等のラジカル光開始剤も樹脂配合物中に含まれて
いなければならない。しかしながら、このような場合、
フリーラジカル光開始剤は、光開始剤成分の25〜30重量
%のみを構成する。
【0033】導電性ポリマー材料に使用するUV硬化型
エポキシを開発する際の問題の1つに、銀がUVを伝搬
させないということがある。その結果として、導電性ポ
リマートレースのコア領域(core region)がUV照射か
らシールドされてしまう。銀が最大90重量%となる本発
明の組成物では、コアポリマー材料の遮蔽効率が極めて
高く、それらの内部領域は、UV照射により適当にまた
は完全に硬化させることができない。しかしながら、電
気的短絡を生じさせることなく重畳する回路トレースの
堆積を行うためには、UV照射ステップで導電性ポリマ
ー材料の外表面が硬化しさえすればよい。典型的には、
UV硬化は、上述の理由により、導電トレースの表面に
集中しているポリマ組成物の一部のみに作用するものと
なる。樹脂配合物の残りの部分は、全ての回路トレース
が回路基板上に完全に堆積された後に熱で硬化される。
このため、樹脂配合物は、熱硬化用触媒を含んでいる。
【0034】本発明で採用される熱硬化用触媒の典型例
としては、三フッ化ホウ素のアミン錯体が挙げられる。
例えば、約150℃(302゜F)で活性化される三フッ化ホウ
素のアミン錯体は、約25℃(77゜F)で貯蔵された場合に
は、エポキシ配合物中で6カ月という貯蔵寿命を有す
る。約127℃(260゜F)で活性化される別の三フッ化ホウ
素のアミン錯体は、約25℃(77゜F)で貯蔵された場合に
は、エポキシ配合物中で6〜10週間という貯蔵寿命を有
する。樹脂配合物がアクリレートまたはビニルを含む場
合には、熱硬化用触媒(ジクミルパーオキサイド[ビス
(1−メチル−1−フェニルエチル)パーオキサイド])を
加えることができる。
【0035】一般に、導電性ポリマー材料の最大限に利
用できる粘度は、所望の導電トレースの直径により制限
され、一層細密なトレースでは、狭径のノズルを通して
堆積を行うため一層低粘度が必要となる。約0.101mm(0.
004inch)の直径のノズルを介して堆積を行う場合には、
ノズルの詰まりを防止するために約85〜130cPの範囲の
粘度が必要となる。本発明によれば、エポキシコンパウ
ンド、光開始剤、および熱硬化開始剤の組み合わせの結
果として生じる樹脂配合物の粘度は、130cPよりも高
く、反応性の低粘度の希釈剤を加えることができる。
【0036】好適には、反応性希釈剤は1〜10cPの範囲
の粘度を有し、適当な反応性希釈剤は、より揮発性の高
いモノエポキシドの中から選択することができる。例え
ば、一酸化ビニルシクロヘキセン(vinyl cyclohexene m
onoxide)(1,2−エポキシ−4−ビニルシクロヘキサ
ン)、および1,4−シクロヘキサンジメタノールジビニ
ルエーテルが、本発明の樹脂配合物の最大13重量%を構
成するようにその樹脂配合物に使用された。
【0037】上述のように、導電性ポリマートレース
が、電子部品が接続される回路基板上の金属パッドとの
良好な電気的接触を確立して維持する、ということが重
要である。従って、本発明の樹脂配合物は、金属に対す
る粘着度を助長するだけでなくポリマーの可撓性を増大
させ、場合によっては熱硬化促進剤として作用する多価
アルコールまたはポリオールを含むことができる。本発
明のためのポリオールは、典型的には二価または三価ア
ルコールの中から選択され、トリエチレングリコールジ
オール、カプロラクトントリオール、およびグリセロー
ル−プロピレンオキシドポリエーテルトリオール等のポ
リエーテルトリオールを含むものである。ジオールおよ
びトリオールは、エポキシドと反応し、また高い沸点
(少なくとも285℃)を有しているので、本発明に使用
された。最終的に、それらは硬化処理中に蒸発すること
はなく、それ故、ポリマー組成物の体積変化を生じさせ
るように影響を与えることことはなかった。
【0038】金属に対するエポキシ配合物の粘着度は、
その配合物中のアルコール基に対するエポキシドの官能
性の比を表すファクターRと相関関係にある。詳細に言
えば、金属に対するエポキシ配合物の粘着度は、ファク
ターRが小さくなるほど改善される。従って、樹脂配合
物にポリオールを加えることにより、ファクターRが小
さくなって金属に対する粘着度が改善される。一般に、
ファクターRが約2〜10であるエポキシ配合物は、本発
明に好適なものであり、ファクターRが約2〜3である
エポキシ配合物は一層好適なものとなる。所望範囲内の
ファクターRを有する本発明による樹脂配合物は、ポリ
オールが最大35重量%であり、好適には、ポリオールが
約12〜35重量%となる。
【0039】本発明のエポキシベースの配合物にアクリ
レート樹脂を加えることにより、一定の利点を得ること
ができる。例えば、エポキシ/アクリレート複合ベース
の樹脂配合物は、エポキシのみをベースとする樹脂配合
物よりも早くUV硬化する。これは、UV照射に対する
アクリレート樹脂成分の反応が一層速いからである。代
替的に、エポキシ/アクリレートベースの樹脂配合物が
エポキシベースの樹脂配合物と同じUV線量を受ける場
合には、その混成配合物は一層硬質のポリマーを生成す
ることになる。本発明の導電性ポリマー組成物で使用す
るアクリレートの例としては、部分的にアクリレート化
されたビスフェノールAエポキシおよび1,6−ヘキサン
ジオールジアクリレートが挙げられる。混成ベースの樹
脂配合物はまた、典型的には、偶発的なフリーラジカル
によるアクリレートおよびビニルの自発的重合反応を防
止するための安定剤を含む。例えば、ベンゼン−1,4−
ジヒドロキシが、その目的のために本発明の一配合物に
使用された。
【0040】本発明による樹脂配合物は、別の側面の性
能を改善するための添加剤を含むことができる。例え
ば、配合物に疎水性シリカを加えて、専断応力が加えら
れていない際の導電性ポリマー組成物の粘度を増大させ
ることができる。Union Carbideから入手可能なSilwet
L-7604 や BYK Chemieから入手可能なBYK-405等の界面
活性剤および分散剤を使用することもできる。
【0041】本発明による導電性ポリマー組成物は、樹
脂配合物の成分と銀フィラー材料とを真空環境下で混合
することにより生成される。この方法は、溶媒ベースの
樹脂配合物では不可能なものであり、混合中における組
成物中への気泡の混入を最小限にするものである。上述
のように、エアポケットは、回路トレースの特異な押し
出しや、抵抗値の増大等のトレース材料の特性の予測不
能な変動を生じさせ得るものである。従って、各成分が
真空容器中に加えられ、その容器の気圧が約500mtorr〜
50mtorrに下げられる。次いでそれらは、その使用成分
に応じて約1000〜4000RPMの回転数で約10〜60分間だけ
混合される。
【0042】例えば、樹脂配合物は、所望範囲内の粘度
を有する約30〜50(重量)%のエポキシドコンパウンド
と、約3〜12重量%の光開始剤と、約1.5〜7%の熱硬化
用触媒と、約8〜13%の反応性希釈剤とを組み合わせる
ことにより作成された。その配合物にアスペクト比が約
10で長さが約20μmの銀粒子を含む導電性フィラー材料
が加えられて、全組成が88重量%の銀と12重量%の樹脂
混合物となる。次いで、混合容器内の気圧が約500mtorr
〜50mtorrまで下げられて、その成分が約1000〜4000RPM
の回転数で約10〜60分間だけ混合される。
【0043】生成および試験が行われた樹脂配合物の幾
つかの実施例を以下に示し、それら配合物の特性の概要
を表1に示す。機械的特性については、それら特性が本
記載の別のエポキシ樹脂配合物とどのように異なるかを
示すためにのみ記載した。
【0044】
【表1】
【0045】実施例1 真空容器内に以下の重量%からなる樹脂混合物を用意す
る。
【0046】39.6%の3,4−エポキシシクロヘキシルメ
チル−3,4−エポキシシクロヘキシルカルボキシレート
(CYRACURE UVR 6110)、14.9%のグリセロール−プロピ
レンオキシドポリエーテルトリオール(ARCOL LHT 11
2)、14.1%のポリエーテルトリオール(VORANOL 2228)、
3.3%のトリエチレングリコール、1.3%のカプロラクト
ントリオール(TONE 305)、13%の一酸化ビニルシクロヘ
キセン(VCMX)、12.3%のトリアリールスルホニウムヘキ
サフルオロアンチモネートの混合塩(CYRACURE UVI697
4)、および約127℃(260゜F)で活性化する1.5%の三フッ
化ホウ素のアミン錯体(ANCHOR 1040)。その樹脂配合物
に銀フィラーを加えて、全組成を88重量%の銀および12
重量%の樹脂混合物にする。次いで混合容器内の気圧を
約500mtorr〜50mtorrまで下げて、その成分を約1000〜4
000RPMの回転数で約10〜60分間だけ混合する。
【0047】実施例2 約127℃(260゜F)で活性化する前記三フッ化ホウ素のア
ミン錯体を、約150℃(302゜F)で活性化する3重量%の三
フッ化ホウ素のアミン錯体に置き換えた、実施例1の樹
脂配合物。その他の全ての成分および混合手順は実施例
1と同じである。
【0048】実施例3 前記カプロラクトントリオールを排除し、エポキシ成分
を、14重量%の3,4−エポキシシクロヘキシルメチル−
3,4−エポキシシクロヘキシルカルボキシレート、およ
びそれと同じエポキシドの28重量%の低粘度版とした、
実施例1の樹脂配合物。その他の全ての成分および混合
手順は実施例1と同じである。
【0049】実施例4 約127℃(260゜F)で活性化する前記三フッ化ホウ素のア
ミン錯体を、約150℃(302゜F)で活性化する3重量%の三
フッ化ホウ素のアミン錯体に置き換えた、実施例3の樹
脂配合物。その他の全ての成分および混合手順は実施例
3と同じである。
【0050】実施例5 エポキシ成分を、14重量%の3,4−エポキシシクロヘキ
シルメチル−3,4−エポキシシクロヘキシルカルボキシ
レート、および26重量%のビス(3,4−エポキシシクロ
ヘキシルメチル)アジペートとした、実施例3の樹脂配
合物。その他の全ての成分および混合手順は実施例3と
同じである。
【0051】実施例6 真空容器内に以下の重量%からなる樹脂混合物を用意す
る。
【0052】33.0%の低粘度形態の3,4−エポキシシク
ロヘキシルメチル−3,4−エポキシシクロヘキシルカル
ボキシレート、17%のビス(3,4−エポキシシクロヘキ
シルメチル)アジペート、20%のポリエーテルトリオー
ル、2.5%のトリエチレングリコール、3%のカプロラク
トントリオール、9%の1,2−エポキシ−4−ビニルシク
ロ−ヘキサン、12%のトリアリールスルホニウムヘキサ
フルオロアンチモネートの混合塩、および約150℃(302
゜F)で活性化する3%の三フッ化ホウ素のアミン錯体。
その混合手順は上記と同様である。
【0053】実施例7 前記カプロラクトントリオールを排除し、エポキシ成分
を、41重量%の低粘度形態の3,4−エポキシシクロヘキ
シルメチル−3,4−エポキシシクロヘキシルカルボキシ
レート、および13重量%のビス(3,4−エポキシシクロ
ヘキシルメチル)アジペートとした、実施例6の樹脂配
合物。混合手順は上記と同様である。
【0054】実施例8 50重量%の3,4−エポキシシクロヘキシルメチル−3,4−
エポキシシクロヘキシルカルボキシレート、13重量%の
カプロラクトントリオールと、1重量%の1,4−シクロヘ
キサンジメタノールジビニルエーテル、23重量%の1,6
−ヘキサンジオールジアクリレート、10重量%のトリア
リールスルホニウムヘキサフルオロアンチモネートの混
合塩、3重量%の2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニ
ル−プロパン−1−オン、0.01重量%のヒドロキノン、
および0.1重量%のジクミルパーオキサイドからなる樹
脂配合物。混合手順は上記と同様である。
【0055】実施例9 3,4−エポキシシクロヘキシルメチル−3,4−エポキシシ
クロヘキシルカルボキシレートが55重量%、1,6−ヘキ
サンジオールジアクリレートが15重量%、カプロラクト
ントリオールが16重量%である、実施例8の樹脂配合
物。混合手順は上記と同様である。
【0056】実施例10 33重量%の3,4−エポキシシクロヘキシルメチル−3,4−
エポキシシクロヘキシルカルボキシレート、7重量%の
グリセロール−プロピレンオキシドポリエーテルトリオ
ール、6重量%のポリエーテルトリオール、1重量%のト
リエチレングリコールジオール、6重量%の1,4−シクロ
ヘキサンジメタノールジビニルエーテル、10重量%の部
分的にアクリレート化されたビスフェノールAエポキ
シ、23重量%の1,6−ヘキサンジオールジアクリレー
ト、10重量%のトリアリールスルホニウムヘキサフルオ
ロアンチモネートの混合塩、4重量%の2−ヒドロキシ−
2−メチル−1−フェニル−プロパン−1−オン、0.01重
量%のヒドロキノン、および0.5重量%のジクミルパー
オキサイドからなる樹脂配合物。混合手順は上記と同様
である。
【0057】実施例11 前記ジクミルパーオキサイドが除去され、1重量%の疎
水性ヒュームドシリカが加えられた、実施例10の樹脂
配合物。混合手順は上記と同様である。
【0058】実施例12および実施例13は、ビスフェ
ノールFエポキシと、UV照射下でゆっくりとしか硬化
しないパラアミノフェノールのグリシジルエーテルとを
ベースとするエポキシ配合物である。上述のように、そ
れら配合物は、実施例1ないし実施例11の何れの配合
物とも組み合わせることが可能であり、これにより改善
された粘着特性を有する複合式のUV硬化型無溶媒ポリ
マー組成物を形成することができる。
【0059】実施例12 52重量%のビスフェノールFエポキシ、18重量%のグリ
セロール−プロピレンオキシドポリエーテルトリオー
ル、17重量%の一酸化ビニルシクロヘキセン、3重量%
のトリエチレングリコール、および10重量%の三フッ化
ホウ素のアミン錯体からなる樹脂配合物。混合手順は上
記と同様である。
【0060】実施例13 20重量%のビスフェノールFエポキシ、35重量%のパラ
アミノフェノールのグリシジルエーテル、19重量%のグ
リセロール−プロピレンオキシドポリエーテルトリオー
ル、13重量%の一酸化ビニルシクロヘキセン、3重量%
のトリエチレングリコール、および10重量%の三フッ化
ホウ素のアミン錯体からなる樹脂配合物。混合手順は上
記と同様である。
【0061】このように、本発明による導電性ポリマー
組成物が示され、これにより導電性が高くて寸法的に安
定したUV硬化型の導電トレースが提供される。この組
成物は、直径の狭いノズルを用いて回路トレースを書く
のに適したものである。これら利点は、反応性希釈剤、
光開始剤、および熱硬化開始剤を含む低粘度の無溶媒エ
ポキシ樹脂配合物に真空混合条件下で導電性フィラー材
料を組み合わせることにより得られる。
【0062】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したので、寸
法的に安定したUV硬化型の導電性ポリマー組成物を提
供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05K 3/40 B 7511−4E

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上への導電トレースの形成に使用する
    ための押し出し可能なUV硬化型のポリマー組成物であ
    って、このポリマー組成物が、 少なくとも2つのエポキシド基を有すると共に約200cP
    〜800cPの範囲内の粘度を有するエポキシドコンパウン
    ドと、UV照射に応じて重合反応を開始させるための光
    開始剤と、熱に応じて重合反応を開始させるための熱硬
    化用触媒とを含む樹脂配合物と、 導電性フィラー材料とからなり、 この組成物が、最小限の収縮でUV照射により硬化し塊
    状重合することが可能なものであることを特徴とする、
    ポリマー組成物。
  2. 【請求項2】前記エポキシド基が脂環式エポキシドであ
    る、請求項1記載のポリマー組成物。
  3. 【請求項3】前記導電性フィラー材料が、1〜10のアス
    ペクト比および約1〜20μmの大きさを有する銀粒子から
    なる、請求項1記載のポリマー組成物。
  4. 【請求項4】前記樹脂配合物が多価アルコールを含む、
    請求項1記載のポリマー組成物。
  5. 【請求項5】前記多価アルコールが、グリセロール−プ
    ロピレンオキシドポリエーテルトリオール、ポリエーテ
    ルトリオール、トリエチレングリコールジオール、およ
    び、カプロラクトントリオールからなる群から選択され
    る、請求項4記載のポリマー組成物。
  6. 【請求項6】前記樹脂配合物がその配合物の粘度を下げ
    るための反応性希釈剤を含む、請求項1記載のポリマー
    組成物。
  7. 【請求項7】前記反応性希釈剤が、単一のエポキシド基
    を有すると共に約1〜10cPの範囲内の粘度を有するエポ
    キシドコンパウンドである、請求項1記載のポリマー組
    成物。
  8. 【請求項8】前記導電性フィラー材料がこのポリマー組
    成物の約80〜90重量%である、請求項1記載のポリマー
    組成物。
  9. 【請求項9】前記樹脂配合物の各成分の重量%が以下に
    示すとおりである、請求項8記載のポリマー組成物。 エポキシド : 約 30〜50重量% 光開始剤 : 約 3〜12重量% 熱硬化用触媒 : 約 1.5〜 7重量% 反応性希釈剤 : 約 8〜13重量%
  10. 【請求項10】前記導電性フィラー材料および前記樹脂
    配合物が減じられた気圧下で混合される、請求項1記載
    のポリマー組成物。
  11. 【請求項11】前記減じられた気圧が約500mtorr〜50mt
    orrである、請求項10記載のポリマー組成物。
  12. 【請求項12】前記樹脂配合物が、アクリレートとアク
    リレート光開始剤と安定剤とを含む、請求項1記載のポ
    リマー組成物。
  13. 【請求項13】前記UV硬化型の樹脂配合物が、ビスフ
    ェノールFエポキシとエポキシノボラックとパラアミノ
    フェノールのグリシジルエーテルとからなる群から選択
    される、エポキシベースのエポキシ配合物を含む、請求
    項1記載のポリマー組成物。
  14. 【請求項14】回路基板上にトレースと堆積させる方法
    であって、この方法が、 最小限の収縮で熱重合反応することが可能なUV硬化型
    のポリマー組成物を、選択されたパターンのトレースと
    して回路基板上に堆積させ、 紫外線スペクトル部分における電磁放射線に前記トレー
    スをさらして、少なくともそのトレースの表面に硬化部
    分を生成し、 全てのトレースが回路基板上に堆積されるまで上記2ス
    テップを繰り返し、 そのポリマー組成物が完全に硬化するまで前記堆積され
    たトレースに熱を加える、という各ステップを含むこと
    を特徴とする、回路基板上へのトレースの堆積方法。
  15. 【請求項15】前記UV硬化型のポリマー組成物を選択
    されたパターンのトレースとして堆積させる前記ステッ
    プが、導電性および非導電性のポリマー組成物をその第
    1ステップ毎に交互に反復して堆積させるステップを含
    む、請求項14記載のポリマー組成物。
  16. 【請求項16】前記導電性ポリマー材料を堆積させる前
    記ステップが、 低粘度の樹脂配合物を導電性フィラー材料と組み合わせ
    て前記導電性ポリマー材料を形成し、その導電性ポリマ
    ー材料を直径の狭いノズルを通して押し出して前記選択
    されたパターンのトレースを形成する、というサブステ
    ップを含む、請求項15記載のポリマー組成物。
  17. 【請求項17】前記非導電性ポリマー材料を堆積させる
    前記ステップが、 前記導電性ポリマー材料のトレースパターンをその後に
    堆積される前記導電性ポリマー材料のトレースパターン
    から絶縁するために、先行する堆積ステップの前記導電
    性ポリマー組成物と同じトレースパターンで前記非導電
    性ポリマー材料を堆積させる、というステップを含む、
    請求項16記載のポリマー組成物。
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