JPH0726700B2 - 流路遮断装置 - Google Patents

流路遮断装置

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JPH0726700B2
JPH0726700B2 JP61216600A JP21660086A JPH0726700B2 JP H0726700 B2 JPH0726700 B2 JP H0726700B2 JP 61216600 A JP61216600 A JP 61216600A JP 21660086 A JP21660086 A JP 21660086A JP H0726700 B2 JPH0726700 B2 JP H0726700B2
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JP
Japan
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battery
switching circuit
capacitor
control unit
shutoff valve
Prior art date
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JP61216600A
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JPS6372981A (ja
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忠徳 白沢
雅昭 坂田
紘生 岩渕
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はガス供給の総合的な安全を保証するガス通路等
の遮断装置の遮断弁の駆動回路に関するものである。
従来の技術 近年、ガス遮断装置はマイクロエレクトロニクスの発達
により小型で低コスト、低消費電力になり、電池駆動型
となり一般家庭にも普及してきている。
以下図面を参照しながら、上述した従来のガス遮断装置
について説明する。第2図は従来のガス遮断装置の構成
図を示す。第2図において、1は電池、2は電池1の無
負荷電圧、3は電池1の内部抵抗、4は各種センサ、5
は電池1を電源とし各種センサ4からの信号を受け各種
スイッチング回路を制御する制御部、6は制御部5のバ
ックアップ回路を構成する抵抗、7は同じくコンデン
サ、8は制御部5からの信号を受けスイッチングを行な
うスイッチング回路、9、10はスイッチング回路を構成
する抵抗とトランジスタ、11はガス通路に設けた遮断
弁、12、13は遮断弁11の等価抵抗と等価イングクタンス
を示す。
上記構成で、制御部5が、各種センサ4からの異常信号
を受けると、スイッチング回路8を駆動し、遮断弁7に
通電してガス通路を遮断する。
発明が解決しようとする問題点 この時、電池1は遮断弁に大電流を流すために電圧が下
がる。このときの電流をiv、出力電圧をVs(iv)とす
る。また遮断弁11の作動に必要な電圧をVthとする。通
常、電池が初期の状態で、常温の場合にはVth<Vs(i
v)であるが、電池が放電末期あるいは低温になった場
合にはVth>Vs(iv)となる。第3図に出力波形を示
す。但しVBは制御部5にのみ電流が流れているときの電
池1の電圧である。このようになると電池1は遮断弁11
を駆動する能力がなくなりガス遮断装置としての機能を
はたさなくなる。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の遮断装置は、前述
の従来の構成に加えて、コンデンサと、制御部からの信
号を受け前記コンデンサに電池から充電を行なうスイッ
チング回路と、制御部からの信号を受けて、電池から遮
断弁に通電すると同時に、前記コンデンサに充電された
電荷を前記遮断弁に伝えるスイッチング回路を備えてい
る。
作用 本発明は上記の構成によって遮断弁を駆動するときの電
池電圧の低下分をあらかじめ充電していたコンデンサの
電荷でおぎない、遮断弁の作動に必要な電圧を確保し、
ガス遮断装置の信頼性を上げる。
実施例 以下本発明の一実施例のガス遮断装置について、図面を
参照しながら説明する。第1図において第2図と同一符
号は同一物を表わしているので詳細な説明を省略し、異
なる部分を中心に説明する。5aは制御部で従来の機能に
加え、コンデンサに充電するスイッチング回路を制御す
る機能が追加している。14はそのスイッチング回路、1
5、16はスイッチング回路14を構成する抵抗とトランジ
スタ、17はスイッチング回路14がオンして充電されるコ
ンデンサ、18は遮断弁11にコンデンサ17の充電された電
荷を伝えるスイッチング回路、19、20はスイッチング回
路18を構成する抵抗とトランジスタである。従来例で述
べたように、今第3図に示すようにVth>Vs(iv)の出
力波形になるような電池1になっていたとする。このと
き本発明においては、あらかじめ制御部5aに電流が流れ
ていて電圧がVBのときに制御部5aはスイッチング回路14
をオンしてコンデンサ17にVBに近くなるような電位まで
充電を行なう。各種センサ4の異常信号により制御部5a
はスイッチング回路8をオンして遮断弁11をドライブす
るが、そのときに同時にスイッチング回路18もオンす
る。出力波形を第5図に示す。スイッチング回路8のみ
の場合にはVth>Vs(is)であったが、この場合は となる。但しτ1は時定数でコンデンサ17と遮断弁11の
等価回路によって決まり、コンデンサ17の値を上式を満
たすように選定する。t1は遮断弁が作動するまでの時間
で、これは遮断弁により一意的に決まる値である。これ
によって遮断弁11の作動に必要な電圧を確保することが
できる。また第4図に示すようにスイッチング回路8が
ない場合には出力電圧はVBexp(-t1/τ2)となる。Vth
<Vp exp(-t1/τ2)の式を満たすためにはτ2を大き
くする必要がありコンデンサ17がかなり大きなものにな
る。本発明の構成によれば、コンデンサを大きくする必
要がなく、そのために充電時間も短くすることができ、
遮断弁駆動時には遮断弁の作動に必要な電圧を確保する
ことかでき、ガス遮断装置の信頼性をあげることができ
る。
発明の効果 以上のように本発明によれば次のような作用効果を得る
ことができる。
(1)電池が放電末期あるいは低温になり遮断弁の作動
に必要な電圧を確保できなくなったとき、コンデンサの
電荷をプラスして遮断弁の作動に必要な電圧を確保で
き、流路遮断装置としての寿命、信頼性を高めることが
できる。
(2)コンデンサを小型化でき、流路遮断装置として従
来のスペースに容易に組み込むことができる。
(3)コンデンサの容量を小さくできるために充電時間
を短くすることができ、従来の流路遮断装置の機能にあ
まり影響を及ぼすことなく付加できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を採用したガス遮断装置の
回路図、第2図は従来例の回路図、第3図は従来例の遮
断弁駆動時の出力波形図、第4図はコンデンサの電荷の
みによる遮断弁駆動時の出力波形図、第5図は、本発明
の遮断弁駆動時の出力波形図である。 1……電池、5a……制御部、8……スイッチング回路、
11……遮断弁、14……スイッチング回路、17……コンデ
ンサ、18……スイッチング回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源としての電池と、ガス等の通路に設け
    た遮断弁と、センサからの信号を受けスイッチング回路
    を制御する制御部と、前記制御部からの信号を受け前記
    電池電源から遮断弁に通電を行なう電池スイッチング回
    路と、コンデンサと、前記制御部からの信号を受け前記
    コンデンサに前記電池から充電を行なうスイッチング回
    路と、前記電池スイッチング回路を駆動する制御部から
    の信号を受けて、同時に前記コンデンサに充電された電
    荷を前記遮断弁に伝えるスイッチング回路を備えた流路
    遮断装置。
JP61216600A 1986-09-12 1986-09-12 流路遮断装置 Expired - Lifetime JPH0726700B2 (ja)

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JPS6372981A JPS6372981A (ja) 1988-04-02
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPH0534374U (ja) * 1991-10-15 1993-05-07 シーケーデイ株式会社 自己保持型電磁弁

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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