JPH08331412A - カーソル重畳ビデオのビデオ信号のディスプレイ装置及び方法 - Google Patents

カーソル重畳ビデオのビデオ信号のディスプレイ装置及び方法

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JPH08331412A
JPH08331412A JP8080273A JP8027396A JPH08331412A JP H08331412 A JPH08331412 A JP H08331412A JP 8080273 A JP8080273 A JP 8080273A JP 8027396 A JP8027396 A JP 8027396A JP H08331412 A JPH08331412 A JP H08331412A
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Randal Lee Bertram
ランダル・リー・バートラム
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N21/00Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
    • H04N21/40Client devices specifically adapted for the reception of or interaction with content, e.g. set-top-box [STB]; Operations thereof
    • H04N21/47End-user applications
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    • HELECTRICITY
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    • H04N21/47End-user applications

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  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Details Of Television Systems (AREA)
  • Digital Computer Display Output (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】イメージ表示システムを通してサービス又は機
能を選択する時、テレビジョン・スペース又は同様のデ
ィスプレイにおいて利用されるユーザのプログラミング
を支援する。 【解決手段】関連のセット・トップ装置を有するテレビ
ジョン受像機、インテリジェント・テレビジョン受像
機、又はテレビジョン・ディスプレイに対してイネーブ
ルされたパーソナル・コンピュータ・システムでよいビ
デオ・ディスプレイは、表示された視覚的イメージの修
正を制御する遠隔制御装置をそれと関連づけている。遠
隔制御装置を使用することによって、ユーザは、特に簡
明な言語で数式化された制御プログラムを、そのビデオ
・ディスプレイを制御し且つメニュー等の表示を制御す
るするプロセッサに実行させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、「テレビジョン・
スペース」と呼ばれるものを顧客が使用することに関す
るものである。即ち、過去におけるビデオ/オーディオ
信号ストリームのそのような使用は、無線周波数帯域を
使った放送によって或いはケーブル配信によって配信さ
せたり、カセット・レコーダ或いはビデオ・ディスク・
プレーヤのようなビデオ・レコーダ/プレーヤ装置を利
用可能にしたり、或いはカメラ、ゲーム・システム或い
はコンピュータのような直接的な生のソースを利用可能
した。そのようなビデオ/オーディオ信号ストリーム
は、それがアナログ情報を持とうが或いはディジタル的
にエンコードされた情報を持とうが、殆どの顧客にとっ
て情報及び娯楽ための意味ある資源を表すようになっ
た。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン・スペースへのアクセス
は、過去においては、テレビジョン受像機の使用によっ
て得られた。その後、配信方法の変化が生じ、アナログ
信号ストリーム用のケーブル・ボックス、レコーダ/プ
レーヤ、ゲーム機械、家庭用カメラ等のような種々のセ
ット・トップ(付属)装置の使用を導いた。テレビジョ
ン・スペースを使用するそのような装置は急増したの
で、関連する制御装置も急増した。テレビジョン・スペ
ース・テクノロジは現在「ホーム・シアタ」として知ら
れているものに近くなったので、相互に接続される7つ
以上もの構成要素を持ったシステムが可能になった。そ
のようなシステムでは、その構成システムのうちの幾つ
か又はすべてがそれ自身の遠隔制御装置(リモート・コ
ントローラ)を持つことが可能である。その遠隔制御装
置は、ユーザがそれぞれの構成システムの機能性を制御
することを可能にすると共にそのシステムの前における
使用可能な制御装置を直接に操作する必要をなくするこ
とを意図している。システムの急増によって、ユーザは
遠隔制御装置の急増に直面することが多い。
【0003】遠隔制御装置が急増したのと同時に、「ユ
ニバーサル」遠隔制御装置を与える試みがなされた。そ
のような試みの結果、通常、ボタンの形をした手操作イ
ンターフェースを持つ遠隔制御装置が生じた。その手操
作インターフェースは、人の有用性の限界に近づくか或
いはそれを超えるものである。例えば、50個程の個別
の(及び個別に又は結合して動作可能な)ボタンを持ち
得るホーム・シアタ用の或コンポーネント・システムを
提供する遠隔制御装置がある。
【0004】そのような制御装置の急増及び制御機能の
急増は、結果として、顧客には管理し得ない状況を生じ
る。複数個の遠隔制御装置及びシステム・エレメント間
で制御を調整することはすぐに不可能とも云えるほど困
難なものになる。更に、ユーザ・インターフェースは容
易に混乱してしまう。ユーザが特定の遠隔制御装置にお
ける特定のボタンを選択しそして作動することによって
その応答を確実に得られるようにすることは困難に成
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ディスプレ
イ・コントローラと協同し且つそのディスプレイ・コン
トローラ及び関連の中央処理装置(CPU)により実行
される制御プログラムと協同する単一の遠隔制御装置を
テレビジョン・スペースに及び資源割振り及びナビゲー
ションという同様の問題を生じる他の環境に与えること
によって、これらの困難を解決することを提案する。本
発明によれば、遠隔制御装置は、それが関連するシステ
ム全体の資源にアクセスする。更に、利用可能な機能の
間のナビゲーション及び資源割振りは、ビデオ/オーデ
ィオ・ストリームがテレビジョン・スペースに入ること
により得られたイメージをオーバレイ或いは修正するオ
ン・スクリーン・イメージの表示によって達成される。
これは、ユーザが最少のボタンを操作するだけで達成さ
れる。
【0006】上記説明を留意して、本発明の目的は、取
り出された視覚的イメージを表示するシステムを通し
て、アクセスされるべきサービス又は機能の選択を行う
場合、テレビジョン・スペース或いは他の場所で見られ
る同様のディスプレイにおいて利用されるプログラミン
グに関してユーザを支援することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、ユーザにとって利用可能にされた3軸の
遠隔制御装置によって制御されるカーソルを、ビデオ・
ディスプレイ上にオーバレイする。そのカーソルは、イ
メージを表示するそのシステムの制御フィーチャをアク
セスするために及び利用のための制御フィーチャを選択
するために位置づけ可能である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下で、本発明の好適な実施例が
示される添付図面を参照して本発明を更に十分に説明す
るけれども、当業者が本願で開示された発明を、その発
明の望ましい結果を得ながら修正し得ることは、説明を
始めるに当たって理解されるべきことである。従って、
以下の説明は当業者向けの広範囲な教示的開示であると
理解すべきであり、本発明を限定するものと考えるべき
ではない。
【0009】本発明の特殊な実施例を詳細に説明する前
に、本発明が実用性を見い出す環境の説明を行うことが
有用であると考えられる。
【0010】更に拡張的形式では、本発明は、ビデオ・
ディスプレイ装置、そのビデオ・ディスプレイ装置によ
る視覚的イメージの表示を駆動するための回路、ディス
プレイ・コントローラ、及び遠隔制御装置を有するシス
テムを使用して実施される。最も簡単な形式では、本発
明は遠隔制御装置及びディスプレイ・コントローラの使
用を通して実施可能である。
【0011】本願で開示される発明を実施する場合に有
用なビデオ・ディスプレイ装置は、テレビジョン受像機
のような消費者用電子システム及びパーソナル・コンピ
ュータ・システムにおいて通常使用されるようなガラス
容器型陰極線管(CRT)、大聴衆用ディスプレイで使
用されるようなテレビジョン・プロジェクタ、同様に使
用される液晶ディスプレイ(LCD)、ガス・プラズマ
・ディスプレイ、及び他のフラット・パネル・ディスプ
レイを含むものと考えられる。上記のタイプのディスプ
レイ装置は単に例として与えられたに過ぎず、本発明が
有用となるタイプのディスプレイは、本願を出願した時
点で一般的に使用されてなく或いは知られていないもの
でも、上記の装置によって与えられた表示と同じ態様で
ユーザに視覚的イメージを表示することができる他のタ
イプのディスプレイ装置を含むように拡張される。
【0012】何れの例でも、ディスプレイは、そのよう
な視覚的イメージを表示するためにビデオ・ディスプレ
イ装置を駆動するビデオ信号をそのビデオ・ディスプレ
イ装置に配送することができる回路に結合されるであろ
う。そのような回路は、ユーザによる直接感知の範囲外
の周波数であって、適当な処理後に視覚的表示を発生す
べきデータを保持する周波数で伝送又は分配されたビデ
オ信号ストリームを受けるためのアナログ・チューナ又
はディジタル・チューナを含むものでよい。そのような
回路の特殊な例が後で与えられる。しかし、その回路
は、テレビジョン受信機に対するアクセサリとして使用
されるセット・トップ装置において一般に見られる回路
を、テレビジョン受信機、パーソナル・コンピュータ・
システム或いは他のタイプの消費者用電子システムに含
み得るものと考えられる。この説明を通して参照される
ビデオ信号は、パーソナル・コンピュータ・アプリケー
ション・プログラムによって駆動されるような比較的静
的なディスプレイを駆動するビデオ信号とは性質が異な
っていることに注意することはこの時点では重要であ
る。勿論、ワード処理プログラムに対するディスプレイ
・スクリーンは、例えば、ニュース・プログラムの放送
中に表示されるイメージのストリームと比べて比較的ゆ
っくりと変化する。この説明が参照するのは、後者のず
っと動的なディスプレイである。
【0013】そのような回路に及びそのような回路を通
して配送されたビデオ信号ストリームは種々の特性を持
ち得るものである。それらのストリームは、或情報が送
信及び記憶を容易にするために処理によって凝縮又は圧
縮されている圧縮信号のストリームでよい。そのような
圧縮技法の1つのセットは動画専門家グループ(MPE
G)によって指定されたものである。そのような場合、
その回路はビデオ信号ストリームの圧縮解除のための機
構を含むことがある。それらのストリームは未圧縮信号
のものであってもよい。それらのストリームは、通常の
NTSC又はPAL放送テレビジョンの質のようなアナ
ログ情報のものであってもよく、アナログ情報をディジ
タル化することから又は直接の本人によって取り出され
たディジタル情報のものであってもよい。それらのスト
リームは、送信及び受信され、示された事象の発生と同
時に表示され、或いは記録されるという意味で「生きて
いる」かもしれない。信号の配信は放送によるものか或
いはケーブル、光ファイバ等のような或高帯域配信法に
よるものでよい。
【0014】本願で開示される発明のすべての実施例に
おいて、ビデオ信号ストリームは、ディスプレイ・コン
トローラの制御の下でビデオ・ディスプレイ装置に配送
される。更に十分に後述されるそのディスプレイ・コン
トローラは、今説明する多数の異なる環境において見ら
れる。
【0015】そのような環境の1つがセット・トップ装
置によって与えられる。それは、本発明が意図するよう
に、ビデオ・ストリームがケーブル配信ネットワークに
よって配送される多くの家庭で使用されるようなケーブ
ル・チューナ・システムの形式のものでよい。セット・
アップ装置は、暗号化した或いは暗号化なしのディジタ
ル形式で分配されたビデオ信号ストリーム或いは衛星通
信をデコードする機能を持つものでよい。それらは、V
HSテープ又はビデオ・ディスクのような記録/再生機
能を含む装置の形式のものでもよい。それらはゲーム機
として知られた形式のものでもよい。それらゲーム機に
ついては、任天堂及びセガ社によって提供されるシステ
ムが最もよく知られている。それらは、分配リンクを通
して直接に、又は通常の電話線のような代替えのチャネ
ルを通して、信号を分配システムに戻すようにバック・
チャネル機能を含んでもよい。セット・トップ装置は、
簡単に上記したシステムの機能すべてのうちの幾つか及
びそれほど詳しく説明しない他の機能を含んでいてもよ
い。
【0016】そのようなセット・トップ装置の1つが更
に詳しく図1に示され、そこではテレビジョン受像機1
0、遠隔制御装置20、及びセット・トップ装置30が
示される。
【0017】テレビジョン受像機10は、望ましくは、
任意のテレビジョン受像機供給者からのものであって何
れのユーザにとっても入手可能なタイプの装置である。
それは、ビデオ・ディスプレイ装置12を配置されたハ
ウジング又はキャビネット11を有する。前述のよう
に、ディスプレイ装置12は多数の形式のうちの任意の
1つを取るものでよい。又、ハウジング又はキャビネッ
ト11にはビデオ受信回路(図1には示されていない)
が内蔵される。その回路は、ビデオ・ディスプレイ装置
に結合され、ユーザによる直接感知の範囲外である周波
数で送られた信号を受信し、ユーザにより認識可能な視
覚的イメージを表示するためにビデオ・ディスプレイ装
置を駆動するビデオ信号をそのビデオ・ディスプレイ装
置に配送する。テレビジョン受像機はNTSC又はPA
L標準の放送信号を受信するように構成されたものでよ
く、或いはケーブル・サービス提供者によって分配可能
な多数のアナログ信号のチャネルを直接に受信すること
ができる設計を実施する「ケーブル・レディ」受像機で
あってもよい。そのテレビジョン受像機はディジタル・
データ・ストリームを受信するように構成されたもので
よいが、本願の出願時には、そのようなセットは消費者
用製品として商業的に容易に入手することはできなかっ
た。そのような受像機のための回路の詳細は、多数の工
業的な参考書の何れにおいても見ることが可能である。
【0018】ビデオ受信回路は、表示されるべき視覚的
イメージを定義するアナログ情報、そのような視覚的イ
メージを定義するディジタル的にコード化された情報、
又はそのような視覚的イメージを定義する圧縮されたデ
ィジタル的にコード化された情報を搬送する信号を受信
することができるものと考えられる。そのような信号
は、放送通信によって、或いはケーブル通信によって、
或いは衛星通信によって、或いは遠隔通信ネットワーク
を介した通信によって伝送されるものと考えられる。
【0019】遠隔制御装置の1つの形式が図1及び図2
において20として示される。その制御装置20は、テ
レビジョン受像機10から或距離だけ離れて使用可能な
3軸遠隔制御装置である。用語「3軸」の意味は、この
説明の後に続く説明から更に明瞭になるであろう。制御
装置20は、ディスプレイ装置上に表示されたイメージ
のユーザの手に保持されるべきサイズのハウジング21
を有する。そのハウジングは、ユーザの手に都合よく乗
るように特に意図された構造のものであるように示され
るけれども、合理的に維持される任意の構成を取ること
が可能である。又、制御装置20は、ユーザによる操作
のためにハウジング21に装着された手操作可能な入力
装置22、及びハウジング内に装着され、ユーザによる
入力装置22の操作に所定の態様で調整されたコマンド
信号を、ユーザによる直接感知の範囲外である周波数で
送信するための入力装置22に連結された制御送信回路
(図2では見ることができない)を有する。そのような
回路は、図示されていないけれども、テレビジョン受像
機及びオーディオ・システムのような消費者用電子シス
テムによって幅広く使用されるような他の更に一般的な
携帯用遠隔制御装置において使用可能である。そのよう
に、その回路はそのような装置の製造者が教示するとこ
ろに従うことになろう。
【0020】入力装置の「3軸」特性は、「押圧選択」
特性としても知られている。別に言い方をすれば(及
び、この説明が進むに従って更に明瞭になるように)、
その入力装置は左右方向に、ユーザの手に向う及びユー
ザの手から離れる方向に、及び装置22を中心とした円
のまわりの任意の点に向けた方向に操作可能である。そ
のようなアクションがあたかもコンパス面図に方位付け
られたかのように考えられる場合、左右方向の動きは東
西方向に向う及び東西方向から離れるものであり、ユー
ザの手に向う及びユーザの手から離れる動きは南北方向
に向う及び北及び南から離れるものである。この分析で
は、装置22はコンパスの360度の任意の点に向かう
移動を表すことができる。
【0021】そのように操作される時、入力装置22
は、本発明の意図では、ディスプレイ装置12によって
与えられる視野を横切るカーソル又はポインタという表
示エレメントの移動に最終的に影響を与える信号を発生
するであろう。一旦そのような操作がその表示された視
覚的イメージの適当な部分の上にポインタを位置付ける
と、入力装置22を押すことによって、そのようなエレ
メントによって表されるアクションが選択可能である。
従って、コンパス面図のポイントへの移動(前述のよう
な)は2軸上での移動であり、一方、入力装置22を押
すことは3軸に沿った移動である。それは、ポインタ位
置付けに対しては2軸の移動であり、アクション選択に
対しては、用語「3軸」遠隔制御装置の起源となる3軸
の移動である。
【0022】入力装置22は、1つの形式で示されるけ
れども、種々の形式をとることができる。詳しく云え
ば、装置22は、本願では、「ウィグル・スティック
(wiggle stick)」呼ばれるものとして示
される。本発明が意図するウィグル・スティックは、遠
隔制御装置20のハウジング21において旋回軸支され
且つそこから突出する細長い部材である。適当なセンサ
によって、歪みゲージ型装置又は他の電気機械的センサ
でよい適当なセンサによって、ウィグル・スティック上
に与えられる圧力又はそれの物理的移動がユーザによる
操作を表す電気的信号に変換される。入力装置22の代
替えの形式は、ウォブル・プレート(wobble−p
late、即ち、テレビジョン受像器用ゲーム機と共に
使用される市販のゲーム・コントローラで見られる装置
と同じ)、トラック・ボール、マウス、或いは慣性マウ
スでよい。パーソナル・コンピュータ・システムと共に
通常使用されるマウスはそれがユーザによって動かされ
る面上にあり、ディスプレイ装置によって与えられる視
界を横切ってカーソル又はポインタ表示エレメントを移
動させる信号を発生すること、及び慣性マウスが自己保
持の慣性プラットフォームを参照し且つ空中におけるよ
うに表面を自由に操作可能であるということで、後者の
2つの形式の装置は異なっている。そのような装置はエ
ア・マウスとしても知られている。
【0023】遠隔制御装置20は種々な態様の1つでデ
ィスプレイ・コントローラ(更に詳細に後述する)に結
合される。図1乃至図6に示された形式では、入力装置
22は、ハウジング21に装着され且つその入力装置2
2に結合されたコマンド送信回路に結合され、ユーザに
よるその入力装置の操作に所定の態様で調整されたコマ
ンド信号を、ユーザによる直接感知の範囲外である周波
数で送信する。他のポインタ制御装置に関連したそのよ
うなコマンド信号は、当業者には知られているように、
赤外線放射エミッタ、無線周波数エミッタ、或いは超音
波エミッタによって放出可能である。図7乃至図9のパ
ーソナル・コンピュータ・システムに関連して後述する
他の形式では、コマンド信号は細長い可撓性導体を通し
て転送可能である。
【0024】セット・トップ装置30の1つの形式が図
3乃至図5に更に詳細に示され、それらの図に関連して
それを詳しく説明することにする。しかし、ここで説明
される特定の装置は、前述のような装置の数多くの変更
の1つに過ぎないことを認識すべきである。図示の実施
例はアナログ・マルチプレクサ31を有することが望ま
しく、そのマルチプレクサ31を通して、図3に示され
たその装置30の素子の間を多くの信号が流れる。アナ
ログ・マルチプレクサ31に達する信号は、アンテナ又
はケーブル32から第1又は第2チューナ34、35又
はケーブル・インターフェース36を介して到達するこ
とができる。そのケーブル・インターフェース36は、
単一使用(「視聴毎の支払い(Pay−per−vie
w)」)基準で或いは刻時間隔(加入)基準で、確実に
エンコードされた信号ストリームの解読を可能にする。
アナログ・マルチプレクサ31は、MPEGプロセッサ
38、ビデオ・プロセッサ39、VHSビデオ・カセッ
ト・レコーダ/プレーヤ或いはビデオ・ディスク・プレ
ーヤ或いはコンピュータ・ハードファイル、高記憶密度
カートリッジのようなビデオ記録/再生装置(VCR)
40、又はカメラ補助ポート(AUX1)42を通した
カメラ(図示されていない)或いはゲーム補助ポート
(AUX2)44を通したゲーム機(図示されていな
い)の出力からの信号ストリームに対するコンジットと
しても働く。
【0025】ビデオ・プロセッサ39はそのセット・ト
ップ装置の中心的素子である。上記の素子に加えて、ビ
デオ・プロセッサ39は、システム・メモリ45、アナ
ログ・オーディオ制御装置46、中央処理装置又はCP
Uとして機能するマイクロプロセッサ46、フラッシュ
・メモリ49、赤外線レシーバ/ブラスタを含むI/O
プロセッサ50、拡張バス51、ケーブル又は電話モデ
ム又はネットワーク・インターフェース・カード52、
及びコンパクト・ディスク(CD)ドライブ54に動作
関係に接続される。これらの素子の各々は、更に十分に
後述するような機能を果たす。
【0026】ビデオ・プロセッサ39については図5の
テキスト・アドレシングにおいて詳細に説明する。今
は、ビデオ・プロセッサ39は次のような機能的ブロッ
クを含むと云えば十分であろう。即ち、それは、メモリ
・リフレッシャ、ビデオ・コントローラ、ブリッタ・グ
ラフィカル・プロセッサ、CDドライブ・コントロー
ラ、ディジタル信号プロセッサ(DSP),サウンド・
プロセッサ、及び6つの可能なバス・マスタ(CPU、
ブリッタ、DSP、メモリ・リフレッシャ、ビデオ・コ
ントローラ、及びCDドライブ・コントローラ)の間で
システム・メモリへのアクセスを調停するためのアービ
トレータを含む。そのアービトレータは上記の装置の優
先順位の変更を制御し、ビデオ・プロセッサ39におけ
るすべての装置との電気的回路コミュニケーション状態
にある。例えば、CPU48は、割込みが生じるまで、
すべてのバス・マスタのうち最も低い優先順位を有す
る。従って、アービトレータはCPU及び割込みコント
ローラの両方との回路コミュニケーションの関係にあ
る。
【0027】CPU48はそれと関連したシステム・バ
スを有する。そのシステム・バスはデータ・バス、アド
レス・バス及び制御バスを含む。ビデオ・プロセッサ3
9はシステム・メモリ45に対するアービトレータであ
る。従って、システム・バスはビデオ・プロセッサ39
によってシステム・プライム・バス(データ・プライム
・バス、アドレス・プライム・バス、及び制御プライム
・バスを含む)に修正される。
【0028】システム・メモリ45はスクリーンRA
M、システムRAM、及びブートストラップROMを含
む。システム・メモリ45については、図5に関連して
更に詳細に説明することにする。
【0029】I/Oプロセッサ50はCPU48を遠隔
制御装置20、キーボード、ディジタイザ、プリンタ、
又はタッチパッドのような数多くのI/O装置にインタ
ーフェースする。好適な実施例では、I/Oプロセッサ
は、モトローラ社で製造された2MHzで走る事前プロ
グラムされたMC68HC705C8(以下、「68H
C705」と呼ぶ)である。その68HC705I/O
プロセッサは、その68HC705を周辺装置として次
のように構成することによってCPU48にインターフ
ェースされる。即ち、 (1)PA0−PA7がデータ・バスのD0−D7に接
続される。 (2)PB7、PB1、及びPB2が、それぞれ、アド
レス・バス及び制御バスのGPIO1(ビデオ・プロセ
ッサ39によってデコードされる32バイト・アドレス
範囲)、A1、及びA2に接続される。 (3)PB3、PB4、及びPB5が、それぞれ、制御
バスのADS、READY、及びW/Rに接続される。 従って、I/OプロセッサはI/Oスペースにおいて4
つの16ビット・アドレス(本願では、AS0、AS
2、AS4、及びAS6と呼ばれる)を持つようにデコ
ードされる。又、I/Oプロセッサは、遠隔制御装置2
0から発生される信号パケットを検出及び受信すること
ができる適当な受信回路とインターフェースする。
【0030】68HC705内のプログラムは次のよう
にCPU48にインターフェースする。68HC705
は、プロセッサ・バスに直接に取り付くように及びCP
U48へのI/Oポートとして作用するように設計され
る。一対の内部ラッチがプロセッサの各々の間を通るデ
ータを、他方のプロセッサがそれを受ける準備ができる
まで保持する。各プロセッサに対するステータス・ビッ
トはそれらのデータ・ラッチの状態を表す。各々は、そ
のステータス・ビットをチェックすることによって、前
のデータが読み取られてしまったかどうか、及び新しい
データが読み取られるべく待機しているかどうかを表す
ことができる。
【0031】I/Oプロセッサ50は次のような機能を
実施する。即ち、 (1)50msタイマ (2)入力装置に対する直列コントローラ・リンク (3)システム・リセット (4)CDドライブ54に対するデータ/ストローブ/
肯定応答(DSA)CD制御コミュニケーション。
【0032】50msタイマは、68HC705I/O
プロセッサのウォッチドッグ・タイマを使用して実施さ
れる。そのウォッチドッグ・タイマが完了する時、I/
Oプロセッサはビデオ・プロセッサ39のアナログ割込
み1(AI1)を使用してCPU48に割込みをする。
CPU48は、前述の16ビットI/OポートAS0を
読み取ることによってこれに応答する。そのI/Oポー
トAS0はビデオ・プロセッサ48にI/Oプロセッサ
を作動させ、それによってCPU48とI/Oプロセッ
サとの間でデータ転送を行わせる。
【0033】I/Oプロセッサ50には、直列コントロ
ーラ・リンク及びコントローラを介して入力装置が接続
される。それらのコントローラは制御装置の信号された
移動を、直列リンクに沿った送信に適したフォーマット
に変換する。コントローラはコントローラ直列データ・
リンクを介してシステム・ユニットにデータ・パケット
を送る。データ・パケットはI/O装置のタイプによっ
て異なる。調整タイプの装置(本発明が特に関連する装
置で、ウィグル・スティック、ウォブル・プレート、マ
ウス、ジョイスティック等のような)はスイッチ閉成タ
イプの装置(キーボード、ディジタル・ジョイスティッ
ク、スイッチ・パッド等)とは異なるデータ・パケット
を有する。それらのコントローラは、赤外線受信機、無
線受信機等のような遠隔制御装置20によって発生され
るすべての信号に適した受信機を含むであろう。
【0034】直列コントローラ・リンクは3つの線、即
ち、データ受信線、VCC(+5VDC)線、及び接地
線より成る。68HC705は、PD0/RD1ピンを
使用してコントローラ直列リンクのデータ受信線を実現
する。このピンは、周知の非同期フォーマットを使用す
る直列装置に対するインターフェースとして使用される
ように設計される。代替えとして、クロックされた同期
フォーマットが使用可能である。
【0035】前述のように、CPU48はその分野で周
知の多数のバス、即ち、データ・バス、アドレス・バ
ス、及び制御バスを有する。これらの3つのバスは、集
合的に、システム・バスと呼ばれている。好適な実施例
では、CPU48はインテル社によって製造された80
376プロセッサである。その80376は、その分野
では周知あり、インテル社から入手可能な80386S
Xの変形である。80376は、それが16ビット・モ
ードではなく32ビット・モードで開始するという点で
80386SXとは異なる。特に、CR0レジスタはビ
ット0が論理的1に強制された時の0011H(16進
表示における0011)に強制され、80376を32
ビット・メモリ・モードで効果的に動作させる。ページ
ングは仮想80386オペレーションを許容するために
可能にされる。
【0036】本発明は、ビデオ・ディスプレイ装置によ
る視覚的イメージの表示を制御するための制御プログラ
ムをCPUがアクセスし得ることを意図している。その
制御プログラムは、プロセッサにとってアクセス可能で
あるよう、例えば、セット・アップ装置のシステム・メ
モリ45に記憶される。プログラム制御ディジタル装置
の設計に精通した人には明らかなように、そのような制
御プログラムをアクセスするプロセッサはその制御プロ
グラムをロードすることができるであろうし、その制御
プログラムの作成者によって設定された機能を達成する
ようにその制御プログラムの制御の下に動作することが
できるであろう。そのような制御プログラムは、例え
ば、本願では、遠隔制御装置20のコマンド送信回路か
らコマンド信号を受けるそのI/Oプロセッサと関連の
又はそのI/Oプロセッサに組み込まれたコマンド受信
回路に、ディスプレイ装置上に表示された視覚的イメー
ジの修正を指示するイメージ指示信号をその受信したコ
マンド信号から取り出させるであろう。更に、制御プロ
グラムは、コマンド受信回路及びテレビジョン受像機1
0におけるビデオ受信回路に結合されたビデオ・プロセ
ッサにおけるコマンド・プロセッサ回路にイメージ指示
信号を受信させ、ユーザによる遠隔制御装置の操作によ
って指示されるように装置12上に表示された視覚的イ
メージを修正させるであろう。そのようなプログラムの
意味ある検討及びそれらが書かれる言語については本願
明細書において後述することにする。
【0037】制御プログラムを実行する場合、ここに開
示したシステムはメモリにおけるディジタル的にエンコ
ードされたデータを受信し、記憶し、配送するであろ
う。制御プログラムは、遠隔制御装置20の操作から取
り出された所定のイメージ指示信号に応答して所定の方
法でビデオ信号を修正するためのマイクロプロセッサに
よる実行に効果的であろう。制御プログラムのそのよう
な実行は、オペレーティング・システム・プログラムの
実行によってテレビジョン・ビデオ・ディスプレイ装置
の操作的資源へのマイクロプロセッサ・アクセスを制御
すること、及びアプリケーション・プログラムの実行に
よるビデオ信号の修正を制御することを含むであろう。
即ち、その働かされる制御はオペレーティング・システ
ムによる資源アクセスの割当て及びアプリケーション・
プログラムによるアクセスされた資源の利用の両方に基
づく。
【0038】セット・トップ装置30と関連した追加の
回路が図4に示される。図4を参照すると、その追加の
回路は4つの装置、即ち、ビデオ・ディジタル・アナロ
グ変換器(ビデオDAC)55、NTSC/PAL
(「PAL」は周知のヨーロッパ・テレビジョン信号標
準を指す)エンコーダ56、RF変調器58、及びオー
ディオ・アナログ・ディジタル変換器/ディジタル・ア
ナログ変換器/圧縮器/圧縮解除器(ADC/DAC/
CODEC)59より成る。
【0039】ビデオ・プロセッサ39は、図5に関連す
る説明において更に十分に説明される多くの機能的ブロ
ックを有する。2つのそのようなブロックは、ビデオ・
コントローラ60及びディジタル信号プロセッサ(DS
P)61であることを留意すればこの時点では十分であ
る。
【0040】ビデオ・プロセッサ39のビデオ・コント
ローラ60は、その分野ではよく知られているように、
ビデオ・コントローラ60からの18ビットのピクセル
情報(赤、緑、及び青のそれぞれに対して6ビット)を
RBG信号に変換する外部ビデオDAC55に接続され
る。そのビデオDACの各カラー・チャネル(R、G、
及びB)は、R2R抵抗器ツリー及び2N2222トラ
ンジスタでもって実施される。RGB信号はNTSC/
PALエンコーダ56によってNTSC複合ビデオに変
換される。NTSC/PALエンコーダ56は、ビデオ
・プロセッサ39のビデオ・コントローラ60によって
発生されるクロマ・クロックHSYNC及びVSYNC
信号、及びビデオDAC55によって発生される赤、
緑、及び青のビデオ出力を受領し、そして周知のNTS
C又はベースバンド・ビデオ・フォーマットで複合信号
を発生する。代替え方法では、周知のPAL(ヨーロッ
パのテレビジョン信号標準)フォーマットが発生可能で
ある。その複合ビデオ信号は、その分野では周知の単一
雌型RCAタイプ・フォノ・ジャックでもって任意選択
の外部複合ビデオ・ディスプレイ装置に接続される。好
適な実施例では、NTSC/PALエンコーダ56はモ
トローラ社によって製造されるMC1377である。
【0041】RF変調器58は、MC1377からの複
合ビデオ信号とオーディオADC/DAC/CODEC
59からの左オーディオ・ライン・アウト信号及び右オ
ーディオ・ライン・アウト信号とを搬送周波数上にマー
ジしてRFビデオ信号を発生する。RFビデオ信号はテ
レビジョン受像機10に直接に入力するに適したもので
ある。種々のPAL及びNTSCフォーマットを発生す
るために、種々のRF変調器及び水晶を使用しなければ
ならない。RFビデオ信号は、当業者には周知のよう
に、単一の雌型F同軸コネクタでもって外部装置に接続
される。
【0042】オーディオADC/DAC/CODEC5
9は、周知のフィリップスI2Sプロトコルに適合した
直列リンクでもってDSP61にリンクされる。そのA
DC/DAC/CODEC59はアナログ・データをデ
ィジタル・データに、及びその逆に変換し、ディジタル
・データを圧縮し、及び圧縮解除する。そのADC/D
AC/CODEC59は任意選択のマイクロフォンから
の外部ステレオ・アナログ・データをビデオ・プロセッ
サ39にインターフェースする。そのオーディオ入力は
標準的なステレオ1/4"コネクタでもって外部装置に接
続される。そのオーディオADC/DAC/CODEC
59は、又、左及び右オーディオ・ライン・アウト信号
を発生することによってビデオ・プロセッサからのディ
ジタル・データを外部装置にインターフェースする。こ
れらの信号は、当業者にはよく知られているように、2
つの雌型RCAフォン・ジャックでもって任意選択のス
ピーカのような外部装置に接続される。上記のように、
オーディオ・ライン信号もRFビデオ信号に加えられ
る。
【0043】好適な実施例では、ADC/DAC/CO
DEC59は、クリスタル・セミコンダクタ社によって
製造されたCS4216である。その部品は、プログラ
ム可能な利得を持つマイクロフォン入力及びプログラム
可能な減衰を持つ出力を含んでいる。利得及び減衰は、
共に、DSP61によってプログラム可能に制御され
る。
【0044】別の方法では、ADC/DAC/CODE
C59はフィリップス社によって製造されたTDA13
11DACでもって置換可能である。このチップが使用
される場合、ADC及びCODECは利用可能でないで
あろう。
【0045】図3乃至図5を参照すると、ビデオ・プロ
セッサ39の電子回路は、ASIC(アプリケーション
特有統合回路)として知られた1つの大規模なカスタム
・ロジック・チップに大部分が含まれる。本願の説明に
適合したビデオ・プロセッサは、英国のMSU社から購
入可能である。図5に示されるように、ビデオ・プロセ
ッサはプロセッサ・インターフェース68、プロセッサ
・キャッシュ69、メモリ・インターフェース/リフレ
ッシュ70、ビデオ・コントローラ60、割込みコント
ローラ71、ビデオ・ブリッタ72、CDドライブ・コ
ントローラ74、ディジタル信号プロセッサ(DSP)
61、DSPメモリ76を含む。プロセッサ・インター
フェース68、メモリ・インターフェース/リフレッシ
ュ70、及びビデオ・コントローラ60は集合的にビデ
オ/メモリ・コントローラ78と呼ばれる。システム・
メモリ45、中央処理装置(CPU)45、及び他の回
路38はビデオ・プロセッサ39の外にある。
【0046】システム・プライム(システム')バスは
種々な装置をシステム・メモリ45に接続する。そのシ
ステム・プライム・バスを共用しているのは6つの可能
なバス・マスタであり、それらは(最高の優先順位から
最低の優先順位への順序で)メモリ・リフレッシュ7
0、ビデオ・コントローラ60、CDドライブ・コント
ローラ74、DSP61、ブリッタ72、及びCPU4
8(プロセッサ・インターフェース68を介して)であ
る。任意の一時には、それらのバス・マスタのうちの1
つだけがそのシステム・プライム・バス(即ち、ビデオ
・プロセッサ39及びシステム・メモリ45の間のデー
タ・プライム・バス、アドレス・プライム・バス、及び
制御プライム・バス)を制御することが可能である。
【0047】ビデオ/メモリ・コントローラ78はシス
テム・プライム・バスを制御し、そして、その分野では
よく知られているように、システム・プライム・バスに
接続されたメモリ装置にメモリ・タイミング信号(例え
ば、CAS、RAS、書込みイネーブル等)を与える。
それはメモリ・サイクルも必要とし(ビデオ・メモリ・
サイクルはシステムRAMからビデオ・データを読み取
る必要がある。ビデオはこのプロセスによって実時間で
発生されるので、ビデオ・データが必要とされる時、ビ
デオ・ロジックはメモリ・アクセスを持たなければなら
ない)、前述のように、システム・プライム・バスに関
する最高の優先順位を有効に有する。それは、何らかの
ビデオ表示データをフェッチしそしてダイナミックRA
M(DRAM)をリフレッシュするためのわずかな期間
の間ビデオ・ライン時のバス・マスタ・オペレーション
を中断する。それはCPU48とのインターフェースも
制御する。
【0048】DSP61は、毎秒3300万個までの命
令(33MIPs)で動作する音声合成のための簡単な
非常に高速度のプロセッサである。それは、バイト又は
ワードをシステム・メモリ45から読み取ること及びシ
ステム・メモリ45に書き込むことを可能にするDSP
DMAコントローラ(図示されていない)を介したシ
ステム・プライム・バスへのアクセスを有する。これら
の転送は短いバーストで生じ、DSPプログラム制御の
下にある。DSP61は、実際にプログラムを実行し、
それ自身の専用の高速度メモリ76にデータを記憶す
る。
【0049】CDコントローラ74のコンパクト・ディ
スク読取りDMAは、如何なるソフトウエア・オーバヘ
ッドもなしに、システムがCD読取りデータをシステム
・メモリ45に転送することを可能にする。それはデー
タを直接に転送することができ、CDブロック・デコー
ダも含んでいる。
【0050】割込みコントローラ71は、CPU48に
対して6個の内部割込み、即ち、ビデオ割込み(最高の
優先順位)、アナログ割込み1(AI1)、アナログ割
込み2(AI2)、アナログ割込み3(AI3)、CD
ブロック・デコーダ割込み、及びDSP割込み(最低の
優先順位)をインターフェースする。その割込みコント
ローラ71は、CPU48が割込み肯定応答サイクルを
遂行する時、自動的に割込みをクリアする。それらの割
込みの各々に対してマスク・ビットが利用可能である。
【0051】ビデオ・ブリッタ72は高速スクリーン更
新及びアニメーション用のグラフィックス・プロセッサ
であり、CPU48又はDSP61に対するハードウエ
ア・グラフィックスとして作用する。それは、ブリッタ
・プログラム・オペレーションを通してバス・マスタに
なるであろうし、従って、かなりの期間にわたってシス
テム・プライム・バスを所有することがある。しかし、
CPU48上のそれの優先順位は絶対的なものではな
く、それは、割込みが生じた時、システム・プライム・
バスをCPU48に譲るようリクエストされることがあ
る。CPU48は、システム・レベルでは最も低い優先
順位のバス・マスタである。しかし、それは他のハード
ウエアの完全な制御を有し、従って、システム・プライ
ム・バスの使用は、完全に、CPU48のプログラム制
御の下にある。
【0052】ビデオ・プロセッサ39は4つの主要なブ
ロック、即ち、ビデオ/メモリ・コントローラ78、コ
ンパクト・ディスク・コントローラ74、ビデオ・ブリ
ッタ72、及びDSP61を有する。CPU48のアド
レス・スペースは、ビデオ・プロセッサ39における多
数の8ビット・レジスタにデコードされる。すべての内
部ロケーションは偶数アドレス境界上にあり、ワード幅
のI/O読取り及び書込みが適当な場所で行われる。こ
の特定な実施例では、バイト幅の書込みはワード幅のレ
ジスタでは行われず、I/Oサイクルは奇数アドレスを
アクセスするためには使用されない。
【0053】上記のレジスタに加えて、ビデオ・プロセ
ッサ39は、システム・バスから3つの予備汎用I/O
デコーダ線(GPIO1、GPIO2、及びGPIO
3)を発生する。それらの汎用デコーダは3つのアクテ
ィブ下位チップ・イネーブルをビデオ・プロセッサ39
の外部の装置に与えるために使用可能である。
【0054】ビデオ/メモリ・コントローラ78は4つ
の機能、即ち、ビデオ・タイミング、割込み処理、ビデ
オ表示生成、並びにメモリ構成、リフレッシュ、及びタ
イミングを遂行する。
【0055】ビデオ/メモリ・コントローラ78は、種
々のTV標準に適合するようにプログラム可能な融通性
のあるビデオ・タイミング発生器を有し、640*48
0VGA標準をモニタする。同期パルスの位置、帰線消
去、表示領域、アクティブ・ビデオ(ビデオ・プロセッ
サ39がメモリからデータをフェッチしようとする時)
が、水平方向にはクロックサイクルで、及び垂直方向に
はライン数でプログラムされる。ビデオ・タイミングは
2つの部分に細分される。水平方向のタイミングはクロ
ック・サイクルによって定義され、多数の偶数ビット・
レジスタによって決定される。垂直方向のタイミングは
表示ラインによって定義され、多数の10ビット・レジ
スタによって決定される。
【0056】9個の水平方向レジスタがある。即ち、そ
れらは、水平周期、水平同期、水平帰線消去終了、水平
帰線消去開始、水平表示開始、水平表示終了、水平フェ
ッチ開始、水平フェッチ終了、及び水平垂直同期、であ
る。水平周期レジスタに書き込まれる値はクロック・サ
イクルにおける水平ライン長を決定する。1つの実施例
では、そのライン長は、水平周期レジスタに書き込まれ
た数よりも1だけ大きい。必要な数に対する式は、 水平周期=(ライン長*クロック周波数)−1 である。
【0057】水平同期レジスタに書き込まれた値は水平
同期パルスの幅を決定する。クロック・サイクルにおけ
る水平同期の幅は水平周期レジスタと水平同期レジスタ
との間の差によって与えられる。必要な数に対する式
は、 水平同期=水平周期−(水平同期幅*クロック周波数) である。水平帰線消去終了レジスタは、水平帰線消去が
終了する時を決定し、クロック・サイクルにおけるバッ
ク・ポーチの幅である。水平帰線消去開始レジスタは、
水平帰線消去が開始する場所を決定する。必要な数に対
する式は、 水平帰線消去開始=水平周期−((水平同期幅+フロント
・ポーチ幅)*クロック周波数) である。
【0058】水平表示開始レジスタは、クロック・サイ
クルにおける水平同期の後縁の後に早くビデオを発生す
る方法を指定する。水平表示開始レジスタが水平帰線消
去終了レジスタよりも大きい場合、ビデオ/メモリ・コ
ントローラ78は中間的な境界カラーを出力する。この
レジスタに書き込まれる値は、常態では、テレビジョン
・スクリーンの中央に画像を置くように選択されなけれ
ばならない。これを行うためのレジスタ数に対する式
は、 水平表示開始=(水平帰線消去終了+水平帰線消去開始
−(アクティブ表示幅*クロック周波数))/2 である。
【0059】水平表示終了レジスタは、表示が終了する
場所を指定し、従って、ピクセルにおけるビデオ・ディ
スプレイの幅を決定する。それはつぎのような数でもっ
てプログラムされなければならない。即ち、 水平表示終了=水平表示開始+(ピクセルの数*ピクセ
ル当たりのクロック) 水平帰線消去開始が水平表示終了よりも大きい場合、帰
線消去が開始するまで境界カラーは出力されるであろ
う。
【0060】水平フェッチ開始レジスタは、ビデオ・フ
ェッチがそのライン上で最初に開始する場所を決定す
る。これは、ディスプレイが開始する時に16バイト・
ピクセル・バッファがちょうど満たされているようにプ
ログラムされなければならない。実際には、これは、水
平フェッチ開始レジスタにおける値が、表示モードに依
存する定数より小さい水平表示開始における値によって
与えられることを意味する。表1は、ピクセル当たりの
ビット及びピクセル当たりのクロックの種々の組合せに
対するそれらの定数を含んでいる。例えば、ピクセル当
たり4ビット及びピクセル当たり5クロックがある場
合、その定数は160である。同様に、ピクセル当たり
4ビット及びピクセル当たり1クロックがある場合、そ
の定数は32である。ピクセル当たり16ビット及びピ
クセル当たり1クロックがある場合、適用可能な定数は
ないことに注意して欲しい。
【表1】
【0061】水平フェッチ終了レジスタは、ビデオ・フ
ェッチがそのライン上で終了する場所を決定する。実際
には、これは、「水平表示終了−上記定数」における値
である。しかし、水平フェッチ開始は、「水平フェッチ
終了レジスタ−水平フェッチ開始レジスタ」の値が上記
定数の倍数となるように丸められなければならない。
【0062】水平垂直同期は、多くのラインで生じる幅
広い同期パルスとして識別される。これらのパルスの幅
は水平垂直同期レジスタによって決定され、それは次の
ようにプログラムされる。即ち、 水平垂直同期=水平周期−(垂直同期幅*クロック周波
数)
【0063】ビデオ/メモリ・コントローラ78も多数
の次のような垂直レジスタ、即ち、垂直周期レジスタ、
垂直同期レジスタ、垂直帰線消去終了レジスタ、垂直帰
線消去開始レジスタ、垂直表示開始レジスタ、垂直表示
終了レジスタ、ビデオ割込みレジスタ、及びライトペン
・レジスタを有する。垂直周期レジスタはフィールド当
たりのビデオ・ラインの数を指定する。垂直同期レジス
タは、垂直同期が発生されるラインの数を決定する。そ
れは次のようにプログラムされなければならない。即
ち、 垂直同期=垂直周期−垂直同期のライン
【0064】垂直帰線消去終了レジスタは、垂直同期の
後に空白化されるラインの数を決定する。垂直帰線消去
開始レジスタは、垂直同期の前に空白化されるラインの
数を決定する。それは次のようにプログラムされなけれ
ばならない。即ち、 垂直帰線消去開始=垂直同期−垂直同期前の帰線消去の
ライン
【0065】垂直表示開始レジスタはアクティブ・ビデ
オの第1ラインを決定する。このレジスタが垂直帰線消
去終了レジスタよりも大きい場合、中間のラインは境界
カラーを示す。スクリーンの中央にアクティブ領域を位
置付けるために、このレジスタは次のようにプログラム
されなければならない。即ち、 垂直表示開始=(垂直帰線消去終了+垂直帰線消去開始
−アクティブ・ラインの数)/2 垂直表示終了レジスタはアクティブ・ビデオの最終ライ
ンを決定する。このレジスタが垂直帰線消去開始レジス
タよりも小さい場合、中間のラインは境界カラーを示す
であろう。スクリーンの中央にアクティブ領域を位置付
けるために、このレジスタは次のようにプログラムされ
なければならない。即ち、 垂直表示終了=(垂直帰線消去終了+垂直帰線消去開始
+アクティブ・ラインの数)/2
【0066】ビデオ割込みレジスタは、ビデオ割込みを
発生したビデオ・ライン決定する。この割込みはINT
レジスタを通してイネーブル或いはディスエーブル可能
である。その割込みは、ビデオ機構が表示ラインの終了
時に停止する時に生じる。それは、表示モードを変更す
るために或いはビーム同期アニメーションを遂行するた
めに、プロセッサによって使用可能である。そのレジス
タは、フィールド当たりいくつもの割込みを行うために
フィールド内で再プログラム可能である。
【0067】表2は、示された種々の表示フォーマット
に対する上記レジスタのための代表的な値を与える。下
記の値をそれらのレジスタにロードした後、ビデオ・タ
イミング発生器は、レジスタMODE2にVIDENビ
ットをセットすることによってイネーブルされる。
【表2】
【0068】ビデオ/メモリ・コントローラ78は使用
可能な3つのカラー解像度、即ち、4ビット/ピクセ
ル、8ビット/ピクセル、及び16ビット/ピクセルを
有する。4ビット・モード及び8ビット・モードでは、
ピクセルは、パレットに記憶された18ビットの物理的
カラーをインデックスする論理的カラーである。16ビ
ット・モードでは、ピクセルは、ビット0乃至4が青で
あり、ビット5乃至10が緑であり、ビット11乃至1
5が赤である物理的カラーである。緑は6ビットである
が青及び赤は5ビットであるため、チップから出力され
る青及び赤の最下位ビットは、16ビット・モードでは
いつも論理的ゼロである。境界カラーは16ビット・ピ
クセルとして表示される16ビット・レジスタである。
【0069】8ビット・モードでは、ピクセルは256
*18パレット全体をアドレスする。4ビット・モード
では、ピクセルはそのパレットから16個のエントリを
アドレスする。その場合、そのアドレスの上位4ビット
はインデックス・レジスタから供給される。
【0070】8ビット・モードでは、2つの変更が利用
可能である。カラー保持モードにおいて、ピクセルが値
ゼロを取る場合、前のピクセルのカラーが表示される。
これは、最も左のピクセルをセットすることによって大
きなカラー領域を簡単に満たすよう使用可能である。
【0071】可変解像度モードでは、最上位のピクセル
が1つの7ビット・ピクセル又は2つの3ビット・ピク
セルとして表示されるかどうかを決定する。そのビット
がクリアである場合、ピクセルは1つの7ビット・ピク
セルとして表示される。そのビットがセットされる時、
ビット0乃至2が、先ず、ビット4乃至6を後続させて
示される。この場合、2つの高解像度ピクセルがパレッ
トから8個のエントリをアドレスする。そのアドレスの
上位5ビットがインデックス・レジスタから供給され
る。可変解像度モードは、低解像度だが更にカラフルな
バックグランドに囲まれた高解像度テキストの小さな領
域を表示するために有用である。このモードは1クロッ
ク/ピクセルの解像度では得られない。
【0072】8ビット・モードでは、それらのビットの
うちどれかが他の目的のために犠牲にされ、使用可能で
ある。例えば、1つのビットは、衝突検出のための「ホ
ット・スポット(hot spots)」を識別するた
めに使用可能であろう。代替えとして、1つのイメージ
が他のイメージの前又は後に移動し得るよう、ビットが
イメージ「depth(深さ)」をエンコードするため
に使用可能である。1つのビットを犠牲にするために
は、マスクされたレジスタにおける同じビットがセット
され、そのビットがインデックス・レジスタにおける対
応するビットから置換されるであろう。
【0073】5つのピクセル幅、即ち、1クロック、2
クロック、3クロック、4クロック、及び5クロックが
存在する。これらは約24MHz、12MHz、及び6
MHzのドット・クロックに対応する。最も高いドット
・クロックは16ビット/ピクセルの表示モードによっ
て使用されないであろう。32ビットDRAMが適合す
る場合、2つの他の組合せ、即ち、1クロック8ビット
及び2クロック16ビットが使用可能なだけである。こ
こで説明したアプリケーションにあるように、外部ハー
ドウエアが適合するように、ビデオ・プロセッサ39は
外部ビデオ・ソースにゲンロックすることができ、ロー
カル・ビデオを外部ビデオと1ピクセルずつ混合(エン
クラスト)することができる。これは、更に十分に後述
するように、本発明に従って発生されるべき或表示に関
しては意味がある。
【0074】スクリーンのメモリ・マップはビデオ表示
幅には関係なく、独立して定義される。スクリーンのベ
ース・レジスタは、システム・メモリ45における何処
であってもよい。スクリーン・メモリの幅は128バイ
トから2048バイトまでの2乗である。スクリーンの
高さは32Kバイトから2メガバイトまでの2乗であ
る。同じラインにおけるビデオ・アドレスはより小さい
境界内で循環する。この構成は、スクリーンがより大き
い仮想スクリーン内に置かれること及びその中で水平移
動及びスクロールされることを可能にする。
【0075】種々のレジスタが上記のビデオ・モードを
制御する。ビデオ・モード・レジスタは上記のリストし
た特徴を制御する。ビット0及びビット1はピクセル当
たりのビットの数を決定する。ビット2及びビット3は
クロック・サイクルによるピクセル幅を決定する。ビッ
ト4乃至ビット6はビデオ・アドレスにおける第1ブレ
ークを決定し、従って、バイトによる表示幅を決定す
る。ビット7乃至ビット9はビデオ・アドレスにおける
第2ブレークを決定し、従って、バイトによる表示高を
決定する。ビット10は同期出力を入力に戻す。それは
外部ビデオ・ソースに速くロックするために水平タイマ
及び垂直タイマをリセットすることができる。ビット1
1は、外部ビデオ・マルチプレクサを使用して、外部ビ
デオ・ソースのオーバレイであるクラスト化を制御す
る。そのマルチプレクサはA/V/CDコントローラ/
コプロセッサの「INC」ピンによって制御される。そ
のカラーの選択されたビットはクラスト化を制御するた
めに使用される。ビット12は境界クラスト化を制御す
る。それはビット11と同じであるが、境界カラーに適
用されるだけである。ビット13は可変解像度モードを
セットする。ビット14はカラー保持モードをセットす
る。そのモードでは、カラー0が現在の走査線における
前の非ゼロのカラーによって置換される。ビット15
は、表3に示されるように、ビット2、ビット3、及び
ビット15に基づいて3及び5のピクセル・クロック幅
を可能にする。
【表3】
【0076】ビデオ/メモリ・コントローラ78はピク
セル・マスク・レジスタ及びパレット・インデックス・
レジスタも有する。マスク・レジスタにおける各ビット
・セットに対して、ピクセルにおける対応するビットが
インデックス・レジスタからのビットによって置換され
る。インデックス・レジスタにおける上位ビットは4ビ
ット・ピクセルに対するパレット・アドレスの上位部分
を形成する。境界カラー・レジスタは、境界カラーを定
義する16ビット・レジスタである。そのカラーは16
ビット・ピクセルと同じ方法で表示される。即ち、ビッ
ト0乃至4は青であり、ビット5乃至10は緑であり、
ビット11乃至15は赤である。
【0077】ビデオ/メモリ・コントローラ78は、シ
ステム・メモリにおいてスクリーンの24ビット・ベー
ス・アドレスを定義する2つのスクリーン・アドレス・
レジスタも有する。これはスクリーン上の左上のピクセ
ルのアドレスである。
【0078】ビデオ/メモリ・コントローラ78は、ビ
デオ及び種々のテスト・ロジック上に付加的な制御を与
える補助的なビデオ・モード・レジスタMODE2も有
する。ビット0は、水平及び垂直カウンタが読み取られ
るようにライトペンをイネーブルする。ビット2はビデ
オ・タイマをイネーブルし、ビット3及びビット4はリ
フレッシュ周波数を決定する。即ち、1はクロック12
8のリフレッシュ周波数を表し、2はクロック256の
リフレッシュ周波数を表し、及び3はクロック512の
リフレッシュ周波数を表す。殆どのDRAMは64KH
z又はそれ以上のリフレッシュ周波数を必要とする。リ
フレッシュ・コントローラは、8又はそれ以上のリフレ
ッシュ・サイクルが必要になるまで待機し、しかる後、
システム・プライム・バスをリクエストし、RASサイ
クルの前に必要な数のCASサイクルを行う。ビット6
がセットされる時、ビデオ・モードは二重バッファさ
れ、帰線消去時に変化できるだけである。CPU48は
スプリット・スクリーン・オペレーションにおけるクリ
ーン・モード変化に対してこのビットをセットする。ビ
ット7は垂直同期の極性を反転する。ビット8は水平同
期の極性を反転し、ビット9は使用されない。
【0079】パレットは、F10000H−F103F
FHにおけるRAMの256*18ビット・ブロックで
ある。各エントリは緑、赤、及び青の各々に対する6ビ
ットを含む。各エントリは2ワードに跨って延びる。青
ビット及び緑ビットは上位ワードに現れる。赤ビットは
下位ワードに現れる。上位ワードのビット2乃至ビット
7は青であり、上位ワードのビット10乃至ビット15
は緑であり、下位ワードのビット2乃至ビット7は赤で
ある。パレットにおけるエントリに書き込むために、C
PU48は先ず赤ビットを下位ワードに書き込まなけれ
ばならず、しかる後、緑及び青ビットを上位ワードに書
き込まなければならない。CPU48は境界又は帰線消
去時にパレットに書き込む必要があるだけであり、或い
はスペックル現象がビデオ上に現れるであろう。
【0080】キャッシュ69は、それがCPU48に対
する命令をプリフェッチするという意味ではキャッシュ
ではない。むしろ、キャッシュ69は、プログラム実行
の速度を上げるために変数、スタック、又はプログラム
・コードに対してCPUによる使用が可能であるF14
000H乃至F143FFHにおいて配された512*
16ビットのスタティックRAMである。それはスタテ
ィックRAMより成り、ページ・フォルト受けることは
ない。データ、スタック、又はプログラム・コードを配
することは、より速いアクセス及びより少ないページ・
フォルトを可能にする。この実施例では、キャッシュは
小さく、キャッシュ領域へのバイト書込みは許されな
い。割込サービス・ルーチンはスタック上にバイトを押
し込むことはできない。
【0081】ビデオ/メモリ・コントローラ78は6つ
の割込み源、即ち、ビデオ入力割込み、3つのアナログ
割込み、CDブロック・デコーダ割込み、及びDSP割
込みをサポートする。アナログ割込みは簡単なアナログ
・ディジタル変換器を実現させる。単安定バイブレータ
がダイオード、キャパシタ、及びポテンショメータから
実現される。キャパシタは垂直同期によって放電され、
ポテンショメータの設定に依存した速度で充電を開始す
る。キャパシタにおける電圧がビデオ・プロセッサ39
への入力の閾値に達する時、割込みが発生される。そこ
で、そのプロセッサは垂直カウンタを読み取ってそのキ
ャパシタが充電される速度を得ることができ、従って、
ポテンショメータの設定を得ることができる。
【0082】ビデオ/メモリ・コントローラ78は、6
つの割込みすべてを独立してイネーブル又はディスエー
ブルすることを可能にする割込みイネーブル・レジスタ
も有する。割込み肯定応答書込みレジスタにおけるすべ
てのビットに論理的1を書き込むことは対応する割込み
をクリアする。割込み読取りレジスタはすべての未決の
割込みを反映する。
【0083】ビデオ/メモリ・コントローラ78は、8
0376CPU48の16メガバイト・アドレス範囲を
デコードして次のようなメモリ・マップにする。即ち、
それは、8メガバイトのDRAM0(0H−7FFFF
FH)、7メガバイトのDRAM1(800000H−
EFFFFFH)、64キロバイトのROM0(F00
000H)、64キロバイトの内部メモリ(F1000
0H−F1FFFFH)、及び896キロブロックのR
OM1(F20000H−FFFFFFH)である。そ
の64キロバイトの内部メモリは、パレットRAM、ブ
リッタ・レジスタ、及びDSPレジスタ及びメモリより
成る。パレット・アドレス範囲は上述した。ブリッタ・
レジスタはF10400HからF107FFHまでの範
囲を超えない。DSPメモリはF10800HからF1
8000Hまで拡張する。
【0084】オンボード・スクリーンRAM及びシステ
ムRAMは512KのDRAMである。スクリーン/シ
ステムRAMより成るそのオンボードDRAMは16ビ
ット又は32ビット幅のものでよい。適当なDRAM
は、東芝製のTCS14170BJ 256キロバイト
*16ビット・メモリである。そのDRAMのサイズは
ビデオ・プロセッサ39によってリセット時に決定され
るが、CPU48に直接に影響することはない。その代
わり、それは、ビデオ/メモリ・コントローラ78が更
に速く動作することを可能にし、他のバス・マスタの候
補にとって利用可能な更に多くの帯域幅を残す。或表示
及びブリッタ・モードは32ビット・メモリの時に可能
なだけである。少量のDRAMしか取り付けられない場
合、それらは上記のメモリ・マップを通して反復される
であろう。
【0085】ブートストラップROMは必ず16ビット
幅である。ボートストラップROMは、多くの製造者に
よって製造されている2つの27C512消去可能なプ
ログラム可能読取り専用メモリより成り、それによっ
て、128KのブートストラップROMを与える。リセ
ットに続いて、ROM及び内部メモリを含むF2000
0HからFFFFFFHまでの1メガバイト・ウインド
ウが16メガバイト・アドレス範囲を通して反復され
る。これは、種々のプロセッサがビデオ・プロセッサ3
9とブートすることを可能にする。上記のメモリ・マッ
プは、そのメモリ型レジスタがCPU48によって書き
込まれた時に初めて採り入れられる。ビデオ/メモリ・
コントローラ78は、可能な時にいつもシステム・メモ
リ45上でページ・モード・サイクルを遂行する。これ
らは正規のメモリ・サイクルよりも速いものであり、連
続した読取り及び書込みが同じページ内にある場合に生
じる。ビデオ/メモリ・コントローラ78は、そのメモ
リ型レジスタにおいて遂行されるDRAM内の列の数を
知る必要がある。そのメモリ型レジスタにおいて、ビッ
ト0及び1はDRAMにおける列の数を決定する。その
場合、0は256列を表し、1は512列を表し、2は
1024列を表し、3は2048列を表す。
【0086】ビデオ/メモリ・コントローラ78は7つ
のタイプの転送、即ち、正規のDRAMサイクル(4ク
ロック)、ページ・モードDRAMサイクル(2クロッ
ク)、ROMサイクル(6クロック)、内部メモリ(2
クロック)、外部I/O(6クロック)、割込み肯定応
答(2クロック)、及び内部I/O(2クロック)をサ
ポートする。CPU48は実際の転送よりも1クロック
多いサイクルでサイクルするであろう。内部バス・マス
タは転送時にサイクルできる。
【0087】ビデオ/メモリ・コントローラ78は、C
PU48に対する2X(2倍速)クロックであり且つテ
レビジョン・クロミナンス(クロマ)サブキャリアの倍
数である水晶発振器を使用する。この水晶クロックはバ
ッファされ、CPU48に出力される。同じクロックが
2つに分割され、これがメイン・システム・クロックと
して出力される。このクロックは、別個のピンを通して
ビデオ・プロセッサ39に入力される。そのクロックを
出力及び入力する理由は、CPU2Xクロック及びメイ
ン・システム・クロックの間の相対的なスキューが何れ
かのパスにわずかな遅延を加えることによって一方の経
路又は他方の経路を調節し得るようにするためである。
水晶周波数は、その水晶周波数を1及び15の間の数で
除することができるプログラム可能な除算器によって除
され、平衡したマーク対スペース比を持った出力波形を
発生する。これはテレビジョン・カラー・サブキャリア
として使用される。
【0088】クロマ除算器レジスタは、テレビジョン・
カラー・サブキャリア(クロマ)対2X水晶周波数の比
を定義する4ビット・レジスタである。それは次のよう
にプログラムされなければならない。即ち、 クロマ=(2X水晶周波数/クロマ周波数)−1
【0089】ビデオ/メモリ・コントローラ78はステ
ータス・レジスタも有する。そのステータス・レジスタ
のビット0がセットされる場合、ビデオ・タイミングは
PAL(ヨーロッパ・テレビジョン信号標準)に対して
設定されなければならない。ステータス・レジスタのビ
ット0がクリアである場合、ビデオ・タイミングはNT
SCに対して設定されなければならない。ステータス・
レジスタのビット1がセットされている場合、現在のフ
ィールドにライトペン入力が存在している。このビット
はライトペンによってセットされ、垂直同期によってク
リアされる。
【0090】ビデオ/メモリ・コントローラ78は、リ
セット時に、その後は2ワード幅のI/Oロケーション
及び64Kメモリ・ロケーションに応答するだけのモー
ドに設定可能である。I/Oロケーションの実際のロケ
ーションは外部的に決定可能である。この「ピープホー
ル(peephole)」モードは、ビデオ・プロセッ
サ39がシステム30のI/O及びアドレス・メモリ・
マップにおいて小さいギャップだけを占有することを可
能にする。
【0091】それらのレジスタは32ビット幅であり、
従って、2つの16ビット・アクセスとしてアクセスさ
れなければならない。ビデオ・プロセッサ39における
すべてのI/Oレジスタをアドレスするために、必要な
レジスタの正規のI/Oアドレスが先ず下位ワード(a
[1]下位)に書き込まれ、しかる後、そのレジスタは上
位ワード(a[1]上位)において書き込み可能である。
ビデオ・プロセッサ39の内部及び外部のすべてのメモ
リをアドレスするために、64Kウインドウは、バンク
・レジスタに書き込むことによって、通常ビデオ/メモ
リ・コントローラ78によってデコードされる16Mア
ドレス・スペースにおけるすべての64K境界へ移動可
能である。バンク・レジスタは、ピープホール・モード
でメモリをアドレスする時に8つの上位ビットを与える
8ビット・レジスタである。例えば、形式的にはF10
000Hにおいてパレットをアクセスするために、CP
U48は0F1Hをバンク・レジスタに書き込まなけれ
ばならず、しかる後、外部チップ選択によって決定され
たピープホール・ロケーションの底部において読み取り
及び書き込まなければならない。
【0092】ブリッタ72は、できるだけ速く(メモリ
帯域幅によって限定される)グラフィックス作成及びア
ニメーションを遂行することを目的とするグラフィカル
・コプロセッサである。それは、CPU48及びDSP
61によってメモリに書き込まれたコマンドを実行す
る。それは、システム・メモリ45から新しいコマンド
セットを読み取ることによってグラフィックス・オペレ
ーションの長いシーケンスを任意に遂行することができ
る。それがグラフィックス・オペレーションを遂行しつ
つある間、ブリッタ72はシステム・プライム・バス・
マスタになり、CPU48のどんなバス活動も否定す
る。これは、そうでなければCPU48が遂行したと思
われるオペレーションを遂行するためにブリッタ72が
使用されるので合理的であり、従って、プログラム・オ
ペレーションをスピード・アップする。これも、ブリッ
ト・オペレーションに対する如何なる同期制御プログラ
ミングも必要なくし、ブリッタ72における如何なる割
込み発生ハードウエアも必要なくする。しかし、他の2
つのプロセッサ(DSP61及びコンパクト・ディスク
DMA)のどちらかの実時間プログラミングを可能にす
るために、ブリッタ72はそのオペレーションを中断
し、DSP61又はコンパクト・ディスクDMAチャネ
ルへのシステム・プライム・バスを、それらがDMA転
送を要求する場合に許容するであろう。それはそれ自身
も中断するであろうし、CPU48へのシステム・プラ
イム・バスを放棄するであろう。如何なるこれらの転送
時においても、現在のオペレーションは中断されるが、
その割込み信号が非活動になる時、又はDSP61のD
MAアクセスが終了する時に再開するであろう。
【0093】ブリッタ72のオペレーションが簡単なプ
ログラムとして以下のように最も良く示される。即ち、 メモリからコマンドを読み取る メモリからパラメータを読み取る if SRCEN then read source from memory if DSTEN then read destination from memory write destination to memory next m next n コマンド及びオペランドはCPU48又はDSP61に
よってメモリに書き込まれる。
【0094】ブリッタ72はビデオ・プロセッサ39の
I/Oスペースに次のような幾つかのレジスタを有す
る。即ち、 (1)2つの書込み可能ブリッタ・プログラム・アドレ
ス・レジスタ。それは2つの読取り可能ブリッタ宛先レ
ジスタとして同じI/Oアドレスを共用する。 (2)書込み可能ブリッタ・コマンド・レジスタ。それ
は第1の読取り可能ブリッタ・ソース・アドレス・レジ
スタとして同じI/Oアドレスを共用する。 (3)書込み可能ブリッタ制御レジスタ。それは第2の
読取り可能ブリッタ・ソース・アドレス・レジスタとし
て同じI/Oアドレスを共用する。 (4)読み取り可能インナ・カウント・レジスタ (5)第1の書込み可能ブリッタ診断レジスタ。それは
読取り可能なブリッタ・アウタ・カウント・レジスタと
して同じI/Oアドレスを共用する。 (6)第2の書込み可能ブリッタ診断レジスタ。それは
読取り可能なブリッタ・ステータス・レジスタとして同
じI/Oアドレスを共用する。 (7)第3の書込み可能ブリッタ診断レジスタ。
【0095】ブリッタ72は、グラフィックス及びブロ
ック移動オペレーションを遂行するために種々なモード
で動作可能である。ブリッタ72は、内部アーキテクチ
ャを3つの大きく分けたブロック、即ち、データ・パ
ス、アドレス発生器、及びシーケンサに分けられる。デ
ータ・パスは、3つのデータ・レジスタ、即ち、ソース
・データ・レジスタ、宛先データ・レジスタ、及びパタ
ーン・データ・レジスタを含む。データ・パスは、イン
テリジェント・ブリット・オペレーションを可能にする
ための汎用比較器、及び出力データを発生するための論
理機能装置(LFU)を含む。
【0096】アドレス発生器は3つのアドレス・レジス
タを含む。これらは、ブリッタ・コマンドをフェッチす
るために使用されるプログラム・アドレス・レジスタ、
ソース・レジスタ、及び宛先アドレス・レジスタであ
る。それは、又、アドレスを更新するための関連のステ
ップ・レジスタを有する演算論理装置(ALU)及び出
力アドレスを発生するためのマルチプレクサを含む。
【0097】シーケンサは、ソフトウエア用語では、ブ
リッタ72が2つのループ(インナ・ループ及びアウト
・ループ)及び短い簡単なプログラムでもって上述した
ような幾つかのプロシージャを走らせるプログラムとし
て作用する。そのプログラムは、それのオペレーション
の種々な部分がブリッタ・コマンド・レジスタにおける
フラッグを条件とし、ループ・カウントはそのコマンド
の一部分であるけれども固定される。
【0098】データ・パスは3つのデータ・レジスタ及
び2つのデータ操作ブロック、即ち、出力データを発生
するために多数の有用な方法でデータ・レジスタの内容
を結合することができる論理的機能装置、及び書込みオ
ペレーションを禁止するためにデータに関する比較を行
うことができ且つ選択的にブリッタ・オペレーションを
停止させることができる比較器を含む。
【0099】データ・パスは4つのサイズのデータ、即
ち、32ビット、16ビット、8ビット、及び4ビット
のデータを処理することができる。長ワード(32ビッ
ト幅)は速いブロック移動及び埋込みを行う時に使用さ
れる。ピクセル(4ビット幅、8ビット幅、又は16ビ
ット幅)は、線画、多重プレーン・オペレーション、文
字ペインティング等のようなブリッタ・モードすべてを
使用して操作可能である。
【0100】データ・パスの大部分は、最大スクリーン
・ピクセル・サイズである16ビット幅である。しか
し、ソース・データ・レジスタは32ビット幅であり、
ソース・データ・レジスタの上位16ビットは、論理的
機能装置のモードに関係なく、32ビット・モードで書
かれたデータの上位16ビットを発生するために使用さ
れる。従って、2つの16ビット幅レジスタ(パターン
・データ・レジスタ及び宛先データ・レジスタ)及び3
2ビット幅データ・レジスタ(ソース・データ・レジス
タ)がある。ソース・データ・レジスタ及び宛先データ
・レジスタは、対応する読取りサイクルがインナ・ルー
プにおいてイネーブルされる時、システム・メモリ45
におけるソース・アドレス及び宛先アドレスからロード
される。しかし、3つのデータ・レジスタすべてがブリ
ッタ・オペレーションの開始時にパターン・データをロ
ードされる。これは、出力データにおいて或いは比較器
においてデータの追加のデータ・ソースとして使用可能
である。例えば、パターン・データ・レジスタにおける
データは、例えば、マスク、書込みのためのパターン、
或いは参照値であってもよい。パターン・データはソー
ス・データ・レジスタの両方のワードにロードされる。
【0101】論理的機能装置はデータ出力を発生し、そ
の出力はシステム・メモリ45における宛先に書き込ま
れる。それはソース及び宛先レジスタ・ピクセルのすべ
ての論理的結合を遂行することができる。「ソース・デ
ータ・ピクセル」はソース・・データ・レジスタ又はデ
ータ・パターン・データ・レジスタの何れかから選択可
能である。LFUは、データ・レジスタから2セットの
入力データの4つのブーリン最小項(A&B、A−&
B、A&B−、A−&B−)のうちのどれかを選択し、
2つの選択された最小項の論理的ORを発生する。これ
は入力データのすべての論理的結合を可能にし、従っ
て、16個の機能的可能性が存在する。
【0102】32ビット・モードでは、LFUは、それ
が16ビット幅だけであるので、通常は、ソース・デー
タを発生するためにセットされるであろう。長ワードの
書込み時に書き込まれた上位16ビットはいつもソース
・レジスタの上位16ビットから取り出される。
【0103】比較器は、ソース・データ・レジスタ、宛
先データ・レジスタ、及びパターン・データ・レジスタ
におけるデータに関する種々の比較を行うことができ
る。それの比較条件が一致する場合、それは禁止信号を
発生する。その禁止信号は、書込みオペレーションを禁
止するために、そして任意選択として、ブリット・オペ
レーションを停止するために使用される。比較器は、衝
突検出及びシステム・メモリ45のサーチ・オペレーシ
ョンに対して、及び文字ペインティングに対する援助と
して、透明なカラーを与えるべくピクセル・プレーン効
果を与えるために使用される。
【0104】多重プレーン・オペレーションは、各ピク
セルにプレーン番号を割り当てることによってサポート
される。このモードは、4ビット・ピクセル及び8ビッ
ト・ピクセルにだけ適用可能である。8ビット・ピクセ
ル・モードでは、8ビットのうちの2つ(ビット6及び
ビット7)が使用されて2つ又は4つのプレーンを与え
る。4ビット(ニブル)ピクセル・モードでは、4ビッ
トのうちの1つ(2ニブル・バイトのビット3及びビッ
ト7)が使用されて2つのプレーンを与える。比較器
は、宛先データのプレーン番号がソース・データのプレ
ーン番号に等しくないか或いはそれよりも大きい場合、
又はこれらの組合せである場合、禁止信号を発生するこ
とができる。これは、スクリーン上に書かれるデータ
が、異なるプレーンに既に存在するデータによってマス
ク可能であることを意味する。
【0105】比較器は、ソース・ピクセル全体が宛先ピ
クセルに等しいか或いは等しくない場合、出力を発生す
ること及び禁止することができる。これは、例えば、特
定の値に関してシステム・メモリ45をサーチするため
に使用可能であり、更に重要なことには、透明になるよ
うにカラーを指定するために、及びその透明なカラー値
をデータ・レジスタに保持するために使用可能である。
これは、16ビット・ピクセル、8ビット・ピクセル、
又は4ビット・ピクセルに適用する。
【0106】又、ブリッタ72はピクセル拡張モード・
オペレーションに対する比較器ビットを有する。この比
較器オペレーションは、データのピクセル拡張に対する
ビットが、例えば、文字ペインティングのために使用さ
れることを可能にする。このモードでは、比較器はイン
ナ・カウンタの値に基づいてソース・バイトのビットを
選択し、このビットが論理的ゼロである場合に書込みオ
ペレーションを禁止する。
【0107】ブリッタ72は3つのピクセル解像度モー
ドを処理するための備えを行う。これらのモードは、各
ワードが1つのピクセルに対応する16ビット・モー
ド、各バイトが1つのピクセルに対応する8ビット・モ
ード、及び各バイトが2つのピクセルに対応する4ビッ
ト・モードである。8ビット・ピクセル・モード及び1
6ビット・ピクセル・モードでは、データ・パスは一時
に1ピクセルを処理し、オペレーションは簡単である。
しかし、4ビット・ピクセル・モードでは、システム・
メモリから読み取られ又はシステム・メモリに書き込ま
れるバイトの半分だけが現在のピクセルであり、従っ
て、追加の要件がデータ・パスに与えられる。4ビット
・モードの書込みオペレーションでは、現在のピクセル
に対応しないそのデータ・バイトの半分に、未変更の宛
先データが書き込まれる。従って、4ビット・モードで
は、宛先の読取りはいつもイネーブルされなければなら
ない(制御ビットDSTENをセットする)。これは、
1バイトよりも小さいものをメイン・メモリに書き込む
ための機構がないため、行われなければならない。
【0108】ソース4ビット・ピクセル・アドレス及び
宛先4ビット・ピクセル・アドレスがRAMの対応する
バイトの相異なる半分を指示することも可能である。こ
の場合、シフタがソース・データの2つの半分をスワッ
プする。4ビット・モードでは、そのパターン・バイト
の2つのニブル(バイトの半分、即ち、4ビット)が、
通常は、同じ値にセットされなければならない。ブリッ
タ72においてプログラムを有するピクセルは表示幅を
一致させる必要がないこと、及び大量のデータを移動す
る最も効果的な方法は32ビットモードであることに注
意すべきである。そのようなモードの転送は整列した長
ワードでなければならないこと、及びシステムが32ビ
ットRAMに適合しなければならないことを想起すべき
である。
【0109】ブリッタ72はアドレス発生器も有する。
そのアドレス発生器は3つのアドレス・レジスタ、イン
クレメント又はステップ・レジスタ、アドレス加算器、
及びアドレス出力マルチプレクサを含んでいる。3つの
アドレス・レジスタはソース・アドレス、宛先アドレ
ス、及びプログラム・アドレスを保持する。これらのレ
ジスタの各々は、ブリッタ72が16メガバイトまでを
アドレスすることを可能にする24ビット・レジスタで
ある。更に、ソース・アドレス・レジスタ及び宛先アド
レス・レジスタは、4ビット・ピクセル・モードで使用
されるニブル・ビットを含んでいる。プログラム・アド
レス・レジスタは、プログラムがフェッチされるアドレ
スを保持し、それを使ってメモリ・サイクルが遂行され
る時にいつも1ワードずつインクレメントされる。この
レジスタはいつも偶数であり、従って、ビット0はいつ
も論理的ゼロでなければならない。
【0110】ソース・アドレス・レジスタ及び宛先アド
レス・レジスタは、それらが参照するオブジェクトにお
けるかなりの融通性を許容する加算器を使用して、各サ
イクル後に及び他の時間に更新される。すべてのソース
・アドレス及び宛先アドレスの更新は、アドレス・レジ
スタの下位16乃至19ビットにおいて任意選択的に遂
行可能である。これは、ブリッタ72が64K、128
K、256K、又は512Kページにおいて効果的に動
作するであろうことを意味する。このモードでは、アド
レスがページ内でオーバフローする場合、それは循環す
るであろうし、オーバフロー或いはアンダーフローは失
われるであろう。
【0111】ブリッタ72はアドレス加算器も有し、そ
れはアドレスを更新するために使用される25ビット幅
加算器である。それは、0.5、1、又は2或いはステ
ップ・レジスタの1つに記憶された変数がアドレス値に
加えられることを可能にする。それは同じ値を減算する
こともできる。前述のように、第25ビットはアドレス
のニブル部分である。1つのピクセルのインクレメント
は、スクリーン解像度の現在の設定次第で、アドレスに
関して異なる効果を有する。
【0112】すべてのアドレス・レジスタが適当なメモ
リ・サイクル、即ち、アドレス・レジスタのソースに対
するソース読取り、及び宛先アドレス・レジスタに対す
る宛先書込み、の終了時に自動的に更新される。アドレ
スは、ブリッタ・コマンドにおけるSWRAP及びDW
RAPビットを使用することによって垂直方向に、及び
ブリッタ制御レジスタにおけるSLWRAP及びDLW
RAPビットを使用することによって水平方向に循環す
るように作成可能である。
【0113】アドレス出力マルチプレクサはシステム・
メモリ45に外部アドレスを与える。それは3つのタイ
プのアドレス、即ち、ソース・アドレス、宛先アドレ
ス、及びプログラム・アドレスを与える。これらは、対
応するアドレス・レジスタから直接に取り出される。
【0114】ブリッタ72がラインを引く時、アドレス
・レジスタは正規の方法とな異なる方法で使用される。
宛先アドレスレジスタは線画アドレスとして使用され、
ソース・アドレス・レジスタ及びステップ・アドレス・
レジスタは、それぞれ、デルタ1及びデルタ2として使
用される。線画時に、デルタ2はデルタ1から減算さ
れ、発生される借り出力は、宛先アドレス・レジスタに
加えられるものを決定するために使用される。更なる詳
細については、後述の線画に関する項を参照して欲し
い。
【0115】ブリッタ72は、そのブリッタのオペレー
ションを制御するシーケンサも有する。制御の流れは2
つのレベルにおいて最も良く考察される。制御の流れ全
体を管理するアウタ・ループ及び実際のブリット・オペ
レーション又は線画オペレーションを遂行するインナ・
ループがある。アウタ・ループには3つのセクション、
即ち、コマンド読取りプロシージャ、パラメータ読取り
プロシージャ、及びインナ・ループがある。
【0116】インナ・ループは実際のブリット・オペレ
ーション又は線画オペレーションを遂行する。インナ・
ループ・サイクルは3つまでのメモリ・サイクルを含む
ことができる。これらは、ソース・アドレスからの読取
り、宛先アドレスからの読取り、及び宛先アドレスへの
書込みである。3つのサイクルはすべて任意選択であ
る。そのループがソース読取り、又はソース読取り及び
宛先読取りを含む場合、比較器の禁止機構は、宛先書込
みが生じる前にテストされる。これは、比較器の禁止状
態に合う時に書込みサイクルを迂回させる。その比較器
の禁止状態に合う時、現在のオペレーションを停止さ
せ、制御をCPU48に戻させることが可能である。そ
こで、プログラムは、その禁止が何処で生じたかを決定
するためにアドレス・レジスタを調べることができるの
で、衝突検出が遂行可能である。そこで、CPU48は
そのオペレーションを再開するか或いはそれを中止する
かを決定することができる。インナ・ループは、インナ
・ループ・カウンタがゼロに達するまでオペレーション
を遂行する。インナ・ループ・カウンタは10ビット・
カウンタであるので、インナ・ループは1から1024
までの任意の回数を反復することができる。
【0117】ブリッタ72は、比較器の書込み禁止が生
じた時にオペレーションを停止させることによって衝突
検出に対する準備を行う。これが生じる時、制御はCP
U48に戻る。そこで、CPUはブリッタ72の内部状
態を調べて、何が衝突を生じさせたかを決定する。この
時点で、CPU48は、それが遂行していたオペレーシ
ョンをブリッタ72が再開することを可能にするよう選
択することができ、或いはそれをそのアイドル状態にリ
セットしてもよい。リセット又は再開コマンドは、ブリ
ッタ72が他のオペレーションに対して使用可能になる
前に発生されなければならない。ブリッタ72が中断状
態にある間、新しい値がコマンド・レジスタに書込み可
能であるので、衝突停止機構がディスエーブル可能であ
ることに留意して欲しい。
【0118】パラメータ読取りプロシージャは新しいパ
ラメータ・セットをインナ・ループにロードする非常に
直線的なシーケンスである。それは、データ・レジスタ
をプリセットするために使用されるインナ・ループ・カ
ウンタ値、ステップ・レジスタ値、及びパターン値をメ
モリから順次に読み取る。インナ・カウントは、インナ
・ループが実行される回数になる。ステップ・レジスタ
はアドレス・インクレメントのために使用され、パター
ン・レジスタはデータ操作のために使用される。
【0119】パラメータ読取りプロシージャは、ブリッ
ト・オペレーションの開始時にコマンド読取りプロシー
ジャの一部分として呼び出され、そして必要な場合に
は、PARRD制御ビットによって決定されるように、
ブリット・オペレーションによって呼び出される。余分
なパラメータ読取りがインナ・ループを通したパス相互
間で生じてパラメータを変更させ、それによって、不規
則形状のペインティング及びラン・レングス符号化デー
タの圧縮解除のようなオペレーションを可能にする。
【0120】コマンド読取りプロシージャは新しいブリ
ット・オペレーションを開始するために使用される。ブ
リッタ72は、そのブリッタの正規の非アクティブ状態
を表す非アクティブ・リセット状態で開始する。この状
態から、通常プログラム・アドレス・レジスタへの書込
みが先行するコマンド・レジスタ書込みがブリッタ72
を開始させるために遂行される。操作パラメータの全セ
ットが、自動インクレメントされるプログラム・カウン
ト・アドレスからロードされ、制御がコマンド読取りル
ープから出る。ブリット・オペレーションが完了する
時、新しいコマンドがプログラム・カウント・アドレス
から読み出され、そしてこのコマンドが実行モードにお
けるブリッタ72を離れる時、新しいセットのパラメー
タがロードされ、他のオペレーションが開始される。そ
うでない場合、ブリッタ72はそれの停止状態に入り、
システム・プライム・バスをCPU48に戻す。上記の
機構は、ブリッタ72が如何なるプロセッサ介入も必要
としないでグラフィックス・コマンドの長いシーケンス
を任意に遂行することを可能にする。これは、プロセッ
サのI/O書込みサイクルがブリッタのメモリ読取りに
比べてかなり遅いために極めて有用である。
【0121】アウタ・ループの正規のオペレーションは
コマンド読取りループからの出口において開始し、しか
る後、パラメータ読取りループに入って、第1セットの
パラメータを読み取り、インナ・カウンタがオペレーシ
ョンの開始前にそれの初期値にロードされた時にインナ
・ループに入る。そこで、アウタ・カウンタはデクレメ
ントとされ、そしてそれがゼロである場合、コマンド読
取りループに入る。登録されたソース・アドレス及び宛
先アドレスのどちらか或いは両方がステップ・レジスタ
の内容でもって更新可能である。しかる後、再びインナ
・ループに入る前に、種々のインナ・ループ・パラメー
タを更新するために、任意選択的にパラメータ読取りル
ープに入ることが可能である。それらの2つのループ
は、アウタ・ループ・アドレス・レジスタの更新がスク
リーン・アドレス・ポインタを二次元スクリーン構造の
次のラインにおける開始点上に移動する時、ブリッタ7
2がその二次元スクリーン構造に関するオペレーション
を遂行することを可能にする。パラメータ読取りループ
は、スクリーン構造パラメータをライン毎に変更させな
がら融通性を加える。
【0122】又、ブリッタ72は、すべてのメモリ・サ
イクルのサイクル・タイミング発生及びバス・アービト
レーションを制御するメモリ・インターフェース状態機
械を有する。ブリッタ72は、ブリッタ・コマンド・シ
ーケンスの期間の間、CPU48からシステム・プライ
ム・バスに関して制御を引き受ける。これは前述のバス
切替待ち時間次第であるが、ブリッタがシステム・プラ
イム・バスを許容すると、直ちにそのオペレーションは
開始するであろう。
【0123】メモリ・インターフェースは、DSP61
及びコンパクト・ディスク読取りチャネルへのシステム
・プライム・バスを、これらの1つがすべての現メモリ
・サイクルを完了させるためにだけ休止することをシス
テム・プライム・バスにリクエストすると直ちに放棄す
るであろう。
【0124】割込みは、ブリッタ制御レジスタにおいて
マスクされない場合、ブリッタ72にオペレーションを
中断させるであろう。ブリッタ72は割込みラインその
ものの状態を検出し、オペレーションを中断するために
これを使用する。割込みラインがそれの前の状態を再開
すると、直ちにオペレーションは再開するであろう。そ
れは、肯定応答ポートへのCPU48の書込みが生じる
時に生じる。これは、必ずしも割込みサービス・ルーチ
ンの終了ではなく、従って、プログラマはスタック・ク
ロールに注意深くなければならず、通常、サービス・ル
ーチンの間割込みをディスエーブルして保持しなければ
ならない。ブリッタ72は、割込みラインがCPU48
からの介入なしにクリアされると、直ちにオペレーショ
ンを再開する。ブリッタ72は、内部割込み資源に応答
するだけである(ビデオ割込み、アナログ入力割込み、
及びコンパクト・ディスク割込み)。何れの外部CPU
割込み資源もブリッタ72に関して効果を持たない。
【0125】ブリッタ72は数多くのオペレーション・
モードを有する。ブリッタ72によって遂行される最も
簡単なオペレーションはシステム・メモリ45の1つの
ブロックを他のブロックにコピーするもの、及び事前定
義された値でもってシステム・メモリ45のブロックを
満たすものを含む。これらのオペレーションはシステム
・メモリ45の線形部分及び任意のスクリーン矩形部に
おいて遂行可能である。宛先データ・レジスタはシステ
ム・メモリ45の修正されるアドレスとして、及びそれ
がコピー・オペレーションである場合、データのコピー
されるアドレスとして使用される。
【0126】そのオペレーションがメモリの線形領域に
おいて遂行されるべき時、アドレス制御ビットの殆どが
ゼロにセットされるであろう。ステップ・レジスタは使
用されず、そして唯一の要件は、DSIGN及びSSI
GNを適正にセットする場合にそのコピーがアドレス・
インクレメントによって行われるか又はアドレス・デク
レメントによって行われるかを決定することである。ア
ドレス・レジスタに置かれた初期値は、符号ビットがセ
ットされない場合にそのオペレーションが遂行されるべ
き領域の最低部でなければならず、それがセットされる
場合には最上部でなければならないことに注意すべきで
ある。オペレーションの長さは、インナ・カウンタに置
かれ、アウタ・カウンタは1にセットされるであろう。
【0127】操作されるブロックが非常に長い場合、イ
ンナ・ループ・カウンタ及びアウトループ・カウンタの
両方とも使用されなければならず、操作するピクセルの
数はインナ・カウンタ値及びアウタ・カウンタ値の積に
よって与えられるであろう。ソース・データ又は宛先デ
ータの何れか又は両方が線形領域ではなく矩形領域であ
る場合、インナ・ループ・カウンタはその矩形の幅を含
み、アウタ・ループ・カウンタはその矩形の高さを含む
であろう。
【0128】適当なステップ・レジスタがその矩形の右
手側から次のラインの左手側へのアドレス・インクレメ
ントにセットされる。ソース又は宛先が矩形であるかど
うかに従って、SRCUPビット及びDSTUPビット
がセットされる。ピクセル当たり8ビット又はそれ以上
のモードでは、SRCEN又はDSTENのいずれもメ
モリを満たすために使用されないであろうし、ビットS
CRCENはメモリ・コピーのためにセットされなけれ
ばならない。4ビット・ピクセル・モードでは、DST
ENは必ずセットされなければならず、他のピクセルの
破壊を回避するために宛先読取りが行われる。この方法
を使用することは他の場合よりも遅いことに注意して欲
しい。
【0129】ブリッタ72は、周知のディジタル微分解
析器(DDA)アルゴリズムに基づいてラインを引く。
このアルゴリズムの基本は、所与のラインに対して、X
アドレス又はYアドレスの1つが各ピクセルに対して必
ずインクレメントされ、一方他のものも適当な演算条件
に合致する場合にはインクレメントされるということで
ある。ブリッタ72によって使用されるアルゴリズム
は、除算を効果的に使用して勾配を計算するために、ア
ンダーフローが生じた時にdx又はdyのうちの大きい
方が加えられると共にdx又はdyのうちの小さい方を
実効値から反復的に減算することによって、条件付きイ
ンクレメントを生じさせる演算条件を計算する。表記
「dx」はそのラインが対応するX軸に沿った距離を表
し、|(X1−X2)|によって与えられる。但し、X1
及びX2は2つのポイントのX座標であり、垂直バーは
それらの差の大きさ、又は絶対値を意味する。従って、
ラインが(X1,Y1)から(X2,Y2)まで引かれ
る場合、dx=|(X1−X2)|及びdy=|(Y1−
Y2)|である。これらから、D1(「デルタ1」と呼
ばれる)はdx及びDyのうちの大きい方によって与え
られ、D2(「デルタ2」と呼ばれる)はそれらの小さ
い方によって与えられる。そこで、各描出されたピクセ
ルに対して、最初にD1/2にセットされた実効値から
D2が減算され、この減算の結果の符号がスクリーン・
アドレス更新の条件付き部分に対する演算条件である。
このアンダーフローが生じる時、D1のオリジナル値が
その実効値に加えられる。dx対dyの比が、このアン
ダーフロー及び加算が生じた頻度を与えるであろう。勿
論、それらの間の比はそのラインの勾配である。
【0130】ライン描画を行うために使用された値は、
次のようにブリッタ・コマンドにセットされる。即ち、
そのラインの開始点は宛先アドレスであり、D1はソー
ス・アドレス・レジスタのビット10乃至19に置か
れ、D1/2はビット0乃至9に置かれる。又、D1は
インナ・カウンタ値であるが、そのラインの両端が描出
されるべき場合、D1+1が使用されなければならな
い。D2は宛先ステップ・レジスタに置かれる。DXが
DYよりも大きい場合、YFRACフラッグがセットさ
れ、そうでない場合にはそれはクリアされる。SSIG
NはXアドレス更新の符号を与え、DSIGNはYアド
レス更新の符号を与える。
【0131】ラインを描画している間、アドレス・セク
ションにおけるすべてのレジスタがライン・アドレスの
計算に占有され、従って、ブリッタはラインを描画する
時に他の場所からデータを移動させる能力を持たない。
従って、そのライン・アドレスに書かれたデータは、パ
ターン・データによって直接的に、或いは論理的機能装
置に従ってパターン・レジスタと既にそこにあるデータ
との結合によって与えられなければならない。従って、
SRCENはセットされる必要がなく、そうでない場
合、ブリッタは見かけ上ランダム・データを発生するで
あろう。ラインを描画している間、インナ・カウンタは
そのラインの長さにセットされ、アウタ・カウンタは1
にセットされる。ピクセル当たり8ビット以上のモード
では、DSTENは、読取り−修正−書込みオペレーシ
ョンに対して使用されない場合、セットされる必要がな
い。4ビット/ピクセル・モードでは、DSTNは、他
のピクセルを損なうことを避けるために宛先読取りが行
われるように必ずセットされなければならない。
【0132】ブリッタ72は、単一のオペレーションで
スクリーン上の文字をペイントする機能を有する。ブリ
ッタ72に関する限り、文字ペインティングは、8ピク
セル幅までの及び任意の高さの矩形領域をペイントする
ことを意味する。この領域におけるピクセルはビット・
パターンに従って書き込まれるか、或いは未変更のまま
残される。このモードは文字ペインティングに限定され
ず、モノクローム・ビット・プレーンのような任意の記
憶されたグラフィックスを拡張するためにも使用可能で
ある。
【0133】文字ペイント時に、ソース・レジスタはビ
ット・ストリーム、通常は、フォントの一部分をアドレ
スする。この場合、各バイトは1行の文字に対応する。
従って、ブリッタ・フォントは8ビット幅までである
が、更に幅広いフォントが使用可能であり、これらは1
つの文字に複数のブリッタ・ペイント・オペレーション
を必要とするであろう。文字ペインティングは、本質的
には、システム・メモリ45に置かれた文字フォントか
ら宛先アドレスへのブロック移動である。
【0134】データは、左端のピクセルに対応するビッ
トを最下位ビットに、及び文字の最上部は最も小さいア
ドレスで配列される。データが8ピクセル幅より小さい
場合、フォント・データの最下位ビットは使用されな
い。
【0135】宛先アドレス・レジスタは、文字がペイン
トされるべきスクリーンの領域をアドレスするために使
用される。通常、この領域は前のブリッタ・オペレーシ
ョンによって必要なバックグランド・カラーにクリアさ
れている。宛先アドレスは文字の左上隅に初期設定され
る。ペイントされるべき文字は矩形であり、従って、宛
先アドレスが対応してプログラムされる。インナ・カウ
ンタは文字の幅にセットされ、アウタ・カウンタはそれ
の高さにセットされる。宛先ステップ・レジスタはその
文字の幅よりも小さいスクリーン幅にセットされる。D
STUPビットは、宛先アドレスがインナ・ループの通
過の間に更新されることを可能にするために使用され
る。
【0136】インナ制御ビットDSTEN及びSRCE
NFはSRCENFの存在の理由である文字ペインティ
ングをセットされる。これは、各行に対するフォント・
バイトがちょうど1回読み取られることを可能にする。
比較器はピクセルのペインティングを制御するために使
用され、従って、CMPBIT制御ビットがセットさ
れ、バイト拡張機構に対してそのビットをイネーブルす
る。
【0137】ペイントされるべきカラーはパターンとし
てセットされる。これは、通常、パターン・データ・レ
ジスタに保持されるであろう。4ビット・ピクセル・モ
ードにおいて、DSTENがセットされ、そのバイトの
他方の半分は乱されることなくそのまま書き込まれるよ
うに宛先データ・レジスタがその読み取られた値を保持
するであろう。ソース・データ・レジスタは、前述のよ
うに、フォント・パターンを保持する。
【0138】ブリッタ回転及びスケーリング・モードは
陰影ALUを使用するが、3つのDDAベースのデータ
値を発生する代わりに、それは2つのDDAベースのア
ドレス値X及びYを発生する。通常、宛先データがそれ
らのスケーリングされた又は回転されたバージョンに対
応するように、これらの値は任意の角度及び比率でソー
ス・データ・フィールドをトラバースするために使用さ
れる。
【0139】赤値発生器はX値を与え、緑値発生器はY
値を与える。青値は使用されず、明瞭な陰影はこのモー
ドと関連して使用されない。回転は陰影よりも高い正確
性を必要とするので、4つの余分な整数ビットがそれら
のX値及びY値に加えられる。これらは回転レジスタ0
及び1に設定される。すべての計算は10ポイント・ビ
ット精度に対して遂行される。
【0140】陰影の場合のように、そのデータ値は、各
ピクセルがインナ・ループで描画された後、X及びYに
加えられる。それらのステップ値はアウタ・ループにお
いて加えられ、SRCUPフラッグ及びDSTUPフラ
ッグの両方が、それらが加えられるようにセットされな
ければならない。デルタ及びステップ値は正又は負でよ
く、陰影モードと違って追加又は飽和は生じない。
【0141】通常、回転及びスケーリングは、宛先矩形
上の正規のラスタ走査を行うことに対する宛先アドレス
・ポインタをセットすることによって遂行され、一方、
ソース・ポインタは適当な勾配及び比率でソース・デー
タをトラバースする。これは、宛先データが連続してい
ること、及び必要以上のビットは要求されないことを保
証する。ソース・データは、ターゲット領域が矩形でな
い場合、適当な透明なカラーでもって囲まれなければな
らない。
【0142】ブリッタ・コマンドはメモリにおけるデー
タのテーブルとして与えられる。ブリッタ72はテーブ
ルの内容をそれのレジスタにロードし、指定されたオペ
レーションを遂行する。ブリッタ72は、停止命令がコ
マンド・レジスタに読み込まれるまでコマンドの連続し
たセットを受けるであろう。
【0143】ブリッタ・プログラム・アドレスは、コマ
ンド・ワードが発生される前に設定されなければならな
い。ブリッタ・プログラム・アドレスはプログラム・ア
ドレス・レジスタによって与えられ、全24ビット・ア
ドレスを形成する。プログラムはワード境界で置かれな
ければならない。
【0144】ブリッタ・コマンド・データの全テーブル
はコマンド・ワードでもって開始する。しかし、シーケ
ンスにおける第1ブリッタ・コマンドはCPU48のI
/Oサイクルによってそれのコマンド・ワードをコマン
ド・レジスタに書き込まれる。従って、ブリッタ・コマ
ンドはコマンド・データの読取りを第2ワードから開始
する。同様に、最後のブリッタ・コマンドは、ラン・ビ
ット・クリアを持ったコマンド・ワードだけより成る必
要がある。
【0145】ブリッタ・コマンドは、多数のコマンド・
ビット、制御ビット、24ビットのソース・アドレス、
24ビットの宛先アドレス、10ビットのアウタ・カウ
ント値、10ビットのインナ・カウント値、12ビット
の符号付きソース・ステップ、12ビットの符号付き宛
先ステップ、及び15ビットのパターン値の形式を取
る。陰影ビットがセットされる場合、9個の追加ワー
ド、即ち、赤、緑、及び青の初期値(6個の整数ビット
及び10個の小数ビット)、赤、緑、及び青のデルタ・
ビット(同上)、及び赤、緑、及び青のステップ値(同
上)がフェッチされる。
【0146】コマンド・ビットは次のようである。実効
(RUN)ビットの設定はブリッタ72にオペレーショ
ンを開始させる。それは、ブリッタ72のコマンド読取
りを開始させるためのI/Oポートとしてコマンド・レ
ジスタに書込む時に使用される。ブリッタ72がコマン
ド読取りの一部分としてクリアされる実効ビットと共に
コマンドをロードする場合、オペレーションは停止す
る。COLSTビットの設定は、衝突(書込み禁止)が
生じた場合にオペレーションを停止させる。その時点か
ら、印刷オペレーションがCPU48により再開可能で
あり、或いは中断可能であり、そして種々の内部レジス
タが読み取り可能である。PARRDビットの設定は、
インナ・ループが存在し且つアウタ・ループがゼロに達
していない時、ブリッタ72が新しいパラメータ・セッ
トをプログラム・カウンタ・アドレスから読み取ること
を必要とする。SRCUPビットの設定は、アウタ・カ
ウントがゼロに達してない場合、ステップ・レジスタの
内容がインナ・ループからの出口においてソース・アド
レスに加えられることを必要とする。DSTUPビット
の設定は、アウタ・カウントがゼロに達してない場合、
ステップ・レジスタの内容がインナ・ループからの出口
において宛先アドレスに加えられることを必要とする。
これは、ピクセル・サイズに従ってソース・アドレス・
レジスタをインクレメントさせる。DSTENビットの
設定は、インナ・ループにおける宛先アドレスの読取り
を可能にする。これは、宛先書込みサイクルの一部分と
してインクレメントされる宛先アドレス・レジスタに影
響しない。
【0147】SRCENFビットの設定は、最初にイン
ナ・ループに入る(しかし、その後には入らない)時、
ソース・アドレスを読み取らせる。これはSRCENF
の特別ケースであり、前述のように、文字ペイント・モ
ードに関連する。SRCENがセットされる場合、SR
CENFは影響を受けることはない。2つのビットPS
IZE0及びPSIZE1は、4、8、16、及び32
ビットにそれぞれ対応するピクセル・サイズ0乃至3を
選択する。前述のように、32ビットは32ビット・シ
ステムにおけるデータ・移動に対するものである。2ビ
ットのWIDTH0及びEIDTH1は、256、51
2、1024、及び2048バイトにそれぞれ対応する
バイト0乃至3のスクリーン幅を選択する。LINDR
の設定はブリッタ72を線画モードにする。このモード
はソース・アドレス・レジスタ及び宛先アドレス・レジ
スタの両方を使用して、読取り及び書込みの両方に対し
て使用可能な線画アドレスを発生する。YFRACビッ
トの設定は、Xアドレス及びYアドレスのどちらが線画
モードにおける小数的インクレメントを持つかをブリッ
タ72に表示する。PATSELビットの設定はパター
ン・データ・レジスタを選択して、論理的機能装置への
ソース入力としてソース・データ・レジスタを置換す
る。このビットは文字ペインティングに関連する。その
場合、ソース・データ・レジスタはフォント・データを
含み、パターン・データ・レジスタはインク・カラーを
含むであろう。陰影ビットの設定は、陰影ALUからの
出力を書込みデータとしてイネーブルする。このビット
は、8ビット・ピクセル及び16ビット・ピクセルに対
して有効なだけである。
【0148】ブリッタ72は、いくつかのタイプの制御
ビット、即ち、ソース制御ビット、宛先制御ビット、論
理機能装置制御ビット、及び比較器制御ビットを有す
る。SWRAPビットの設定は、メモリを通して直線的
に走らせるのとは対照的に、ソース・アドレス更新をプ
ログラム可能な境界において循環させる。ビットSWR
AP0及びSWRAP1は、ソース・アドレス・ポイン
タを垂直方向に循環させるSWRAP機能のサイズを、
即ち、64K、128K、256K、及び512Kスク
リーンに対応する0乃至3を制御する。SRCCMPビ
ットの設定は、ソース・データ・レジスタを比較器への
ソース入力として選択する。それがクリアされる場合、
パターン・データ・レジスタが使用される。SLWRA
Pレジスタの設定は、インナ・ループ更新のためにライ
ン幅内でソース・ポインタを循環させる。SSIGNビ
ットの設定は、ソース・アドレスを更新する時に使用さ
れる符号をセットする。それをセットすることは、ソー
ス・アドレスをインクレメントさせるのではなくデクレ
メントさせる。このビットは線画においてXを負にす
る。
【0149】ブリッタ72は幾つかの宛先制御ビットを
有する。DWRAPビットの設定は、メモリを通して直
線的に実行することとは対照的に、宛先アドレス更新を
プログラム可能な境界において循環させる。ビットDW
RAP0及びDWRAP1は、ソース・アドレス・ポイ
ンタを垂直方向に循環させるDWRAP機能のサイズ
を、即ち、64K、128K、256K、及び512K
スクリーンに対応する0乃至3を制御する。DSTCM
Pビットの設定は、ソース・データ・レジスタを比較器
へのソース入力として選択する。それがクリアされる場
合、パターン・データ・レジスタが使用される。DLW
RAPレジスタの設定は、インナ・ループ更新のために
ライン幅内でソース・ポインタを循環させる。DSIG
Nビットの設定は、ソース・アドレスを更新する時に使
用される符号をセットする。それをセットすることは、
ソース・アドレスをインクレメントさせるのではなくデ
クレメントさせる。このビットは線画においてYを負に
する。
【0150】ブリッタ72は論理機能装置制御ビットも
有する。論理機能装置は、宛先書込みサイクルに書き込
まれたデータを制御する。LFUは、ソース・データ及
び宛先データのすべての論理的結合を可能にする。これ
は、選択された項の論理的ORによって出力が与えられ
る時、LFUビットLFU0乃至LFU13の各々が最
小項の1つを選択することによって得られる。0値は非
ソース及び非宛先に対応し、1は非ソース及び宛先に対
応し、2はソース及び非宛先に対応し、3はソース及び
宛先に対応する。従って、16個の可能性がある。
【0151】ブリッタ72は幾つかの比較器制御ビット
も有する。CMPPLNの設定は、3つの比較器機能が
ピクセル全体とは対照的に、3つの比較器機能がプレー
ン番号ビットに関して動作するプレーン・モードを可能
にする。CMPEQビットの設定は、プレーン・モード
において宛先ピクセルの優先順位がソース・ピクセルの
プレーン優先順位に等しい場合、或いはプレーン・モー
ドでない時にピクセル全体が同じである場合、比較装置
にインナ・ループ書込みを禁止させる。CMPNEビッ
トの設定は、プレーン・モードにおいて宛先ピクセルの
優先順位がソース・ピクセルのプレーン優先順位に等し
くない場合、或いはプレーン・モードでない時にピクセ
ル全体が同じでない場合、比較装置にインナ・ループ書
込みを禁止させる。CMPGTビットの設定は、プレー
ン・モードにおいて動作するだけであり、宛先ピクセル
の優先順位がソース・ピクセルのプレーン優先順位より
も高い場合、比較器に書込みを禁止させる。CMPBI
Tの設定はバイト拡張法に1つのビットを与える。それ
は、インナ・カウンタを使用して1ビットのソース・デ
ータを選択すること及び選択されたビットがゼロである
場合に禁止を発生することによって比較器に禁止を発生
させる。その選択は、インナ・カウンタにおける8がビ
ット0を選択すること、7がビット1を選択すること、
6がビット2を選択すること等によって与えられる。
【0152】プログラム・アドレス・レジスタはブリッ
ト・オペレーション・コマンドのソースを指定する。デ
ータはそこから上向きにメモリを通して直列的に読み取
られる。それは必ず偶数でなければならない(即ち、ブ
リッタ・オペレーションはワード境界になければならな
い)。レジスタ0はアドレス・ビット0乃至15に対応
し、レジスタ1はアドレス・ビット16乃至23及び0
乃至7に対応する。
【0153】上記ブリッタ・レジスタのうちの或もの
は、CPU48のI/Oスペースにおいて可視的であ
る。更に、或ブリッタ・ステータス・ビット及び制御ビ
ットはCPU48に取ってアクセス可能である。上記の
ように、ブリッタ72は7ワード幅の読取りレジスタ、
及び4ワード幅の書込みレジスタを有する。書込みレジ
スタにおけるすべての未使用ビットは0を書き込まれな
ければならない。I/Oレジスタは、I/Oアドレス4
0Hから開始するように見える。これらのレジスタは、
メモリ・マップにおいても得られるので、DSP61
は、I/Oと同じオフセットで、しかしベース・アドレ
スF10400Hにおいて始まるレジスタをアクセスす
ることができる(即ち、そのメモリ・アドレスを得るた
めに40Hを減算し、F10400Hを加算する)。第
1ブリッタ指定レジスタは宛先アドレス・レジスタのビ
ット0乃至15に対応する。第2ブリッタ宛先レジスタ
のビット0乃至7は宛先アドレス・レジスタのビット1
6乃至23に対応する。そして、第2ブリッタ宛先レジ
スタのビット15は宛先アドレス・レジスタの宛先アド
レス・ニブル部分に対応する。第1ブリッタ・ソース・
レジスタはソース・アドレス・レジスタのビット0乃至
15に対応する。第2ブリッタ・ソース・レジスタのビ
ット0乃至7はソース・アドレス・レジスタのビット1
6乃至23に対応し、第2ブリッタ・ソース・レジスタ
のビット15はソース・アドレス・ニブル部分に対応す
る。ブリッタ・インナ・カウンタのビット0乃至9はイ
ンナ・カウンタ値に対応する。ブリッタ・アウタ・カウ
ンタのビット0乃至9はアウタ・カウンタ値に対応す
る。
【0154】ビット0は、条件よりも大きい比較器プレ
ーン優先順位が遭遇したことを表す。ビット1は、条件
に等しい比較器プレーン優先順位が遭遇したことを表
す。ビット2は、条件に等しくない比較器プレーン優先
順位が遭遇したことを表す。ビット3は、条件に等しい
比較器ピクセルが遭遇したことを表す。ビット4は、条
件に等しい比較器ピクセルが遭遇したことを表す。ビッ
ト5は、ピクセル条件に等しい比較器ビットが遭遇した
ことを表す。ビット13は、ブリッタが現在アクティブ
であること、又はオペレーションがCPU割込み又は衝
突停止によって中断されていることを表す実行(ru
n)ビットに対応する。ビット14は、ブリッタがCP
U割込みのために停止していることを表す。ビット15
は、ブリッタが衝突検出のために停止していることを表
す。ブリッタ・プログラム・アドレス・レジスタはブリ
ッタ・プログラム・アドレスのビット0乃至15をロー
ドされる。ブリッタ・プログラムはワード境界になけれ
ばならないので、そのレジスタのビット0はいつも0で
あることを想起して欲しい。第2ブリッタ・プログラム
・アドレス・レジスタはブリッタ・プログラム・アドレ
スのビット16乃至23をビット0乃至7にロードされ
る。他の8ビットはゼロである。ブリッタ・コマンド・
レジスタはブリッタ・コマンドのワード0に対応し、ブ
リッタが開始する時にそのコマンドを設定するために使
用される。ブリッタDMAはそのコマンドのワード1か
ら始まるであろう。
【0155】ブリッタ制御レジスタは次のような3つの
ビットを有する。即ち、ビット0は、セットされた時、
ブリッタのバス制御装置からの割込みをマスクする割込
み停止マスクであり、その結果、割込が生じた時にブリ
ッタは停止しないであろう。ビット1は、ブリッタに衝
突後のオペレーションを再開させ、そして衝突が検出さ
れた後にブリッタを再始動するために使用される。CO
LSTビットがセットされ時、衝突が検出されることを
想起して欲しい。ブリッタは、それが中断していたオペ
レーションを再開するであろう。ブリッタが衝突停止状
態にある間ブリッタ・コマンド・レジスタを再プログラ
ムすることが可能であること、及びビット2は衝突後ブ
リッタを休止状態にリセットし、そして衝突停止が生じ
た時、ブリッタが遂行していたオペレーションを中止す
るために使用される。ブリッタ衝突停止が生じた後、再
開又はリセットがブリッタに対し発生されなければなら
ない。ブリッタ72は3つの回転レジスタも有する。ビ
ット0乃至3はXアドレスの整数部分の上位4ビットに
対応し、その10ビット値の下位6ビットは赤値の整数
部分である。ビット4乃至7はXインクレメントの整数
部分の上位4ビットに対応し、この10ビット値の下位
6ビットは赤整数値である整数部分である。ビット8乃
至11は、Xステップの整数部分の上位4ビットに対応
し、この10ビット値の下位6ビットは赤整数値である
整数部分である。
【0156】第2回転レジスタのビット0乃至3がYア
ドレスの整数部分の上位4ビットに対応する時、この1
0ビット値の下位6ビットは緑整数値である整数部分で
ある。ビット4乃至7はYインクレメントの整数部分の
上位4ビットに対応し、その10ビット値の下位6ビッ
トは緑整数値の整数部分である。ビット8乃至11は、
Yステップの整数部分の上位4ビットに対応し、その1
0ビット値の下位6ビットは緑整数値である整数部分で
ある。第3回転レジスタでは、ビット0の設定は、回転
アドレスをその宛先と置換させる。ビット1の設定は、
回転アドレスをソース・アドレスと置換させる。ビット
2の設定は、陰影モードとは対照的に、回転モードをセ
ットする。そして、ビット10乃至15は回転アドレス
の上位10ビットに対応する。
【0157】DSP61の自動プロセッサは、高性能の
ミュージック・シンセサイザを実現するに十分なパワー
を持った汎用演算コプロセッサである。通常、コンパク
ト・ディスク・テクノロジと関連した音質を与える16
ビット精度を持ったステレオ・オーディオ信号の発生の
ために、同期直列出力が与えられる。DSP61は、ホ
ストCPU48からマイクロ・プログラム可能であり、
その命令セットは、「ミュージック・シンセサイザ」の
機能とは全く異なる多くの種々の機能を遂行するようユ
ーザがその装置をプログラムすることを可能にするに十
分な融通性がある。そのようなアプリケーションは、ア
ルゴリズム的な音声発生、フーリエ変換技法を使用した
オーディオ分析、及び三次元グラフィックス回転を含み
得るものである。DSP61は最大のデータ・スループ
ットに対してハーバード(Harvard)アーキテク
チャ(独立したプログラム及びデータ・バス)を使用す
る。DSP61は演算論理装置(ALU)を有する。
【0158】ALUは、16ビット毎のハードウエアの
乗算/累算、及び加算、減算、並びに論理的機能を特徴
とする。1チック当たり1つの商ビットを発生する独立
した直列除算装置もある。加算器/減算器からの桁上げ
ビットは別個のラッチに記憶され、多重精度演算オペレ
ーションに対する桁上げを伝搬するために使用可能であ
り、或いは条件付き命令に対して使用可能である。すべ
ての命令は、このビットがセットされることに従属する
ように行われる。その装置内のデータ転送は、乗算器/
累算器における内部トランザクションを除いてすべて1
6ビット幅である。
【0159】DSP61は、主として音声合成を意図し
た非常に単純な、非常に高速のプロセッサであるが、上
記のような他の計算的なタスクも実行できる。それは1
プロセッサ・サイクルにおいてすべての命令を実行す
る。これらの命令はシステム・クロックの速度(一般に
は、20乃至33メガヘルツ)で実行される。音声合成
時に、DSP61は、オーディオ・ディジタル・アナロ
グ変換器(DAC)インターフェースにおけるタイマに
よってそのタイミングを制御される。これらのDACは
二重バッファされ、そしてDAC書込みがオーバフロー
を生じそうな場合、そのバッファが空になるまで、オペ
レーションは中断される。サンプル速度でループを実行
するソフトウエアに関する限り、及び平均的ループ時間
がサンプル期間よりも小さい限り、予備のループは長く
ても2倍までである。そのループはプログラムRAMに
適合する以上の命令を含み得るので、DSP61はイン
デックスしたアドレシング・モードを有し、それは同じ
コード片が幾つもの音声に作用することを可能にする。
【0160】DSP61はハーバード・アーキテクチャ
装置であり、従って、プログラムRAM及びデータRA
Mは別個であり、サイクルは両方のRAMブロックにお
いて同時に生じる。1サイクル・パイプラインが使用さ
れ、従って、各クロック・サイクル時に、2つの事象が
生じる。即ち、命令がフェッチされ、前の命令に関連し
たデータ転送が生じる。これは、ジャンプ後の命令が実
行される奇数効果(odd effect)を有する。
DSP61は2つの演算論理装置(ALU)、即ち、一
般的なALU及び乗算/累算ALUと、幾つかのレジス
タ、即ち、Xオペランド・レジスタ、第2オペランド・
レジスタ、ALUからの結果を保持するAZレジスタ、
及び乗算/累算レジスタからの結果を保持するMZレジ
スタとを有する。DSP61はDMAチャネル及び除算
器も有する。
【0161】DSP61のオペレーションは全く単純で
ある。命令の実行の第1チックでは、opコードがプロ
グラムRAMから命令デコーダに読み込まれる。第2チ
ックでは、次の命令がプログラムRAMから読み取られ
る間、第1命令に対して、システム・メモリ45からレ
ジスタへ或いはレジスタからシステム・メモリ45への
データ転送が遂行される。
【0162】DSP61におけるALUは、当業者には
周知であるテキサス・インストルメンツ74181と同
じ機能を持った16ビット演算論理装置である。通常の
演算オペレーションは命令としてエンコードされる。一
般的な命令は、汎用演算命令(GAI)によりALUモ
ード・ビットを直接にALUモード・ビットを設定する
ことによって遂行可能である。
【0163】DSP61は、32ビットの結果を生じる
ために16*16の符号付き/無符号の乗算を遂行する
ための第2ALUである乗算器/累算器も有する。これ
に加えて、それは乗算/累算オペレーションを遂行する
こともでき、その乗算の積は前の結果に加えられる。結
果は、溢れを許容するために36ビットに累算される。
乗算命令そのものは1つのチックで完了するけれども、
乗算オペレーションは実際には2つのチックを取る。こ
れは、乗算又は乗算累算に続く命令がMZレジスタ又は
Xレジスタに関連し得ないことを意味する。
【0164】DSP61は除算装置も有する。その除算
装置は内部DSP61のスペースにおいて一組のレジス
タのように見える。それは16ビット・オペランド又は
32ビット・オペランドに関する無符号の除算を可能に
し、商及び残余を発生する。
【0165】DSP61はDMAチャネルも有する。D
MAチャネルは、DSP61のデータ・メモリ・スペー
スにおける一組のレジスタのように見える。これらは2
つのアドレス・レジスタ及びデータ・レジスタである。
DMA転送は、2つのアドレス・レジスタのうちの第1
のものにアドレスを書込むことによって開始される。D
MA転送は、更なるDMAを遂行する前に経過すること
を許容されるべき待ち時間期間を有する。DMA状態機
械はシステム・プライム・バスをリクエストする責任が
あり、そしてそれが許容される時、転送を遂行し、その
後、システム・プライム・バスが解放される。
【0166】代替え方法では、2つのアドレス・レジス
タの第2のものに、セットされた保持ビットと共にワー
ドが書き込まれる。これはシステム・プライム・バスを
リクエストし、そして保持ビットがクリアされるまでそ
れを保持する。そのようなDMA転送は、連続的多重転
送を遂行する時には効果的であるが、いつシステム・プ
ライム・バスが許容されるかをDSP61のプログラム
が決定することができないため、一般には単一の転送に
対しては効果的でなく、従って、最大の可能な待ち時間
を待たなければならない。DSP61のメモリは、DS
Pの内部データ・アドレス・ベースにおいて及びホスト
・アドレス・ベースにおいて可視的である。
【0167】DSP61はそれと関連したDSPメモリ
76を有する。DSPメモリ76はプログラムRAM、
データRAM、レジスタ/コンスタント・テーブル、及
び正弦ROM(すべて図示されていない)より成る。D
SP76は、一般に、DSPの内部アドレス・スペース
及びシステム・メモリ45のアドレス・スペースの両方
においてアクセス可能である。DSPプログラムRAM
は512個の18ビット・ワードである。これらのロケ
ーションは、CPU48によって書込み可能であるだけ
であり、DSP61に関する限り、プログラム読取り専
用である。プログラムRAMはDSP内部アドレス・ス
ペースには現れない。プログラムRAMは、DSP61
が走っている時、ホストにとってアクセス可能ではな
い。各DSP命令は7ビットのopコード及び11ビッ
トのアドレス・ベクトルを有する。すべてのマイクロコ
ード化された命令(乗算オペレーション又は乗算/累算
オペレーションを除く)は185ナノ秒サイクルで完了
する。すべての命令は、システム・メモリ45とレジス
タとの間の転送、又はレジスタとレジスタとの間の転送
である。即値は許されない。従って、所与の命令に対し
て定数が必要であり且つそれが一定のテーブルにおいて
得られない場合、データRAMロケーションがその値の
ために取って置かれなければならない。
【0168】DSP61は条件付き命令及びインデック
スされたアドレシングを許容する。命令コードのビット
12がセットされる場合、ALUにおける桁上げビット
もセットされる場合にのみ、その命令は実行される。命
令コードにおけるビット11がセットされる場合、その
命令コードにおける9ビット・アドレス・ベクトルがイ
ンデックス・レジスタにおける9ビット値に加えられ、
その命令によって操作されるメモリのアドレス及びデー
タを発生する。その2つのエクストラ・ビットは、その
値をエクストラ・ビット・レジスタにロードすること及
びそのワードを所望のロケーションに書き込むことによ
ってプログラムされる。
【0169】DSP61は、データをメモリとレジスタ
との間で移動させる数多くの移動コマンドを有する。幾
つかの他のコマンド、即ち、加算、減算、AND、O
R、桁上げ付き加算、NOP、上記のGAI、及びDS
Pメモリ76がCPU48によってアクセスされことを
可能にする介入(INTRUDE)コマンドを含むコマ
ンドが使用可能である。
【0170】正弦ROMは、完全な正弦波の2の補数の
正弦波値の256個の16ビットワードである。データ
RAMは512個の16ビット・ワードである。
【0171】データは、DSP61の制御の下で、或い
はホストCPU48の制御の下でCPU48とDSP6
1との間で転送可能である。
【0172】DMA転送機構は、DSP61がシステム
・プライム・バスにおけるバス・マスタになること及び
システム・メモリ45をアクセスすることに基づく。D
SP61は最高優先順位バス・マスタの1つであり、従
って、現在のバス・マスタがシステム・プライム・バス
を放棄できると、DSP61は、直ちに現在のバス・マ
スタによってシステム・プライム・バスを許容されるで
あろう。システム・プライム・バスを放棄するという最
悪のケースは、80376又は80386SXプロセッ
サがシステム・プライム・バスを解放するためにかなり
の量の時間を取り得るため、CPU48がバス・マスタ
になるという場合である。DMA転送は、前述のように
第1DMAアドレス・レジスタへの書込みによって開始
される。ステータス情報及びアドレスの上位部分の転送
は、既に第2DMAアドレス・レジスタに書き込まれて
いなければならず、同様に、書込み転送の場合、書込み
データは、既にDMAデータ・レジスタに書き込まれて
いなければならない。転送が開始される時、DSP61
はシステム・プライム・バスをリクエストし、そしてそ
のシステム・プライム・バスがDSP61に許容される
時、DSP61はその転送を行い、しかる後、そのシス
テム・プライム・バスを解放する。このオペレーション
の完了はポーリング可能であるか、又はプログラマは、
読み取られたデータを使用する前に或いは他の転送を開
始する前に最大の可能な待ち時間が経過することを可能
にするように選択することができる。
【0173】2つのDMAアドレス・レジスタのうちの
第2のものにおける保持ビットを使用してシステム・プ
ライム・バスをリクエストする第2のバス獲得技法が遂
行可能である。システム・プライム・バスが転送と転送
との間で解放されないため、これは、DSP61が連続
的に多重転送を行いたい場合、更に効果的であるかもし
れない。第2DMAアドレス・レジスタにおける保持ビ
ットは、DSP61がシステム・プライム・バスを解放
する前にクリアされなければならない。DSP61は、
かなりの時間的期間にわたってシステム・プライム・バ
スの制御を持ち、それは、メモリ・バス帯域幅を浪費し
且つCD DMA転送を乱すことになるので、一般に
は、この機構は薦められない。その第2の技法を使用す
る場合、DSP61は、如何なるDMA転送を行う前に
も、先ずシステム・プライム・バスをリクエストしなけ
ればならない。それは、システム・プライム・バスを獲
得したことを検出する手段を持たず、従って、最大数の
バス命令を待たなければならない。一旦DSP61がシ
ステム・プライム・バスの所有権を獲得してしまうと、
それはバス・サイクルの遂行を進めることが可能であ
る。それは読取り又は書込みサイクルの任意のシーケン
スを遂行し得るし、これらの終了時にシステム・プライ
ム・バスの制御を放棄しなければならない。
【0174】データ転送は、ホストCPU48の制御の
下でCPU48とDSP61との間でも遂行可能であ
る。DSP61の内部メモリはすべてホスト・アドレス
・スペースにマップされる。DSP61が停止モードに
ある時、ホストはプログラム・メモリ・ロケーション
を、それらが正規のシステム・メモリ45にあるかのよ
うに書き込むことが可能である。しかし、DSP61が
走っている時、プログラム・メモリはホストにとって使
用可能ではない。DSP61のデータ・メモリは介入機
構によって使用し得るだけである。DSP61のオペレ
ーションが如何なる方法でも撹乱されないことを保証す
るために、DSP61が撹乱命令を実行しようとする時
にデータ・トランザクションがそのデータにおいて生じ
得る。DSP61が停止する時、それは介入命令を効果
的に実行しようとするものと考えられる。
【0175】CPU48とDSPプログラムRAM76
との間の転送は、DSP61が走っていない時だけブリ
ッタ72を使用して遂行可能である。同様に、DSP6
1が実行している間は、ブリッタ72はDSPデータR
AMをアクセスすることができない。要するに、DSP
61が介入命令を実行している間だけ、ブリッタ72及
びCPU48はDSPプログラム76を修正することが
可能である。
【0176】DSP61は、システムRAMからDSP
プログラムRAMへのDSPコードの非常に高速のブロ
ック移動をブリッタ72に行わせることができる。従っ
て、DSP61及びブリッタ72は、実際に利用可能な
ものよりも多くのプログラムRAMをDSP61に効果
的に与えるように協同可能である。
【0177】DSP61は直列オーディオ・ディジタル
・アナログ変換器(DAC)インターフェースを有す
る。その直列DACインターフェースは、DSP61が
同期的直列(I2S又は同様の)DACを駆動すること
及びCDドライブのような同期的直列データ・ソースか
らデータを入力することを可能にする。インターフェー
ス・タイミングは、入力装置が接続されていない場合に
内部的に発生可能であるが、データ・ソースが存在する
場合、それはタイミングを決定するために使用されなけ
ればならない。内部的溢れ検出器は、前の出力データが
完全に出力されてしまう前に、DSP61がDACに書
き込まないようにする。これは、2つのDACレジスタ
のうちの第1のものへの書込みよって管理される。従っ
て、DAC転送は次のような形式、即ち、第1DACレ
ジスタへの書込み、第2DACレジスタへの書込み、入
力値の読取りという形式を取らなければならない。これ
らは、密に連続して(16個よりも少ない命令を)遂行
されなければならない。アンダーフローの検出はなく且
つこれが生じた場合、前の出力値が再び出力されるであ
ろう。DAC値は二重にバッファされるので、オーディ
オ・コードはサンプル値よりも小さいか又はそれに等し
い平均速度でループしなければならないけれども、その
ループを通した予備的なパスが2つのサンプル期間を取
ることは可能である。これは例外処理にとって有用であ
ろう。
【0178】DSP61は、テキサス・インストルメン
ツ社の74181デバイスと互換性のある演算論理装置
(ALU)を含む。
【0179】ビデオ・プロセッサ39はコンパクト・デ
ィスクDMAコントローラ74も有する。このCDコン
トローラは、次のような機能的ブロック、即ち、簡単な
同期的直列インターフェース(I2S及び同様なものに
対する)、CD ROMブロック・デコーダ、及びDM
Aチャネルを含む。その機構は、直列的データ・ストリ
ームがシステム・メモリ45へ直接に或いはブロック・
デコーダを最初に通過することによって転送されること
を可能にする。これは、内部ブロック・デコーダにおけ
る問題又は能力不足がある場合に外部ブロック・デコー
ダが使用されることを可能にする。転送長カウンタがゼ
ロに達して転送が完了する時、割込みを発生することが
可能である。
【0180】コンパクト・ディスク・コントローラの同
期的直列インターフェースは、その分野では周知のフィ
リップス・データ・フォーマットをサポートする。その
フィリップス・データ・フォーマットはクロック、ワー
ド選択ライン、及びデータ・ラインを有する。ワード選
択ラインはクロックの1チックによってデータを導き、
データは32ビット・データの最上位ビット(MSB)
に揃えられる。ワード選択ラインの下位ビットは左のデ
ータを表し、ワード選択ラインの上位ビットは右のデー
タを表す。その同期的直列インターフェースはフィリッ
プス・ブロック・デコーダ出力式もサポートする。ビッ
ト順序は反転され、第1ビットはそのデータの第1ビッ
トに揃えられる。そのワード選択フォーマットは、フィ
リップスのデータ・フォーマット、ソニーのデータ・フ
ォーマット、又は松下電器のデータ・フォーマットでよ
い。
【0181】CDドライブ・コントローラ74はブロッ
ク・デコーダも有する。そのブロック・デコーダは、2
352バイト・セクタの開始に同期し、スクランブル解
除を行い、ERAを検出するためにEDC(エラー検出
コード)を計算する。それは、ヘッダの後に2048デ
ータ・バイトが転送されるショート・モード、又は同期
パターンの後に2340バイトが転送されるロング・モ
ードで動作する。これは、望ましい場合には、ヘッダ及
びエラー訂正データが読み取られることを可能にする。
ヘッダ・サイズは、CDドライブ・モード1及びCDI
/XAモード2フォーム1をサポートするように4バイ
ト又は12バイトにプログラム可能であるが、ヘッダの
比較は主要な4バイト・ヘッダにおいて行われるだけで
ある。モード2のフォームは、ロング・モードで動作す
ること及び必要なデータを抽出することによってサポー
トされるだけである。ヘッダの比較は転送の第1セクタ
において行われ、正しいデータが読み取られることを保
証する。所望のヘッダ値はヘッダ・レジスタにプログラ
ムされなければならない。多重セクタ転送が行われる場
合、第1セクタの後は、それ以上の比較は行われない。
【0182】一般には、正規の転送はショート・モード
で行われ、ロング・モードはエラーが検出された時に使
用されるので、その動作するソフトウエアはそれを訂正
することができる。多重セクタ転送は、転送されるべき
ロング・ワードの合計数のカウントを与えることによっ
てサポートされる。エラーはその多重セクタ転送を中断
するであろう。エラーは次のような形式、即ち、信頼で
きないデータ、EDCエラー、及び非同期という形式を
取ることができる。検出器をポーリングしてそれの現在
の状態を決定することが可能である。CDドライブ・コ
ントローラもDMAインターフェースを有する。そのD
MAインターフェースは一時に2つの16ビット・ワー
ドをシステム・メモリ45に転送することができる。そ
れは、内部ブロック・デコーダからの出力又は同期直列
インターフェースからの出力を取ることができる。それ
は、システム・メモリ45を通して上方に動作するアド
レス・カウンタを有する。DMAインターフェースは、
直列インターフェースからの直接転送のための転送長カ
ウンタを有する。「永久」モードでは、DMAアドレス
・レジスタは32キロバイト・バッファ内で循環し、カ
ウンタは無視される。これは、CDオーディオ・データ
に対して、或いは実時間及び「フル・モーション・ビデ
オ」のようなデータ処理に対しては有用であるかもしれ
ない。CPU48の割込みは、アドレス・ポインタがバ
ッファを循環する時にいつも発生される。
【0183】同様に、本発明は、テレビジョン受像機に
対するアクセサリとして使用されるセット・トップ装置
において提供される前述の特徴の多くが、ここではイン
テリジェント・テレビジョン受像機と呼ばれるものに直
接に組込み可能であることを意図している。そのような
インテリジェント・テレビジョン受像機の1つが図6に
示され、参照番号10' によって表される。そのインテ
リジェント・テレビジョン受像機が遠隔制御装置20に
応答し且つそれと協同するために、図3乃至図5に関連
して説明した回路がその受像機10' のハウジング又は
キャビネット11' に組み込まれるであろう。そのよう
な回路については上で詳しく説明したので、ここではそ
のような説明を繰り返さないことにする。
【0184】同様に、本発明は、パーソナル・コンピュ
ータ・システムの使用を通して発明の利点が得られるこ
とを意図するものである。そのようなパーソナル・コン
ピュータ・システムの1つが図7に示される。
【0185】添付図面のうちの図7乃至図9を詳細に参
照すると、本発明を実施するパーソナル・コンピュータ
・システムがそこに示され、参照番号80として全体的
に表される(図7)。そのコンピュータ80は、関連の
モニタ81、キーボード82、及びプリンタ或いはプロ
ッタ84を有する。モニタ81は、図1乃至図6に示さ
れたテレビジョン受像機のCRT12と同様に、ビデオ
・データから取り出された視覚的イメージをユーザに表
示する場合のディスプレイ装置として機能する。コンピ
ュータ80は、図8に示されるようにカバー85を有
し、それは、ディジタル・データを処理及び記憶するた
めの電力供給されたデータ処理及び記憶コンポーネント
を収納する閉鎖シールド体を形成したシャーシ89と協
同する。これらのコンポーネントのうちの少なくとも或
ものは、シャーシ89に設けられた多層プレーナ90又
はマザーボード上に装着され、上記のコンポーネントを
含むコンピュータ80のコンポーネント、及びフロッピ
・ディスク・ドライブ、種々の形式の直接アクセス記憶
装置、アクセサリ・カード或いはボード等のような他の
関連エレメントを電気的に相互接続するための手段を与
える。
【0186】シャーシ89は、基盤及び後部パネル(図
8)を有し、磁気又は光ディスク、テープ・バックアッ
プ・ドライブ等のようなデータ記憶装置を収納するため
の少なくとも1つのオープン・ベイを形成する。図示の
形式では、上部ベイ92は、第1サイズの周辺ドライブ
(3.5インチ・ドライブとして知られているようなも
の)を収納するようになっている。挿入されたディスケ
ットを収納でき且つそのディスケットを使用してデータ
を受け取り、記憶し、配送することができるフロッピ・
ディスク・ドライブのような取外し可能媒体の直接アク
セス記憶装置を上部ベイ92に設けることも可能であ
る。
【0187】上記の構造を本発明に関連づける前に、パ
ーソナル・コンピュータ・システム80の全体的な動作
の概要をレビューすることも有用であろう。図9を参照
すると、本発明に従ってシステム80のようなコンピュ
ータ・システムの種々のコンポーネントを説明するパー
ソナル・コンピュータ・システムのブロック図が示され
る。それは、プレーナ90上にマウントされたコンポー
ネント、及びI/Oスロット及びそのパーソナル・コン
ピュータ・システムの他のハードウエアへのそのプレー
ナの接続を含んでいる。そのプレーナには、システム・
プロセッサ102が接続される。任意の適当なマイクロ
プロセッサがCPU102として使用可能であるけれど
も、1つの適当なマイクロプロセッサは、インテル社に
よって販売されているIntel 80386である。
CPU102は、高速度CPUローカル・バス104に
よって、バス・インターフェース制御装置(BIC)1
05、ここではシングル・インライン・メモリ・モジュ
ール(SIMM)として示された揮発性ランダム・アク
セス・メモリ106、及びCPU102に対する基本入
出力オペレーションのための命令を記憶されたBIOS
ROM108に接続される。BIOS ROM108
は、I/O装置とマイクロプロセッサ102のオペレー
ティング・システムとの間をインターフェースするため
に使用されるBIOSを含む。ROM108に記憶され
た命令は、BIOSの実行時間を少なくするためにRA
M106にコピー可能である。
【0188】本発明は図9のシステム・ブロック図に関
連して後述されるけれども、本発明に従った装置及び方
法は、プレーナ・ボードの他のハードウエア構成によっ
ても使用可能であることが意図されていることを、以下
の説明に先だって理解して欲しい。例えば、システム・
プロセッサはIntel 80376又は80486マ
イクロプロセッサでよい。
【0189】図9に戻ると、CPUローカル・バス10
4(データ、アドレス、及び制御コンポーネントより成
る)は、マイクロプロセッサ102と数値計算補助プロ
セッサ(MCPU)109及び小型計算機システム・イ
ンターフェース(SCSI)コントローラ110との接
続を与える。SCSIコントローラ110は、コンピュ
ータ設計及びオペレーションの分野に精通した人には知
られているように、読取り専用記憶装置(ROM)11
1、RAM112、及びその図の右側に示されたI/O
接続によって助長されるような種々のタイプの適当な外
部装置に接続され、或いは接続可能である。SCSIコ
ントローラ110は、固定の又は取り外し可能な媒体の
電磁式記憶装置(ハード・ディスク又はフロッピ・ディ
スク・ドライブとしても知られている)、電気光学的テ
ープ、及び他の記憶装置のような記憶装置を制御する場
合に記憶装置コントローラとして機能する。
【0190】バス・インターフェース・コントローラ
(BIC)105はCPUローカル・バス104をI/
Oバス114と接続する。バス114によって、BIC
105は、インダストリ・スタンダード・アーキテクチ
ャ(ISA)、マイクロチャネル、EISA、PCI、
又はI/O装置又はメモリ(図示されていない)に接続
可能なアダプタ・カード115を受けるための複数個の
I/Oスロットを持った他のバスのような任意選択のフ
ィーチャ・バスと接続される。I/Oバス114はアド
レス、データ、及び制御コンポーネントを含む。
【0191】I/Oバス114に沿って、ビデオ信号プ
ロセッサ(VSP)116のような種々のI/Oコンポ
ーネントが接続される。そのVSP116はグラフィッ
ク情報を記憶するためのグラフィック・ビデオRAM
(VRAM)118及びイメージ情報を記憶するための
イメージ・ビデオRAM(VRAM)119と関連して
いる。プロセッサ116と交換されるビデオ信号は、デ
ィジタル・アナログ変換器(DAC)120を通してモ
ニタ或いは他のディスプレイ装置に送られる。ビデオ・
レコーダ/プレーヤ、カメラ等の形式を取り得る自然イ
メージ入出力と本願では呼ばれるものとVSP116と
を直接に接続するための機構も作成される。そのVSP
は、図3乃至図5と関連して上述したビデオ・プロセッ
サ39及び関連回路の形式を取ることもできる。その場
合、CPU102は、ビデオ信号に関しては、前述のC
PU48と同様に機能するであろう。
【0192】I/Oバス114はディジタル信号プロセ
ッサ(DSP)121とも接続される。DSP121
は、そのDSP121による信号の処理のためのソフト
ウエア命令及びそのような処理に関連したデータを記憶
するために使用可能な命令RAM122及びデータRA
M124と関連している。DSP121は、オーディオ
・コントローラ(AUDIO)125によるオーディオ
入力及び出力の処理及びアナログ・インターフェース・
コントローラ(A/C)126による他の信号の処理を
行う。
【0193】結局、I/Oバス114は、関連の電気的
消去型プログラム可能読取り専用メモリ(EEPRO
M)129を持った入出力コントローラ(I/O)12
8と接続される。そのEEPROM129によって、入
力及び出力は、直列ポートを通して、フロッピ・ディス
ク・ドライブ、プリンタ84、キーボード82、マウ
ス、又は装置20のような遠隔制御装置を含む指示装置
を含む通常の周辺装置と交換される。説明する図に示さ
れた形式では、指示装置は、細長い可撓性の導体131
によってコンピュータ・システムに結合されたマウス1
30の形式のものである。
【0194】すべての例において、本発明を実施するパ
ーソナル・コンピュータ・システムは遠隔制御装置を有
するであろう。そのようなシステムでは、「遠隔」制御
は、その遠隔制御装置が関連のビデオ・ディスプレイ装
置から或距離だけ離れても使用可能であることによって
特徴付けられる。その離れた距離は、以下の説明からも
明らかになるように、インチのスケールでは小さ過ぎる
し、又はフィート、メートル、ヤード或いはそれ以上の
スケールでは比較的大きいかもしれない。遠隔制御装置
は配線接続される(通常のマウス又はキーボードのよう
に)か、又は無線接続でもよい。
【0195】前述のように、遠隔制御装置は2軸装置と
は別個の3軸装置である。以下の説明から明らかになる
ように、それらの2つの装置は別物であり、相互交換不
可能である。「3軸」装置は、その用語がここで使用さ
れる時、関連のビデオ・ディスプレイ装置上に表示され
た視覚的イメージの直接修正に有効な制御信号の発生を
行わせるために、ユーザが制御エレメントを三次元で走
査し得るものである。「2軸」装置は二次元のみの操作
を許容するものである。
【0196】3軸装置は、「押圧選択」として説明した
タイプのオペレーションを許容する。即ち、制御エレメ
ントの操作は、カーソルのような選択表示エレメントを
左右方向及び上下方向からその表示された視覚的イメー
ジのフィールドを介して移動させることを指示すること
が可能である。左右方向の移動は、例えば、一方の側又
は他方の側への親指の圧力に結びつき、上下方向の移動
は操作者から離れる方向の圧力又は走者に向かう方向の
圧力に結びつく。その制御エレメントに抗して下向きに
押すことによって、選択は第3の軸に沿った親指の圧力
に結びつく。初期の例は、1991年11月12日に発
行された米国特許第5,065,146号の開示において
見ることができる。
【0197】一方、2軸装置は、一般に、選択のために
別個の制御エレメントを与える。その例は、マウスとし
て知られているもののような通常のパーソナル・コンピ
ュータの指示装置において見ることができ、又、テレビ
ジョン受像機、ビデオ・カセット・レコーダ、オーディ
オ増幅器、コンパクト・ディスク・プレーヤ、ビデオ・
ディスク・プレーヤ等のような消費者用の電子装置に一
般に備えられているような通常の遠隔制御装置において
見ることができる。両方の場合とも、1つの制御エレメ
ント(マウスの場合のローリング・ボール、及び通常の
遠隔制御装置の場合の左右又は上下のロッカー・スイッ
チ又はステッピング・キー)が、強調表示されたバンド
のような選択表示エレメントが表示ビデオ・イメージを
横切って移動することを指示し、しかる後、第2制御エ
レメント(マウスの場合のボタン、通常の遠隔制御装置
の場合の押しボタン)が表示フィーチャの選択を行うよ
うに操作される。それら2つのタイプの遠隔制御装置は
相互交換可能である。
【0198】2つのタイプの遠隔制御装置の何れも、ユ
ーザによる制御エレメントの操作に対して所定の態様で
調整されたコマンド信号を送ることができるものとし
て、本発明は意図している。何れも、ユーザにとって可
視的でない周波数の光(赤外線又は紫外線)或いは無線
周波数の放射を含むユーザによる直接感知の範囲外であ
る周波数で送信するべくディスプレイ・コントローラに
接続可能である。何れも、パーソナル・コンピュータの
指示装置を持つ一般的な場合のように、可撓性導体によ
って接続可能である。
【0199】ユーザによって操作可能な制御エレメント
は種々の形式のものであることを意図されている。上記
のものは「ウィグル・スティック」として知られ、ユー
ザの親指と係合するように上向きに立った細長い素子の
形を取る。もう1つは「ウォブル・プレート」であり、
それは、わずかに平坦な又は浅い皿形の部材であり、一
般にはスプリングのような弾性バイアスにより中立位置
に維持され、少なくとも4つの選択された方向のどれか
にユーザの親指によって押すことができる。更にもう1
つは、パーソナル・コンピュータ・システムの反転した
マウスにわずかに類似したトラック・ボールであり、自
由に回転可能な素子又はボールが、そのマウントにおけ
るボールの回転を指示する信号を発生可能にする態様で
与えられ、支持される。更にもう1つは、慣性マウス或
いは「エア」マウスである。そのような装置は、一般に
は、空間におけるマウスの変位を表す信号を発生するこ
とができる慣性プラットフォーム又はセンサを有する。
【0200】本発明は、制御プログラム(オペレーティ
ング・システム又はアプリケーション・プログラムを含
む)がシステムRAM45又はフラッシュROM49に
記憶され、ディスプレイ・コントローラにおいて実行さ
れる。本発明によれば、そのような制御プログラムは後
述のような特にコンパクトなプログラミング言語を利用
する。説明する言語及びプログラミングは、顧客の製品
に設けられるべきメモリの量を制限する場合に特に有用
であり、そのようなメモリのコストは販売価格における
重要な要素である。しかし、付加的なメモリ容量(内蔵
のハード・ファイル又は固定ディスクの直接アクセス記
憶装置、及びそれを含む)の費用が生じる場合、コンパ
クトでないプログラミング言語、従って、制御プログラ
ムが有用であることを理解すべきである。
【0201】ここに開示された計算システムは「オープ
ン」なものであり、即ち、現在は定義されてない将来の
アプリケーションを実行するシステムである。そのシス
テムはアプリケーションに対する記憶装置を制限した。
従って、システム上で走るアプリケーションが少量の記
憶装置に存在し得るように、そのアプリケーションのサ
イズを最小にすることは重要である。
【0202】次の2つのタスクがアプリケーション・ソ
フトウエアのサイズを膨張させることがある。その1つ
がユーザ・インターフェース(本願では、UIとして表
される)である。ソフトウエアのこの部分は、ディスプ
レイ、スピーカ、キーボード、又はマウスのような、そ
のユーザと対話するハードウエアを駆動する。もう1つ
は、外部インターフェース(本願では、EIとして表さ
れる)であり、それ自身の記憶装置からの情報及び他の
記憶装置からの情報に対するシステムのアクセスであ
る。そのソフトウエアのこの部分はディスク・ドライブ
又はモデムのようなハードウエアを駆動する。
【0203】アプリケーション・プログラム・データの
サイズを減少させる第1ステップはユーザ・インターフ
ェース及び外部インターフェースに対するソフトウエア
をアプリケーションから除去することである。本発明
は、これらの2つのタスクに対するソフトウエアがアプ
リケーションではなくシステムに形成されることを意図
している。図10を参照すると、 ボックス1. ユーザ・インターフェース(UI)ハー
ドウエア(ディスプレイ、キーボード等)がその図の最
上部に示される。 ボックス2. UIエンジンはユーザ・インターフェー
スを処理するシステムROMにおける永久的ソフトウエ
アである。例えば、UIエンジン(ボックス2)はアプ
リケーション(ボックス3)のリクエストにおいてスク
リーン(ボックス1の一部分)上に情報を表示する。音
声、キーボード活動、及び他のユーザ入出力はUIエン
ジンによって処理されるであろう。矢印は,UIエンジ
ンがUIハードウエア及びアプリケーションの両方と対
話することを表す。本発明によって達成される1つの目
的はUIエンジンを小さくして、それが必要とするシス
テムROMを少なくすることである。 ボックス3. その図の中央におけるグレイ・ボックス
はアプリケーション・プログラム・データ記憶装置を表
す。アプリケーションはシステムRAM(読取り可能及
び書込み可能)に記憶されるので、アプリケーションは
追加、除去、或いは修正可能である。本発明によって達
成される1つの目的はアプリケーションを小さくさせる
ことであるので、所与の記憶装置スペースをより多くの
アプリケーションに適合させることが可能である。図1
0において、ユーザ・インターフェース及び情報インタ
ーフェースはアプリケーションの外で処理されるので、
アプリケーションのサイズは潜在的には減少する。 ボックス4. EIルーチンもシステムROMにおける
永久的ソフトウエアである。これらのルーチンは外部イ
ンターフェース・ハードウエアを処理する。例えば、E
Iルーチンは、アプリケーションのリクエスト時にその
モデムに関する電話番号をダイアルするであろう。(E
Iルーチンのうちの或ものはROMの代わりにRAMに
あるので、将来、付加的なハードウエア・サポートが追
加可能である)。 ボックス5. 外部インターフェース(EI)ハードウ
エア(ディスク・ドライブ、モデム等)がその図の下部
に示される。
【0204】この構成は他のコンピュータ・システムに
おいて幾つかの類似を見る。例えば、DOSオペレーテ
ィング・システムは、ファイル入出力機能をすべてのア
プリケーションに対して包括的にする。これらはEIル
ーチンである。マイクロソフト社のWindows環境
は共通のUIをすべてのアプリケーションに与える。し
かし、これらのシステムの主要な目標は、スペースを節
約することではなく、アプリケーションを標準に適合さ
せることである。
【0205】本発明は、「レベル」に基づくユーザ・イ
ンターフェースを提供する。所与のレベルにおいて、ユ
ーザは情報を調べ、選択を行う。その選択は、新しいレ
ベルを現在のレベル以下で作成させ、或いは現在のレベ
ルを破壊させて前のレベルに戻させる。ここで使用され
るように、ワード「レベル」は、メニュー又はフロー命
令を参照する。
【0206】好適な実施例では、ユーザ・インターフェ
ースにおける各メニュー・レベルは、スクリーン上に描
出されたペーパ・インデックス・カードと同様のグラフ
ィックス及びテキスト表示によって表される。数片のペ
ーパ(「メニュー・カード」)が、図12に示されるよ
うにスクリーン上で連結される。そこに示されるよう
に、ユーザは、現在、メニュー・カード2(レベル3)
にある。メニュー・カード2への移動は、図11及び図
12によって示されたシーケンスと関連している。テレ
ビジョン放送のようなビデオ/オーディオ・ストリーム
・ソースから受信したフル・モーションのビデオ・イメ
ージの表示から、ユーザは、遠隔制御装置20において
与えられた選択フィーチャの作動によって第1レベルの
メニューをビデオ・ストリーム・イメージ上にオーバレ
イで現出させる。
【0207】そのアプリケーションは、カード1を表示
することによって始まる。そのカードの表題は「メニュ
ー1」であり、選択可能な項目は「天気」(選択A)及
び「スポーツ」(選択B)である。「天気」が選択され
る場合、これは「選択A」ラインにおけるアクションで
あるので、それはカード2を作成する。カード2は、条
件「1==1」が真であるために直ちにカード3を表示
するフロー・カードである。しかる後、ユーザは、「天
気」に対する項目1のような表示項目上に位置付けられ
るべきカーソル又はポインタを操作することが可能であ
る。その際、ユーザ・インターフェースは、図12に示
されるように、次のレベル、即ち、レベル2(「フロ
ー」)を作成することによって応答するであろう。ビデ
オ/オーディオ・ストリーム・イメージへの戻りは、カ
ーソル/ポインタをそのイメージのフィールドに位置付
けること及び選択フィーチャを活動化することによっ
て、或いはカーソルをヘッディング「情報ハイウェイ」
上に位置付けることにより先ずメニュー・レベル1に戻
すこと及び遠隔制御装置の選択フィーチャを活動化する
ことによってステップ状に所持させることができる。
【0208】これはユーザ・インターフェースの簡単な
例である。一般的状況はずっと複雑である。例えば、或
メニュー・カードは単に情報を与えるだけであって、そ
の情報を調べた後に前のレベルに退出する以外の如何な
るアクションも許容しない。他のメニュー・カードは項
目の組合せの選択を可能にする。ユーザ・インターフェ
ースはこれらの及び他のタイプのメニューをサポートす
る。どのメニューも1ページよりも多くを持つことがで
きる(メニュー・カードの右下隅における「ページを繰
る」記号によって表されるように)。ページを繰ること
は異なるレベルに移動することを意味するものではな
い。
【0209】本発明に従った且つレベルに基づいたUI
エンジンでは、各レベルはメニュー・オブジェクト又は
フロー・オブジェクトである。好適な実施例では、これ
らの2つのタイプのオブジェクトは「カード」と呼ば
れ、それは次のようなものである。即ち、 1.「メニュー・カード」はUIレベルを実現する。例
えば、図12における2つの「ペーパ片」の各々はメニ
ュー・カードである。 2.「フロー・カード」はルーチンをプログラミング言
語で実現する。このタイプのカードはUIレベルとして
ディスプレイ・スクリーン上に現れず、従って、ユーザ
には見ることができない(説明の目的で、1つが図12
における幻想線によって表される)。メニュー・カード
はアクションのリストをユーザに与えるけれども、フロ
ー・カードは、ブランチ、ループ等によって決定される
「制御の流れ」でもってアクションのリストを処理す
る。
【0210】これらのカードの各々はどちらかのタイプ
のカードを送出することができる。メニューは、ユーザ
の選択に応答して他のメニュー又はフローを送出するこ
とができる。フローは、他のフロー又はメニューを送出
することができる。更に、各タイプのカードは、それが
外部インターフェース・ハードウエアを使用することを
必要とする時、EIルーチンを呼び出すことができる。
各カードは、他のUIエンジン・アプリケーションを呼
び出すこともできる。この遷移は、レベルのシーケンス
が中断されないので、ユーザにとっては連続的である。
【0211】これらのポイントを示すために、好適な実
施例の言語の例を考察することにする。図11はサンプ
ル・アプリケーションの始めを示す。
【0212】その言語における各ラインは次のような2
つの部分より成る。即ち、 1.「デスクリプション」:円で囲んだA、或いは「ア
トマーク」@の前のテキスト。 2.「アクション」:円で囲んだA、或いは「アトマー
ク」@でもって始まるテキスト。 各カードは「レベル1 @カード1 メニュー」のよう
なタイトル・ラインでもって始まる。このラインのデス
クリプション部分はカードのタイトルであり、アクショ
ンはカードのラベルである。各カードは「@」だけを含
むラインでもって終わる。従って、図12における例で
は、3つのカードが示される。
【0213】図12は3つのカードを示す。カード2は
ユーザには見ることができないフロー・カードである。
カード1及びカード3だけが表示される。
【0214】それらの2つのカードのタイプは同様のも
のであるけれども、幾つかの重要な相違がある。表4は
メニュー及びフローの間の対称性を示す。
【表4】
【0215】変数及びファイル・ストリームのような資
源を割り当てる時、各資源にレベルを割り当てることは
有用である。資源は、それのレベルが破壊される時、自
動的に割り当て解除される。例えば、変数がその言語で
作成される時、それはレベルを割り当てられる。変数は
すべてのレベルに対して完全なものである。即ち、カー
ドは、情報を変数で表すことによって他のカードにその
情報を送ることができる。しかし、UIエンジン内のレ
ベルが変数のレベルより下になる時、その変数は破壊さ
れる。換言すれば、変数が作成されたカードが破壊され
る時、その変数はそれと共に破壊される。変数は、それ
のレベルが破壊される時、「範囲の外になる」。これ
は、カードに割り当て可能なすべての資源をその言語が
処理する方法である。
【0216】本発明は3つの問題に対する解決法を与え
る。第1に、アプリケーションのサイズは劇的に減少す
る。サンプル・アプリケーションが剥がされて本質を露
にすることを図11の例から注目して欲しい。アプリケ
ーションの内容の殆どはプログラミングよりもむしろテ
キストである。テキストは、標準的な圧縮技法を使用す
ることによってそれの元のサイズの半分以下に圧縮可能
である。プログラミングのサイズは、コンパイルによっ
て縮小可能である。これは、そのテキストに対して使用
される圧縮アルゴリズムがプログラミングを圧縮するた
めにも適用される場合には必要ないであろう。その結果
生じるアプリケーションは、それの圧縮されたテキスト
のサイズである理論的に最小のサイズに近づく。次に、
UIエンジンのサイズが減少する。メニュー・カード及
びフロー・カードは同じ構文を持つことに注目して欲し
い。両方のタイプのカードが、デスクリプション及びア
クションを持ったラインから作られる。メニューが遂行
し得るアクションは、フローが遂行し得るアクションと
同じである。(唯一の例外は、フローがそのフローにお
いてジャンプするアクションを許容することであるが、
これらのアクションはメニューにおいては意味のないも
のである)。可変的解決オペレーション及び他の分析オ
ペレーションは両タイプのカードに対して同じである。
従って、UIエンジンにおける同じソフトウエアがメニ
ュー・カード及びフロー・カードの両方を処理する。最
後に、この言語を走らせるUIエンジンは、メニュー・
レベルに基づくすべての動作環境に移植可能である。こ
れは、その言語がユーザ入力及び出力を1つの階層のレ
ベルに制限するためである。同じアプリケーションを種
々の異なる環境において走らせることが可能である。
【0217】メニュー・システムは、「メニュー」タイ
プのオブジェクトでもって実施される。例えば、マイク
ロソフト社のWindowsソフトウエア開発キット
は、Windowsメニューのレベルを構成する「対話
ボックス・エディタ(Dialog Box Edit
or)」を含む。各レベルにおけるオブジェクトは、他
のメニューを作成する1つのメニューと同じ次のレベル
におけるオブジェクトを作成することができる。
【0218】又、プログラミング言語は「フロー」タイ
プのオブジェクトを一般的に使用する。例えば、C++言
語におけるオブジェクトは、他のフローを作成する1つ
のフローと同じ他のオブジェクトのインスタンスを作成
することができる。
【0219】ここで開示されたプログラミング言語の一
意性は、それが2つのタイプのオブジェクトを単一の統
一された言語に混合する方法である。
【0220】この点に対して本願において開示されたシ
ステムのための考えられるメニュー構成及び表示機能の
範囲に関して、上記のコマンド・プロセッサ回路は遠隔
制御装置20の操作に応答して、ユーザがビデオ・イメ
ージ上に表示されたカーソル・イメージをメニュー項目
に移動させることを可能にすること及びカーソル・イメ
ージにより重畳されたメニュー項目の実行のために選択
することを可能にすることが意図される。更に、或パー
ソナル・コンピュータ・システムのソフトウエアの「ド
ラッグ及びドロップ」機能と同様に、コマンド・プロセ
ッサ回路は、前記遠隔制御装置の操作に応答して、ユー
ザがカーソル・イメージをメニュー項目に移動させるこ
と、カーソル・イメージによって重畳されたメニュー項
目を変位のために選択すること、及びディスプレイ装置
により表示された視覚的イメージを横切って1つの選択
されたメニュー項目を移動させることを可能にする。ユ
ーザが表示フィールドの一部分の異なる特性を区別する
のを助けるためには、その表示の或フィールド上にある
カーソルを更に大きくすることによるように、入力装置
の操作がその表示されたカーソルを表示視覚的イメージ
の種々の領域へ移動させる時、カーソル・イメージ信号
は、その表示されたカーソルの視覚的特性を変更するこ
とが可能である。
【0221】図13乃至図15に示されるように、ディ
スプレイ・コントローラは、ユーザが視覚的イメージの
更なる修正を選択し得るメニュー表示を生のビデオ・イ
メージの一部分上に表示することによってその表示され
た視覚的イメージを修正する。従って、図13では、使
用可能なフィールドの主要部分はビデオ・ストリーム・
イメージ(重畳したメニュー及び情報テキストによって
部分的に不明になった天気マップのイメージ)によって
占められ、一方、非主要部分は表示されたメニューによ
って占められる。その提供されるメニューは、図14に
おけるように、プル・ダウン・メニュー表示を含み、そ
の表示では、視覚的イメージ又はアクセス可能な情報表
示の可能な更なる修正がタイル表示ウインドウとして、
又は重畳ウインドウとして、又は連結ウインドウとして
表示される。項目4の「ピザ(Pizza)」のような
アクセス可能な情報選択項目のうちの或ものは、そのシ
ステムに組み込まれたモデムのようなバック・チャネル
・コミュニケーションによって、持ち帰り食品の注文の
ような遠隔サービスに対するアクセスを行うことが望ま
しい。項目1の「天気(Weather)」のような他
のものは、地方の気象観測(図15に示されるような)
のようなデータ・サービスから得られる情報をアクセス
するであろう。項目5の「テレビ・ガイド(TV Gu
ide)」のような更に他のものは見るためのプログラ
ミングの選択に通じる。
【0222】ディスプレイ・コントローラは、利用可能
なフィールドのうちのち非主要部分としてビデオ・スト
リーム・イメージを表示することによって視覚的イメー
ジを修正することも可能である。そのような表示に対す
るアクセスは図16乃至図18のシーケンスによって示
される。図16の右側部分(そこには、メニュー選択素
子がビデオ・ストリーム・イメージ上に重畳されて表示
される)に表されるように、メニュー表示は、従来のテ
レビジョン受像機或いはビデオ・カセット・レコーダ/
プレーヤにおける遠隔制御機能として与えられた機能制
御装置に類似するものでよい。遠隔制御機能の選択は、
プログラミング選択項目の間をナビゲートするための遠
隔制御機能において見られる「チャネル・アップ」又は
「チャネル・ダウン」のアイコン表示のような具体化さ
れたアイコンの使用を可能にする。しかし、「リスト」
又は「メニュー」を選択することによって、他のサービ
スがアクセス可能である。
【0223】図16のスクリーンから、「メニュー」の
選択はユーザを図17のスクリーンに導くであろう。そ
こでは、ビデオ・ストリーム・イメージは、いわゆる、
「画像内画像(picture in pictur
e)」であるかのようにその使用可能なスクリーン領域
の小さな部分(右上隅)に表示され、可視領域の残りは
利用可能な選択項目のリストによって占められる。所望
の可視オプションのリストは、現在見られる信号ストリ
ームを加えるように機能「リスト」を選択することによ
って作成可能である。従って、チャネル又は信号源がリ
ストに構成される時、そのリストは名前(その晩に見ら
れる好きなプログラムに対する「金曜の夜(Fri N
ight)」、或いは子供により又は子供のために特別
に選択されたプログラミングに対する「子供(Kid
s)」のような)を付けられ、そしてシステム・メモリ
に貯蔵される。しかる後、前に見られ且つアセンブルさ
れたリストは、事前選択された範囲のプログラミングの
間の迅速な「チャネル・サーフィング」を復活可能であ
る。リストの作成が終了する時、機能「完了(Don
e)」が選択されてそのプロセスを終わらせることがで
きる。
【0224】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【0225】(1)テレビジョン受像機と、前記テレビ
ジョン受像機から或距離だけ離れて使用可能な遠隔制御
装置と、ディスプレイ・コントローラとを含むディスプ
レイ・システムであって、 (A)前記テレビジョン受像機は、ユーザに視覚的イメ
ージを表示するためのビデオ・ディスプレイ装置と、前
記ビデオ・ディスプレイ装置に結合され、ユーザによる
直接感知の範囲外である周波数で送られた信号を受信す
るための、及び前記視覚的イメージを表示するために前
記ビデオ・ディスプレイ装置を駆動するビデオ信号を前
記ビデオ・ディスプレイ装置に配送するためのビデオ受
信回路と、を有すること、 (B)前記遠隔制御装置は、ユーザの手で保持するに適
したサイズのハウジングと、前記ハウジング内に装着さ
れ、ユーザによる操作のための手で接触可能な入力装置
と、前記ハウジング内に装着され且つ前記入力装置に結
合され、ユーザによる前記入力装置の操作に対する所定
の方法で調整されたコマンド信号をユーザによる直接感
知の範囲外である周波数で送信するためのコマンド送信
回路と、を有すること、及び (C)前記ディスプレイ・コントローラは、前記コマン
ド信号を前記コマンド送信回路から受信するための、及
び前記視覚的イメージの修正を指示するイメージ指示信
号を前記受信されたコマンド信号から取り出すためのコ
マンド受信回路と、前記コマンド受信回路及び前記ビデ
オ受信回路に結合され、(a)前記イメージ指示信号を
受信するための、(b)前記視覚的イメージ上に重畳さ
せるためのカーソル・イメージ信号を発生するための、
(c)ユーザによる前記遠隔制御装置の操作によって指
示されるように前記視覚的イメージを修正するためのコ
マンド・プロセッサ回路と、を含むことを特徴とするデ
ィスプレイ・システム。 (2)前記遠隔制御装置は選択ボタンを有する2軸遠隔
制御装置であることを特徴とする上記(1)に記載のデ
ィスプレイ・システム。 (3)前記コマンド・プロセッサ回路は前記遠隔制御装
置の操作に応答して、ユーザがカーソル・イメージをメ
ニュー項目に移動することを可能にすること及び実行の
ために前記カーソル・イメージが重畳したメニュー項目
を選択することを可能にすることを特徴とする上記
(2)に記載のディスプレイ・システム。 (4)前記コマンド・プロセッサ回路は前記遠隔制御装
置の操作に応答して、ユーザがカーソル・イメージをメ
ニュー項目に移動すること、変位のために前記カーソル
・イメージが重畳したメニューを選択すること、選択さ
れたメニュー項目を前記ビデオ・ディスプレイ装置によ
り表示された視覚的イメージを横切って移動させること
を可能にすることを特徴とする上記(2)に記載のディ
スプレイ・システム。 (5)前記遠隔制御装置は3軸遠隔制御装置であること
を特徴とする上記(1)に記載のディスプレイ・システ
ム。 (6)前記コマンド・プロセッサ回路は前記遠隔制御装
置の操作に応答して、ユーザがカーソル・イメージをメ
ニュー項目に移動すること及び実行のために前記カーソ
ル・イメージが重畳したメニュー項目を選択することを
特徴とする上記(5)に記載のディスプレイ・システ
ム。 (7)前記コマンド・プロセッサ回路は前記遠隔制御装
置の操作に応答して、ユーザがカーソル・イメージをメ
ニュー項目に移動すること、変位のために前記カーソル
・イメージが重畳したメニュー項目を選択すること、及
び選択されたメニュー項目を前記ビデオ表示装置によっ
て表示された視覚的イメージを横切って移動することを
特徴とする上記(5)に記載のディスプレイ・システ
ム。 (8)前記カーソル・イメージ信号は、前記入力装置の
操作が前記表示されたカーソルを前記視覚的イメージの
種々の領域に移動させる時、前記表示されたカーソルの
視覚特性を変更することを特徴とする上記(1)に記載
のディスプレイ・システム。 (9)前記ディスプレイ・コントローラは、ユーザが前
記視覚的イメージの更なる修正を選択するメニュー表示
を前記視覚的イメージの一部分上に表示することによっ
て前記視覚的イメージを修正することを特徴とする上記
(1)に記載のディスプレイ・システム。 (10)前記ディスプレイ・コントローラは、前記視覚
的イメージの可能な更なる修正がタイル表示ウインドウ
として表示されるプルダウン・メニュー表示を発生する
ことを特徴とする上記(9)に記載のディスプレイ・シ
ステム。 (11)前記ディスプレイ・コントローラは、前記視覚
的イメージの可能な更なる修正が重畳ウインドウとして
表示されるプルダウン・メニュー表示を発生することを
特徴とする上記(9)に記載のディスプレイ・システ
ム。 (12)前記ディスプレイ・コントローラは、前記視覚
的イメージの可能な更なる修正がカスケード・ウインド
ウとして表示されるプルダウン・メニュー表示を発生す
ることを特徴とする上記(9)に記載のディスプレイ・
システム。 (13)前記メニュー表示は従来のテレビジョン受像機
における遠隔制御機能として与えられた機能的制御に類
似することを特徴とする上記(9)に記載のディスプレ
イ・システム。 (14)前記メニュー表示は従来のビデオ・カセット・
レコーダ/プレーヤにおける遠隔制御機能として与えら
れた機能的制御に類似することを特徴とする上記(9)
に記載のディスプレイ・システム。 (15)前記メニュー表示はユーザによる対話的な機能
の修正及び機能的制御を可能にすることを特徴とする上
記(9)に記載のディスプレイ・システム。 (16)前記メニュー表示はアイコンを実施することを
特徴とする上記(9)に記載のディスプレイ・システ
ム。 (17)前記メニュー表示は文字ストリングを実施する
ことを特徴とする上記(9)に記載のディスプレイ・シ
ステム。 (18)テレビジョン受像機から或距離だけ離れて使用
可能な遠隔制御装置と、前記テレビジョン受像機のビデ
オ表示装置にイメージ指示信号を配送するためのディス
プレイ・コントローラとを含むディスプレイ・システム
であって、 (A)前記遠隔制御装置は、ユーザの手で保持するに適
したサイズのハウジングと、ユーザによる操作のために
前記ハウジングに装着された手で接触可能な入力装置
と、前記ハウジング内に装着され且つ前記入力装置に結
合され、ユーザによる前記入力装置の操作に対する所定
の方法で調整されたコマンド信号をユーザによる直接感
知の範囲外である周波数で送信するためのコマンド送信
回路と、を有すること、及び (B)前記ディスプレイ・コントローラは、前記コマン
ド信号を前記コマンド送信回路から受信するための、及
び前記テレビジョン受像機のビデオ・ディスプレイ装置
によってユーザに表示された視覚的イメージの修正を指
示するイメージ指示信号を前記受信されたコマンド信号
から取り出すためのコマンド受信回路と、前記コマンド
受信回路及び前記テレビジョン受像機のビデオ・ディス
プレイ装置に接続され、(a)前記イメージ指示信号を
受信するための、(b)前記視覚的イメージ上に重畳す
るようにカーソル・イメージ信号を発生するための、
(c)ユーザによる前記遠隔制御装置の操作によって指
示されるように前記視覚的イメージを修正するためのコ
マンド・プロセッサと、を含むことを特徴とするインテ
リジェント・テレビジョン受像装置。 (19)前記遠隔制御装置は選択ボタンを有する2軸遠
隔制御装置であることを特徴とする上記(18)に記載
のディスプレイ・システム。 (20)前記コマンド・プロセッサ回路は前記遠隔制御
装置の操作に応答して、ユーザがカーソル・イメージを
メニュー項目に移動することを可能にすること及び実行
のために前記カーソル・イメージが重畳したメニュー項
目を選択することを可能にすることを特徴とする上記
(19)に記載のディスプレイ・システム。 (21)前記コマンド・プロセッサ回路は前記遠隔制御
装置の操作に応答して、ユーザがカーソル・イメージを
メニュー項目に移動すること、変位のために前記カーソ
ル・イメージが重畳したメニューを選択すること、選択
されたメニュー項目を前記ビデオ・ディスプレイ装置に
より表示された視覚的イメージを横切って移動させるこ
とを可能にすることを特徴とする上記(19)に記載の
ディスプレイ・システム。 (22)前記遠隔制御装置は3軸遠隔制御装置であるこ
とを特徴とする上記(18)に記載のディスプレイ・シ
ステム。 (23)前記コマンド・プロセッサ回路は前記遠隔制御
装置の操作に応答して、ユーザがカーソル・イメージを
メニュー項目に移動すること及び実行のために前記カー
ソル・イメージが重畳したメニュー項目を選択すること
を特徴とする上記(22)に記載のディスプレイ・シス
テム。 (24)前記コマンド・プロセッサ回路は前記遠隔制御
装置の操作に応答して、ユーザがカーソル・イメージを
メニュー項目に移動すること、変位のために前記カーソ
ル・イメージが重畳したメニュー項目を選択すること、
及び選択されたメニュー項目を前記ビデオ表示装置によ
って表示された視覚的イメージを横切って移動すること
を特徴とする上記(22)に記載のディスプレイ・シス
テム。 (25)前記カーソル・イメージ信号は、前記入力装置
の操作が前記表示されたカーソルを前記視覚的イメージ
の種々の領域に移動させる時、前記表示されたカーソル
の視覚特性を変更することを特徴とする上記(18)に
記載のディスプレイ・システム。 (26)前記ディスプレイ・コントローラは、ユーザが
前記視覚的イメージの更なる修正を選択するメニュー表
示を前記視覚的イメージの一部分上に表示することによ
って前記視覚的イメージを修正することを特徴とする上
記(18)に記載のディスプレイ・システム。 (27)前記ディスプレイ・コントローラは、前記視覚
的イメージの可能な更なる修正がタイル表示ウインドウ
として表示されるプルダウン・メニュー表示を発生する
ことを特徴とする上記(18)に記載のディスプレイ・
システム。 (28)前記ディスプレイ・コントローラは、前記視覚
的イメージの可能な更なる修正が重畳ウインドウとして
表示されるプルダウン・メニュー表示を発生することを
特徴とする上記(27)に記載のディスプレイ・システ
ム。 (29)前記ディスプレイ・コントローラは、前記視覚
的イメージの可能な更なる修正がカスケード・ウインド
ウとして表示されるプルダウン・メニュー表示を発生す
ることを特徴とする上記(27)に記載のディスプレイ
・システム。 (30)前記メニュー表示は従来のテレビジョン受像機
における遠隔制御機能として与えられた機能的制御に類
似することを特徴とする上記(27)に記載のディスプ
レイ・システム。 (31)前記メニュー表示は従来のビデオ・カセット・
レコーダ/プレーヤにおける遠隔制御機能として与えら
れた機能的制御に類似することを特徴とする上記(2
7)に記載のディスプレイ・システム。 (32)前記メニュー表示はユーザによる対話的な機能
の修正及び機能的制御を可能にすることを特徴とする上
記(27)に記載のディスプレイ・システム。 (33)前記メニュー表示はアイコンを実施することを
特徴とする上記(27)に記載のディスプレイ・システ
ム。 (34)前記メニュー表示は文字ストリングを実施する
ことを特徴とする上記(27)に記載のディスプレイ・
システム。 (35)テレビジョン受像機から或距離だけ離れて使用
可能な遠隔制御装置にして、ユーザの手に保持されるサ
イズのハウジングと、ユーザによる操作のために前記ハ
ウジングに装着された手で接触可能な入力装置と、前記
ハウジング内に装着され且つ前記入力装置に結合され、
ユーザによる前記入力装置の操作に対する所定の方法で
調整されたコマンド信号をユーザによる直接感知の範囲
外である周波数で送信するためのコマンド送信回路とを
有するものと、視覚的イメージをユーザに表示するため
のビデオ・ディスプレイ装置と、前記ビデオ・ディスプ
レイ装置に接続され、ユーザによる直接感知の範囲外で
ある周波数で送信される信号を受信するための、及び前
記視覚的イメージを表示するために前記ビデオ・ディス
プレイ装置を駆動するビデオ信号を前記ビデオ・ディス
プレイ装置に配送するためのビデオ受信回路と、前記コ
マンド信号を前記コマンド送信回路から受信するため
の、及び前記視覚的イメージの修正を指示するイメージ
指示信号を前記受信されたコマンド信号から取り出すた
めのコマンド受信回路と、前記コマンド受信回路及び前
記ビデオ受信回路に接続され、(a)前記イメージ指示
信号を受信するための、(b)前記視覚的イメージ上に
重畳するようにカーソル・イメージ信号を発生するため
の、(c)ユーザによる前記遠隔制御装置の操作によっ
て指示されるように前記視覚的イメージを修正するため
のコマンド・プロセッサ回路と、を含むインテリジェン
ト・テレビジョン受像機。 (36)前記カーソル・イメージ信号は、前記入力装置
の操作が前記表示されたカーソルを前記視覚的イメージ
の種々の領域に移動させる時、前記表示されたカーソル
の視覚特性を変更することを特徴とする上記(35)に
記載のインテリジェント・テレビジョン受像機。 (37)前記ディスプレイ・コントローラは、ユーザが
前記視覚的イメージの更なる修正を選択するメニュー表
示を前記視覚的イメージの一部分上に表示することによ
って前記視覚的イメージを修正することを特徴とする上
記(35)に記載のインテリジェント・テレビジョン受
像機。 (38)前記ディスプレイ・コントローラは、前記視覚
的イメージの可能な更なる修正がタイル表示ウインドウ
として表示されるプルダウン・メニュー表示を発生する
ことを特徴とする上記(37)に記載のインテリジェン
ト・テレビジョン受像機。 (39)前記ディスプレイ・コントローラは、前記視覚
的イメージの可能な更なる修正が重畳ウインドウとして
表示されるプルダウン・メニュー表示を発生することを
特徴とする上記(37)に記載のインテリジェント・テ
レビジョン受像機。 (40)前記ディスプレイ・コントローラは、前記視覚
的イメージの可能な更なる修正がカスケード・ウインド
ウとして表示されるプルダウン・メニュー表示を発生す
ることを特徴とする上記(37)に記載のインテリジェ
ント・テレビジョン受像機。 (41)前記メニュー表示は従来のテレビジョン受像機
における遠隔制御機能として与えられた機能的制御に類
似することを特徴とする上記(37)に記載のインテリ
ジェント・テレビジョン受像機。 (42)前記メニュー表示は従来のビデオ・カセット・
レコーダ/プレーヤにおける遠隔制御機能として与えら
れた機能的制御に類似することを特徴とする上記(3
7)に記載のインテリジェント・テレビジョン受像機。 (43)前記メニュー表示はユーザによる対話的な機能
の修正及び機能的制御を可能にすることを特徴とする上
記(37)に記載のインテリジェント・テレビジョン受
像機。 (44)前記メニュー表示はアイコンを実施することを
特徴とする上記(37)に記載のインテリジェント・テ
レビジョン受像機。 (45)前記メニュー表示は文字ストリングを実施する
ことを特徴とする上記(37)に記載のインテリジェン
ト・テレビジョン受像機。 (46)前記ビデオ・ディスプレイ装置は所定のスクリ
ーン領域を有すること、及び前記ディスプレイ・コント
ローラ及び前記ビデオ受信回路は実質的に前記スクリー
ン領域全体を占めるフル・モーション・ビデオ視覚的イ
メージと前記スクリーン領域の小さい部分を占め且つ前
記フル・モーション・ビデオ視覚的イメージに重畳する
メニュー表示とを表示するように協同することを特徴と
する上記(35)に記載のインテリジェント・テレビジ
ョン受像機。 (47)前記メニュー表示は従来のテレビジョン受像機
における遠隔制御機能として与えられた機能的制御に類
似することを特徴とする上記(46)に記載のインテリ
ジェント・テレビジョン受像機。 (48)前記メニュー表示は従来のビデオ・カセット・
レコーダ/プレーヤにおける遠隔制御機能として与えら
れた機能的制御に類似することを特徴とする上記(4
6)に記載のインテリジェント・テレビジョン受像機。 (49)前記メニュー表示はユーザによる対話的な機能
の修正及び機能的制御を可能にすることを特徴とする上
記(46)に記載のインテリジェント・テレビジョン受
像機。 (50)前記メニュー表示はアイコンを実施することを
特徴とする上記(46)に記載のインテリジェント・テ
レビジョン受像機。 (51)前記メニュー表示は文字ストリングを実施する
ことを特徴とする上記(46)に記載のインテリジェン
ト・テレビジョン受像機。 (52)前記ビデオ・ディスプレイ装置は所定のスクリ
ーン領域を有すること、及び前記ディスプレイ・コント
ローラ及び前記ビデオ受信回路は前記スクリーン領域の
小さい部分を占めるフル・モーション・ビデオ視覚的イ
メージ及び前記スクリーン領域の主要部分を占めるメニ
ュー表示を表示するように協同することを特徴とする上
記(35)に記載のインテリジェント・テレビジョン受
像機。 (53)前記メニュー表示は従来のテレビジョン受像機
における遠隔制御機能として与えられた機能的制御に類
似することを特徴とする上記(52)に記載のインテリ
ジェント・テレビジョン受像機。 (54)前記メニュー表示は従来のビデオ・カセット・
レコーダ/プレーヤにおける遠隔制御機能として与えら
れた機能的制御に類似することを特徴とする上記(5
2)に記載のインテリジェント・テレビジョン受像機。 (55)前記メニュー表示はユーザによる対話的な機能
の修正及び機能的制御を可能にすることを特徴とする上
記(52)に記載のインテリジェント・テレビジョン受
像機。 (56)前記メニュー表示はアイコンを実施することを
特徴とする上記(52)に記載のインテリジェント・テ
レビジョン受像機。 (57)前記メニュー表示は文字ストリングを実施する
ことを特徴とする上記(52)に記載のインテリジェン
ト・テレビジョン受像機。 (58)テレビジョン・ビデオ・ディスプレイ装置を使
用してユーザに視覚的イメージを表示する方法にして、
ユーザによる直接感知の範囲外である周波数で送信され
た第1信号を受信するステップと、テレビジョン・ビデ
オ・ディスプレイ装置を駆動するビデオ信号を前記テレ
ビジョン・ビデオ・ディスプレイ装置に配送して視覚的
イメージを表示させるステップと、前記テレビジョン・
ビデオ・ディスプレイ装置から離れていて且つユーザに
より操作可能である手で接触可能な入力装置でもって、
表示された視覚的イメージの所望の修正を表すコマンド
信号を発生し、該発生されたコマンド信号をコマンド送
信機に配送するステップと、ユーザによる入力装置の操
作に対する所定の方法で調整されたコマンド信号を前記
コマンド送信機から且つユーザによる直接感知の範囲外
である周波数で送信するステップと、前記コマンド送信
機からコマンド信号を受信し、視覚的イメージの修正を
指示するイメージ指示信号を前記受信されたコマンド信
号から取り出すステップと、表示された視覚的イメージ
上に重畳するためのカーソル・イメージ信号を発生する
ステップと、前記イメージ指示信号及びカーソルイメー
ジ信号を受信し、表示された視覚的イメージのうちの選
択された部分上にカーソル・イメージを重畳するために
及びコマンドの選択を通したユーザによる視覚的イメー
ジの修正を容易にするためにユーザによる遠隔制御装置
の操作によって指示されたように視覚イメージを修正す
るステップと、を含む方法。 (59)前記第1信号は視覚的イメージを定義するアナ
ログ情報を搬送することを特徴とする上記(58)に記
載の方法。 (60)前記第1信号は視覚的イメージを定義するディ
ジタル的コード化情報を搬送することを特徴とする上記
(58)に記載の方法。 (61)前記第1信号は視覚的イメージを定義する圧縮
されたディジタル的コード化情報を搬送することを特徴
とする上記(58)に記載の方法。 (62)前記第1信号は放送通信によって送信されるこ
とを特徴とする上記(58)に記載の方法。 (63)前記第1信号はケーブル通信によって送信され
ることを特徴とする上記(58)に記載の方法。 (64)前記第1信号は衛星通信によって送信されるこ
とを特徴とする上記(58)に記載の方法。 (65)前記第1信号は通信ネットワークを通して送信
されることを特徴とする上記(58)に記載の方法。 (66)前記第1信号はビデオ記録からの出力として取
り出されることを特徴とする上記(58)に記載の方
法。 (67)前記第1信号は磁気テープ・ビデオ記録からの
出力として取り出されることを特徴とする上記(66)
に記載の方法。 (68)前記第1信号は光ディスク・ビデオ記録からの
出力として取り出されることを特徴とする上記(66)
に記載の方法。 (69)送信によって受信された信号を前記第1信号と
して配送するステップ又はビデオ記録からの出力として
取り出された信号を前記第1信号として配送するステッ
プを選択するステップ、及び受信された信号を送信によ
るものとして記録するステップを含むことを特徴とする
上記(58)に記載の方法。 (70)前記コマンド信号を発生するステップはウィグ
ル・スティックを操作するステップを含むことを特徴と
する上記(58)に記載の方法。 (71)前記コマンド信号を発生するステップはウォブ
ル・プレートを操作するステップを含むことを特徴とす
る上記(58)に記載の方法。 (72)前記コマンド信号を発生するステップはトラッ
ク・ボールを操作するステップを含むことを特徴とする
上記(58)に記載の方法。 (73)前記コマンド信号を発生するステップは慣性マ
ウスを操作するステップを含むことを特徴とする上記
(58)に記載の方法。 (74)前記コマンド信号を送信するステップは赤外線
放射によってコマンド信号を送信するステップを含むこ
とを特徴とする上記(58)に記載の方法。 (75)前記コマンド信号を送信するステップは超音波
によってコマンド信号を送信するステップを含むことを
特徴とする上記(58)に記載の方法。 (76)前記コマンド信号を送信するステップは無線周
波数によってコマンド信号を送信するステップを含むこ
とを特徴とする上記(58)に記載の方法。 (77)前記コマンド信号を送信するステップは細長い
可撓性導体を通してコマンド信号を送信するステップを
含むことを特徴とする上記(58)に記載の方法。 (78)ユーザによる遠隔制御装置の操作から生じるコ
マンドをバック・チャネル通信装置を通して遠隔ロケー
ションにコミュニケートするステップを含むことを特徴
とする上記(58)に記載の方法。 (79)前記バック・チャネル通信装置を通して遠隔ロ
ケーションにコミュニケートするステップは通信モデム
を通してコミュニケートするステップを含むことを特徴
とする上記(78)に記載の方法。 (80)前記バック・チャネル通信装置を通して遠隔ロ
ケーションにコミュニケートするステップはケーブル・
モデムを通してコミュニケートするステップを含むこと
を特徴とする上記(78)に記載の方法。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、テレビジョン受像機、セット・トップ
装置、及び遠隔制御装置を含む本発明の1つの実施例の
投影図である。
【図2】図1の遠隔制御装置の拡大した投影図である。
【図3】図1のセット・トップ装置の幾つかのエレメン
トの概略的ブロック図である。
【図4】図1及び図3のセット・トップ装置の幾つかの
エレメントの概略的ブロック図である。
【図5】図1、図3、及び図4のセット・トップ装置の
幾つかのエレメントの概略的ブロック図である。
【図6】テレビジョン受像機及び遠隔制御装置を含む本
発明の他の実施例の投影図である。
【図7】パーソナル・コンピュータ・システム及びアク
セサリ入出力装置を含む本発明の他の実施例の投影図で
ある。
【図8】図7のパーソナル・コンピュータ・システムの
幾つかのエレメントの分解下ものの投影図である。
【図9】図8のパーソナル・コンピュータ・システムの
幾つかのエレメントの概略的ブロック図である。
【図10】本発明に従って図1乃至図9のシステムと共
に機能する制御プログラムの構造を示すものである。
【図11】図10に示された構造を使用して構成された
制御プログラムのコーディングを示すものである。
【図12】図1乃至図6のテレビジョン受像機或いは本
発明に従って動作する図7のパーソナル・コンピュータ
・システムにおけるディスプレイ・スクリーンを示すも
のである。
【図13】図1乃至図6のテレビジョン受像機或いは本
発明に従って動作する図7のパーソナル・コンピュータ
・システムにおけるディスプレイ・スクリーンを示すも
のである。
【図14】図1乃至図6のテレビジョン受像機或いは本
発明に従って動作する図7のパーソナル・コンピュータ
・システムにおけるディスプレイ・スクリーンを示すも
のである。
【図15】図1乃至図6のテレビジョン受像機或いは本
発明に従って動作する図7のパーソナル・コンピュータ
・システムにおけるディスプレイ・スクリーンを示すも
のである。
【図16】図1乃至図6のテレビジョン受像機或いは本
発明に従って動作する図7のパーソナル・コンピュータ
・システムにおけるディスプレイ・スクリーンを示すも
のである。
【図17】図1乃至図6のテレビジョン受像機或いは本
発明に従って動作する図7のパーソナル・コンピュータ
・システムにおけるディスプレイ・スクリーンを示すも
のである。
【図18】図1乃至図6のテレビジョン受像機或いは本
発明に従って動作する図7のパーソナル・コンピュータ
・システムにおけるディスプレイ・スクリーンを示すも
のである。
【符号の説明】
10 テレビジョン受像機 11 キャビネット 12 ディスプレイ装置 20 遠隔制御装置 21 ハウジング 22 入力装置 30 セット・トップ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09G 5/08 9377−5H G09G 5/08 J

Claims (80)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テレビジョン受像機と、前記テレビジョン
    受像機から或距離だけ離れて使用可能な遠隔制御装置
    と、ディスプレイ・コントローラとを含むディスプレイ
    ・システムであって、 (A)前記テレビジョン受像機は、 ユーザに視覚的イメージを表示するためのビデオ・ディ
    スプレイ装置と、 前記ビデオ・ディスプレイ装置に結合され、ユーザによ
    る直接感知の範囲外である周波数で送られた信号を受信
    するための、及び前記視覚的イメージを表示するために
    前記ビデオ・ディスプレイ装置を駆動するビデオ信号を
    前記ビデオ・ディスプレイ装置に配送するためのビデオ
    受信回路と、 を有すること、 (B)前記遠隔制御装置は、 ユーザの手で保持するに適したサイズのハウジングと、 前記ハウジング内に装着され、ユーザによる操作のため
    の手で接触可能な入力装置と、 前記ハウジング内に装着され且つ前記入力装置に結合さ
    れ、ユーザによる前記入力装置の操作に対する所定の方
    法で調整されたコマンド信号をユーザによる直接感知の
    範囲外である周波数で送信するためのコマンド送信回路
    と、 を有すること、及び (C)前記ディスプレイ・コントローラは、 前記コマンド信号を前記コマンド送信回路から受信する
    ための、及び前記視覚的イメージの修正を指示するイメ
    ージ指示信号を前記受信されたコマンド信号から取り出
    すためのコマンド受信回路と、 前記コマンド受信回路及び前記ビデオ受信回路に結合さ
    れ、 (a)前記イメージ指示信号を受信するための、 (b)前記視覚的イメージ上に重畳させるためのカーソ
    ル・イメージ信号を発生するための、 (c)ユーザによる前記遠隔制御装置の操作によって指
    示されるように前記視覚的イメージを修正するためのコ
    マンド・プロセッサ回路と、 を含むことを特徴とするディスプレイ・システム。
  2. 【請求項2】前記遠隔制御装置は選択ボタンを有する2
    軸遠隔制御装置であることを特徴とする請求項1に記載
    のディスプレイ・システム。
  3. 【請求項3】前記コマンド・プロセッサ回路は前記遠隔
    制御装置の操作に応答して、ユーザがカーソル・イメー
    ジをメニュー項目に移動することを可能にすること及び
    実行のために前記カーソル・イメージが重畳したメニュ
    ー項目を選択することを可能にすることを特徴とする請
    求項2に記載のディスプレイ・システム。
  4. 【請求項4】前記コマンド・プロセッサ回路は前記遠隔
    制御装置の操作に応答して、ユーザがカーソル・イメー
    ジをメニュー項目に移動すること、変位のために前記カ
    ーソル・イメージが重畳したメニューを選択すること、
    選択されたメニュー項目を前記ビデオ・ディスプレイ装
    置により表示された視覚的イメージを横切って移動させ
    ることを可能にすることを特徴とする請求項2に記載の
    ディスプレイ・システム。
  5. 【請求項5】前記遠隔制御装置は3軸遠隔制御装置であ
    ることを特徴とする請求項1に記載のディスプレイ・シ
    ステム。
  6. 【請求項6】前記コマンド・プロセッサ回路は前記遠隔
    制御装置の操作に応答して、ユーザがカーソル・イメー
    ジをメニュー項目に移動すること及び実行のために前記
    カーソル・イメージが重畳したメニュー項目を選択する
    ことを特徴とする請求項5に記載のディスプレイ・シス
    テム。
  7. 【請求項7】前記コマンド・プロセッサ回路は前記遠隔
    制御装置の操作に応答して、ユーザがカーソル・イメー
    ジをメニュー項目に移動すること、変位のために前記カ
    ーソル・イメージが重畳したメニュー項目を選択するこ
    と、及び選択されたメニュー項目を前記ビデオ表示装置
    によって表示された視覚的イメージを横切って移動する
    ことを特徴とする請求項5に記載のディスプレイ・シス
    テム。
  8. 【請求項8】前記カーソル・イメージ信号は、前記入力
    装置の操作が前記表示されたカーソルを前記視覚的イメ
    ージの種々の領域に移動させる時、前記表示されたカー
    ソルの視覚特性を変更することを特徴とする請求項1に
    記載のディスプレイ・システム。
  9. 【請求項9】前記ディスプレイ・コントローラは、ユー
    ザが前記視覚的イメージの更なる修正を選択するメニュ
    ー表示を前記視覚的イメージの一部分上に表示すること
    によって前記視覚的イメージを修正することを特徴とす
    る請求項1に記載のディスプレイ・システム。
  10. 【請求項10】前記ディスプレイ・コントローラは、前
    記視覚的イメージの可能な更なる修正がタイル表示ウイ
    ンドウとして表示されるプルダウン・メニュー表示を発
    生することを特徴とする請求項9に記載のディスプレイ
    ・システム。
  11. 【請求項11】前記ディスプレイ・コントローラは、前
    記視覚的イメージの可能な更なる修正が重畳ウインドウ
    として表示されるプルダウン・メニュー表示を発生する
    ことを特徴とする請求項9に記載のディスプレイ・シス
    テム。
  12. 【請求項12】前記ディスプレイ・コントローラは、前
    記視覚的イメージの可能な更なる修正がカスケード・ウ
    インドウとして表示されるプルダウン・メニュー表示を
    発生することを特徴とする請求項9に記載のディスプレ
    イ・システム。
  13. 【請求項13】前記メニュー表示は従来のテレビジョン
    受像機における遠隔制御機能として与えられた機能的制
    御に類似することを特徴とする請求項9に記載のディス
    プレイ・システム。
  14. 【請求項14】前記メニュー表示は従来のビデオ・カセ
    ット・レコーダ/プレーヤにおける遠隔制御機能として
    与えられた機能的制御に類似することを特徴とする請求
    項9に記載のディスプレイ・システム。
  15. 【請求項15】前記メニュー表示はユーザによる対話的
    な機能の修正及び機能的制御を可能にすることを特徴と
    する請求項9に記載のディスプレイ・システム。
  16. 【請求項16】前記メニュー表示はアイコンを実施する
    ことを特徴とする請求項9に記載のディスプレイ・シス
    テム。
  17. 【請求項17】前記メニュー表示は文字ストリングを実
    施することを特徴とする請求項9に記載のディスプレイ
    ・システム。
  18. 【請求項18】テレビジョン受像機から或距離だけ離れ
    て使用可能な遠隔制御装置と、前記テレビジョン受像機
    のビデオ表示装置にイメージ指示信号を配送するための
    ディスプレイ・コントローラとを含むディスプレイ・シ
    ステムであって、 (A)前記遠隔制御装置は、 ユーザの手で保持するに適したサイズのハウジングと、 ユーザによる操作のために前記ハウジングに装着された
    手で接触可能な入力装置と、 前記ハウジング内に装着され且つ前記入力装置に結合さ
    れ、ユーザによる前記入力装置の操作に対する所定の方
    法で調整されたコマンド信号をユーザによる直接感知の
    範囲外である周波数で送信するためのコマンド送信回路
    と、 を有すること、及び (B)前記ディスプレイ・コントローラは、 前記コマンド信号を前記コマンド送信回路から受信する
    ための、及び前記テレビジョン受像機のビデオ・ディス
    プレイ装置によってユーザに表示された視覚的イメージ
    の修正を指示するイメージ指示信号を前記受信されたコ
    マンド信号から取り出すためのコマンド受信回路と、 前記コマンド受信回路及び前記テレビジョン受像機のビ
    デオ・ディスプレイ装置に接続され、 (a)前記イメージ指示信号を受信するための、 (b)前記視覚的イメージ上に重畳するようにカーソル
    ・イメージ信号を発生するための、 (c)ユーザによる前記遠隔制御装置の操作によって指
    示されるように前記視覚的イメージを修正するためのコ
    マンド・プロセッサと、 を含むことを特徴とするインテリジェント・テレビジョ
    ン受像装置。
  19. 【請求項19】前記遠隔制御装置は選択ボタンを有する
    2軸遠隔制御装置であることを特徴とする請求項18に
    記載のディスプレイ・システム。
  20. 【請求項20】前記コマンド・プロセッサ回路は前記遠
    隔制御装置の操作に応答して、ユーザがカーソル・イメ
    ージをメニュー項目に移動することを可能にすること及
    び実行のために前記カーソル・イメージが重畳したメニ
    ュー項目を選択することを可能にすることを特徴とする
    請求項19に記載のディスプレイ・システム。
  21. 【請求項21】前記コマンド・プロセッサ回路は前記遠
    隔制御装置の操作に応答して、ユーザがカーソル・イメ
    ージをメニュー項目に移動すること、変位のために前記
    カーソル・イメージが重畳したメニューを選択するこ
    と、選択されたメニュー項目を前記ビデオ・ディスプレ
    イ装置により表示された視覚的イメージを横切って移動
    させることを可能にすることを特徴とする請求項19に
    記載のディスプレイ・システム。
  22. 【請求項22】前記遠隔制御装置は3軸遠隔制御装置で
    あることを特徴とする請求項18に記載のディスプレイ
    ・システム。
  23. 【請求項23】前記コマンド・プロセッサ回路は前記遠
    隔制御装置の操作に応答して、ユーザがカーソル・イメ
    ージをメニュー項目に移動すること及び実行のために前
    記カーソル・イメージが重畳したメニュー項目を選択す
    ることを特徴とする請求項22に記載のディスプレイ・
    システム。
  24. 【請求項24】前記コマンド・プロセッサ回路は前記遠
    隔制御装置の操作に応答して、ユーザがカーソル・イメ
    ージをメニュー項目に移動すること、変位のために前記
    カーソル・イメージが重畳したメニュー項目を選択する
    こと、及び選択されたメニュー項目を前記ビデオ表示装
    置によって表示された視覚的イメージを横切って移動す
    ることを特徴とする請求項22に記載のディスプレイ・
    システム。
  25. 【請求項25】前記カーソル・イメージ信号は、前記入
    力装置の操作が前記表示されたカーソルを前記視覚的イ
    メージの種々の領域に移動させる時、前記表示されたカ
    ーソルの視覚特性を変更することを特徴とする請求項1
    8に記載のディスプレイ・システム。
  26. 【請求項26】前記ディスプレイ・コントローラは、ユ
    ーザが前記視覚的イメージの更なる修正を選択するメニ
    ュー表示を前記視覚的イメージの一部分上に表示するこ
    とによって前記視覚的イメージを修正することを特徴と
    する請求項18に記載のディスプレイ・システム。
  27. 【請求項27】前記ディスプレイ・コントローラは、前
    記視覚的イメージの可能な更なる修正がタイル表示ウイ
    ンドウとして表示されるプルダウン・メニュー表示を発
    生することを特徴とする請求項18に記載のディスプレ
    イ・システム。
  28. 【請求項28】前記ディスプレイ・コントローラは、前
    記視覚的イメージの可能な更なる修正が重畳ウインドウ
    として表示されるプルダウン・メニュー表示を発生する
    ことを特徴とする請求項27に記載のディスプレイ・シ
    ステム。
  29. 【請求項29】前記ディスプレイ・コントローラは、前
    記視覚的イメージの可能な更なる修正がカスケード・ウ
    インドウとして表示されるプルダウン・メニュー表示を
    発生することを特徴とする請求項27に記載のディスプ
    レイ・システム。
  30. 【請求項30】前記メニュー表示は従来のテレビジョン
    受像機における遠隔制御機能として与えられた機能的制
    御に類似することを特徴とする請求項27に記載のディ
    スプレイ・システム。
  31. 【請求項31】前記メニュー表示は従来のビデオ・カセ
    ット・レコーダ/プレーヤにおける遠隔制御機能として
    与えられた機能的制御に類似することを特徴とする請求
    項27に記載のディスプレイ・システム。
  32. 【請求項32】前記メニュー表示はユーザによる対話的
    な機能の修正及び機能的制御を可能にすることを特徴と
    する請求項27に記載のディスプレイ・システム。
  33. 【請求項33】前記メニュー表示はアイコンを実施する
    ことを特徴とする請求項27に記載のディスプレイ・シ
    ステム。
  34. 【請求項34】前記メニュー表示は文字ストリングを実
    施することを特徴とする請求項27に記載のディスプレ
    イ・システム。
  35. 【請求項35】テレビジョン受像機から或距離だけ離れ
    て使用可能な遠隔制御装置にして、ユーザの手に保持さ
    れるサイズのハウジングと、ユーザによる操作のために
    前記ハウジングに装着された手で接触可能な入力装置
    と、前記ハウジング内に装着され且つ前記入力装置に結
    合され、ユーザによる前記入力装置の操作に対する所定
    の方法で調整されたコマンド信号をユーザによる直接感
    知の範囲外である周波数で送信するためのコマンド送信
    回路とを有するものと、 視覚的イメージをユーザに表示するためのビデオ・ディ
    スプレイ装置と、 前記ビデオ・ディスプレイ装置に接続され、ユーザによ
    る直接感知の範囲外である周波数で送信される信号を受
    信するための、及び前記視覚的イメージを表示するため
    に前記ビデオ・ディスプレイ装置を駆動するビデオ信号
    を前記ビデオ・ディスプレイ装置に配送するためのビデ
    オ受信回路と、 前記コマンド信号を前記コマンド送信回路から受信する
    ための、及び前記視覚的イメージの修正を指示するイメ
    ージ指示信号を前記受信されたコマンド信号から取り出
    すためのコマンド受信回路と、 前記コマンド受信回路及び前記ビデオ受信回路に接続さ
    れ、 (a)前記イメージ指示信号を受信するための、 (b)前記視覚的イメージ上に重畳するようにカーソル
    ・イメージ信号を発生するための、 (c)ユーザによる前記遠隔制御装置の操作によって指
    示されるように前記視覚的イメージを修正するためのコ
    マンド・プロセッサ回路と、 を含むインテリジェント・テレビジョン受像機。
  36. 【請求項36】前記カーソル・イメージ信号は、前記入
    力装置の操作が前記表示されたカーソルを前記視覚的イ
    メージの種々の領域に移動させる時、前記表示されたカ
    ーソルの視覚特性を変更することを特徴とする請求項3
    5に記載のインテリジェント・テレビジョン受像機。
  37. 【請求項37】前記ディスプレイ・コントローラは、ユ
    ーザが前記視覚的イメージの更なる修正を選択するメニ
    ュー表示を前記視覚的イメージの一部分上に表示するこ
    とによって前記視覚的イメージを修正することを特徴と
    する請求項35に記載のインテリジェント・テレビジョ
    ン受像機。
  38. 【請求項38】前記ディスプレイ・コントローラは、前
    記視覚的イメージの可能な更なる修正がタイル表示ウイ
    ンドウとして表示されるプルダウン・メニュー表示を発
    生することを特徴とする請求項37に記載のインテリジ
    ェント・テレビジョン受像機。
  39. 【請求項39】前記ディスプレイ・コントローラは、前
    記視覚的イメージの可能な更なる修正が重畳ウインドウ
    として表示されるプルダウン・メニュー表示を発生する
    ことを特徴とする請求項37に記載のインテリジェント
    ・テレビジョン受像機。
  40. 【請求項40】前記ディスプレイ・コントローラは、前
    記視覚的イメージの可能な更なる修正がカスケード・ウ
    インドウとして表示されるプルダウン・メニュー表示を
    発生することを特徴とする請求項37に記載のインテリ
    ジェント・テレビジョン受像機。
  41. 【請求項41】前記メニュー表示は従来のテレビジョン
    受像機における遠隔制御機能として与えられた機能的制
    御に類似することを特徴とする請求項37に記載のイン
    テリジェント・テレビジョン受像機。
  42. 【請求項42】前記メニュー表示は従来のビデオ・カセ
    ット・レコーダ/プレーヤにおける遠隔制御機能として
    与えられた機能的制御に類似することを特徴とする請求
    項37に記載のインテリジェント・テレビジョン受像
    機。
  43. 【請求項43】前記メニュー表示はユーザによる対話的
    な機能の修正及び機能的制御を可能にすることを特徴と
    する請求項37に記載のインテリジェント・テレビジョ
    ン受像機。
  44. 【請求項44】前記メニュー表示はアイコンを実施する
    ことを特徴とする請求項37に記載のインテリジェント
    ・テレビジョン受像機。
  45. 【請求項45】前記メニュー表示は文字ストリングを実
    施することを特徴とする請求項37に記載のインテリジ
    ェント・テレビジョン受像機。
  46. 【請求項46】前記ビデオ・ディスプレイ装置は所定の
    スクリーン領域を有すること、及び前記ディスプレイ・
    コントローラ及び前記ビデオ受信回路は実質的に前記ス
    クリーン領域全体を占めるフル・モーション・ビデオ視
    覚的イメージと前記スクリーン領域の小さい部分を占め
    且つ前記フル・モーション・ビデオ視覚的イメージに重
    畳するメニュー表示とを表示するように協同することを
    特徴とする請求項35に記載のインテリジェント・テレ
    ビジョン受像機。
  47. 【請求項47】前記メニュー表示は従来のテレビジョン
    受像機における遠隔制御機能として与えられた機能的制
    御に類似することを特徴とする請求項46に記載のイン
    テリジェント・テレビジョン受像機。
  48. 【請求項48】前記メニュー表示は従来のビデオ・カセ
    ット・レコーダ/プレーヤにおける遠隔制御機能として
    与えられた機能的制御に類似することを特徴とする請求
    項46に記載のインテリジェント・テレビジョン受像
    機。
  49. 【請求項49】前記メニュー表示はユーザによる対話的
    な機能の修正及び機能的制御を可能にすることを特徴と
    する請求項46に記載のインテリジェント・テレビジョ
    ン受像機。
  50. 【請求項50】前記メニュー表示はアイコンを実施する
    ことを特徴とする請求項46に記載のインテリジェント
    ・テレビジョン受像機。
  51. 【請求項51】前記メニュー表示は文字ストリングを実
    施することを特徴とする請求項46に記載のインテリジ
    ェント・テレビジョン受像機。
  52. 【請求項52】前記ビデオ・ディスプレイ装置は所定の
    スクリーン領域を有すること、及び前記ディスプレイ・
    コントローラ及び前記ビデオ受信回路は前記スクリーン
    領域の小さい部分を占めるフル・モーション・ビデオ視
    覚的イメージ及び前記スクリーン領域の主要部分を占め
    るメニュー表示を表示するように協同することを特徴と
    する請求項35に記載のインテリジェント・テレビジョ
    ン受像機。
  53. 【請求項53】前記メニュー表示は従来のテレビジョン
    受像機における遠隔制御機能として与えられた機能的制
    御に類似することを特徴とする請求項52に記載のイン
    テリジェント・テレビジョン受像機。
  54. 【請求項54】前記メニュー表示は従来のビデオ・カセ
    ット・レコーダ/プレーヤにおける遠隔制御機能として
    与えられた機能的制御に類似することを特徴とする請求
    項52に記載のインテリジェント・テレビジョン受像
    機。
  55. 【請求項55】前記メニュー表示はユーザによる対話的
    な機能の修正及び機能的制御を可能にすることを特徴と
    する請求項52に記載のインテリジェント・テレビジョ
    ン受像機。
  56. 【請求項56】前記メニュー表示はアイコンを実施する
    ことを特徴とする請求項52に記載のインテリジェント
    ・テレビジョン受像機。
  57. 【請求項57】前記メニュー表示は文字ストリングを実
    施することを特徴とする請求項52に記載のインテリジ
    ェント・テレビジョン受像機。
  58. 【請求項58】テレビジョン・ビデオ・ディスプレイ装
    置を使用してユーザに視覚的イメージを表示する方法に
    して、 ユーザによる直接感知の範囲外である周波数で送信され
    た第1信号を受信するステップと、 テレビジョン・ビデオ・ディスプレイ装置を駆動するビ
    デオ信号を前記テレビジョン・ビデオ・ディスプレイ装
    置に配送して視覚的イメージを表示させるステップと、 前記テレビジョン・ビデオ・ディスプレイ装置から離れ
    ていて且つユーザにより操作可能である手で接触可能な
    入力装置でもって、表示された視覚的イメージの所望の
    修正を表すコマンド信号を発生し、該発生されたコマン
    ド信号をコマンド送信機に配送するステップと、 ユーザによる入力装置の操作に対する所定の方法で調整
    されたコマンド信号を前記コマンド送信機から且つユー
    ザによる直接感知の範囲外である周波数で送信するステ
    ップと、 前記コマンド送信機からコマンド信号を受信し、視覚的
    イメージの修正を指示するイメージ指示信号を前記受信
    されたコマンド信号から取り出すステップと、 表示された視覚的イメージ上に重畳するためのカーソル
    ・イメージ信号を発生するステップと、 前記イメージ指示信号及びカーソルイメージ信号を受信
    し、表示された視覚的イメージのうちの選択された部分
    上にカーソル・イメージを重畳するために及びコマンド
    の選択を通したユーザによる視覚的イメージの修正を容
    易にするためにユーザによる遠隔制御装置の操作によっ
    て指示されたように視覚イメージを修正するステップ
    と、 を含む方法。
  59. 【請求項59】前記第1信号は視覚的イメージを定義す
    るアナログ情報を搬送することを特徴とする請求項58
    に記載の方法。
  60. 【請求項60】前記第1信号は視覚的イメージを定義す
    るディジタル的コード化情報を搬送することを特徴とす
    る請求項58に記載の方法。
  61. 【請求項61】前記第1信号は視覚的イメージを定義す
    る圧縮されたディジタル的コード化情報を搬送すること
    を特徴とする請求項58に記載の方法。
  62. 【請求項62】前記第1信号は放送通信によって送信さ
    れることを特徴とする請求項58に記載の方法。
  63. 【請求項63】前記第1信号はケーブル通信によって送
    信されることを特徴とする請求項58に記載の方法。
  64. 【請求項64】前記第1信号は衛星通信によって送信さ
    れることを特徴とする請求項58に記載の方法。
  65. 【請求項65】前記第1信号は通信ネットワークを通し
    て送信されることを特徴とする請求項58に記載の方
    法。
  66. 【請求項66】前記第1信号はビデオ記録からの出力と
    して取り出されることを特徴とする請求項58に記載の
    方法。
  67. 【請求項67】前記第1信号は磁気テープ・ビデオ記録
    からの出力として取り出されることを特徴とする請求項
    66に記載の方法。
  68. 【請求項68】前記第1信号は光ディスク・ビデオ記録
    からの出力として取り出されることを特徴とする請求項
    66に記載の方法。
  69. 【請求項69】送信によって受信された信号を前記第1
    信号として配送するステップ又はビデオ記録からの出力
    として取り出された信号を前記第1信号として配送する
    ステップを選択するステップ、及び受信された信号を送
    信によるものとして記録するステップを含むことを特徴
    とする請求項58に記載の方法。
  70. 【請求項70】前記コマンド信号を発生するステップは
    ウィグル・スティックを操作するステップを含むことを
    特徴とする請求項58に記載の方法。
  71. 【請求項71】前記コマンド信号を発生するステップは
    ウォブル・プレートを操作するステップを含むことを特
    徴とする請求項58に記載の方法。
  72. 【請求項72】前記コマンド信号を発生するステップは
    トラック・ボールを操作するステップを含むことを特徴
    とする請求項58に記載の方法。
  73. 【請求項73】前記コマンド信号を発生するステップは
    慣性マウスを操作するステップを含むことを特徴とする
    請求項58に記載の方法。
  74. 【請求項74】前記コマンド信号を送信するステップは
    赤外線放射によってコマンド信号を送信するステップを
    含むことを特徴とする請求項58に記載の方法。
  75. 【請求項75】前記コマンド信号を送信するステップは
    超音波によってコマンド信号を送信するステップを含む
    ことを特徴とする請求項58に記載の方法。
  76. 【請求項76】前記コマンド信号を送信するステップは
    無線周波数によってコマンド信号を送信するステップを
    含むことを特徴とする請求項58に記載の方法。
  77. 【請求項77】前記コマンド信号を送信するステップは
    細長い可撓性導体を通してコマンド信号を送信するステ
    ップを含むことを特徴とする請求項58に記載の方法。
  78. 【請求項78】ユーザによる遠隔制御装置の操作から生
    じるコマンドをバック・チャネル通信装置を通して遠隔
    ロケーションにコミュニケートするステップを含むこと
    を特徴とする請求項58に記載の方法。
  79. 【請求項79】前記バック・チャネル通信装置を通して
    遠隔ロケーションにコミュニケートするステップは通信
    モデムを通してコミュニケートするステップを含むこと
    を特徴とする請求項78に記載の方法。
  80. 【請求項80】前記バック・チャネル通信装置を通して
    遠隔ロケーションにコミュニケートするステップはケー
    ブル・モデムを通してコミュニケートするステップを含
    むことを特徴とする請求項78に記載の方法。
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