JPH08339340A - コンピュータ装置及びそのリセット方法 - Google Patents

コンピュータ装置及びそのリセット方法

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JPH08339340A
JPH08339340A JP8113525A JP11352596A JPH08339340A JP H08339340 A JPH08339340 A JP H08339340A JP 8113525 A JP8113525 A JP 8113525A JP 11352596 A JP11352596 A JP 11352596A JP H08339340 A JPH08339340 A JP H08339340A
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cpu
interface
memory
computer
circuit
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JP8113525A
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Allan Strosman James
ジェームズ・アラン・ストロスマン
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International Business Machines Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンピュータ装置をマニュアルで物理的にリ
セットすることなくシステム・リセットを実行できるよ
うにするコンピュータ装置を提供すること。 【解決手段】 コンピュータ装置は、CPU(中央処理
装置)、取り外し可能なメモリ回路、I/Oコプロセッ
サ、入力デバイス、並びにシステム・マネジメント・ア
イコン、システム・マネジメント・メニュー、及びポイ
ンティング・アイコンを持つシステム・マネージャを含
む。システム・マネジメント・メニューは、アプリケー
ション・プログラムをリスタートするオプション、コン
ピュータ装置をリセットするオプション、コンピュータ
装置を物理的にリセットせずに新しいカートリッジをセ
ットするオプション、またメニューを終了するオプショ
ンをユーザに提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的にはカート
リッジ・ベースのコンピュータ装置に関し、特にカート
リッジ・ベースのコンピュータ装置の、アイコンをベー
スにしたリセットに関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオ・グラフィック・コンピュータ装
置は周知の通り一般的な民生品である。代表的な装置
は、ゲーム等のアプリケーションの画像を表示する普通
のテレビ受像機に接続されるデータ処理装置を含む。デ
ータ処理装置は、普通はカートリッジの形にパッケージ
されたROM(読出し専用メモリ)から制御用ソフトウ
ェアを受信する。カートリッジは取り外しできるように
データ処理装置に装着される。アプリケーションを実行
するため制御用ソフトウェアによって用いられる位置情
報をプレーヤが入力できるように、マウス、ジョイステ
ィック、タッチパッド、タッチスクリーン、スイッチ・
パッド、ライト・ガン等のポインティング・デバイスが
少なくとも1つはデータ処理装置に接続される。
【0003】通常、データ処理装置は、CPU(中央処
理装置)1個とこれに関連するRAM(ランダム・アク
セス・メモリ)やブートROM(ブートストラップ読出
し専用メモリ)を含む揮発性、不揮発性のメモリ、テレ
ビ(RFビデオ)信号ジェネレータ、及び各種ポインテ
ィング・デバイスとインタフェースをとるI/O(入出
力)プロセッサを持つ。このようなシステムの大きな特
徴として、これらの構成要素をまとめて接続するために
マザーボードまたはシステム・プレーナが用いられる。
【0004】ジョイスティックは、方向データをコンピ
ュータ装置に入力するための方向性ポインティング・デ
バイスである。普通ジョイスティックは、ベースと細長
い「スティック」から構成され、スティックは通常はユ
ーザの手によって握られる。普通このスティックは、ベ
ース側のある点を中心に旋回し、ベースに対して垂直な
デフォルト位置を持つ。デフォルトの垂直位置から離れ
たスティックの旋回運動は、スティックをデフォルトの
垂直位置から離隔するのに必要な方向でのベースに対し
て平行な方向入力と解釈される。通常、スティックの上
部にボタンが置かれる。ボタンとスティックに関連した
スイッチを閉じるイベントは、コンピュータ装置で実行
されているアプリケーションのための制御入力として用
いられる。またジョイスティックは普通、スイッチや他
の「閉じる」型の入力デバイスとのみ組合わせられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】市販のビデオ・グラフ
ィック・コンピュータ装置はこれまで、システムをリセ
ットするためにユーザが物理的に手を加える必要がある
ように設計されてきた。リセットが望ましいと考えられ
る条件には、プログラム・メモリ・カートリッジの変更
等がある。このようなコンピュータ装置はしかし、リセ
ット、リスタート及び別のプログラム・カートリッジの
選択を、ソフトウェア制御により行う機能が欠けてい
た。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に従って、プログ
ラム・メモリ・カートリッジをベースにしたコンピュー
タ装置用の「システム・マネージャ」が提供される。シ
ステム・マネージャはシステム・マネジメント・アイコ
ン、システム・マネジメント・メニュー及び移動可能な
ポインティング・アイコンを含む。ユーザはシステム・
マネジメント・アイコンにより、移動可能なポインティ
ング・アイコンを通してシステム・マネジメント・メニ
ューにアクセスできる。システム・マネジメント・メニ
ューが表示されると、移動可能なポインティング・アイ
コンがユーザによって用いられ、複数の「システム・マ
ネジメント・オプション」から選択が行われる。ここで
ユーザは、コンピュータ装置のオペレーティング・シス
テムをアプリケーション・プログラム内から効率よくコ
ントロールできる。
【0007】システム・マネジメント・メニューにはオ
プションとして、「ゲームのリスタート」、「システム
のリセット」、「新規カートリッジ」及び「メニュー終
了」がある。システム・マネジメント・メニューは、
「ウィンドウ」と似ており、アクティブなときだけ表示
できる。またシステム・マネジメント・メニューは表示
画面のどこにでも表示でき、常にフォアグラウンドに表
示される。
【0008】ユーザはシステム・マネージャを通して、
特に、物理的に手を加えることなくリセット、リスター
トまたは別のプログラム・メモリ・カートリッジの選択
が行える。ユーザはただシステム・マネジメント・メニ
ューから、コンピュータ装置のオペレーティング・シス
テムに実行させたい目的のオプションを選択するだけで
よい。
【0009】本発明の目的は、ユーザによって開始され
るシステム・リセットを行うためにユーザによるマニュ
アル操作を必要としないコンピュータ装置を提供するこ
とである。
【0010】本発明の他の目的は、ユーザがアプリケー
ション・プログラム内からコンピュータ装置のオペレー
ティング・システムをコントロールできるようにするこ
とである。
【0011】本発明の利点は、上記を含めて、本発明の
詳細な説明から明確になろう。
【0012】
【発明の実施の形態】
【数1】 は以降バーXと記載する。
【0013】図1、図2を参照する。本発明のコンピュ
ータ・システム10が示してある。システム10は、図
1の通り、プログラム・カートリッジ14が取り外し可
能に接続されたデータ処理装置12で構成される。デー
タ処理装置12にはまた標準テレビ受像機(TV)1
6、及びタッチパッド19と2本のジョイスティック2
0a、20bを持つ入力デバイス18が接続される。入
力デバイス18はデータ処理装置12に、タッチパッド
19上のスタイラス21の動きに対応した方向座標型デ
ータを送る。また、入力デバイス18はデータ処理装置
12に、ジョイスティック20a、20bの動きに対応
した方向型データを送る。図1には示していないが、標
準TV16は、複合ビデオ信号を受信するスピーカ対と
表示装置に置き換えてもよい。入力デバイス18は、シ
リアル・データ・リンク22によりデータ処理装置12
に接続する。TV16はRFビデオ・リンク24により
データ処理装置12に接続する。
【0014】カートリッジ14は、カートリッジ・コネ
クタ28に接続し、よってカートリッジ14内のデバイ
スをデータ処理装置12内のデバイスに電気的に接続す
るエッジ・カード・コネクタ26を持つ。
【0015】処理装置12は、SYSTEM(システ
ム)バス31が関連づけられたCPU(中央処理装置)
30、A/V(オーディオ/ビデオ)コントローラ/コ
プロセッサ32、SYSTEMバス31からA/Vコン
トローラ/コプロセッサ32によって生成されるSYS
TEM'バス34に接続されるシステム・メモリ33、
第1及び第2のデコーダ・チップ(図示なし)、I/O
コプロセッサ36、2つのカートリッジ・コネクタ(1
つは28、もう1つは図示なし)、及び拡張コネクタ3
9で構成される。これらのデバイスは各図に示すように
回路内通信を行うよう接続される。追加回路28は図2
に示しており、図2に関する本文で詳しく述べる。
【0016】CPU30は、周知の通りDATA(デー
タ)バス、ADDRESS(アドレス)バス、CONT
ROL(制御)バスを含む複数のバスを生成する。これ
ら3つのバスはまとめてSYSTEMバス31と呼ばれ
る。好適な実施例の場合、CPU30はIntel 80376で
ある。80376はIntel 80386SXのバリエーションであり周
知の通りである。80376が80386SXと異なる点として、80
376は16ビット・モードではなく32ビット・モード
で起動する。具体的には、CR0レジスタは0011H(001
1は16進数)状態にされ、ビット0は論理1にされる
ので、376は実質的に32ビット・メモリ・モードで
動作する。ページングが有効になり仮想386動作が可
能になる。
【0017】A/Vコントローラ/コプロセッサ32
は、SYSTEMバス31から予備の3つの汎用I/O
デコーダ・ライン(GPIO1、GPIO2、GPIO
3)を生成する。各デコーダ・ラインは32ビットのI
/Oアドレス範囲を提供する。汎用デコーダは、A/V
コントローラ/コプロセッサ32の外部のデバイスにア
クティブLOWの3つのチップ・イネーブルを与えるの
に使用できる。汎用デコーダは、データ処理装置12で
は、I/Oコプロセッサ36(GPIO1)と2つのカ
ートリッジ・コネクタ(GPIO2とGPIO3)への
アドレス範囲をデコードするのに用いられる。A/Vコ
ントローラ/コプロセッサ32の他の回路については以
下で説明する。
【0018】システム・メモリ33は、スクリーンRA
M、システムRAM及びブートストラップROM(全て
図示なし)で構成される。オンボードのスクリーンRA
MとシステムRAMは1メガバイトの32ビットDRA
Mである。適切なDRAMは256キロバイト×16ビ
ットのメモリ・チップのペアで32ビットのメモリを提
供するよう設定されたToshiba TCS14170BJである。CP
U30のアドレス空間の1部は、A/Vコントローラ/
コプロセッサ32内の複数の8ビット・レジスタにデコ
ードされる。内部位置は全て偶数アドレス境界にある。
ワード幅のI/O読出しと書込みが適宜実行できる。こ
の実施例の場合、バイト幅の書込みはワード幅のレジス
タでは実行できず、I/Oサイクルで奇数アドレスにア
クセスすることはできない。
【0019】ブートストラップROMは常に16ビット
幅である。ブートストラップROMは、多くのメーカが
生産している2個のEPROM(消去可能なプログラマ
ブル読出し専用メモリ)27C512で構成され、12
8KのブートストラップROMになる。リセットに続い
て、ROMと内部メモリを含むF20000HからFF
FFFFHの1メガバイトのウィンドウが16メガバイ
トのアドレス範囲全体で繰り返される。
【0020】システム・メモリ33は複数のデバイス間
で共有される。A/Vコントローラ/コプロセッサ32
はシステム・メモリのアービトレータであり、従ってS
YSTEMバス31はA/Vコントローラ/コプロセッ
サ32によってSYSTEM'バス34(DATA'バ
ス、ADDRESS'バス及びCONTROL'バスで構
成される−全て図示なし)に変更される。従ってシステ
ム・メモリ33はSYSTEM'バス34によりアクセ
スされる。
【0021】I/Oコプロセッサ36は、CPU30と
入力デバイス18や、キーボード(図示なし)、コント
ローラ(図示なし)、マウス(図示なし)、プリンタ
(図示なし)等のオプションのデバイスを含めた数多く
の入力デバイスとのインタフェースをとる。好適な実施
例では、I/Oコプロセッサ36は2MHzで動作する
MotorolaのプリプログラムドMC68HC705C(以
下"68HC705")である。68HC705のI/O
コプロセッサ36は、68HC705を周辺デバイスと
設定することでCPU30とインタフェースがとられ
る。つまり、1)DATAバスのD0乃至D7にPA0
乃至PA7が接続され、2)CONTROLバスとAD
DRESSバスのGPIO1(以下で説明するように、
A/Vコントローラ/コプロセッサ32によってデコー
ドされる32バイト・アドレス範囲)、A1、A2にP
B7、PB1、PB2がそれぞれ接続され、3)CON
TROLバスのADS、READY、W/RにPB3、
PB4、PB5がそれぞれ接続される。I/Oコプロセ
ッサ36はA/Vコントローラ/コプロセッサによって
デコードされ、I/O空間で4つの16ビット・アドレ
スを持つ(ここではAS0、AS2、AS4、AS
6)。
【0022】68HC705の内部のプログラムは以下
に述べるようにCPU30とインタフェースをとる。6
8HC705は、プロセッサ・バスに直接接続し、CP
U30へのI/Oポートとして動作するようになってい
る。各プロセッサ間でやりとりされるデータは、他方が
受信準備が出来るまで内部ラッチのペアによって保持さ
れる。各プロセッサへの状態ビットはデータ・ラッチの
状態を示す。それぞれ、状態ビットをチェックすること
によって、前のデータが読出されたかどうか、また新し
いデータが読出しを待っているかどうか指示できる。
【0023】I/Oコプロセッサ36は特に次に示す機
能を実現する。1)50msタイマ、2)入力デバイス
から通信パケットを受信するシリアル・コントローラ・
リンク、3)各カートリッジ・コネクタ内のカートリッ
ジ14の有無と、拡張コネクタ内の拡張デバイスやCD
ドライブの有無を確認するカートリッジ/拡張装置セン
ス、4)システム・リセット、及び5)I2C NVR
AM(不揮発性RAM)インタフェース。I/Oコプロ
セッサ36はまた、オプションのDSAコンパクト・デ
ィスクを制御するシリアル・ラインを実現し、オプショ
ンのCDデバイスとの通信を可能にする。
【0024】50msタイマは、68HC705のI/
Oコプロセッサ36のウォッチドッグ・タイマを、定期
的50ミリ秒間隔で終了するよう設定することで実現さ
れる。I/Oコプロセッサ36は、ウォッチドッグ・タ
イマが終了する度に、A/Vコントローラ/コプロセッ
サ32のアナログ割込み0(AI0)でCPU30に割
込みをかける(A/Vコントローラ/コプロセッサは、
I/OコプロセッサがAI0をLOWにすることに応答
してIRQラインを通してCPUに割込みをかける)。
CPUはバイト0F0Hまたはバイト00HをI/Oポ
ートAS0に書込むことによって50msタイマをそれ
ぞれ有効、無効にする。タイマはデフォルトでは有効で
ある。
【0025】A/Vコントローラ/コプロセッサは、C
PUの割込み確認サイクルの間に、割込み処理ルーチン
のアドレスをアサートする。割込み処理ルーチンにより
CPUがI/Oコプロセッサに対応した16ビットI/
OポートAS0から1バイト以上を読取る。A/Vコン
トローラ/コプロセッサ32はI/OポートAS0が読
取られる度に、I/Oコプロセッサ36を選択する。こ
れによりCPU30とI/Oコプロセッサ36の間のデ
ータ転送が可能になる。
【0026】I/Oコプロセッサ36は常に1バイトを
50msの割込みに応答してCPUに転送させる。この
バイトの下位ニブルは、最後の割込み確認サイクル以降
の50msタイマの終了回数を格納し、このバイトの上
位ニブルはCPUに転送されるI/Oデバイス・メッセ
ージ数を格納する。50msタイマが無効の場合、この
バイトの下位ニブルは0である。15を超えるメッセー
ジが受信された場合、上位ニブルで15が送られ、残り
のメッセージは次の転送時に送られる。この最初のバイ
トの内容により、CPUがI/Oコプロセッサ36から
後のバイトを読取ることがある。これはほとんどの場
合、入力デバイスからのデータのパケットである。通
常、入力デバイスはその状態が変化したときだけメッセ
ージを送る。従ってメッセージの転送頻度はかなり低く
なる。
【0027】入力デバイス18と他の入力デバイスは全
て、シリアル・データ・リンク22を通してI/Oコプ
ロセッサ36に接続される。個々の入力デバイス(入力
デバイス18等)は、制御デバイスの動きをシリアル・
リンク22で送るのに適したフォーマットに変換する。
入力デバイス18はシリアル・データ・リンク22を通
してデータ・パケットをシステム装置12に送る。以下
で述べるが、データ・パケットの構造は入力デバイスの
タイプにより異なる。座標型デバイス(マウス、アナロ
グ・ジョイスティック、タッチパッド等)は、スイッチ
を閉じるタイプのデバイス(キーボード、デジタル・ジ
ョイスティック、スイッチパッド等)とはデータ・パケ
ットの構造が異なる。
【0028】シリアル・コントローラ・リンク22は、
データ受信ライン、VCC(+5VDC)ライン、グラ
ウンド・ラインの3つのラインからなる。68HC70
5は、68HC705のPD0/RD1ピンを使ってシ
リアル・コントローラ・リンクのデータ受信ラインを実
現する。このピンは周知の非同期フォーマットを使用す
るシリアル・デバイスとのインタフェースとして用いら
れるようになっている。シリアル転送のフォーマット
は、毎秒4800ビット、パリティなし、8データ・ビ
ット、1ストップ・ビットである。代わりにクロック同
期フォーマットも使用できる。シリアル・コントローラ
・リンク22は、周知の6導体のミニDINプラグ・コ
ネクタ(図示なし)により外部デバイスに接続される。
入力デバイスはデイジ・チェーンにされ、従って1つの
デバイスがデータ処理装置12に物理的に接続される。
例えばポインティング・デバイスのいわゆるマウスがシ
ステム10に追加された場合、マウスは入力デバイス1
8に接続され、デバイス18は処理装置12に接続され
る。
【0029】カートリッジ・センスと拡張装置センス
は、各カートリッジ・コネクタまたは拡張コネクタでの
カートリッジ14の有無を調べるためのものであり、I
/Oコプロセッサ36によってカートリッジ・コネクタ
28のピンをポーリングすることによって実現される。
このピンは、システム・プレーナ上の適切なプルアップ
・レジスタ(図示なし)によって論理1にされ、カート
リッジ14が正しく接続されているとピンは論理0にさ
れる。従って、各カートリッジ・センスにおける1はカ
ートリッジ14の不在を示し、0はカートリッジ14の
存在を示す。同様に、拡張装置センスにおける1はオプ
ションのCDドライブ等の拡張デバイスの不在を、0は
拡張デバイスの存在を示す。
【0030】I/Oコプロセッサ36は、I2C NV
RAM(不揮発性RAM)インタフェースを実現して、
不揮発性システムRAMの512バイトの内容を読取
り、書込み、検査する。NVRAM(図示なし)はPhil
ips SemiconductorのPCF8594で構成され、I2
インタフェースを通してI/Oコプロセッサと回路通信
を行う。PCF8594を2つ以上カスケード型にして
NVRAM機能を拡張することもできる。NVRAMに
アクセスするのに3バイトのシーケンスが用いられる。
3バイトは全てI/OポートAS0を通してアクセスさ
れる。CPUによってI/Oコプロセッサに書込まれる
最初のバイトは転送が読出しか書込みかを示し、I/O
コプロセッサにセグメント・アドレスを与える。このバ
イトの下位ニブルは転送のタイプを示す。01HはNV
RAMからの書込み、02HはNVRAMからの読出し
を示す。このバイトの上位ニブルは、NVRAMの25
6バイト・セグメントに対応する4ビット・セグメント
番号である。NVRAMが512バイトであれば、下の
2つのセグメント(0と1)しか用いられない。読出し
と書込みの両方で次のバイトは同じである。次のバイト
はCPUによって書込まれ、セグメント内でアクセスさ
れているバイトのアドレスである。最後のバイトは、C
PUによってI/Oコプロセッサに書込まれるかそこか
ら読出され、NVRAMから読出されるかそこに書込ま
れるデータ・バイトである。
【0031】I/Oコプロセッサは他の形で実現するこ
ともできる。例えば3つの状態を持つ読出し可能なシフ
ト・レジスタであれば、シリアル・データ・リンク22
から情報を受信するのに適している。その場合、CPU
30は定期的にシフト・レジスタを読取り、入力デバイ
スからのデータ・パケットにアクセスする。
【0032】第1デコーダ・チップ(図示なし)は、C
PU30、A/Vコントローラ/コプロセッサ32及び
2つのカートリッジ・コネクタ28(一方は図示なし)
と電気回路通信を行う。第1デコーダ・チップは入力と
してSYSTEMバス31の2つの上位アドレス・ライ
ンを受入れ、80376のCPU30の16メガバイト
のアドレス空間を4つの4メガバイト領域にデコードす
る。この領域は3つのチップ・セレクト・ラインによっ
て表わされる。2つはカートリッジ・コネクタ28(一
方は図示なし)に、1つはA/Vコントローラ/コプロ
セッサ32に対する。上位4メガバイトと下位4メガバ
イトはA/Vコントローラ/コプロセッサのチップ・セ
レクトに、残り2つの4メガバイト領域は2つのカート
リッジ・コネクタのチップ・セレクトにデコードされ
る。
【0033】第2デコーダ・チップ(図示なし)は、拡
張コネクタ39のチップ・セレクトを実現するのに用い
られる。第2デコーダ・チップは、A/Vコントローラ
/コプロセッサ32及び拡張コネクタ39とSYSTE
M'バス34に沿って回路通信を行う。第2デコーダ・
チップにより、A/Vコントローラ/コプロセッサ32
はシステムROMの128KブロックをF20000Hからデ
コードできる。F40000H乃至FFFFFFHの範囲は、第2デコ
ーダ・チップによってデコードされ、拡張コネクタ39
によって用いられる。第2デコーダ・チップによってデ
コードされるROMのこのブロックは、拡張コネクタ3
9を通してシステム10にROMを追加するために用い
られる。
【0034】データ処理装置12はまた、対になったカ
ートリッジ・コネクタ(1つは28、もう1つは図示な
し)により、カートリッジ14をCPU30及び他のシ
ステム構成要素と回路通信を行うようにする。カートリ
ッジ14は、金めっきの62ピン(31本の導体が2
列)エッジ・カード・コネクタ26によりデータ処理装
置12のコネクタ28に接続される。処理装置12は2
つのカートリッジ・コネクタ28により、エッジ・カー
ド・コネクタ26のエッジ・カード接続部を受入れる。
カートリッジ14は、金めっきのエッジ・カード接続部
をコネクタ28の導体に合わせることで、処理装置12
に抜き差し可能に接続される。カートリッジ・コネクタ
28(一方は図示なし)により外部デバイスに伝えられ
る信号は、SYSTEMバス31信号、カートリッジ・
センス・ライン、電源、グラウンド、アナログ割込み1
または2(各カートリッジに一意の割込み)、GPIO
2または3(各カートリッジに一意のチップ・セレク
ト)、ロック・ライン(80376と80386SXの
SYSTEMバス31の代表的信号)、及び第1デコー
ダ・チップによって生成されるカートリッジ・セレクト
がある。オプションのCDドライブに接続する必要のあ
る信号は、カートリッジ・コネクタ28を通して外部デ
バイスに接続することもできる。
【0035】また、処理装置12には112ピン(56
ピン2列)のエッジ・カード拡張コネクタ39が1つあ
る。デバイスは拡張コネクタ39により、システム・メ
モリ33に追加でき、その他様々な機能を追加できる。
拡張コネクタ39に接続されたデバイスは、金めっきの
カード・エッジにより拡張コネクタに適合し、処理装置
12に抜き差し可能に接続される。拡張コネクタ39を
通して外部デバイスに伝えられる信号は、SYSTE
M'バス信号、拡張コネクタ39センス・ライン、パワ
ー、グラウンド、CASラインとRASライン及び第2
デコーダ・チップによって生成される拡張コネクタ39
セレクトがある。オプションのCDドライブに接続する
必要のある信号は、拡張コネクタ39を通して外部デバ
イスに接続することもできる。
【0036】プログラム・カートリッジ14はプログラ
ムROM40とデコーダ42で構成される。デコーダ4
2は処理装置12に作り込むこともできる。プログラム
ROM40は読出し専用メモリ・フォーマットでCPU
30上で実行するのに適したコードを格納する。バッテ
リ・バックアップ型RAM等、他のメモリ・タイプもカ
ートリッジ14の記憶デバイスとして使用できる。プロ
グラムROM40は、図1に示すようにCPU30と回
路通信を行う。
【0037】カートリッジ14内のアドレス・デコーダ
42は、周知の通り、ADDRESSバスの全幅をプロ
グラムROM40に適したメモリ範囲にデコードし、R
OM40に必要なチップ・セレクト信号44を生成す
る。アドレス・デコーダ42は、16V8 PAL(プ
ログラマブル・アレイ・ロジック)で実現される。PA
Lについては周知の通りであり、AMD社等多くのメー
カが生産している。デコーダ42が処理装置12に作り
込まれる場合、セレクト44はコネクタ26によってR
OM40に電気的に伝えられる。
【0038】ここで図2を参照する。図1の追加回路3
8がA/Vコントローラ/コプロセッサ35に接続され
ている。追加回路38は4つのデバイスで構成される。
ビデオDAC(デジタル/アナログ・コンバータ)5
0、NTSC/PAL(PALは周知の欧州テレビ信号
規格を指す)エンコーダ52、ADC/DAC/COD
EC(オーディオ・デジタル/アナログ・コンバータ/
アナログ/デジタル・コンバータ/コンプレッサ/デコ
ンプレッサ)54、及びRF変調器56である。それぞ
れ各図に示すように接続される。
【0039】オーディオ/ビデオ・コントローラ/コプ
ロセッサ(A/Vコントローラ/コプロセッサ)32の
電子回路は、ASIC(特定用途向け集積回路)として
知られる大きなカスタム・ロジック・チップ1個の中に
ほぼ収まる。ここに述べているようなA/Vコントロー
ラ/コプロセッサ32はMSU社より入手できる。A/
Vコントローラ/コプロセッサ32は、プロセッサ・イ
ンタフェース60、プロセッサ・キャッシュ62、メモ
リ・インタフェース/リフレッシュ64、ビデオ・コン
トローラ66、割込みコントローラ68、ビデオ・ブリ
ッタ70、オプションのCDブロック・デコーダ、DS
P(デジタル信号プロセッサ)74、及びDSPメモリ
76を含む。プロセッサ・インタフェース60、メモリ
・インタフェース/リフレッシュ64、及びビデオ・コ
ントローラ66はまとめてビデオ/メモリ・コントロー
ラ67と呼ばれる。システム・メモリ33、中央処理装
置30、及び他のデバイスはA/Vコントローラ/コプ
ロセッサ32の外部に位置する。
【0040】A/Vコントローラ/コプロセッサ32
は、SYSTEMバス31からSYSTEM'バス34
を生成することで、CPU30をシステム・メモリ33
から分離している。従って、SYSTEM'バス34は
各種デバイスをシステム・メモリ33に電気的に接続す
る。SYSTEM'バス34を共有するバス・マスタは
6つ考えられる。優先順位が高い順からメモリ・インタ
フェース/リフレッシュ64、ビデオ・コントローラ6
6、オプションのCDブロック・デコーダ(図示な
し)、DSP74、ブリッタ70、及びCPU30(プ
ロセッサ・インタフェース60を通して)である。バス
・マスタのうち1度にSYSTEM'バス34を制御で
きるのは1つだけである。ビデオ/メモリ・コントロー
ラ67内のアービトレータは、ここに述べているように
デバイスの変化する優先順位を制御し、A/Vコントロ
ーラ/コプロセッサ32内の全てのデバイスと電気回路
通信を行う。例えば、CPU30は割込みが発生するま
では全てのバス・マスタの中で優先順位が最も低い。従
ってアービトレータはCPUインタフェース60と割込
みコントローラ68の両方と回路通信を行う。
【0041】キャッシュ62は、CPU30のために命
令をプリフェッチするという意味でのキャッシュではな
く、プログラムの実行を高速化するため、変数、スタッ
ク、またはプログラム・コード用にCPU30によって
使用できるF14000H乃至F143FFHに位置する512×16
ビットのスタティックRAMである。
【0042】ビデオ/メモリ・コントローラ67(プロ
セッサ・インタフェース60、メモリ・インタフェース
/リフレッシュ64、ビデオ・コントローラ66)は、
周知の通り、SYSTEM'バス34を制御し、SYS
TEM'バス34に接続されたメモリ・デバイスにメモ
リ・タイミング信号(CAS、RAS、ライト・イネー
ブル等)を与える。ビデオ・ラインではバス・マスタの
動作を短期間保留して、ビデオ表示データをフェッチ
し、ダイナミックRAM(DRAM)をリフレッシュす
る。またCPU30とのインタフェースを制御する。
【0043】ビデオ・コントローラ66にはフレキシブ
ルなビデオ・タイミング・ジェネレータがあり、これを
プログラムして異なるTV規格やモニタに対応できる
(最大640×480のVGA規格)。A/Vコントロ
ーラ/コプロセッサの各種レジスタをセットすることに
よって正確なビデオ・フォーマットを制御できる。水平
期間、水平同期、水平ブランキング終了、水平ブランキ
ング開始、水平表示開始、水平表示終了、水平フェッチ
開始、水平フェッチ終了、水平垂直同期、垂直期間、垂
直同期、垂直ブランキング終了、垂直ブランキング開
始、垂直表示開始、垂直表示終了、ビデオ割込み及び光
ペンの各レジスタがある。ビデオ・コントローラ66で
は、ピクセル当たり4ビット、8ビット、16ビットと
3つの色解像度が得られる。画面のメモリ・マップはビ
デオ表示幅に結び付けられているのではなく独立して定
義される。
【0044】ビデオ/メモリ・コントローラ67は、8
0376のCPU30の16メガバイトのアドレス範囲
を次のメモリ・マップにデコードする。1MBのシステ
ムRAM(000000H乃至0FFFFFH)、第1カートリッジR
OM用4MB(400000乃至7FFFFFH)、第2カートリッ
ジROM用4MB(800000乃至BFFFFFH)、A/Vコン
トローラ/コプロセッサ用64KBの内部メモリ(F100
00H乃至F1FFFFH)、及び128KBブロックのシステム
RAM(FE0000H乃至FFFFFFH)。64キロバイトの内部
メモリはパレットRAM、ブリッタ・レジスタ及びDS
Pのレジスタとメモリで構成される。パレット・アドレ
ス範囲について先に述べた。ブリッタ・レジスタはF104
00H乃至F107FFHの範囲から拡張され、DSPメモリはF1
0800H乃至F18000Hの範囲から拡張される。
【0045】オプションのCDドライブがシステムに追
加された場合、別に1MBのシステムRAM(100000H
乃至1FFFFFH)とCDドライブ用128KB(FC0000H乃
至FDFFFFH)の領域がメモリ・マップに追加される。
【0046】割込みコントローラ68は6つの内部割込
みとCPU30のインタフェースをとる。ビデオ割込み
(優先順位が最も高い)、アナログ割込み0(AI
0)、アナログ割込み1(AI1)、アナログ割込み2
(AI2)、CDブロック・デコーダ割込み及びDSP
割込み(優先順位が最も低い)である。割込みコントロ
ーラは、CPU30が割込み確認サイクルを実行すると
き割込みを自動的にクリアする。割込みそれぞれにマス
ク・ビットが使用できる。
【0047】ブリッタ70は、画面更新とアニメーショ
ンを高速化するグラフィック・プロセッサで、CPU3
0またはDSP74のハードウェア・グラフィック・サ
ブルーチンとして動作する。CPU30及びDSP74
によってメモリに書込まれたコマンドを実行する。シス
テム・メモリ33から新しいコマンド・セットを読出す
ことによって任意に長いシーケンスのグラフィック操作
を実行できる。ブリッタ・プログラム動作を通してバス
・マスタになり、従ってSYSTEM'バス34の排他
的制御を長い期間得ることができる。しかしCPU30
に対するその優先順位は絶対ではない。割込みが発生し
たときにSYSTEM'バス34をCPU30に譲るこ
とを要求できる。CPU30はシステム・レベルで最も
優先順位の低いバス・マスタであるが、他のハードウェ
アを完全に制御できるので、SYSTEM'バス34の
使用は完全にCPU30のプログラム制御下にある。
【0048】ブリッタ70は、汎用比較器によりインテ
リジェントなブリット動作を可能にし、LFU(論理関
数ユニット)により出力データを生成する。LFUはデ
ータ・レジスタの内容をいくつかの有益な方法で組合わ
せて、出力データを生成でき、比較器はデータに対して
ある比較を行なって書込み動作を禁止し、オプションで
ブリッタ動作を停止することができる。
【0049】LFUが生成した出力データは、システム
・メモリ33内の宛先に書込まれる。LFUはソースと
宛先のレジスタ・ピクセルのどのような論理的組合わせ
も実行できる。「ソース・データ・ピクセル」は、ソー
ス・データ・レジスタからかまたはデータ・パターン・
データ・レジスタから選択できる。LFUは、データ・
レジスタからの2組の入力データの4つのブール極小項
(A&B、バーA&B、A&バーB、及びバーA&バー
B)からいずれかを選択し、選択された2つの極小項の
論理和を生成する。これにより入力データのどのような
論理的組合わせも可能になり、16の機能が考えられ
る。
【0050】比較器は、ソース、宛先、パターンの各デ
ータ・レジスタにあるデータに対して様々な比較が行え
る。その比較条件が満足されると禁止信号を出力する。
禁止信号は書込み動作を禁止するため、またオプション
でブリット動作を停止するために用いられる。比較器は
また、ピクセル面効果を与え、透明な色を与え(衝突検
出とシステム・メモリ33の検索動作用)、文字ペイン
トの補助としても使用できる。
【0051】DSP74は、音声合成用のシンプルで極
めて高速なプロセッサで、最大33MIPs(毎秒33
00万命令)で動作する。DSP DMAコントローラ
(図示なし)を通してSYSTEM'バス34にアクセ
スできる。このコントローラによりバイトまたはワード
をシステム・メモリ33との間で読み書きできる。この
転送は短いバーストで行われ、DSPプログラム制御下
にある。DSP74は実際にプログラムを実行し、デー
タをその専用の高速メモリ76に格納する。
【0052】DSP74オーディオ・コプロセッサは汎
用演算コプロセッサで、高性能音楽シンセサイザを実現
するのに充分なパワーを持つ。16ビット精度のステレ
オ・オーディオ信号を生成するためのシリアル同期出力
が得られ、コンパクト・ディスク技術レベルの音質が得
られる。DSP74は、ホストCPU30からマイクロ
プログラムでき、命令セットはユーザがデバイスをプロ
グラムして、「音楽シンセサイザ」のものとはかなり異
なる多くの機能を実現するのに充分な柔軟性を持つ。こ
のようなアプリケーションとして、アルゴリズムによる
音声生成、高速フーリエ変換の手法を用いた音声分析、
3次元グラフィックの回転等がある。DSP74は、デ
ータ・スループットを最大にするため「ハーバード」ア
ーキテクチャ(プログラム・バスとデータ・バスが分け
られる)を用いる。DSP74には、ハードウェア16
ビット×16ビットの乗算/累算並びに加算、減算、論
理演算を特徴とするALU(算術論理演算ユニット)が
ある。また別にシリアル除算ユニットがあり、ティック
当たり1商ビットを生成する。
【0053】DSP74内のALUは16ビット算術論
理演算ユニットで、周知のTexas Instruments 74181と
同じ機能を持つ。一般的な算術演算は命令としてエンコ
ードされ、一般的でない命令は、汎用算術命令(GA
I)でALUモード・ビットを直接セットアップするこ
とで実行できる。
【0054】DSP74にはDSPメモリ76が関連づ
けられる。DSPメモリ76はプログラムRAM、デー
タRAM、レジスタ/定数テーブル、サインROM(全
て図示なし)で構成される。DSPメモリ76は一般に
はDSPの内部アドレス空間及びシステム・メモリ33
のアドレス空間の両方でアクセスできる。DSPプログ
ラムRAMは512個の18ビット・ワードである。こ
れらの位置は、CPU30によってしか書込めず、DS
P74に関する限りはプログラム読出し専用である。プ
ログラムRAMはDSP内部アドレス空間には現われな
い。プログラムRAMは、DSP74が実行中にはホス
トからアクセスはできないが、DSPが休止中はアクセ
スできる。
【0055】DSP74にはまた、シリアル・オーディ
オDAC(デジタル/アナログ・コンバータ)インタフ
ェースがある。DSP74は、シリアルDACインタフ
ェースにより、同期シリアル(I2Sまたは類似の)D
ACをドライブし、CDドライブ等の同期シリアル・デ
ータ・ソースからデータを入力することができる。
【0056】A/Vコントローラ/コプロセッサ32の
ビデオ・コントローラ66は外部ビデオDAC50に接
続する。DAC50は周知の通り、ビデオ・コントロー
ラ66からの18ビットのピクセル情報78(赤、緑、
青それぞれ6ビット)をRGB信号80に変換する。ビ
デオDAC50の色チャネル(R 80a、G 80
b、B 80c)はR2R抵抗ツリーと2N2222ト
ランジスタで実現される(図3参照)。図3のデバイス
は図示の通り回路通信を行う。図3の抵抗86a乃至8
6jは全て0.25ワットの抵抗で値は図に示す通り、
許容差は5%以内である。トランジスタ88は2N22
22である。
【0057】再び図2を参照する。RGB信号80はN
TSC/PALエンコーダ52によってNTSC複合ビ
デオ信号90に変換される。NTSC/PALエンコー
ダ52は、A/Vコントローラ/コプロセッサ32のビ
デオ・コントローラ66によって生成されたクロマ・ク
ロック92、HSYNC、VSYNCの信号94、及び
ビデオDAC50によって生成された赤80a、緑80
b、青80cのビデオ出力を受入れ、周知のNTSCま
たはベースバンドのビデオ・フォーマットで複合ビデオ
信号90を生成する。また、周知のPAL(欧州テレビ
信号規格)フォーマットも生成できる。複合ビデオ信号
90は、周知のようにRCAタイプのメス型フォノ・ジ
ャック(図示なし)1個で外部デバイスに接続される。
好適な実施例の場合、NTSC/PALエンコーダ52
はSony XCA1145で、Motorola MC1377も使用できる。
【0058】オーディオADC/DAC/CODEC5
4は、周知のPhilips I2Sプロトコルに準拠したシリ
アル・リンク96でDSP74にリンクされる。ADC
/DAC/CODEC54はアナログ・データをデジタ
ル・データに、またその逆に変換し、デジタル・データ
の圧縮、圧縮解除を行う。ADC/DAC/CODEC
54は、オプションのマイクからの外部ステレオ・アナ
ログ・データ97a、97bとA/Vコントローラ/コ
プロセッサ32のインタフェースをとる。オーディオ入
力データ97a、97bは1/4"(約6.35mm)
の標準ステレオ・コネクタで外部デバイスと接続され
る。オーディオADC/DAC/CODEC54はま
た、左右のオーディオ・ライン出力信号98a、98b
を生成することによってA/Vコントローラ/コプロセ
ッサからのデジタル・データと外部デバイスのインタフ
ェースをとる。これらの信号98a、98bは周知の通
り、RCAメス型フォノ・ジャック2個でオプションの
スピーカ(図示なし)等の外部デバイスに接続される。
以下に述べるがオーディオ・ライン信号98a、98b
はまたRFビデオ信号22に追加される。
【0059】ADC/DAC/CODEC54は、好適
な実施例ではCrystal SemiconductorのCS4216で
ある。この部品はマイク入力(プログラマブル・ゲイン
を含む)及び、プログラマブル・アテニュエータで出力
を格納する。ゲインと減衰はいずれもDSP74によっ
てプログラマブルに制御される。
【0060】ADC/DAC/CODEC54はPhilip
sのTDA1311 DACに替えてもよい。このチッ
プが用いられる場合、ADCとCODECの機能は利用
できない。
【0061】RF変調器56は、NTSC/PALエン
コーダ52からの複合ビデオ信号90と、ADC/DA
C/CODEC54からの左右のオーディオ・ライン出
力信号98a、98bを搬送波周波数にマージして、T
V16に直接入力するのに適したRFビデオ信号22を
生成する。異なるPAL(欧州テレビ信号規格)やNT
SCのフォーマットを生成するには別のRF変調器と水
晶を使用しなければならない。RFビデオ信号22は、
周知のようにFメス型同軸コネクタ1個で外部デバイス
に接続される。
【0062】システム・リセットは、A/Vコントロー
ラ/コプロセッサ32のリセット信号に対する制御をI
/Oコプロセッサ36に与えることによって実現され
る。A/Vコントローラ/コプロセッサ32はCPU3
0のリセット信号を制御する。CPU30はシステム1
0をリセットするようにI/Oコプロセッサ36に指示
することができる。そのためI/OコプロセッサにA/
Vコントローラ/コプロセッサをリセットさせる。A/
Vコントローラ/コプロセッサはCPU30をリセット
する。CPUはバイト0FFHをI/OポートAS0に
書込むことによってI/Oコプロセッサにシステム・リ
セットを生成させる。またI/Oコプロセッサ36は、
オプションのシステム用リセット・スイッチ(図示な
し)をモニタし、スイッチを閉じる操作を検出したとき
システムをリセットする。
【0063】図4を参照する。システム・ディスプレイ
16に表示できるタイプの画面200が示してある。図
4にはまた、システム・マネジメント・アイコン、移動
可能なポインティング・アイコン204、及び再配置可
能な「システム・マネジメント・メニュー」206と
「システム・マネジメント・オプション」208乃至2
14が示してある。図の例でシステム・マネジメント・
アイコンは「停止記号」として示してあるが、「終了記
号」等の他の記号であってもよい。システム・マネジメ
ント・アイコン202は、「システム・マネジメント・
メニュー」をユーザが選択した後に呼出して表示する機
能を持つ。また図の例ではシステム・マネジメント・ア
イコン202が画面のフォアグラウンドに置かれてお
り、ユーザはこれを常に利用できる。
【0064】システム・マネジメント・メニュー206
のオプションは、「ゲームのリスタート」208、「シ
ステムのリセット」210、「新規カートリッジ」21
2、及び「メニュー終了」214である。システム・マ
ネジメント・メニュー206は「ウィンドウ」に似てお
り、アクティブなときだけ表示可能である。またシステ
ム・マネジメント・メニューは画面200のどこにあっ
てもよく、常にフォアグラウンドに表示される。
【0065】移動可能なポインティング・アイコン20
4が手の記号で示してあるが、矢印、ロケット等、適切
であれば他の記号や形状のものでよい。移動可能なポイ
ンティング・アイコン204は、ユーザがシステム・マ
ネジメント・アイコン202に、従ってシステム・マネ
ジメント・メニュー206にアクセスしたいときに生成
される。図の例では、ユーザは例えば「リセット・ボタ
ン」等を押すことによって制御イベントを生成して、ユ
ーザがシステム・マネージャにアクセスしたいことをシ
ステム10に知らせる必要がある。制御イベントを生成
しなければならないのは、ゲーム等、ある種のアプリケ
ーションでは、画面200の全体が必要であり、従って
ユーザがシステム・マネジメント・アイコンに直接アク
セスできるようにすることは望ましくなくなるからであ
る。そのような場合にはシステム・マネジメント・アイ
コン202を画面から隠し、アクセスが求められている
ことを示す制御イベントをユーザが生成したときだけ表
示されるようにすることができる。
【0066】また別のアプリケーション・プログラムで
は、システム・マネジメント・アイコン202を画面2
00上に常に維持でき、ユーザが制御イベントを生成せ
ずにアクセスできる。そのような場合、アプリケーショ
ン・プログラムの通常のポインティング・アイコン(す
なわちゲームのキャラクタや記号)を使ってシステム・
マネジメント・アイコンを選択し、またシステム・マネ
ジメント・メニューから選択することもできる。
【0067】システム・マネジメント・アイコン20
2、システム・マネジメント・メニュー206、及び移
動可能なポインティング・アイコン204はシステム・
マネージャとのインタフェースをなす。ユーザはシステ
ム・マネジメント・アイコン202により、移動可能な
ポインティング・アイコン204を通してシステム・マ
ネジメント・メニュー206にアクセスできる。システ
ム・マネジメント・メニュー206が表示されると、ユ
ーザによって移動可能なポインティング・アイコン20
4が用いられ、複数のシステム・マネジメント・オプシ
ョン208乃至214から選択が行われる。これでユー
ザはコンピュータ装置10のオペレーティング・システ
ムをアプリケーション・プログラム内から効率よく制御
できる。
【0068】ここで図5を参照する。システム・マネジ
メント・ルーチンの流れ図が示してある。ルーチンはス
テップ300の「電源オン」からスタートしてステップ
302に進む。電源オンの後、ステップ302でディス
プレイ16にシステム・マネジメント・メニュー206
が表示され、ステップ304でシステム・マネジメント
・メニュー206からのユーザの選択が待機される。ユ
ーザの選択は、ユーザが移動可能なポインティング・ア
イコン204を目的の選択肢に合わせ、「クリック」す
るかボタンを押すことで行われる。
【0069】ユーザが「ゲームのリスタート」を選択し
た場合(ステップ306)、ルーチンはステップ308
に進み、そこでCPU30が、ステップ308で現在実
行されているアプリケーション・プログラム(すなわち
ゲーム)の最初の命令にジャンプするよう指示される。
ユーザが「ゲームのリスタート」を選択しない場合はル
ーチンはステップ310に進む。
【0070】ユーザが「システムのリセット」を選択し
た場合(ステップ310)、ルーチンはステップ312
に進み、そこでCPU30はシステム・リセット信号を
生成する。これによりI/Oプロセッサ36はコンピュ
ータ装置10をリセットするよう指示される。I/Oプ
ロセッサ36はI/OポートAS0に対してCPUによ
って生成されたリセット信号によりコンピュータ装置の
リセットを制御する。ユーザが「システムのリセット」
を選択しなかった場合、ルーチンはステップ614に進
む。
【0071】ユーザが「新規カートリッジ」を選択する
と(ステップ314)、ルーチンはステップ316に進
み、そこでCPU30の動作に割込みがかかる。CPU
30はここでカートリッジ・センス信号と拡張装置セン
ス信号をモニタし、プログラム・メモリ・カートリッジ
14の有無や変更を確認する(ステップ320)。新し
いプログラム・メモリ・カートリッジが検出されると、
ルーチンはステップ302にジャンプしてまたシステム
・マネジメント・メニュー206をディスプレイ16に
表示する。ユーザが「新規カートリッジ」を選択した後
で、プログラム・メモリ・カートリッジを変更したくな
い場合は、ユーザは入力デバイス18によりコンピュー
タ装置10に入力を送るだけで、ルーチンがステップ3
04にジャンプし、ユーザが別の選択ができるようにす
る。
【0072】ユーザが「メニュー終了」を選択すると
(ステップ318)、ルーチンはステップ322に進
み、アプリケーション・プログラムは通常動作を続け
る。通常動作の一環として、アプリケーション・プログ
ラムはCPU30やI/Oプロセッサに制御イベントが
発生するかどうかI/Oデータをモニタするよう継続的
に指示する。制御イベントは所定データ入力(リセット
・ボタン等)と定義でき、ユーザがシステム・マネージ
ャをアクティブにしたいことを示す。制御イベントが発
生するとルーチンはステップ302にジャンプし、そこ
でプログラムの実行は保留され、システム・マネジメン
ト・メニュー206がディスプレイ16に表示される。
先に述べた通り、ユーザはここで、システム・マネジメ
ント・メニュー206に表示されたオプションから選択
を行うことができる。
【0073】本発明について、実施例によって説明し、
実施例はかなり詳しく説明してきたが、特許請求の範囲
をこのような詳細に制限する意図はない。当業者には他
の利点や変形例が容易に把握できよう。例えばシステム
・マネジメント・メニューで複数のカートリッジが選択
できるようにすることもできる。従って本発明は広い体
例に制限されない。よって、本発明の一般的な発明の概
念の主旨または範囲から逸脱することなく、このような
詳細な内容から逸脱することは可能である。
【0074】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【0075】(1)a)CPU(中央処理装置)と、 b)アプリケーション・プログラムを持ち、上記CPU
と回路通信を行う取り外し可能なメモリ回路と、 c)上記CPU及び上記メモリと回路通信を行って、ビ
デオ表示装置に表示される可視画像に対応した電気信号
を生成するビデオ回路と、 d)上記CPUと回路通信を行って外部デバイスからの
信号と上記CPUのインタフェースをとる周辺インタフ
ェース回路と、 e)上記コンピュータ装置の動作を制御するシステム・
マネージャ・インタフェースと、を含む、上記コンピュ
ータ装置。 (2)上記システム・マネージャ・インタフェースは選
択可能なアイコンを含み、上記アイコンは上記ビデオ表
示装置に表示可能な、上記(1)記載のコンピュータ装
置。 (3)上記システム・マネージャ・インタフェースは選
択可能なメニューを含み、上記メニューは上記ビデオ表
示装置に表示可能な、上記(1)記載のコンピュータ装
置。 (4)上記選択可能なメニューは、上記コンピュータ装
置をリセットするオプションを含む、上記(3)記載の
コンピュータ装置。 (5)上記選択可能なメニューは、上記プログラムをリ
スタートするオプションを含む、上記(3)記載のコン
ピュータ装置。 (6)上記選択可能なメニューは、取り外し可能な新し
いメモリ・カートリッジをセットするオプションを含
む、上記(3)記載のコンピュータ装置。 (7)上記コンピュータ装置は、上記システム・マネー
ジャ・インタフェースを選択する移動可能なアイコンを
含む、上記(2)記載のコンピュータ装置。 (8)取り外し可能なプログラム・メモリをベースに
し、CPU(中央処理装置)、上記CPU及び上記メモ
リと回路通信を行ってビデオ表示装置に表示される可視
画像に対応した電気信号を生成するビデオ回路、及び上
記CPUと回路通信を行って外部デバイスからの信号と
上記CPUのインタフェースをとる周辺インタフェース
回路を持つコンピュータ装置において、 a)システム・マネジメント・オプションを選択するイ
ンタフェースと、 b)システム・マネジメント・オプションの可用性を表
示するアイコンと、 c)どのシステム・マネジメント・オプションが選択で
きるかを表示する選択可能なメニューと、を含む、シス
テム・マネージャを有するコンピュータ装置。 (9)上記システム・マネージャの上記インタフェース
は移動可能なアイコンを含み、上記アイコンは上記ビデ
オ表示装置に表示可能である上記(8)記載のコンピュ
ータ装置。 (10)上記選択可能なメニューは、上記コンピュータ
装置をリセットするオプションを含む、上記(8)記載
のコンピュータ装置。 (11)上記選択可能なメニューは、上記プログラムを
リスタートするオプションを含む、上記(8)記載のコ
ンピュータ装置。 (12)上記選択可能なメニューは、取り外し可能な新
しいメモリ・カートリッジをセットするオプションを含
む、上記(8)記載のコンピュータ装置。 (13)取り外し可能なプログラム・メモリをベースに
し、CPU(中央処理装置)、上記CPU及び上記メモ
リと回路通信を行ってビデオ表示装置に表示される可視
画像に対応した電気信号を生成するビデオ回路、及び上
記CPUと回路通信を行って外部デバイスからの信号と
上記CPUのインタフェースをとる周辺インタフェース
回路を持つコンピュータ装置において、上記装置をリセ
ットする方法であって、 a)上記ビデオ表示装置にシステム・マネジメント・イ
ンタフェースを表示するステップと、 b)制御イベントが発生しないか上記周辺インタフェー
ス回路をモニタするステップと、 c)上記制御イベントの発生に応答してシステム・リセ
ット信号を生成するステップと、 d)上記システム・リセット信号の生成に応答して上記
コンピュータ装置をリセットするステップと、を含む、
方法。 (14)選択可能なメニューを上記ビデオ表示装置に表
示するステップを含む、上記(13)記載の方法。 (15)上記制御イベントの発生に応答して上記プログ
ラムをリセットするステップを含む、上記(13)記載
の方法。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステムの一般的なレイアウトを示す
ブロック図である。
【図2】本発明のシステムの一般的なレイアウトを示す
ブロック図である。
【図3】本発明のシステムで用いられるビデオ・デジタ
ル/アナログ・コンバータの詳細を示す図である。
【図4】ゲーム画面の形の代表的なアプリケーション画
面を示す図である。
【図5】本発明の「システム・マネージャ」ルーチンを
示す流れ図である。
【符号の説明】
10 コンピュータ装置 12 データ処理装置 14 プログラム・カートリッジ 16 標準テレビ受像機(TV) 18 入力デバイス 19 タッチパッド 20a、20b ジョイスティック 21 スタイラス 22 シリアル・データ・リンク 26 エッジ・カード・コネクタ 28 カートリッジ・コネクタ 30 CPU 31 SYSTEMバス 32、35 A/Vコントローラ/コプロセッサ 33 システム・メモリ 34 SYSTEM'バス 36 I/Oコプロセッサ 38 追加回路 39 拡張コネクタ 40 プログラムROM 42 デコーダ 44 チップ・セレクト信号 50 ビデオDAC(デジタル/アナログ・コンバー
タ)50 52 NTSC/PAL(PALは周知の欧州テレビ信
号規格を指す)エンコーダ 54 ADC/DAC/CODEC(オーディオ・デジ
タル/アナログ・コンバータ/アナログ/デジタル・コ
ンバータ/コンプレッサ/デコンプレッサ) 56 RF変調器56 60 プロセッサ・インタフェースプ 62 ロセッサ・キャッシュ 64 メモリ・インタフェース/リフレッシュ 66 ビデオ・コントローラ 67 ビデオ/メモリ・コントローラ 68 割込みコントローラ 70 ビデオ・ブリッタ 74 DSP(デジタル信号プロセッサ) 76 DSPメモリ 78 ピクセル情報 80 RGB信号 90 NTSC複合ビデオ信号 92 クロマ・クロック 94 VSYNCの信号 96 シリアル・リンク 200 画面 202 システム・マネジメント・アイコン 204 移動可能なポインティング・アイコン 206 再配置可能な「システム・マネジメント・メニ
ュー」 208、214 「システム・マネジメント・オプショ
ン」 210 「システムのリセット」 212 「新規カートリッジ」 214 「メニュー終了」

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】a)CPU(中央処理装置)と、 b)アプリケーション・プログラムを持ち、上記CPU
    と回路通信を行う取り外し可能なメモリ回路と、 c)上記CPU及び上記メモリと回路通信を行って、ビ
    デオ表示装置に表示される可視画像に対応した電気信号
    を生成するビデオ回路と、 d)上記CPUと回路通信を行って外部デバイスからの
    信号と上記CPUのインタフェースをとる周辺インタフ
    ェース回路と、 e)上記コンピュータ装置の動作を制御するシステム・
    マネージャ・インタフェースと、 を含む、上記コンピュータ装置。
  2. 【請求項2】上記システム・マネージャ・インタフェー
    スは選択可能なアイコンを含み、上記アイコンは上記ビ
    デオ表示装置に表示可能な、請求項1記載のコンピュー
    タ装置。
  3. 【請求項3】上記システム・マネージャ・インタフェー
    スは選択可能なメニューを含み、上記メニューは上記ビ
    デオ表示装置に表示可能な、請求項1記載のコンピュー
    タ装置。
  4. 【請求項4】上記選択可能なメニューは、上記コンピュ
    ータ装置をリセットするオプションを含む、請求項3記
    載のコンピュータ装置。
  5. 【請求項5】上記選択可能なメニューは、上記プログラ
    ムをリスタートするオプションを含む、請求項3記載の
    コンピュータ装置。
  6. 【請求項6】上記選択可能なメニューは、取り外し可能
    な新しいメモリ・カートリッジをセットするオプション
    を含む、請求項3記載のコンピュータ装置。
  7. 【請求項7】上記コンピュータ装置は、上記システム・
    マネージャ・インタフェースを選択する移動可能なアイ
    コンを含む、請求項2記載のコンピュータ装置。
  8. 【請求項8】取り外し可能なプログラム・メモリをベー
    スにし、CPU(中央処理装置)、上記CPU及び上記
    メモリと回路通信を行ってビデオ表示装置に表示される
    可視画像に対応した電気信号を生成するビデオ回路、及
    び上記CPUと回路通信を行って外部デバイスからの信
    号と上記CPUのインタフェースをとる周辺インタフェ
    ース回路を持つコンピュータ装置において、 a)システム・マネジメント・オプションを選択するイ
    ンタフェースと、 b)システム・マネジメント・オプションの可用性を表
    示するアイコンと、 c)どのシステム・マネジメント・オプションが選択で
    きるかを表示する選択可能なメニューと、 を含む、システム・マネージャを有するコンピュータ装
    置。
  9. 【請求項9】上記システム・マネージャの上記インタフ
    ェースは移動可能なアイコンを含み、上記アイコンは上
    記ビデオ表示装置に表示可能である請求項8記載のコン
    ピュータ装置。
  10. 【請求項10】上記選択可能なメニューは、上記コンピ
    ュータ装置をリセットするオプションを含む、請求項8
    記載のコンピュータ装置。
  11. 【請求項11】上記選択可能なメニューは、上記プログ
    ラムをリスタートするオプションを含む、請求項8記載
    のコンピュータ装置。
  12. 【請求項12】上記選択可能なメニューは、取り外し可
    能な新しいメモリ・カートリッジをセットするオプショ
    ンを含む、請求項8記載のコンピュータ装置。
  13. 【請求項13】取り外し可能なプログラム・メモリをベ
    ースにし、CPU(中央処理装置)、上記CPU及び上
    記メモリと回路通信を行ってビデオ表示装置に表示され
    る可視画像に対応した電気信号を生成するビデオ回路、
    及び上記CPUと回路通信を行って外部デバイスからの
    信号と上記CPUのインタフェースをとる周辺インタフ
    ェース回路を持つコンピュータ装置において、上記装置
    をリセットする方法であって、 a)上記ビデオ表示装置にシステム・マネジメント・イ
    ンタフェースを表示するステップと、 b)制御イベントが発生しないか上記周辺インタフェー
    ス回路をモニタするステップと、 c)上記制御イベントの発生に応答してシステム・リセ
    ット信号を生成するステップと、 d)上記システム・リセット信号の生成に応答して上記
    コンピュータ装置をリセットするステップと、 を含む、方法。
  14. 【請求項14】選択可能なメニューを上記ビデオ表示装
    置に表示するステップを含む、請求項13記載の方法。
  15. 【請求項15】上記制御イベントの発生に応答して上記
    プログラムをリセットするステップを含む、請求項13
    記載の方法。
JP8113525A 1995-06-07 1996-05-08 コンピュータ装置及びそのリセット方法 Pending JPH08339340A (ja)

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US08/474,408 US5815144A (en) 1995-06-07 1995-06-07 Icon-based reset for cartridge memory computer system
US474408 1995-06-07

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TW357289B (en) 1999-05-01
SG45427A1 (en) 1998-01-16
US5815144A (en) 1998-09-29

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