JPH0658044A - パワーウインドウ駆動用制御回路 - Google Patents

パワーウインドウ駆動用制御回路

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JPH0658044A
JPH0658044A JP4207983A JP20798392A JPH0658044A JP H0658044 A JPH0658044 A JP H0658044A JP 4207983 A JP4207983 A JP 4207983A JP 20798392 A JP20798392 A JP 20798392A JP H0658044 A JPH0658044 A JP H0658044A
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仁 岩田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低コストで外部に保護回路を設けることなく
安定して作動することができる。 【構成】 モータ12の両端は抵抗30、32を介して
IC100の電源入力端子102、104に駆動された
とき電源供給されるよう接続され、モータ駆動時の電源
供給切換用のリレー回路14、16のコイル22、24
の低電位側はアップ端子106及びダウン端子108へ
接続される。IC100は、定電圧を生成するツェナー
ダイオード66、オート動作時に抵抗56及びコンデン
サ44の構成による充放電回路の電位が所定値以上でモ
ータを駆動させるための信号を出力するコンパレータ6
8、モータ電流が所定値以上で信号出力するコンパレー
タ70、充放電回路の電位が所定電位を越えたとき信号
出力するコンパレータ72、を備え、充放電回路の電位
が所定電位以上でかつモータ電流が所定電流値以上のと
き充放電回路の電位を降下させかつ充放電回路の時定数
を変更させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パワーウインドウ駆動
用制御回路にかかり、特に、車両の窓ガラスをモータの
駆動力によって上下に移動させるパワーウインドウ駆動
用制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両の窓ガラスをモータの駆
動力により上下に移動させるパワーウインドウ装置があ
る。一般には、このパワーウインドウ装置は、リレー回
路を有しており、このリレー回路のコイルを励磁または
非励磁することによりモータの回転方向を切り換え、回
転方向に対応するモータの駆動力によって、車両の窓ガ
ラスを上下に移動させている。また、このパワーウイン
ドウ用のスイッチとして、マニュアル(手動)スイッチ
とオート(自動)スイッチが併設されている。
【0003】このパワーウインドウ装置の1例を、図5
乃至図7を参照して説明する。窓ガラスを上下に移動さ
せるためのモータ212の両端は、アップリレー214
及びダウンリレー216に接続されている。このアップ
リレー214及びダウンリレー216は、コイル22
2、224を有しており、各々励磁されることによっ
て、モータ212にバッテリーBTが接続され、非励磁
のときは微小抵抗218を介して接地されている。
【0004】このコイル222の一端は、窓ガラス上昇
用の手動スイッチ250を介してバツテリーBTに接続
され、他端は接地されている。また、コイル224の一
端は、窓ガラス下降用の手動スイッチ252を介してバ
ツテリーBTに接続され、他端は接地されている。従っ
て、上昇用の手動スイッチ250が押圧されてコイル2
22が励磁されることにより、モータ12が正転し窓ガ
ラスを上昇させることができ、下降用の手動スイッチ2
52が押圧されてコイル224が励磁されることによ
り、モータ12が逆転し窓ガラスを下降させることがで
きる。
【0005】上記手動スイッチ250、252には、機
械的に連動するオートスイッチ248が取り付けられて
いる。このオートスイッチ248は、制御回路200に
接続されている。
【0006】制御回路200は、上記微小抵抗218の
一端218Aに接続された過電流検出回路202及びオ
ート信号発生回路204を備えている。過電流検出回路
202は、オート信号発生回路204に接続されてお
り、モータ212に流れる電流が所定値を越えたときに
ハイレベルの信号を出力する。
【0007】オート信号発生回路204は、後述するよ
うに過電流検出回路202の出力信号及びオートスイッ
チ248のオンオフに基づいて、窓ガラスを上下に自動
で移動するためのオート信号を出力する回路である。こ
のオート信号発生回路204の第1入力端204Aはオ
ートスイッチ248を介してバッテリーBTに接続さ
れ、第2入力端204Bは過電流検出回路202の出力
端202Bに接続されている。
【0008】このオート信号発生回路204の出力端2
04Cは、AND回路230、232の一方の入力端に
共通に接続されている。AND回路230、232の他
方の入力端は、モータ212の両端212A,212B
に接続されている。AND回路230はモータ212の
一端212Aの電源レベル及びオート信号の論理積の信
号を出力し、AND回路232は、モータ212の他端
212Bの電源レベル及びオート信号の論理積の信号を
出力する。
【0009】このAND回路230、232の出力端
は、トランジスタ226、228のベースに接続されて
おり、トランジスタ226、228の各々のコレクタ
は、コイル222及び手動スイッチ250との間、コイ
ル224及び手動スイッチ252との間に接続されてい
る。これらのトランジスタ226、228のエミッタは
モータ212の両端に接続されている。従って、AND
回路230がハイレベルの信号を出力するとトランジス
タ226がオンし、AND回路232がハイレベルの信
号を出力するとトランジスタ228がオンする。これに
より、トランジスタ226は、エミッタ及びコレクタ間
に電流が流れるオン状態でコイル222が励磁されるこ
とによってモータ12を正転させ、また、トランジスタ
22は、エミッタ及びコレクタ間に電流が流れるオン状
態でコイル224が励磁されることによってモータ12
を逆転させることができ、上記手動スイッチ250、2
52と同等の機能を有することになる。
【0010】上記オート信号を出力するオート信号発生
回路204の回路例を図★に示した。オート信号発生回
路204の第1入力端204Aは、バッファ252を介
してFET254のゲートに接続されている。このFE
T254のドレインには、定電圧Vz1を供給するため
に、バッテリーBTが接続されかつアノードが接地され
たツェナダイオード250のカソードが接続されてお
り、ソースは信号線258に接続されている。この信号
線258には、抵抗260及びコンデンサ262から構
成されるタイマー部が接続されかつ両端に抵抗264が
接続されたツェナーダイオード266のカソードが接続
されている。ツェナーダイオード266のアノードはエ
ミッタが接地されたトランジスタ268のコレクタに接
続されている。このトランジスタ268のベースはバッ
ファ270を介してオート信号発生回路204の第2入
力端204Bに接続されている。更に、信号線258
は、コンパレータ256の非反転入力端256Aに接続
されている。このコンパレータ256の第2入力端25
6Bには、直列に接続された抵抗272、274による
バッテリーBTの分圧出力の参照電圧Vref が入力され
るように接続され、コンパレータ256の出力端256
Cはオート信号発生回路204の出力端204Cに接続
されている。
【0011】従って、オートスイッチ248がオンされ
ると、FET254がオンされて信号線25を介してコ
ンパレータ256に入力される電圧は電圧Vz1となる
(図★参照)と共にタイマ部の抵抗260及びコンデン
サ262の時定数に応じた充電が開始される。オートス
イッチ248がオフされると、タイマ部は放電を開始
し、コンパレータ256に入力される電圧は電圧降下す
る。窓ガラスが上昇して、窓枠等で窓ガラスの上昇が阻
止され過電流がモータに流れると、過電流検出回路20
2が出力するハイレベルの信号によってトランジスタ2
68がオンする。これにより、抵抗264の一端及びツ
ェナーダイオード266のアノードが接地され、信号線
25は電圧Vz2となる。このとき、抵抗264はタイマ
部の抵抗260と並列接続となり、タイマ部の時定数が
変更されて放電が開始される。従って、コンパレータ2
56から出力される信号は、オートスイッチ248がオ
ンされるとハイレベルになり、過電流が検出されてから
所定時間を経過するまで継続する(図★参照)。この抵
抗260、264が並列接続されて、変更された時定数
に応じて電圧Vref まで電圧降下に要する時間に、窓ガ
ラスが確実に全閉状態となる。
【0012】このように、オートスイッチがオンされる
と、手を離してもモータの駆動は継続され、全閉または
全開まで窓ガラスを移動させることができる。
【0013】ここで、近年、車載される機器は、軽量化
及びコンパクト化が図られており、パワーウインドウ駆
動装置についても、例外ではない。このため、上記パワ
ーウインドウ駆動装置の上記スイッチやリレー等の外付
けが必要な素子以外の主要な回路を、1つの集積回路
(IC)で構成するIC化が行われている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記主
要な回路、すなわち制御回路200をIC化すると、ス
イッチのオンオフやリレーの切り換わり時に、電源等の
サージが無負荷でICに入力されてICが破壊されるた
め、外部に保護回路を設けなければならない。これを解
消するために、高耐圧にしてIC化すればよいが、IC
化のコスト高になるため、好ましくない。
【0015】また、上記のように異なるタイマ時間を形
成するためには、ツェナーダイオード等の構成によって
異なる電位を生成するようにICを形成することが必要
であるが、このようなIC化は製造工程が複雑かつコス
ト高になってしまう。
【0016】本発明は、上記事実を考慮して成されたも
ので、低コストで外部に保護回路を設けることなく安定
して作動することができるパワーウインドウ駆動用制御
回路の提供を目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、車両の窓ガラスを移動させるモータを正転
または逆転させるための電源供給を各々コイルの励磁ま
たは非励磁により切り換えるリレー回路を作動させるた
めにコイルの低電位側に接続された切換手段と、前記モ
ータが駆動されたとき電源が供給されることによって、
定電圧を生成するツェナーダイオードと、車両の窓ガラ
スを移動させるためのモータを駆動させるための電源が
供給されることによって、定電圧を生成するツェナーダ
イオードと、窓ガラスの自動移動が指示され、予め定め
た時定数の充放電回路の電位が参照電位を越えている間
は、窓ガラスの移動方向に応じて前記モータに電源が供
給されるように指示信号を出力する第1コンパレータ
と、前記モータに流れる電流が所定電流値を越えたこと
を検出するための第2コンパレータ、及び前記充放電回
路の電位が所定電位を越えたことを検出するための第3
コンパレータを有し、前記充放電回路の電位が該所定電
位を越えている間でかつ、前記モータに流れる電流が該
所定電流値を越えた場合に、前記充放電回路の電位を前
記参照電位を越えた特定電位にすると共に前記充放電回
路の時定数を変更する電位変更手段と、を1つの集積回
路によって構成している。
【0018】
【作用】本発明のパワーウインドウ駆動用制御回路は、
切換手段、ツェナーダイオード、第1コンパレータ及び
電位変更手段を1つの集積回路によって構成している。
車両の窓ガラスは、モータの正転または逆転による駆動
力によって移動され、このモータの正転または逆転させ
るための電源供給を、リレー回路によって切り換える。
このリレー回路はモータの正転及び逆転に対応して各々
コイルを有し、この各コイルの励磁または非励磁により
電源供給を切り換える。切換手段は、この電源供給を切
り換えるリレー回路を作動させるためにコイルの低電位
側に接続されている。従って、集積回路には、リレー回
路が切り換わることによって直接かつ無負荷で電源が供
給されることがない。
【0019】ツェナーダイオードは車両の窓ガラスを移
動させるためのモータが駆動されたとき電源が供給され
ることによって、定電圧を生成する。第1コンパレータ
は、窓ガラスの自動移動がオートスイッチ等により指示
され、予め定めた時定数の充放電回路の電位が参照電位
を越えている間は、窓ガラスの移動方向に応じてモータ
に電源が供給されるように指示信号を出力する。この充
放電回路は、自動的に窓ガラスを移動させるオート動作
時の作動時間に対応する充放電時間の時定数にされる。
電位変更手段は、第2コンパレータ及び第3コンパレー
タを有している。第2コンパレータは、モータに流れる
電流が所定電流値を越えたことを検出するためのもので
あり、第3コンパレータは充放電回路の電位が所定電位
を越えたことを検出するためのものである。電位変更手
段は、第3コンパレータにより検出した充放電回路の電
位が該所定電位を越えている間でかつ、第2コンパレー
タにより検出したモータに流れる電流が該所定電流値を
越えた場合に、充放電回路の電位を参照電位を越えた特
定電位にすると共に充放電回路の時定数を変更する。
【0020】これによって、充放電回路の電位はツェナ
ーダイオードを用いることなく複数設定することがで
き、かつ放電時間についても充放電回路の時定数を変更
できるため、容易に設定することができる。従って、1
つのツェナーダイオードによる定電圧のみによって、異
なる電位を生成することができ、ガラス閉鎖中に異物が
存在したときに、モータを停止または所定時間だけ反転
させた後に停止させるような、異物の挟み込み防止を行
う構成を容易に形成することができる。
【0021】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳
細に説明する。
【0022】図1には、本実施例に係るパワーウインド
ウ駆動用制御回路10の概略構成を、IC化される集積
回路(以下、IC)100の等価回路と共に示した。
【0023】まず、IC100に外付けされる各種の素
子及びその接続について説明する。パワーウインドウ駆
動用のモータ12の両端12A,12Bは、各々第1及
び第2のリレー回路14、16のコモン端子14A、1
6Aに接続されている。第1のリレー回路14は、窓ガ
ラス上昇用とされ、第1接点14Bは微小抵抗(約10
mΩ)18を介して接地されている。また、第2接点1
4Cは図示しないイグニッションスイッチを介して車載
バッテリー電源を供給する電源Bに接続されている。第
1のリレー回路14は、第1のコイル22を備えてい
る。この第1のコイル22が非励磁の場合には、第1接
点14Bに切り換わっており、第1のコイル22が励磁
されると、第2の接点14Cに切り換わるようになって
いる。
【0024】一方、第2のリレー回路16は、窓ガラス
下降用とされ、第1接点16Bは上記微小抵抗18を介
して接地されると共に、抵抗28を介してIC100の
モータ電流入力端子118へ接続されている。この第2
のリレー回路16は、第2のコイル24を備えている。
この第2のコイル24が非励磁の場合には、第1接点1
6Bに切り換わっており、第2のコイル24が励磁され
ると、第2の接点16Cに切り換わるようになってい
る。
【0025】これらの第1及び第2のコイル22、24
の各々は、一端が電源Bに接続され、他端がIC100
のアップ端子106及びダウン端子108に接続されて
いる。このIC100のアップ端子106は、窓ガラス
上昇用の手動スイッチ50を介して接地されている。ま
た、ダウン端子108は、窓ガラス下降用の手動スイッ
チ52を介して接地されている。
【0026】この窓ガラス上昇用の手動スイッチ50、
及び窓ガラス下降用の手動スイッチ52には、この手動
スイッチ50、52の何れか押圧する操作量が大きいと
オンする機械的に連動されたオートスイッチ48が取り
付けられている。例えば窓ガラス上昇用の手動スイッチ
50の操作量が小さいと手動スイッチ50がオンかつオ
ートスイッチ48がオフで、操作量が大きいと両方共に
オンする構成となっている。このオートスイッチ48の
可動端子48Aは、IC100のオート端子116に接
続されており、コモン端子48Bは接地されている。
【0027】また、モータの一方の端子12Aは、抵抗
30を介してIC100の第1の電源入力端子102に
接続され、他方の端子12Bは、抵抗32を介してIC
100の第2の電源入力端子104に接続されている。
この抵抗30と第1の電源入力端子102との間には、
他端が接地されたコンデンサ34の一端が接続され、抵
抗32と第2の電源入力端子104との間にも、他端が
接地されたコンデンサ36の一端が接続されている。
【0028】IC100のアース端子110は、接地さ
れ、電源分圧出力端子112はコンデンサ38を介して
接地されている。また、タイマ設定端子114には、他
端が接地されかつ並列に接続された抵抗56及びコンデ
ンサ44の一端が接続されている。
【0029】電源出力端子122は、コンデンサ40を
介して接地されると共に、抵抗54を介して参照電圧入
力端子120に接続されている。この参照電圧入力端子
120は、他端が接地された可変抵抗46の一端が接続
されており、参照電圧入力端子120には電源出力端子
122から出力される電源の抵抗54及び可変抵抗46
構成による分圧が入力される。また、この参照電圧入力
端子120は、コンデンサ42を介してモータ電流入力
端子118に接続されている。
【0030】次に、IC100の内部構成について説明
する。IC100の第1の電源入力端子102は、ダイ
オード60を介して電源出力端子122に至る電源線5
8に接続されている。また、第2の電源入力端子104
は、ダイオード61を介してダイオード60の出力と共
通に電源線58へ接続されている。
【0031】この電源線58にはアノードが接地された
ツェナーダイオード66のカソードが接続されており、
サージ除去のための外付けのコンデンサ40との組合せ
によって電源線58が定電圧となる構成になっている。
【0032】アップ端子106は、第1及のトランジス
タ74のコレクタに接続されると共に、第1のツェナー
ダイオード62のカソードに接続されている。この第1
のトランジスタ74のエミッタ及び第1のツェナーダイ
オード62のアノードは接地され、第1のトランジスタ
74がオン状態のときに第1のツェナーダイオード62
によってアップ端子106が所定の電圧になる。また、
ダウン端子108は、第2のトランジスタ76のコレク
タに接続されている。第2のトランジスタ76のエミッ
タ及び第2のツェナーダイオード64のアノードは接地
され、第2のトランジスタ76がオン状態のときに第2
のツェナーダイオード64によってダウン端子108が
所定の電圧になる。
【0033】この第1及び第2のトランジスタ74、7
6の各ベースは、AND回路84、85の出力端84
A,85Aに接続されており、AND回路84、85の
論理積による信号によって第1及び第2のトランジスタ
74、76がオンオフされる。AND回路84、85の
第2入力端84B,85Bには、後述するオート信号を
供給するための信号線59が接続され、第1入力端84
C,85Cには、アップ端子104、ダウン端子106
が接続されている。
【0034】このアップ端子104、ダウン端子106
の各々は、AND回路86の入力端86A,86Bに接
続されており、出力端86CがOR回路90の第1入力
端90Aに接続されている。このOR回路90の第2入
力端90Bは抵抗140を介して電源線58に接続さ
れ、出力端90Cはpnp型の第3のトランジスタ78
のベースに接続されている。第3のトランジスタ78の
エミッタは電源線58に接続され、コレクタは第1のコ
ンパレータ68の反転入力端68Bに接続されている。
【0035】ここで、第1のコンパレータ68はオート
信号(ハイレベルの信号)を出力するための比較器であ
り、第1のコンパレータ68の非反転入力端Aは、電源
線58から抵抗130、132、134が直列に接続さ
れて接地された抵抗130、132の間に接続されてい
る。また、第1のコンパレータ68の出力端68Cは、
抵抗132、134の間に接続されると共に、インバー
タ95を介してAND回路84、85に接続されてい
る。従って、第1のコンパレータ68は、抵抗130と
抵抗132+抵抗134による分圧より反転入力端68
Bに入力される電圧が低いときハイレベル、かつ高いと
きローレベルの信号を出力する。なお、第1のコンパレ
ータ68の非反転入力端Aは、サージ除去のためのコン
デンサ38が接続された電源分圧出力端子112に接続
されている。
【0036】また、第1のコンパレータ68の反転入力
端68Bは、タイマ設定端子114へ接続されており、
この反転入力端68Bの電位は、このタイマ設定端子1
14へ接続された抵抗56及びコンデンサ38の時定数
に応じて充放電されて変動する。
【0037】上記抵抗140とOR回路90の第2入力
端90Bとの間は、オート端子116に接続されてお
り、オートスイッチがオンすると、ローレベルとなる。
このオート端子116にはAND回路88の第1入力端
88Aが接続されており、AND回路88の第2入力端
88BにはAND回路87の出力端87Cが接続されて
いる。
【0038】AND回路87の第1入力端87Aには、
第3のコンパレータ72の出力端72Cが、第2入力端
87Bには、第2のコンパレータ70の出力端70Cが
接続されている。
【0039】第2のコンパレータ70はモータ12に流
れる電流が所定値を越えたか否かの信号を出力するため
の比較器であり、反転入力端70Bは参照電圧入力端子
120に接続され、基準電圧Vref となるIC100に
電源が供給されたときの分圧が入力される。非反転入力
端70Aはモータ電流入力端子118と接続されてい
る。従って、第2のコンパレータ70は、抵抗54と可
変抵抗46による分圧(基準電圧Vref )より非反転入
力端68Aに入力される電圧が低いときローレベル、か
つ高いときハイレベルの信号を出力する。
【0040】この第2のコンパレータ70の出力端70
Cは、OR回路92の第1入力端92Aに接続されてお
り、OR回路92の出力端92Cは第5のトランジスタ
のベースに接続されている。この第5のトランジスタ
は、コレクタが抵抗142を介して第1のコンパレータ
68の反転入力端68Bに接続され、エミッタは接地さ
れている。従って、第5のトランジスタがオンとなる
と、第1のコンパレータ68の反転入力端68Bが抵抗
142を介して接地され、上記抵抗56及びコンデンサ
44によって決定される時定数は、抵抗56および抵抗
142が並列に接続されたときの時定数に変更される。
【0041】上記第3のコンパレータ72はオートスイ
ッチ48がオフされてから所定時間を形成する遅延時間
形成のため信号を出力する比較器である。非反転入力端
68Aには第1のコンパレータ68の反転入力端68B
が接続され、反転入力端72Bには電源線58が抵抗1
36、138を介して接地された抵抗136、138の
間に接続されている。従って、第3のコンパレータ72
は、抵抗136、138による分圧(電圧V3)より非
反転入力端72Aに入力される第1のコンパレータ68
の反転入力端68Bの電圧が低いときローレベル、かつ
高いときハイレベルの信号を出力する。
【0042】また、第1のコンパレータ68の反転入力
端68Bには、エミッタが接地された第4のトランジス
タ80のコレクタが接続されている。このトランジスタ
80のベースには、OR回路91の出力端91Cが接続
されており、OR回路91の第1入力端91AにはAN
D回路86の出力端86Cが、第2入力端91BにはA
ND回路88の出力端88Cが接続されている。
【0043】以下、本実施例の作用を説明する。先ず、
窓ガラスを停止状態から上昇させる場合、乗員は窓ガラ
ス上昇用の手動スイッチ50を、押圧(オン)する。こ
れにより、第1のリレー回路14のコイル22が励磁さ
れて接点14Bに切り換わり、モータ12の端子12A
には電源Bが供給されて、モータ12は正転し窓ガラス
が上昇される。また、端子12Aに供給される電源B
は、抵抗30を介してIC100の第1の電源入力端子
102へ供給される。
【0044】このIC100の第1の電源入力端子10
2への電源供給されると、電源線58には、第3のツェ
ナーダイオード66によって定電圧Vzd3 が形成され
る。また、この電源線58からは抵抗140を介してO
R回路90へハイレベルの信号が供給される。従って、
第3のトランジスタ78のベースはハイレベルとなり、
エミッタ、ベース間の順方向バイアスが行われず、第3
のトランジスタ78のコレクタの電位が上昇しないた
め、第1のコンパレータ68の出力信号はハイレベルと
なる。これにより、インバータ95が出力する信号はロ
ーレベルとなり、AND回路84、85が共にローレベ
ルの信号を出力するため、第1及び第2のトランジスタ
74、76の何れもオンしない。
【0045】ここで、手動スイッチ50の操作量が大き
く、オートスイッチ48がオンされると、OR回路90
の第2入力端90Bの電位は接地レベルとなり、第3の
トランジスタ78がエミッタ、ベース間の順方向バイア
スされ、第3のトランジスタ78のコレクタの電位が上
昇すると共に、コレクタに接続されたコンデンサ44が
充電される。従って、第1のコンパレータ68の第2入
力端68Bの電位は上昇する。このとき、第1のコンパ
レータ68は信号を出力していないため、第2入力端6
8Bの電位が以下の式(1)によって得られる電位Vx
を越えると、第1のコンパレータ68がローレベルの信
号を出力する。これにより、インバータ95が出力する
信号はハイレベルとなり、入力信号が共にハイレベルの
AND回路84がハイレベルの信号を出力するため、第
1のトランジスタがオンして第1のリレー回路14のコ
イル22が励磁を継続することにより、モータ12は正
転を継続する。従って、窓ガラスの上昇が継続される。
【0046】 Vx=Vzd3 ・(r2 +r3 )/(r1 +r2 +r3 ) −−−(1) 但し、 r1 :抵抗130の抵抗値 r2 :抵抗132の抵抗値 r3 :抵抗134の抵抗値。
【0047】次に、オートスイッチ48がオフされる
と、第3のトランジスタ78のベースはハイレベルとな
り、抵抗56を通してコンデンサ44が放電されて、第
1のコンパレータ68の第2入力端68Bの電位は下降
する。このとき、図2に示したように、第1のコンパレ
ータ68はローレベルの信号を出力しているため、第1
の入力端68Aは抵抗130、132による分圧が入力
されていることになり、コンデンサ44の電位が以下の
式(2)によって得られる第1のコンパレータ68の参
照電位Vref 以下となるまで、第1のコンパレータ68
はローレベルの信号の出力を継続する。第1のコンパレ
ータ68がハイレベルの信号を出力すると、AND回路
84がローレベルの信号を出力するため、第1のトラン
ジスタがオフされ、モータ12が停止する。この停止す
るまでの時間ηは、以下に示した式(3)になる。従っ
て、オートスイッチ48がオンされてから所定時間自動
的に窓ガラスが上昇するタイマー機能付きのオート動作
として機能する。
【0048】 Vref =Vzd3 ・r2 /(r1 +r2 ) −−−(2) η=Ct・Rt −−−(3) 但し、 Rt:抵抗56の抵抗値 Ct:コンデンサ44の容量。
【0049】ここで、オート動作中に、窓ガラスの全閉
状態または全開状態であるモータ12のロック状態、及
び窓ガラス上昇途中の異物を挟み込んだときのモータ1
2の過負荷状態のときには、モータ12に流れる電流が
増加する。これによって、微小抵抗18の電位が上昇す
る。従って、抵抗28を介して入力された第2のコンパ
レータ70の第1入力端70Aの電位が以下の式(4)
によって得られる電位Vyを越えると、第2のコンパレ
ータ70はハイレベルの信号を出力する。
【0050】 Vy=Vzd3 ・Ra/(R3 +Ra) −−−(4) 但し、 Ra:可変抵抗46の抵抗値 R3 :抵抗54の抵抗値。
【0051】このとき、第1のコンパレータ68の第2
入力端68Bの電位、すなわち、コンデンサ44の電位
が、以下に示した式(5)によって得られる電位Vdを
越えているときは、第3のコンパレータ72がハイレベ
ルの信号を出力する。従って、AND回路87はハイレ
ベルの信号を出力し、かつAND回路88もハイレベル
の信号を出力する。これによって、図3に示したよう
に、第4のトランジスタ80がオンされて、コンデンサ
44が電位Vdまで放電される。
【0052】 Vd=Vzd3 ・r5 /(r4 +r5 ) −−−(5) 但し、 r4 :抵抗136の抵抗値 r5 :抵抗138の抵抗値。
【0053】また、第2のコンパレータ70がハイレベ
ルの信号を出力していることにより、第5のトランジス
タ82がオンされて、コンデンサ44は抵抗142を介
して放電される。従って、モータ12のロック状態及び
過負荷状態を検出してから、コンデンサ44の電位が電
位Vref になるまで、モータ12へ電源を供給すること
によって、窓ガラスが増締めされる。また、この増締め
時間τは、以下に示した式(6)になる。
【0054】 τ=Ct・Rt/rd −−−(6) 但し、 Rt:抵抗56の抵抗値 rd:抵抗142の抵抗値 Ct:コンデンサ44の容量。
【0055】更に、オート動作中に、窓ガラスを下降さ
せるための下降用手動スイッチ52をオンさせると、第
2のリレー回路16が作動されることにより、AND回
路86の入力信号が共にハイレベルとなりAND回路8
6はハイレベルの信号を出力する。従って、OR回路9
1を介してハイレベルの信号が、第4のトランジスタ8
0のベースへ供給されて第4のトランジスタ80がオン
される。これにより、コンデンサ44の電位は急速に電
位Vref 以下に放電されて、オート動作を停止させるこ
とができる。
【0056】このように、IC100には抵抗30、3
2及びコイル22、24を介して電源が供給されるの
で、無負荷でIC100へ電源が供給されることがない
ため、高耐圧ICを形成する必要がなく、かつ保護素子
を外部に設ける必要がない。
【0057】また、IC100への電源供給は、手動ス
イッチがオンされることによって作動されるリレー回路
の作動によって成されるため、パワーウインドウを駆動
させる制御を行わないときの制御装置、すなわちICを
作動させないときにおいてはシステム暗電流が発生する
ことがなく、無用に電力を消費しない省エネルギー対策
を成したいを形成することができる。また、リレー回路
が作動してから初めてICに電流が流れ、オート動作、
及び停止させることができるので、実際にモータ12へ
流れる電流に基づいてICを作動させることができるた
め、パワーウインドウ駆動制御装置本体の信頼性を高く
することができる。
【0058】上記実施例では、オートスイッチをオンし
て自動的に窓ガラスを昇降させるパワーウインドウ駆動
制御装置において、モータに流れる電流が所定電流を越
えたときに、窓ガラスが全閉状態または全開状態、及び
異物を挟み込んだ状態とした例について説明したが、こ
の窓ガラスが全閉状態または全開状態、及び異物を挟み
込んだ状態の各々を別個に検出するようにしてもよい。
【0059】この場合には、図4に示したように、微小
電流18の一端18A(他端18Bは接地)に、窓ガラ
スの全閉状態または全開状態を検出するための第1のモ
ータ過電流検出回路150を接続すると共に、異物を挟
み込んだ状態を検出するための第2のモータ過電流検出
回路152を接続する。この第1のモータ過電流検出回
路150は、オート信号生成回路154に接続されてい
る。
【0060】オート信号生成回路154は、オートスイ
ッチ48がオンされてから所定時間経過後にパルス信号
を出力するタイマ回路156、及びオートスイッチ48
がオンされるとハイレベルの信号出力を維持するラッチ
回路158から構成されている。このラッチ回路158
は、モータ12の両端へ電源が供給された場合、及び上
記タイマ回路156のパルス信号によってリセットされ
るように接続されている。これにより、オートスイッチ
48がオンされると所定時間ハイレベルの信号を出力
し、AND回路84、85の何れかがハイレベルの信号
を出力することによって、トランジスタ74、76の何
れかが所定時間オンして、自動的に窓ガラスを昇降させ
ることができる。
【0061】また、タイマ回路156は、第1のモータ
過電流検出回路150から出力される信号によってリセ
ットされるように接続され、このリセットによって、オ
ート信号の出力が解除される。このため、窓ガラスの全
閉状態または全開状態になると、オート動作による窓ガ
ラスの昇降が停止される。
【0062】上記第2のモータ過電流検出回路152
は、ラッチ回路162及びタイマ回路164に接続され
ており、窓ガラス上昇中に第2のモータ過電流検出回路
152が異物を挟み込んだ状態を検出するとタイマ回路
164の遅延された信号によりリセットされるまでのラ
ッチ回路162の出力信号によってトランジスタ76を
オンしてモータ12を所定時間だけ反転させるようにな
っている。
【0063】このように、窓ガラスが全閉状態または全
開状態、及び異物を挟み込んだ状態の各々を別個に検出
するようにすることによって、通常のオート動作と異物
を挟み込んだ異常動作とに差異を付与することができ、
装置本体の信頼性を向上させることができる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、パ
ワーウインドウ駆動用制御回路を、高耐圧で形成するこ
とがないと共に低コストでかつ外部に保護回路を設ける
ことなく安定して作動させることができる、という効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係るパワーウインドウ駆動用制御回
路の概略構成を示したブロック図である。
【図2】本実施例に係るパワーウインドウ駆動用制御回
路のオート動作による窓ガラス昇降時におけるコンデン
サの電位変動を表す線図である。
【図3】本実施例に係るパワーウインドウ駆動用制御回
路のオート動作中にモータに過電流が流れた場合を含む
コンデンサの電位変動を表す線図である。
【図4】本実施例に係る他のパワーウインドウ駆動用制
御回路の概略構成を示したブロック図である。
【図5】従来のパワーウインドウ駆動用制御回路の構成
を示したブロック図である。
【図6】図5におけるオート信号発生回路の構成を示し
た回路図である。
【図7】従来のパワーウインドウ駆動用制御回路のオー
ト動作による窓ガラス昇降時におけるコンデンサの電位
変動を表す線図である。
【符号の説明】
10 パワーウインドウ駆動用制御回路 12 モータ 14 第1のリレー回路 16 第2のリレー回路 22 コイル 24 コイル 48 オートスイッチ 50 手動スイッチ 62 第1のツェナーダイオード 64 第2のツェナーダイオード 66 第3のツェナーダイオード(ツェナーダイオー
ド) 68 第1のコンパレータ 70 第2のコンパレータ 72 第3のコンパレータ 100 IC(集積回路)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の窓ガラスを移動させるモータを正
    転または逆転させるための電源供給を各々コイルの励磁
    または非励磁により切り換えるリレー回路を作動させる
    ためにコイルの低電位側に接続された切換手段と、 前記モータが駆動されたとき電源が供給されることによ
    って、定電圧を生成するツェナーダイオードと、 車両の窓ガラスを移動させるためのモータを駆動させる
    ための電源が供給されることによって、定電圧を生成す
    るツェナーダイオードと、 窓ガラスの自動移動が指示され、予め定めた時定数の充
    放電回路の電位が参照電位を越えている間は、窓ガラス
    の移動方向に応じて前記モータに電源が供給されるよう
    に指示信号を出力する第1コンパレータと、 前記モータに流れる電流が所定電流値を越えたことを検
    出するための第2コンパレータ、及び前記充放電回路の
    電位が所定電位を越えたことを検出するための第3コン
    パレータを有し、前記充放電回路の電位が該所定電位を
    越えている間でかつ、前記モータに流れる電流が該所定
    電流値を越えた場合に、前記充放電回路の電位を前記参
    照電位を越えた特定電位にすると共に前記充放電回路の
    時定数を変更する電位変更手段と、 を1つの集積回路によって構成したパワーウインドウ駆
    動用制御回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101109398B1 (ko) * 2003-05-08 2012-01-30 호리 가부시키가이샤 안전로프 지주
CN104420764A (zh) * 2013-09-11 2015-03-18 欧姆龙汽车电子株式会社 车辆用电动窗装置
CN109143929A (zh) * 2018-08-22 2019-01-04 北京丰隆汇技术有限公司 一种开窗拉幕系统控制电路及智能保护装置

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