JPH0726176Y2 - 車両の暖房装置 - Google Patents

車両の暖房装置

Info

Publication number
JPH0726176Y2
JPH0726176Y2 JP11423788U JP11423788U JPH0726176Y2 JP H0726176 Y2 JPH0726176 Y2 JP H0726176Y2 JP 11423788 U JP11423788 U JP 11423788U JP 11423788 U JP11423788 U JP 11423788U JP H0726176 Y2 JPH0726176 Y2 JP H0726176Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
intake
intake door
air
heater core
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP11423788U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0234303U (ja
Inventor
勝良 駒崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by UD Trucks Corp filed Critical UD Trucks Corp
Priority to JP11423788U priority Critical patent/JPH0726176Y2/ja
Publication of JPH0234303U publication Critical patent/JPH0234303U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0726176Y2 publication Critical patent/JPH0726176Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車両の暖房装置に係り、詳しくは寒冷時に於
けるインテークユニット内のインテークドアの凍結を防
止した考案に関する。
〔従来の技術〕
一般に、車両の暖房装置は、第4図に示すように基盤1
上に軸支された切換レバー3の回動操作により、インテ
ークユニット(ブロアユニット)5内のインテークドア
7を開閉して外気取入口9又は内気循環口11を選択し、
第5図に示すように空気Aをファン装置13で取り込んだ
後、ヒータユニット15のヒータコア17に導くようになっ
ている。
そして、ヒータコア17によって暖められた暖気Bをデフ
ロスタ19からフロントウインドガラスに吹き出させた
り、ヒータ吹出口21からフロアダクト23に導入してその
吹出口25から座席の足元に吹き出させたりしている。
その他、第4図に於て、符号29は内外気切換用ケーブ
ル、又、第5図中、符号31はベンチレータ吹出口、Cは
ヒータコア17に流出入する温水を示す。
〔考案が解決しようとする課題〕
然し乍ら、特にキャブオーバ型トラックのようにフロン
トパネルと外気取入口が近接する車両にあっては、降雪
時に外気導入状態で暖房を行なうと、第4図に示すよう
に走行中に空気と共に飛んで来た軽い雪Sが外気取入口
から入り込んでインテークドア上に堆積し、そして、こ
の雪Sが走行中に凍結してインテークドア7が内気循環
口11を塞いだ状態でインテークユニット5に凍結してし
まうことが多く、斯かる状態でインテークドアの切換レ
バーを操作すると、切換レバーや内外気切換用ケーブル
等の破損に繋がる虞があった。
尚、実開昭55−104505号公報には、ヒータコアから出る
空気の一部を戻し通路によってヒータコアに再度供給す
ることにより、ヒータコアから吹き出す風の温度を更に
高めるようにした考案が開示されているが、斯かる考案
は何ら上記不具合を解消し得るものではなかった。
本考案は斯かる実情に鑑み案出されたもので、寒冷時に
於けるインテークユニット内のインテークドアの凍結を
防止した車両の暖房装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
斯かる目的を達成するために、本考案は、インテークユ
ニット内のインテークドアの切り換えによって取り入れ
た内外気を、ファン装置によってヒータユニットのヒー
タコアに強制的に送ってなる車両の暖房装置に於て、上
記インテークドアの近傍に、ヒータコアで暖められた空
気の一部を当該インテークドアに吹き出す吹出口を設け
たものである。
〔作用〕
本考案によれば、走行中に雪が外気取入口から入り込ん
でインテークドア上に堆積しても、ヒータコアからの暖
気がインテークドアに吹き出して、インテークドア上の
雪の凍結を防止する。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図乃至第3図に基づき詳
細に説明する。尚、考案部分を除く構成については第4
図のものと同様の構成とされているため、ここではそれ
らについての説明は省略し、専ら考案部分について説明
する。又、上記従来例と同一のものには同一符号を付し
て表示する。
第1図に於て、符号33は上記フロアダクト23と同様、ヒ
ータユニット15のヒータ吹出口21から暖気Bを導入する
フロアダクトで、当該フロアダクト33の側部には、第2
図及び第3図に示すように上記吹出口25と同じく前席の
足元に暖気Bを吹き出せる吹出口35が設けられている。
而して、本実施例に係るフロアダクト33は上記吹出口35
に加え、第1図に示すように外気導入状態で暖房を行な
っている際に、ヒータコア17で暖められた暖気Bの一部
を上記インテークドア7の裏面7aに吹き出させる吹出口
37をその上部に設けたものである。
本実施例はこのように構成されているから、第1図の如
く積雪時に外気導入状態で暖房を行なっている際に、雪
Sが外気取入口9から入り込んでインテークドア7上に
堆積しても、暖気Bがインテークドア7に吹き出してイ
ンテークドア7上の雪Sの凍結を防止する。
従って、本実施例によれば、走行時にインテークドア7
が内気循環口11を塞いだ状態でインテークユニット5に
凍結してしまうことがなくなり、その結果、インテーク
ドア7の切換レバー3を操作しても切換レバー3や内外
気切換用ケーブル29等が破損することがなくなった。
然も、本実施例は、インテークドア5が内気循環口11を
塞いだ状態でその裏面7aに暖気Bを当てるものであるか
ら、暖気Bを外部に放出せず暖房のロスがない。
尚、上記実施例はフロアダクトを用いて暖気をインテー
クドアに吹き出させたが、斯かる構造に代えて他の手段
を用いてもよいことは勿論である。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案は、インテークユニット内の
インテークドアの切り換えによって取り入れた内外気
を、ファン装置によってヒータユニットのヒータコアに
強制的に送ってなる車両の暖房装置に於て、上記インテ
ークドアの近傍に、ヒータコアで暖められた空気の一部
を当該インテークドアに吹き出す吹出口を設けたもであ
るから、走行中に雪が外気取入口から入り込んでインテ
ークドア上に堆積しても、ヒータコアからの暖気がイン
テークドアに吹き出して、インテークドア上の雪の凍結
を防止する。
従って、本考案によれば、走行時にインテークドアがイ
ンテークユニットに凍結してしまうことがなくなり、そ
の結果、インテークドアの切換レバーを操作しても切換
レバーや内外気切換用ケーブル等が破損することがなく
なった。然も、本考案は暖気を外部に放出するものでは
ないため、暖房のロスもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る暖房装置の要部断面
図、第2図は上記実施例に係る暖房装置の要部正面斜視
図、第3図は上記実施例の要部正面図、第4図は従来の
暖房装置の要部断面図及び操作部の斜視図、第5図は暖
房装置の構造概略図である。 5……インテークユニット 7……インテークドア 9……外気取入口 11……内気循環口 13……ファン装置 33……フロアダクト 35,37……吹出口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】インテークユニット内のインテークドアの
    切り換えによって取り入れた内外気を、ファン装置によ
    ってヒータユニットのヒータコアに強制的に送ってなる
    車両の暖房装置に於て、上記インテークドアの近傍に、
    ヒータコアで暖められた空気の一部を当該インテークド
    アに吹き出す吹出口を設けたことを特徴とする車両の暖
    房装置。
JP11423788U 1988-08-31 1988-08-31 車両の暖房装置 Expired - Lifetime JPH0726176Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11423788U JPH0726176Y2 (ja) 1988-08-31 1988-08-31 車両の暖房装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11423788U JPH0726176Y2 (ja) 1988-08-31 1988-08-31 車両の暖房装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0234303U JPH0234303U (ja) 1990-03-05
JPH0726176Y2 true JPH0726176Y2 (ja) 1995-06-14

Family

ID=31354802

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11423788U Expired - Lifetime JPH0726176Y2 (ja) 1988-08-31 1988-08-31 車両の暖房装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0726176Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0234303U (ja) 1990-03-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0726176Y2 (ja) 車両の暖房装置
US11465465B2 (en) Air ventilation device of vehicle and method for controlling the same
JPS6123457Y2 (ja)
JP3726370B2 (ja) バス車両用換気システム
JPH0127451Y2 (ja)
JPS6336859Y2 (ja)
JPS5940916A (ja) 自動車用暖房装置における初期暖房装置
JP3037005U (ja) 自動車用室内換気装置
JPS5821766Y2 (ja) 自動車用空気調和装置
JPH0127930Y2 (ja)
JPS6123458Y2 (ja)
JP2505062Y2 (ja) バス用空調機構
JPH10119555A (ja) 自動車用室内換気装置
JP2512838Y2 (ja) バス用空調装置
JPS6227451Y2 (ja)
KR200147204Y1 (ko) 자동차용 물통구조
JP3975845B2 (ja) 空調装置
JPS6127772Y2 (ja)
JPS5934489Y2 (ja) 車両用暖房装置
JPH057841Y2 (ja)
JPH0439049Y2 (ja)
JPS623285Y2 (ja)
JPS61218416A (ja) 自動車用暖房装置
JPH0466353A (ja) フロントガラスデフロスタ
JP2606058Y2 (ja) 車両用換気装置