JP2004185633A - ホスト・システムと通信してウインドウ情報を表示する端末及び方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ホストのウインドウ情報を表示することができる安価な端末の提供。
【解決手段】 ホスト・システム(10)と通信して、ホストからのウインドウ情報を受信し、オペレーティング・システムがホストと完全には互換性がない端末(12)に、ホストのウインドウ情報を表示する。また、ホスト(18)から通信リンク(14)を経由して、端末動作特性を更新するための方法も開示している。さらに、1台の端末内に、多数のパーソナリティを実装して、それらのパーソナリティを切り換える方法と装置も、開示している。
【選択図】 図1
【解決手段】 ホスト・システム(10)と通信して、ホストからのウインドウ情報を受信し、オペレーティング・システムがホストと完全には互換性がない端末(12)に、ホストのウインドウ情報を表示する。また、ホスト(18)から通信リンク(14)を経由して、端末動作特性を更新するための方法も開示している。さらに、1台の端末内に、多数のパーソナリティを実装して、それらのパーソナリティを切り換える方法と装置も、開示している。
【選択図】 図1
Description
本発明は、端末上に情報を表示するための方法と装置に関し、特に、端末上に、Microsoft Windows (登録商標)操作環境及びその環境内でのアプリケーション・プログラム等のグラフィック・ユーザ・インタフェースをフォーマットし、さらに表示するための方法と装置に関する。
Microsoft Windows (登録商標)操作環境等のグラフィック・ユーザ・インタフェースは、世界中でよく売れているアプリケーション・ソフトウェア用の、最も普及している操作環境から構成されている。そのような環境は、他の理由だけでなく、使い易さ、ユーザ・インタフェースの均一性、表示品質の高さ等によって、一般的に好まれている。
しかし、そのようなユーザ環境は、ワークステーションや、パーソナル・コンピュータ等のマイクロコンピュータと共に使用されるように設計されていた。そのようなワークステーションやマイクロコンピュータは、柔軟ではあるが、機密保護、信頼性、管理の容易さ、及び価格に難点がある。データ端末は、マイクロコンピュータに比べて、改善された機密保持や管理の容易さという利点を提供することが知られ、また、通常、価格がさらに安いが、端末は、一般に、その最も普及しているグラフィック・ユーザ・インタフェースとの互換性を提供できていない。X環境は、Unix(登録商標)の下で動作している何種類かのグラフィック・ユーザ・インタフェースを提供できるが、一般的には高価で、拡張メモリを必要とし、さらに、最も普及しているWindows 環境との互換性は殆ど無い。
従来技術で知られた別の選択肢は、ディスクレスPCSである。しかし、ディスクレスPCSは、何点かの不足分がある。殆どの例で、クライアント・サーバ環境で動作しているディスクレスPCSは、そのサーバからアプリケーション・プログラムをダウンロードして、そのアプリケーション・プログラムを局所的に実行することによって、アプリケーション・プログラム情報を表示する。これは、ディスクレスPCSが、実行しようとしているアプリケーション毎に必要な処理能力の全てを持つことを、ディスクレスPCSに要求する。今日の環境において、このことは8MB以上のメモリ、強力なプロセッサ等を要求し、ディスクレスPCを高価にする。さらに、ディスクレスPCSは、機密保護に制約があり、また余分な管理を必要とする場合がある。Windows (登録商標)NTオペレーティング・システムは、丈夫なネットワーク・クラインアント・サーバ環境を提供すると共に、普及しているWindows (登録商標)環境とアプリケーション・プログラム・レベルでの互換性も提供する。しかし、そのNTオペレーティング・システムは、PCクライアント用に書かれたものであって、端末用ではない。その結果、NTクライアントは、一般的に、丈夫でなければならず、従って、高価となる。さらに Windows NT は、クライアント・サーバ環境用に書かれたものであり、マルチユーザ環境用ではない。最近、CitrixSystems 社によって提供されている WinFrame オペレーティング・システムは、 WinFrame 用の従来技術のアプリケーションが、端末に対峙するPCSクライアントであるけれども、 Windows NT オペレーティング・システムを変更して、マルチユーザ環境で動作するように拡張している。
従って、比較的高価でなく、信頼性があり、管理しやすく、機密が保持され、さらにマルチユーザWindows (登録商標)オペレーティング環境内で、アプリケーション・プログラム情報を表示することができる端末用のニーズが、以前からある。
本発明は、従来技術の欠点に対する精密で簡潔な解決法を提供するが、本発明は、ウィンドウ環境と互換性のあるアプリケーション・ソフトウェアを表示することのできる高価でない端末を提供することを、特徴とする。特に、本発明は、マルチユーザ・オペレーティング・システムを動作させているアプリケーション・サーバと通信可能なディスプレイ端末を、提供する。これは、ディスクトップ Windowsアプリケーションと、確実にアクセスできるようにする。例示的な構成において、アプリケーション・サーバは、Citrix Systems 社によって提供されるWinFrameTMオペレーティング・システムを動作させている、任意の適切なコンピュータの形で、設けられる。そのWinFrameTMオペレーティング・システムは、 Windows NT オペレーティング・システムと、マルチユーザ機能だけでなく、ICA−3として知られている表示プロトコルも実装している拡張機能とを内蔵している。
その端末は、ある実施例において、Intel X86 プロセッサ系のハードウェア・アーキテクチャを有している。さらに、その端末は、限定されたメインメモリだけを提供し、また、ワード・プロセッシング、グラフィックス、データベース、又は他の普及しているプログラム、又は、 Windows、又はDOSオペレーティング・システム自体等の最新のアプリケーション・プログラムの局所的な実行ができないのが、一般的である。このようにして、本発明の端末は、従来技術のX端末、又は、ディスクレスPCS、又は、クライアント・サーバ環境に構成された他のPCSとは、明らかに異なる。重要なことは、そのハードウェア・アーキテクチャは、従来のIBM PC/ATバスを実装しているのではなく、また、その端末内のファームウェアは、標準PC/AT BIOSも、標準PC互換ディスク・オペレーティング・システムも実装していないことである。その端末ファームウェアは、アプリケーション・サーバと互換性のあるネットワーク・アクセス拡張機能、例えば、Citrix Systems社から入手可能なICA−3拡張機能を、備えている。 Windows環境での一般的な入出力機器、例えば、マウス、キーボード、タッチスクリーン、及び他の入出力サービス等だけでなく、高解像度グラフィック・ディスプレイが、使い易さのために備えられ、そのディスプレイは、白黒(グレイスケールを含む)、又は、カラーである。
さらに、その端末は、従来のRS−232Cポート、イーサネット接続、無線機能、ISDN、光ファイバ、AC電源線モデム、ケーブル又は他の接続手段を通じて、アプリケーション・サーバと通信できるネットワーク・インタフェースを、含んでいる。そのアプリケーション・サーバに接続されると、その端末は、そのサーバ上で動作し、その端末のユーザにアクセスされる任意のアプリケーション・プログラムを含む、 Windows NT 又は Windows 95 オペレーティング環境を表示する。その例示的な配置において、その端末は、そのユーザにとって、さらに高価で、機密性が低く、さらに管理しにくいパーソナル・コンピュータと、本質的に同一に見える。その結果、動作中に、本発明の端末は、通常、マルチユーザ・システムに関連する多数の機能を提供し、同時に、クライアント・サーバ環境で一般的な、多数の望ましい機能も提供する。
本発明の第1の機能は、 Windows環境内で、クライアント独立の可用性である。つまり、本発明によるシステムにより、ユーザは、自分のオペレーティング環境を定義し、さらにその環境は、そのシステムの隅々まで、そのユーザに従う。従って、ユーザは、ある端末にログオンし、環境を定義し、さらに別の端末にログオンすることができる。その第2の端末は、そのユーザが最初の端末で定義した環境を、自動的に表示する。アプリケーション・プログラム情報の表示能力以外に、本発明の端末は、ユーザが、その端末の種々の動作様態を構成することができる設定モードを、有している。本発明の端末が、WinFrameを動作させているようなサーバから送られる命令に従うようにするために、特定の目的の端末オペレーティング・システムが開発されたが、それは、従来のPCオペレーティング・システムへの呼び出しのエミュレートをするか、又は対応をする。その端末オペレーティング・システムは、システムを初期化して、開始するためのブート・ブロックを含み、そのブロックに、追加のドライバや、変更された WinFrame クライアント・コードのローディングを含む命令ソフトウェアをロードするカーネルが、後続する。その変更されたWinFrame クライアントの実行は、アプリケーション・サーバに接続することを含んでいる。
さらに、Microsoft Windows 環境において、アプリケーション表示情報の表示能力に加えて、本発明は、種々のパーソナリティの中で「ホットキー」スイッチへの能力を有する、他の常駐端末エミュレーション又はパーソナリティを含むことによって、非 Windowsオペレーティング・システムを動作させている、他のサーバ又はホストと通信する能力も含んでいる。本発明のさらに別の特徴は、端末と他の局所的に管理されているタスクの構成のための、グラフィック・ユーザ・インタフェースの装備である。特に、そのグラフィック・ユーザ・インタフェースは、複数のウィンドウを採用し、各ウィンドウは、1つ以上の端末特性と、他の局所的タスクの再構成を可能にする。各ウィンドウのグループ内に配置されているのは、そのウィンドウ内で構成され得る選択対象である。ユーザが選択できるこれらの選択対象が、プルダウン又は同様なメニューを通じて、表示されるか、又は表示可能である。種々のデータ構造は、異なったタイプのグループ及び選択対象と、関連付けられる。
本発明の他の特徴は、フラッシュメモリに端末オペレーティング・システムを保存していることである。そのフラッシュメモリは、種々の方法で更新され、その方法は、例えば、その端末が所定の状態に置かれたときの、パラレルポート、シリアルポート、又はネットワーク・アダプタ等の適切なインタフェース経由での通信である。従って、本発明の第1の目的は、Microsoft Windows (登録商標)NTオペレーティング・システムの下で動作している普及したアプリケーション・プログラムを実行しているアプリケーション・サーバによって生成された情報を、表示できる端末の提供である。さらに別の本発明の目的は、端末オペレーティング・システムを構成するためのグラフィック・ユーザ・インタフェースを有している端末構成システムの提供である。
他の本発明の目的は、クライアント・サーバ環境におけるクライアント・パーソナル・コンピュータをエミュレートする、アプリケーション・プログラム情報を表示するための端末の提供である。さらに別の本発明の目的は、一般的に、マルチユーザ・コンピューティング環境に関連する望ましい機能と、クライアント・サーバ環境に関連する望ましい機能とを結合した機能を有する端末の提供である。他の本発明の目的は、一方で、非標準PC/AT BIOS及び非標準PCDOSを動作させながら、同時に、ウィンドウオペレーティング環境との通信を可能にする端末オペレーティング・システムの提供である。別の本発明の目的は、その端末オペレーティング・システムを、素早く、便利に更新するための装置と方法の提供である。
さらに別の本発明の目的は、拡張カードの交換やその端末の電源を遮断することなく、種々のパーソナリティの素早い切換機能を有する端末用の多重常駐型パーソナリティを提供することである。これらや他の本発明の目的は、付随する図面と共に、本発明の下記の詳細な説明により、さらに明白になるはずである。
(実施例)
図1を参照すると、本発明に関する単純化されたシステムが、示されている。特に、単一のアプリケーション・サーバ10は、適切なネートワーク又は他の通信リンク14を経由して、1つ以上の端末12と、双方向で通信する。そのネットワーク・リンクは、RS232回線、AC電源線モデム、又は撚線対又は同軸ケーブル等のイーサネット接続、あるいは光ファイバ等の他の適切なリンクでよい。満足に動作するように決められている例示の配置において、アプリケーション・サーバは、 WinFrame オペレーティング・システム等の、Citrix Systems社によって提供されるもののような、適切な拡張機能を有する Windows NT (登録商標)等のオペレーティング・システムを、動作させている。Citrixリモート・ウィンドウズ・プロトコル又は拡張機能は、 Windows NT 環境下で、眞のマルチユーザ機能を提供する。そのような構成のために、アプリケーション・サーバは、例えば、適切な量のRAMを有するIntel Pentium 又は486プロセッサあるいは DEC Alpha 又はMIPSプロセッサ等の他の同様なプロセッサ、あるいはマルチプロセッサに基づいたパーソナル・コンピュータでよい。例示の構成において、サーバは、WinFrameTMオペレーティング・システム用の16MBのRAMと、そのユーザが動作させている特定のアプリケーションに応じて、同時ユーザ当たり1−8MBのRAMとを有している。
図1を参照すると、本発明に関する単純化されたシステムが、示されている。特に、単一のアプリケーション・サーバ10は、適切なネートワーク又は他の通信リンク14を経由して、1つ以上の端末12と、双方向で通信する。そのネットワーク・リンクは、RS232回線、AC電源線モデム、又は撚線対又は同軸ケーブル等のイーサネット接続、あるいは光ファイバ等の他の適切なリンクでよい。満足に動作するように決められている例示の配置において、アプリケーション・サーバは、 WinFrame オペレーティング・システム等の、Citrix Systems社によって提供されるもののような、適切な拡張機能を有する Windows NT (登録商標)等のオペレーティング・システムを、動作させている。Citrixリモート・ウィンドウズ・プロトコル又は拡張機能は、 Windows NT 環境下で、眞のマルチユーザ機能を提供する。そのような構成のために、アプリケーション・サーバは、例えば、適切な量のRAMを有するIntel Pentium 又は486プロセッサあるいは DEC Alpha 又はMIPSプロセッサ等の他の同様なプロセッサ、あるいはマルチプロセッサに基づいたパーソナル・コンピュータでよい。例示の構成において、サーバは、WinFrameTMオペレーティング・システム用の16MBのRAMと、そのユーザが動作させている特定のアプリケーションに応じて、同時ユーザ当たり1−8MBのRAMとを有している。
適切な構成において、アプリケーション・サーバ10は、NetWare ファイル・サーバ16、Unixホスト18、他のパーソナル・コンピュータ20、又はインターネット・ゲートウェイ22を含む他のサーバとも、通信をすることができる。また、ルータあるいは他の通信サーバ24等の他の接続を経由して、アプリケーション・サーバ10は、リモート端末26、又は他の手段により、リモート・ダイアルアップ・ユーザ28とも通信できる。次に、図2を参照すると、本発明による端末のハードウェア・アーキテクチャが、さらによく理解できるはずである。特に、通常、x86ファミリのマイクロプロセッサであり、実施例においては、80386CXSA又は '486SXLCであるCPU100は、クロック&リセット論理回路102から、クロックとリセット信号を受け取る。そのCPUは、アドレスバス105、データバス106、CTRLバス108経由で、他の論理回路と通信する。重要なのは、バス105、106、及び108は、通常、IBM PC/AT標準や、他のパーソナル・コンピュータ標準とも互換性が無いことであり、その理由は、本発明は、ネットワーク環境で動作しているパーソナル・コンピュータに関連する、全てではないにしても、多数の落とし穴を避けるように、意図されているからである。
特に、アドレスバス105は、CPU100から、フラッシュメモリ・アレイ112及びVGAコントローラ114だけではなく、制御ASIC110へも伸びている。データバス106は、同様に、制御ASIC110、VGAコントローラ114、及びメモリアレイ116と通信する。CTRLバス108も同様に、制御信号を、ASIC110とVGAコントローラ114に供給し、その他の論理回路118は、CONFIG、IDCS、及びDIAGCSをASIC110に供給する。ASIC110は、DMAバス経由で、メモリアレイ116と通信し、PDバス122経由で、フラッシュメモリ112とも通信する。そのPDバス122も、LANコントローラ128だけでなく、ASIC110とフラッシュメモリ112、シリアルI/O&パラレル・コントローラ124、及びキーボード&マウス・コントローラ128との間の通信手段を提供する。さらに、ASICは、FCS信号をフラッシュメモリ112に出力し、RAS、CAS、及びWE信号をメモリアレイ116に出力し、COM1、COM2、及びPPCS信号をSIOコントローラ124に出力する。さらに、そのASIC110は、KBCS信号をキーボード&マウス・コントローラ126に出力し、またNETCS信号をLANコントローラ128に出力する。最後に、そのASICは、スピーカー使用可能信号SPENをスピーカー130に出力する。
また、CPU100は、バス105の一部を経由して、SIOコントローラ124、キーボード&マウス・コントローラ126、及びLANコントローラ128と通信する。さらに、ASIC110は、ハードウェア割込みINTA、INTB、及びINTPをSIORコントローラに出力し、ハードウェア割込みKBINTとMSINTをキーボード&マウス・コントローラ126に出力し、またハードウェア割込みNINTをLANコントローラ128に出力する。他のタイプのメモリでも、ある実施例では使用可能であるが、メモリアレイ116は、通常、DRAMメモリから構成されている。しかし、現在のパーソナル・コンピュータと違って、端末動作に必要なアレイ116におけるDRAMの量は、512KBから4MBの範囲内である。実施例において、23本のメモリアドレス配線と1本のバイト選択配線が使用され、これが、メモリ空間を16MBに制限している。他の実施例においては、異なる大きさのメモリ空間が、選択可能である。
制御ASIC110は、ある実施例において、バス制御、DRAMコントローラ(通常、インタリーブ付き高速ページモード)、システムタイマー及びスピーカー・タイマー、及びI/Oコントローラ用の機能ブロックを備えている。また、その制御ASICは、ゲートアレイ又は他の高集積素子として実装され、図3に関連して、さらに詳しく説明される。ある動作例において、フラッシュメモリの容量は、512KB程度で十分であることが示されている;しかし、他のアプリケーションでは、5MB以上の大きさが望ましい場合がある。好適な実施例において、アレイ112は、フラッシュメモリで構成されるが、ある実施例では、例えそのアレイが、EPROM及びSRAM又は他の等価なメモリ素子であっても、本発明の実質的な機能は、維持される。
SIOコントローラ124は、COM1 1 3 2、COM2 1 3 4、及びプリンタ(又はパラレル)ポート136と通信する。そのSIO&パラレル・コントローラ124は、Startech社から入手可能な16552デバイスでよい。キーボード&マウス・コントローラ126は、同様に、キーボード138とマウス140と通信し、一方、LANコントローラは、全ての実施例で設けられる必要はないが、LANインタフェース142と通信する。ある例示的なプロトタイプにおいて、キーボード&マウス・コントローラ126は、標準的なキーボード・コントローラであり、一方、そのキーボードとマウスは、PS/2標準に準拠している。少なくともある複数の実施例において、そのキーボード・コントローラは、米国特許第4,706,068 に記述されている4線式キーボード・インタフェースと互換性があるように、変更されている。最後に、LANコントローラは、任意の適切なネットワーク・インタフェース・コントローラでよく、lOBase1、lOBase2、及びその他を含んだ、任意の許容されたネットワーク標準に準拠したものでよい。そのネットワーク・インタフェースは、追加のコード記憶のために、512KB以上のメモリを有したものがよい。
映像及びグラフィック・コントローラ114は、MPS148経由で、モニタ146に供給される映像及びグラフィック情報を保存するための第2メモリアレイ144と、機能的に関係している。例えば、その映像コントローラ114は、内部RAMDAC付きのCirrus 5429でよく、例えば、少なくともVGA標準と互換性のある高解像度ディスプレイに備えるために、1MB以上のビデオメモリを有してもよい。 Windowsアプリケーション・プログラムを表示するために、同様の機能を有するパーソナル・コンピュータ用よりも、要求される合計メモリが、明らかに小さいことは、当業者にとっては、明白である。スリーブ信号150は、ASIC110から供給される。スリーブ信号を実施するための方法は、多数ある。例えば、本発明の白黒版において、信号は、そのモニタの電源に供給されて、映像信号を動作不能にし、そのモニタ電源の消費電力を下げる。カラー版では、そのモニタの電力を低下させるように、同期信号がVESA標準に準拠して取り扱われる。将来、CPUを含めて、多数のこれらの機能が、ASIC、ゲートアレイ、又は他の素子等の1個以上のVLSIに組み込まれる可能性があることは、当業者には明白であろう。
本発明のハードウェアの特別な機能として、フラッシュメモリ112に保存される端末オペレーティング・システムは、パラレルポート136、シリアルポート132又は134、又はLANインタフェース142等のネットワーク・アダプタ等の適切なインタフェースを通じた通信を含む種々の方法で、更新され得る。ある実施例では、フラッシュメモリは、その端末が所定の状態になったときに、例えば、ループバック・プラグ、適切なキー順、又は他の適切な方法を付加することによって、ホストシステムとの通信を通じて、更新される。そのような組み合わせにおいて、端末のメモリシステムへのダウンロードが可能になり、同時に、ホストとの通信も許されている。次に、ホストは、通信リンク経由で、更新された動作特性を、端末のDRAM116、又はフラッシュメモリ112に直接的に出力する。従って、その更新されたオペレーティング・システム情報は、必要に応じて、フラッシュメモリ112に保存され、また端末は、ダウンロードが不可能な通常の動作状態に戻される。
通常の条件で、図2のシステムは、フラッシュメモリ・アレイ112に保存されているブートコードの実行の開始により、リセットに続く動作を開始する。フラッシュメモリ・アレイ112は、2つのバンクに配置され、その両方とも、CPUメモリ空間の所定のアドレス、例えば、COOOOO-DFFFFF と EOOOOO-FFFFFFでアクセスされる。一方、下記の表1に示すように通常のPC機能の大半を提供するために、メモリ空間の残りが割り当てられる。実施例において、映像及びグラフィック用メモリアドレスは、従来のPCメモリアドレスより8MBだけシフトしていることは、当業者には明白であろう。そのような実施例において、VGAチップは、「互換」モードで(つまり、線形アドレッシングモードがオフにされて)使用され、従って、そのVGAチップだけが、AOOOOh-AFFFFh(グラフィックモードで)又はBOOOOh-B7FFFh(MGAモード用)あるいはB8OOOh-B8FFFh(CGAモード用)にあるフレームバッファに応答し、これらのアドレスは、8AOOOOh-8AFFFFh 等にシフトされる。それらのアドレスは、バンクO DRAMの限界内でシフトされ、同時に(また、これ以降に説明するように)、 Windowsアプリケーション・プログラム情報の表示が十分にできる、通常のPC機能のエミュレーションを可能にする。
表 1
バンク0は、上部アドレス範囲、例えば、FFCOOOh-FFFFFFh のブートブロックに、配置され、2つの8KBパラメータ・ブロックに後続し、さらに、アドレスF8OOOOh まで(512MB割当に対し)、又はFOOOOOh まで(1MB割当の場合)の複数の主ブロックに後続する。メモリの主ブロックは、通常、ファイルシステムとして構成されている。フラッシュメモリのバンク1は、通常、ファイルシステム装置に割り当てられ、アドレスDFFFFFh からCOOOOOh までの範囲である。
バンク0は、上部アドレス範囲、例えば、FFCOOOh-FFFFFFh のブートブロックに、配置され、2つの8KBパラメータ・ブロックに後続し、さらに、アドレスF8OOOOh まで(512MB割当に対し)、又はFOOOOOh まで(1MB割当の場合)の複数の主ブロックに後続する。メモリの主ブロックは、通常、ファイルシステムとして構成されている。フラッシュメモリのバンク1は、通常、ファイルシステム装置に割り当てられ、アドレスDFFFFFh からCOOOOOh までの範囲である。
次に、図3を参照すると、ASIC110が、さらによく理解されるはずである。クロックバッファ160は、CLK50信号を受け取って、クロック信号をリセット同期論理回路162、DRAM制御論理回路164、及びタイマー制御論理回路166に供給する。割込みバッファ168は、表2に示されているように、INTP、INTA、INTB、MSINT、KBINT、及びNINT信号を受け取る。割込みバッファは、複数の信号を、割込み制御論理回路170に出力し、その論理回路170は、制御信号をCPU制御入力バッファ172から受け取り、またタイマー制御信号をタイマー制御論理回路166から受け取り、さらに、CPUに出力されるINTR出力信号を生成する。また、そのCPU制御入力バッファ172は、制御信号をサイクル制御論理回路174に供給し、その論理回路174は、代わりに、制御信号をDRAM制御回路164に出力する。DRAM制御回路164は、リフレッシュ信号をタイマー制御論理回路166から受け取り;そのタイマー制御論理回路166は、スピーカ使用可能信号SPENを生成する。
その実施例において、割込み制御論理回路170は、8259互換ではなく;同様に、システムタイマー、又はタイマー制御論理回路166は、8254互換ではなくて、8254互換素子より高周波で動作する。その結果、タイマー制御論理回路によって送られた、より高周波の割込みの内の幾つかが、カーネルでマスクされるが、他のものは、通過して、割込みと割込みの間の通常の時間を、平均に近づける。従って、例え、より低い(標準の)周波数でエミュレータされた入力間の時間が、均一でない場合でも、より高い周波数は、標準PC機能のエミュレーションを可能にする。また、ASIC110は、CPUアドレス入力バッファ176を備え、そのバッファ176は、表2に示すように、BE0、BE1、及びA1−A23信号を受け取って、出力信号をメモリ/IOチップ選択制御論理回路180と、DRAMメモリアドレス・マルチプレクサ178に出力する。そのメモリ/IOチップ選択制御論理回路180は、表2に示すように、FLASHCSO(FCSO)とFLASHCS1(FCS1)信号を含めた種々の出力信号を出力する。さらに、ASIC110は、信号DO−15をデータバス106から受け取って、それらをCPUデータ入力バッファ182に出力する。そのバッファ182は、データを、Bデータ出力バッファ&ラッチ回路184に出力し、その回路184は、出力信号BD0−15を出力する。そのバッファ182は、データを電力制御論理回路186に出力して、その制御論理回路186は、SLEEP(スリーブ)及びPWRDWN信号を出力する。
また、その信号BD0−15は、データをBデータ入力バッファ188に出力することが可能で、そのバッファ188は、そのデータをCPUデータ出力バッファ190に出力する。割込み制御論理回路170は、信号をそのバッファ190に出力する。構成レジスタ192は、構成信号(ハードウェア構成、例えば、フラッシュメモリ又はDRAMの容量、あるいはその両方、又はモニタ電源から、又はプラグイン・カード、例えば、ネットワーク・カードから)を、CPUデータ出力バッファに供給し、その出力バッファは、バス106上のデータを、そのCPUに供給することができる。次に、図4を参照すると、本発明の端末オペレーティング・システムの主要な要素が、さらによく理解されるはずである。本発明のハードウェアは、標準ATバス設計との互換性が無いことが、前記のことから理解されているはずである。その代わりに、本発明は、上位のソフトウェア層に、必要なBIOSサービスを提供するファームウェアに依存している。ある実施例において、ファームウェアは、割込みコントローラや可能な限り綿密にソフトウェアでエミュレートされるタイマー等のAT互換ハードウェアと共に、仮想8086モードで動作するように設計されている。また、標準キーボード・コントローラが、実施例で使用されているけれども、場合によって、非標準コントローラがエミュレーションされる装置へのインタフェースとして使用される。そのようなハードウェア構成要素のポートからの入力出力信号は、そのエミュレーションを容易にするように、通知割込みされる。また、エミュレートされるA20ゲートの制御の下で、プロセッサのメモリ管理機能は、通常のハードウェアにおいて、1MBで発生するラップ・アラウンドを、シミュレートできるようにすることが可能である。
図4の参照を続けると、端末オペレーティング・システムは、ブートブロック300によって実行を開始し、次に、カーネル305がローディングされる。そのカーネル305は、以下に特別に説明するように、本発明の多数の通知割込みや再マッピング機能を提供する。カーネル305の完了で、IO.SYSコード310がロードされる。次に、COMMAND.COMコード315がロードされ、次に、AUTOEXEC.BATファイルによって提供されたコマンドが、実行される。そのAUTOEXEC.BATファイルは、例えば、VGA XMSドライバだけでなく、全ての例で使用される訳ではないが、キーボード&マウス・ドライバを含んでいる。また、そのファイルは、適切な条件が存在するときに実行される自己テストシーケンスを開始するコードを含む、他の任意のコードを含んでいてもよい。ある実施例において、通信ポートに設けられたループバック・プラグは、その自己テストシーケンスを実行させる。
EXEC.COMコード325が、次に、ロードされる。このときに、実装状態に応じて、そのシステムが設定モードに入るか、又はユーザ・コマンドが、その設定モードへの立ち入りを引き起こすか、又はネートワーク接続コードのローディングを引き起こす。本実施例においては、システムは、設定モードに入って現在の構成データを獲得し、次にネットワーク接続コードのローディングを行う。その実施状態がユーザに選択を許し、またその設定モードがユーザによって選定された場合、EXEC.COM325は、分岐して、SETUP又はGUI330を実行する。設定モードが選定されない場合、EXEC.COM325は、335でネットワーク・ドライバのローディング及びアンローディングに協力して、340でネットワーク接続コード(再度、ICA、細線、com、又は他のネットワーク)の実行を開始する。本好適な実施例において、そのネットワーク接続コードは、DOSユーザ用 WinFrame の実質的変更バージョンを含み、そのWinFrame の標準バージョンは、Citrix Systems社から入力可能である。
次に、図5を参照すると、本発明の端末オペレーティング・システムとハードウェア・アーキテクチャの協力の様子が、さらによく理解されるはずである。特に、図5に示されている最下層は、入出力システムとハードウェア層400である。その上層は、ドライバ層402であり、最上層は、アプリケーション層404である。電源オン時に、ハードウェア層に於ける電源オン&初期テスト406が、ブートブロック300の一部として実行される。電源オン&初期テスト406は、部分的に、フラッシュメモリ・システム112から、また部分的にRAM116から実行される。電源オン自己テストが完了すると、端末は、図4に関連して、一般的に上述したブート・シーケンスを実行するが、そのブート・シーケンスは、ブートブロック300の残り、AUTOEXECシーケンス408、及び315で示されたCOMMAND.COMシーケンスを含んでいる。そのAUTOEXECとCOMMAND.COMファイルの両方とも、フラッシュメモリに保存されている。
端末のCOMMAND.COMシーケンスの実行後、AUTOEXECファイルがロードされる。そのAUTOEXECは、今度は、EXEC.COM325をロードさせる。上記のように、そのEXEC.COMシーケンス325は、設定モジュール330か、ネットワーク接続モジュール340のどちらかに分岐できる。設置時か、端末の動作パラメータの検査又は変更が必要なときはいつでも、設定モジュール330が実行される。その設定モジュール330は、1つ以上の設定データファイル418から情報を受け取り、GUIエンジン420を開始する。そのGUIエンジン420は、端末オペレーティング・システムのキーボード・ドライバ422、マウスドライバ424、及びファイル&メモリ・サービス・ドライバ426と通信する。さらに、GUIエンジン420は、映像入出力システム428と通信し、そのシステム428は、データを、例えば、Cirrus5429グラフィック・プロセッサに基づいている映像コントローラ430に供給し、設定シーケンス中に、映像表示を生成する。その設定シーケンスは、図5に関連して、以下に詳述する。
キーボード・ドライバ422は、キーボード&マウス・コントローラ・ハードウェア432と通信するが、そのハードウェア432は、例えば、従来のPS/2キーボード入出力システム、及び汎用シリアルバス(USB)インタフェースであり、また、少なくとも、数件の実施例においては、前記の米国特許第4,706,068 に説明されているような4線式のキーボード・インタフェースも含んでいる。同様に、マウスドライバ424は、通常、マウス入出力システム434と適切な回数だけ通信している。そのような動作の間、端末オペレーティング・システムのフラッシュ・ファイル&メモリ・サービス部分426が、通常、フラッシュメモリとRAMから実行される。図5に関連して、詳述したように、設定プロセスにより、ユーザは、ネットワーク・インタフェースや関連する構成の細部のパラメータ、言語、色、及び他のパラメータ等を含む、その端末の構成情報を指定できる。これらのパラメータが指定されると、そのデータは、接続データファイル440に保存される。
この時点で、ユーザは、端末設定モジュール414から出ることができて、EXEC.COMに戻る。続行することが可能ならば、そのEXEC.COMプロセス412は、ネットワーク接続モジュール416に分岐させられる。そのネットワーク接続モジュール340は、接続データファイル440とその接続モジュールの命令行に保存されているデータを読み出すことで、始動し、従って、アプリケーション・サーバに、その端末のドライバやハードウェア層の残りとの対話法を通信する。特に、そのネットワーク接続モジュールは、端末オペレーティング・システムのキーボード・ドライバ422、マウスドライバ424、映像入出力システム428、及びファイル&サービス部分426と通信する。また、ネットワーク接続モジュールは、数件の実施例におけるハードウェア・ネットワーク・インタフェース444だけではなく、ハードウェア・シリアル・インタフェース442とも接続する。そのネットワーク・ドライバ444は、ある実施例においては、RAM116から実行されるが、フラッシュメモリ112から実行されてもよい。シリアル・インタフェース442は、従来のRS232インタフェースでもよいが、汎用シリアルバス(USB)等の他の形式のシリアル接続でもよい。
次に、図6を参照すると、端末12の設定モジュールの実行中の、図5に示されたGUIエンジン420の動作が、さらによく認識できるはずである。GUIエンジンは、設定モードの間だけ動作して、構成動作中は、基本的なグラフィック・ユーザ・インタフェースを提供する。図5に関連して上述したように、設定シーケンスが、端末ブートアップ中に呼び出されたときに、図6の動作が開始する。その設定シーケンスは、キーストロークのシーケンス又は他の適切な手段で、呼び出される。設定シーケンスは、設定コード502を呼び出すことによって開始し、その設定コード502は、設定データファイル418から情報を引き出す。設定データファイル418は、その端末の構成で使用可能な選択対象を、明確にする。設定コード502は、RAM構造504は、双方向で通信して、接続データファイル440からの現在の接続情報を、そのRAM構造504に書き込ませる。GUIエンジン420は、そのRAM構造と、双方向で通信して、領域、グループ、及び選択対象として、以下に記述する配列で、現在の情報を設定し、表示する。ハードウェア・インタフェース506は、映像情報を映像コントローラ430に提供し、一方、マウス260やキーボード250経由でユーザから受け取った情報に、応答する。
設定コードにより、ユーザは、その端末上に表示される言語、ネットワーク接続方法等の、その端末の動作特性用の複数の構成メニューを、循環することができる。図7は、端末の構成モードで使用される設定画面の略図である。ある好適な実施例においては、その設置図面は、図形で表示される。ユーザがそれらの構成図面を循環すると、構成データは、ユーザがキーボードやマウスを使用することにより、選択的に更新され得る。その更新されたデータは、接続データファイルに書き込まれる前に、RAM構造504に保存される。しかし、本好適な実施例においては、そのデータの中のあるものが動的に更新され、一方、残りのデータは、設定シーケンスが終了するまで、更新されない。任意の残存構成データを接続データファイル436に書き込むことを含む、その設定シーケンスの終了時に、図5に示されたネットワーク接続モジュール340の初期化のために、その設定シーケンスは、EXEC.COM325に戻る。
図7の参照を続けると、データが現れる統合ウィンドウは、領域600として、参照される。各領域600の内部には、1つ以上のグループ610があり、また各グループ610は、1つ以上の選択対象620から構成されている。つまり、図7の例で、「Communication(通信)」グループは、選択対象 Serial Port(シリアルポート)、TCP/IP、SPX、及びIPXを含み、各選択対象は、その選択対象が選択されたことを示す領域630と関連している。次に、図8−図10を参照すると、その構成ソフトウェアに関係するデータ構造が示されている。特に、領域ポインタのリストがAREA LIST700にある。その領域リストによって示される構造は、設定プロセスによって定義される全ての領域に対して付加される境界、大きさ、表題、及びグループを含んでいる。前記のように、各領域は、画面上のウィンドウのように見える。さらに、現在表示されている全領域は、DISP AREA LIST702に記載されている。ある実施例において、記載されている最初の領域は、図面の最下部に表示され、記載されている最後の領域は、画面の最上部に表示される。その実施例において、部分的重複は、全ての実施例で必要なわけではないが、部分的重複も許されている。
704には、GROUP LIST用のデータ構造があり、その構造は、AREA LIST700にある全ての領域における設定プロセスによって定義される、全てのグループを記載している。前記のように、各領域には、通常、1つ以上のグループが含まれている。また、1つのSTRING LISTに対して、任意のデータ構造706が用意され、さらにFILE LIST708は、種々の領域、グループ、及び選択対象の範囲内で、多重インスタンスの状態で使用されるビットマップ画像へのディレクトリとして、用意される。領域ID712、次の領域へのポインタ714、以前の領域へのポインタ716、及び構造ポインタ718用のブロックを含んでいる710で、AREA LIST700の構造を見ることができる。各領域ID712と関係する構造ポインタ718は、そのディスプレイの左上隅の領域(ある実施例において)の位置を与えるために、ABS Xエントリ720とABS Yエントリ722と共に、領域ID712を含んでいる領域構造715を指している。また、その領域構造714は、その領域の大きさを、一緒に指定するROWSエントリ724とCOLUMNSエントリ726を含んでいる。FLAGSエントリ728は、ある境界が、その領域の周囲まで伸びているか否かを、指定する。TITLE POSITIONエントリ730とTITLE BARエントリ732は、特定領域の表題バーの範囲内の、表題の文字列とその位置を指定し、一方、MAX STR LENエントリ734は、その表題に使用される最大文字数を指定する。
さらに、領域構造714は、その特定領域の範囲内にあるグループ数のエントリ736も有している。AREA MPTRエントリ738は、その領域内のマウスポインタのホット・スポットを指定し、一方、DEF BUTTONエントリ740は、その領域内のどのボタンがデフォルトであるかを、指定する。CAN BUTTONエントリ742は、キャンセル・ボタンを指定するが、そのボタンは、 “esc”キーが押されたときに、起動される。最後に、その領域に関係する各グループに1つのポインタ・リストが、744A−744Nに指定される。各グループ・ポインタ744は、下記の関連グループ構造ブロック746を示す。ホットキー・リストは、その領域用に定義される。748に示されるDISP AREA LISTの構造は、本質的にAREALIST700の構造と同一であり、領域ID、次の領域、以前の領域、及び構造ポインタを含んでいる。ARER LIST700と共に、DISP AREA LIST748は領域構造714を示す。GROUP LIST704の同様な構造が、750で示され、グループID752、次のグループ・ポインタ754、以前のグループ・ポインタ756、及びグループ構造ポインタ758を、含んでいる。任意のSTRING LIST706の同様な構造が、用意され、ストリングID760、次のストリング・ポインタ762、以前のストリング・ポインタ764、及びストリング構造ポインタ766を、含んでいる。
グループ構造ポインタ758を再度、参照すると、それは、グループ構造ブロック746を示し、起動されると自動的にこのグループをポップアップする選択対象を明確化するための、グループID752、PARENT SELECTIDエントリ780、そのグループ内のマウスのホット・スポット数を明確化するためのHOTSPOT COUNTエントリ782、及びその領域内のグループの相対位置を指定するためのGSTART Xエントリ784とGSTARTYエントリ786を含んでいる。ある実施例においては、グループと選択位置の両方が、それらを含む領域の左上隅に対して相対的に指定される;しかし、他の関係は、そのグループの位置に対して相対的に選択対象の位置を指定することが、許容されるように定義される。最も重要な要素は、ある領域が移動したときに、その領域の全ての機能が、それらの位置を、確実に維持することである。
また、グループ構造ブロック746は、そのグループの境界を指定するためのGFLAGSエントリ792と共に、そのグループの大きさを指定するためのROWSエントリ788とCOLUMNSエントリ790を、含んでいる。さらに、QUICK KEY POSITIONエントリ794とQUICK KEYSTROKESエントリ796が、そのグループに関係する「ホット」キーストロークの組み合わせに対して、指定されてもよい。また、領域構造と同様に、表題位置用エントリ798、グループ・ラベル800、及びMAX STR LEN802が、設けられる。さらに、NUM OFSELECTSエントリ804が、グループ内に含まれる選択対象の数を明確化するために、設けられる。次に、AID ATTACHエントリ806が、特定のグループが関連している領域ID712へのバック・レファレンスとして、設けられる。そのAID ATTACHエントリ806は、全ての場合に必要という訳ではないが、少なくとも数件の例において性能を改善する際の補助になっている。最後に、一覧表になったポインタ・エントリ808Aから808Nは、それぞれ、特定のグループに関連する選択対象の構造を示す。以下に説明するように、種々の選択対象の構造が、各グループに関係するけれども、ある要素は、その種々の形式の中で共通である。つまり、最初のポインタ808Aは、SELECT COMMON構造ブロック810を示す。領域構造ブロック714を、再度、参照すると、デフォルト・ボタン・エントリ740とキャンセル・ボタン・エントリ742も、SELECT COMMON構造ブロック810を示している。 そのSELECT COMMON構造ブロック810は、選択対象IDエントリ812、そのグループIDへのバック・リファレンスを与えるエントリ814、選択対象の位置と大きさを指定するための、ROWS及びCOLSエントリ820及び822と共にあるREL X及びREL Yエントリ816及び818、その選択対象と関連するホット・キーストロークの組み合わせを指定するためのQUICK KEY POS及びQUICK KEY CHRエントリ824及び826、その選択対象の最大の大きさと表題を指定するためのMAXSTR LEN828とSELECT STR830、及びその選択対象の特性を指定するためのSFLAGSエントリ832を含んでいる。
さらに、SELECT TYPEエントリ834も設けられている。前記のように、種々の形式の選択対象が使用可能であり、図7を再度、参照する。あるグループ内に設けられた種々の形式の選択対象は、その端末を構成するためのステップで必要なデータ形式に依存する。ある例において、ボタン(図7の650を参照のこと)を押すだけで、選択対象が呼び出される;他の場合では、図7の「通信」及び「シリアルポート」グループ660及び670で示されるように、複数の選択対象の中から1つを選択しなけもばならない。さらに別の場合、ある画像が選択され、一方、その他の場合に、特定の文字列を選択しなければならない。ある場合には、書き込みエントリが必要で(図7の680)、一方、他の場合には、多数の項目の中の1つに書き込まなければならない。これらは、ある実施例において実装されている選択対象の形式であるが、そのリストは、網羅的ではなく、他の選択対象は、ここで説明すれば、簡単に実施され得る。
「書き込み」選択対象については、そのストリング上のどの文字から表示されるべきであるかを明確にするために、「最初に表示」エントリ840と共に、カーソル開始及びカーソル終了エントリ836及び838が、設けられている。さらに、LABEL REL Xエントリ842が、LABEL REL Yエントリ844とLABEL STRエントリ846と共に、設けられている。「多数の中から1つ」型の選択対象に対しては、NUM OF SEL ROWSエントリ848とNUM SEL COLSエントリ850が、設けられている。任意選択対象数エントリ852とデフォルト任意選択対象エントリ854が、高速キー・ポインタ856とフラグ・ポインタ858と共に、活動状態である任意選択対象の数を明確にするために、設けられている。最後に、選択対象の大きさ860も、設けられている。
「画像」型の選択対象に対しては、ファイルIDエントリ708と画像ポインタエントリ862だけが、指定されなければならない。「項目」型の選択対象に対しては、「子グループ」IDエントリ864が、グループ構造ブロック746に示されるグループ構造の形式を指す、子グループポインタと共に、設けられている。その子グループは、その親が起動されたときに、自動的にポップアップして、一群の項目の内の1つが選択される。「ストリング・リスト」形式の選択対象に対しては、エントリは、Xラベル位置878とYラベル位置880と共に、任意選択対象の数868、その任意選択対象の表題の最大長(又はMAX OP LEN)870、水平表示オフセット・エントリ872、及び垂直表示オフセット・エントリ874が、設けられている。最後に、ラベル・ストリング882と選択対象ストリングの大きさエントリ884が、設けられている。
AREA MPTRエントリ738を再度、参照すると、マウスポインタ・ホットスポットは、領域IDエントリ900、グループIDエントリ902、及び選択対象ID904を含む構造によって、指定される。また、任意選択対象の形式906は、特定のホットスポットが関連する、選択対象の形式を指定するために、設けられている。さらに、バック・リファレンスエントリ908と910は、その領域内のグループIDと、そのグループ内の選択対象ID用に、設けられている。また、4つのエントリ912A−912Dは、適切なメニューが表示されたときに、マウスのホットスポット起動されるようにするマウス・フラグ・エントリ914と共に、そのマウスのホットスポットの左上部のX及びYの位置、及び右下部のX及びYの位置を指定する。前記のホットスポットに加えて、追加のホットスポットが、スクロールのために、リスト表示の上下に、またその領域ウィンドウが移動できるように、表題バー位置に、設けられている。
前記の構造に加えて、データ構造も、多数の選択対象の中から現在選択されているエントリを維持するために、用意されている。現在のデータ構造ブロックは、950に示されている。SETUPによって現在定義されている領域数エントリ952;定義ファイル数エントリ954;定義されているグループ数と選択対象数のエントリ956と958;及び所定の最大選択対象数を割り当てるためのエントリ960を、含んでいる。ある実施例において、最大選択対象数は、10ブロックに割り当てられている。フォント・エントリ966、領域フォーカス・エントリ968、グループ・フォーカス・エントリ970、及びストリング・フォーカス・エントリ972と共に、追加エントリ962と964が、それぞれ、列と行当たりの画素数用に設けられている。また、マウス・フォーカス・エントリ974は、ホットスポットを指定するために設けられている。さらに、OFOCUSとTFOCUSエントリ976と978が、キーボート・フォーカスを有する、任意選択事項と選択対象の形式とを指定するために、設けられることがある。また、IFOCUSとJFOCUSエントリ980と982が、上記のマウス構造ブロックからのホットスポット・エントリ908と910用に、設けられてもよい。最後に、メニュー・エントリ986は、マウスモードを指定するためのOFLAGSエントリと共に、また、領域の境界とグループの境界を定義するためのエントリ988と990と共に、現在のメニュー・フォーカスを明確にするために指定される。
選択対象の現状を指定する情報は、ACTIVE SELECT(活性状態の選択対象)構造1000で指定される。各構造は、ボタンエントリ1002、STFLAGS又は共通フラグ選択エントリ1004、及びACTIVEエントリを含み、そのACTIVEエントリは、そのデータが、SETUPコードに対して使用可能にされる、全ての選択対象の現状を保存している。ある実施例においては、ある事象待ち行列に、キーボード、ストロークとマウス動作を記録するために、事象待ち行列構造1010も、設けられる。前記のように、本発明の主要な特徴は、本発明の端末オペレーティング・システムには、標準PC/AT BIOS又はDOSと互換性が無いことである。しかし、その端末オペレーティング・システムは、Citrixユーザ又は他のサポートされているエミュレーションに、インタフェースすること等により、マルチユーザ環境において、アプリケーション・データを表示する能力を維持するために、これらの機能を確実にサポートする必要がある。表3A−3Cとして添付されているのは、本発明によりサポートされている標準IO.SYSとBIOS.SYS機能のリストである;本リストが多数の標準BIOS及びDOS機能を含んでいないことは、当業者には、明白なはずである。これ以外の機能は、サポートされていない。また、記載されている機能の内のあるものは、現在の好適な実施例では、部分的にしかサポートされていない。つまり、機能36h〔Get Disk Free Space 〕は、ハードディスクの代わりにフラッシュメモリを使用しているために、部分的にしかサポートされていない。同様に、機能33h〔Get/Set SystemValue〕は、機能とフラグに関してはサポートされているが、“Control-Break”機能は、サポートされていない。同様に、機能2Ahから2Dhまで〔Get/Set Date/Time 機能〕は、リアルタイム・ハードウェアが本発明の端末に設けられていないので、部分的にしかサポートされていない。絶対時間に反映することなく、事象の継続時間を測定するために使用されるために、“Get Time”機能が、サポートされている。
また、本発明のフラッシュ・ファイル・システムは、現在の好適な配置においては、多数の単一ディレクトリ・デバイスに分割されている。しかし、従来のディスクファイルと違って、そのフラッシュ・ファイル・システムは、クラスタやセクションを含んでいない。各装置又は区画内のファイルは、その区画の最下部から上方に伸び、一方、ディレクトリ・エントリは、最上部から下方に伸びる。ファイルは、細分化されずに、連続的に保存される。ある実施例では、16バイト長であるディレクトリ・エントリは、全般的に、DOSディレクトリに似ている;しかし、通常、保存される要素は、そのファイルが、DRAMよりはフラッシュメモリから実行されるように定義される。これらは、そのDOSアドレス空間における、そのファイルのリマップ区分と共に、そのフラッシュメモリにおける、そのファイルの開始アドレスを含んでいる。
ファイルの削除は、従来のDOSファイルの削除に似ているが、ある重要な点で異なっている。本発明において、あるファイルが削除される場合、そのディレクトリ・エントリの第1バイトが、E5hに設定されるのではなく、0に変更される。このステップは、フラッシュ・ブロックを消去せずに、実施される。後続のファイルは、次の使用可能な場所に書き込まれる。しかし、後続のファイル用に十分な空き容量がない場合は、その削除ファイル用のフラッシュ・ブロックが消去され、復元ファイルが、削除ファイルが保守されていたフラッシュ・ブロックに再書き込みされる。前記のように、ファイルの細分化は、少なくとも、ある実施例においては、許されていない。フラッシュ・ファイル・システムは、従来のDIR、TYPE、及びDELコマンドをサポートし、DEBUGメッセージを作成するために、新しい“DEBUGMSG” コマンドをサポートし、さらに、バッチファイルからプログラムの実行もサポートしている。ファイルシステムも、EXEと、COMファイル、及び割込み21hと27hのローディング及び実行と共に、AUTOEXEC.BATファイルをサポートしている。しかし、少なくとも、ある実施例においては、ファイルシステムは、CONFIG.SYSファイル又はSYSデバイス・ドライバをサポートしていない。同様に、本ファイルシステムは、バッチファイル・コマンド(プログラムの実行を除く)、入出力のリダイレクト、パイプ処理、又は割込み20h [Program Terminate]、 22h [Terminate Address] 、 23h [Ctrl-BreakExit Address] 、 24h [Critical Error Handler Vector] 、 25h [Absolute DiskRead] 、 26h [Absolute Disk Write] 、 及び2Fh [Multiplex Interrupt]をサポートしていない。
前記より、選択された一群の標準BIOS及びDOS機能は、本発明の端末オペレーティング・システムによってエミュレートされるが、サポートされているが、相当な数の標準BIOS及びDOS機能は、サポートされていないことが、明らかであろう。さらに、サポートされているこれらのBIOS及びDOS機能は、標準AT互換ハードウェアで実行される訳ではない。その代わりに、「ブートブロック」300や「カーネル」305として、図4で参照される端末オペレーティング・システムの部分は、これらの機能をエミュレートする能力を確立している。そのブートブロック305によってサポートされているサービス機能は:駆動寸法について、フラッシュメモリ438に質問する、GET FLASH DRIVE SIZE ;フラッシュメモリ438からデータを読み出すための、READ FLASH DRIVE ; WRITEFLASH DRIVE ; フラッシュメモリ438のブロック長を質問するための、GETFLASH DRIVE BLOCK SIZE ; フラッシュメモリ438からデータを消去するための、ERASH FLASH DRIVE BLOCK ; 繰り返し電源オン診断を循環させるために、製造テストで使用され、通常運転時には使用されない、WARM REBOOT ; GET BOOT BLOCKDATE ; キーボード・コントローラの接続された制御要素に対して使用される、CLEAR KEYBOARD CONTROLLER I/O BIT ; 及び SET KEYBOARD CONTROLLER I/O BITを含んでいる。
カーネル305の動作を、さらに詳しく説明する。特に、カーネルは、3つのサービス機能を有している。第1の機能は、“ATIVATE VIDEO INT 1Oh ”機能であり、それは、映像サービスに対して通常の割込み“int 10h ”機能を動作可能にする。その割込み“int 10h ”は、種々のデバイス・ドライバがロードされている間に、それらのドライバからのテキスト・モードのメッセージが表示されないように、カーネル305により、初めは、遮断される。ドライバがロードされ、端末グラフィック・モードになった後で、“ACTIVATE VIDEO INT 10h”機能が呼び出されて、通常の“int 10h ”動作が、復活される。さらに、カーネル305は、第2の機能、“SET POWER DOWN TIME ”を含み、その機能は、種々の省電力機能(Energy Star 準拠等)及びその機能を起動するための遅延タイマーを設定することができる。最後に、カーネル305は、“PROCESS DOS INTERRUPTS”機能を含み、DOS環境で、リアルタイム処理が必要な、保留DOS割込みの処理をする必要があるときはいつでも、ブートブロック又はカーネル305の他の部分から、その機能を呼び出すことができる。この機能によって頻繁に処理される割込みは、マウス&キーボード割込みであり、この割込みは、タイマー、シリアル、パラレル、及びネットワーク各割込みを含んでいる。この機能による遮断は、例えば、マウス&キーボード割込みが、極度に長い間−つまり、ユーザにとって腹立たしいほど長い、例えば、マウスの動きとカーソルの応答動作との間の遅れが約1秒間−また、キーボード・コントローラにコマンドを送ることが必要になったときに、キーボード・コントローラ出力をするためには、十分過ぎる時間、動作不能にされることを防ぐ。
本発明のハードウェアは、PC/AT標準に準拠せず、ファームウェアは、従来のPC/AT BIOS又はDOSに準拠していないが、全体的なシステムは、ユーザが従来の Windows表示を眺めて、さらに対話できるように意図されているので、ある程度の従来のハードウェア割込みと関連する呼出しは、本発明によって管理されなければならない。ある好適な実施例において、そのような割込みや呼出しは、その入力信号に対して適切な対応をエミュレートするか、又は変更することによって、端末のファームウェアで取り扱われる。その対応は、下記のソフトウェア・カーネルに関連して、さらに詳しく、取り扱われる。カーネルはプロセッサを仮想8086モードに置き、さらに種々のポートへの入出力を遮断するために必要な種々の表を設定する。選択されたポートへのアクセスにより、例外事項が発生した後、その例外を生成した命令は、PC互換性を正しくエミュレートするために、それを処理できるように、分解される。あるサブルーチン全体が、各遮断された入出力命令に対して実行されるので、その入出力命令は、高速では実行されず、従って、遮断された入出力は、可能な限り少ないポートに制限される。ある例では、ある入出力ポートの全体あるいは部分が、ATとの互換性の保全に必要なために、割り込みされる。ここで説明された最初の実施例は、Citrix WinFrame のパーソナリティを提供するためであるが、他のパーソナリティも、本発明の端末による使用のために、実装されることが可能である。ある例では、本発明の端末は、そのような異なるパーソナリティを予期している異なるオペレーティング・システムを動作させている、多重ホストに接続されている端末と共に、メモリに複数のパーソナリティを有している場合がある。そのユーザ、又は他のユーザは、ホットキー又は他のシーケンスを通じて、そのパーソナリティの中から選択することができ、本発明のカーネルが、適切なパーソナリティをメモリから実行して、さらに、適切なホストへの通信を可能にする。
ATとの互換性を保つために、カーネルによって遮断される入出力ポートは:20h〔AT互換割込みコントローラのコマンド・ポート〕−“end of interrupt”コマンドだけがエミュレートされ、そのコマンドは、優先順位が同じか、より低い割込みを発生させるために、各割込みハンドラの終了時に、発行される。また、そのカーネルは、その“end of interrupt”コマンドが受け取られるまでは、同等か、又はより低い優先順位の割込みを妨害する、PC互換割込みコントローラの通常動作をエミュレートする。
21h〔AT互換割込みコントローラのマスク・レジスタ〕−エミュレートされる。
40h−43h〔AT互換8254システムタイマーへのアクセス〕−ある種のATベース・ドライバが、これらのポートに書き込みをするので、ポートは、エミュレートされないが、遮断される。本発明の実施例の割込みマスク・レジスタは、ポート40hに設定されるので、非遮断書き込みは、本発明の割込みマスク・レジスタの妨害をする。
21h〔AT互換割込みコントローラのマスク・レジスタ〕−エミュレートされる。
40h−43h〔AT互換8254システムタイマーへのアクセス〕−ある種のATベース・ドライバが、これらのポートに書き込みをするので、ポートは、エミュレートされないが、遮断される。本発明の実施例の割込みマスク・レジスタは、ポート40hに設定されるので、非遮断書き込みは、本発明の割込みマスク・レジスタの妨害をする。
61h〔ATアーキテクチャ上のその他の制御ポート〕−1スピーカ制御ビットが、そのスピーカをオン/オフできるようにエミュレートされる。
AOh〔AT互換コンピュータの第2割込みコントローラのコマンド・ポート〕−ポート20hと同様に、“end of interrupt”コマンドがエミュレートされる。
A1h〔第2割込みコントローラ用マスク・レジスタ(ポート21hと類似)〕−エミュレートされる。
2F8h−2FFh〔ATの第2シリアル・ポート用標準アドレス〕−ポートは、5F0h−5FEhにリマッピングされ、そのアドレスは、本発明の実施例の第2シリアル・ポート用ポート・アドレスである。新しいポート範囲〔5F0h−5FEh〕は、偶数アドレスのみを含んでいる。ある実施例においては、バイト・スワッピングは実装されず、従って、8ビットSIOデバイスの偶数バイトだけに、アクセス可能である。しかし、必要なら、バイト・スワッピングを実装してもよい。
AOh〔AT互換コンピュータの第2割込みコントローラのコマンド・ポート〕−ポート20hと同様に、“end of interrupt”コマンドがエミュレートされる。
A1h〔第2割込みコントローラ用マスク・レジスタ(ポート21hと類似)〕−エミュレートされる。
2F8h−2FFh〔ATの第2シリアル・ポート用標準アドレス〕−ポートは、5F0h−5FEhにリマッピングされ、そのアドレスは、本発明の実施例の第2シリアル・ポート用ポート・アドレスである。新しいポート範囲〔5F0h−5FEh〕は、偶数アドレスのみを含んでいる。ある実施例においては、バイト・スワッピングは実装されず、従って、8ビットSIOデバイスの偶数バイトだけに、アクセス可能である。しかし、必要なら、バイト・スワッピングを実装してもよい。
378h−37Fh〔ATパラレル・ポート用標準アドレス〕−6F0h−6FEhにリマッピングされ、そのアドレスは、本発明の実施例のパラレル・ポート用ポート・アドレスである。
3F8h−3FFh〔ATの第1シリアル・ポート用標準アドレス〕−7F0h−7FEhにリマッピングされ、そのアドレスは、実施例の第1シリアル・ポート用ポート・アドレスである。
本発明の好適な実施例とその代替案について十分に説明したが、ここでの説明は、本発明の範囲内で、多数の代替案や同等なものが存在することは、当業者には理解できるはずである。従って、本発明は、上記の説明に制限されず、ただ、添付の請求の範囲にのみ制限されるものである。
3F8h−3FFh〔ATの第1シリアル・ポート用標準アドレス〕−7F0h−7FEhにリマッピングされ、そのアドレスは、実施例の第1シリアル・ポート用ポート・アドレスである。
本発明の好適な実施例とその代替案について十分に説明したが、ここでの説明は、本発明の範囲内で、多数の代替案や同等なものが存在することは、当業者には理解できるはずである。従って、本発明は、上記の説明に制限されず、ただ、添付の請求の範囲にのみ制限されるものである。
100 CPU
102 クロック&リセット論理回路
110 ASIC
112 フラッシュメモリ・アレイ
114 VGAコントローラ
118 その他の論理回路
124 シリアルI/O&パラレル・コントローラ
126 キーボード&マウス・コントローラ
128 LANコントローラ
144 DRAM
146 CRT
148 MPS
102 クロック&リセット論理回路
110 ASIC
112 フラッシュメモリ・アレイ
114 VGAコントローラ
118 その他の論理回路
124 シリアルI/O&パラレル・コントローラ
126 キーボード&マウス・コントローラ
128 LANコントローラ
144 DRAM
146 CRT
148 MPS
Claims (3)
- 複数のホスト・システムであって、その各々が異なるプロトコルを使用しているホスト・システムから選択された1台のシステムと通信するために適応化された端末において、第1のホスト・システムに関連する通信プロトコルに応じて、該第1のホスト・システムから供給される第1組と第2組の命令への応答を供給するための第1のパーソナリティと、第2のホスト・システムに関連する通信プロトコルに応じて、該第2のホスト・システムから供給される第3組と第4組の命令への応答を供給するための少なくとも第2のパーソナリティと、ウィンドウ情報を供給するための前記ホスト・システムの内の少なくとも1台と、ホスト・システムに関連する該通信プロトコルと互換性のある、該関連するホスト・システムへの応答を供給するために、該第1と第3の命令の内の1組を処理するためと、該第2と第4組の命令の内の1組をエミユレートするための、該第1と少なくとも該第2のパーソナリティに応答するプロセッサ手段と、該端末が現在接続されている該ホスト・システムを識別するためと、該識別されたホスト・システムと通信するための該第1と少なくとも該第2のパーソナリティの内の適切な1つのパーソナリティを選択するための切換手段とから成ることを特徴とする端末。
- 動作特性を保存するために、フラッシュメモリを提供するステップと、更新された動作特性を受け取るために、ホストへの通信リンクを供給するステップと、該ホストとの通信を維持している間に、該フラッシュメモリの少なくとも所定の部分が、書き込まれ得る第1の動作状態を確立するステップと、該端末が、該第1の動作状態にある間に、該ホストから該端末に更新された動作特性をダウンロードするステップと、該端末が、該第1の動作状態にある間に、該フラッシュメモリに、該更新された動作特性を書き込むステップと、データが該フラッシュメモリの該所定の部分に書き込まれない第2の状態を確立するステップとから成ることを特徴とする、端末の動作特性を更新するための方法。
- ホスト・システムと通信するためにディスプレイを有する端末を構成するための方法において、該ディスプレイの一部に、少なくとも1つのビットマップ領域を確立するステップと、該領域内に、少なくとも1つのビットマップグループを確立するステップと、該グループ内に、少なくとも1つのビットマップ選択対象を確立し、各選択対象は、それに関連する1つ以上の選択事項を有していることを特徴とするステップとから成ることを特徴とする方法。
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