JPH07261923A - タッチパッド・サポート用オペレーティング・システム実行方法及びコンピュータ・システム - Google Patents

タッチパッド・サポート用オペレーティング・システム実行方法及びコンピュータ・システム

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JPH07261923A
JPH07261923A JP31801194A JP31801194A JPH07261923A JP H07261923 A JPH07261923 A JP H07261923A JP 31801194 A JP31801194 A JP 31801194A JP 31801194 A JP31801194 A JP 31801194A JP H07261923 A JPH07261923 A JP H07261923A
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Randal Lee Bertram
ランダル・エル・バートラム
James L Combs
ジェームス・エル・コームズ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 タッチパッドなどから座標式データを受け入
れるように構成された中央演算処理装置(CPU)を含
むコンピュータ・システムを提供する。 【構成】 CPUは、その上で実行され、タッチパッド
とのインタフェースを取るための特殊サポートを備えた
オペレーティング・システムを有する。このオペレーテ
ィング・システムは、(1)タッチパッドの幾何領域を
マッピングし、アプリケーションに応じて、その領域を
具体的な領域IDに割り当てる機能と、(2)接触領域
の領域IDを決定し、その領域IDをアプリケーション
・プログラムに渡す機能とを有する。領域定義に使用さ
れるコマンドの単位を変更するためのサポートも提供さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的には、ディジタ
ル・システムで使用するための座標式ポインティング・
デバイスに関し、より具体的には、オペレーティング・
システム中にタッチパッド用のサポートを備えるコンピ
ュータ・システムに関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオ・グラフィック・コンピュータ・
システムは、周知かつ人気のある消費者製品である。典
型的なシステムは、ゲームまたはその他のアプリケーシ
ョンの画像を表示するために普通のテレビ受像機に接続
するデータ処理装置を含んでいる。このデータ処理装置
は、通常、カートリッジの形でパッケージされている読
取り専用メモリ(ROM)から制御用ソフトウェアを受
け取る。このカートリッジは、データ処理装置に脱着式
に差し込まれている。アプリケーションを実行するため
に制御用ソフトウェアが使用する位置情報をプレーヤが
入力できるようにするために、マウス、ジョイスティッ
ク、タッチパッド、タッチ画面、スイッチ・パッド、ま
たはライト・ガンなどの少なくとも1つのポインティン
グ・デバイスもデータ処理装置に接続されている。
【0003】一般に、データ処理装置は、1つの中央演
算処理装置(CPU)と、すべてのランダム・アクセス
・メモリ(RAM)およびブートストラップ読取り専用
メモリ(ブートROM)を含む関連の揮発性および不揮
発性メモリと、テレビ(RFビデオ)信号発生器と、様
々なポインティング・デバイスとのインタフェースを取
るための入出力(I/O)プロセッサとを有する。これ
らの装置は回路連絡している。このようなシステム特有
の特徴の1つは、これらの構成要素をひとまとめに電気
接続するためにマザーボードまたはシステム・プレーナ
を使用している点である。
【0004】タッチパッドは、コンピュータ・システム
に座標式データを入力するのに使用する座標式ポインテ
ィング・デバイスである。通常、タッチパッドは、その
表面で局部圧力を検出できる感圧式有界平面である。ユ
ーザが指またはスタイラスなどで表面に接触すると、タ
ッチパッドは、その接触位置を決定し、ある種の生成信
号を介してその位置の座標を接続されたコンピュータ・
システムに報告する。これに対する応答として、コンピ
ュータは、押された位置に関連する機能があれば、その
機能を実行する。
【0005】通常、タッチパッドの1つまたは複数の領
域は、データの入力や有向入力の提供など、システム内
またはアプリケーション・プログラム内の所与の機能に
割り当てられている。ユーザは、従来通り、どの領域に
どの機能が関連付けられているかをテンプレートによっ
て知ることができる。テンプレートとは、グラフィック
・デザインを備えたシートで、一般にタッチパッド表面
上に重ねられる。このグラフィック・デザインは、通
常、タッチパッド表面の諸領域を明確に示すか、マッピ
ングするもので、各領域には、マッピングされた各種領
域のうちのどの領域にどの機能が関連付けられているか
をユーザに思い出させるために、通常、ラベルが付けら
れている。
【0006】通常のタッチパッド・システムでは、アプ
リケーション・プログラムがタッチパッドから座標位置
データ信号を受け取る。たとえば、パッド表面の横15
列分、縦12行分が接触されたことをタッチパッドが通
知してきた場合、アプリケーション・プログラムは、そ
の特定の領域にマッピングされた機能に座標位置を関連
付けなければならない。つまり、アプリケーション・プ
ログラムは、グラフィック・デザインのある領域が接触
されたことを示す信号を復号し、それにより、その接触
位置に関連する機能を決定しなければならない。
【0007】どの領域が接触されたかを決定するために
それぞれのアプリケーション・プログラムに依存するこ
とにより、いくつかの問題が発生する。第一に、アプリ
ケーションがハードウェアに依存するようになる。特定
のアプリケーションは、解像度(行と列の数)、全体の
サイズ、および使用するタッチパッドの形式を「把握」
しなければならず、それにより、アプリケーションは、
様々なタイプのタッチパッドで使用することができなく
なる恐れがある。技術的進歩によってタッチパッドの解
像度が増すにつれ、既存のプログラムは自由に調整でき
る能力を持たなくなる可能性がある。第二に、上記の理
由から、アプリケーション・プログラマは、位置復号コ
ードをアプリケーション・プログラムに書き込まなけれ
ばならない。このため、それぞれのアプリケーション・
プログラムが独自の領域決定ルーチンを用意しなければ
ならなくなり、それにより、不必要に同じ手間を繰り返
し、矛盾が発生する恐れが生じ、さらにタッチパッド領
域のサポート方法にエラーが発生してしまう。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、オペ
レーティング・システム中にタッチパッド・サポートを
備えるコンピュータ・システムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】このオペレーティング・
システムは、(1)タッチパッドの幾何領域をマッピン
グし、アプリケーションに応じて、その領域を具体的な
領域IDに割り当てる機能と、(2)接触領域の領域I
Dを決定し、その領域IDをアプリケーション・プログ
ラムに渡す機能とを有する。
【0010】上記の一般的な機能は、タッチパッドとの
インタフェースを取るタスクに整合性とフレキシビリテ
ィを提供する。
【0011】
【実施例】図1および図2を参照して説明すると、同図
には、本発明のコンピュータ・システム10が示されて
いる。図1に示す通り、システム10は、プログラム・
カートリッジ14がそれに脱着式に接続されているデー
タ処理装置12で構成されている。データ処理装置12
には、標準のテレビ受像機(TV)16と、タッチパッ
ド19および2本のジョイスティック20a、20bを
有する入力装置18も接続されている。入力装置18
は、指またはスタイラス21などによるタッチパッド1
9上での接触位置に対応する座標式データをデータ処理
装置12に送るものである。また、入力装置18は、ジ
ョイスティック20a、20bの動きに対応する方向デ
ータをデータ処理装置12に送る。図1には示されてい
ないが、標準のTV16は、1対のスピーカと、複合ビ
デオ信号を受け入れる表示装置とで置き換えることがで
きる。入力装置18は、シリアル・データ・リンク22
を介してデータ処理装置12に接続する。TV16は、
RFビデオ・ライン24を介してデータ処理装置12に
接続する。
【0012】カートリッジ14は、エッジ・カード・コ
ネクタ(全体を26で示す)を有し、このコネクタがカ
ートリッジ・コネクタ28に接続し、それにより、カー
トリッジ14内の装置をデータ処理装置12内の装置に
電気接続する。
【0013】データ処理装置12は、SYSTEMバス
31がそれに関連付けられている中央演算処理装置(C
PU)30と、音声/ビデオ(A/V)コントローラ/
共用プロセッサ32と、SYSTEMバス31からA/
Vコントローラ/共用プロセッサ32によって生成され
たSYSTEM’バス34に接続されているシステム・
メモリ33と、第一および第二のデコーダ(図示せず)
と、入出力共用プロセッサ36と、2つのカートリッジ
・コネクタ(一方は28で示すが、もう一方は図示せ
ず)と、音声信号およびビデオ信号の生成に必要な追加
回路38と、拡張コネクタ39とを含む。これらの装置
は、図1および図2に示すように、回路連絡状態に接続
されている。追加回路38については、図2に示し、図
2に関連する説明で詳述する。
【0014】当技術分野で周知の通り、CPU30は、
DATAバス、ADDRESSバス、およびCONTR
OLバスという複数のバスを生成する。これらの3つの
バスをまとめてSYSTEMバス31と呼ぶ。実施例で
は、CPU30は、インテル社(3065 Bowers Ave., Sa
nta Clara, California, 95051)製の80376であ
る。この80376は、当技術分野で周知であり、同じ
くインテル社から販売されている周知の80386SX
のバリエーションの1つである。80376が8038
6SXと異なる点は、80376の始動時のモードが1
6ビット・モードではなく、32ビット・モードである
ことである。具体的には、CR0レジスタが強制的に0
011H(0011の16進表記)状態になり、ビット
0が強制的に論理1になるため、376が効果的に32
ビット・メモリ・モードで動作する。また、仮想386
動作を可能にするため、ページングが使用可能になって
いる。
【0015】A/Vコントローラ/共用プロセッサ32
は、SYSTEMバス31から3本の予備の汎用入出力
デコーダ・ライン(GPIO1、GPIO2、およびG
PIO3)を生成し、それぞれのラインが32ビットの
入出力アドレス範囲を提供する。この汎用デコーダは、
A/Vコントローラ/共用プロセッサ32の外部にある
装置に対して3通りのアクティブ・ロー・チップ・イネ
ーブルを提供するのに使用できる。データ処理装置12
では、この汎用デコーダを使用して、入出力共用プロセ
ッサ36(GPIO1)および2つのカートリッジ・コ
ネクタ(GPIO2およびGPIO3)へのアドレス範
囲を復号する。A/Vコントローラ/共用プロセッサ3
2の残りの回路については、後述する。
【0016】システム・メモリ33は、画面RAM、シ
ステムRAM、およびブートストラップROM(いずれ
も図示せず)で構成されている。オンボードの画面RA
MとシステムRAMは、1メガバイトの32ビットDR
AMである。適当なDRAMとしては、東芝が製造し、
32ビット・メモリを提供するよう構成された、1対の
TCS14170BJメモリ・チップ(256キロバイ
ト×16ビット)がある。CPU30のアドレス空間の
一部は、A/Vコントローラ/共用プロセッサ32内部
で複数の8ビット・レジスタに復号される。内部の記憶
場所はすべて偶数アドレス境界上にあり、適切な場所で
ワード単位の入出力読み書きを実行することができる。
この特定の実施例では、ワード単位のレジスタ上でバイ
ト単位の書込みを行うことができず、入出力サイクルを
使用して奇数アドレスにアクセスすることもできない。
【0017】ブートストラップROMはいつでも16ビ
ット長である。このブートストラップROMは、多くの
メーカが製造している2つの27C512消去・プログ
ラム可能読取り専用メモリで構成され、それにより、1
28KのブートストラップROMが提供される。リセッ
ト後、ROMと内部メモリを収容するF20000H〜
FFFFFFHの1メガバイトのウィンドウが16メガ
バイトのアドレス範囲全体にわたって繰り返し生成され
る。
【0018】システム・メモリ33は、複数の装置間で
共用される。A/Vコントローラ/共用プロセッサ32
はシステム・メモリ33のアービトレータであるため、
SYSTEMバス31はA/Vコントローラ/共用プロ
セッサ32によってSYSTEM’バス34(DAT
A’バス、ADDRESS’バス、およびCONTRO
L’バスで構成されるが、いずれも図示せず)に変更さ
れる。したがって、システム・メモリ33はSYSTE
M’バス34を介してアクセスされる。
【0019】入出力共用プロセッサ36は、入力装置1
8や、キーボード(図示せず)、各種コントローラ(図
示せず)、マウス(図示せず)、およびプリンタ(図示
せず)などの任意選択装置などの多くの入力装置とCP
U30とのインタフェースを取る。実施例では、入出力
共用プロセッサ36は、2MHzで動作する、モトロー
ラ社製の事前プログラム式MC68HC705C8(以
下「68HC705」という)である。この68HC7
05入出力共用プロセッサ36とCPU30とのインタ
フェースは、(1)PA0〜PA7をDATAバスのD
0〜D7に接続し、(2)PB7、PB1、およびPB
2をCONTROLバスおよびADDRESSバスのG
PIO1(前述の通り、A/Vコントローラ/共用プロ
セッサ32によって復号された32バイトのアドレス範
囲)、A1、およびA2にそれぞれ接続し、(3)PB
3、PB4、およびPB5をCONTROLバスのAD
S、READY、およびW/Rにそれぞれ接続し、68
HC705を周辺装置として構成することで実現され
る。入出力共用プロセッサ36は、入出力空間に4つの
16ビット・アドレス(ここではAS0、AS2、AS
4、およびAS6という)を持つようにA/Vコントロ
ーラ/共用プロセッサによって復号される。
【0020】68HC705内のプログラムは、次のよ
うにCPU30とのインタフェースを取る。68HC7
05は、プロセッサのバスに直接接続して、CPU30
への入出力ポートとして機能するように設計されてい
る。それぞれのプロセッサとの間で行うデータのやりと
りは、他のすべてのプロセッサがそのデータを受け取れ
る状態になるまで、1対の内部ラッチによって保持され
る。各プロセッサへの状況ビットは、データ・ラッチの
状態を示している。各状況ビットは、前のデータが読み
取られたかどうか、および新しいデータが状況ビットを
検査することにより読み取られるのを待っているかどう
かを示すことができる。
【0021】入出力共用プロセッサ36は、とりわけ、
(1)50msタイマ、(2)入力装置から通信パケッ
トを受け取るためのシリアル・コントローラ・リンク、
(3)各カートリッジ・コネクタ内のカートリッジ14
の有無および拡張コネクタ内の拡張装置またはCDドラ
イブの有無を判定するためのカートリッジ/拡張セン
ス、(4)システム・リセット、および(5)I2C不
揮発性RAM(NVRAM)インタフェースなどの諸機
能を実現する。また、入出力共用プロセッサ36は、任
意選択のCD装置とのやりとりを可能にするための任意
選択のDSAコンパクト・ディスク制御用シリアル・ラ
インも実現する。
【0022】50msタイマは、50ミリ秒の一定間隔
で時間切れになるように68HC705入出力共用プロ
セッサ36のウォッチドッグ・タイマを構成することで
実現される。ウォッチドッグ・タイマが時間切れになる
たびに、入出力共用プロセッサ36は、A/Vコントロ
ーラ/共用プロセッサ32のアナログ割込み0(AI
0)を使用してCPU30に割り込む(A/Vコントロ
ーラ/共用プロセッサは、入出力共用プロセッサがAI
0をローにしたのに対する応答として、IRQラインを
介してCPUに割り込む)。CPUは、入出力ポートA
S0にバイト0F0Hまたはバイト00Hのいずれかを
書き込むことで、50msタイマの使用可能および使用
不能を切り替える。デフォルトの場合、タイマは使用可
能になっている。
【0023】CPUの割込み応答サイクル中に、A/V
コントローラ/共用プロセッサは割込み処理ルーチンの
アドレスをアサートする。この割込み処理ルーチンによ
って、CPU30は、入出力共用プロセッサに対応する
16ビットの入出力ポートAS0から1バイトまたは複
数バイトを読み取る。入出力ポートAS0を読み取るた
びに、その読取り中、A/Vコントローラ/共用プロセ
ッサ32は入出力共用プロセッサ36を選択し、それに
より、CPU30と入出力共用プロセッサ36との間の
データ転送を可能にする。
【0024】入出力共用プロセッサ36は、50msの
割込みに応じてCPUに転送するバイトとして、必ず1
バイトを持っている。このバイトの下位ニブルには、最
後の割込み応答サイクル以降の50msタイマの時間切
れ回数が収容され、このバイトの上位ニブルには、CP
Uに転送する入出力装置メッセージの数が収容されてい
る。50msタイマが使用不能になっている場合、この
バイトの下位ニブルはゼロになる。15個を超えるメッ
セージを受け取った場合は、上位ニブルで15が送ら
れ、残りのメッセージは次の転送時に送られる。この1
バイト目の内容に応じて、CPUは入出力共用プロセッ
サ36から後続バイトを読み取る場合もあるが、これら
のバイトは大体、入力装置からのデータのパケットにな
る。通常、入力装置は、それぞれの状態が変化したとき
だけメッセージを送るので、それにより、メッセージ送
信の頻度が非常に低いレベルに維持される。
【0025】入力装置18およびその他のすべての入力
装置は、シリアル・データ・リンク22を介して入出力
共用プロセッサ36に接続されている。個々の入力装置
(たとえば、入力装置18)は、制御装置の動きをシリ
アル・リンク22上の伝送に適した形式に変換する。入
力装置18は、シリアル・データ・ライン22を介して
データ処理装置12にデータ・パケットを送る。後述す
るように、データ・パケットの構造は、入力装置のタイ
プに応じて異なる。座標式装置(マウス、アナログ・ジ
ョイスティック、タッチパッドなど)は、スイッチ閉止
式装置(キーボード、ディジタル・ジョイスティック、
スイッチ・パッドなど)とは異なるデータ・パケット構
造を有する。
【0026】シリアル・コントローラ・リンク22は、
データ受信ライン、VCC(+5VDC)ライン、およ
びアース・ラインという3本のラインで構成されてい
る。シリアル・コントローラ・リンクのデータ受信ライ
ンは、68HC705のPD0/PDIピンを使用する
ことで、68HC705によって実現される。このピン
は、周知の非同期形式を使用するシリアル装置へのイン
タフェースとして使用されるよう設計されている。シリ
アル伝送は、4800ビット/秒、パリティなし、8つ
のデータ・ビット、および1つのストップ・ビットとい
う形式を有する。代替態様として、クロック式同期形式
も使用できる。シリアル・コントローラ・リンク22
は、6線式ミニDINプラグ・コネクタ(図示せず)に
よって、当技術分野で周知の外部装置に接続されてい
る。入力装置はデイジー・チェーン接続になっているた
め、物理的には1つの装置がデータ処理装置12に接続
されていることになる。たとえば、いわゆるマウス・ポ
インティング・デバイスをシステム10に追加する場
合、このマウスは入力装置18に接続され、その入力装
置18がデータ処理装置12に接続されるのである。
【0027】カートリッジ・センスと拡張センスは、そ
れぞれのカートリッジ・コネクタまたは拡張コネクタに
おけるカートリッジ14の有無を判定するためのもの
で、入出力共用プロセッサ36によってカートリッジ・
コネクタ28のピンをポーリングすることで実現され
る。このピンは、システム・プレーナ上の適当なプルア
ップ抵抗(図示せず)によって論理1に引き上げられ、
カートリッジ14が正しく接続されている場合、このカ
ートリッジ14によって論理0に引き下げられる。した
がって、それぞれのカートリッジ・センスに1があれ
ば、カートリッジ14が存在しないことを意味し、0が
あれば、カートリッジ14が存在することを意味する。
同様に、拡張センスに1があれば、任意選択のCDドラ
イブなどの拡張装置が存在しないことを意味し、0があ
れば、拡張装置が存在することを意味する。
【0028】リセットは、A/Vコントローラ/共用プ
ロセッサ32のリセット信号に関する制御権を入出力共
用プロセッサ36に与えることで実現され、その後、A
/Vコントローラ/共用プロセッサ32がCPU30の
リセット信号を制御する。CPU30は、入出力共用プ
ロセッサ36によってA/Vコントローラ/共用プロセ
ッサをリセットすることによりシステム10をリセット
するよう入出力共用プロセッサ36に指示することがで
き、その後、A/Vコントローラ/共用プロセッサがC
PU30をリセットする。CPUは、入出力ポートAS
0にバイト0FFHを書き込むことで、入出力共用プロ
セッサにシステム・リセットを発生させる。さらに、入
出力共用プロセッサ36は、システム用の任意選択のリ
セット・スイッチ(図示せず)を監視し、スイッチの閉
止を検出するとシステムをリセットする。
【0029】最後に、入出力共用プロセッサは、不揮発
性システムRAMの512バイト分の内容の読取り、書
込み、および検査を行うために、I2C不揮発性RAM
(NVRAM)インタフェースを実現する。このNVR
AM(図示せず)は、フィリップス・セミコンダクタ社
製のPCF8594で構成され、I2Cインタフェース
を介して入出力共用プロセッサと回路連絡状態になって
いる。提供するNVRAM機能を高めるために、複数の
PCF8594をカスケード接続することができる。N
VRAMにアクセスするには、3バイトのシーケンスを
使用する。これらの3バイトはいずれも入出力ポートA
S0を介してアクセスされる。CPUによって入出力共
用プロセッサに最初に書き込まれる1バイトは、その転
送が読取りか書込みかを示すもので、入出力共用プロセ
ッサにセグメント・アドレスを示す。このバイトの下位
ニブルは転送のタイプを示し、01HはNVRAMから
の書込み、02HはNVRAMからの読取りを意味す
る。このバイトの上位ニブルは、NVRAMの256バ
イトのセグメントに対応する4ビットのセグメント番号
である。512バイトのNVRAMの場合は、下から2
つのセグメント(0と1)だけを使用する。読取りの場
合も書込みの場合も、その次のバイトは同じになる。す
なわち、次のバイトがCPUによって書き込まれ、その
セグメント内でアクセス中のバイトのアドレスになる。
最後のバイトは、CPUによって入出力共用プロセッサ
に書き込まれるか、入出力共用プロセッサから読み取ら
れるもので、NVRAMから読み取られるか、NVRA
Mに書き込まれるデータ・バイトになる。
【0030】代替態様として、入出力共用プロセッサを
他の方法で実現することもできる。たとえば、3状態読
取り可能シフト・レジスタは、シリアル・データ・リン
ク22から情報を受け取るのに適している可能性があ
る。この場合、CPU30は、入力装置からのデータ・
パケットにアクセスするために、シフト・レジスタの内
容を定期的に読み取る。
【0031】第一のデコーダ・チップ(図示せず)は、
CPU30、A/Vコントローラ/共用プロセッサ3
2、および2つのカートリッジ・コネクタ28(一方は
図示せず)と電気回路連絡状態になっている。第一のデ
コーダ・チップは、SYSTEMバス31の上位2本の
アドレス・ラインを入力として受け入れ、80376C
PU30の16メガバイトのアドレス空間を3本のチッ
プ選択ラインによって表される4つの4メガバイトの領
域に復号する。その3本のうち2本はカートリッジ・コ
ネクタ28(一方は図示せず)用であり、1本はA/V
コントローラ/共用プロセッサ32用である。上位の4
メガバイトの領域と下位の4メガバイトの領域はA/V
コントローラ/共用プロセッサのチップ選択に復号さ
れ、残りの2つの4メガバイトの領域は2つのカートリ
ッジ・コネクタ・チップ選択に復号される。
【0032】第二のデコーダ・チップ(図示せず)は、
拡張コネクタ39用のチップ選択を実現するために使用
される。この第二のデコーダ・チップは、SYSTE
M’バス34に沿ってA/Vコントローラ/共用プロセ
ッサ32および拡張コネクタ39と回路連絡状態になっ
ている。第二のデコーダ・チップにより、A/Vコント
ローラ/共用プロセッサ32は、F20000Hから始
まるシステムROMの128Kのブロックを復号するこ
とができる。F40000H〜FFFFFFHの範囲
は、拡張コネクタ39が使用するために、第二のデコー
ダ・チップによって復号される。第二のデコーダ・チッ
プによって復号されるこのブロックのROMは、拡張コ
ネクタ39を介してシステム10にROMを追加する場
合に使用する。
【0033】データ処理装置12は、カートリッジ14
をCPU30および他のシステム構成要素と回路連絡状
態にするために1対のカートリッジ・コネクタ(一方は
28で示し、もう一方は図示せず)も有する。カートリ
ッジ14は、金メッキを施した62ピン(31本の導線
が2列になっている)のエッジ・カード・コネクタ26
を介してデータ処理装置12のコネクタ28に接続して
いる。データ処理装置12は、エッジ・カード・コネク
タ26のエッジ・カード接続部を受け入れるために2つ
のカートリッジ・コネクタ28を有する。カートリッジ
14は、コネクタ28の導線を突き合わせるために金メ
ッキを施したカード・エッジ接続部を有し、カートリッ
ジ14をデータ処理装置12にプラグ式に接続できるよ
うになっている。カートリッジ・コネクタ28(もう一
方は図示せず)では、SYSTEMバス31信号、カー
トリッジ・センス・ライン、電源、アース、アナログ割
込み1または2(それぞれのカートリッジが固有の割込
みを1つずつ持っている)、GPIO2または3(それ
ぞれのカートリッジが固有のチップ選択を1つずつ持っ
ている)、ロック・ライン(80376および8038
6SXのSYSTEMバス31の典型的な信号であ
る)、および第一のデコーダ・チップによって生成され
るカートリッジ選択などの信号が外部装置に送られる。
代替態様として、任意選択のCDドライブを接続するの
に必要な信号も、カートリッジ・コネクタ28を介して
外部装置に接続することができる。
【0034】さらに、データ処理装置12は、単一の1
12ピン(56ピンずつ2列)のエッジ・カード拡張コ
ネクタ39を有する。この拡張コネクタ39によって、
各種装置はシステム・メモリ33にさらにメモリを追加
することができ、その他の様々な機構を追加することが
できる。拡張コネクタ39に接続されている装置は、拡
張コネクタと突き合わせるために金メッキを施したカー
ド・エッジを有し、装置をデータ処理装置12にプラグ
式に接続することができるようになっている。拡張コネ
クタ39では、SYSTEM’バス信号、拡張コネクタ
39センス・ライン、電源、アース、CASおよびRA
Sライン、および第二のデコーダ・チップによって生成
される拡張コネクタ39選択などの信号が外部装置に送
られる。代替態様として、任意選択のCDドライブを接
続するのに必要な信号も、拡張コネクタ39を介して外
部装置に接続することができる。
【0035】プログラム・カートリッジ14は、プログ
ラムROM40とデコーダ42で構成されている。代替
態様として、デコーダ42をデータ処理装置12内に設
計することもできる。プログラムROM40には、CP
U30上で実行するのに適したコードが読取り専用メモ
リ形式で収容されている。代替態様として、バッテリ・
バックアップ式RAMなどのその他のメモリ・タイプ
を、カートリッジ14内の記憶装置として使用すること
もできる。プログラムROM40は、図1に示すように
CPU30と回路連絡状態になっている。
【0036】カートリッジ14内部のアドレス・デコー
ダ42は、プログラムROM40に適したメモリ範囲に
応じて、ADDRESSバスの幅全体を復号し、当技術
分野で周知の通り、ROM40が要求するチップ選択信
号44を生成する。アドレス・デコーダ42は、当技術
分野で周知であり、AMD社などの多くのメーカが製造
する、16V8プログラマブル・アレイ・ロジック(P
AL)内に実現されている。デコーダ42がデータ処理
装置12内に設計されている場合、選択信号44がコネ
クタ26によってROM40に電気的に送られる。
【0037】次に図2を参照して説明すると、同図に
は、図1の追加回路38がA/Vコントローラ/共用プ
ロセッサ32に接続された状態で示されている。この追
加回路38は、ビデオ・ディジタル・アナログ変換器
(ビデオDAC)50、NTSC/PAL(”PAL”
は周知の欧州テレビ信号規格を指す)エンコーダ52、
音声ディジタル・アナログ変換器/アナログ・ディジタ
ル変換器/圧縮器/圧縮解除器(ADC/DAC/CO
DEC)54、およびRF変調装置56という4つの装
置で構成されている。それぞれの装置は図に示す通りに
接続されている。
【0038】音声/ビデオ・コントローラ/共用プロセ
ッサ(A/Vコントローラ/共用プロセッサ)32とい
う電子回路は、たいていASIC(特定用途向けIC)
と呼ばれる1つの大規模カスタム論理チップ内に収容さ
れている。本明細書の説明に適合するA/Vコントロー
ラ/共用プロセッサ32は、MSU社(270 Upper 4th
Street, Witan Gate West, Central Milton Keynes, MK
9 1DP England)から購入することができる。A/Vコ
ントローラ/共用プロセッサ32には、プロセッサ・イ
ンタフェース60、プロセッサ・キャッシュ62、メモ
リ・インタフェース/リフレッシュ64、ビデオ・コン
トローラ66、割込みコントローラ68、ビデオ・ブリ
ッタ70、任意選択のCDブロック・デコーダ、ディジ
タル信号プロセッサ(DSP)74、およびDSPメモ
リ76が含まれている。プロセッサ・インタフェース6
0、メモリ・インタフェース/リフレッシュ64、およ
びビデオ・コントローラ66をまとめてビデオ/メモリ
・コントローラ67と呼ぶ。システム・メモリ33、中
央演算処理装置30、およびその他の装置は、A/Vコ
ントローラ/共用プロセッサ32の外側に位置する。
【0039】A/Vコントローラ/共用プロセッサ32
は、SYSTEMバス31からSYSTEM’バス34
を生成し、それにより、システム・メモリ33からCP
U30を分離している。このため、SYSTEM’バス
34は、システム・メモリ33に様々な装置を接続す
る。SYSTEM’バス34を共用するものとしては、
メモリ・リフレッシュ64、ビデオ・コントローラ6
6、任意選択のCDブロック・デコーダ(図示せず)、
DSP74、ブリッタ70、およびCPU30(プロセ
ッサ・インタフェース60による)という6通りのバス
・マスタ(優先順位が最高のものから最低のものへの順
に示す)が考えられる。SYSTEM’バス34を制御
できるのは、一度に1つのバス・マスタだけである。ビ
デオ/メモリ・コントローラ67は、ここで説明するよ
うに各種装置の様々な優先順位を制御するもので、A/
Vコントローラ/共用プロセッサ32内のすべての装置
と電気回路連絡状態になっている。たとえば、CPU3
0は、割込みが発生するまではすべてのバス・マスタの
うちで優先順位が最低になる。このため、アービトレー
タがCPUインタフェース60と割込みコントローラ6
8の両方に回路連絡状態になっている。
【0040】キャッシュ62は、CPU30用の命令を
先取りするという意味でのキャッシュではない。むし
ろ、キャッシュ62は、プログラムの実行を高速化する
ためのプログラム・コード、スタック、または変数用と
してCPU30が使用できる、F14000H〜F14
3FFHに位置する512×16ビットのスタティック
RAMである。
【0041】ビデオ/メモリ・コントローラ67(プロ
セッサ・インタフェース60、メモリ・インタフェース
/リフレッシュ64、およびビデオ・コントローラ6
6)は、SYSTEM’バス34を制御し、当技術分野
で周知の通り、SYSTEM’バス34に接続されたメ
モリ装置にメモリ・タイミング信号(たとえば、CA
S、RAS、書込み可能など)を提供する。このコント
ローラは、ビデオ表示データを取り出し、ダイナミック
RAM(DRAM)をリフレッシュするために、ビデオ
・ライン中のバス・マスタ操作を短期間の間、中断す
る。また、このコントローラは、CPU30とのインタ
フェースも制御する。
【0042】ビデオ・コントローラ66は、様々なTV
規格に適合するようにプログラミング可能なフレキシブ
ル・ビデオ・タイミング発生器を有し、最高640×4
80までのVGA規格を監視する。正確なビデオ形式
は、水平周期、水平同期、水平帰線消去終了、水平帰線
消去開始、水平表示開始、水平表示終了、水平取出し開
始、水平取出し終了、水平垂直同期、垂直周期、垂直同
期、垂直帰線消去終了、垂直帰線消去開始、垂直表示開
始、垂直表示終了、ビデオ割込み、およびライト・ペン
というA/Vコントローラ/共用プロセッサ内の様々な
レジスタを設定することによって制御される。また、ビ
デオ・コントローラ66には、4ビット/ピクセル、8
ビット/ピクセル、および16ビット/ピクセルという
3通りのカラー解像度が用意されている。画面のメモリ
・マップは、表示装置の幅に拘束されるわけではない
が、独立して定義される。
【0043】ビデオ/メモリ・コントローラ67は、8
0376 CPU30の16メガバイトのアドレス範囲
を、1MBのシステムRAM(000000H〜0FF
FFFH)、第一のカートリッジROM用の4MB(4
00000〜7FFFFFH)、第二のカートリッジR
OM用の4MB(800000〜BFFFFFH)、6
4KBの音声/ビデオ・コントローラ/共用プロセッサ
用内部メモリ(F10000H〜F1FFFFH)、お
よび128KBブロックのシステムROM(FE000
0H〜FFFFFFH)というメモリ・マップに復号す
る。64KBの内部メモリは、パレットRAM、ブリッ
タ・レジスタ、およびDSPレジスタとDSPメモリで
構成されている。パレットのアドレス範囲については前
述の通りである。ブリッタ・レジスタは、F10400
H〜F107FFHの範囲に及ぶ。また、DSPメモリ
は、F10800H〜F18000Hの範囲に及ぶ。
【0044】任意選択のCDドライブをシステムに追加
する場合は、さらに1MBのシステムRAM(1000
00H〜1FFFFFH)と、CDドライブ用の128
KB(FC0000H〜FDFFFFH)の領域がメモ
リ・マップに追加される。
【0045】割込みコントローラ68は、ビデオ割込み
(優先順位最高)、アナログ割込み0(AI0)、アナ
ログ割込み1(AI1)、アナログ割込み2(AI
2)、CDブロック・デコーダ割込み、およびDSP割
込み(優先順位最低)の6つの内部割込みとCPU30
とのインタフェースを取る。CPU30が割込み応答サ
イクルを実行すると、この割込みコントローラが自動的
に割込みをクリアする。それぞれの割込み用として、マ
スク・ビットが1つずつ用意されている。
【0046】ブリッタ70は、高速画面更新およびアニ
メーション用のグラフィック・プロセッサであり、CP
U30またはDSP74用のハードウェア・グラフィッ
ク・サブルーチンとして機能する。このブリッタは、C
PU30とDSP74がメモリに書き込んだコマンドを
実行する。ブリッタは、システム・メモリ33から新し
いコマンド・セットを読み取ることで、長く続く一連の
グラフィック操作を任意に実行することができる。ま
た、ブリッタは、ブリッタ・プログラムの操作によって
バス・マスタになるので、長期間にわたってSYSTE
M’バス34を排他的に制御することができる。しか
し、CPU30に対するブリッタの優先順位は絶対的な
ものではないので、割込みが発生すると、SYSTE
M’バス34をCPU30に引き渡すよう要求される場
合もある。CPU30のバス・マスタに対する優先順位
はシステム・レベルでは最低であるが、他のハードウェ
アを完全に制御しているため、SYSTEM’バス34
の使用はCPU30のプログラムによって完全に制御さ
れる。
【0047】ブリッタ70は、インテリジェント・ブリ
ット操作を可能にするための汎用比較器と、出力データ
を生成するための論理関数ユニット(LFU)とを有す
る。この論理関数ユニットは複数の有益な方法でデータ
・レジスタの内容を組み合わせて出力データを生成する
ことができ、比較器はそのデータに対して所与の比較を
実行して書込み操作を禁止し、任意でブリッタ操作を停
止することができる。
【0048】論理関数ユニットは出力データを生成する
が、このデータはシステム・メモリ33内の宛先に書き
込まれる。このユニットは、ソースおよび宛先の各レジ
スタ・ピクセルのあらゆる論理結合を実行することがで
きる。「ソース・データ・ピクセル」は、ソース・デー
タ・レジスタまたはデータ・パターン・データ・レジス
タのいずれかから選択することができる。LFUは、デ
ータ・レジスタからの2組の入力データからなる4通り
のブール・ミンターム(A&B、Aバー&B、A&Bバ
ー、およびAバー&Bバー)のいずれかを選択し、選択
した2つの小名辞の論理ORを生成する。このため、入
力データのあらゆる論理結合が可能になり、機能的に1
6通りの可能性が存在することになる。
【0049】比較器は、ソース、宛先、およびパターン
の各データ・レジスタ内のデータに対して様々な比較を
実行することができる。その比較条件が満たされると、
比較器は禁止信号を生成する。この禁止信号は、書込み
操作を禁止し、任意でブリット操作を停止する場合に使
用する。また、比較器は、衝突検出およびシステム・メ
モリ33の探索操作に対して、透明カラーを与えるため
のピクセル・プレーン効果を提供する場合にも使用する
ことができ、さらに文字ペイントの補助機能としても使
用することができる。
【0050】DSP74は、最高3300万命令/秒
(MIPS)で動作する、音声合成用の単純な高速プロ
セッサである。DSPは、DSP DMAコントローラ
(図示せず)を介してSYSTEM’バス34にアクセ
スできるため、システム・メモリ33に対して複数バイ
トまたは複数ワードの読み書きを実行することができ
る。このような転送はショート・バーストで行われ、D
SPのプログラムによって制御される。DSP74は実
際には、各種プログラムを実行し、専用の高速メモリ7
6にデータを格納する。
【0051】DSP74音声共用プロセッサは、高性能
ミュージック・シンセサイザを実現するのに十分な能力
を備えた汎用演算共用プロセッサである。16ビットの
精度のステレオ音声信号を生成するために同期直列出力
を提供し、通常、コンパクト・ディスク技術に付随する
音声品質を提供する。DSP74は、ホストCPU30
からマイクロプログラム可能で、その命令セットは、
「ミュージック・シンセサイザ」とはまったく異なる多
くの様々な機能を達成できるようにユーザがDSPをプ
ログラムできるほど、十分なフレキシビリティを備えて
いる。このような応用例としては、アルゴリズム式音声
生成、高速フーリエ変換技術を使用する音声分析、およ
び3次元図形回転などが考えられる。DSP74では、
最大データ・スループットを得るためにHarvard
アーキテクチャ(個別のプログラム・バスとデータ・バ
ス)を使用している。DSP74は演算論理機構(AL
U)を有するが、この機構は、ハードウェア16ビット
×16ビット・ハードウェアの乗算/累算とともに加
算、減算、各種論理関数を特徴とする。さらに、個別の
シリアル除算ユニットも含まれ、これが目盛りごとに1
つずつ商ビットを生成する。
【0052】DSP74内のALUは、当技術分野では
周知のテキサス・インスツルメンツ社製74181と同
じ機能を備えた、16ビットの演算論理機構である。一
般的な演算操作は命令として符号化され、一般的ではな
い命令は、汎用演算命令(GAI)でALUモード・ビ
ットを直接セット・アップすることで実行できる。
【0053】DSP74は、それに関連するDSPメモ
リ76を有する。DSPメモリ76は、プログラムRA
M、データRAM、レジスタ/定数テーブル、および正
弦ROM(いずれも図示せず)で構成されている。一般
に、DSPメモリ76は、DSPの内部アドレス空間と
システム・メモリ33のアドレス空間のいずれでもアク
セス可能である。DSPのプログラムRAMは、512
個の18ビット・ワードである。これらの記憶場所に書
込みを行えるのはCPU30だけなので、DSP74に
関する限り、これらの記憶場所はプログラム読取り専用
である。プログラムRAMはDSPの内部アドレス空間
には現れない。プログラムRAMは、DSP74が動作
中の場合はホストからアクセスできないが、DSPが停
止中の場合はアクセス可能である。
【0054】DSP74は、シリアル音声ディジタル・
アナログ変換器(DAC)インタフェースも有する。こ
のシリアルDACインタフェースにより、DSP74
は、同期直列(I2Sなど)DACの駆動と、CDドラ
イブなどの同期直列データ・ソースからのデータ入力の
両方を実行することができる。
【0055】A/Vコントローラ/共用プロセッサ32
のビデオ・コントローラ66は、外部のビデオDAC5
0に接続しているが、このビデオDACは、当技術分野
で周知のように、ビデオ・コントローラ66からの18
ビットのピクセル情報78(赤、緑、青のそれぞれに6
ビットずつ)をRGB信号80に変換する。ビデオDA
C50のそれぞれのカラー・チャネル(R 80a、G
80b、およびB80c)は、図3に示すように、R
2R抵抗ツリーと2N2222トランジスタで実現され
ている。図3の素子は、図示の通り、回路連絡状態にな
っている。図3の抵抗86a〜86jはいずれも、許容
差5%以内で図示の値を持つ0.25ワットの抵抗であ
る。トランジスタ88は2N2222である。
【0056】もう一度図2を参照して説明すると、RG
B信号80は、NTSC/PALエンコーダ52によっ
てNTSC複合ビデオ信号90に変換される。NTSC
/PALエンコーダ52は、クロマ・クロック92と、
A/Vコントローラ/共用プロセッサ32のビデオ・コ
ントローラ66によって生成されるHSYNC信号およ
びVSYNC信号94と、ビデオDAC50によって生
成される赤80a、緑80b、青80cの各ビデオ出力
とを受け入れ、周知のNTSCまたはベースバンド・ビ
デオ形式の複合ビデオ信号90を生成する。代替態様と
して、周知のPAL(欧州テレビ信号規格)形式を生成
することもできる。複合ビデオ信号90は、当技術分野
で周知の通り、単一の雌型RCA式フォン・ジャック
(図示せず)によって外部装置に接続される。実施例で
は、NTSC/PALエンコーダ52はソニー製造のC
XA1145である。代替態様として、モトローラ社製
のMC1377を使用することもできる。
【0057】音声ADC/DAC/CODEC54は、
周知のフィリップスI2Sプロトコルに適合するシリア
ル・リンク96によってDSP74にリンクされてい
る。このADC/DAC/CODEC54は、アナログ
・データからディジタル・データの変換、およびその反
対の変換を行い、デジタル・データの圧縮および圧縮解
除を行う。ADC/DAC/CODEC54は、任意選
択のマイクからA/Vコントローラ/共用プロセッサ3
2への外部ステレオ・アナログ・データ97a〜97b
のインタフェースを取る。音声入力97a〜97bは、
標準の1/4インチ・ステレオ・コネクタによって外部
装置に接続されている。音声ADC/DAC/CODE
C54は、左右の音声ライン・アウト信号98a〜98
bを生成することにより、A/Vコントローラ/共用プ
ロセッサから外部装置へのディジタル・データのインタ
フェースも取る。これらの信号98a〜98bは、当技
術分野で周知の通り、2つの雌型RCAフォン・ジャッ
クを備えた任意選択のスピーカ(図示せず)などの外部
装置に接続される。前述の通り、音声ライン信号98a
〜98bもRFビデオ信号22に追加される。
【0058】実施例では、ADC/DAC/CODEC
54は、クリスタル・セミコンダクタ社製のCS421
6である。この部品は、プログラム式利得を備えたマイ
ク入力と同時にプログラム式減衰器を備えた出力も含ん
でいる。利得と減衰は、どちらもDSP74によってプ
ログラム制御される。
【0059】代替態様として、ADC/DAC/COD
EC54をフィリップス社製のTDA1311 DAC
で置き換えることもできる。このチップを使用する場合
は、ADC機能とCODEC機能が使用できなくなる。
【0060】RF変調装置56は、NTSC/PALエ
ンコーダ52からの複合ビデオ信号90と、音声ADC
/DAC/CODEC54からの左右の音声ライン・ア
ウト信号98aおよび98bとを搬送周波数上に結合し
て、TV16に直接入力するのに適したRFビデオ信号
22を生成する。異なるPAL(欧州テレビ信号規格)
形式とNTSC形式を生成するには、別のRF変調装置
およびクリスタルを使用しなければならない。RFビデ
オ信号22は、当技術分野で周知の通り、単一の雌型F
タイプ同軸コネクタにより外部装置に接続される。
【0061】次に図4〜図16および図17を参照して
説明すると、これらの図には本発明の入力装置18の一
実施例が示されている。図示の通り、入力装置18は、
単一のエンクロージャ100内に収容されたタッチパッ
ド19と2本のジョイスティック20a、20bとで構
成されている。エンクロージャ100は、ABS−T
(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン、グレード
Tの素材ABSとしてWong’s Electron
ics社(Wongs Industrial Centre, 180 Wai Yip Str
eet, Kwun Tong, Kowloon, Hong Kong)から販売されて
いる)でできている。入力装置18は、テンプレート・
オーバレイ102を受け入れるが、それぞれのオーバレ
イは、本体104と、つまみ106と、下部の一端にあ
る識別パターン108とで構成されている。テンプレー
ト・オーバレイ102は、塗工紙、コーティングを施し
た厚紙、またはポリエステル・フィルムなどの薄い材料
でできている。適当なポリエステル・フィルムの1つ
は、デュポン社が製造し、同社の”Mylar”という
商標で広く販売されている。本体104は、その表面内
または表面上に記入されたグラフィック・イメージを有
する。すなわち、グラフィック・デザインが、書込み、
印刷、ペイント、カービング、エングレービング、シル
クスクリーン、その他の方法で、オーバレイ本体104
の表面上または表面内に永続的に付加されている。つま
み106は、本体104から延伸しており、テンプレー
ト・オーバレイ102をつかむ場合に使用する。識別パ
ターン108については、図10〜図14に関連する説
明で後述する。
【0062】タッチパッド19は、指またはスタイラス
21などで接触できるように露出したパッド表面110
を有する。このパッド表面110は、その表面内または
表面上に記入されたデフォルト・テンプレート・グラフ
ィック・デザインを有する。すなわち、デフォルト・テ
ンプレート・グラフィック・イメージが、書込み、印
刷、ペイント、カービング、エングレービング、シルク
スクリーン、その他の方法で、パッド表面110の表面
上または表面内に永続的に付加されている。
【0063】図4に示すように、パッド表面110の表
面内または表面上に記入されたデフォルト・テンプレー
ト・グラフィック・デザインによって、「実行」、「終
了」、「停止」、「前項目」、「次項目」、および矢印
キー(上、下、左、右)という各種機能をサポートする
ことができる。代替態様として、「実行」の代わりに
「選択」を使用することもでき、「終了」の代わりに
「取消し」を使用することもできる。さらに代替態様と
して、それぞれのアラビア数字に1つずつ、10個の矩
形領域をマッピングすることもできる。さらに別の代替
態様として、タッチパッドの任意の領域に英文字を1つ
ずつマッピングすることもできる。また、さらに別の代
替態様として、パッド表面110にQWERTYキーボ
ードをマッピングしてもよい。実際には、ほぼすべての
パターンまたはパターンと記号の組合せを選択できる。
システム10の対象となる多数のアプリケーションにと
って便利なように、デフォルト・テンプレート・グラフ
ィック・イメージを選ぶ必要がある。
【0064】入力装置18は、テンプレート・オーバレ
イ102をパッド表面110に近接して固定するため
に、(1)ほぼU字形のスロット114を定義し、3辺
でテンプレート・オーバレイ102を固定する3つのま
っすぐなリップ部112a〜112cを含む張出しリッ
プ112と、(2)残りの1辺でテンプレート・オーバ
レイ102を固定する1対のリッジ116a、116b
という、2通りの形態のリテーナを含んでいる。リップ
112、スロット114、およびリッジ116a、11
6bについては、図6、図7、および図8に詳細に示
し、これらの図に関連する説明で後述する。
【0065】図4には、入力装置18を持ち運ぶための
ハンドル118と、スタイラス21を格納するための管
状開口部120も示されている。
【0066】次に図5を参照して説明すると、同図に
は、テンプレート・オーバレイ102がパッド表面11
0に近接した所定の位置に置かれている入力装置18の
平面図が示されている。同図に示す通り、オーバレイ1
02の本体104の3辺は、3つのリップ部112a〜
112cの下に滑り込んでいる。また、同図には、オー
バレイ102のつまみ106の両側に1つずつ、オーバ
レイ102の本体104の残りの1辺を固定するリッジ
116a、116bも示されている。オーバレイ102
を挿入するには、オーバレイ102の本体104の左側
と右側をリップ部112aおよび112cの下に滑り込
ませ、オーバレイ102の本体104の下側がもう1つ
のリップ部112bの下に入り込むまでオーバレイ10
2を下にずらす。最後に、オーバレイ102が外れ、つ
まみ106は、上側でオーバレイ102を固定するリッ
ジ116a、116bの間に収まる。
【0067】図6、図7、および図8は、オーバレイ1
02のリッジ116a、116bの細部を示している。
図7は、つまみ106がリッジ116bを越えて延伸し
ている状態を示している。また、図8は、オーバレイ1
02の本体104がリッジ116bに突き当たっている
状態を示している。
【0068】オーバレイ102を取り外すには、親指と
人差し指でつまみ106をつかみ、オーバレイ102の
本体104をリッジ116a、116bより上に持ち上
げる。それにより、オーバレイ102はU字形のリップ
112の下からリッジ116a、116bの上に滑り出
る。
【0069】図9は、3辺でオーバレイ102を固定す
るスロット114を示している。同図には、タッチパッ
ド・センサ122と、オーバレイ・センサ124と、複
数のテンプレート・オーバレイ102を格納するための
窪み126と、エンクロージャ100と同じ材料でで
き、センサ122への接触を検出するのに十分な抵抗力
を提供する、かなり剛性の高いベース127も示されて
いる。
【0070】タッチパッド・センサ122は、前記パッ
ド表面110に近接して配置され、指またはスタイラス
21などによってパッド表面110上またはその付近に
圧力を加えると、センサ122がその接触を検出できる
ような構成になっている。
【0071】タッチパッド・センサ102は、インピー
ダンス方式のセンサ、音響センサ、スイッチ閉止式セン
サなどの多くのタイプのいずれでもよい。例としては、
Florellaに付与された米国特許第473619
0号に開示されている装置のような薄膜スイッチ・マト
リックスや、Ito他に付与された米国特許第4529
959号に開示されている装置のような精密解像度スイ
ッチ閉止式センサなどが考えられる。適当なセンサ10
2の1つは、部品番号PR39983としてWong’
s Electronics社(Wongs Industrial Cen
tre, 180 Wai Yip Street, Kwun Tong, Kowloon, Hong
Kong)から購入することができる。
【0072】センサ122は、スタイラス21または指
などによるパッド表面110への接触、またはパッド表
面110に近接するテンプレート・オーバレイ102へ
の接触に対する応答として、少なくとも1つの電気信号
を発生する。たとえば、スイッチ閉止式センサでは、通
常、一方の軸上の多くのラインを順次駆動するために複
数のドライバが必要であり、もう一方の軸上のどのライ
ンがそのドライバによって駆動された信号を伝えている
かを検出するために複数のレシーバが必要である。どの
ドライバが信号を発生し、それをどのレシーバで検出し
たかを知ることにより、スイッチの閉止の原因となった
接触の位置を決定することができる。
【0073】オーバレイ・センサ124は、オーバレイ
102上の識別パターン108に対応する電気信号を発
生するセンサである。このため、タッチパッド19のオ
ーバレイ・センサ124とテンプレート・オーバレイ1
02の識別パターン108は、位置と装置技術の両面で
対応していなければならない。適当なオーバレイ・セン
サ124は、それぞれが角度付きトランスミッタと角度
付きレシーバを1つずつ有する、6個の光電式トランス
ミッタ/レシーバが1列に並んだものである。これらの
トランスミッタとレシーバは当技術分野では周知であ
り、部品番号PR39990としてWong’s El
ectronics社から販売されている。
【0074】図10に示すように、オーバレイ・センサ
124は、エンクロージャ100に設けた6個の穴12
8a〜128fを介して識別パターン108に光学的に
結合している。それぞれの穴128の下には、1つの光
電式トランスミッタ/レシーバ対(図示せず)が置かれ
ている。別の実施例(図示せず)では、オーバレイセン
サ124の6個のレシーバ/トランスミッタ対と6個の
穴128a〜128fを3つずつ2つのグループに分
け、タッチパッド・センサ122の両側に1つずつその
グループを配置することもできる。すなわち、1つのリ
ップ部112aの下に3個の穴128a〜128c(お
よびそれに関連するレシーバ/トランスミッタ対)を配
置し、もう1つのリップ部112cの下に残りの3個の
穴128d〜128f(およびそれに関連するレシーバ
/トランスミッタ対)を配置することができる。
【0075】図11〜図14は、識別パターン108の
例を示している。識別パターン108は、テンプレート
・オーバレイ102の一端に配置されている。オーバレ
イ・センサ124の個々のトランスミッタ/レシーバ対
に1つずつ対応する、6個の個別のマークが配置されて
いる。オーバレイ102が所定の位置にあると、識別パ
ターン108とセンサ124の位置が一致する。3つず
つの穴からなる2つのグループをセンサに使用する前述
の代替実施例の場合は、識別パターン108も同様に3
つずつ2つのグループに分け、タッチパッド・センサ1
22の両側に1つずつそのグループを配置しなければな
らない。
【0076】センサ124として光電式トランスミッタ
/レシーバ対を使用すると、テンプレート・オーバレイ
102内に非常に単純な識別パターン108を設計する
ことができる。オーバレイの材料が白であれば、識別パ
ターンの一方の形態として、オーバレイの裏側に黒イン
クまたはペイントを塗布した領域を使用することがで
き、もう一方の形態として、黒インクを塗布していない
白い領域を使用することができる。
【0077】図11〜図14には、識別パターンについ
て可能な数種類の組合せの例が示されている。図11〜
図14では、0100012、0111102、0000
002、および1111112という2進パターンにそれ
ぞれ対応する識別パターンを示す。したがって、識別パ
ターンは、テンプレート・オーバレイ102の一端に所
定の間隔で並んだ明るい領域と暗い領域のグループのよ
うに見える。0000002というパターンは例示のた
めにのみ示したものである。実際に使用する場合、すべ
てが白の0000002というパターンは、テンプレー
ト・オーバレイ102の不在に対応する。その場合は、
デフォルト・テンプレート・グラフィック・イメージが
使用されるはずなので、このようなパターンはおそらく
使用されないだろう。
【0078】図15は、本発明の入力装置18の正面図
であるが、タッチパッド19の両側に1本ずつジョイス
ティック20a、20bが配置されている状態を示して
いる。同図に示す通り、ジョイスティック20a、20
bは、それぞれの端部に付加されている瞬間押しボタン
・スイッチ130a、130bをそれぞれ有する。図1
5は、複数のテンプレート・オーバレイを格納するため
に使用する、窪み126に向かって開口している矩形開
口部132も示している。
【0079】図16は、図4の線2M―2Mによって示
された平面にほぼ沿って描かれた部分断面図であるが、
本発明の入力装置に使用するジョイスティックの細部を
示している。図16に示す細部は、ジョイスティック2
0aおよび20bのどちらについても同じである。しか
も、図16の細部は90度回転しても対称であるため、
同図には多くの構造のうちの2つを示すが、実際にはこ
の特定の実施例では同じ構造が4つ使用されている。ジ
ョイスティック20aはロッド134に付加され、この
ロッドは、開口部136を通り、エンクロージャ100
によって定義された容積内部に向かって延伸している。
ロッド134の先端はピボット・ポイント138になっ
ており、これがスイッチ・ベース140上で旋回する。
スイッチ・ベース140は、4本のねじ142a〜14
2dによりエンクロージャ100の複数のスタンド14
4a〜144dに固定され、このスタンドはエンクロー
ジャ100に物理的に接合されている。開口部136
は、環状シール146によって密閉され、シールの環は
ロッド134の周囲にぴったり付着しており、シールの
外縁は一般的な方法によりエンクロージャ100の開口
部に物理的に接合されている。
【0080】ジョイスティック20aは、ピボット・ポ
イントの周囲で14度の自由運動が可能である。つま
り、ロッド134は、スイッチ・ベース140によって
定義される平面に対して完全に垂直な位置から7度の傾
斜範囲内で、ほぼすべての方向に動くことができる。ロ
ッド134は、それに物理的に接合されている4つのス
イッチ・アクチュエータ・アーム148a〜148dを
有する。アクチュエータ・アーム148は、4つのゴム
製ドーム形瞬間押しボタン・スイッチ150a〜150
dに近接して配置されており、このスイッチは、スイッ
チ・ベース140に物理的に接合されている。アーム1
48とスイッチ150は、ジョイスティック20aが垂
直位置から移動したときに1つまたは複数のアーム14
8によってそれに関連するスイッチ150の閉止事象が
起こるような構成になっている。このため、ジョイステ
ィック20aの運動は、スイッチ150の閉止事象によ
って検出される。代替態様として、ジョイスティック2
0a、20bを、当技術分野で周知の電位差計をベース
とするシステムなどの他の構造で実現することもでき
る。
【0081】次の図17を参照して説明すると、同図に
は、入力装置18内の回路のブロック図が示されてい
る。入力装置18は、タッチパッド・センサ122と、
オーバレイ・センサ124と、ジョイスティック・セン
サ200a、200bと、座標決定回路202オーバレ
イ検出回路204と、100ミリ秒タイマ208と、イ
ンタフェース回路210とで構成されているが、いずれ
も図17に示すように電気回路連絡状態に接続されてい
る。
【0082】座標センサ122とオーバレイ・センサ1
24は、図4に関連する説明で前述した通りである。座
標決定回路202は、座標センサ122、インタフェー
ス回路210、および100ミリ秒タイマ208と回路
連絡状態になっている。また、座標決定回路202は、
座標センサ122から電気信号203を受け入れて、指
またはスタイラス21などによる接触位置に対応するX
軸およびY軸の値を決定できるように構成されている。
たとえば、座標センサ122がスイッチ式センサであれ
ば、座標決定回路202は、当技術分野で周知の通り、
どのスイッチが閉止されたかを決定するためのドライバ
およびレシーバと、そのスイッチの位置をパッド表面1
10との相対関係において意味のある値に変換するため
の論理回路とで構成されるだろう。
【0083】オーバレイ検出回路204は、オーバレイ
・センサ124およびインタフェース回路210と回路
連絡状態になっている。このオーバレイ検出回路204
は、オーバレイ・センサ124から電気信号205を受
け入れて、識別パターン108に対応するメッセージを
生成するが、識別パターン108が欠落している場合
は、前述の通り、0000002として検出される。
【0084】方向決定回路206は、ジョイスティック
・センサ200a、200bおよびインタフェース回路
210と回路連絡状態になっている。ジョイスティック
・センサ200a、200bは、前述の通り、4つのゴ
ム製ドーム形スイッチ150a〜150dと2つのジョ
イスティック・スイッチ130a、130bとで構成さ
れている。方向決定回路は、これらのスイッチの閉止事
象に基づいてメッセージを生成する。
【0085】100ミリ秒タイマ208は、座標決定回
路202と電気回路連絡状態になっている。このタイマ
208は、100ミリ秒の期間の時間切れを繰り返し判
定し、その期間の時間切れを示す信号209を生成す
る。座標決定回路202では、この信号209を使用し
て、タイマ208が次に100ミリ秒の期間の時間切れ
を検出するまでの指またはスタイラス21などの接触位
置の変化を検出する。
【0086】インタフェース回路210は、座標決定回
路202、オーバレイ検出回路204、データ処理装置
12(シリアル・データ・ライン22による)、および
その他の入力装置(ある場合は、シリアル・データ・ラ
イン延長部23による)と回路連絡状態になっている。
インタフェース回路210は、座標決定回路202が決
定した座標値、オーバレイ検出回路204が生成したオ
ーバレイ・メッセージ、および方向決定回路206が生
成したメッセージを受け入れて、シリアル・データ・ラ
イン22を介してこのような情報をデータ処理装置12
に伝送する。
【0087】すべての入力装置は、データ処理装置12
に対してデイジー・チェーン接続されている。このた
め、インタフェース回路は、他の入力装置からのすべて
のパケットをCPU30に渡さなければならない。以下
に詳述するように、データ処理装置12に接続されてい
る各入力装置には、固有の装置番号が付いている。デー
タ処理装置12に最も近い装置は装置番号0を有し、デ
ータ処理装置12から離れれば離れるほど、その装置番
号が大きくなる。しかし、入力装置は自分の装置番号ま
たは他の装置の装置番号を把握しているわけではない。
このため、それぞれの装置は、同じタイプの他の入力装
置から渡されたデータ・パケットの装置番号に1を加え
なければならない。チェーン構成内にあって装置番号が
15を超える入力装置は無視される。
【0088】たとえば、αがデータ処理装置12に接続
され、βがαに接続され、γがβに接続されるという具
合に、同じタイプの3つの入力装置α、β、およびγが
データ処理装置12に接続されていると想定する。する
と、αは装置番号0を有し、βは装置番号1を有し、γ
は装置番号2を有することになる。これ以外の装置は、
自分の装置番号または他の装置の装置番号を把握してい
ない。それぞれの装置は自分のデータ・パケットに装置
番号0を付けて送ることになる。
【0089】αがデータ処理装置12にデータ・パケッ
トを渡す場合、αはデータ処理装置12に最も近いの
で、デフォルトの装置番号0が正しいことになる。しか
し、βとγも装置番号0を付けてデータ・パケットを送
ってしまう。このような状況を改善するため、それぞれ
の装置は渡されたパケットの装置番号に1を加える。こ
のため、βがγからαにデータ・パケットを渡す場合、
βはその装置番号に1を加え、それにより、γから受け
取ったパケットに装置番号1を付ける。同様に、αがγ
のデータ・パケットをデータ処理装置12に渡す場合、
αはその装置番号に1を加え、それにより、γから受け
取ったパケットに正しい装置番号2を付ける。したがっ
て、チェーン内の各装置は、同じタイプの装置から受け
取って次の装置に渡される各データ・パケットの装置番
号に1を加えることになる。
【0090】このため、他の入力装置(ある場合)から
受け取ったデータ・パケットを渡すことに加え、インタ
フェース回路210は、シリアル・データ・ライン延長
部23を介して同じタイプの装置から受け取ったすべて
のデータ・パケットの装置番号に1を加える。つまり、
インタフェース回路210は、変更済み装置番号と未変
更装置番号を付けたデータ・パケットをデータ処理装置
12に渡すのである。
【0091】本発明の入力装置18とともにシステム1
0を使用する方法は非常に簡単である。入力装置は、シ
リアル・ライン22を介してデータ処理装置12にデー
タ・パケットを送る。前述の通り、入力装置は入出力共
用プロセッサ36を介してCPU30とのインタフェー
スを取る。それぞれの入力装置は、次の入力装置にデイ
ジー・チェーン接続されている。入出力共用プロセッサ
36は、データ・パケットを受け取って、それを先入れ
先出し法(FIFO)で格納する。
【0092】50ミリ秒の「目盛り」ごとに、入出力共
用プロセッサ36はCPU30に割り込む。これに対す
る応答として、CPUは、前述の通り、共用プロセッサ
36の入出力ポートAS0にある単一バイトにアクセス
し、CPUによる最後のアクセス以降の目盛り数と、転
送される装置メッセージの数を決定する。10種類の装
置メッセージを次の表に示す。
【0093】
【表1】
【0094】表に示すように、上記のメッセージ構造
は、異なる長さを持ち、対応する入力装置に密接に関連
する構造を持っている。表の装置メッセージは、個々の
入出力装置から入出力共用プロセッサに送られるデータ
の場合、入出力共用プロセッサからCPUに送られるデ
ータと同じである。上記の構造に加え、入力装置18か
らデータ処理装置12に破壊されていないデータが確実
に送られるようにするために、入出力装置から入出力共
用プロセッサへ送られる各メッセージにはチェックサム
が付いている。このチェックサムは、チェックサム値が
(合計中の桁上げを無視して)全バイトの合計をゼロに
するのに必要な値になっている、標準のモジュロ256
チェックサムである。入出力共用プロセッサは、CPU
にデータを送る前にチェックサムを取り除く。このた
め、CPUが読み取るバイトのストリームは、(1)C
PUが読み取る最初のバイトが、目盛りの数と入出力装
置メッセージの数を含む特殊なバイトである点と、
(2)チェックサムが欠落する点を除き、入出力共用プ
ロセッサが受け取るバイトのストリームとほぼ同じにな
る。
【0095】PS/2のマウスおよびキーボード装置は
装置タイプ0としてサポートされている。このキーボー
ドにはチェーン番号0が付き、マウスにはチェーン番号
1が付いている。これらの装置は、シリアル・データ・
リンク22を介して既存のPS/2プロトコルを使用し
て入出力共用プロセッサによってサポートされる。
【0096】この装置タイプ1は、複数のボタンを備え
た装置用である。このメッセージ・タイプを使用して、
最高255バイト(1バイト当たり8つのボタン)また
は2040個までのボタンをシステムに入力することが
できる。開放状態のボタンは論理0として送られるのに
対し、閉止状態のボタンは論理1として送られる。これ
は可変長メッセージである。
【0097】ジョイスティック20a、20bなどのデ
ィジタル・ジョイスティックは、装置タイプ2としてサ
ポートされている。それぞれのタッチパッド19には、
2本のジョイスティックが関連付けられている。それぞ
れのジョイスティックには、固有のチェーン番号が付い
ている。それぞれの左ジョイスティックは奇数(1、
3、5、7、9など)になり、それぞれの右ジョイステ
ィックは偶数(0、2、4、6、など)になる。それぞ
れのジョイスティックは独立して報告される。このメッ
セージは固定長メッセージである。ディジタル・ジョイ
スティック・センサが複数のスイッチ150a〜150
dで構成されていることを想起されたい。この場合のメ
ッセージは、最高8つまでのスイッチを表す1バイトで
あり、そのスイッチには、運動センサ・スイッチ150
a〜150dと、スイッチ130aなどのデータ入力ス
イッチが含まれる。このタイプのメッセージ・バイトの
個々のビットは、上スイッチ(MSB)、下スイッチ、
左スイッチ、右スイッチ、スイッチ#1、スイッチ#
2、スイッチ#3、およびスイッチ#4(LSB)を表
す。タッチパッド19に含まれるジョイスティック20
a、20bには、ボタン130が1つずつしか付いてい
ないが、このボタンは、上記のスイッチ#1に対応す
る。残りの3つのボタンは必ずゼロとして報告される。
【0098】マウスやトラックボールなどの座標装置
は、装置タイプ3として報告される。IDに続く最初の
バイトは、その装置用のボタン情報を報告するためのも
のである。最高8個までのボタンを報告することができ
る。次のバイトは、デルタY値が後に続くデルタX値で
ある。このデルタX値とデルタY値は、最後に報告され
た装置の位置に基づくものである。必要であれば、アプ
リケーション・プログラムはこれらの値を絶対座標に変
換しなければならない。最大運動は255である。実際
の運動が255を超えた場合は、2つまたはそれ以上の
メッセージが送られる。これは固定長メッセージであ
る。
【0099】タッチパッド19は、装置タイプ4として
サポートされている。この装置タイプの他の装置として
は、アナログ・ジョイスティックがある。IDに続く最
初のバイトを使用して、ボタン情報が報告される。次の
バイトは、絶対X座標を報告する場合に使用する。絶対
Y座標が次に続く。絶対X値および絶対Y値は、それぞ
れ1バイトであり、0〜255の範囲に限定される。こ
れは固定長メッセージである。
【0100】タッチパッド・オーバレイ102は、装置
タイプ5として報告される。タッチパッド・オーバレイ
は、タッチパッド内の6ビットのセンサ124を使用し
て感知される。タッチパッドによってオーバレイの変更
が感知されると、メッセージが生成される。すべてのオ
ーバレイ・コードがアプリケーションに依存しているの
で、アプリケーション・プログラムは各オーバレイのコ
ードを認識していなければならない。このメッセージは
固定長メッセージである。
【0101】アクション・メッセージの使用目的は、複
数の装置タイプによって行われる生成方法は様々である
が、システムとアプリケーション・プログラムによる使
用および解釈の方法が同じになるような、一般的なセッ
トの事前定義装置独立機能を定義することである。アク
ション・メッセージは、可変長メッセージを使用して、
装置タイプ6として報告される。この特定の実施例で
は、3通りの装置独立機能が定義され、START(活
動または処理を開始する)、PAUSE(活動または処
理を停止する)、およびSELECT(複数の事象また
はアクションから1つを選択する)というこのバイトの
下位3ビットにそれぞれ関連付けられている。上記の機
能を報告するには、これらのビットを設定する。他のす
べてのビットは今後の使用のために予約されており、C
PUに対してゼロとして報告される。
【0102】システム・パススルー・メッセージ・タイ
プは、前に定義したどの装置タイプにも適用できない装
置タイプを扱う場合に使用する。メッセージ・タイプ1
4が使用される。これは可変長メッセージである。デー
タの定義は、装置に依存し、アプリケーションに固有の
ものになる。それぞれのアプリケーションは、このタイ
プのメッセージを必須機能に変換しなければならない。
【0103】それぞれの装置から送られる最初のメッセ
ージは装置タイプ15である。これは、ある装置から入
力メッセージが送られることをシステムに通知する場合
に使用する。このメッセージは、入力の報告に使用され
る今後の装置タイプも定義する。これは可変長メッセー
ジである。
【0104】システム電源投入および50ms間隔の場
合、入出力共用プロセッサは、カートリッジおよび拡張
センス・ラインを走査し、構成を判定してシステムに警
告し、構成バイトをCPUに送る。これは、電源投入時
にCPUが入出力共用プロセッサから受け取る最初のバ
イトである。入出力共用プロセッサは、変更が感知され
るとモジュール構成割込みを起こすだけである。つま
り、カートリッジ状況が変化すると、システム・リセッ
トが行われ、それにより、入出力共用プロセッサはCP
Uにもう1つの構成バイトを送る。関連項目の存在を示
すために、送られるバイト内の適切なビット・セットが
設定される。つまり、ビット0はカートリッジ1に対応
し、ビット1はカートリッジ2に対応し、ビット2は任
意選択のCDドライブに対応する。残りのビットは0に
設定される。
【0105】さらに、CPUは、入出力共用プロセッサ
36に情報を書き込むことで、シリアル・リンク22を
介して入出力装置にデータを伝送することができる。複
数のデータ・バイトが入出力ポートAS0に書き込ま
れ、それぞれのバイトの前にはバイト03Hが付けられ
る。入出力共用プロセッサはこれらのバイトを入出力装
置に書き込む。この機能を使用して、プリンタ(図示せ
ず)などにデータが送られる。
【0106】2本のジョイスティックと、記入済みデフ
ォルト・テンプレート・グラフィック・イメージを備え
たタッチパッドとを有する、本発明の入力装置とのイン
タフェースの取り方も簡単である。図18に関連する説
明で後述するように、システムBIOSからCPU30
上で実行される割込みハンドラが、入出力共用プロセッ
サ36を介して入力装置からデータを受け取る。この割
込みハンドラは、入出力共用プロセッサ36からメモリ
33への伝送を行うだけである。CPU30上で実行さ
れるアプリケーション・プログラムは、ソフトウェア割
込みを介して定期的にオペレーティング・システムのB
IOSへのポーリングを行って、入力が受け取られたか
どうかを判定する。受け取られている場合は、ソフトウ
ェア割込みに対する応答として、その入力がオペレーテ
ィング・システムによってアプリケーション・プログラ
ムに送られる。
【0107】アプリケーション・プログラムは現行テン
プレートを監視する。デフォルト・テンプレート・グラ
フィック・イメージが検出される(オーバレイ・センサ
124がすべての伝送タイプの識別パターン108、す
なわち、0000002を検出する)と、アプリケーシ
ョン・プログラムはデフォルト・テンプレートに応じて
動作する。これに対して、テンプレート・オーバレイ1
02が検出された場合は、アプリケーション・プログラ
ムはその特定のテンプレート・オーバレイ102に応じ
て動作する。
【0108】CPU30は、その上で実行され、タッチ
パッドとのインタフェースを取るための特殊サポートを
備えたオペレーティング・システムを有する。このオペ
レーティング・システムは、システム・メモリ33内の
ROMまたはカートリッジROM40のいずれかからロ
ードされる。このオペレーティング・システムは、de
fine_a_region、set_mapping
_units、clear_all_regions、
およびinterpret_a_pointという、C
PU30上で実行されるアプリケーション・プログラム
によって呼出し可能なコマンドを有する。
【0109】define_a_regionコマンド
は、アプリケーション・プログラムがタッチパッドの1
つの領域を定義し、その領域を所与の領域ID(”re
gion_id”)に関連付けられるようにするもので
ある。この定義領域内で接触された点はすべてそのre
gion_idによって識別される。一実施例では、初
期設定後に、タッチパッド全体が空領域ID(”nul
l_id”)を有する空領域として定義される。つま
り、null_id位置に接触すると、オペレーティン
グ・システムはどのタスクまたは機能も実行しなくな
る。すなわち、アプリケーション・プログラムにはパラ
メータが一切渡されない。代替態様として、空領域に接
触することで、エラー処理ルーチンを起動できるように
してもよい。これにより、システムは、たとえば、可聴
音すなわち「ビープ音」によって、空領域が接触された
ことをユーザに示すことも可能である。define_
a_regionコマンドは、選択された形状の領域を
他のregion_idに割り当てるものである。
【0110】define_a_regionコマンド
では、円、矩形、三角形など、ほぼすべての形状または
形状の組合せを定義することができる。しかも、複数の
形状を組み合わせて、複合形状領域を形成することもで
きる。たとえば、5つの三角形を普通の五角形と組み合
わせて、星形を形成することができる。さらに、def
ine_a_regionコマンドを使用して空領域を
含め、それにより、環などの中空形状を定義することも
できる。
【0111】set_mapping_unitsコマ
ンドは、アプリケーション・プログラムがdefine
_a_regionコマンド用の様々な単位を定義でき
るようにするもので、それにより、オペレーティング・
システムは異なる解像度のタッチパッドをサポートでき
るようになる。たとえば、デフォルトの場合、オペレー
ティング・システムは、行と列からなる解像度(幅と間
隔)によって決定される矩形装置解像度単位であっても
よい。set_mapping_unitsコマンドを
使用することで、アプリケーション・プログラムは、オ
ペレーティング・システムの単位をミリメートルまたは
100分の1インチなどに変更することができる。さら
に、アプリケーション・プログラムは、その単位を他の
値に設定することも可能である。たとえば、システムの
表示装置が640ピクセル×480ピクセルの解像度を
有する場合、アプリケーションでは、set_mapp
ing_unitsコマンドを使用して、タッチパッド
単位をそのピクセルに対応する640×480の単位に
割り当てることも可能である。
【0112】clear_all_regionsコマ
ンドは、define_a_regionコマンドで前
に定義したすべての領域を除去するもので、本質的には
タッチパッド全体を空領域として定義する。新しいテン
プレート・オーバレイがタッチパッド表面上に置かれる
と、アプリケーション・プログラムはこれを呼び出し、
それにより、前のテンプレート・オーバレイに関連する
定義領域があれば、それをクリアする。clear_a
ll_regionsコマンドで領域をクリアした後、
アプリケーションは、define_a_region
コマンドを呼び出して、新しいテンプレート・オーバレ
イの領域を定義する。
【0113】interpret_a_pointコマ
ンドは、接触領域のregion_idを決定するよう
オペレーティング・システムに指示するものである。こ
のコマンドは、オペレーティング・システムがタッチパ
ッドへの接触の有無を監視している場合はオペレーティ
ング・システムそのものから、アプリケーション・プロ
グラムがタッチパッドへの接触の有無を監視している場
合はアプリケーション・プログラムから、呼び出すこと
ができる。一実施例では、アプリケーション・プログラ
ムがオペレーティング・システムに対してポーリングを
行い、オペレータがタッチパッドの領域に接触したかど
うかを確認する。
【0114】タッチパッドは、接触が行われるたびに、
装置固有の座標情報をCPUに送る。interpre
t_a_pointコマンドの一部は、CPUによる接
触領域判定になっている。この判定後、オペレーティン
グ・システムは、接触領域のregion_idに対応
するコードまたはどの領域も接触されていないことを示
すコードのいずれかをアプリケーション・プログラムに
返す。
【0115】オペレーティング・システムにタッチパッ
ド・サポートを備えたコンピュータ・システムの使い方
は非常に簡単である。まず、define_a_reg
ionコマンドを使用して、アプリケーション・プログ
ラムがタッチパッド領域を定義し、その領域にregi
on_idを関連付ける。定義する各領域は、必ずde
fine_a_regionコマンドで定義しなければ
ならない。したがって、未定義の領域は、null_i
dが付いた空領域のままになる。
【0116】その後、タッチパッド表面に接触すると、
その接触は、どちらがタッチパッドを監視しているかに
応じて、オペレーティング・システムまたはアプリケー
ション・プログラムのいずれかによって検出される。オ
ペレーティング・システムがタッチパッドを監視してい
る場合は、オペレーティング・システムが接触を検出
し、オペレーティング・システムそのものがinter
pret_a_pointコマンドを開始し、それによ
り、接触領域のregion_idを決定する。reg
ion_idがnull_idである場合、オペレーテ
ィング・システムは「ビープ音」などの適切な処置を実
行する。この場合、オペレーティング・システムはアプ
リケーション・プログラムに対して一切パラメータを渡
さない。region_idがnull_idではない
場合、オペレーティング・システムは、接触領域に関連
するregion_idをアプリケーション・プログラ
ムに渡し、識別されたregion_idに関連する機
能をアプリケーション・プログラムが実行する。アプリ
ケーション・プログラムがタッチパッドを監視し、タッ
チパッドへの接触を検出する場合も同じ処理が実行され
るが、オペレーティング・システムそのものがinte
rpret_a_pointコマンドを開始するのでは
なく、アプリケーション・プログラムがそのコマンドを
開始するようオペレーティング・システムに指示する点
が異なっている。
【0117】新しいテンプレート・オーバレイがタッチ
パッド表面上に置かれると、アプリケーションはcle
ar_all_regionsコマンドを呼び出し、そ
れにより、オペレーティング・システムがもう一度すべ
ての定義領域をクリアして、タッチパッド表面全体を空
領域と見なす。アプリケーション・プログラムは、もう
一度define_a_regionコマンドを呼び出
し、テンプレートの適切な領域を定義して、アプリケー
ション・プログラムの指示通りにその領域にregio
n_idを割り当てるよう、オペレーティング・システ
ムに指示する。
【0118】定義形状を持つ領域の定義またはマッピン
グの具体例を図18に示すが、同図は、マッピング後の
タッチパッドを示している。感応域の諸領域は、(1)
矢印(全体を196で示す)と、(2)環状空領域で区
切られた円および環(全体を198で示す)として形成
されている。個々の感応域は、以下に示すように小さい
個別の記号で示されている。初期設定後、またはcle
ar_all_regionsコマンドの実行後、タッ
チパッドのすべての感応域は、「・」という記号で図1
8に示されているnull_idに割り当てられる。こ
れは、「・」が接触域に最も接近している場合にその領
域にnull_idが割り当てられ、オペレーティング
・システムが前述のように応答することを意味する。
【0119】環状空領域で区切られた円および環を作成
する場合、アプリケーション・プログラムはdefin
e_a_regionコマンドを3回呼び出す。まず、
アプリケーションは、パラメータ(circle,1
4,F,4,1)を指定してdefine_a_reg
ionコマンドを呼び出す。”circle”という用
語は描く形状を示し、”14,F”は円の中心の座標を
示し、”4”は現行単位(ここでは、矩形装置解像度単
位)での円の半径を示し、”1”はその特定の円に割り
当てられたregion_idを示す。このようなコマ
ンドを使用すると、図18の円によって囲まれた52個
の感応域を包含する仮想円200が作成されるはずであ
る。これらの52個の感応域はすべてregion_i
d 1に割り当てられ、図18では「○に・」、
「・」、「○」という記号で示されている。「○に・」
という記号で示される28個の感応域はregion_
id 1に割り当てられたままになるが、続いてdef
ine_a_regionコマンドを実行することで、
残りの感応域は他のregion_idに再割当てされ
る。
【0120】次に、アプリケーション・プログラムは、
パラメータ(circle,14,F,3,0)を指定
してdefine_a_regionコマンドを呼び出
すが、この場合の”0”はregion_idとしての
null_idを意味する。このコマンドによって、円
202によって囲まれた24個の感応域を包含する仮想
円202が作成される。これらの24個の感応域はすべ
てregion_id0に割り当てられ、図18では
「・」と「○」という記号で示されている。前に実行し
たdefine_a_regionコマンドによって、
この24個の感応域がregion_id 1に割り当
てられていることを思い出していただきたい。このた
め、これらの感応域は、region_id 0に再割
当てされたものと見なすこともできる。「・」という記
号で示されている12個の感応域はregion_id
0に割り当てられたままになるが、もう一度defi
ne_a_regionコマンドを実行することで、
「○」という記号で示されている12個の感応域は別の
region_idに再割当てされる。「・」という記
号で示されてる12個の感応域は、前述の通り、空区域
である。
【0121】最後に、環状空領域で区切られた円および
環を完成させるため、パラメータ(circle,1
4,F,3,2)を指定した最後のdefine_a_
regionコマンドが呼び出される。このコマンドに
より、「○」という記号で示された12個の点を包含す
る仮想円204が作成される。これらの12個の感応域
はregion_id 2に割り当てられる。最初に実
行したdefine_a_regionコマンドによっ
て、この12個の特定の感応領域がregion_id
1に割り当てられ、前に実行したdefine_a_
regionコマンドによって、さらにnull_id
再割当てされていることを思い出していただきたい。
このため、これらの感応域は、region_id 2
再割当てされたものと見なすこともできる。
【0122】最終的にできあがった複合形状198は、
region_id 2に割り当てられた塗りつぶし円
206と、region_id 1に割り当てられた環
208が、環状空領域210(region_id 0
に割り当てられている)で区切られたものになる。塗り
つぶし円206内の感応域は「○」という記号で示され
ている。環208内の感応域は「○に・」という記号で
示されている。最後に、環状空領域210内の感応域は
「・」という記号で示されている。
【0123】代替態様として、環を直接サポートするよ
うにdefine_a_regionコマンドを構成
し、それにより、円と環の2つのコマンドで複合形状1
98を作成することもできる。
【0124】矢印196を作成するには、define
_a_regionコマンドを2回呼び出す必要があ
る。最初の読出しで使用するパラメータ(rectan
gle,6,C,9,I,3)では、”rectang
le”は形状を示し、”6,C”は矩形の左下隅を示
し、”9,I”は矩形の右上隅を示し、”3”はreg
ion_idを示す。このようなコマンドを使用する
と、「■」という記号で示された感応域を取り囲む仮想
矩形が作成される。2度目のdefine_a_reg
ionコマンドで使用するパラメータ(triangl
e,1,F,6,A,6,K,3)では、”trian
gle”は形状を示し、”1,F”、”6,A”、およ
び”6,K”は3つの頂点を示し、”3”はregio
n_idを示す。このようなコマンドを使用すると、
「▲」という記号で示された感応域を取り囲む仮想三角
形214が作成される。この場合、四角形212と三角
形はどちらもregion_id 3に割り当てられて
いるため、同じregion_idを有することに留意
されたい。したがって、2つの形状は同じ機能にマッピ
ングされ、矢印196を構成する。このため、一方の区
域に接触するか、両方の区域に同時に接触すると、アプ
リケーション・プログラムから同じ応答が得られる。タ
ッチパッド表面の残りの感応域(全体を215で示す)
には、region_idとして依然としてnull_
idが割り当てられている。これらの感応域は「・」と
いう記号で示されている。
【0125】このようにして様々な複合形状を形成でき
ることは、容易に明らかになるだろう。それぞれの形状
に固有のregion_idを付けるか、1つまたは複
数の領域が1つのregion_idを共用することが
できる。
【0126】使用中は、図18に示すマッピング領域を
使用してタッチパッドを押すと、オペレーティング・シ
ステムが接触区域のregion_idを決定する。た
とえば、位置13,E(216で示す)が押されると、
接触位置の座標がリンク22を介してCPUに転送さ
れ、オペレーティング・システムはregion_id
2が押されたと判定し、region_id 2をアプ
リケーション・プログラムに渡し、次にアプリケーショ
ン・プログラムがregion_id 2に関連する機
能を実行する。
【0127】これに対して、null_idに割り当て
られた領域を押すと、オペレーティング・システムはア
プリケーションにregion_idを渡さない。むし
ろ、前述のようにオペレーティング・システムは、何も
実行しないか「ビープ音」を発生するか、または他の何
らかの適切な活動を実行する。アプリケーションが
「空」領域への接触を検出した場合は、アプリケーショ
ンはまずdefine_a_regionコマンドを呼
び出して、タッチパッド表面全体を所与のregion
_idに割り当て、さらに中空領域を作成する際にすべ
ての中空領域をそのregion_idに割り当てなけ
ればならない。
【0128】上記のマッピングでは、「仮想」という用
語を使用して、円200、円202、円204、矩形2
12、および三角形214という形状を記述した。この
用語を使用した理由は、感応領域の解像度が無限ではな
いためである。実際に、様々な記号で定義された「感応
域」という用語を使用する場合、その用語は、これらの
記号に最も接近した表面区域を意味する。このため、定
義される形状はいずれも感応域からなる領域がマッピン
グされる最終的な形状の近似形になる。タッチパッドの
解像度が高ければ高いほど、感応域のマッピングはそれ
を定義する仮想形状に近いものになる。
【0129】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【0130】(1)(a)中央演算処理装置(CPU)
と、(b)前記CPUと回路連絡状態になっているメモ
リ回路と、(c)前記CPUおよび前記メモリと回路連
絡状態になっており、接触感応表面を有する少なくとも
1つの外部タッチパッドからの座標式データを前記CP
Uにインタフェース接続できることを特徴とする周辺イ
ンタフェース回路と、(d)前記CPUおよび前記周辺
インタフェース回路に関連する接触領域定義論理回路で
あって、タッチパッドの1つの領域を定義し、前記CP
U上で実行される少なくとも1つのアプリケーション・
プログラムからの入力に応じて、その領域を1つの領域
IDに関連付けるように構成されている、接触領域定義
論理回路とを含むコンピュータ・システム。 (2)前記CPUに関連し、タッチパッドの表面への接
触に応じて、座標式装置の接触領域の領域IDを決定す
るように構成されている領域ID論理回路をさらに含む
ことを特徴とする、上記(1)に記載のコンピュータ・
システム。 (3)前記領域定義論理回路が、タッチパッド表面の少
なくとも1つの空領域への接触が少なくとも1つのアプ
リケーション・プログラムに送られないことを特徴とす
る、接触表面の少なくとも1つの空領域を定義できるこ
とをさらに特徴とする、上記(1)に記載のコンピュー
タ・システム。 (4)少なくとも1つのアプリケーション・プログラム
からの入力に応じて、前記領域定義論理回路への入力の
単位を変更するように構成されているタッチパッド・マ
ッピング単位論理回路をさらに含むことを特徴とする、
上記(1)に記載のコンピュータ・システム。 (5)前記接触領域定義論理回路が、前記CPUと回路
連絡状態になっている回路を含むことを特徴とする、上
記(1)に記載のコンピュータ・システム。 (6)前記接触領域定義論理回路が、前記CPU上で実
行するための実行可能コードを含むことを特徴とする、
上記(1)に記載のコンピュータ・システム。 (7)前記接触領域定義論理回路が、様々な幾何形状を
有する領域を定義できるように構成されていることを特
徴とする、上記(1)に記載のコンピュータ・システ
ム。 (8)前記接触領域定義論理回路が、三角形、矩形、お
よび円形領域を定義できるように構成されていることを
特徴とする、上記(1)に記載のコンピュータ・システ
ム。 (9)(a)中央演算処理装置(CPU)と、(b)前
記CPUと回路連絡状態になっているメモリ回路と、
(c)前記CPUおよび前記メモリと回路連絡状態にな
っており、ビデオ表示装置上に表示される視覚イメージ
に対応する電気信号を生成するためのビデオ回路と、
(d)前記CPUと回路連絡状態になっており、外部装
置から前記CPUに送られる信号のインタフェースを取
るための周辺インタフェース回路と、(e)指またはス
タイラスなどにより接触できるように露出されたパッド
表面と、(f)前記パッド表面に近接してテンプレート
・オーバレイを脱着式に固定するためのリテーナと、
(g)前記パッド表面に近接し、少なくとも1つの電気
信号を生成するための座標センサであって、前記電気信
号の累積が、スタイラスまたは指などによる前記パッド
表面への接触位置または前記パッド表面に近接するテン
プレート・オーバレイへの接触位置の座標に対応するよ
うに構成されている、座標センサと、(h)前記パッド
表面に近接する剛性ベースと、(i)前記座標センサと
回路連絡状態になっており、前記パッド表面に接触した
か、または前記パッド表面に近接するテンプレート・オ
ーバレイに接触したスタイラスまたは指などの座標を決
定するための座標決定回路と、(j)前記座標決定回路
および前記周辺インタフェース回路と回路連絡状態にな
っており、決定した座標をそれらの回路に送るためのイ
ンタフェース回路と、(k)前記CPUおよび前記周辺
インタフェース回路に関連する接触領域定義論理回路で
あって、タッチパッドの1つの領域を定義し、前記CP
U上で実行される少なくとも1つのアプリケーション・
プログラムからの入力に応じて、その領域を1つの領域
IDに関連付けるように構成されている、接触領域定義
論理回路とを含むコンピュータ・システム。 (10)前記CPUに関連し、タッチパッドの表面への
接触に応じて、座標式装置の接触領域の領域IDを決定
するように構成されている領域ID論理回路をさらに含
むことを特徴とする、上記(9)に記載のコンピュータ
・システム。 (11)前記領域定義論理回路が、タッチパッド表面の
少なくとも1つの空領域への接触が少なくとも1つのア
プリケーション・プログラムに送られないことを特徴と
する、接触表面の少なくとも1つの空領域を定義できる
ことをさらに特徴とする、上記(9)に記載のコンピュ
ータ・システム。 (12)少なくとも1つのアプリケーション・プログラ
ムからの入力に応じて、前記領域定義ルーチンへの入力
の単位を変更するように構成されているタッチパッド・
マッピング単位論理回路をさらに含むことを特徴とす
る、上記(9)に記載のコンピュータ・システム。 (13)前記接触領域定義論理回路が、前記CPUと回
路連絡状態になっている回路を含むことを特徴とする、
上記(9)に記載のコンピュータ・システム。 (14)前記接触領域定義論理回路が、前記CPU上で
実行するための実行可能コードを含むことを特徴とす
る、上記(9)に記載のコンピュータ・システム。 (15)中央演算処理装置(CPU)と、前記CPUと
回路連絡状態になっており、接触感応表面を有する不透
明座標式入力装置を前記CPUに電気的にインタフェー
ス接続するための周辺インタフェース回路とを有するコ
ンピュータ・システムにおいて、(a)座標式装置の少
なくとも1つの領域を定義し、CPU上で実行される少
なくとも1つのアプリケーション・プログラムからの入
力に応じて、その領域を1つの領域IDに関連付けるよ
うに構成されている、領域定義ルーチンと、(b)周辺
インタフェース回路から座標式データを獲得するように
構成されている、タッチパッド・インタフェース・ルー
チンと、(c)表面への接触に応じて、座標式装置の1
つの領域の領域IDを決定するように構成されている、
領域IDルーチンと、(d)決定した領域IDを少なく
とも1つのアプリケーション・プログラムに送るように
構成されている、領域ID連絡ルーチンとを含むオペレ
ーティング・システムを実行する方法。 (16)(a)前記領域定義ルーチンが、タッチパッド
表面の少なくとも1つの空領域への接触が少なくとも1
つのアプリケーション・プログラムに送られないことを
特徴とする、接触表面の少なくとも1つの空領域を定義
できることをさらに特徴とし、(b)前記領域ID連絡
ルーチンが、少なくとも1つの空領域への接触を少なく
とも1つのアプリケーション・プログラムに送らないこ
とをさらに特徴とすることを特徴とする、上記(15)
に記載のオペレーティング・システムを実行する方法。 (17)少なくとも1つのアプリケーション・プログラ
ムからの入力に応じて、前記領域定義ルーチンへの入力
の単位を変更するように構成されているタッチパッド・
マッピング単位ルーチンをさらに含むことを特徴とす
る、上記(15)に記載のオペレーティング・システム
を実行する方法。
【0131】
【発明の効果】本発明によれば、タッチパッドなどから
座標式データを受け入れるように構成された中央演算処
理装置(CPU)を含むコンピュータ・システムが提供
される。一般的には、タッチパッドとのインターフェー
スを取るタスクに整合性とフレキシビリティを提供す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステムの全体レイアウトを示すブロ
ック図である。
【図2】本発明のシステムの全体レイアウトを示すブロ
ック図である。
【図3】本発明のシステムで使用するビデオ・ディジタ
ル・アナログ変換器の詳細を示す概略図である。
【図4】デフォルト・テンプレート、2本のジョイステ
ィック、およびテンプレート・オーバレイを備えたタッ
チパッドを示す、本発明の入力装置の平面図である。
【図5】テンプレート・オーバレイがテンプレート・オ
ーバレイ・リテーナに挿入されている、本発明の入力装
置の平面図である。
【図6】図5に示す本発明の入力装置の一部の拡大部分
平面図である。
【図7】図6の線2D―2Dによって示された平面にほ
ぼ沿って描かれた断面図である。
【図8】図6の線2E―2Eによって示された平面にほ
ぼ沿って描かれた断面図である。
【図9】図4の線2F―2Fによって示された平面にほ
ぼ沿って描かれた断面図である。
【図10】明確に示すために一部を切り欠いた、図4に
示す本発明の入力装置の部分平面図である。
【図11】各種識別パターンを示すテンプレート・オー
バレイの端部の様々な実施例の底面図である。
【図12】各種識別パターンを示すテンプレート・オー
バレイの端部の様々な実施例の底面図である。
【図13】各種識別パターンを示すテンプレート・オー
バレイの端部の様々な実施例の底面図である。
【図14】各種識別パターンを示すテンプレート・オー
バレイの端部の様々な実施例の底面図である。
【図15】本発明の入力装置の正面図である。
【図16】本発明の入力装置で使用するジョイスティッ
クの詳細を示す、図4の線2M―2Mによって示された
平面にほぼ沿って描かれた部分断面図である。
【図17】本発明の入力装置の電気回路を示すブロック
図である。
【図18】本発明のタッチパッド・サポートを備えたオ
ペレーティング・システムによってマッピングされたタ
ッチパッドの構成例を示す図である。
【符号の説明】 10 コンピュータ・システム 12 データ処理装置 14 プログラム・カートリッジ 16 テレビ受像機(TV) 18 入力装置 19 タッチパッド 20a、20b ジョイスティック 21 スタイラス 22 シリアル・データ・リンク 24 RFビデオ・ライン 26 エッジ・カード・コネクタ 28 カートリッジ・コネクタ 30 中央演算処理装置(CPU) 31 SYSTEMバス 32 音声/ビデオ(A/V)コントローラ/共用プロ
セッサ 33 システム・メモリ 34 SYSTEM’バス 36 入出力共用プロセッサ 38 追加回路 39 拡張コネクタ 40 プログラムROM 42 デコーダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェームス・エル・コームズ アメリカ合衆国40515 ケンタッキー州レ キシントン ブルックシャー・サークル 2417

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)中央演算処理装置(CPU)と、 (b)前記CPUと回路連絡状態になっているメモリ回
    路と、 (c)前記CPUおよび前記メモリと回路連絡状態にな
    っており、接触感応表面を有する少なくとも1つの外部
    タッチパッドからの座標式データを前記CPUにインタ
    フェース接続できることを特徴とする周辺インタフェー
    ス回路と、 (d)前記CPUおよび前記周辺インタフェース回路に
    関連する接触領域定義論理回路であって、タッチパッド
    の1つの領域を定義し、前記CPU上で実行される少な
    くとも1つのアプリケーション・プログラムからの入力
    に応じて、その領域を1つの領域IDに関連付けるよう
    に構成されている、接触領域定義論理回路とを含むコン
    ピュータ・システム。
  2. 【請求項2】前記CPUに関連し、タッチパッドの表面
    への接触に応じて、座標式装置の接触領域の領域IDを
    決定するように構成されている領域ID論理回路をさら
    に含むことを特徴とする、請求項1に記載のコンピュー
    タ・システム。
  3. 【請求項3】前記領域定義論理回路が、タッチパッド表
    面の少なくとも1つの空領域への接触が少なくとも1つ
    のアプリケーション・プログラムに送られないことを特
    徴とする、接触表面の少なくとも1つの空領域を定義で
    きることをさらに特徴とする、請求項1に記載のコンピ
    ュータ・システム。
  4. 【請求項4】少なくとも1つのアプリケーション・プロ
    グラムからの入力に応じて、前記領域定義論理回路への
    入力の単位を変更するように構成されているタッチパッ
    ド・マッピング単位論理回路をさらに含むことを特徴と
    する、請求項1に記載のコンピュータ・システム。
  5. 【請求項5】前記接触領域定義論理回路が、前記CPU
    と回路連絡状態になっている回路を含むことを特徴とす
    る、請求項1に記載のコンピュータ・システム。
  6. 【請求項6】前記接触領域定義論理回路が、前記CPU
    上で実行するための実行可能コードを含むことを特徴と
    する、請求項1に記載のコンピュータ・システム。
  7. 【請求項7】前記接触領域定義論理回路が、様々な幾何
    形状を有する領域を定義できるように構成されているこ
    とを特徴とする、請求項1に記載のコンピュータ・シス
    テム。
  8. 【請求項8】前記接触領域定義論理回路が、三角形、矩
    形、および円形領域を定義できるように構成されている
    ことを特徴とする、請求項1に記載のコンピュータ・シ
    ステム。
  9. 【請求項9】(a)中央演算処理装置(CPU)と、 (b)前記CPUと回路連絡状態になっているメモリ回
    路と、 (c)前記CPUおよび前記メモリと回路連絡状態にな
    っており、ビデオ表示装置上に表示される視覚イメージ
    に対応する電気信号を生成するためのビデオ回路と、 (d)前記CPUと回路連絡状態になっており、外部装
    置から前記CPUに送られる信号のインタフェースを取
    るための周辺インタフェース回路と、 (e)指またはスタイラスなどにより接触できるように
    露出されたパッド表面と、 (f)前記パッド表面に近接してテンプレート・オーバ
    レイを脱着式に固定するためのリテーナと、 (g)前記パッド表面に近接し、少なくとも1つの電気
    信号を生成するための座標センサであって、前記電気信
    号の累積が、スタイラスまたは指などによる前記パッド
    表面への接触位置または前記パッド表面に近接するテン
    プレート・オーバレイへの接触位置の座標に対応するよ
    うに構成されている、座標センサと、 (h)前記パッド表面に近接する剛性ベースと、 (i)前記座標センサと回路連絡状態になっており、前
    記パッド表面に接触したか、または前記パッド表面に近
    接するテンプレート・オーバレイに接触したスタイラス
    または指などの座標を決定するための座標決定回路と、 (j)前記座標決定回路および前記周辺インタフェース
    回路と回路連絡状態になっており、決定した座標をそれ
    らの回路に送るためのインタフェース回路と、 (k)前記CPUおよび前記周辺インタフェース回路に
    関連する接触領域定義論理回路であって、タッチパッド
    の1つの領域を定義し、前記CPU上で実行される少な
    くとも1つのアプリケーション・プログラムからの入力
    に応じて、その領域を1つの領域IDに関連付けるよう
    に構成されている、接触領域定義論理回路とを含むコン
    ピュータ・システム。
  10. 【請求項10】前記CPUに関連し、タッチパッドの表
    面への接触に応じて、座標式装置の接触領域の領域ID
    を決定するように構成されている領域ID論理回路をさ
    らに含むことを特徴とする、請求項9に記載のコンピュ
    ータ・システム。
  11. 【請求項11】前記領域定義論理回路が、タッチパッド
    表面の少なくとも1つの空領域への接触が少なくとも1
    つのアプリケーション・プログラムに送られないことを
    特徴とする、接触表面の少なくとも1つの空領域を定義
    できることをさらに特徴とする、請求項9に記載のコン
    ピュータ・システム。
  12. 【請求項12】少なくとも1つのアプリケーション・プ
    ログラムからの入力に応じて、前記領域定義ルーチンへ
    の入力の単位を変更するように構成されているタッチパ
    ッド・マッピング単位論理回路をさらに含むことを特徴
    とする、請求項9に記載のコンピュータ・システム。
  13. 【請求項13】前記接触領域定義論理回路が、前記CP
    Uと回路連絡状態になっている回路を含むことを特徴と
    する、請求項9に記載のコンピュータ・システム。
  14. 【請求項14】前記接触領域定義論理回路が、前記CP
    U上で実行するための実行可能コードを含むことを特徴
    とする、請求項9に記載のコンピュータ・システム。
  15. 【請求項15】中央演算処理装置(CPU)と、前記C
    PUと回路連絡状態になっており、接触感応表面を有す
    る不透明座標式入力装置を前記CPUに電気的にインタ
    フェース接続するための周辺インタフェース回路とを有
    するコンピュータ・システムにおいて、 (a)座標式装置の少なくとも1つの領域を定義し、C
    PU上で実行される少なくとも1つのアプリケーション
    ・プログラムからの入力に応じて、その領域を1つの領
    域IDに関連付けるように構成されている、領域定義ル
    ーチンと、 (b)周辺インタフェース回路から座標式データを獲得
    するように構成されている、タッチパッド・インタフェ
    ース・ルーチンと、 (c)表面への接触に応じて、座標式装置の1つの領域
    の領域IDを決定するように構成されている、領域ID
    ルーチンと、 (d)決定した領域IDを少なくとも1つのアプリケー
    ション・プログラムに送るように構成されている、領域
    ID連絡ルーチンとを含むオペレーティング・システム
    を実行する方法。
  16. 【請求項16】(a)前記領域定義ルーチンが、タッチ
    パッド表面の少なくとも1つの空領域への接触が少なく
    とも1つのアプリケーション・プログラムに送られない
    ことを特徴とする、接触表面の少なくとも1つの空領域
    を定義できることをさらに特徴とし、 (b)前記領域ID連絡ルーチンが、少なくとも1つの
    空領域への接触を少なくとも1つのアプリケーション・
    プログラムに送らないことをさらに特徴とすることを特
    徴とする、請求項15に記載のオペレーティング・シス
    テムを実行する方法。
  17. 【請求項17】少なくとも1つのアプリケーション・プ
    ログラムからの入力に応じて、前記領域定義ルーチンへ
    の入力の単位を変更するように構成されているタッチパ
    ッド・マッピング単位ルーチンをさらに含むことを特徴
    とする、請求項15に記載のオペレーティング・システ
    ムを実行する方法。
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