JPH0689121A - 利用環境の変更を容易にした情報処理装置 - Google Patents

利用環境の変更を容易にした情報処理装置

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JPH0689121A
JPH0689121A JP4238402A JP23840292A JPH0689121A JP H0689121 A JPH0689121 A JP H0689121A JP 4238402 A JP4238402 A JP 4238402A JP 23840292 A JP23840292 A JP 23840292A JP H0689121 A JPH0689121 A JP H0689121A
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Yuji Teraoka
祐次 寺岡
Kazunobu Futamura
和信 二村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】アプリケーションプログラムの実行中でも呼び
出せる環境設定メニューを実現することにより解決し
て、利用環境の変更を容易にした情報処理装置を得るこ
とにある。 【構成】アプリケーションプログラムの実行中であって
もポップアップメニューにより環境を変更でき、ポップ
アップメニューを終了したあと継続してアプリケーショ
ンプログラムを実行できる。通常レジュームできないア
プリでもポップアップメニューが起動できればポップア
ップメニュー内でレジュームを行うことで代用できる。
ドライブ構成が複雑な場合にアプリケーションプログラ
ムの途中でポップアップメニューにより簡単にドライブ
構成を知ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパーソナルコンピュータ
の利用環境の設定の変更装置に関し、ポップアップメニ
ューを利用して環境変更手段を早く簡便に実行させると
ともに、パーソナルコンピュータシステムの環境情報を
取得し、情報処理に要する時間削減に役立たせた情報処
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は図13に示すように、ユーザが使
用しているパーソナルコンピュータの利用環境(表示装
置の環境や、BIOSが提供する種々の機能環境)を変
更するときは、まず現在起動しているアプリケーション
プログラムを終了し(1300)、一端システムをリセ
ットして(1301)、利用環境変更用のBIOSプロ
グラム(以下、環境設定メニューと呼ぶ)を起動して
(1302)所望の設定を行い(1303)、システム
を再起動(1305)し、再びアプリケーションプログ
ラムを起動(1306)しなければならなかった。
【0003】また従来は、パーソナルコンピュータを使
用している最中に、特定のキーを組み合わせて押下する
ことにより、LCDの表示設定等を変更することができ
た。(以下、このような機能をキースイッチと呼ぶ。)
キースイッチで実現できる機能の一覧を図12に示す。
【0004】キースイッチ機能は、キーボードサブシス
テムで実現しているものと、キーボード割り込み処理で
実現しているものがあり、それぞれの実現方法を簡単に
説明する。
【0005】キーボードサブシステム内では、CTRL
キーとGRPHキーが押下されると、さらに押下されて
いるキーを調べ、キー押下の組み合わせがキースイッチ
項目に存在するならば、それに該当する機能を実現して
いた。図12に示されたキー組み合わせ項目の前に
「*」記号を付加したキースイッチ機能が、このように
キーボードサブシステムにより実現されるキースイッチ
機能である。
【0006】次に、キーボード割り込み処理内でのキー
スイッチ実現手段を述べる。キーボード割り込み処理内
でも、CTRLキーとGRPHキーの押下状態を監視し
ており、CTRLキーとGRPHキーの両方が押下され
ていたら、他に押下されているキーを求め、キーの組み
合わせがキースイッチ機能を要求しているならば、該当
する機能を実現する。図12のキー組み合わせ項目の前
に「*」記号が付加されてない機能が、このようにキー
ボード割り込み処理により実現されるキースイッチ機能
である。
【0007】また、近年携帯型パーソナルコンピュータ
も、拡張性が大幅に向上して種々のディスク装置が接続
できるようになってきており、装置全体が複雑になって
きているため、全体の概要を把握することが困難であっ
た。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ここで、従来の方法で
は環境の設定を変更するたびに、システムのリセットを
伴うためアプリケーションプログラム実行中に設定を変
更したいときなどは、そのアプリケーションプログラム
を一旦終了する必要があり、使用勝手が悪いという問題
があった。
【0009】また、レジューム機能の設定を有効にした
い時に、アプリケーションプログラムによっては、電源
オフの割り込み処理の開始アドレスを独自に設定してい
るため、レジューム機能が使用できないという問題点が
あった。
【0010】また、キースイッチ機能を割り当てたキー
の組み合わせに対して、アプリケーションプログラムに
よってはこのキーの組合せを使用している場合があり、
かかるアプリケーションプログラムを満足に使用するこ
とができないといった問題点があった。
【0011】また、ディスク装置を多数接続するような
構成をとったパーソナルコンピュータシステムでは、現
在使用しているオペレーティングシステムのディスク装
置管理情報(以下、ドライブ情報と呼ぶ。)と実際のデ
ィスク装置の関係をユーザが把握できなくなるといった
問題点があった。
【0012】ここで、本発明の目的は、上記問題点を解
決することにあり、一例としてアプリケーションプログ
ラムの実行中でも呼び出せる環境設定メニュー(以下、
ポップアップメニュー)を実現することにより解決し
て、利用環境の変更を容易にした情報処理装置を得るこ
とにある。
【0013】本発明の説明で、表示装置の環境の設定項
目とは、LCDの明るさの設定、LCD反転表示の設定
項目などを意味しており、BIOSが提供する種々の機
能設定項目とは、レジューム機能の使用の有無の設定、
パーソナルコンピュータを節電モードで動作させる為の
設定項目などである。
【0014】本発明で説明しているレジューム機能と
は、パーソナルコンピュータシステムの電源オフによる
割り込みが発生するとBIOSがレジュームフラグを参
照し、レジュームが有効になっていれば、各種の状態情
報を電源をオフしても情報が消えないバックアップメモ
リに退避させ、次にシステムの電源オン時に状態情報を
読み出してシステムの動作設定を行うことにより、アプ
リケーションプログラムの実行途中で電源がオフされた
場合であっても、次に電源がオンされると、先ほどの電
源オフ直前の状態からアプリケーションプログラムを継
続して使用できる機能である。ポップアップメニューと
は、上述した設定項目あるいはレジューム機能の設定の
他に、あらゆる設定を変更する項目を同時に表示する画
面で説明するが、この画面は変更しようとする項目が例
えば2ないし3行ずつ画面に表示され、矢印キーで選択
しながら項目をずらしていくといった表示画面でも本発
明の目的は達せられ、最も少ない例は1行ずつでも構わ
ない。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、システムの起
動時のみならずアプリケーションプログラム実行時であ
っても入力手段により入力するとポップアップメニュー
が表示される表示手段を備え、前記入力手段により種々
の設定を終えた後、再び前記アプリケーションプログラ
ムが継続して作動する環境変更手段が備えられているこ
とを特徴とし、さらに、前記環境変更手段は前記ポップ
アップメニューによりレジューム機能の有効/無効また
は液晶表示体の明るさなどの設定変更が動的に変更され
る手段であることを特徴とし、さらに、前記環境変更手
段は、前記ポップアップメニュー起動により前記アプリ
ケーションプログラム実行時の電源オフの割り込み処理
開始アドレスと前記電源オフの割り込み禁止/許可の状
態とを保存し、前記電源オフの割り込み処理開始アドレ
スをBIOS内の前記電源オフの割り込み処理開始アド
レスに設定し、前記電源オフの割り込みを許可し、前記
ポップアップメニュー終了時に前記アプリケーションプ
ログラム実行時の電源オフの割り込み処理開始アドレス
と前記電源オフの割り込み禁止/許可の状態とを前記ポ
ップアップメニュー起動以前の状態に戻すことを特徴と
し、さらに、前記環境変更手段は前記ポップアップメニ
ューにより前記入力手段のキースイッチ機能を有効/無
効にすることで、アプリケーションプログラムに合わせ
て最適なキースイッチ機能を割り当てたキーの組み合わ
せに変更することを特徴とし、さらに、前記ポップアッ
プメニューを起動して、ディスクドライブの割付と表示
をBIOSが行うことを特徴とする。
【0016】
【作用】システム起動時のみならず、アプリケーション
プログラム実行時であっても指定キーを押すことにより
ポップアップメニューが表示され、その結果、種々のデ
バイスの設定変更がなされ、再びアプリケーションプロ
グラムが継続される。また、ポップアップメニューによ
りレジューム機能の有効/無効の設定、LCDの明るさ
の調節などが動作させたままの状態で動的に変更できる
構成となっている。
【0017】また、ポップアップメニューは、電源オフ
の割り込み処理の開始アドレスと、電源オフ割り込み禁
止/許可の状態を保存し、電源オフの割り込み開始アド
レスをBIOS内の電源オフの割り込み処理の開始アド
レスに設定し、電源オフの割り込みを許可し、通常レジ
ュームモードに切り替えようとしてもできないアプリケ
ーションプログラムの場合であっても、ポップアップメ
ニューを起動することによってメニュー実行中に電源を
オフし、レジューム動作を可能にする。
【0018】
【実施例】図1は本発明による実施例を示したブロック
図であり、携帯型パーソナルコンピュータの略図であ
る。中央演算処理装置CPUは、バスライン3を介して
主メモリ2とキーボードサブシステム4とブザー5と表
示コントローラ7を制御している。 キーボードサブシ
ステム4は、携帯型キーボード4dを制御するキーボー
ド制御プログラム4cと、キーボードCPU4bと、本
体と通信を行うためのキーボードインタフェース4aと
から構成されており、キーボード制御と表示コントロー
ラ7を介して表示部8の制御を行うことができる。表示
コントローラ7はこの実施例では表示部8を制御し、液
晶表示部の片側からはサイドライト9によって光照射さ
れている。主メモリ2には、オペレーティング・システ
ム(OS)2a、アプリケーションプログラム2bおよ
びBIOS2cが含まれ、BIOS内には、ポップアッ
プメニュー起動/終了処理、電源オフ割り込み処理、ポ
ップアップメニューでの設定のための各処理と、ポップ
アップメニュー用の保存領域2dが含まれている。また
10は本装置を動作させたり、メモリの内容を保存する
ための電源であり、この実施例では電池である。
【0019】ビデオRAM11は文字、図形を表示部8
に表示させるためのビデオメモリーであり、12は種々
の情報を保存するためのバックアップメモリであり、レ
ジュームフラグ、キースイッチフラグ、LCDの明るさ
の設定値、レジュームが必要とする状態情報等を保存す
ることができる。14はフロッピーディスクドライブ、
ハードディスクドライブなどのディスク装置であり、1
5はディスク装置と同じインターフェースをユーザに提
供し、またバックアップ電源により内容が保存されるシ
ステムRAMである。システムRAM15はフロッピー
と同じインタフェースを提供するモード(以下、RAM
ドライブと呼ぶ)とSASIハードディスクと同じイン
タフェースを提供するモード(以下、RAMハードディ
スクと呼ぶ)などの使い方ができる。また各々の装置お
よび手段には電源ライン13を介して電池10が接続さ
れている。
【0020】図2はポップアップメニュー起動・終了処
理のフローチャートである。キーボード割り込み発生
(201)以降、フローチャートに沿って説明する。
【0021】キーの押下状態を調べ、CTRLキーとG
RPHキーとHELPキーが同時に押下されたときは、
ポップアップメニュー起動要求と判断(202)し、ポ
ップアップメニューの処理を開始する。ポップアップ起
動要求でなかったときは、キーバッファにキーデータを
入力するような通常のキーボード割り込み処理(20
3)を行う。ポップアップメニューを起動するためにテ
キスト処理(204)とグラフィック処理(205)と
電源オフ割り込み設定処理(206)を行う。
【0022】テキスト処理では、テキストの画面設定情
報を保存し、テキストの画面情報の初期化、テキストビ
デオRAM情報を保存し、テキストビデオRAMのクリ
ア、テキスト表示の開始を行う。グラフィック処理で
は、グラフィックの画面設定情報を保存し、グラフィッ
ク表示の停止を行う。
【0023】電源オフ割り込み設定処理(206)で
は、電源オフの割り込み処理の開始アドレスと、電源オ
フ割り込み禁止/許可の状態を保存し、電源オフの割り
込み開始アドレスをBIOS内の電源オフ割り込み処理
の開始アドレスに設定し、電源オフの割り込みを許可す
る。
【0024】ここまでの処理をポップアップメニュー起
動処理と呼ぶ。その後、ポップアップメニューによる設
定画面を提供し、ユーザに設定を促す(207)。
【0025】設定終了後は、ポップアップメニュー終了
処理として、電源オフ割り込み復元処理、(208)
と、グラフィック終了処理(209)と、テキストの終
了処理(210)とを行う。 電源オフ割り込み復元処
理では、電源オフ割り込み処理の開始アドレスを復元
し、電源オフ割り込みの禁止/許可状態を復元する。
【0026】グラフィック終了処理では、グラフィック
の保存した画面設定情報に設定し直し、グラフィック表
示の開始/停止をポップアップメニュー起動前の状態に
戻す。テキスト終了処理では、テキストの保存した画面
設定情報に設定し直し、テキストビデオRAMを復元
し、テキスト表示の開始/停止をポップアップメニュー
起動前の状態に戻す。
【0027】以上、図2のフローチャート内の説明で情
報の保存を行うための領域は、すべて主メモリ2内のポ
ップアップメニュー用保存領域2dを用いるものとす
る。
【0028】図3は、ポップアップメニュー301での
選択設定画面の例を示す。レジューム機能の有効/無
効、液晶表示部の明るさのコントロール、階調表示の切
換え、反転表示、CPUクロック、キースイッチ機能、
ハードディスクのセクタ長の調整が計られる。「*」印
の項目は変更できないことを表示している。ここで、ポ
ップアップメニューの画面の脇に拡張されたドライブ名
1101の表示がなされてユーザにとって一層見やすく
配慮されている。
【0029】図4は、ポップアップメニューでの選択設
定時のフローチャートを示している。選択画面内は、ユ
ーザが上下の矢印キーを押下することにより、カーソル
を上下に移動し設定項目の選択ができる(403)。ま
た、左右の矢印キーを押下することにより現在選択され
ている項目の設定の変更ができる(405)。ただし、
動作中のパーソナルコンピュータシステムとして設定を
変更することにより、その後のシステムの動作に悪影響
を与える項目については、項目の先頭に「*」記号を付
加し、変更できないことをユーザに明示する。また、ユ
ーザがそれらの項目について変更を試みた際は短くブザ
ー6を鳴らし警告メッセージを表示することにより注意
をユーザに促す(406)。
【0030】図5は、図4の(405)で行う処理につ
いて設定項目別にまとめたもの(501)である。レジ
ューム処理の有効/無効の変更を行ったときは、レジュ
ームフラグ12a(図1)の値を変更する。以後、BI
OSは電源オフ割り込み処理内でレジュームフラグが有
効ならばレジューム処理を行う。
【0031】LCDの明るさの変更を行ったときは、L
CDの明るさ設定値12c(図1)の値を更新し、LC
Dの明るさを表示コントローラに設定することにより、
現在の明るさを変更することができる。保存した値は、
以後システムの起動処理で利用され、次回の起動時も同
様のLCDの明るさを再現することができる。
【0032】階調表示、反転表示の設定を変更したとき
は、新しい設定値を表示コントローラに設定することに
より現在の設定を変更する。
【0033】CPUクロックの変更処理が行われたとき
は、CPUのクロック変更処理を行い、CPUクロック
を動的に変更することができる。
【0034】キースイッチの有効/無効の変更がなされ
たときは、キースイッチフラグの値を変更する。さらに
キーボードサブシステムに禁止または許可のコマンドを
発行することにより、キーボードサブシステム内ではキ
ースイッチ禁止状態か許可状態かを管理することができ
る。
【0035】ここで、キーボードサブシステムにおける
キー入力処理を図6のフローチャートに沿って説明す
る。キーボードサブシステム内のキーボード制御プログ
ラムは常にキーボードの押下状態を走査する(60
1)。そこでCTRLキーとGRPHキーが押下されて
いるか調べる(602)。押下されていないならば本体
にキーコードを送信する通常のキーコード送信処理(6
05)を行う。CTRLキーとGRPHキーが押下され
ているならばキースイッチ状態を調べ(603)、禁止
状態ならば通常のキーコード送信を行い、許可状態なら
ば現在のキーの組み合わせを調べ(604)キースイッ
チとして実現すべきキーの組み合わせならば、それに該
当するキースイッチ機能を実現する(606)。
【0036】さらに、図7は、キーボード割り込み処理
におけるキースイッチ監視と実行の処理をフローチャー
トに沿って示す。図7は、図2の203の一部に相当
し、ポップアップメニュー起動のキー組み合わせは以下
の処理の影響を受けない。まずCTRLキーとGRPH
キーが押下されているか調べる(701)。CTRLキ
ーとGRPHキーが押下されているならば、キースイッ
チフラグ調べ(702)、キースイッチが許可になって
いたならば、現在のキーの組み合わせを調べ(703)
キースイッチとして実現すべきキーの組み合わせなら
ば、それに該当するキースイッチ機能を実現する(70
4)。このように、キーボードサブシステム内の処理
と、キーボード割り込み処理によりポップアップメニュ
ー起動のキー組み合わせを除く他のすべてのキースイッ
チを禁止/または許可できる。
【0037】以上、ここまで述べてきた処理により、ア
プリケーションプログラム使用中でも、ユーザは特定の
キーの組み合わせを押下することよりポップアップメニ
ューを実行し、種々の設定を終えた後、ポップアップメ
ニュー起動時に使用していたアプリケーションプログラ
ムの使用を継続することにができるようになり、アプリ
ケーションの実行中でも、レジューム機能の有効/無
効、LCDの明るさの設定など図3に記載したような項
目が動的に変更できる。
【0038】また、アプリケーションプログラムが電源
オフの割り込み処理を独自に処理するような設定にして
いたとしても、ポップアップメニュー画面の表示中なら
ばレジューム処理が可能となる。
【0039】また、種々雑多のアプリケーションプログ
ラムの中にはキーの役割を勝手に変更して作動させるも
のがあり、ユーザがキースイッチのキー組み合わせを要
求してアプリケーションプログラムを実行する場合があ
る。この場合であっても、ポップアップメニューを起動
して、キースイッチ機能を無効にすることにより、アプ
リケーションプログラムの要求するキー組み合わせをユ
ーザがアプリケーションプログラムの機能として使用で
きるようになる。
【0040】図8は、ポップアップメニューを起動して
からドライブの割付をMS−DOSまたはDISK・B
ASICの仕様に準拠してBIOSが表示するフローチ
ャートであり、この処理は、図4のフローチャート内の
ポップアップメニュー画面の表示(401)に含まれ
る。フロッピーディスク装置の接続状態を調べ、各ディ
スク装置の種類番号と順位番号を示すパラメータ値を得
る(801)。SASIインタフェースのハードディス
ク装置の使用状況を調べる(802)。ここで本発明の
特徴として、1台目、2台目として使用されているハー
ドディスク装置が何かを把握できる。OSの特定の管理
領域を調べ、DISK・BASICかMS−DOSかを
判断し、それ以外のときはその他のOSと判断する(8
03)。
【0041】MS−DOSならば、MS−DOSに適し
たディスク装置割付表示(804)し、DISK・BA
SICならば、DISK・BASICに適したディスク
装置割付表示(805)を行い、その他のOSのとき
は、OS領域にアクセスせずに認識できる最大限の表示
を行う(806)。その他のOSと判断されたときは、
(801)と(802)で得られた情報のみを表示す
る。
【0042】図9は、各フロッピーディスク装置につい
て得られるパラメータ値の例であり、図10の1007
の処理で参照されるパラメータである。図9の例では、
接続されているディスク装置は5台であり、それぞれ図
示されたようなパラメータ値をもつものとする。ここで
ディスク装置のパラメータ値とは、種類番号4ビットと
順位番号4ビットから構成される1バイトデータであ
り、種類番号が「9h」ならば1Mbyteのフロッピ
ーディスク装置を、種類番号が「7h」なら640Mb
yteのフロッピーディスク装置を、種類番号が「8
h」ならばSASIハードディスク装置を、種類番号が
「Ah」ならばSCSIハードディスク装置を示す。
【0043】図10は、MS−DOSのときにディスク
装置割付を表示するためのフローチャートを示し、図8
の804の詳細なフローチャートである。
【0044】MS−DOSのディスクドライブ管理情報
を格納する固定アドレスから、パラメータ値を得る(1
001)。パラメータ値が得られなかったときは、これ
以上ディスク装置を使用していないことを示し、ディス
ク割付の表示を終了する。得たパラメータ値の種類番号
が「9h」かまたは「7h」のフロッピーディスク装置
を示していたならば(1003)、得たパラメータ値
が、図9の例のような接続状態から得たテーブルのどの
ディスク装置に該当するか求め、求めたディスク装置名
を表示する(1007)。得たパラメータ値の種類番号
が「8h」のSASIインタフェースのハードディスク
装置を示していたならば(1004)、パラメータ値の
順位番号を調べ、1台目か2台目か区別し、図8の(8
02)で得た情報に沿ってディスク装置の表示を行う
(1008)。
【0045】得たパラメータ値の種類番号が「Ah」の
SCSIインタフェースのハードディスク装置を示して
いたならば(1005)、「SCSIハードディスク」
と表示する。また、SCSIインタフェースの装置で
は、順位番号としてSCSIハードディスク装置の認識
ID値を持つため、従来では実施されてないID値まで
も表示する(1009)。これも本発明の特徴である。
【0046】ここで、得たパラメータ値の種類番号がい
ずれにも該当しなかった場合は、「その他のドライブ」
と表示する。
【0047】図8(805)のDISK・BASICの
場合は、(1001)のディスクドライブ管理情報を格
納する固定アドレスから、パラメータ値を得る処理をD
ISK・BASICに合致したものにすれば、その他の
処理はMS−DOSのときと同様に処理できる。
【0048】図11は、ポップアップメニュー画面に表
示したDISK・BASICのドライブ割付表示画面例
1102とMS−DOSのドライブ割付表示画面例11
01である。これらディスク装置割付の画面は、ポップ
アップメニュー画面の空き領域を利用して1101また
は1102を表示する構造になっている(図3)。
【0049】以上の処理によりポップアップメニューを
実行することにより、OSが認識するドライブ割付と実
際のディスク装置の対応関係を一早く確認することがで
きる。
【0050】
【発明の効果】本発明の情報処理装置のメニュー変更装
置であれば、システム起動時のみならず、アプリケーシ
ョンプログラム実行時であっても指定キーを押すことに
よりポップアップメニューを立ち上げ、環境を変更し、
種々の設定を終えた後、ポップアップメニューを終了し
て再びアプリケーションプログラムを継続することがで
きる(請求項1)。
【0051】ポップアップメニューを起動し、キースイ
ッチ機能を有効/無効にすることで、アプリケーション
プログラムに合わせて最適なキースイッチ機能を割り当
てたキーの組み合わせに変更できる(請求項2)。
【0052】ポップアップメニューよって、電源オフの
割り込み処理の開始アドレスと、電源オフ割り込み禁止
/許可の状態を保存し、電源オフの割り込み開始アドレ
スをBIOS内の電源オフ割り込み処理の開始アドレス
に設定し、電源オフの割り込みを許可し、通常レジュー
ムできないアプリケーションプログラムでもポップアッ
プメニューを起動することによってメニュー実行中に電
源をオフし、レジュームを行うことができる(請求項
3)。
【0053】また、一般に市販されているアプリケーシ
ョンソフトによっては、マスクがかけられてレジューム
できないソフトがある。かかる場合であっても、ポップ
アップメニューを起動して、ポップアップメニュー内で
レジュームを行わせることができる(請求項4)。
【0054】ポップアップメニューを起動し、ドライブ
の割付表示をBIOSが行うことによってOSあるいは
アプリケーションソフトに関係なく行い、ドライブ構成
が内蔵か、外付けか、増設か、ハードディスクでは種
類、IDなどを表示し、光ディスクなどディスク装置を
多数接続するような構成をとったパーソナルコンピュー
タシステムにおいて、現在使用しているドライブ情報と
実際のディスク装置の関係を容易に認識することができ
る(請求項5)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図。
【図2】本発明のポップアップメニュー起動・終了処理
のフローチャート。
【図3】本発明のポップアップメニューでの設定画面の
図。
【図4】本発明の設定不可能項目を確認するフローチャ
ート。
【図5】本発明のポップアップメニューでの環境設定処
理の図。
【図6】本発明のキー入力処理のフローチャート。
【図7】本発明のキーボード割り込み処理のフローチャ
ート。
【図8】本発明のドライブの割付を表示するフローチャ
ート。
【図9】本発明のフロッピディスクのパラメータの図。
【図10】本発明のディスク装置割付のフローチャー
ト。
【図11】本発明のドライブ割付表示画面の図。
【図12】従来のキースイッチの割付機能の図。
【図13】従来の環境変更処理のフローチャート。
【符号の説明】
1:CPU 2:主メモリ 3:バスライン 4:キーボードサブシステム 5:タイマ 6:ブザー 7:表示コントローラ 8:表示部 9:サイドライト 10:電源(電池) 11:ビデオRAM 12:バックアップメモリ 13:電源ライン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】システムの起動時のみならずアプリケーシ
    ョンプログラム実行時であっても入力手段により入力す
    るとポップアップメニューが表示される表示手段を備
    え、前記入力手段により種々の設定を終えた後、再び前
    記アプリケーションプログラムが継続して作動する環境
    変更手段が備えられていることを特徴とする利用環境の
    変更を容易にした情報処理装置。
  2. 【請求項2】前記環境変更手段は前記ポップアップメニ
    ューによりレジューム機能の有効/無効または液晶表示
    体の明るさなどの設定変更が動的に変更される手段であ
    ることを特徴とする請求項1記載の利用環境の変更を容
    易にした情報処理装置。
  3. 【請求項3】前記環境変更手段は、前記ポップアップメ
    ニュー起動により前記アプリケーションプログラム実行
    時の電源オフの割り込み処理開始アドレスと前記電源オ
    フの割り込み禁止/許可の状態とを保存し、前記電源オ
    フの割り込み処理開始アドレスをBIOS内の前記電源
    オフの割り込み処理開始アドレスに設定し、前記電源オ
    フの割り込みを許可し、前記ポップアップメニュー終了
    時に前記アプリケーションプログラム実行時の電源オフ
    の割り込み処理開始アドレスと前記電源オフの割り込み
    禁止/許可の状態とを前記ポップアップメニュー起動以
    前の状態に戻すことを特徴とする請求項1記載の利用環
    境の変更を容易にした情報処理装置。
  4. 【請求項4】前記環境変更手段は前記ポップアップメニ
    ューにより前記入力手段のキースイッチ機能を有効/無
    効にすることで、アプリケーションプログラムに合わせ
    て最適なキースイッチ機能を割り当てたキーの組み合わ
    せに変更することを特徴とする請求項1記載の利用環境
    の変更を容易にした情報処理装置。
  5. 【請求項5】前記ポップアップメニューを起動して、デ
    ィスクドライブの割付と表示をBIOSが行うことを特
    徴とする請求項1記載の利用環境の変更を容易にした情
    報処理装置。
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